JP3188817B2 - テレビインターホン装置 - Google Patents
テレビインターホン装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビインターホン装置
に関し、特にテレビモニタの故障によるヒューズが溶断
しない増加電流の異常時でもヒューズを溶断させ発煙発
火を防ぐことができるテレビインターホン装置に係わ
る。
に関し、特にテレビモニタの故障によるヒューズが溶断
しない増加電流の異常時でもヒューズを溶断させ発煙発
火を防ぐことができるテレビインターホン装置に係わ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、図3に示すテレビインターホ
ン装置が提案されている。このテレビインターホン装置
は、テレビインターホン親機MQ1とテレビインターホ
ン玄関子機SQ1とが伝送路L1で接続されている。
ン装置が提案されている。このテレビインターホン装置
は、テレビインターホン親機MQ1とテレビインターホ
ン玄関子機SQ1とが伝送路L1で接続されている。
【0003】テレビインターホン親機MQ1は、子機イ
ンターフェース1、通話回路2、送受器3、映像信号復
調回路4、テレビカメラで撮像された映像信号f1をモ
ニタするテレビモニタ5a、呼出信号受信回路9、回路
各部に電源+Bを供給する給電回路10、テレビモニタ
5aに正常電流を供給する電源回路11a、親機CPU
20で構成されている。
ンターフェース1、通話回路2、送受器3、映像信号復
調回路4、テレビカメラで撮像された映像信号f1をモ
ニタするテレビモニタ5a、呼出信号受信回路9、回路
各部に電源+Bを供給する給電回路10、テレビモニタ
5aに正常電流を供給する電源回路11a、親機CPU
20で構成されている。
【0004】伝送路Lが接続された端子T1は子機イン
ターフェース1の線路側と接続されている。子機インタ
ーフェース1の通話側は、親機CPU20の制御線が接
続されている通話回路2を介して送受器3と接続され、
映像側は親機CPU20に制御される映像信号復調回路
4を経由して出画するテレビモニタ5aと接続されてい
る。親機CPU20に制御される給電回路10の出力側
は子機インターフェース1の給電側と接続され、呼出側
は呼出信号受信回路9を介して親機CPU20の制御入
力側と接続されている。
ターフェース1の線路側と接続されている。子機インタ
ーフェース1の通話側は、親機CPU20の制御線が接
続されている通話回路2を介して送受器3と接続され、
映像側は親機CPU20に制御される映像信号復調回路
4を経由して出画するテレビモニタ5aと接続されてい
る。親機CPU20に制御される給電回路10の出力側
は子機インターフェース1の給電側と接続され、呼出側
は呼出信号受信回路9を介して親機CPU20の制御入
力側と接続されている。
【0005】給電回路10から給電され親機CPU20
で制御される電源回路11aとテレビモニタ5aとの間
にはヒューズFu1が介在されている。
で制御される電源回路11aとテレビモニタ5aとの間
にはヒューズFu1が介在されている。
【0006】テレビインターホン玄関子機SQ1は、来
訪者SUBの映像が撮像用窓21aから入射される広角
レンズ22aを設け、その画像を映像信号f1として生
成するCCD22bを内蔵したテレビカメラ21b、マ
イク24b、スピーカ24a、通話回路24、呼出釦2
6、呼出信号送出回路26a、映像信号変調回路23、
線路側が端子T2と接続されている親機インターフェー
ス25、回路各部に電源+Bを供給する受電回路27及
び呼出釦26が接続された子機CPU30で構成されて
いる。
訪者SUBの映像が撮像用窓21aから入射される広角
レンズ22aを設け、その画像を映像信号f1として生
成するCCD22bを内蔵したテレビカメラ21b、マ
イク24b、スピーカ24a、通話回路24、呼出釦2
6、呼出信号送出回路26a、映像信号変調回路23、
線路側が端子T2と接続されている親機インターフェー
ス25、回路各部に電源+Bを供給する受電回路27及
び呼出釦26が接続された子機CPU30で構成されて
いる。
【0007】テレビカメラ21bの出力側は、子機CP
U30と制御線で接続された映像信号変調回路23を介
して親機インターフェース25の映像側と接続されてい
