JP3709173B2 - 屋根上工事用日よけ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築現場の瓦工事や葺き替え、塗装など、屋根上での作業における環境を改善する日よけ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家屋の建築や改修現場の屋外作業、とくに瓦工事のように屋根上での作業は、直射日光と屋根の照り返しを受けるため、夏の炎天下のように日差しが強いときは疲労が大きく、高所作業のため危険度が大きい。また、雨天の作業も考慮して、例えば特開平7−18874号や特開平11−229607号のように建物の外周を囲む足場を設け、両側の足場間に屋根の上方を覆う日よけシートをワイヤーで吊持させ、あるいは特開平10−266578号のように建物を囲む足場の上部にクレーンで吊ったシートをかぶせ、建物全体を覆うようにした全天候型足場装置が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、建築物の全体を覆う足場は、仮設費用が大きく、装置も大掛かりになり一般住宅の建築、とくに屋根だけの短期間の工事には不向きであった。
本発明は、従来のように足場を組む必要がなく、屋根上での作業だけで簡単に組み立てができる日よけ装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため、支柱と連結部材を屋上に運び上げ、屋根上とくに棟を跨いだ両側の位置に4本の支柱を配置し、両端部をこの支柱相互の上部に着脱可能に連結させる連結部材を、棟の方向と棟を横切る方向にそれぞれ連結して基準枠を形成し、この基準枠から順次に前記基準枠と同様の連結部材と支柱を連結して、支柱相互が連結部材で連結された枠組みを形成させ、この枠組みの上に日よけシートを張って屋根上工事用日よけ装置を構成させる。
最初に形成する基準枠は、屋根上の適宜の場所に設けることができるが、棟を跨いだ位置に形成させるのが好ましく、この基準枠の支柱を軸方向に分割して、連結部材を取り付けたのちに必要な高さに継なぐようにしてもよい。
【0005】
なお、支柱と連結部材との好ましい連結手段としては、支柱の上部に抜け止めを有する係合軸(角形軸が好ましい)をそなえ、連結部材の両端部に前記抜け止めを通す孔とこの孔に続いて係合軸を挿通する長孔を設けて、係合軸と前記長孔によって着脱可能に連結させる。
また、支柱上端部の周りにそれぞれ軸方向の角孔を有する係合筒を直角方向に4個そなえ、連結部材の両端部には、固定した固定係合片や回動可能に取り付けられ任意の角度で固定させる可動係合片を設け、この固定係合片や可動係合片を支柱に設けた係合筒の角孔に差し込んで連結するようにしている。
【0006】
なお、支柱に連結した連結部材をクランプする筋交いを設けて、連結部を補強することができる。
また、必要によって、前記枠組みの数箇所の連結部材に、屋根の縁に着脱可能に連結するロープを取り付けることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
屋根の上、とくに棟を跨いだ四辺形の角になる位置にそれぞれ支柱を配置し、その上部を連結部材で連結して基準枠を形成させ、前記基準枠の支柱上部に、それぞれ一方端を連結させ他方端を別の支柱の上部に着脱可能に連結する連結部材を取り付けて基準枠から順次に延長させ、屋根上の必要な部分を覆う枠組みを形成させる。要すれば、連結部材で延長する都度あるいは適宜の枠組みをしたのちに、全部または必要個所の支柱と連結部材とを筋交いで連結して補強し、この枠組みの上に日よけシートを張って屋根上工事用日よけ装置を構成させる。
【0008】
なお、支柱は軽量化のためパイプを用いるのが好ましく、上部に連結部材の端部との係合手段をそなえており、連結部材は同様のパイプを用いて両端部に前記係合手段に着脱可能に挿通させて連結し、相互の抜け止めを設けている。
なお、係合手段としては、支柱上部に係合軸を設け、連結部材の両端部に設けた長孔を係合軸に通して連結させ、とくに前記係合軸は、長孔と嵌合する部分を長孔の幅に合わせた角形にすることが望ましい。また、支柱の上端部の外周に軸方向の挿入孔をそなえた係合筒を設け、連結部材の両端部に設けた係合片を前記挿入孔に上方から嵌合させるようにしている。
また、連結部材両端部の連結部は、パイプのままでもよいが、片側あるいは両側から圧縮して偏平な圧潰部にしておくのが好ましく、支柱と連結部材とを連結する筋交いを設けて枠組みを強固にすることが望ましい。
【0009】
