JP2017075430A - 編出し装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】横編機における搭載スペースのコンパクト化を図ることができる編出し装置を提供する。
【解決手段】ベース部1と、ベース部1に設けられる編出し針2と、編出し針2の状態を保持状態と非保持状態との間で切り替える針制御機構3と、第二針部材21を歯口GPの下方に付勢する付勢体4を備え、を備える編出し装置100である。針制御機構3は、編出し針2に設けられる針側係合部30と、ベース部1に摺動可能に取り付けられ、針側係合部30に作用するベース側係合部31wを有する作用片31と、編出し針2の延伸方向に沿って作用片31を上下動させる昇降機構部32と、を備える。針制御機構3は、ベース側係合部31wで針側係合部30を上下動させることで、第一針部材20と第二針部材21の相対的な位置を変化させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、横編機で編成された編地の編出し部を歯口の下方に引下げるための編出し装置に関する。
横編機は、対向する前針床と後針床と、各針床に並列される多数の針溝のそれぞれに配置される編針と、針床の長手方向(針溝の延伸方向と直交する方向)に沿って往復運動するキャリッジと、を備える。キャリッジには編成カムが搭載されており、この編成カムにより編針に編成動作を行なわせる。このような構成を備える横編機には、前針床と後針床との間に形成される歯口の下方に、編地の編出し部を捕捉して編地を引下げる編出し装置が設けられる場合がある(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1の編出し装置は、複数の針溝が形成される編出しベッド(ベース部)と、各針溝に配置される編出し針と、編出し針を構成する針本体(第一針部材)とスライダ(第二針部材)とを相対的にスライドさせる編出し針保持開放装置(針制御機構)と、を備える。第二針部材の上端には編出し部を係止するフックが形成されており、第一針部材の上端には第二針部材のフックを収納するフック収納部が形成されている。針制御機構によって第一針部材と第二針部材とを相対的にスライドさせ、第一針部材のフック収納部から第二針部材のフックを突出させることで、編出し針は編出し部を保持できる保持状態になり、上記フック収納部に上記フックを収納させることで、編出し針は編出し部を係止しない非保持状態になる。この特許文献1ではさらに、第二針部材を下方に付勢するコイルバネ(付勢体)が設けられている(特許文献1の図6参照)。そのコイルバネによって、一定の編幅毎にウエールの編成コース数が異なる編地を編成する場合でも、編地の各ウエールに編成コース数に応じた適切な引下げ力を付与することができるようになっている。
コイルバネを用いた上記特許文献1では、揺動レバーを用いた針制御機構を採用している。具体的には、第一針部材に対して第二針部材をスライドさせる揺動レバーを設け、コイルバネによる付勢力を第二針部材に作用させる構成となっている。このような構成であれば、コイルバネの付勢力に関わらず、揺動レバーを動かすことで、編出し針を保持状態から非保持状態、あるいはその逆に切り替えることができる。
特許第3377700号公報
従来の編出し装置では、針制御機構のうち、駆動部を除く揺動レバーや針制御プレート、揺動アームなどの構成が編出し装置の厚み方向(編出し装置の針床の厚み方向に同じ)に大きく突出している。その大きく突出した構成は、編出し装置の幅方向の全域に渡って配置されているため、従来の編出し装置は大きな搭載スペースを要する。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、横編機における搭載スペースのコンパクト化を図ることができる編出し装置を提供することにある。
