JPH10140946A - 合成樹脂製引違い窓 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成樹脂製窓枠と合成樹脂製内障子・外障子
との間を確実に気密・水密できるようにする。 【解決手段】 合成樹脂製内障子、外障子５，６の合成
樹脂製召合せ框１２を框本体１５と框アタッチメント２
０より構成する。この框アタッチメント２０に召合せシ
ール材４３を設けて召合せ部を気密・水密する。合成樹
脂製外障子６の框アタッチメント２０に上部シール部材
４５と下部シール部材５０を取付けて召合せ上部と合成
樹脂製上枠との間及び召合せ下部と合成樹脂製下枠との
間をそれで気密・水密する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂製窓枠に
合成樹脂製内障子と合成樹脂製外障子を面内方向に移動
自在に取付け、窓枠と障子との間を気密・水密した合成
樹脂製引違い窓に関する。

【０００２】

【従来の技術】合成樹脂製引違い窓においては窓枠側又
は障子側にシール材を設けて窓枠と障子との間を気密・
水密している。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の合成樹脂製引違
い窓においては召合せ部の気密・水密につていは十分に
考慮がなされておらず気密・水密性が悪いものであっ
た。

【０００４】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした合成樹脂製引違い窓を提供することを目的と
する。

【０００５】

【課題を解決するための手段】第１の発明は合成樹脂製
窓枠を構成する合成樹脂製上枠、合成樹脂製下枠、合成
樹脂製縦枠の内面における見込み方向中間に内向突起部
をそれぞれ設け、合成樹脂製内障子、合成樹脂製外障子
の合成樹脂製召合せ框を、合成樹脂製上框、合成樹脂製
下框、合成樹脂製戸当り框と同一見込み寸法の框本体と
框アタッチメントより形成し、この框アタッチメントに
召合せシール材を設けて召合せ部を気密・水密し、前記
各内向突起部に上横シール材、下横シール材、縦シール
材を四周連続して装着して合成樹脂製内障子、合成樹脂
製外障子と各内向突起部との間を気密・水密し、前記合
成樹脂製外障子の框アタッチメントの上部に、その召合
せシール材の上部と合成樹脂製内障子の框本体上部と合
成樹脂製外障子の框本体上部と上横シール材に圧接する
上部シール部材を取付けて召合せ部の上部と合成樹脂製
上枠との間を気密・水密し、前記合成樹脂製外障子の框
アタッチメントの下部に、その召合せシール材の下部と
合成樹脂製内障子の框本体下部と合成樹脂製外障子の框
本体下部と下横シール材に圧接する下部シール部材を取
付けて召合せ部の下部を合成樹脂製下枠との間を気密・
水密したことを特徴とする合成樹脂製引違い窓である。

【０００６】第２の発明は、合成樹脂製窓枠を構成する
合成樹脂製上枠、合成樹脂製下枠、合成樹脂製縦枠の内
面における見込み方向中間に内向突起部をそれぞれ設
け、合成樹脂製内障子、合成樹脂製外障子の合成樹脂製
召合せ框を、合成樹脂製上框、合成樹脂製下框、合成樹
脂製戸当り框と同一見込み寸法の框本体と框アタッチメ
ントより形成し、この框アタッチメントに召合せシール
材を設けて召合せ部を気密・水密し、前記合成樹脂製上
框、下框、戸当り框に、内向突起部の室内側面、室外側
面に圧接するシール材を装着して合成樹脂製内障子、合
成樹脂製外障子と各内向突起部との間を気密・水密し、
前記合成樹脂製外障子の框アタッチメントの上部に、そ
の召合せシール材の上部と合成樹脂製内障子の框本体上
部と合成樹脂製外障子の框本体上部とシール材と内向突
起部に圧接する上部シール部材を取付けて召合せ部の上
部と合成樹脂製上枠との間を気密・水密し、前記合成樹
脂製外障子の框アタッチメントの下部に、その召合せシ
ール材の下部と合成樹脂製内障子の框本体下部と合成樹
脂製外障子の框本体下部とシール材と内向突起部に圧接
する下部シール部材を取付けて召合せ部の下部を合成樹
脂製下枠との間を気密・水密したことを特徴とする合成
樹脂製引違い窓である。

【０００７】第１の発明によれば、合成樹脂製窓枠と合
成樹脂製内障子と合成樹脂製外障子との間を確実に気密
・水密できる。

【０００８】また、各内向突起部に上横シール材、下横
シール材、縦シール材を装着し、召合せシール材と上部
シール部材と下部シール部材を設ければ良いから、気密
・水密する構造が簡単となる。

