JPH10140448A - 編出し装置を備えた横編機 - Google Patents

編出し装置を備えた横編機

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JPH10140448A
JPH10140448A JP8294113A JP29411396A JPH10140448A JP H10140448 A JPH10140448 A JP H10140448A JP 8294113 A JP8294113 A JP 8294113A JP 29411396 A JP29411396 A JP 29411396A JP H10140448 A JPH10140448 A JP H10140448A
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    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B23/00Flat warp knitting machines
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B7/00Flat-bed knitting machines with independently-movable needles
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  • Textile Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ウエール毎の編成コース数が異なる編地の編成
時に、編地の各ウエール毎に編成コース数に応じた適切
な引き下げ張力を付与することができ、且つ個々に移動
可能に構成された編出し針から編地の保持解放を自由に
行うことのできる編出し装置を備えた横編機を開示す
る。 【解決手段】編出し針基材部と、該編出し針基材部に対
し相対移動可能な編出し針摺動部とで構成され、編出し
針摺動部の移動により編地編出し部の保持解放が制御可
能な編出し針と、前記編出し針を編地引き下げ方向に対
し進退自在に支持する編出し針ベッドと、前記編出し針
ベッドに対し各編出し針を編地引き下げ方向に付勢する
付勢手段と、編出し針摺動部を編出し針基材部に対し移
動させ、編地の保持解放を行う編出し針保持解放手段と
を有する編出し装置を横編機に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は少なくとも前後一対
の針ベッドが対向配置される横編機の編出し装置に関す
るものであって、特にウエール毎の編成コース数が異な
る編地の編成に適した横編機の編出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】横編機では、前後両針床間の歯口下方に
設けられ、編地の編出し部として供給された編出し糸を
引き下げることで編成を完了した編地に張力を付与し、
編針に係止されている編目が編針から外れないようにす
ることで、ローラ式巻き下げ装置により編地が挟持され
るまでの間編地を引き下げる編出し装置が設けられる。
上記した編出し装置として本出願人はスライダ開閉式編
出し装置を特公平3−77298号公報等で開示してい
る。
【0003】一般的な横編機で使用される編出し装置
は、編出し針ベッドに複数並列配置した全ての編出し針
を同じ高さ位置を保持したまま引き下げるため、ウエー
ル毎の編成コース数が均一な編地の編成には適している
が、ウエール毎のコース数が異なる編地を編成する場合
にはウエール毎に適切な引き下げ張力を付与することが
できない。したがって、ウエール毎の編成コース数が異
なる編地を編成する場合には、編地の全域に亘って引き
下げ張力をできるだけ均一とするため、編成コース数の
比に応じて各部分が並行して編成されるように、部分毎
の編成コース数を考慮して編成データを作成する必要が
あった。しかしながら、編成コース数を調整するだけで
は限界があるため、特公平6−60443号公報では、
ウイングカラーと称される衿部分を捨て編部分に続き引
き返し編することで、ウエール毎の編成コース数の異な
る衿用編地を編成する方法が開示されている。このよう
に捨編みに続いて編成を行う場合には、捨編みに無駄な
