JPH06109961A - 露光間ズーム制御装置 - Google Patents

露光間ズーム制御装置

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JPH06109961A
JPH06109961A JP28090792A JP28090792A JPH06109961A JP H06109961 A JPH06109961 A JP H06109961A JP 28090792 A JP28090792 A JP 28090792A JP 28090792 A JP28090792 A JP 28090792A JP H06109961 A JPH06109961 A JP H06109961A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
zoom
zooming
motor
elapsed
Prior art date
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Pending
Application number
JP28090792A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Osawa
裕 大澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP28090792A priority Critical patent/JPH06109961A/ja
Publication of JPH06109961A publication Critical patent/JPH06109961A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャッタースピードが比較的速い場合であっ
ても、十分な露光間ズームの効果を得る。 【構成】 レリーズスイッチがオンされると、露光間ズ
ームを実行すべき場合には、ズームモータが駆動開始さ
れて(符号C)ズーミングが開始される。次いで、レリ
ーズスイッチがオンされてから60ms経過すると(符
号B)シャッターが開放される(符号I)。シャッター
が開放されてから、シャッター開放時間TV の1/2が
経過した時点でズーミングが停止され(符号K)、その
後シャッターが閉じられる(符号J)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シャッタを開放してい
る間にズーミングする、いわゆる露光間ズームを制御す
るための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、シャッタが開放された時か
らシャッタ開放時間の1/2の時間が経過した時点でズ
ームモータを駆動開始させ、シャッタが閉じられると同
時にズームモータを停止させるようにした露光間ズーム
制御装置を既に提案している(特願平3−218146
号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでズームモータ
の回転数が所望の回転数に立ち上がるには駆動開始信号
が発せられてから例えば数msから10数msの遅れが
存在する。このため、露光間ズームを実行する場合であ
って比較的シャッタスピードの速い場合には、シャッタ
が閉じられる直前に、ズームモータの回転数が所望の回
転数に立ち上がってズーミングが開始されることとなっ
てしまい、この結果、露光間ズームの効果が十分に得ら
れないという問題があった。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑み、シャ
ッタースピードが比較的速い場合であっても、十分な露
光間ズームの効果を得ることができる露光間ズーム制御
装置を得にことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る露光間ズー
ム制御装置は、ズームレンズをズーミング駆動させるズ
ームモータと、シャッタを開放する前にズームモータを
駆動開始させるとともにシャッタの開放中にズームモー
タを停止させるズームモータ制御手段とを備えたことを
特徴としている。
【0006】
【実施例】以下図示実施例により、本発明を説明する。
図1は本発明の一実施例を適用したカメラの制御回路を
示す。この制御回路は、カメラ全体の制御を行うマイク
ロコンピュータ(CPU)10と、測光等の制御を行う
マイクロコンピュータ(DPU)20と、表示等の制御
を行うマイクロコンピュータ(IPU)30と、撮影レ
ンズの制御等を行うマイクロコンピュータ(レンズCP
U)40とを備える。これらのうちレンズCPU40の
みが撮影レンズに設けられ、他はカメラ本体内に設けら
れる。
【0007】CPU10は種々のシーケンス制御、AF
動作、露出演算等を行う。このためCPU10には、絞
り込み動作に同期したパルスを発生するEE回路11
と、測光スイッチ、レリーズスイッチ等の各種スイッチ
からの信号を入力するためのスイッチ回路12と、モー
タ駆動回路13、14とが接続される。モータ駆動回路
13はメカチャージモータ15を駆動するため、またモ
ータ駆動回路14は、フィルムの巻き上げ(ワインド)
モータ16と、AFモータ17を駆動するためのもので
ある。またCPU10には、フィルム枚数、各種補正値
等の情報を記憶するE2 PROM18と、シャッタを電
気的に保持するため、あるいはミラーの係止状態を解除
するための複数のマグネット19がそれぞれ接続され
る。
【0008】DPU20には、測距センサであるCCD
21と、被写体の輝度に応じた電圧信号を出力する測光