る。
U30と制御線で接続された映像信号変調回路23を介
して親機インターフェース25の映像側と接続されてい
る。
【0008】マイク24bとスピーカ24aが接続され
た通話回路24は親機インターフェース25の通話側と
接続され、親機インターフェース25の受電側は受電回
路27と接続されている。
た通話回路24は親機インターフェース25の通話側と
接続され、親機インターフェース25の受電側は受電回
路27と接続されている。
【0009】CPU30と制御線で接続された呼出信号
送出回路26aは親機インターフェース25の呼出側と
接続されている。
送出回路26aは親機インターフェース25の呼出側と
接続されている。
【0010】このテレビインターホン装置において、テ
レビインターホン子機SQの呼出釦26を押下すると子
機CPU30の制御により呼出信号送出回路26a→親
機インターフェース25→端子T2→伝送路L→テレビ
インターホン親機MQ1の端子T1→子機インターフェー
ス1→呼出信号受信回路9の経由で呼出信号が送出され
る。
レビインターホン子機SQの呼出釦26を押下すると子
機CPU30の制御により呼出信号送出回路26a→親
機インターフェース25→端子T2→伝送路L→テレビ
インターホン親機MQ1の端子T1→子機インターフェー
ス1→呼出信号受信回路9の経由で呼出信号が送出され
る。
【0011】呼出信号受信回路9が動作すると、親機C
PU20の制御で通話回路2に内蔵されたリンガーが鳴
動する。送受器3をオフフックすると親機CPU20は
テレビインターホン親機MQ1が応答したことをテレビ
インターホン子機SQ1の子機CPU30に送信し、子
機CPU30の制御により呼出信号送出回路26aの呼
出信号送出を停止すると共に、親機CPU20の制御で
給電回路10が給電を開始し、電源回路11aを閉成し
てヒューズFu1を介してテレビモニタ5aに電源を供
給し、またテレビインターホン子機SQ1の受電回路2
7を動作させる。受電回路27が動作すると、来訪者S
UBの映像が撮像用窓21aから入射される広角レンズ
22a、CCD22bにより映像信号f1としてテレビ
カメラ21bから映像信号変調回路23へ映像信号が送
出される。
PU20の制御で通話回路2に内蔵されたリンガーが鳴
動する。送受器3をオフフックすると親機CPU20は
テレビインターホン親機MQ1が応答したことをテレビ
インターホン子機SQ1の子機CPU30に送信し、子
機CPU30の制御により呼出信号送出回路26aの呼
出信号送出を停止すると共に、親機CPU20の制御で
給電回路10が給電を開始し、電源回路11aを閉成し
てヒューズFu1を介してテレビモニタ5aに電源を供
給し、またテレビインターホン子機SQ1の受電回路2
7を動作させる。受電回路27が動作すると、来訪者S
UBの映像が撮像用窓21aから入射される広角レンズ
22a、CCD22bにより映像信号f1としてテレビ
カメラ21bから映像信号変調回路23へ映像信号が送
出される。
【0012】この映像信号は親機インターフェース25
→端子T2→伝送路L→テレビインターホン親機MQ1の
端子T1→子機インターフェース1→映像信号復調回路
4の経路で映像信号が入力され、テレビモニタ5aでモ
ニタできる。
→端子T2→伝送路L→テレビインターホン親機MQ1の
端子T1→子機インターフェース1→映像信号復調回路
4の経路で映像信号が入力され、テレビモニタ5aでモ
ニタできる。
【0013】通話はテレビインターホン親機MQ1の通
話回路2、子機インターフェース1とテレビインターホ
ン子機SQ1の親機インターフェース25、通話回路2
4とによりそれぞれ送受器3、マイク24b、スピーカ
24aを使用して行なわれる。
話回路2、子機インターフェース1とテレビインターホ
ン子機SQ1の親機インターフェース25、通話回路2
4とによりそれぞれ送受器3、マイク24b、スピーカ
24aを使用して行なわれる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このようなテレビイン
ターホン装置では、テレビモニタ5aの回路部品の故障
時に、例えばテレビモニタ5aに1350mAの異常過
電流が流れたときはヒューズFu1が溶断して回路部品
の故障部分からの発煙発火を防いだ。
ターホン装置では、テレビモニタ5aの回路部品の故障