糸を消費することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本出願人の編出し装置
に関する先の出願として実公昭62−26472号公報
が存在する。該公報では個々の編出し針を引き下げる方
向に付勢するスプリングを装着している。実公昭62−
26472号に開示される装置では、編出し針からの編
地の解放は編地を編出し針のフックから外れる方向に押
し出す編地解放板で行われる。編地解放板により編地の
解放を行う方法では、ウエール毎の編成コース数が異な
る編地の場合、編地解放板が当接する箇所と編出し箇所
の間の長さがウエール毎に異なり、編成コース数が多い
部分では編出し針からの編地の解放が困難な場合が発生
する。また、編地解放板が設けられる前後針ベッド間の
歯口下方の空間が限られているため、編地解放板は歯口
直下より下方の離れた位置に設けられる。上記した特公
平6−60443号公報に開示されるウイングカラーの
ような編地の場合には、編地の編成コース数が少なく、
上記した編地解放板により解放可能な長さまで編成され
ないことが多く、このような場合には編地解放板では編
地を解放することができない。
【0005】上記のように編地解放板により編地を解放
する方法では、編出し針と編地解放板の間の距離が特定
の距離にある時にのみ編地を解放可能で、それ以外の距
離となる状態では編地を編出し針から解放できない場合
が発生する。したがって、上記した実公昭62−264
72号公報に開示される装置では、ウエール毎の編成コ
ース数の差が大きな編地の編成を行うことは困難であっ
た。また、上記した特公平3−77298号公報に開示
されるスライダ開閉式編出し針を用いた横編機では、ス
ライダまたは編出し針本体に位置制御用のバットを形成
し、該バットに対しカムを作用させることで編出し針の
フックの出没を制御し、編成する編地の長さに関わらず
に編地の保持・解放の制御が可能な機構が開示されてい
る。しかしながら、該公報では個々の編出し針を変位可
能にした場合に編地の保持・解放を行う方法に関しては
開示がない。本発明の編出し装置は上記した問題を解決
するために考え出されたものであり、その目的とすると
ころは、ウエール毎の編成コース数が異なる編地を編成
する場合に、編地の各ウエールの編成コース数に応じた
適切な引き下げ張力を付与するとともに、衿部分のよう
に編成コース数が少なく、編出し針が個々に異なる位置
に移動しても確実に編地を保持および解放することので
きる横編機の編出し装置を開示しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した問題を解決する
ため、本発明の編出し装置を備えた横編機は、少なくと
も前後一対の針ベッドを備えた横編機の前後両針ベッド
間の歯口下方に設けられ、編地の編出し部の保持解放を
行う編出し針を編出し針ベッドに複数並列配置した編出
し装置を備えた横編機において、編出し針基材部と、該
編出し針基材部に対し相対移動可能な編出し針摺動部と
で構成され、編出し針摺動部の移動により編地編出し部
の保持解放が制御可能な編出し針と、前記編出し針を編
地引き下げ方向に対し進退自在に支持する編出し針ベッ
ドと、前記編出し針ベッドに対し各編出し針を編地引き
下げ方向に付勢する付勢手段と、編出し針摺動部を編出
し針基材部に対し移動させ、編地の保持解放を行う編出
し針保持解放手段とを備えたことを特徴とする。以上の
構成により個々の編出し針は編出し針を編地の引き下げ
方向に付勢する付勢手段の付勢力により、編地の各ウエ
ールに編成コース数に応じて引き下げ張力を付与する。
そして編地の編成完了後、編成コース数の差から編地引
き下げ方向の異なる位置に位置している編出し針保持解
放手段により移動編出し針部材を移動させ編出し針から
編地が解放される。
【0007】また、本発明の編出し装置を備えた横編機
は、編出し針保持解放手段が編出し針が編地を保持する
方向に編出し針摺動部を付勢する付勢手段と、付勢手段
の付勢力に抗し編出し針摺動部を編出し針から編地を解
放する方向に移動させる解放手段からなることも特徴の
一つである。以上の構成によれば、編出し針から編地を
解放する際に、解放手段により編出し針摺動部を付勢手
段の付勢力に抗し移動させることで編地が解放される。
【0008】また、本発明の編出し装置を備えた横編機
は、編出し針摺動部がフック状編糸係止部を備えるとと
