JP3039059U - 屋根付きシートカバー - Google Patents

屋根付きシートカバー

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JP3039059U
JP3039059U JP1996013775U JP1377596U JP3039059U JP 3039059 U JP3039059 U JP 3039059U JP 1996013775 U JP1996013775 U JP 1996013775U JP 1377596 U JP1377596 U JP 1377596U JP 3039059 U JP3039059 U JP 3039059U
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JP
Japan
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seat cover
tape
roof
free end
unit
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JP1996013775U
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Inventor
和彦 東野
Original Assignee
株式会社ユニット包材
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートカバーを覆った状態で上部に平面とか
凹部が生ぜず、雨による水たまりが生じない三角状屋根
を形成できるプレハブ住宅など住宅ユニットの屋根付き
シートカバーを提供すること。 【解決手段】 下面部を欠いた略方形体のシートカバー
本体50において、その側面部内面で一端52aが固着
され、他端52bが該側面部の対向側で自由端として引
張り具となる少なくとも1つのテープ52と、下部面が
テープ52と交差して、上部面56aがシートカバー本
体の上部内面50bにそれぞれ固着された細長支柱56
とを具備し、テープ52の自由端52bが引張られるこ
とにより細長支柱56がユニット40の上部面をてこに
して直立してシートカバー上部が屋根として形成され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はプレハブ建築の分野で利用される。 本考案はプレハブ住宅などのユニットをその上部より覆うための下面部を欠い た略方形体のシートカバー、とくに上部が平面か断面凹形状のプレハブ住宅など の住宅ユニットに適用できる、屋根付きシートカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
住宅などの建築において、プレハブ住宅など半製品の住宅ユニットを製造現場 であらかじめ造っておき、その現場近くまたは流通倉庫にしかも野外にシートカ バーをかけてストックしておく場合が多い。このようなシートカバーは住宅ユニ ッとに合わせて長さ4〜8メートル、幅で3メートル近く、高さで3メートル位 いある。このような住宅ユニットにはその上部が平面か断面凹形状のもの(図3 、図4参照)がある。
【0003】 とくに断面凹形状のものについては、従来ではベニヤ、金属板などの資材を敷 設し仮りの屋根を形成してその上部を平坦化した上で、シートカバー50’で覆 っており、図7にみられる通りである。32は敷棒である。この場合、その資材 のコストも大きく、またストックの現場で資材を設置してシートカバーをかけて おき、受注により建築現場へ運んで解いたときにその資材を除き、それをまた再 利用するためにストックの現場へ持ち帰えるなど、工数が多く面倒で時間がかか る。
【0004】 なお、住宅ユニットの上部が平面であっても、上記したような資材が不要にな るが、図7のように野外に放置されたままであるので、雨にあうとその上部に水 がたまる。これにより、シートカバー上部が強い陽ざしをうけて劣化し、雨の量 が多くなるとその劣化したシートカバー部分より内部のユニットへ雨が洩れ移り 、ユニットの壁、ボード、じゆうたんなどが損傷を受ける。
【0005】 他方、最近の傾向として、台所の種々のものが装備したユニットの製作が行な われているが、このような雨洩りによりこれらの装備品も台なしになる恐れが十 分にある。
【0006】 このような実情から、シートカバーの上面部内部にエアマットを設けたり(例 えば特開昭51−131138号公報)、またはシートカバー上部を袋部にして その内部に空気を注入させたりして(例えば実公平7−28318号公報)、屋 根を形成させて水がたまらないようした先行例が開示されている。しかしながら 、空気洩れが生じたり、設備に余計なコストがかかったりして、実用的なもので なかった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、空気袋など空気の使用を考えず、シートカバーを覆った状態 で上部に平面とか凹部が生ぜず、雨による水たまりが生じない三角状屋根を形成 でき、しかもコストがかからず、実用的な、プレハブ住宅など住宅ユニットの屋 根付きシートカバーを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記した目的は、上部が平面か断面凹形状のプレハブ住宅などの住宅ユニット をその上部より覆うための下面部を欠いた略方形体のシートカバー本体からなり 、その側面部内面で一端が固着され、他端が該側面部の対向側で自由端として引 張り具となる少なくとも1つのテープと、下部面がテープと交差して、上部面が シートカバー本体の上部内面にそれぞれ固着された細長支柱とを具備することに より、達成される。