時に、例えばテレビモニタ5aに1350mAの異常過
電流が流れたときはヒューズFu1が溶断して回路部品
の故障部分からの発煙発火を防いだ。
【0015】このとき、ヒューズFu1の特性は定格電
流500mAに対して定常時電流は周囲温度変化による
定格電流の変化率を考慮して70%程度(350mA)
で使用するのが一般的である。
流500mAに対して定常時電流は周囲温度変化による
定格電流の変化率を考慮して70%程度(350mA)
で使用するのが一般的である。
【0016】また動作時間特性は定格電流値の200%
1分以内のもであれば1000mAを越えて過電流が流
れたとき1分以内に溶断することが保証されているもの
である。したがって上記の動作事例では1350mAで
ヒューズが溶断した。
1分以内のもであれば1000mAを越えて過電流が流
れたとき1分以内に溶断することが保証されているもの
である。したがって上記の動作事例では1350mAで
ヒューズが溶断した。
【0017】ところが、この従来の動作事例において、
テレビモニタ5aの回路部品の故障時の異常過電流値が
500mA〜1000mA程度の範囲の場合には、ヒュ
ーズFu1が溶断しない可能性が高く発煙発火の虞れが
あった。
テレビモニタ5aの回路部品の故障時の異常過電流値が
500mA〜1000mA程度の範囲の場合には、ヒュ
ーズFu1が溶断しない可能性が高く発煙発火の虞れが
あった。
【0018】
【発明の目的】本発明は、このような難点を解消するた
めになされたもので、テレビモニタの故障によるヒュー
ズが溶断しない増加電流の異常時でもヒューズを溶断さ
せ発煙発火を防ぐことができるテレビインターホン装置
を提供することを目的とする。
めになされたもので、テレビモニタの故障によるヒュー
ズが溶断しない増加電流の異常時でもヒューズを溶断さ
せ発煙発火を防ぐことができるテレビインターホン装置
を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のテレビインターホン装置は、テレビカメラ
を有する玄関子機と、テレビカメラで撮像された映像信
号をモニタするテレビモニタ、テレビモニタに定常時電
流を供給する電源回路を有する親機とを伝送路で接続
し、親機には、電源回路とテレビモニタとの間にテレビ
モニタの故障による過電流で溶断するヒューズと、定常
時電流より所定値高く設定された閾値を越えてヒューズ
が溶断しない増加電流を検出したとき増加電流を過電流
になるまで強制的に増加させる制御回路とを直列に介在
し、制御回路は、増加電流を検出する検出抵抗、増加電
流を過電流になるまで増加させるための閾値を設定する
閾値設定抵抗、検出抵抗のテレビモニタ側が+入力端子
に、閾値設定抵抗の接続点が−入力端子にそれぞれ接続
されたオペアンプ、オペアンプの出力側とヒューズ、検
出抵抗の接続点とに接続されオペアンプの出力により増
加電流を過電流になるまで増加させる電流増加抵抗から
構成されている。
め、本発明のテレビインターホン装置は、テレビカメラ
を有する玄関子機と、テレビカメラで撮像された映像信
号をモニタするテレビモニタ、テレビモニタに定常時電
流を供給する電源回路を有する親機とを伝送路で接続
し、親機には、電源回路とテレビモニタとの間にテレビ
モニタの故障による過電流で溶断するヒューズと、定常
時電流より所定値高く設定された閾値を越えてヒューズ
が溶断しない増加電流を検出したとき増加電流を過電流
になるまで強制的に増加させる制御回路とを直列に介在
し、制御回路は、増加電流を検出する検出抵抗、増加電
流を過電流になるまで増加させるための閾値を設定する
閾値設定抵抗、検出抵抗のテレビモニタ側が+入力端子
に、閾値設定抵抗の接続点が−入力端子にそれぞれ接続
されたオペアンプ、オペアンプの出力側とヒューズ、検
出抵抗の接続点とに接続されオペアンプの出力により増
加電流を過電流になるまで増加させる電流増加抵抗から
構成されている。
【0020】
【作用】このテレビインターホン装置において、ヒュー
ズはテレビモニタの故障による過電流で溶断する。制御
回路は、定常時電流より所定値高く設定された閾値を越
えてヒューズが溶断しない増加電流を検出したとき増加
電流を過電流になるまで強制的に増加させる。このた
め、テレビモニタの故障によるヒューズが溶断しない増
加電流の異常時でもヒューズを溶断させ発煙発火を防ぐ
