JPH1014087A - テレビ通話装置 - Google Patents

テレビ通話装置

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JPH1014087A
JPH1014087A JP16760196A JP16760196A JPH1014087A JP H1014087 A JPH1014087 A JP H1014087A JP 16760196 A JP16760196 A JP 16760196A JP 16760196 A JP16760196 A JP 16760196A JP H1014087 A JPH1014087 A JP H1014087A
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Yoshitaka Ogawa
小川由高
Masahiro Ono
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Abstract

(57)【要約】 【課題】親機から子機へ通話用の2線を介し直流電源を
供給する場合、2線が短絡され過電流が流れたとき直ち
に、この過電流を遮断し発熱等による各回路の破壊を防
止する。 【解決手段】親機AQ1と2線L1、L2で接続され子機
BQ1から成り、2線が短絡されてリレー駆動回路7で
オンされたリレー接点9を介して直流電源+Bから過電
流が流れたとき電流を遮断し、遮断状態を保持する電流
遮断保持回路11と、2線の短絡が所定時間以上継続し
たときリレー接点をオフするリレー駆動回路へのオフ信
号f2により電流遮断保持回路をリセットするリセット
回路10とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビ通話装置に係
わり、特に親機から子機へ通話用の2線を介し直流電源
を供給する場合、2線が短絡され過電流が流れたとき直
ちに、この過電流を遮断し発熱等による各回路の破壊を
防止できるテレビ通話装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来のテレビ通話装置は図2に示すよう
に、テレビカメラ51、マイク52、スピーカ53、通
話回路54、呼出釦55aが接続された呼出回路55を
備えたカメラ付玄関子機BQ11と、1回目呼出検出回路
56、リレー駆動回路57、リレー駆動回路57に設け
られ切換接点59c、常閉接点59b、常開接点59a
からなる一組の接点59を有するリレー58、短絡保護
回路60、AC100Vを整流し電源+Bの直流電源を
各回路へ供給するスイッチングレギュレータ61、CP
U62を備えたモニター親機AQ11で構成される。
【0003】カメラ付玄関子機BQ11の端子T11と端子
12はラインL11、L12を介してモニター親機AQ11
端子T13と端子T14とそれぞれ接続され、カメラ付玄関
子機BQ11に設けられたテレビカメラ51の出力側は端
子T11と接続されている。通話回路54の入力側はマイ
ク52、出力側はスピーカ53がそれぞれ接続され、通
話回路54のライン側および呼出回路55の出力側は端
子T11と接続されている。
【0004】一端が基準電位点に接続されたコイルBL
11の他端は端子T12と接続されている。モニター親機A
11の端子T14には、一端が基準電位点に接続されたコ
イルAL11の他端が接続され、端子T13には1回目呼出
検出回路56の入力側が接続されている。1回目呼出検
出回路56の出力側はCPU62の制御入力側と接続さ
れ、CPU62の制御出力側はリレー駆動回路57と接
続されている。
【0005】リレー駆動回路57に設けられたリレー5
8の接点59の切換接点59cは端子T13と接続され、
常開接点59aは映像信号阻止用のコイルAL12を介し
て短絡保護回路60の端子60aと接続されている。短
絡保護回路60は電源供給用トランジスタQ11、過電流
検出用トランジスタQ12、過電流値設定用抵抗R21、破
壊防止用抵抗R22を有し、短絡保護回路60の端子60
aは電源供給用トランジスタQ11のコレクタと接続さ
れ、エミッタは過電流値設定用抵抗R21を介して電源+
Bと接続されている。
【0006】電源供給用トランジスタQ11のベースは一
端が基準電位点と接続された破壊防止用抵抗R22の他端
と共に、過電流検出用トランジスタQ12のコレクタと接
続されている。過電流検出用トランジスタQ12のベース
は電源供給用トランジスタQ11のエミッタと接続され、
過電流検出用トランジスタQ12のエミッタは電源+Bと
接続されている。