もに、編出し針基材部は側面視において編出し針摺動部
のフック状係止部を被覆する収納部が形成されることも
特徴の一つである。以上の構成によれば、編出し針摺動
部のフック状編糸係止部が側面視において編出し針基材
部から出現した状態で編糸が係止され、フック状編糸係
止部が側面視において収納部に被覆される状態とするこ
とでフック状編糸係止部から編地が解放される。
【0009】また、本発明の編出し装置を備えた横編機
は、前記編出し針を編出し針ベッドに対し編地引き下げ
方向に付勢する付勢手段と、編出し針摺動部を編地を保
持する方向に付勢する付勢手段の双方の付勢手段を単一
の付勢手段により構成したことも特徴の一つである。以
上の構成によれば、編出し針ベッドを編地引き下げ方向
に付勢する付勢手段と、編出し針摺動部を編地を保持す
る方向に付勢する付勢手段を単一の付勢手段により構成
することが可能で装置の構成が簡略化される。
【0010】また、本発明の編出し装置を備えた横編機
は、編出し針はその側面が隣接する編出し針に当接する
厚みで形成されたスペーサーを備えることも特徴の一つ
である。以上の構成によれば、編出し針が編出し針ベッ
ドから引き出された時に、スペーサーを隣接する編出し
針の側面と接することで偏向することなく保持される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の編出し装置を備えた
横編機の好ましい実施の一例を図面とともに詳細に説明
する。図1は本発明の実施の一形態による横編機の編出
し装置1の概略的な構成を示した側面図であり、図2は
編出し針ベッド3と編出し針ベッド3の昇降機構5を示
す正面図である。編出し装置1は多数の編針(図示な
し)が植設される前ベッド7Aと後ベッド7B間に形成
される歯口9の下方に設けられる。編出し装置1は編機
の両端部において鉛直方向に設けた一対のガイドレール
11A、11Bに沿って摺動自在に保持される編出し針
ベッド3と、編出し針ベッド3に形成した摺動溝内に摺
動自在に装着される編出し針13と、図示せぬ横編機の
制御装置からの指令に基づき歯口の下方で編出し針ベッ
ドを昇降移動させる編出し針ベッド昇降装置5と、編出
し針13を制御し編地の保持・解放を制御する編出し針
保持解放装置15を備える。
【0012】次に図2〜図5を使用し編出し針ベッド3
について説明する。図3は図1の破線で囲んだ部分の拡
大図であり、同じく図4は図2の破線で囲んだ部分の部
分拡大図であり、図5は後述する編出し針ベッド基板を
示す図である。編出し針ベッド3はガイドレール11
A、11Bに沿って摺動自在に保持した左右一対の摺動
部材17A、17B間に掛け渡され、摺動部材17A、
17Bとネジ19A、19B、19C、19Dにより一
体に固定される編出し針ベッド基板21と、編出し針ベ
ッド基板21の下端部で編出し針ベッド基板21にネジ
23A、23Bにより固定保持されるガイド部材25を
有する。編出し針ベッド基板21の一側面には、編出し
針ベッド基板21の長手方向に形成した上下一対の帯状
の凸部27A、27Bにそれぞれ蟻状嵌合溝29A、2
9Bが形成される。蟻状嵌合溝29A、29Bには編出
し針ベッド基板21の長手方向と直交する方向に編出し
針13用の摺動溝31が針ベッド7Aの編針間となる位
置に編針2本につき1本の割合で形成され、該摺動溝3
1内に編出し針13が装着される。編出し針13は編出
し針ベッド基板21および上下の蟻状嵌合溝27A、2
7Bにより形成された摺動溝31間に装着され、蟻状嵌
合溝29A、29Bに押さえ板37A、37Bを装着す
ることで、編出し針ベッド基板21に対し摺動自在であ
って、且つ摺動溝31から脱落することなく保持され
る。編出し針13は前記ガイド部材25に形成したスプ
リング係止部33と編出し針13間にコイルスプリング
35を掛け渡すことで、図3において下方向に編出し針
13を付勢する。このため編出し針13が編地の編出し
部を係止していない状態では、編出し針13の凸部39
を編出し針ベッド基板21の上端と係合し編出し針ベッ
ド基板21に対する最下降位置に保持される。編出し針
ベッド3は駆動用モータ41により回転される駆動歯付
きプーリ43と従動歯付きプーリ45A、45B、45
C間に掛け渡したタイミングベルト47と公知の連結手
段により連結され、駆動モータが41回転駆動されるこ
