JPH10140843A - 屋根付きシートカバー - Google Patents

屋根付きシートカバー

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JPH10140843A
JPH10140843A JP31273896A JP31273896A JPH10140843A JP H10140843 A JPH10140843 A JP H10140843A JP 31273896 A JP31273896 A JP 31273896A JP 31273896 A JP31273896 A JP 31273896A JP H10140843 A JPH10140843 A JP H10140843A
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JP
Japan
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seat cover
tapes
roof
pair
attached
Prior art date
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Pending
Application number
JP31273896A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Tono
和彦 東野
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UNIT HOUZAI KK
Original Assignee
UNIT HOUZAI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気袋などを使用せずず、カバーを覆った状
態で凹部が生ぜず、雨による水たまりが生じない三角状
屋根を形成でき、しかもコストがかからず、実用的な、
プレハブ住宅などのユニットの屋根付きシートカバーを
提供すること。 【解決手段】 シートカバー本体の上面部内面でその縦
方向両端縁部近くにそれぞれの端部が一緒に添着固定さ
れた長さが等しい上下一対の1つの縦テープ組12a,
12bと、該内面でその横方向両端縁部近くにそれぞれ
の端部が一緒に添着固定された長さが等しい上下一対の
少くとも1つの横テープ組14a,14bと、縦テープ
組と横テープ組との交点上におけるそれぞれの上下テー
プ間に接続固定された支柱16と、シートカバー本体の
上面部が四囲周縁外側方向へ張り状態になるようにする
ためにシートカバー本体に付設された引張り具18とを
具備し、その張り状態によりその上面部が屋根として形
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプレハブ建築の分野
で利用される。本発明はプレハブ住宅などのユニットを
その上部より覆うための下面部を欠いた略方形体のシー
トカバー、とくにその上面部を屋根として形成できる屋
根付きシートカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】住宅などの建築において、半製品の住宅
ユニットを製造現場であらかじめ造っておき、その現場
近くまたは流通倉庫にしかも野外にカバーをかけてスト
ックしておく場合が多い。
【0003】図7と図8はその例を示している。図7で
は住宅ユニット30をほぼ全体を覆っている主にポリエ
チレンなど安価な材質を使った本シートカバー10’が
図示されている。このような本シートカバーは長さ4〜
8メートル、幅で3メートル近く、高さで3メートル位
いある。図8では上部に平らな屋根を有するユニット
(図示せず)が敷棒32上に置かれ、本シートカバー1
0”により覆われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7が注目
される。本シートカバー10’の一部に凹部10’cが
存在する。これは、図6のような住宅ユニット30の上
部が屋根のない開口状態で製作されているために生ず
る。このようなプレハブユニットは、屋根の構成部材を
省いており、上部で横の支持部が欠除されている。図7
のような凹部10’cが存在すると、雨がたまり他方本
シートカバー10’のとくに上部が強い陽ざしにより劣
化して、雨の量が多くなるとその劣化したカバー部分よ
り内部のユニットへ雨が洩れ移り、ユニットの壁、ボー
ド、じゆうたんなどが損傷を受ける。最近の傾向とし
て、台所の種々のものが装備したユニットの製作が行な
われているが、このような雨洩りによりこれらの装備品
も台なしになる恐れがある。このような問題に対して、
ユニット上部の横の支持部が欠けているところに、ベニ
ヤ、金属板などの資材を敷設して仮りの屋根を形成して
その上部を平坦化した上で、本シートカバーを用いて図
8のようにしている。この場合、その資材のコストも大
きく、またストックの現場で資材を設置してカバーをか
けておき、受注により建築現場へ運んで解いたときにそ
の資材を除き、それをまた再利用するためにストックの
現場へ持ち帰えるなど、工数が多く面倒で時間がかか
る。
【0005】このような実情から、シートカバーの上面
部内部にエアマットを設けたり(例えば特開昭51−1
31138号公報)、またはシートカバー上部を袋部に
してその内に空気を注入させたりして(例えば実公平7
−28318号公報)、屋根を形成させて水がたまらな
いようした先行例が開示されている。しかしながら、空