【0009】
【考案の作用】
テープの自由端が引張られることにより細長支柱がユニットの上部面をてこに して直立してシートカバー上部が屋根として形成される。
【0010】
【考案の実施の形態】
本考案の好適な実施例は図面に基づいて説明される。 図1はその1実施例を示した上面図、図2は本考案による細長支柱とテープと の対応を示した斜視図、図3はテープの自由端部が未だ引張られていない使用状 態の概略横断面図、図4はテープが引張られ細長支柱が直立して屋根が形成され た使用状態の概略横断面図、図5はその概略縦断面図である。
【0011】 この実施例50では断面凹形状の上部40oを有するプレハブ住宅などの住宅 ユニット40(図3、図4参照)をその上部より覆うための下面部を欠いた略方 形体のシートカバー本体からなり、その側面部内面で一端が固着され、他端が該 側面部の対向側で自由端として引張り具となるテープ52と、下部面がテープ5 2と交差して(図2参照)、上部面がシートカバー本体の上部内面50bにそれ ぞれ固着された細長支柱56とを具備している。
【0012】 シートカバー本体50について50aはその上部外面を、50bはその上部内 面を示しており、またテープ52は固定側部52aと自由端側部ないし引張り側 部52bとからなる。 図3に示すように、テープ52の自由端側部ないし引張り側部52bを図示矢 印のように下方へ引張ることにより、横斜め状態の細長支柱56が図示矢印のよ うに移行して、図4にみられるように直立して、シートカバー本体の上部が三角 屋根として形成される。 なお、54は従来から用いられている留めひもであり、その下端部にバックル が付けられており、これにユニット40の下部からのびた別の図示しないひもと 結ばれる。テープ52の自由端側部ないし引張り側部52bも同様にバックルを 有しており、ユニット40の下部からのびた別の図示しないひもと結ばれる。
【0013】 シートカバー50は防水性、耐候性がある、ポリエチレン、ポリエステル、ナ イロン、ターポリンなどの帆布から任意に選ばれる。また、テープ52も同様の 材質から任意に選ばれる。細長支柱56は少なくとも外面部はシートカバー、テ ープと接着可能な合成樹脂の使用が好ましく、中身はベニヤなどが選ばれる。そ の大きさは、幅300mm位い、縦200mm位い、奥行き10mm位いが好ま しい。 なお、上部が平面である住宅ユニットについて図示により説明していないが、 本考案が適用されることは自明である。また、複数のテープ、例えば図6に示す ように縦方向の長さが大きい住宅ユニットについては2つのテープを使ってより 安定した屋根を構えることもできる。いずれにしてもテープの張り方向は縦、横 、または対角線方向であってもよい。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば、テープの自由端が引張られることにより細長支柱が住宅ユニ ットの上部面をてこにして直立し、シートカバー上部が屋根として形成されるの で、シートカバー自体には凹部が生ぜず、雨が降っても下方に流れて水がたまら ず、またシートカバー内部にも雨が洩れないために、このような住宅ユニットは 余計なコストがかからず、長期間にわたって保護される。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示した上面図。
【図2】本考案による細長支柱とテープとの対応を示し
た斜視図。
【図3】テープの自由端部が未だ引張られていない使用
状態の概略横断面図。
【図4】テープが引張られ細長支柱が直立し屋根が形成
された使用状態の概略横断面図。
【図5】その概略縦断面図。
【図6】他の実施例を示した上面図。
【図7】従来例の使用状態を示した斜視図。
【符号の説明】
50 屋根付けシートカバー 52 テープ 52a 固定端部 52b 自由端側部ないし引張り部 56 細長支柱 40 上部が断面凹形状の住宅のユニット 32 敷棒

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が平面か断面凹形状のプレハブ住宅
    などのユニットをその上部より覆うための下面部を欠い
    た略方形体のシートカバー本体からなり、その側面部内
    面で一端が固着され、他端が該側面部の対向側で自由端
    として引張り具となる少なくとも1つのテープと、下部
    面がテープと交差して、上部面がシートカバー本体の上
    部内面にそれぞれ固着された細長支柱とを具備し、テー
    プの自由端が引張られることにより細長支柱がユニット
    の上部面をてこにして直立してシートカバー上部が屋根
    として形成されることを特徴とする、屋根付きシートカ
    バー。
JP1996013775U 1996-12-26 1996-12-26 屋根付きシートカバー Expired - Lifetime JP3039059U (ja)

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