【0007】このようなテレビ通話装置において、カメ
ラ付玄関子機BQ11とモニター親機AQ11間が正常に接
続されている場合は、モニター親機AQ11の短絡保護回
路60に設けられた電源供給用トランジスタQ11がオン
となり、リレー58の常開接点59aにはスイッチング
レギュレータ61で生成されている電源+Bが短絡保護
回路60を介して供給される。
【0008】ここで、カメラ付玄関子機BQ11に設けら
れた呼出釦55aを押下すると、呼出回路55が動作
し、ラインL11、L12間の電圧が降下する。ライン
11、L12間の電圧が降下すると、モニター親機AQ11
の1回目呼出検出回路56が動作し、CPU62に呼出
釦55aが押下されたことを知らせる。CPU62はこ
れにより制御出力側をHレベルとしてリレー駆動回路5
7を制御し、リレー58を動作させる。
【0009】リレー58が動作すると、接点59の切換
接点59cと常開接点59aが閉成され、ラインL11
過電流値設定用抵抗R21、オンとなっている電源供給用
トランジスタQ11を介して電源+Bを供給する。ライン
11へ電源+Bが供給されると、カメラ付玄関子機BQ
11のテレビカメラ51が動作し、来訪者の映像を撮像す
る。
【0010】テレビカメラ51が動作しているとき、再
度呼出釦55aが押下されてもラインL11、L12間の電
圧は降下しないように設定されている。配線工事等でラ
インL11、L12間が短絡された場合、ラインL11、L12
間の電圧が降下し、モニター親機AQ11の1回目呼出検
出回路56が動作する。1回目呼出検出回路56が動作
するとCPU62がこのことを知りリレー駆動回路57
への制御出力側をHレベルとし、リレー駆動回路57を
制御する。
【0011】制御によりリレー駆動回路57が動作する
とリレー58が動作し、接点59の切換接点59cと常
開接点59aが閉成される。切換接点59cと常開接点
59aが閉成されると、過電流値設定用抵抗R21に過電
流が流れ過電流検出用トランジスタQ12がオンとなる。
過電流検出用トランジスタQ12がオンとなると、電源供
給用トランジスタQ11がオフとなり、ラインL11への電
流の供給が一瞬止る。
【0012】短絡状態が継続すると、電源供給用トラン
ジスタQ11と過電流検出用トランジスタQ12が交互にオ
ン、オフする。また、この場合1回目呼出検出回路56
が予め定めた時間以上、動作を継続するとCPU62が
このことを知りリレー駆動回路57への制御入力側をL
レベルとし、閉成された切換接点59cと常開接点59
aを開成し、カメラ付玄関子機BQ11への電源+Bの供
給を停止するようになっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のテレビ通話装置
において、ラインL11、L12間が短絡された場合、短絡
保護回路60に設けられた電源供給用トランジスタ
11、過電流検出用トランジスタQ12、過電流値設定用
抵抗R21及び破壊防止用抵抗R22に発熱等の現象を惹起
し、電源供給用トランジスタQ11、過電流検出用トラン
ジスタQ12が破壊するおそれがあるという難点がある。
【0014】また、前述したソフト的な過電流防止機能
もCPU62に内蔵するプログラムの暴走により十分機
能しない場合があるという難点がある。本発明は、この
よう難点を解消するためになされたもので、モニター親
機からカメラ付玄関子機へ通話用の2線を介し直流電源
を供給する場合、2線が短絡され過電流が流れたとき直
ちに、この過電流を遮断し発熱等による各回路の破壊を
防止できるテレビ通話装置を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明によるテレビ通話装置は、直流電源の供給を
受け動作するモニタ部および親機通話部を備えた親機、
親機と2線で接続され親機のモニタ部へ伝送する映像信
号を生成するテレビカメラおよび親機の親機通話部と相
互に通話可能な子機通話部を備えた子機から成り、親機
は、子機からの呼出として2線間のライン電圧降下を検
出する呼出検出回路と、呼出検出回路の呼出検出により
親機から子機へ直流電源を供給するリレー接点をオン
し、終話後にオフするリレー駆動回路とを備え、2線が
短絡されてリレー駆動回路でオンされたリレー接点を介
して直流電源から過電流が流れたとき電流を遮断し、遮
断状態を保持する電流遮断保持回路と、2線の短絡が所
定時間以上継続したときリレー接点をオフするリレー駆
動回路へのオフ信号により電流遮断保持回路をリセット
するリセット回路とを有している。
【0016】このようなテレビ通話装置において、直流
電源の供給を受け動作するモニタ部および親機通話部を