とで昇降移動される。駆動歯付きプーリ43の回転軸に
は図示せぬエンコーダが装着され、編出し針ベッド3の
位置が検出される。エンコーダから出力される位置デー
タに基づき、横編機の制御装置は駆動歯付きプーリ43
を回転駆動し編出し針ベッド3を上下摺動させる。編成
の進行に応じて編地の引き下げを行う。図中49は編出
し針ベッド3の下限位置を検出するセンサであり、摺動
部材17Bに取り付けた検出片51を検出することで駆
動モータ41を停止させ編出し針ベッド3の引き下げを
停止する。
【0013】次に図6および図7を使用して編出し針に
ついて説明する。図6Aは閉状態にある編出し針の側面
図、図6Bは開状態にある編出し針の側面図、図6Cは
図6Bに対応した正面図である。図7Aおよび図7Bは
編出し針の先端部をスライダの表面箇所で切断した状態
を示す断面図であり、図6Aは図7Aと、図6Bは図7
Bとそれぞれ対応している。編出し針13は、編出し針
本体部53と、編出し針本体部53と積層配置されるス
ライダ制御部材55と、編出し針本体部53の先端部に
編出し針本体部53と一体に保持される編出し針先端部
57と、編出し針本体部53に取り付けたピン59を軸
に揺動自在に保持される揺動レバー61からなる。編出
し針先端部57は編出し針本体部53の一側面にネジ6
3により固定されるスペーサー65により編出し針本体
部53と一体に保持される。編出し針先端部57には中
央にスライダ66を挟み一対の側壁67A、67Bによ
り摺動溝69が形成され、該摺動溝69内に編出し糸を
係止するフック状編糸係止部71が形成されるスライダ
66が進退動自在に保持される。編出し針15の一側面
に装着されるスペーサー65は、その厚みが編出し針本
体部53の厚みと、編出し針ベッドの摺動溝間の間隔を
足し合わせた厚みで形成されている。従って、摺動溝6
9内に装着された編出し針13はスペーサー65の側面
と隣接する編出し針15のスライダ制御部材55の側面
が互いに摺接する状態となり、編出し針15が編出し針
ベッド基板21の摺動溝31から引き出された状態でも
スペーサー65の側面を隣接する編出し針に接すること
で編出し針間の間隔を一定に維持し、編出し針15が偏
向されるのを防止する。編出し針先端部57にはスライ
ダ66のフック状編糸係止部71を収納する倒三角形状
で上向き斜面73と下向き斜面75を有する収納部77
が形成される。スライダ制御部材55はスペーサー65
内に形成した空所79と編針本体部53とにより形成さ
れる空間内で摺動自在に保持され、スライダ制御部材5
5の凹部81をスライダの係合部83と係合することで
スライダ66と連結される。揺動レバー61は先端部に
スライダ制御部材55の凹陥部85に係合する凸部87
と、後述する編出し針保持解放装置に当接する長腕部8
9と、2つの短腕部89A、89Bが形成される。揺動
レバー61は先端部を前記スペーサー65の空所79に
収納し、後端部において凸部87をスライダ制御部材5
5の凹陥部85と係合するとともにスライダ制御部材5
5に形成した切り欠け部90を編出し針本体部55に取
り付けたピン91に係合することで、編出し針本体部5
3に対し摺動自在であって、かつ脱落することなく保持
される。揺動レバー61は短腕部89A、89Bをスラ
イダ制御部材55の突き当て部92A、92Bに当接す
ることで揺動範囲が制限され、スライダ66はスライダ
制御部材55が上昇位置にある時に、側面視においてフ
ック状編糸係止部71を前記収納部77内に収納し、ス
ライダ制御部材55が下降位置にある時にフック状編糸
係止部71を収納部77から出現させる。揺動レバー6
1は短腕部98Bに形成した凹部93と前記ガイド部材
25のスプリング係止部33間にコイルスプリング35
を係止することで、図6において時計回り方向に付勢さ
れる。編出し針13の揺動レバー61が後述する編出し
針保持解放装置15に当接していない状態では、編出し
針保持解放部材55が最後退位置に後退されて図6Bに
示すようにフック状編糸係止部71が収納部77から出
現した開状態となり、揺動レバー61が図6において反
時計回り方向に揺動された状態では、編出し針保持解放
部材55が最進出位置まで進出され図6Aに示すように
スライダ66のフック状編糸係止部71が収納部内に収
納された閉状態となる。
【0014】次に図3および図4を使用して編地の保持