【０００９】また、合成樹脂製召合せ框は框本体と框ア
タッチメントより構成してあるし、その框アタッチメン
トに召合せシール材が設けてあるので、框本体と合成樹
脂製上框、下框、戸当り框を溶着等で連結した後に框ア
タッチメントを取付けて合成樹脂製内障子、合成樹脂製
外障子を組立できる。

【００１０】第２の発明によれば、合成樹脂製窓枠と合
成樹脂製内障子と合成樹脂製外障子との間を確実に気密
・水密できる。

【００１１】また、各合成樹脂製上框、下框、戸当り框
にシール材をそれぞれ装着し、召合せシール材と上部シ
ール部材と下部シール部材を設ければ良いから、気密・
水密する構造が簡単となる。

【００１２】また、合成樹脂製召合せ框は框本体と框ア
タッチメントより構成してあるし、その框アタッチメン
トに召合せシール材が設けてあるので、框本体と合成樹
脂製上框、下框、戸当り框を溶着等で連結した後に框ア
タッチメントを取付けて合成樹脂製内障子、合成樹脂製
外障子を組立できる。

【００１３】

【発明の実施の形態】図１と図２に示すように、合成樹
脂製上枠１と合成樹脂製下枠２と左右の合成樹脂製縦枠
３を方形状に連結して合成樹脂製窓枠４としてある。こ
の合成樹脂製窓枠４の面外方向室内寄りに合成樹脂製内
障子５、面外方向室外寄りに合成樹脂製外障子６が面内
方向に移動自在にそれぞれ装着されて合成樹脂製引違い
窓を構成している。

【００１４】前記合成樹脂製内障子５と合成樹脂製外障
子６は合成樹脂製上框１０と合成樹脂製下框１１と合成
樹脂製召合せ框１２と合成樹脂製戸当り框１３を方形状
に連結し、その内部にガラス１４が取付けてある。

【００１５】前記合成樹脂製上框１０、合成樹脂製下框
１１、合成樹脂製戸当り框１３及び合成樹脂製召合せ框
１２の框本体１５は、中空部１６と外向凹部１７と内向
凹部１８とを有すると共に、見込み方向両側の見付け方
向外部に外向凹条溝１９を有する同一断面形で、同一見
込み寸法、同一見付け寸法となっている。

【００１６】前記合成樹脂製召合せ框１２は框本体１５
と、その外向凹部１７に取付けた框アタッチメント２０
とで構成してある。前記合成樹脂製上框１０以外の框の
中空部１６には補強芯材２１が嵌合して取付けられて補
強している。

【００１７】このようであるから、合成樹脂製上框１０
と合成樹脂製下框１１と合成樹脂製戸当り框１３と召合
せ框１２の框本体１５が同一の形材であるから、形材の
製造が簡単であるし、安価となり、しかも形材種類が少
ないから在庫管理等が容易となる。しかも、図３に示す
ように各端部を４５度に切断して溶着等で強固に連結で
きる。

【００１８】また、合成樹脂製召合せ框１２の框本体１
５の外向凹条溝１９は框アタッチメント２０で閉塞され
るから目視されずに見栄えが良い。

【００１９】前記合成樹脂製上枠１の内面１ａ，合成樹
脂製下枠２の内面２ａ、合成樹脂製縦枠３の内面３ａに
おける見込み方向中間には内向突起部３０が一体的に設
けてある。この各内向突起部３０の凹条溝３１に上横シ
ール材３２、下横シール材３３、縦シール材３４が四周
連続してそれぞれ装着してある。

【００２０】前記合成樹脂製内障子５の上框１０、下框
１１、戸当り框１３における室外側面１０ａ，１１ａ，
１３ａが各シール材に圧接し、合成樹脂製外障子６の上
框１０、下框１１、戸当り框１３における室内側面１０
ｂ，１１ｂ，１３ｂが各シール材に圧接する。

【００２１】前記框アタッチメント２０は見込み方向に
向う第１板４０と見付け方向に向う第２縦４１でほぼＬ
字状としてある。第１板４０に設けた係止片４２が框本
体１５の外向凹部１７に係合されて取付けられる。第２
板４１が框本体１５の室外側面１５ａ，室内側面１５ｂ
に接している。