ことができる。
ズはテレビモニタの故障による過電流で溶断する。制御
回路は、定常時電流より所定値高く設定された閾値を越
えてヒューズが溶断しない増加電流を検出したとき増加
電流を過電流になるまで強制的に増加させる。このた
め、テレビモニタの故障によるヒューズが溶断しない増
加電流の異常時でもヒューズを溶断させ発煙発火を防ぐ
ことができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明のテレビインターホン装置をそ
の好ましい一実施例について図面を参照して詳述する。
の好ましい一実施例について図面を参照して詳述する。
【0022】図1に示すように、本発明のテレビインタ
ーホン装置は、テレビインターホン親機MQとテレビイ
ンターホン玄関子機SQとが伝送路Lで接続されてい
る。
ーホン装置は、テレビインターホン親機MQとテレビイ
ンターホン玄関子機SQとが伝送路Lで接続されてい
る。
【0023】テレビインターホン親機MQは、子機イン
ターフェース1、通話回路2、送受器3、映像信号復調
回路4、テレビカメラで撮像された映像信号fをモニタ
するテレビモニタ5、呼出信号受信回路9、回路各部に
電源+Bを供給する給電回路10、テレビモニタ5に定
常時電流を供給する電源回路11、親機CPU20で構
成されている。
ターフェース1、通話回路2、送受器3、映像信号復調
回路4、テレビカメラで撮像された映像信号fをモニタ
するテレビモニタ5、呼出信号受信回路9、回路各部に
電源+Bを供給する給電回路10、テレビモニタ5に定
常時電流を供給する電源回路11、親機CPU20で構
成されている。
【0024】伝送路Lが接続された端子T1は子機イン
ターフェース1の線路側と接続されている。子機インタ
ーフェース1の通話側は、親機CPU20の制御線が接
続されている通話回路2を介して送受器3と接続され、
映像側は親機CPU20に制御される映像信号復調回路
4を経由して常時広角画枠を出画するテレビモニタ5と
接続されている。親機CPU20に制御される給電回路
10の出力側は子機インターフェース1の給電側と接続
され、呼出側は呼出信号受信回路9を介して親機CPU
20の制御入力側と接続されている。
ターフェース1の線路側と接続されている。子機インタ
ーフェース1の通話側は、親機CPU20の制御線が接
続されている通話回路2を介して送受器3と接続され、
映像側は親機CPU20に制御される映像信号復調回路
4を経由して常時広角画枠を出画するテレビモニタ5と
接続されている。親機CPU20に制御される給電回路
10の出力側は子機インターフェース1の給電側と接続
され、呼出側は呼出信号受信回路9を介して親機CPU
20の制御入力側と接続されている。
【0025】給電回路10から給電され親機CPU20
で制御される電源回路11とテレビモニタ5との間に
は、テレビモニタ5の故障による過電流で溶断するヒュ
ーズFuと、定常時電流より所定値高く設定された閾値
を越えてヒューズFuが溶断しない増加電流を検出した
とき増加電流を過電流になるまで強制的に増加させる制
御回路CSとが直列に介在されている。
で制御される電源回路11とテレビモニタ5との間に
は、テレビモニタ5の故障による過電流で溶断するヒュ
ーズFuと、定常時電流より所定値高く設定された閾値
を越えてヒューズFuが溶断しない増加電流を検出した
とき増加電流を過電流になるまで強制的に増加させる制
御回路CSとが直列に介在されている。
【0026】制御回路CSは、検出抵抗R1、閾値設定
抵抗R2、R3、電流増加抵抗R4、オペアンプOp、コ
ンデンサC1から構成されている。即ち、検出抵抗R1は
ヒューズFuとテレビモニタ5の間に設けられている。
オペアンプOpの+入力端子には検出抵抗R1のテレビ
モニタ側が、−入力端子には閾値設定抵抗R2、R3の接
続点がそれぞれ接続されている。電流増加抵抗R4はオ
ペアンプOpの出力側とヒューズFu、検出抵抗R1の
接続点とに接続されている。コンデンサC1はオペアン
プOpの+−入力端子間に挿入されている。
抵抗R2、R3、電流増加抵抗R4、オペアンプOp、コ
ンデンサC1から構成されている。即ち、検出抵抗R1は
ヒューズFuとテレビモニタ5の間に設けられている。
オペアンプOpの+入力端子には検出抵抗R1のテレビ
モニタ側が、−入力端子には閾値設定抵抗R2、R3の接