基準枠は、棟を跨いで形成させると作業が容易で安定がよく、基準枠およびその後の組立作業を円滑に行える利点があるが、傾斜した部分に基準枠を組むこともできる。
また、基準枠に用いる支柱を、分割して軸方向に継なぐようにしておけば、基準枠の支柱と連結部材との連結を低い位置で行い、支柱を伸ばして所要の高さにすることができ、確実な組み立て作業を容易に行うことができるが、他と同じ支柱を使ってもよい。
また、枠組みの数箇所の連結部材とくに外側の連結部材に、屋根の縁に連結するロープを取り付けておけば、枠組みが一層安定し、風による被害を防ぐことができる。
【0010】
【実施例】
これを図に示す実施例について説明する。
図1は本発明の実施例を示す側面図、図2はその上面図で。Aは屋根、Bはその棟、1は屋根Aの上に載置した支柱で、図3に例示するように、適宜の大きさの鉄あるいはアルミのパイプの上端に抜け止め11をそなえた係合軸12を取り付け、下方端に屋根の傾斜に合わせるように回動する下駄13を設けている。
2は連結部材で、鉄あるいはアルミのパイプを用い、図4および図5に例示するように、パイプの両端部に前記支柱の抜け止め11を通す孔21と、この孔21に続く長孔22をそなえて係合軸12を挿通させるようにしており、支柱1の係合軸12に着脱可能に連結される。3は筋交い、4は日よけシートで、寒冷紗のようなメッシュ織布を用い、適宜な箇所で連結部材2に結び付けている。
【0011】
なお、支柱1および連結部材2は、瓦葺きなどを行うため組み立てた支柱を持ち上げる場合があり、運搬や組み立てのためにも、パイプなどの軽い素材が望ましいが、風により吹き飛ばされないために適当な重量がある方がよい。
係合軸12は、長孔22の幅に合わせた角形にして長孔の両側に面接触させることにより、支柱1に連結した連結部材2の横振れを小さくできる。また、連結部材2の両端を押圧して偏平な圧潰部23にして、連結した重なり部分の厚さを小さくして係合軸を短くするようにしている。
筋交い3は、図6および図7に示すように、一方端部をあらかじめ支柱1に締め付けねじ5で取り付け、他方端部に連結部材2を挟むクランプ6を設けて、蝶ねじ7で締め付けるようにしており、支柱と連結部材2との連結角度に応じてクランプ位置を調整する。
【0012】
屋根Aの上に支柱1と連結部材2を運び、棟Bの両側に跨がる四辺形の角になる位置にそれぞれ支柱1を配置し、この4本の支柱1の上端にそれぞれ連結部材2を、支柱1の抜け止め11を連結部材2の孔21に通して係合軸12が長孔22に嵌合するようにずらせて連結し、支柱1と連結部材2に筋交い3を取り付けて棟Bを跨いだ基準枠10を形成させる。
【0013】
この基準枠10の各支柱1の係合軸12に、別の連結部材2の一方端を重ねて同様に係合連結させ、この連結部材2の他方端を、別の支柱1に連結して基準枠を延長させ、延長した支柱にさらに連結部材2を連結し、延長した支柱相互を連結して必要な大きさの格子状の枠組み20を形成させ、延長する都度、または枠組みを終わってから必要箇所の支柱1と連結部材2に筋交い3を取り付けて補強する。この枠組み20の上に日よけシート4をかぶせる。
なお、日よけシート4は、寒冷紗のようなメッシュ織布を用いれば風の影響が少ないが、薄い布地やビニール布など適宜のシートを用い、脱落しないように連結部材2または支柱1に結び付けておけばよい。
【0014】
支柱1に係合軸12を設けて連結部材2を挿通させる場合は、図6に示されているように、複数個の連結部材2が重なって係合され、屋根の傾斜によって連結部材2が傾いた状態で連結されるので、場所によって係合軸12の必要な長さが異なり、係合軸を一定の長さにしておけば抜け止め11との間に遊びを生じる。この遊びは実用的には差し支えないが、図8の実施例のように、係合軸12の下方にねじ8を設け、支柱1にねじ結合させることにより、支柱1の上端と抜け止め11の間隔を調節して遊びをなくすことができる。
【0015】
最初に組み立てる基準枠10は、棟Bを跨いで屋根の中央部に設け、図2では連結部材2の長さを2種類にして矩形の枠組み20を形成しているが、これに限られず基準枠10は任意の位置に設けることができる。しかし、棟Bを跨ぐ位置に設けることにより、基準枠10の連結部材2がいずれも水平方向になり、滑りがなく安定がよいので、組み立てが容易になる利点がある。
また、基準枠として用いる支柱を、図6のように軸方向に分割して継なぐようにしておけば、組み立て時に連結部材2の位置が低くなり連結作業を容易にすることができる。
なお、連結部材2は、180cmないし360cm程度の長さにして支柱1の数を少なくするようにしているが、枠組みの単位を正方形にすれば、連結部材2を1種類に統一することができる。
【0016】