【００２２】前記框アタッチメント２０の第２板４１は
第１板４０と連続したコ字状部４１ａと直線状部４１ｂ
と直線状部４１ｂに設けたストッパ部４１ｃより成る。
このコ字状部４１ａに召合せシール材４３が一体的に設
けてある。この召合せシール材４３が框本体１５の室内
側面１５ｂ、室外側面１５ａにそれぞれ圧接して召合せ
部を気密・水密している。

【００２３】前記直線状部４１ｂが框本体１５の室内側
面１５ｂ、室外側面１５ａに接して空間部４４を形成し
ている。

【００２４】前記合成樹脂製外障子６の框アタッチメン
ト２０における第２板４１の上下部は切欠きされて第１
板４０よりも短かくしてある。図４、図５に示すように
前記空間部４４の上部には上部シール部材４５が嵌合し
て取付けてある。この上部シール部材４５は嵌合突部４
６を有する本体４７にヒレ片４８を設けてある。

【００２５】図５に示すように、その嵌合突部４６を空
間部４４の上部に嵌合し、本体４７を接着剤又は粘着テ
ープで接着し、気密・水密して取付けてある。このヒレ
片４８が上横シール材３２と召合せシール材４３と框本
体１５の室外側面１５ａ、室内側面１５ｂにそれぞれ圧
接し、召合せ部の上部と合成樹脂製上枠１との間を気密
・水密している。

【００２６】前記空間部４４の下部には図６、図７に示
すように下部シール部材５０が嵌合して取付けてある。
この下部シール部材５０は空間部４４に嵌合する嵌合突
部５１を有する本体５２に一対のヒレ片５３を設けてあ
る。その嵌合突部５１が空間部４４の下部に嵌合し、本
体５２を接着剤又は粘着テープで接着し気密・水密して
取付けてある。

【００２７】一対のヒレ片５３が召合せシール材４３、
下横シール材３３、框本体１５の室外側面１５ａ、室外
側面１５ｂに圧接し、召合せ部の下部と合成樹脂製下枠
２との間を気密・水密している。

【００２８】図８に示すように、框アタッチメント２０
の第２板４１のコ字状部４１ａに凹条溝５５を形成し、
その凹条溝５５に召合せシール材４３を嵌合して取付け
ても良い。

【００２９】次に本発明の第２の実施の形態を説明す
る。図９と図１０に示すように、合成樹脂製上框１０、
合成樹脂製下框１１、合成樹脂製戸当り框１３の外向凹
条溝１９にシール材６０をそれぞれ装着する。このシー
ル材６０を各内向突起部３０にそれぞれ圧接する。

【００３０】前記合成樹脂製内・外障子５，６の合成樹
脂製上框１０に装着したシール材６０は図１１に示すよ
うに合成樹脂製上枠１の内向突起部３０の室内側面３０
ａ、室外側面３０ｂに圧接し、上部シール部材４５のヒ
レ片４８が合成樹脂製外障子６の合成樹脂製上框１０に
装着したシール材６０と内向突起部３０の室外側面３０
ｂ、下端面３０ｃと合成樹脂製内障子５の框本体１５の
室外側面１５ａに圧接する。

【００３１】具体的には図１１、図１２に示すように、
上部シール部材４５の本体４７は横片４７ａと縦片４７
ｂでＬ字状となり、その縦片４７ｂの上端面が斜めとな
ってシール材６０のヒレ部６０ａの下面に圧接する。ヒ
レ片４８の上部寄りはスリット６１を境して長尺ヒレ片
４８ａと短尺ヒレ片４８ｂに分離し、その長尺ヒレ片４
８ａがシール材６０のヒレ部６０ａの下面と内向突起部
３０の室外側面３０ｂに圧接し、短尺ヒレ片４８ｂの上
部が円弧状に湾曲して内向突起部３０の下端面３０ｃに
圧接し、框本体１５の室外側面１５ａに圧接する。

【００３２】前述のようにすると、合成樹脂製内障子５
のシール材６０のヒレ片６０ａと短尺ヒレ片４８ｂが離
隔するので、框本体１５の室外側面１５ａにモヘア状の
補助シール部材６２を接着して取付けてある。この補助
シール部材６２が短尺ヒレ片４８ｂとシール材６０のヒ
レ片６０ａと内向突起部３０の室内側面３０ａに圧接す
る。