本発明の編出し装置は、横編機における前針床と後針床との間の歯口の下方に配置され、編地の編出し部を捕捉して前記編地を下方に引下げるための編出し装置であって、複数の編出し針と、ベース部と、針制御機構と、付勢体と、を備える。前記編出し針は、フック収納部を有する第一針部材とフックを有する第二針部材とを相対的にスライド可能に組み合わせてなる。前記ベース部は、前記複数の編出し針がスライド可能に配置される。針制御機構は、前記第一針部材と前記第二針部材とを相対的にスライドさせて、前記編出し針の状態を、前記編出し部を保持する保持状態と前記編出し部を保持しない非保持状態との間で切り替える。前記付勢体は、前記第一針部材または前記第二針部材を前記歯口の下方に付勢する。この本発明の編出し装置に備わる前記針制御機構は、前記第一針部材と前記第二針部材のうち、前記付勢体が取り付けられてない方の針部材に設けられる針側係合部と、前記ベース部に摺動可能に取り付けられ、前記針側係合部に作用するベース側係合部を有する作用片と、前記編出し針の延伸方向に沿って前記作用片を上下動させる昇降機構部と、備える。この針制御機構は、前記ベース側係合部で前記針側係合部を上下動させることで、前記第一針部材と前記第二針部材の相対的な位置を変化させる。
本発明の編出し装置の一形態として、前記付勢体が、前記第二針部材に取り付けられており、前記針側係合部が、前記第一針部材に設けられるバットで構成される形態を挙げることができる。
本発明の編出し装置の一形態として、前記針側係合部が、バットで構成され、前記ベース側係合部が、前記バットを内部に収納する収納凹部で構成される形態を挙げることができる。この場合、前記収納凹部の上端縁が前記バットを下方に引下げる、または前記収納凹部の下端縁が前記バットを上方に押上げることで、前記第一針部材と前記第二針部材の相対的な位置が変化する。
本発明の編出し装置の一形態として、前記第一針部材と前記第二針部材は、両者のスライド範囲を規定する一対のスライド係合部を備える形態を挙げることができる。その場合、スライド係合部の一方が、前記編出し針の延伸方向に直交する方向に突出する係合凸部、他方が前記係合凸部を前記編出し針の延伸方向にスライド可能となるように収納する係合凹部である構成とする。
本発明の編出し装置の一形態として、前記昇降機構部は、前記作用片に設けられるカムフォロアと、前記カムフォロアが係合するカム溝を有するカム板と、前記ベース部の幅方向に前記カム板を移動させる駆動部と、を備える形態を挙げることができる。この形態では、前記カム溝は、その上端の位置と下端の位置にそれぞれ、前記ベース部の幅方向に延びる上端フラット部と下端フラット部を備える。そして、前記下端フラット部に前記カムフォロアが配置されることで、前記作用片によって前記バットが下方に引下げられ、前記編出し針が前記非保持状態になるように前記下端フラット部が形成されている。また、前記上端フラット部に前記カムフォロアが配置されることで、前記作用片によって前記バットが上方に押上げられ、前記編出し針が前記保持状態になるように前記上端フラット部が形成されている。
前記カムフォロアと前記カム板とを備える本発明の編出し装置の一形態として、前記カム溝は、前記下端フラット部寄りの位置に、前記ベース部の幅方向に延びる中間フラット部を備える形態を挙げることができる。その場合、前記中間フラット部に前記カムフォロアが配置されたときに、前記作用片が前記バットに接触する直前の位置、あるいは前記バットに接触する位置に停止するように前記中間フラット部が形成されている。ここで、前記中間フラット部は前記下端フラット部よりも上方側に位置しているので、前記作用片が前記バットに接触していても、前記バットは下方に引下げられることはない。
本発明の編出し装置では、編出し装置の厚み方向に揺動する揺動レバーを用いた針制御機構の代わりに、編出し装置のベース部上を上下動する作用片を用いた針制御機構を採用している。そのため、本発明の編出し装置は、従来の編出し装置よりもコンパクトになる。
フックを有する第二針部材に付勢体を取り付けることで、フックに係止される編出し部に適切なテンションをかけることができる。また、第一針部材に設けられる針側係合部をバットで構成することで、針側係合部を凹みで構成した場合よりも第一針部材の強度を高くすることができる。