続点がそれぞれ接続されている。電流増加抵抗R4はオ
ペアンプOpの出力側とヒューズFu、検出抵抗R1の
接続点とに接続されている。コンデンサC1はオペアン
プOpの+−入力端子間に挿入されている。
【0027】給電回路10から給電され親機CPU20
で制御される電源回路11よりヒューズFuを経由して
検出抵抗R1には15Vが印加され、閾値設定抵抗R2か
ら15Vが印加され、閾値設定抵抗R3よりグランドさ
れている。1例として、検出抵抗R1、閾値設定抵抗R
2、R3、電流増加抵抗R4は検出抵抗R1=2Ω、閾値設
定抵抗R2=1Ω、閾値設定抵抗R3=14Ω、電流増加
抵抗R4=30Ωに設定されている。なお、ヒューズF
uの特性は定格電流500mAに対して定常時電流は周
囲温度変化による定格電流の変化率を考慮して70%程
度(350mA)で使用するのが一般的である。また動
作時間特性は定格電流値の200%1分以内のものであ
れば1000mAを越えて過電流が流れたとき1分以内
に溶断することが保証されているものである。
で制御される電源回路11よりヒューズFuを経由して
検出抵抗R1には15Vが印加され、閾値設定抵抗R2か
ら15Vが印加され、閾値設定抵抗R3よりグランドさ
れている。1例として、検出抵抗R1、閾値設定抵抗R
2、R3、電流増加抵抗R4は検出抵抗R1=2Ω、閾値設
定抵抗R2=1Ω、閾値設定抵抗R3=14Ω、電流増加
抵抗R4=30Ωに設定されている。なお、ヒューズF
uの特性は定格電流500mAに対して定常時電流は周
囲温度変化による定格電流の変化率を考慮して70%程
度(350mA)で使用するのが一般的である。また動
作時間特性は定格電流値の200%1分以内のものであ
れば1000mAを越えて過電流が流れたとき1分以内
に溶断することが保証されているものである。
【0028】テレビインターホン玄関子機SQは、来訪
者SUBの映像が撮像用窓21aから入射される広角レ
ンズ22aを設け、その画像を映像信号fとして生成す
るCCD22bを内蔵したテレビカメラ21a、マイク
24b、スピーカ24a、通話回路24、呼出釦26、
呼出信号送出回路26a、映像信号変調回路23、線路
側が端子T2と接続されている親機インターフェース2
5、回路各部に電源+Bを供給する受電回路27及び呼
出釦26が接続された子機CPU30で構成されてい
る。
者SUBの映像が撮像用窓21aから入射される広角レ
ンズ22aを設け、その画像を映像信号fとして生成す
るCCD22bを内蔵したテレビカメラ21a、マイク
24b、スピーカ24a、通話回路24、呼出釦26、
呼出信号送出回路26a、映像信号変調回路23、線路
側が端子T2と接続されている親機インターフェース2
5、回路各部に電源+Bを供給する受電回路27及び呼
出釦26が接続された子機CPU30で構成されてい
る。
【0029】テレビカメラ21aの出力側は、子機CP
U30と制御線で接続された映像信号変調回路23を介
して親機インターフェース25の映像側と接続されてい
る。
U30と制御線で接続された映像信号変調回路23を介
して親機インターフェース25の映像側と接続されてい
る。
【0030】マイク24bとスピーカ24aが接続され
た通話回路24は親機インターフェース25の通話側と
接続され、親機インターフェース25の受電側は受電回
路27と接続されている。
た通話回路24は親機インターフェース25の通話側と
接続され、親機インターフェース25の受電側は受電回
路27と接続されている。
【0031】CPU30と制御線で接続された呼出信号
送出回路26aは親機インターフェース25の呼出側と
接続されている。
送出回路26aは親機インターフェース25の呼出側と
接続されている。
【0032】このように構成されたテレビインターホン
装置において、テレビインターホン子機SQの呼出釦2
6を押下すると子機CPU30の制御により呼出信号送
出回路26a→親機インターフェース25→端子T2→
伝送路L→テレビインターホン親機MQの端子T1→子
機インターフェース1→呼出信号受信回路9の経由で呼
出信号が送出される。
装置において、テレビインターホン子機SQの呼出釦2
6を押下すると子機CPU30の制御により呼出信号送
出回路26a→親機インターフェース25→端子T2→
伝送路L→テレビインターホン親機MQの端子T1→子