親機に設ける。親機と2線で接続され親機のモニタ部へ
伝送する映像信号を子機のテレビカメラで生成し、親機
の親機通話部と子機の子機通話部で相互に通話する。子
機からの呼出として2線間のライン電圧降下を親機の呼
出検出回路で検出する。
【0017】親機の呼出検出回路で呼出を検出すると、
親機から子機へ直流電源を供給するリレー接点がリレー
駆動回路によりオンする。このリレー接点は終話後にリ
レー駆動回路がオフすると復旧する。2線が短絡されて
リレー駆動回路がオンしたとき、リレー接点を介して直
流電源から過電流が流れると、電流遮断保持回路が電流
を遮断し、遮断状態を保持する。
【0018】2線の短絡が所定時間以上継続すると、オ
フ信号によりリレー駆動回路はオフされ、同時に電流遮
断保持回路はリセット回路でリセットされる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるテレビ通話装
置の一実施例を、図1にしたがって詳述する。本発明に
よるテレビ通話装置は図1に示すように、直流電源+B
の供給を受け動作するモニタ部12および親機通話部1
4を備えたモニター親機AQ1、モニター親機AQ1と2
線L1、L2で接続されモニター親機AQ1のモニタ部1
2へ伝送する映像信号f1を生成するテレビカメラ1お
よびモニター親機AQ1の親機通話部14と相互に通話
可能な子機通話部4を備えたカメラ付玄関子機BQ1
ら成り、モニター親機AQ1は、カメラ付玄関子機BQ1
からの呼出として2線L1、L2間のライン電圧降下を検
出する1回目呼出検出回路6と、1回目呼出検出回路6
の呼出検出によりモニター親機AQ1からカメラ付玄関
子機BQ1へ直流電源+Bを供給するリレー接点9をオ
ンし、終話後にオフするリレー駆動回路7とを備えてお
り、2線L1、L2が短絡されてリレー駆動回路7でオン
されたリレー接点9を介して直流電源+Bから過電流が
流れたとき電流を遮断し、遮断状態を保持する電流遮断
保持回路11と、2線L1、L2の短絡が所定時間以上継
続したときリレー接点9をオフするリレー駆動回路7へ
のオフ信号f2により電流遮断保持回路11をリセット
するリセット回路10とを有している。
【0020】テレビ通話装置は図1に示すように、テレ
ビカメラ1、マイク2とスピーカ3が接続されたハイブ
リット回路18からなる子機通話部4、呼出釦5aが接
続された呼出回路5とを備えたカメラ付玄関子機BQ1
と、1回目呼出検出回路6、切換接点9c、常閉接点9
b、常開接点9aからなる一組の接点9を有するリレー
8を設けたリレー駆動回路7、リセット回路10、電流
遮断保護回路11、復調回路13a、映像アンプ13b
及びモニター13cを有するモニター部12、ハイブリ
ット回路15および送受器16を有する親機通話部1
4、AC100Vを整流し電源+Bの直流電源を各回路
へ供給するスイッチングレギュレータ17、CPU20
を備えたモニター親機AQ11で構成される。
【0021】カメラ付玄関子機BQ1の端子T1と端子T
2はラインL1、L2を介してモニター親機AQ1の端子T
3と端子T4とそれぞれ接続され、カメラ付玄関子機BQ
1に設けられたテレビカメラ1の出力側は端子T1と接続
されている。子機通話部4のハイブリット回路18の4
線入力側はマイク2、4線出力側はスピーカ3がそれぞ
れ接続され、ハイブリット回路18のライン側および呼
出回路5の出力側は端子T1と接続されている。
【0022】一端が基準電位点に接続されたコイルBL
1の他端は端子T2と接続されている。モニター親機AQ
1の端子T4には一端が基準電位点に接続されたコイルA
1の他端が接続され、端子T3には1回目呼出検出回路
6の入力側が接続されている。1回目呼出検出回路6の
出力側はCPU20の制御入力側と接続され、CPU2
0の制御出力側はリレー駆動回路7の端子7a及びリセ
ット回路10の端子10aとそれぞれ接続されている。
【0023】リレー駆動回路7に設けられたリレー8の
切換接点9cは端子T3と接続され、常開接点9aは映
像信号阻止用のコイルAL2を介して電流遮断保護回路
11の端子11aと接続されている。常開接点9aはモ
ニター部12の端子12aと接続され、端子12aは復
調回路13a、映像アンプ13bを介してモニター13
cと接続されている。
【0024】モニター部12の制御入力側は端子12b
を介してCPU20の制御出力側と接続されている。電
流遮断保護回路11の端子11aは、親機通話部14の
端子14aと接続され、端子14aはハイブリット回路
15と接続されている。ハイブリット回路15の4線出
力側は送受器16の受話器16aと接続され、4線入力