気洩れが生じたり、設備にコストがかかったりして、実
用的なものでなかった。
【0006】本発明の目的は、空気袋など空気の使用を
考えず、カバーを覆った状態で凹部が生ぜず、雨による
水たまりが生じない三角状屋根を形成でき、しかもコス
トがかからず、実用的な、プレハブ住宅などのユニット
の屋根付きシートカバーを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記した目的は、プレハ
ブ住宅などのユニットをその上部より覆うための下面部
を欠いた略方形体のシートカバー本体からなり、その上
面部内面でその縦方向両端縁部近くにそれぞれの端部が
一緒に添着固定された長さが等しい上下一対の1つの縦
テープ組と、該内面でその横方向両端縁部近くにそれぞ
れの端部が一緒に添着固定された長さが等しい上下一対
の少くとも1つの横テープ組と、縦テープ組と横テープ
組との交点上におけるそれぞれの上下テープ間に接続固
定された支柱と、シートカバー本体の上面部が四囲周縁
外側方向へ張り状態になるようにするためにシートカバ
ー本体に付設された引張り具とを具備し、その張り状態
によりその上面部を屋根として形成させることにより、
達成される。
【0008】同様の目的は、プレハブ住宅などのユニッ
トをその上部より覆うための下面部を欠いた略方形体の
シートカバー本体からなり、その上面部内面でその対角
線方向両端縁部近くにそれぞれの端部が一緒に添着固定
された長さが等しい上下一対の2つのテープ組と、これ
ら2つのテープ組の交点上におけるそれぞれの上下テー
プ間に接続固定された支柱と、シートカバー本体の上面
部が四囲周縁外側方向へ張り状態になるようにするため
にシートカバー本体に付設された引張り具とを具備し、
その張り状態によりその上面部を屋根として形成させる
ことにより、達成される。
【0009】前記したいずれの構成においても、上下1
対のテープのうちシートカバーの上面部内面と対向する
上方テープを該内面に接着させることにより、上面部を
安定した屋根として形成させることができる。
【0010】
【発明の作用】引張り具を引張ることによりシートカバ
ーの上面部がその四囲周縁部の外側方向へ引張られるの
で、シートカバー内部の上方部において上下一対のテー
プ組が菱形のはりとなって支持され、しかも縦横方向の
少なくとも2組の菱形状はりが形成されるので、それぞ
れの上方テープがこれらと対向する位置にシートカバー
の上面部を持ち上げ、三角状の屋根を形成する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施例は図面に基
づいて説明される。図1はその1実施例を示した斜視図
であり、この実施例10はプレハブ住宅などのユニット
30(図6参照)をその上部より覆うための下面部を欠
いた略方形体のシートカバー本体からなり、その上面部
内面10b(図3参照)でその縦方向両端縁部近くにそ
れぞれの端部が一緒に添着固定された長さが等しい上下
一対の1つの縦テープ組12a、12bと、該内面でそ
の横方向両端縁部近くにそれぞれの端部が一緒に添着固
定された長さが等しい上下一対の少くとも1つの横テー
プ組14a、14bと、縦テープ組と横テープ組との交
点上におけるそれぞれの上下テープ間に接続固定された
支柱16と、シートカバー本体の上面部10aが四囲周
縁外側方向へ張り状態になるようにするためにシートカ
バー本体に付設された引張り具18a、18bとを具備
し、その張り状態によりその上面部10aが平面部のも
のから屋根として形成される。
【0012】図2はその使用状態図であり、引張り具1
8a、18bを用いてシートカバー上面部がその四囲周
縁部の外側方向へ引張られた後に、これら引張り具を固
定している態様を示す。なお、右側の引張り具18aは
これから引張られるためのもので、引張った後にはその
下方にある紐と結ばれて固定される。また、11は保護
シートカバーであり、一般的にはこの保護シートカバー
と重ねて本発明によるシートカバー10が用いられる。
引張り具は紐に限らず、ボタン、マジックテープなどを
用いてもよい。
【0013】シートカバー10、11は防水性、耐候性
がある、ポリエチレン、ポリエステル、ナイロン、ター
ポリンなどの帆布から任意に選ばれる。また、テープ1
2、14及び引張り具も同様の材質から任意に選ばれ
る。支柱16は合成樹脂でシートカバー、テープと接着
可能なものがよい。
【0014】図3は本実施例によるシートカバー上面部
の内面部10bをあらわした斜視図であり、縦テープ組
の上下一対テープ12a、12b及び横テープ組の上下
一対テープ14a、14bについてそれぞれの両端が一
緒にシート内面部と接着固定されている。その接着は公
知の任意の方法、例えば超音波などを用いた方法により
行なわれる。図4は本実施例をユニットに用いた場合の
その概略的縦断面を示している。30pはプレハブ住宅
ユニット30の両端の柱である。このように、本発明に
よるシートカバーによれば、その使用状態においてはそ
の内部上方部にテープ12と支柱16によって菱形のは
りが形成され、そのうち上方テープ12aがシートカバ
ーの上面部10aを持ち上げて、三角状の屋根を形成す
る。
【0015】図5は他の実施例を示すもので、縦方向に
交差して2組の横テープ組14a、14bが取り付けら
れており、それぞれの交差部には支柱16が図1、図3
のように固定される。
【0016】なお、図に示していないが、シートカバー
上面部内面でその対角線方向両端縁部近くにそれぞれの