屋根上での作業は、とくに工期が短い場合は通常好天の時に行われ、日よけシート4に軽いメッシュ状のシートを用い、枠組み20を棟Bの両側に跨がって設置することにより、風で枠組み20が飛ばされたり崩れるなどの影響を受けることはないが、要すれば図9に示すように、連結部材2に結び付けたロープ9を引っ掛け金具11により屋根の縁に着脱可能に連結させておくことができる。なお、ロープ9は支柱1の上部に結び付けてもよく、引っ掛け金具11に替えて屋根の縁に仮に打ち込んだ釘などに連結するようにしてもよい。また、図では枠組み20の端を構成する連結部材に結んでいるが、支柱1とロープ9の角度が小さい場合は、枠組み20の端から内側の連結部材に結び付けて引っ張り効果を強くすればよい。このロープ9は、妻側にも設けることができ、とくに、日よけ装置を棟Bから片寄らせて設ける場合は反対側の縁に連結することで枠組みとシートを有効に保持できる。
【0017】
図10ないし図16は、支柱1および連結部材2の別の実施例を示すもので、先の実施例と同じ部分には同一の符号を付している。
支柱1は適宜の大きさのパイプで、その上方端の周りに軸方向の角孔15を有する係合筒14をそれぞれ直角方向に4個そなえ、下方端にコ字状の下駄13をピン16で取り付けている。
2は連結部材で、パイプの両端に圧潰部23を設け、前記角孔15に嵌合させる可動係合片25をピン24で回動自由に取り付けている。26は可動係合片25に設けた抜け止め孔で、係合筒14に挿入したのち図示しない抜け止めピンを挿入する。
【0018】
屋根Aの棟Bを挟んで両側に跨がる四辺形の角になる位置にそれぞれ支柱1を配置し、この4本の支柱1相互の対向する係合筒14の角孔15に、それぞれ連結部材2の両端部を、連結部材2に対して90°にねじ27で締め付け固定させた可動係合片25を挿入して連結させ、基準枠10を構成し、抜け止めピンを抜け止め孔26に挿入する。
この基準枠10の4本の支柱1の別の係合筒14に、別の連結部材2の一方端の可動係合片25を挿入して連結させ、この連結部材2の他方端の可動係合片25を別の支柱1の係合筒14に挿入して基準枠10を延長させ、順次に必要なだけ連結延長させるとともに、それぞれの可動係合片25は、棟Bと平行な連結部材では90°に、屋根の傾斜方向の連結部材では、傾斜に合わせた角度でねじ27によって締め付け固定させる。
【0019】
なお、係合筒14の角孔15を丸孔に替え、可動係合片25を丸棒にして連結することもできるが、角形にすることにより連結方向を直角に保持できるとともに、左右の振れを防止できる利点がある。
図16は、支柱1と連結部材2の間に筋交い3を設けた状態を示しており、図6の実施例と同様であるが、2方向のみを示している。
なお、係合筒14を長くして可動係合片25との嵌合部を長くしておけば、連結が強固になり、筋交いを省略することが可能になる。
【0020】
図17および図18は連結部材の別の実施例で、連結部材2の両端部に可動結合片25とともに、連結部材2の同じ側に直角方向に突出させた固定結合片28を設けている。
このため、支柱1に対して直角に連結部材2を連結する場合は、固定結合片28を結合筒14の角孔15に挿入して連結し、屋根の傾斜によって支柱1との連結角度が直角以外のときは、可動結合片25を結合筒14に挿入させる。これにより、支柱1に対して直角に連結する場合の連結部材の保持が確実になり、ねじ27の緩みなどによる枠組みの強度低下を防ぎ、とくに基準枠の形成を簡単確実に行うことができる。
【0021】
なお、両端部に固定係合片28だけを設けた連結部材2を別個に設け、可動係合片25だけをそなえた連結部材との2通りの連結部材を用い、支柱1に直角方向に連結する場合は、固定係合片の連結部材を用いて連結を確実にすることができる。
【0022】
【発明の効果】
このように本発明は、作業をする屋根の上で、4本の支柱と連結部材によって基準枠を形成し、基準枠と同様の支柱と連結部材を用いて基準枠から必要な大きさに連結延長して枠組みを形成させ、この枠組みの上に日よけシートをかぶせるようにしているので、建物の側面に足場を設ける必要がなく、組み立てが容易になり、1人での組み立ても可能であり、低費用で良好な作業環境を作ることができ、一般住宅の建築や修理に有効である。
【0023】
最初に組み立てる基準枠を、棟を挟んで両側に跨がった位置に形成させるようにすれば、屋根の上でも基準枠の連結部材が水平方向に連結され、平地と同様に作業を行うことができ、基準枠を強固に形成でき、枠組みの安定が保たれる効果があり、基準枠の支柱を分割して継なぐようにしておけば、基準枠の組み立て作業をさらに容易に行うことができる。
【0024】