編出し針は細長く薄い部材である。そのため、針側係合部をバットで構成し、ベース側係合部を収納凹部で構成することで、その逆(針側係合部=収納凹部、ベース側係合部=バット)とする場合よりも編出し針の強度を高くすることができる。また、収納凹部の上端縁と下端縁でバットを動かす構成とすることで、保持状態と非保持状態との切り替えを確実に行なうことができる。
第一針部材と第二針部材の相対的なスライド範囲を規定する係合凸部と係合凹部を編出し針に設けることで、両針部材を相対的にスライドさせたときに係合凹部の内壁に係合凸部が当て止めされるので、上記スライド範囲を精密に規定することができる。また、スライド係合部によって第一針部材から第二針部材が外れ難くなる。
カムフォロアとカム溝との係合によって作用片を移動させる構成によれば、作用片を滑らかに上下動させることができる。また、カム溝の上端と下端にフラット部を形成することで、作用片の移動範囲の上端位置と下端位置を高精度に決めることができる。その結果、保持状態から非保持状態への切り替え、および非保持状態から保持状態への切り替えを確実に行なうことができる。
カム溝に中間フラット部を形成することで、カムフォロアを上端フラット部から中間フラット部に移動させたときに、編出し針が保持状態に維持され、かつ編出し針に付勢体の付勢力が作用しない状態にすることができる。編出し針をこの状態とすることで、編出し部にほぼ一定のテンションをかけた状態を維持しながら、横編機で編地を編成することができる。
編出し装置を備える横編機の概略図である。 編出し装置の概略構成図である。 (A)は編出し針の第一針部材と第二針部材の概略図、(B)は非保持状態にある編出し針の概略図、(C)は保持状態にある編出し針の概略図である。 (A)は編出し装置の部分拡大図、(B)は作用片の部分拡大図である。 (A)〜(C)は、編出し装置の部分縦断面図であって、針制御機構による編出し針の動作を説明する説明図である。
以下、実施形態に係る編出し装置を図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
≪全体構成≫
図1に示す本実施形態の横編機200は、対向する前針床FBと後針床BBとを備え、両針床FB,BBに備わる編針で編地を編成する装置である。本例の横編機200はさらに、前針床FBと後針床BBとの間に形成される歯口GPの下方に配置される編出し装置100を備える。編出し装置100は、横編機によって編成される編地の編出し部を捕捉して下方に引下げるための装置である。本例の横編機200はさらに、巻き下げ装置300を備えている。巻下げ装置300は、一対の巻下げローラ301,302を備えており、巻下げローラ301,302の間に編地を挟み込んで、編地を下方に送り出す装置である。
上記横編機200で編地を編成する場合、編地の編出し部を編成すると共に、編出し装置100を上方に移動させ、編出し針2を歯口GPの位置に配置し、編出し部を編出し針2で捕捉する。そして、編出し装置100を下方に移動させながら編地を編成する。巻下げ装置300で編地を挟み込める位置まで編地を編成したら、巻下げローラ301,302で編地を挟み込むと共に、編出し針2から編出し部を外す。このように編出し装置100と巻下げ装置300によって常に編地に所定のテンションをかけておくことで、編地を編成し易くすることができる。
実施形態に係る編出し装置100は、従来の編出し装置と同様に、ベース部1と、編出し針2と、針制御機構3と、付勢体4と、を備える。この編出し装置100における従来との主な相違点は、針制御機構3の構成にある。以下、横編機100の各構成を詳細に説明する。
≪ベース部≫