・解放を制御する編出し針保持解放装置15について説
明する。編出し針保持解放装置15は、編出し針ベッド
3の長手方向の全域に亘る長さを有し、側面視において
「く」字状に形成される編出し針制御プレート95を備
える。編出し針制御プレート95は側面視において
「く」字状に屈曲形成され、既に最下降位置に位置して
いる編出し針15の揺動レバー61を押圧する押圧部9
7と、編出し針制御プレート95に対し相対的に下降し
てくる揺動レバー61に当接し、揺動レバー61を図3
において反時計回り方向に揺動させ、スライダ66のフ
ック状編糸係止部71を収納部77内に収納させる上向
き斜面99が形成される。編出し針制御プレート95は
編出し針ベッド基板21上に取り付けたマウント101
A、101B間に掛け渡した軸103を支点に揺動自在
の保持される左右一対の揺動アーム105A、105B
により両端を保持される。編出し針保持解放装置15は
編出し針制御プレートを揺動駆動するための駆動モータ
107を有し、該駆動モータ107は編出し針ベッド基
板21に取り付けたマウント101Aにネジ109A、
109B、109C、109Dにより固定される。駆動
モータ107の回転軸111には扇状カム113が取り
付けられ、該扇状カム113上に回動自在に取り付けた
回転ローラ115を前記揺動アーム105Aに設けた嵌
合溝117に嵌合している。編機の制御装置からの指令
に基づき駆動モータ107が回転駆動され、回転ローラ
115が案内溝内で変位されることで揺動レバー61お
よび編出し針制御プレート95が揺動され、編出し針制
御プレート95が編出し針13の揺動レバー61に接近
または揺動レバー61から離反される。図3において1
19はセンサであり、扇状カム113の両端110A、
110Bを検出することで編出し針制御プレート95が
揺動レバー61に当接する位置と当接しない位置の2位
置を検出する。
【0015】次に図3および図8〜図10を使用し上記
した本発明の編出し装置を備えた横編機の作用を説明す
る。図8は本発明の編出し装置1での編成に適したウイ
ングカラーと称される編地121がポロシャツ123の
衿首部に縫い付けられた状態を示す図であり、図9は編
地121の編成が完了した時点における編地121と編
出し針13と編出し針制御プレート95の位置関係を模
式的に示す図であり、図10は図9に示される編地12
1の編出し編成時における給糸口の移動を示す図であ
る。図9に示すように編地121は編成完了後に分離さ
れた状態となる3つのパートA、B、Cと、パートA、
B、Cが連結された状態で編成されるパートDとからな
る。このような編地121は図9において下側から上方
向に向かって編成が行われ、X−X線よりも下側ではパ
ートA、B、Cを別個の給糸口を使用して編成した後、
X−X線より上側ではパートA、B、Cが連結されたパ
ートDを単一の給糸口を使用して編成する。以下、実際
の編成について説明を行うが、本実施の形態の横編機に
おいては近接する編出し針間に渡って供給された編出し
糸により編出し針13の自由な移動が制限されるのを避
けるため、編成コース数または編成順序等により分割さ
れる複数の領域の編針に対し、それぞれの領域において
別々の編出し糸を使用して編出し編成を行う。なお、本
実施の形態では複数の編出し糸を使用して編出し編成を
行っているが、本発明の編出し装置を備えた横編機では
必ず複数の編出し糸を使用して編出し編成を行わなけれ
ばならないというものではなく、編成する編地の形状に
より編出し針の自由な移動が制限される場合にのみ行え
ばよい。
【0016】実際の編成を説明する。まず図10−1に
示すようにパートAの編出し編成に使用する給糸口A、
同じくパートBに使用される給糸口B、パートCに使用
される給糸口Cを編成領域の左側に準備する。図10−
2では給糸口B、Cをそれぞれのパート部分の左端に移
動させる。図10−3では給糸口AでパートAの領域の
編針に編出し糸を針ベッド状の編針に供給して編出し編
成を行う。次に図10−4では給糸口Aおよび給糸口B
をパートBの左側に移動させる。この時、図10−2で
編成領域の端から給糸口Bに直接渡っていた編糸が、パ
ートAを編成した給糸口Aの編出し糸により押さえら
れ、編出し糸Bは編針のフックが捕捉可能な位置まで下
げられた状態となっている。次に図10−5では給糸口