支柱と連結部材との連結手段として、支柱の上部に抜け止めを有する係合軸をそなえ、連結部材に前記抜け止めを通す孔とこの孔に続く長孔を設けて、係合軸を長孔に着脱可能に連結することにより連結を簡単にし、組み立て時間を短縮できる。
【0025】
また、支柱の上部に軸方向の角孔を有する係合筒を連結方向に設け、連結部材の両端部に前記角孔に挿通させる可動係合片をそなえて、角孔と可動係合片の嵌合によって連結させ、可動係合片を屋根の傾斜に合わせて角度で連結部材に締め付け固定させるようにすれば、連結作業が簡単になり、傾斜の異なる屋根にも使用できる効果があり、係合筒の長さに応じて枠組みが強固になる利点がある。
【0026】
なお、支柱の全部あるいは必要なものに、連結部材と連結する筋交いを設けることによって枠組みの強度を補強でき、この筋交いの連結部材側の位置を調整してクランプすれば、あらかじめ同じ長さの筋交いを支柱に取り付けておくことができる。
【0027】
基準枠を形成した支柱相互を連結部材で連結し延長させた枠組みを構成しているので、通常の天候では、風に対しても十分な強度を保持できるが、適宜の連結部材を選択して、複数箇所で屋根の縁に着脱可能に連結するロープをそなえておけば、強い風にも十分な強度を保持し、枠組みのつぶれや脱落なども防ぐことができ、とくに屋根上の片側の傾斜部分だけに日よけを設ける場合に、日よけ装置を確実に保持できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す側面図である。
【図2】図1の上面図である。
【図3】支柱の例を示す側断面図である。
【図4】連結部材の例を示す平面図である。
【図5】図4の側面図で、一部を断面で示している。
【図6】連結部分を示す側面図で、基準枠との連結部分を示している。
【図7】図6のX−X線に沿う拡大断面図である。
【図8】支柱の別の例を示す側断面図である。
【図9】補強を増大させた実施例を示す枠組みの部分図である。
【図10】支柱の異なる実施例を示す側面図である。
【図11】図10の中央側断面図である。
【図12】図10の拡大した上面図である。
【図13】連結部材の異なる実施例を示す側面図である。
【図14】図13の下面図である。
【図15】図13のY−Y線に沿う拡大した側断面図である。
【図16】異なる実施例における連結状態を示す正面図である。
【図17】さらに異なる連結部材を示す側面図である。
【図18】図17のZ−Z線に沿う拡大した側断面図である。
【符号の説明】
A 屋根
B 棟
1 支柱
2 連結部材
3 筋交い
4 日よけシート
9 ロープ
10 基準枠
11 抜け止め
12 係合軸
13 下駄
14 係合筒
15 角孔
20 枠組み
21 孔
22 長孔
23 圧潰部
25 可動係合片
26 抜け止め孔
28 固定係合片
30 引っ掛け金具
Claims (3)
- 上部に抜け止めを有する係合軸をそなえた支柱と、両端部に前記抜け止めを通す孔と、この孔に続いて係合軸を係合させる長孔を設けた連結部材をそなえ、屋根上で、4本の前記支柱の上部相互を4個の連結部材で着脱可能に連結して基準枠を形成し、前記基準枠から順次に、それぞれ連結部材の一方端を支柱の上部に連結させ、他方端を別の支柱の上部に着脱可能に連結することにより、屋根上の必要な部分を囲む枠組みを形成し、この枠組みの上に日よけシートを設けたことを特徴とする屋根上工事用日よけ装置。
- 上部に複数の軸方向の角孔を有する係合筒を設けた支柱と、両端部に前記角孔に挿通する可動係合片を回動可能に取り付けた連結部材をそなえ、屋根上で、4本の前記支柱の上部相互を4個の連結部材で可動係合片を係合筒の角孔着脱可能に連結して基準枠を形成し、前記基準枠から順次に、それぞれ連結部材の一方端を支柱上部の係合筒に可動係合片を挿通させ、他方端の可動係合片を別の支柱の係合筒に挿通させ、それぞれの可動係合片を設屋根の傾斜に合わせた角度に回動させて連結することにより屋根上の必要な部分を囲む枠組みを形成し、この枠組みの上に日よけシートを設けたことを特徴とする屋根上工事用日よけ装置。
- 前記連結部材が、両端部に回動可能に設け支柱上部の係合筒に挿通する可動係合片と、両端部の同じ側にそれぞれ直角方向に突出させて固定した固定係合片とを設け、この可動係合片を支柱と連結部材が直角に連結されるときは固定係合片を、直角以外の角度で連結されるときは可動係合片を、それぞれ係合筒の角孔に挿入して支柱と連結部材を連結させ、前記可動係合片を屋根の傾斜に合わせた角度で連結部材に締め付け固定させることを特徴とする請求項2の屋根上工事用日よけ装置。
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