IC22とが接続され、DPU20は測光動作を行うと
ともに、CCD21のインターフェースとして作用す
る。またDPU20とCPU10には、ファインダー内
において種々の情報を表示する表示装置(LED)23
が接続される。
【0009】IPU30には、カメラボディの外部にお
いて種々の情報を表示する表示装置(LCD)31と、
フラッシュ回路32とが接続される。
【0010】レンズCPU40はカメラ本体側のCPU
10に接続され、このCPU10との間において各種レ
ンズの情報データの授受を行い、またこのデータに基づ
いて種々の演算を行う。レンズCPU40には、モータ
駆動回路41とスイッチ回路42が接続される。モータ
駆動回路41は、ズームモータ43を駆動制御して撮影
レンズを電気的にズーミング駆動し、スイッチ回路42
は、パワーズームとマニュアルズーム間のモード切り換
え等の制御を行うために設けられる。
【0011】次に、図2〜図4を参照して本発明の第1
の実施例の露光間ズームについて説明する。
【0012】図2および図3はシャッタレリーズ動作の
プログラムを示すフローチャート、図4はシャッタレリ
ーズのシーケンスを示すタイミングチャートである。
【0013】図2および図3に示されるシャッタレリー
ズ動作プログラムは、レリーズスイッチがオンされる
(図4の符号A)ことにより開始する。ステップ101
では60msタイマーが始動される。このタイマーは、
絞り込み制御をするためのスライド板が開放絞り位置か
ら最小絞り位置まで移動する時間(図4の符号B)を定
めるものである。次いでステップ102では露光間ズー
ムモードか否か判定され、ステップ103ではシャッタ
スピードが低速か否か、例えばシャッタスピードが1/
30secよりも遅いか否か判定される。ステップ10
2およびステップ103の両方とも肯定判定されると、
ステップ104に進みズームモータが駆動開始されてズ
ーミングが開始される(図4の符号C)。一方、ステッ
プ102およびステップ103のうちいずれか一方でも
否定判定された場合には、ステップ104はスキップさ
れて露光間ズームは実行されない。
【0014】ステップ105では、シャッタマグネット
(1stMg、2ndMg)がオンされて(図4の符号
D)、シャッタが閉じた状態で保持されるとともに、レ
リーズマグネット(レリーズMg)がオンされて(図4
の符号E)、ミラーの係止状態が解除される。
【0015】ステップ106では、ミラーアップが開始
される(図4の符号F)とともに、絞り込み動作が開始
される。この絞り込み動作において、ステップ107で
はEE回路11(図1)が始動してEEパルス(図4の
符号G)のカウントが開始せしめられる。このEEパル
スは絞り込み動作に応じて出力され、EEパルス数が所
定値に達した時、ステップ108においてEEマグネッ
ト(EEMg)が5msの間、通電される(図4の符号
H)。これにより、スライド板すなわち絞りが所定の位
置で停止し、絞り値が決定される。
【0016】ステップ109では、ステップ101のタ
イマースタートから60msが経過したか否かが判別さ
れ、60ms経過すると、ステップ110においてシャ
ッタマグネット(1stMg)がオフされて(図4の符
号1D)先幕が走行する(図4の符号I)。次いでステ
ップ111では、シャッタスピードが低速か否か(すな
わち、例えば1/30secよりも遅いか否か)再び判
定される。シャッタスピードが低速でない場合、露光間
ズームは実行されずステップ112に進み、設定された
シャッタ開放時間が経過したか否か判定される。設定さ
れたシャッタ開放時間が経過したと判断されると、ステ
ップ113においてシャッタマグネット(2ndMg)
がオフされ(図4の符号2D)、後幕が走行する(図4
の符号J)。ステップ114において後幕の走行が完了
したと判断されると、図示しないフィルムワインド処理
のプログラムに移行する。
【0017】一方、ステップ111でシャッタスピード
が低速であると判定された場合には、ステップ115に
進み露光間ズームモードか否か判定される。露光間ズー
ムモードであると判定されると、ステップ116に進み
シャッタが開放された時から1/2TV が経過したか否
か判定される。ここでTV はシャッタ開放時間である。
シャッタが開放された時から1/2TV が経過しない間
はステップ117がスキップされてズーミングは停止さ
れないが、シャッタが開放された時から1/2TV が経
過するとステップ117に進み、ズームモータが停止さ
れて(図4の符号K)ズーミングが停止される。すなわ
ち、ズーミングはシャッタが開放している時間の前半に
行われる。ステップ115で露光間ズームモードでない
と判定されると、ステップ116およびステップ117
はスキップされる。
【0018】ステップ118ではメインスイッチがオン
されているか否か判定される。メインスイッチがオフさ
れていれば、シャッタ開放時間が経過したか否かにかか
わらず、ステップ113に進み後幕が走行せしめられ
る。すなわち、この処理の途中においてメインスイッチ
がオフされた時、撮影動作は強制的に停止する。一方、
メインスイッチがオンであれば、ステップ119に進
み、設定されたシャッタ開放時間が経過したか否か判定
される。シャッタ開放時間が経過していないと判定され
た場合にはステップ115に戻る。一方、シャッタ開放
時間が経過したと判定されると、ステップ113に進み
後幕が走行せしめられる。
【0019】以上のように本実施例では、シャッタが開
放される前にズームモータを駆動開始させることによ
り、シャッタ開放開始にはズームモータの回転数を所望
の大きさまで高めるようにし、またシャッタが開放され