Bを使用してパートBの編出し編成を行う。図10−6
では給糸口B、CをパートCの左側に移動させた後、図
10−7で給糸口CによりパートCに編出し糸を供給す
ることでパートA、B、Cの全ての領域の編針に編出し
糸が係止された状態となる。以降、上記図10−3から
図10−8に示される編成と同様の編成が右側から左に
向かって行うことで、図10−3から図10−8で供給
された編出し糸と、それ以降の編成で供給された編出し
糸が編出し針上で交差させ編出し針が編出し糸を係止可
能な状態とすることで編出し編成が行われる。上記した
編出し編成の詳細に関しては本出願人の先の出願である
特公平3−77298号公報に開示されているため、詳
細な説明は省略する。
【0017】上記した方法で編出し編成を行った後、前
後両針ベッド7A、7Bの編針間に掛け渡された編出し
糸を編出し針13に係止するため編出し針ベッド3を上
昇させる。横編機の制御装置からの指令により駆動モー
タ41を回転駆動させ、タイミングベルト47及び従動
プーリ45を介して編出し針ベッド13が上昇される。
この時、図3に示すように編出し針保持解放装置15の
編出し針制御プレート95は編出し針13のレバー61
に当接しない位置に保持されており、編出し針13はコ
イルスプリング35により編出し針ベッド基板21に対
する最下降位置に位置している。編出し針13はコイル
スプリング35によりスライダ制御部材55が編出し針
本体部53に対し後退した位置にあり、スライダ制御部
材55と連結されたスライダ66はフック状編糸係止部
71を編出し針先端部57の収納部77から出現させた
状態となっている。駆動モータ41により上昇される編
出し針ベッド13は、編出し針13のフック状編糸係止
部71が前記編出し糸を越える高さ位置まで上昇され
る。この時、前後両針ベッド7A、7Bの編針間に掛け
渡されている編出し糸が編出し針13に当接するが、編
出し糸は編出し針先端部57の上向き斜面73により案
内されスライダ66のフック状編糸係止部71を越えて
移動しスライダ66のフック状編糸係止部71に編出し
糸が係止される。編出し糸の係止を完了した後、駆動モ
ータ41が反転駆動され編出し針ベッド13を下降され
る。図9に示すようにウエール毎の編成コース数が異な
る編地を編成する場合、編成コース数の多いパートBの
編出し針13は編出し針ベッド基板21に対し低い位置
にあり、編成コース数が少ないパートAおよびパートC
の編出し針は編出し針ベッド基板21に対し高い位置に
ある。このように本実施の形態における編出し装置1で
は、ウエール毎の編成コース数に応じ編出し針13が個
々の編出し針を編地の引き下げ方向に付勢する付勢手段
の付勢力に抗して移動するため、従来の編出し装置のよ
うにウエール毎の編成コース数の差による引き下げ張力
の過不足が発生し難く、編成コース数に応じ編成領域の
全域に亘り適切な引き下げ張力を付与することが可能で
ある。
【0018】次に編地121の編成完了後、編出し針1
3からの編出し糸の解放の仕方を図9および図11を使
用して説明する。図11は編地121の編成完了時の編
出し装置1の側面図である。ウエール毎に編成コース数
の異なる編地121を編成する場合、編地121の編成
が完了した時点では、図9に示すように編出し糸を係止
した編出し針13は編成コース数に応じ編地引き下げ方
向の異なる高さ位置に位置しており、編出し糸を係止し
ておらず編成に使用されなかった編出し針13はコイル
スプリング35により最下降位置に位置している。編出
し糸を係止した編出し針13から編出し糸を解放するた
め、まず編出し針保持解放装置13の駆動モータ107
を回転駆動し、編出し針制御プレート95を編出し針1
3の揺動レバー61に当接する位置へと揺動させる。こ
の時、編出し糸を係止しておらず、編成に使用されなか
った編出し針13の揺動レバー61が編出し針制御プレ
ート95の押圧部97に当接し、図11に示すように反
時計回り方向に回転される。これにより編出し糸を係止
していない編出し針13のフック状編糸係止部71が編
出し針先端部57の収納部77内に収納される。次に編
出し針ベッド基板21に対し高い位置に位置している編
出し針13から編出し糸を解放するため、編出し針ベッ
ド13を上昇させる。この時、「く」字状に屈曲された
編出し針制御プレート95の上向き斜面99が編出し針
ベッドに対し高い位置にあった編出し針の揺動レバーに