図2は、図1の編出し装置100を紙面右側から見た概略構成図である。ベース部1は、歯口GP側に配置される針床部10と、後述する作用片31やコイルバネ(付勢体)4などの部材が設けられる設置部11と、を備える。針床部10には、後述する編出し針2を収納する複数の針溝1g(図4参照)が設けられている。一方、設置部11には、後述する作用片31の作動腕31Bがスライド可能に嵌め込まれるスライド凹部1s(図4参照)が設けられている。
ベース部1は、その両端部がブラケット12を介して図示しないベース部昇降機構に取り付けられている。そのため、ベース部1全体を鉛直方向に上下動させることができる。
≪編出し針≫
編出し針2は、図3に示すように、相対的にスライド可能に組み合わされる第一針部材20と第二針部材21とを備える。その編出し針2は、ベース部1の針溝1g(図4参照)にスライド可能に配置される。針溝1gに配置される編出し針2は、帯金1b(図2参照)によって針溝1gから外れないように押さえられている。なお、編出し針2は、針溝1gに配置される構成に限定されるわけではなく、カバーやワイヤ等で針床部10上にスライド可能に配置されていても良い。
[第一針部材]
図3(A)に示すように、第一針部材20は、その紙面右側から第二針部材21を嵌め込むことができるスライド溝2gを備える。そのスライド溝2gに、第二針部材21を嵌め込むことで、図3(B),(C)に示す編出し針2が形成される。第一針部材20の上端部には、後述する第二針部材21のフック2fを収納するフック収納部2cが設けられている。フック収納部2cは略台形状に形成されており、フック収納部2cには編地の編出し部が引っ掛かる部分がない。
第一針部材20の中間部には、第一針部材20と第二針部材21との相対的なスライド範囲を規定するスライド係合部2aが設けられている。本例のスライド係合部2aは、第一針部材20を紙面表裏方向に貫通する矩形孔を設けることで形成されている。矩形孔は、その一部がスライド溝2gよりも深い位置(紙面左側の位置)まで達するように形成されており、結果的に矩形孔の位置でスライド溝2gが深くなったようになる。そのスライド溝2gの深くなった部分(係合凹部)が、本例におけるスライド係合部2aを形成している。なお、このスライド係合部2aと、後述するスライド係合部2bの形成位置は特に限定されず、編出し針2の延伸方向におけるどの位置にあっても良い。
第一針部材20の下端部には、ベース部1(図5参照)に向う方向に突出するバット(針側係合部)30が設けられている。このバット30は、後述する針制御機構3(図2,4,5参照)の一部を構成する。ここで、バット30の形成位置は特に限定されず、第一針部材20の延伸方向のどの位置にあっても良い。
[第二針部材]
図3(A)に示すように、第二針部材21の上端部には、編地の編出し部を引っ掛けるフック2fが設けられている。フック2fの構成は、特許文献1と同様のものを利用できる。図3(B)に示すようにフック2fが第一針部材20のフック収納部2cに収納された状態では、フック収納部2cに編地の編出し部が引っ掛かる部分がないため、編出し針2は、編地の編出し部を係止することができない非保持状態となる。一方、図3(C)に示すようにフック2fがフック収納部2cから露出した状態では、当該フック2fに編地の編出し部を引っ掛けることができるため、編出し針2は、編出し部を係止することができる保持状態になる。
第二針部材21の中間部には、第一針部材20のスライド係合部(係合凹部)2aと共に、第二針部材21のスライド範囲を規制するスライド係合部2bが設けられている。本例のスライド係合部2bは、第一針部材20のスライド溝2g側(編出し針2の延伸方向に直交する方向)に突出し、第一針部材20の係合凹部2aの内部に収納される突起(係合凸部)である。既に述べたように、第一針部材20のスライド係合部2aは、スライド溝2gが一部深くなった係合凹部であり、その係合凹部2aの上下方向(編出し針2の延伸方向)の幅は、係合凸部2bの上下方向の幅よりも大きくなっている。そのため、図3(C)に示すように第一針部材20を上方にスライドさせた場合、係合凹部2aの下端縁に係合凸部2bが当て止めされ、図3(B)に示すように第一針部材20を下方にスライドさせた場合、係合凹部2bの上端縁に係合凸部2bが当て止めされる。このように、第一針部材20のスライドを当て止めによって規制する構成によれば、第一針部材20と第二針部材21の相対的なスライド範囲が精密に規定される。これらスライド係合部2a,2bの係合によって、スライド方向(編出し針2の延伸方向に同じ)に第一針部材20から第二針部材21が外れることを抑制できるという効果もある。なお、第一針部材20のスライド溝2g内に係合凸部を形成し、その係合凸部に係合する係合凹部を第二針部材21に形成することもできる。