側は送受器16の送話器16bと接続されている。
【0025】親機通話部14の制御出力側は端子14b
を介してCPU20の制御入力側と接続され、受話器1
6をオフフックすると制御出力はHレベル、オンフック
するとLレベルとなる。電流遮断保護回路11は、電源
供給用トランジスタQ1、過電流検出用トランジスタ
2、ベースバイアス制御用トランジスタQ3、遮断状態
保持用トランジスタQ4、リセット用トランジスタQ5
遮断状態保持用ダイオードD1、ベースバイアス制御用
ダイオードD2、過電流値設定用抵抗R1、破壊防止用抵
抗R2を有し、電流遮断保護回路11の端子11aは電
源供給用トランジスタQ1のコレクタと接続され、エミ
ッタは過電流値設定用抵抗R1を介して電源+Bと接続
されている。
【0026】電源供給用トランジスタQ1のベースは破
壊防止用抵抗R2を介してベースバイアス制御用トラン
ジスタQ3のコレクタと接続され、ベースバイアス制御
用トランジスタQ3のエミッタは基準電位点と接続され
ている。電源供給用トランジスタQ1のエミッタは抵抗
3の一端と接続され、他端はベースバイアス制御用ダ
イオードD2のアノード、カソードを介してベースバイ
アス制御用トランジスタQ3のコレクタと接続されてい
る。
【0027】ベースバイアス制御用ダイオードD2のア
ノードは遮断状態保持用ダイオードD1のアノードと接
続され、遮断状態保持用ダイオードD1のカソードは遮
断状態保持用トランジスタQ4のベースと接続されてい
る。電源供給用トランジスタQ1のエミッタは、過電流
検出用トランジスタQ2のベースと接続され、過電流検
出用トランジスタQ2のエミッタは電源+Bと接続され
ている。
【0028】過電流検出用トランジスタQ2のコレクタ
は、抵抗R6を介して遮断状態保持用トランジスタQ4
ベースと接続されている。遮断状態保持用トランジスタ
4のエミッタは基準電位点と接続され、コレクタはベ
ースバイアス制御用トランジスタQ3のベースと接続さ
れている。ベースバイアス制御用トランジスタQ3のベ
ースは一端が基準電位点に接続された抵抗R5の他端と
接続され、ベースバイアス制御用トランジスタQ3のベ
ースと過電流検出用トランジスタQ2のベースは抵抗R4
を介して接続されている。
【0029】遮断状態保持用トランジスタQ4のベース
は一端が基準電位点に接続された抵抗R7及びコンデン
サC1の他端が共に接続されている。遮断状態保持用ト
ランジスタQ4のベースは抵抗R8を介してリセット用ト
ランジスタQ5のコレクタと接続され、リセット用トラ
ンジスタQ5のエミッタは基準電位点と接続されてい
る。
【0030】リセット用トランジスタQ5のベースは、
一端が基準電位点に接続された抵抗R10の他端と共に電
流遮断保護回路11の端子11bと接続され、リセット
用トランジスタQ5のベースと電源+Bの間には抵抗R9
が接続されている。このようなテレビ通話装置におい
て、カメラ付玄関子機BQ1とモニター親機AQ1間が正
常に接続されている場合は、モニター親機AQ1の電流
遮断保護回路11に設けられたベースバイアス制御用ト
ランジスタQ3がオンとなり、電源供給用トランジスタ
1もオンとなる。
【0031】なお、ベースバイアス制御用トランジスタ
3は、電源+B、過電流値設定用抵抗R1、抵抗R4
抵抗R5の経路により、抵抗R5の両端に発生する電圧に
よるベースバイアスによりオンとなり、遮断状態保持用
トランジスタQ4がオンとなると抵抗R5の両端の電圧は
基準電位点となるのでベースバイアス制御用トランジス
タQ3はオフとなる。
【0032】また、電源供給用トランジスタQ1は電源
+B、過電流値設定用抵抗R1、抵抗R3、ベースバイア
ス制御用ダイオードD2、ベースバイアス制御用トラン
ジスタQ3のコレクタ、エミッタおよび基準電位点にい
たる経路における破壊防止用抵抗R2の両端の電圧によ
るベースバイアスによりオンとなつている。このためベ
ースバイアス制御用トランジスタQ3がオフとなると電
源供給用トランジスタQ1もオフとなる。
【0033】電源供給用トランジスタQ1がオンとなる
とリレー8の接点9における常開接点9aにはスイッチ
ングレギュレータ17で生成されている電源+Bが供給
される。この状態では過電流検出用トランジスタQ2
遮断状態保持用トランジスタQ4及びリセット用トラン
ジスタQ5がオフとなっている。ここで、カメラ付玄関
子機BQ1に設けられた呼出釦5aを押下すると、呼出
回路5が動作し、ラインL1、L2間の電圧が降下する。
【0034】ラインL1、L2間の電圧が降下すると、モ
ニター親機AQ1の1回目呼出検出回路6が動作し、C