当接することで、揺動レバー61が時計回り方向に回転
され、スライダ66のフック状編糸係止部71が収納部
77内に収納される。この時、フック状編糸係止部71
に係止されていた編出し糸はフック状編糸係止部71が
収納部77内に収納されることで、収納部77の下向き
斜面75によりフック状編糸係止部71から押し出され
解放される。編地解放時の編出し針ベッド3の上昇を編
出し針13の編出し針ベッド基板21に対する移動スト
ロークに相当する移動量で行うようにすれば、全ての編
出し針13の揺動レバー61に編出し針制御プレート9
5に当接させ全ての編出し針13から確実に編出し糸を
解放することができる。このように本実施の形態の編出
し装置では、ウエール毎の編成コース数の違いに対応す
るため、個々の編出し針を移動可能に構成しても編地の
保持解放が編成する編地の形状等により制限されること
なく可能である。
【0019】なお、上記した実施の形態においては、編
出し針保持解放装置15を編出し針ベッド3上に設けた
が、編出し針制御プレート95を編出し針ベッド13の
移動領域の全域に亘って作用できるように編地の引き下
げ方向に延伸し、編出し針ベッド13外に固定式として
設けることも可能である。このようにした場合には、編
地を解放する際に編出し針ベッド13を上昇させる必要
がなくなる。また、上記した実施の形態では編出し針1
3を編出し針ベッド基板21に対し引き下げる方向に付
勢する付勢手段と、スライダ66のフック状編糸係止部
71が出現させる方向に付勢する付勢手段を単一のコイ
ルスプリング35により兼ねる場合を例に説明したが、
それぞれの付勢手段を別個に設けることも可能である。
また、上記した実施の形態においては、編地の編出し部
を編出し糸により形成する場合を例に説明したが、編地
編出し部の形成の仕方は編出し糸を使用する上記した実
施の形態に示す方法に限られるものではない。また、上
記した実施の形態においては、編出し針本体部53に対
し編出し針先端部57を固定し、フック状編糸係止部7
1が形成されるスライダ66を摺動自在としたが、反対
にフック状編糸係止部71を編出し針本体部53に固定
し、フック状編糸係止部71を収納する編出し針先端部
57を摺動自在に保持するようにしてもよい。また、上
記した実施の形態では、編出し針13をコイルスプリン
グにより編地引き下げ方向に付勢する場合を例に説明し
たが、編出し針13の付勢手段は上記した実施の形態で
使用したコイルスプリングに限定されるものではなく、
例えば渦巻きスプリングや、スプリング以外の付勢手段
として錘やエアシリンダまたはオイルシリンダ等も使用
可能である。また、上記した実施の形態では、編地を解
放する際に編出し針制御プレートを編出し針の揺動レバ
ーに当接する位置に揺動させてから編出し針ベッドを上
昇させるようにしたが、編出し針ベッドを先に上昇させ
てから編出し針制御プレートを揺動させても編地の解放
が可能である。
【0020】
【発明の効果】上記したように本発明の編出し装置を備
えた横編機では、ウエール毎の編成コース数が異なる編
地を編成する場合でも、各ウエールに編成コース数に応
じた適切な引き下げ張力を付与することが可能でこれま
で編成が困難であった編地の編成が可能となる。また、
引き下げ張力の不均衡から編地編出し部の編出し部の編
糸が切断される等の問題の発生を回避でき、個々の編出
し針を変位可能に構成しても編出し針からの編地の解放
を自由に行うことが可能となる。
【0021】また、前記編出し針を編出し針ベッドに対
し編地引き下げ方向に付勢する付勢手段と、移動編出し
針部材を編地を保持する方向に付勢する付勢手段の双方
の付勢手段を単一の付勢手段により構成した場合には、
編出し針ベッドを編地引き下げ方向に付勢する付勢手段
と、移動編出し針部材を編地を保持する方向に付勢する
付勢手段を単一の付勢手段により構成することが可能で
装置の構成を簡略化できる。
【0022】また、編出し針は隣接する編出し針の側面
に当接する厚みで形成されたスペーサーを側面に備える
構成とした場合には、編出し針先端部が隣接する編針の
スペーサーによりガイドされることで、編出し針ベッド
を編出し針の移動可能領域の全域に亘り設ける必要がな
くなり編出し針ベッドを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の編出し装置を備えた横編機の概略を示