た時から1/2TV が経過した時点でズームモータを停
止させるようにしている。したがって、シャッタスピー
ドが比較的速い場合であっても、十分な露光間ズームの
効果を得ることができる。
【0020】次に、図5を参照して本発明の第2の実施
例の露光間ズームについて説明する。
【0021】図5はシャッタレリーズ動作のプログラム
を示すフローチャートであって図2に対応しており、図
2のフローチャートと同様のステップについては同一の
ステップ記号を付して説明を省略する。
【0022】図5を参照すると、まずステップ121
で、50msタイマーおよび60msタイマーが始動さ
れる。次いでステップ105〜ステップ108で図2の
フローチャートと同様のステップが実行される。ステッ
プ122では、ステップ121のタイマースタートから
50msが経過したか否かが判別され、50ms経過す
ると、ステップ102〜ステップ104に進み、露光間
ズームモードかつ低速シャッタのときにズーミングが開
始される。すなわち、レリーズスイッチがオンされてか
ら50ms経過した時点でズーミングモータの駆動が開
始される。次いでステップ109で、ステップ121の
タイマースタートから60msが経過したか否かが判別
され、60ms経過すると、図3のステップ110以下
に進み、シャッタの開閉が実行される。
【0023】本実施例では、図4において想像線Lで示
すように、レリーズスイッチがオンされてから50ms
経過した時点でズーミングモータの駆動が開始され、ズ
ーミングモータが駆動されてから10ms後にシャッタ
が開放されるが、シャッタ開放時において、想像線Mで
示すように、ズーミングモータの回転数は所望の大きさ
まで立ち上がっている。
【0024】したがって、本実施例においても第1の実
施例と同様の効果を得ることができる。また、シャッタ
が開放される直前にズーミングモータを駆動させるよう
にしているために、ズーミングモータの駆動時間を短縮
することができ、これによって消費電力を低減すること
ができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シャッタ
スピードが比較的速い場合であっても、十分な露光間ズ
ームの効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る露光間ズーム制御装置
を有するカメラの回路構成を示すブロック図である。
【図2】シャッタレリーズ動作のプログラムを示す第1
の実施例のフローチャートである。
【図3】シャッタレリーズ動作のプログラムを示す第1
の実施例のフローチャートである。
【図4】シャッタレリーズのシーケンスを示すタイミン
グチャートである。
【図5】シャッタレリーズ動作のプログラムを示す第2
の実施例のフローチャートである。
【符号の説明】
41 モータ駆動回路 43 ズームモータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ズームレンズをズーミング駆動させるズ
    ームモータと、シャッターを開放する前に前記ズームモ
    ータを駆動開始させるとともに前記シャッターの開放中
    に前記ズームモータを停止させるズームモータ制御手段
    とを備えたことを特徴とする露光間ズーム制御装置。
JP28090792A 1992-09-25 1992-09-25 露光間ズーム制御装置 Pending JPH06109961A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28090792A JPH06109961A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 露光間ズーム制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28090792A JPH06109961A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 露光間ズーム制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06109961A true JPH06109961A (ja) 1994-04-22

Family

ID=17631609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28090792A Pending JPH06109961A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 露光間ズーム制御装置

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JP (1) JPH06109961A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010152071A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Canon Inc 撮像装置、撮像装置の制御方法、撮像装置の制御プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010152071A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Canon Inc 撮像装置、撮像装置の制御方法、撮像装置の制御プログラム

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