PU20に呼出釦5aが押下されたことを知らせる。C
PU20はこれによりHレベルのオン信号f3をリレー
駆動回路7とリセット回路10へ送出する。リレー駆動
回路7の端子7aにオン信号f3が入力されると、リレ
ー駆動回路7に設けられたトランジスタQ7がオンとな
る。トランジスタQ7がオンになるとリレー8が動作
し、切換接点9cと常開接点9aが閉成されて、ライン
1へ過電流値設定用抵抗R1、オンとなっている電源供
給用トランジスタQ1、コイルAL2及び接点9を介して
電源+Bを供給する。
【0035】ラインL1へ電源+Bが供給されると、カ
メラ付玄関子機BQ1のテレビカメラ1が来訪者の映像
を撮像し映像信号f1を出力する。テレビカメラ1が動
作しているとき、再度、呼出釦5aが押下されてもライ
ンL1、L2間の電圧は降下しないように設定されてい
る。配線工事等で誤接続等によりラインL1、L2間が短
絡され、1回目呼出検出回路6が動作し、切換接点9c
と常開接点9aが閉成されて、ラインL1、L2に過電流
が流れると過電流値設定用抵抗R1に過電流が流れ、過
電流値設定用抵抗R1による電圧降下が大きくなって、
過電流検出用トランジスタQ2がオンとなる。
【0036】過電流検出用トランジスタQ2がオンとな
ると、抵抗R7の両端に発生する電圧が大きくなり、遮
断状態保持用トランジスタQ4がオンとなって、電源供
給用トランジスタQ1及びベースバイアス制御用トラン
ジスタQ3がオフとなる。一方、CPU20から送出さ
れているオン信号f3によりリセット回路10の端子1
0aがHレベルとなっているので、リセット回路10に
設けられているトランジスタQ6はオンとなっている。
【0037】トランジスタQ6がオンとなっているとリ
セット回路10の端子10bと電流遮断保護回路11の
端子11bを介して、電流遮断保護回路11に設けられ
たリセット用トランジスタQ5はオフとなっている。な
お、遮断状態保持用トランジスタQ4のオンとなる回路
は、抵抗R7の両端の電圧によるベースバイアスによる
もので、短絡が解除され過電流検出用トランジスタQ2
がオフとなっても、電源+B、過電流値設定用抵抗
1、抵抗R3、遮断状態保持用ダイオードD1、抵抗R7
および基準電位点に至る経路が形成され、遮断状態保持
用トランジスタQ4は動作状態を維持している。
【0038】これにより、電源供給用トランジスタQ1
及びベースバイアス制御用トランジスタQ3はオフの儘
であり、オンとならない。1回目呼出検出回路6が予め
定められた時間以上、動作し続けるとCPU20から送
出されていたオン信号f3がLレベルのオフ信号f2とな
りリレー駆動回路7の端子7aはLレベルになる。
【0039】リレー駆動回路7の端子7aがLレベルに
なると、リレー駆動回路7に設けられたトランジスタQ
7がオフなる。トランジスタQ7がオフになるとリレー8
が復旧し、切換接点9cと常開接点9aが開成され、ラ
インL1へ過電流値設定用抵抗R1、電源供給用トランジ
スタQ1を介して供給されていた電源+Bが遮断され
る。
【0040】また、CPU20からリセット回路10の
端子10aへ送出されていたオン信号f3がオフ信号f2
となり制御線がLレベルになると、リセット回路10に
設けられたトランジスタQ6がオフとなる。トランジス
タQ6がオフとなるとリセット回路10の端子10bが
Hレベルとなり、電流遮断保護回路11に設けられたリ
セット用トランジスタQ5のベース、エミッタ間に電圧
がかかりリセット用トランジスタQ5はオンになる。
【0041】リセット用トランジスタQ5がオンになる
と、遮断状態保持用トランジスタQ4がオフとなり、ベ
ースバイアス制御用トランジスタQ3がオンとなる。ベ
ースバイアス制御用トランジスタQ3がオンとなると、
電源供給用トランジスタQ1がオンとなり遮断状態の保
持が解除される。このように1回目呼出検出回路6とC
PU20によるソフト的な短絡保護と、電流遮断保護回
路11によるハード的な短絡保護が実行できる。
【0042】なお、カメラ付玄関子機BQ1のテレビカ
メラ1から出力された映像信号f1は、モニター親機A
1の端子T3に入力され、端子T3に接続された切換接
点9cと閉成された常開接点9aを経由してモニター部
12の端子12aへ送出される。この映像信号f1はC
PU20の制御によりモニター部12が端子12bを介
して制御されると、モニター13cに電源が入りモニタ
ー13cは映像信号f1を出画する。
【0043】カメラ付玄関子機BQ1とモニター親機A
1との間の通話はハイブリット回路18に設けられた
マイク2、スピーカ3と、ハイブリット回路15に設け
られた送受器16でおこなわれ、送受器16をオフフッ