機インターフェース1→呼出信号受信回路9の経由で呼
出信号が送出される。
【0033】呼出信号受信回路9が動作すると、親機C
PU20の制御で通話回路2に内蔵されたリンガーが鳴
動する。送受器3をオフフックすると親機CPU20は
テレビインターホン親機MQが応答したことをテレビイ
ンターホン子機SQの子機CPU30に送信し、子機C
PU30の制御により呼出信号送出回路26aの呼出信
号送出を停止すると共に、親機CPU20の制御で給電
回路10が給電を開始し、電源回路11を閉成してヒュ
ーズFuを介してテレビモニタ5に電源を供給し、また
テレビインターホン子機SQの受電回路27を動作させ
る。受電回路27が動作すると、来訪者SUBの映像が
撮像用窓21aから入射される広角レンズ22a、CC
D22bにより映像信号fとしてテレビカメラ21から
映像信号変調回路23へ送出される。
PU20の制御で通話回路2に内蔵されたリンガーが鳴
動する。送受器3をオフフックすると親機CPU20は
テレビインターホン親機MQが応答したことをテレビイ
ンターホン子機SQの子機CPU30に送信し、子機C
PU30の制御により呼出信号送出回路26aの呼出信
号送出を停止すると共に、親機CPU20の制御で給電
回路10が給電を開始し、電源回路11を閉成してヒュ
ーズFuを介してテレビモニタ5に電源を供給し、また
テレビインターホン子機SQの受電回路27を動作させ
る。受電回路27が動作すると、来訪者SUBの映像が
撮像用窓21aから入射される広角レンズ22a、CC
D22bにより映像信号fとしてテレビカメラ21から
映像信号変調回路23へ送出される。
【0034】この映像信号は親機インターフェース25
→端子T2→伝送路L→テレビインターホン親機MQの
端子T1→子機インターフェース1→映像信号復調回路
4の経路で映像信号が入力され、テレビモニタ5でモニ
タできる。
→端子T2→伝送路L→テレビインターホン親機MQの
端子T1→子機インターフェース1→映像信号復調回路
4の経路で映像信号が入力され、テレビモニタ5でモニ
タできる。
【0035】通話はテレビインターホン親機MQの通話
回路2、子機インターフェース1とテレビインターホン
子機SQの親機インターフェース25、通話回路24と
によりそれぞれ送受器3、マイク24b、スピーカ24
aを使用して行なわれる。となる。
回路2、子機インターフェース1とテレビインターホン
子機SQの親機インターフェース25、通話回路24と
によりそれぞれ送受器3、マイク24b、スピーカ24
aを使用して行なわれる。となる。
【0036】このテレビインターホン装置において、テ
レビインターホン親機MQのテレビモニタ5で消費され
る定常時電流350mAは、給電回路10から給電され
親機CPU20で制御される電源回路11より15Vが
印加されているヒューズFuと検出抵抗R1を通って流
れている。
レビインターホン親機MQのテレビモニタ5で消費され
る定常時電流350mAは、給電回路10から給電され
親機CPU20で制御される電源回路11より15Vが
印加されているヒューズFuと検出抵抗R1を通って流
れている。
【0037】このとき、検出抵抗R1の両端に発生する
電圧V1は2Ω×350mA=0.7V、したがってオ
ペアンプOpの+入力端子には14.3Vが印加され、
−入力端子には15Vの14:1の分圧電圧である14
Vが印加されているので、オペアンプOpの出力はHレ
ベルのため電流増加抵抗R4には電流は流れていない。
電圧V1は2Ω×350mA=0.7V、したがってオ
ペアンプOpの+入力端子には14.3Vが印加され、
−入力端子には15Vの14:1の分圧電圧である14
Vが印加されているので、オペアンプOpの出力はHレ
ベルのため電流増加抵抗R4には電流は流れていない。
【0038】テレビモニタ5の回路部品の故障によっ
て、例えばテレビモニタ5に1350mAの異常過電流
I1が流れたときはヒューズFuが溶断して回路部品の
故障部分からの発煙発火を防ぐことができる(図2
)。
て、例えばテレビモニタ5に1350mAの異常過電流
I1が流れたときはヒューズFuが溶断して回路部品の
故障部分からの発煙発火を防ぐことができる(図2
)。
【0039】一方、例えばテレビモニタ5に600mA
の異常増加電流I2が流れたときはヒューズFuは未だ
溶断しない。しかしながら、異常増加電流600mAが