【００３３】このようであるから、召合せ部の上部と合
成樹脂製上枠１との間を気密・水密できる。

【００３４】前記合成樹脂製内・外障子５，６の合成樹
脂製下框１１に装着したシール材６０は図１３に示すよ
うに合成樹脂製下枠２の内向突起部３０の室内側面３０
ａ、室外側面３０ｂに圧接し、下部シール部材５０のヒ
レ片５３が合成樹脂製外障子６の合成樹脂製下框１１に
装着したシール材６０と内向突起部３０の室外側面３０
ｂ、上端面３０ｄと合成樹脂製内障子５の框本体１５の
室外側面１５ａに圧接する。

【００３５】具体的には図１３、図１４に示すように、
下部シール部材５０の本体５２は横片５２ａと縦片５２
ｂでＬ字状となり、その縦片５２ｂの下端面が斜めとな
ってシール材６０のヒレ部６０ａの上面に圧接する。ヒ
レ片５３の下部寄りはスリット６３を境して長尺ヒレ片
５３ａと短尺ヒレ片５３ｂに分離し、その長尺ヒレ片５
３ａがシール材６０のヒレ部６０ａの上面と内向突起部
３０の室外側面３０ｂに圧接し、短尺ヒレ片５３ｂの下
部が円弧状に湾曲して内向突起部３０の上端面３０ｄに
圧接し、框本体１５の室外側面１５ａに圧接する。

【００３６】前述のようにすると、合成樹脂製内障子５
のシール材６０のヒレ片６０ａと短尺ヒレ片５３ｂが離
隔するので、框本体１５の室外側面１５ａにモヘア状の
補助シール部材６４を接着して取付けてある。この補助
シール部材６４が短尺ヒレ片５３ｂとシール材６０のヒ
レ片６０ａと内向突起部３０の室内側面３０ａに圧接す
る。

【００３７】このようであるから、召合せ部の下部と合
成樹脂製下枠２との間を気密・水密できる。

【００３８】図１５に示すように、框アタッチメント２
０の第２板４１をコ字状部４１ａのみとし、そのコ字状
部４１ａに凹条溝５５と凹部５６を形成する。凹条溝５
５に召合せシール材４３を装着し、凹部５６と框本体１
５の室内側面１５ｂとで空間部４４を形成してある。

【００３９】下部シール部材５０の本体５２と嵌合突部
５１を空間部４４の見込み寸法と同一厚さの板状として
ある。なお、上部シール部材も同様である。

【００４０】

【発明の効果】第１の発明によれば、合成樹脂製窓枠と
合成樹脂製内障子と合成樹脂製外障子との間を確実に気
密・水密できる。

【００４１】また、各内向突起部に上横シール材、下横
シール材、縦シール材を装着し、召合せシール材と上部
シール部材と下部シール部材を設ければ良いから、気密
・水密する構造が簡単となる。

【００４２】また、合成樹脂製召合せ框は框本体と框ア
タッチメントより構成してあるし、その框アタッチメン
トに召合せシール材が設けてあるので、框本体と合成樹
脂製上框、下框、戸当り框を溶着等で連結した後に框ア
タッチメントを取付けて合成樹脂製内障子、外障子を組
立できる。

【００４３】したがって、合成樹脂製内障子、合成樹脂
製外障子を簡単に強固に組立できる。

【００４４】第２の発明によれば、合成樹脂製窓枠と合
成樹脂製内障子と合成樹脂製外障子との間を確実に気密
・水密できる。

【００４５】また、各合成樹脂製上框、下框、戸当り框
にシール材をそれぞれ装着し、召合せシール材と上部シ
ール部材と下部シール部材を設ければ良いから、気密・
水密する構造が簡単となる。

【００４６】また、合成樹脂製召合せ框は框本体と框ア
タッチメントより構成してあるし、その框アタッチメン
トに召合せシール材が設けてあるので、框本体と合成樹
脂製上框、下框、戸当り框を溶着等で連結した後に框ア
タッチメントを取付けて合成樹脂製内障子、外障子を組
立できる。

【００４７】したがって、合成樹脂製内障子、合成樹脂
製外障子を簡単に強固に組立できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態を示す縦断面図であ
る。