す側面図である。
【図2】編出し針ベッドと編出し針ベッドの昇降機構を
示す図である。
【図3】図1の破線で囲んだ部分の部分拡大図である。
【図4】図2の破線で囲んだ部分の部分拡大図である。
【図5】編出し針ベッド基板と摺動部材を示す図であ
る。
【図6】図6Aは閉状態の編出し針の側面図であり、図
6Bは開状態の編出し針の側面図であり、図6Cは図6
Bに対応した正面図である。
【図7】図7Aは図6Aに対応する編出し針先端部を示
す断面図であり、図7Bは図6Bに対応する編出し針先
端部を示す断面図である。
【図8】ウイングカラーが衿首部に縫着されたポロシャ
ツを示す図である。
【図9】編地編成完了時の編地と編出し針と編出し針制
御プレートの位置関係を示す模式図である。
【図10】編出し編成時の給糸口の移動を模式的に示し
た図である。
【図11】編地の編成が完了時の編出し装置の側面図で
ある。
【符号の説明】
1・・・編出し装置、3・・・編出しベッド、7A・・
・前ベッド、7B・・・後ベッド、13・・・編出し
針、15・・・編出し針保持解放装置、21・・・編出
し針ベッド基板、29A, 29B・・・蟻状嵌合溝、3
5・・・コイルスプリング、37A, 37B・・・押さ
え板、41・・・駆動用モータ、47・・・タイミング
ベルト、49・・・センサ、53・・・編出し針本体
部、55・・・スライダ制御部材、57・・・編出し針
先端部、61・・・揺動レバー、65・・・スペーサ
ー、71・・・フック状編糸係止部、77・・・収納
部、95・・・編出し針制御プレート、105A, 10
5B・・・揺動アーム、107・・・駆動モータ、11
3・・・扇状カム、119・・・センサ、121・・・
編地

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも前後一対の針ベッドを備えた
    横編機の前後両針ベッド間の歯口下方に設けられ、編地
    の編出し部の保持解放を行う編出し針を編出し針ベッド
    に複数並列配置した編出し装置を備えた横編機におい
    て、 編出し針基材部と、該編出し針基材部に対し相対移動可
    能な編出し針摺動部とで構成され、編出し針摺動部の移
    動により編地編出し部の保持解放が制御可能な編出し針
    と、 前記編出し針を編地引き下げ方向に対し進退自在に支持
    する編出し針ベッドと、 前記編出し針ベッドに対し各編出し針を編地引き下げ方
    向に付勢する付勢手段と、 編出し針摺動部を編出し針基材部に対し移動させ、編地
    の保持解放を行う編出し針保持解放手段と、を備えたこ
    とを特徴とする編出し装置を備えた横編機。
  2. 【請求項2】 編出し針保持解放手段は、編出し針が編
    地を保持する方向に編出し針摺動部を付勢する付勢手段
    と、付勢手段の付勢力に抗し編出し針摺動部を編出し針
    から編地を解放する方向に移動させる解放手段から構成
    したことを特徴とする請求項1に記載の編出し装置を備
    えた横編機。
  3. 【請求項3】 編出し針摺動部は、フック状編糸係止部
    を備えるとともに、編出し針基材部は側面視において編
    出し針摺動部のフック状係止部を被覆する収納部が形成
    されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の編出し装置を備えた横編機。
  4. 【請求項4】 前記編出し針を編出し針ベッドに対し編
    地引き下げ方向に付勢する付勢手段と、編出し針摺動部
    を編地を保持する方向に付勢する付勢手段の双方の付勢
    手段を単一の付勢手段により構成したことを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれか一つの項に記載の編出
    し装置を備えた横編機。
  5. 【請求項5】 編出し針はその側面が隣接する編出し針
    に当接する厚みで形成されたスペーサーを備えることを
    特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一つの項に
    記載の編出し装置を備えた横編機。
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