第二針部材21の下端部には、コイルバネ4(図4参照)の一端が係止される係止部2jが設けられている。そのコイルバネ4の他端は、図4に示すように、ベース部1の設置部11に取付けられるフック状の係止部材1jに係止されている。つまり、第二針部材21と、第二針部材21に組み合わされる第一針部材20は、引張バネであるコイルバネ4によって歯口下方に付勢された状態になっている。第一針部材20を動かさない限り、保持状態にある編出し針2は保持状態のまま、非保持状態にある編出し針2は非保持状態のまま維持される。
以上説明した構成の他に、針溝1g内における編出し針2全体のスライド範囲を規定する構成として、第一針部材20(第二針部材21)には、針溝1g内における編出し針2のスライド範囲の下端を決める下端規定部2w(2x)と、当該スライド範囲の上端を決める上端規定部2y(2z)と、が設けられている。下端規定部2w(2x)は、編出し針2が下方にスライドしたときに、図5のベース部1の当止部1tに当て止めされ、編出し針2全体のスライド範囲の下端を規定する。一方、上端規定部2y(2z)は、編出し針2が上方にスライドしたときに、図4,5のベース部1に取り付けられる帯金1bに当て止めされ、編出し針2全体のスライド範囲の上端を規定する。
ここで、編出し針は、第一針部材と第二針部材とが相対的にスライドすることで、編出し針が保持状態と非保持状態になる構成であれば良く、上述した構成に限定されるわけではない。例えば、特開平5−71051号公報の図1〜図3や、特表2011−513601号公報に記載されるような編出し針であっても構わない。前者の編出し針は、フック2fを有する第二針部材21に相当する部材が下方にスライドすることで保持状態となる編出し針である。後者の編出し針は、図3に示す本例の編出し針2とは逆に、フック収納部2cを有する第一針部材20に相当する部材が下方にスライドすることで保持状態となる編出し針である。また、第二針部材21に付勢力を作用させる付勢体は、コイルバネ4に限定されるわけではない。例えば、ゴムなどの弾性材によって付勢体を構成しても構わない。
≪針制御機構≫
本例の針制御機構3は、図4,5に示すように、第一針部材20の下端部に設けられるバット30と、ベース部1の設置部11に摺動可能に取り付けられる作用片31と、作用片31を上下動させる昇降機構部32(図2参照)と、を備える。
[作用片]
作用片31は、図4に示すように矩形状の収納凹部(針側係合部)31wを有する板状部31Aと、板状部31Aの下部に連結される作動腕31Bと、を備える(図4では板状部31Aの一部のみを図示)。本例の作用片31は、図2に示すように、ベース部1の幅方向とほぼ同じ幅を持った板状部31Aに、二つの作動腕31Bが連結された部材である。図4に示すように、作動腕31Bは、ベース部1のスライド凹部1sに嵌め込まれており、そのため作用片31は編出し針2の延伸方向(紙面上下方向)に沿ってベース部1上を摺動する。作用片31は、設置部11の表面側で、コイルバネ4の背面側に設けられる。作用片31の作動腕31Bはカバー部材13(図2参照)で覆われており、作用片31がベース部1から外れないようになっている。カバー部材13は、コイルバネ4の背面側に配置され、設置部11に固定されている。ここで、板状部31Aに繋がる作動腕31Bの数は特に限定されない。