【図２】本発明の第１の実施の形態を示す横断面図であ
る。

【図３】合成樹脂製外障子の斜視図である。

【図４】合成樹脂製外障子上部と上部シール部材の分解
斜視図である。

【図５】召合せ上部の縦断面図である。

【図６】合成樹脂製外障子下部と下部シール部材の分解
斜視図である。

【図７】召合せ下部の縦断面図である。

【図８】框アタッチメントの他の例を示す横断面図であ
る。

【図９】本発明の第２の実施の形態を示す縦断面図であ
る。

【図１０】本発明の第２の実施の形態を示す横断面図で
ある。

【図１１】召合せ上部の縦断面図である。

【図１２】合成樹脂製外障子上部と上部シール部材の分
解斜視図である。

【図１３】召合せ下部の縦断面図である。

【図１４】合成樹脂製外障子下部と下部シール部材の分
解斜視図である。

【図１５】框アタッチメントと下部シール部材の他の例
を示す分解斜視図である。

【符号の説明】

１…合成樹脂製上枠、２…合成樹脂製下枠、３…合成樹
脂製縦枠、４…合成樹脂製窓枠、５…合成樹脂製内障
子、６…合成樹脂製外障子、１０…合成樹脂製上框、１
１…合成樹脂製下框、１２…合成樹脂製召合せ框、１２
…合成樹脂製戸当り框、１５…框本体、２０…框アタッ
チメント、３０…内向突起部、３２…上横シール材、３
３…下横シール材、３４…縦シール材、４０…第１板、
４１…第２板、４３…召合せシール材、４４…空間部、
４５…上部シール部材、４８…ヒレ片、５０…下部シー
ル部材、５３…ヒレ片、６０…シール材、６２…補助シ
ール材、６４…補助シール材。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 合成樹脂製窓枠を構成する合成樹脂製上
   枠、合成樹脂製下枠、合成樹脂製縦枠の内面における見
   込み方向中間に内向突起部をそれぞれ設け、合成樹脂製
   内障子、合成樹脂製外障子の合成樹脂製召合せ框を、合
   成樹脂製上框、合成樹脂製下框、合成樹脂製戸当り框と
   同一見込み寸法の框本体と框アタッチメントより形成
   し、この框アタッチメントに召合せシール材を設けて召
   合せ部を気密・水密し、 前記各内向突起部に上横シール材、下横シール材、縦シ
   ール材を四周連続して装着して合成樹脂製内障子、合成
   樹脂製外障子と各内向突起部との間を気密・水密し、 前記合成樹脂製外障子の框アタッチメントの上部に、そ
   の召合せシール材の上部と合成樹脂製内障子の框本体上
   部と合成樹脂製外障子の框本体上部と上横シール材に圧
   接する上部シール部材を取付けて召合せ部の上部と合成
   樹脂製上枠との間を気密・水密し、 前記合成樹脂製外障子の框アタッチメントの下部に、そ
   の召合せシール材の下部と合成樹脂製内障子の框本体下
   部と合成樹脂製外障子の框本体下部と下横シール材に圧
   接する下部シール部材を取付けて召合せ部の下部を合成
   樹脂製下枠との間を気密・水密したことを特徴とする合
   成樹脂製引違い窓。
2. 【請求項２】 合成樹脂製窓枠を構成する合成樹脂製上
   枠、合成樹脂製下枠、合成樹脂製縦枠の内面における見
   込み方向中間に内向突起部をそれぞれ設け、 合成樹脂製内障子、合成樹脂製外障子の合成樹脂製召合
   せ框を、合成樹脂製上框、合成樹脂製下框、合成樹脂製
   戸当り框と同一見込み寸法の框本体と框アタッチメント
   より形成し、この框アタッチメントに召合せシール材を
   設けて召合せ部を気密・水密し、 前記合成樹脂製上框、下框、戸当り框に、内向突起部の
   室内側面、室外側面に圧接するシール材を装着して合成
   樹脂製内障子、合成樹脂製外障子と各内向突起部との間
   を気密・水密し、 前記合成樹脂製外障子の框アタッチメントの上部に、そ
   の召合せシール材の上部と合成樹脂製内障子の框本体上
   部と合成樹脂製外障子の框本体上部とシール材と内向突
   起部に圧接する上部シール部材を取付けて召合せ部の上
   部と合成樹脂製上枠との間を気密・水密し、 前記合成樹脂製外障子の框アタッチメントの下部に、そ
   の召合せシール材の下部と合成樹脂製内障子の框本体下
   部と合成樹脂製外障子の框本体下部とシール材と内向突
   起部に圧接する下部シール部材を取付けて召合せ部の下
   部を合成樹脂製下枠との間を気密・水密したことを特徴
   とする合成樹脂製引違い窓。