流れたことにより、検出抵抗R1の両端に発生する電圧
V1は2Ω×600mA=1.2Vになるため、オペア
ンプOpの+入力端子には13.8Vが印加され、−入
力端子には15Vの14:1の分圧電圧である電圧V2
=14Vが印加されているので、オペアンプOpの出力
はLレベルとなって電流増加抵抗R4には500mAの
電流I3が流れる。したがって、ヒューズFuには、6
00mA+500mA=1100mAの過電流になるま
で強制的に増加されて流れヒューズ溶断が助長されるこ
とになって溶断するに至り(図2)、テレビモニタ5
の故障によるヒューズFuが溶断しない増加電流の異常
時でもヒューズFuを溶断させ発煙発火を防ぐことがで
きる。
の異常増加電流I2が流れたときはヒューズFuは未だ
溶断しない。しかしながら、異常増加電流600mAが
流れたことにより、検出抵抗R1の両端に発生する電圧
V1は2Ω×600mA=1.2Vになるため、オペア
ンプOpの+入力端子には13.8Vが印加され、−入
力端子には15Vの14:1の分圧電圧である電圧V2
=14Vが印加されているので、オペアンプOpの出力
はLレベルとなって電流増加抵抗R4には500mAの
電流I3が流れる。したがって、ヒューズFuには、6
00mA+500mA=1100mAの過電流になるま
で強制的に増加されて流れヒューズ溶断が助長されるこ
とになって溶断するに至り(図2)、テレビモニタ5
の故障によるヒューズFuが溶断しない増加電流の異常
時でもヒューズFuを溶断させ発煙発火を防ぐことがで
きる。
【0040】なお、この場合オペアンプOpの出力切替
閾値電流は検出抵抗R1の両端に発生する電圧V1と閾値
設定抵抗R2、R3の分圧電圧によって設定された電圧V
2で決定でき、この例において定常時電流より150m
A高い値の電流500mAに設定されており、500m
A未満の増加電流I4が流れたときは異常増加電流とし
て検出されない(図2)。
閾値電流は検出抵抗R1の両端に発生する電圧V1と閾値
設定抵抗R2、R3の分圧電圧によって設定された電圧V
2で決定でき、この例において定常時電流より150m
A高い値の電流500mAに設定されており、500m
A未満の増加電流I4が流れたときは異常増加電流とし
て検出されない(図2)。
【0041】オペアンプOpは、検出抵抗R1とコンデ
ンサC1の時定数分だけ応答が遅れるため、テレビモニ
タ5の立上がり時の突入電流でオペアンプOpの出力が
Lレベルにならないように設定され、耐ラッシュ特性を
持たせることができる。
ンサC1の時定数分だけ応答が遅れるため、テレビモニ
タ5の立上がり時の突入電流でオペアンプOpの出力が
Lレベルにならないように設定され、耐ラッシュ特性を
持たせることができる。
【0042】以上の実施例において、オペアンプOpの
出力切替閾値は検出抵抗R1の両端に発生する電圧V1と
閾値設定抵抗R2、R3の分圧電圧によって設定された電
圧V2で決定したため、電圧V1が1Vになるところ、即
ち500mAでオペアンプOpの出力がLレベルになっ
たときの助長電流値を電流増加抵抗R4から500mA
として説明したが、両者の電流値の合計がヒューズFu
の溶断確実な電流値(この場合、1000mA)を越え
るならば、他の電流値に設定してもよい。
出力切替閾値は検出抵抗R1の両端に発生する電圧V1と
閾値設定抵抗R2、R3の分圧電圧によって設定された電
圧V2で決定したため、電圧V1が1Vになるところ、即
ち500mAでオペアンプOpの出力がLレベルになっ
たときの助長電流値を電流増加抵抗R4から500mA
として説明したが、両者の電流値の合計がヒューズFu
の溶断確実な電流値(この場合、1000mA)を越え
るならば、他の電流値に設定してもよい。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
テレビインターホン装置によれば、ヒューズが溶断しな
い電流値と溶断確実な電流値の差が大きくても、テレビ
モニタの故障によるヒューズが溶断しない増加電流の異
常時にヒューズを溶断させ発煙発火を防ぐことができ
る。
テレビインターホン装置によれば、ヒューズが溶断しな
い電流値と溶断確実な電流値の差が大きくても、テレビ
モニタの故障によるヒューズが溶断しない増加電流の異