端部が一緒に添着固定された長さが等しい上下一対の2
つのテープ組と、これら2つのテープ組の交点上におけ
るそれぞれの上下テープ間に接続固定された支柱とを取
り付けてもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、プレハブ住宅などのユ
ニットにおいてその上部が平たんでなかったり、または
口が開いた状態のものであっても、その上部を本シート
カバーで覆ってしまえば、屋根が形成されるので、カバ
ー自体には凹部が生ぜず、雨が降っても下方に流れて水
がたまらず、また内部にも雨が洩れないために、このよ
うなユニットはコストがかからずに永続的に保護され
る。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】1実施例を示した斜視図。
【図2】その使用状態図。
【図3】シートカバー上面部の内面部をあらわした斜視
図。
【図4】使用状態の概略的縦断面図。
【図5】他の実施例を示した上面図。
【図6】プレハブ住宅のユニット例を示した斜視図。
【図7】従来例の使用状態を示した斜視図。
【図8】他の従来例の使用状態を示した斜視図。
【符号の説明】
10 屋根付けシートカバー 12a、12b 縦テープ組 14a、14b 横テープ組 16 支柱 18 引張り具 30 プレハブ住宅のユニット 32 敷棒
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年2月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレハブ住宅などのユニットをその上部
    より覆うための下面部を欠いた略方形体のシートカバー
    本体からなり、その上面部内面でその縦方向両端縁部近
    くにそれぞれの端部が一緒に添着固定された長さが等し
    い上下一対の1つの縦テープ組と、該内面でその横方向
    両端縁部近くにそれぞれの端部が一緒に添着固定された
    長さが等しい上下一対の少くとも1つの横テープ組と、
    縦テープ組と横テープ組との交点上におけるそれぞれの
    上下テープ間に接続固定された支柱と、シートカバー本
    体の上面部が四囲周縁外側方向へ張り状態になるように
    するためにシートカバー本体に付設された引張り具とを
    具備し、その張り状態によりその上面部が屋根として形
    成されることを特徴とする、屋根付きシートカバー。
  2. 【請求項2】 プレハブ住宅などのユニットをその上部
    より覆うための下面部を欠いた略方形体のシートカバー
    本体からなり、その上面部内面でその対角線方向両端縁
    部近くにそれぞれの端部が一緒に添着固定された長さが
    等しい上下一対の2つのテープ組と、これら2つのテー
    プ組の交点上におけるそれぞれの上下テープ間に接続固
    定された支柱と、シートカバー本体の上面部が四囲周縁
    外側方向へ張り状態になるようにするためにシートカバ
    ー本体に付設された引張り具とを具備し、その張り状態
    によりその上面部が屋根として形成されることを特徴と
    する、屋根付きシートカバー。
  3. 【請求項3】 上下1対のテープのうちシートカバーの
    上面部内面と対向する上方テープが該内面に接着されて
    いることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載
    の屋根付きシートカバー。
JP31273896A 1996-11-08 1996-11-08 屋根付きシートカバー Pending JPH10140843A (ja)

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JP31273896A JPH10140843A (ja) 1996-11-08 1996-11-08 屋根付きシートカバー

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JPH10140843A true JPH10140843A (ja) 1998-05-26

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ID=18032831

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JP31273896A Pending JPH10140843A (ja) 1996-11-08 1996-11-08 屋根付きシートカバー

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007191971A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Sekisui Chem Co Ltd 建築部材用保護カバー、建物ユニットの保管方法、ユニット建物の再築方法及び包装品
JP2010101135A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 Sekisui Chem Co Ltd 建物ユニット用カバー
CN105952166A (zh) * 2016-06-14 2016-09-21 广船国际有限公司 一种移动式工棚

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