作用片31の板状部31Aに設けられる収納凹部31wには、第一針部材20のバット30が配置される。一つの収納凹部31wに配置されるバット30の数、即ち一つの収納凹部31wに対応する編出し針2の数は、特に限定されない。また、作用片31に設ける収納凹部31wの数も特に限定されない。収納凹部31wは、底部を有する凹みでも良いし、板状部31Aを貫通する貫通孔でも良い(本例は後者)。つまり、本例の構成では、編出し針2の延伸方向において、収納凹部31wの長さの範囲で編出し針2を移動させることができるようになっている。一定の編幅毎のウエールの編成コース数が異なる編地を編成する場合、編地の形状に沿って編出し針2が配置される。例えば、図4(A)に示す例では、編地の形状に対応して中央の二つの編出し針2が、その他の編出し針2よりも収納凹部31wの長さの範囲内で紙面上側に移動している。その場合、中央の二つの編出し針2には、紙面下方向へのコイルバネ4の付勢力が、他の編出し針2よりも強く作用する。その結果、編地の一定の編幅毎の各ウエールの編成コース数に応じた引下げ力を編地に付与できる。
また、収納凹部31wに第一針部材20のバット30が配置される構成によれば、板状部31Aを上方側に移動させることで、収納凹部31wの下端縁によってバット30を上方に押上げることができ、板状部31Aを下方側に移動させることで、収納凹部31wの上端縁によってバット30を下方に引下げることができる。バット30の押上げおよび引下げは、図5を参照して後述するように、編出し針2の保持状態と非保持状態との切り替えに関連する。
作用片31の作動腕31Bの下端側には、カムフォロア31Cが設けられている。カムフォロア31Cは、作動腕31Bの表面から突出する円筒状の部材であって、ベアリングによって回転可能に構成されている。カムフォロア31Cは、回転しない円筒状の部材や、軸部の先端に球体が設けられた部材であっても良い。その場合、カムフォロア31Cのうち、カム溝32gに摺接する部分を滑り易い材質で構成することで、カムフォロア31Cとカム溝32gの損傷を抑制することができる。
[昇降機構部]
昇降機構部32は、上記カムフォロア31Cと、カムフォロア31Cが係合するカム溝32gを備えるカム板32Aと、カム板32Aを動かす駆動部32B(図2参照)と、を備える。カム溝32gの数は、カムフォロア31Cの数に対応する。
カム板32Aは設置部11の下端側の位置に、ベース部1の幅方向(編針2の延伸方向に直交する方向)にスライド可能に設けられている。カム板32Aの表面はカバー部材14(図2参照)で覆われており、設置部11から外れないようになっている。このカム板32Aに設けられるカム溝32gは全体的に、斜め方向(ベース部1の幅方向に交差する方向)に伸びている。カム溝32gは、その上端の位置と下端の位置にそれぞれ、ベース部1の幅方向に延びる上端フラット部320と下端フラット部329を備える。下端フラット部329にカムフォロア31Cが配置されることで、作用片31によってバット30が下方に引下げられ、編出し針2が非保持状態になるように下端フラット部329が形成されている。また、上端フラット部320にカムフォロア31Cが配置されることで、作用片31によってバット30が上方に押上げられ、編出し針2が保持状態になるように上端フラット部320が形成されている。カムフォロア31Cとカム溝32gとの係合によって作用片31を移動させる構成によれば、作用片31を滑らかに上下動させることができる。また、カム溝32gの上端と下端にフラット部320,329を形成することで、作用片31の移動範囲の上端位置と下端位置を高精度に決めることができる。
ここで、図3に示す編出し針2の代わりに、フック収納部を有する第一針部材が下方にスライドすることで保持状態となる編出し針(特表2011−513601号公報参照)を用いる場合、カムフォロア31Cが上端フラット部320(下端フラット部329)に配置されたときに編出し針が非保持状態(保持状態)となる。