クすると制御出力がCPU20に送出され通話が開始さ
れる。送受器16をオンフックすると制御出力がCPU
20に送出されて、総ての回路はもとの状態に復帰す
る。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によるテレビ通話装置は、直流電源の供給を受け動作す
るモニタ部および親機通話部を備えた親機、親機と2線
で接続され親機のモニタ部へ伝送する映像信号を生成す
るテレビカメラおよび親機の親機通話部と相互に通話可
能な子機通話部を備えた子機から成り、親機は、子機か
らの呼出として2線間のライン電圧降下を検出する呼出
検出回路と、呼出検出回路の呼出検出により親機から子
機へ直流電源を供給するリレー接点をオンし、終話後に
オフするリレー駆動回路とを備えたテレビ通話装置にお
いて、2線が短絡されてリレー駆動回路でオンされたリ
レー接点を介して直流電源から過電流が流れたとき電流
を遮断し、遮断状態を保持する電流遮断保持回路と、2
線の短絡が所定時間以上継続したときリレー接点をオフ
するリレー駆動回路へのオフ信号により電流遮断保持回
路をリセットするリセット回路とを備えているので、親
機から子機へ通話用の2線を介し直流電源を供給する場
合、2線が短絡され過電流が流れたとき直ちに、この過
電流を遮断し発熱等による各回路の破壊を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテレビ通話装置の一実施例を示す
ブロック図。
【図2】従来のテレビ通話装置のブロック図。
【符号の説明】
1・・・・・・テレビカメラ 4・・・・・・通話部(子機通話部) 6・・・・・・呼出検出回路 7・・・・・・リレー駆動回路 9・・・・・・リレー接点 10・・・・・・リセット回路 11・・・・・・電流遮断保護回路 12・・・・・・モニタ部 14・・・・・・通話部(親機通話部) AQ1・・・・・・モニター親機(親機) BQ1・・・・・・カメラ付玄関子機(子機) L1、L2・・・・・・ライン(2線) +B・・・・・・直流電源 f1・・・・・・映像信号 f2・・・・・・オフ信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源(+B)の供給を受け動作するモ
    ニタ部(12)および親機通話部(14)を備えた親機
    (AQ1)、前記親機と2線(L1、L2)で接続され前
    記親機の前記モニタ部へ伝送する映像信号(f1)を生
    成するテレビカメラ(1)および前記親機の前記親機通
    話部と相互に通話可能な子機通話部(4)を備えた子機
    (BQ1)から成り、前記親機は、前記子機からの呼出
    として前記2線間のライン電圧降下を検出する呼出検出
    回路(6)と、前記呼出検出回路の呼出検出により前記
    親機から前記子機へ前記直流電源を供給するリレー接点
    (9)をオンし、終話後にオフするリレー駆動回路
    (7)とを備えたテレビ通話装置において、前記2線が
    短絡されて前記リレー駆動回路でオンされた前記リレー
    接点を介して前記直流電源から過電流が流れたとき電流
    を遮断し、遮断状態を保持する電流遮断保持回路(1
    1)と、前記2線の短絡が所定時間以上継続したとき前
    記リレー接点をオフする前記リレー駆動回路へのオフ信
    号(f2)により前記電流遮断保持回路をリセットする
    リセット回路(10)とを有することを特徴とするテレ
    ビ通話装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006135625A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Aiphone Co Ltd インターホン装置
JP2007043805A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Atsumi Electric Co Ltd 直流電源装置の過電流保護回路
CN102223506A (zh) * 2011-05-25 2011-10-19 深圳创维-Rgb电子有限公司 一种电压跌落处理电路及电视机
JP2020150431A (ja) * 2019-03-14 2020-09-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報端末、インターホン玄関子機およびインターホンシステム

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