常時にヒューズを溶断させ発煙発火を防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテレビインターホン装置の一実施
例を示す回路図。
例を示す回路図。
【図2】図1に示すテレビインターホン装置の動作電流
を示す図。
を示す図。
【図3】従来のテレビインターホン装置の回路図。
5・・・・・・テレビモニタ 11・・・・・・電源回路 21・・・・・・テレビカメラ SQ・・・・・・玄関子機 f・・・・・・映像信号 MQ・・・・・・親機 L・・・・・・伝送路 Fu・・・・・・ヒューズ CS・・・・・・制御回路 R1・・・・・・検出抵抗 R2、R3・・・・・・閾値設定抵抗 Op・・・・・・オペアンプ R4・・・・・・電流増加抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/18 H04N 3/18 H02H 3/08
Claims (1)
- 【請求項1】テレビカメラ(21)を有する玄関子機
(SQ)と、テレビカメラで撮像された映像信号(f)
をモニタするテレビモニタ(5)、前記テレビモニタに
定常時電流を供給する電源回路(11)を有する親機
(MQ)とを伝送路(L)で接続し、 前記親機には、前記電源回路と前記テレビモニタとの間
に前記テレビモニタの故障による過電流で溶断するヒュ
ーズ(Fu)と、前記定常時電流より所定値高く設定さ
れた閾値を越えて前記ヒューズが溶断しない増加電流を
検出したとき前記増加電流を前記過電流になるまで強制
的に増加させる制御回路(CS)とを直列に介在し、 前記制御回路は、前記増加電流を検出する検出抵抗(R
1)、前記増加電流を前記過電流になるまで増加させる
ための閾値を設定する閾値設定抵抗(R2、R3)、前記
検出抵抗のテレビモニタ側が+入力端子に、前記閾値設
定抵抗の接続点が−入力端子にそれぞれ接続されたオペ
アンプ(Op)、前記オペアンプの出力側と前記ヒュー
ズ、前記検出抵抗の接続点とに接続され前記オペアンプ
の出力により前記増加電流を前記過電流になるまで増加
させる電流増加抵抗(R4)から構成されている ことを
特徴とするテレビインターホン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29512594A JP3188817B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | テレビインターホン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29512594A JP3188817B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | テレビインターホン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08163549A JPH08163549A (ja) | 1996-06-21 |
JP3188817B2 true JP3188817B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=17816617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29512594A Expired - Fee Related JP3188817B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | テレビインターホン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3188817B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6652126B2 (ja) | 2015-03-13 | 2020-02-19 | ソニー株式会社 | 画像処理装置および方法 |
-
1994
- 1994-11-29 JP JP29512594A patent/JP3188817B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08163549A (ja) | 1996-06-21 |
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