上記カム溝32gは更に、下端フラット部329寄りの位置に、ベース部1の幅方向に延びる中間フラット部325を備える。中間フラット部325にカムフォロア31Cが配置されたときに、作用片31がバット30に作用する直前の位置に停止するように、中間フラット部325が形成されている。ここで、本例のカム溝32gとは異なり、フラット部320,329,325を有さないカム溝32gとすることもできる。
カム板32Aをスライドさせる駆動部32Bは、図2に示すように、カム板32Aの下端に形成されるラック32rと、ラック32rに係合するピニオン32pと、ピニオン32pを回転させるモータ32mと、で構成される。つまり、本例では、一つのモータ32mで編出し装置100に備わる全ての編出し針2の状態を切り替えることができるように構成されている。
ここで、作用片31を上下動させる昇降機構部32は、編出し装置100の厚み方向に大きく突出しない構成であれば良く、実施形態の構成に限定されるわけではない。例えば、上下方向に延びるラックを作用片31に設け、ピニオンによって作用片31を上下動させても良いし、クランク機構を用いて作用片31を上下動させても良い。その他、昇降機構部32は、作用片31を上下に直動させる構成、例えばソレノイドやエアシリンダーなどを用いたアクチュエータで構成することもできる。
≪針制御機構による編出し針の動作≫
図5を参照し、針制御機構3によってどのように編出し針2が動作するかを説明する。図5(A)には、カム板32Aのカム溝32g(図4参照)によってカムフォロア31Cが下限位置(図4の下端フラット部329の位置)まで引下げられた状態が示されている。カムフォロア31Cが下限位置に引下げられる少し前から作用片31の収納凹部31wの上端縁が第一針部材20のバット30を引下げる(中央丸囲み部分を参照)。バット30が下方に引下げられることで、第一針部材20が下方にスライドし、上部丸囲み部分に示すようにフック収納部2c内にフック2fが収納される。つまり、図5(A)では、編出し針2が非保持状態になっている。
図5(C)には、カム板32Aのカム溝32g(図4参照)によってカムフォロア31Cが上限位置(図4の上端フラット部320の位置)まで押上げられた状態が示されている。カムフォロア31Cが上限位置に押上げられる少し前から作用片31の収納凹部31wの下端縁が第一針部材20のバット30を押上げる(中央丸囲み部分を参照)。バット30が上方に押上げられることで、第一針部材20が上方にスライドし、上部丸囲み部分に示すようにフック収納部2cからフック2fが露出する。つまり、図5(C)では、編出し針2が保持状態になっている。
編出し針2で編出し部を捕捉する場合、編出し針2を非保持状態(図5(A)参照)とし、編出し装置100のベース部1を歯口GPに向けて上昇させ、編出し部の位置に編出し針2を配置する。次いで、編出し針2を保持状態(図5(C)参照)とし、ベース部1を下降させて編出し針2のフック2fで編出し部を捕捉する。そして、ベース部1を下降させ、編出し部にテンションをかけながら編地を編成する。編出し部が巻下げローラ301,302(図1)を通過したら、巻下げローラ301,302で編地部を挟み込むと共に、図4のカム板32Aを紙面右方向に移動させて編出し針2を非保持状態(図5(A)参照)とする。
ここで、図4のカム板32Aを左方向に移動させて編出し針2を保持状態(図5(C)参照)として編出し部を捕捉した後、図4のカム板32Aを右方向に移動させ、カムフォロア31Cを中間フラット部325の位置に配置しても良い。そうすることで、図5(B)の中央丸囲み部分に示すように、作用片31の収納凹部31wの上端縁がバット30に接触する直前の位置で停止する。その結果、上部丸囲み拡大図に示すように編出し針2が保持状態に維持され、かつバット30の上方への移動が、収納凹部31wの上端縁で規制される。バット30の移動が限定されることで、編出し針2にコイルバネ4の付勢力を作用させない状態で編地を編成することができる。なお、中間フラット部325にカムフォロア31Cが配置されたときに、収納凹部31wの上端縁がバット30に接触しても構わない。但し、編出し針2が保持状態で維持されるように、中間フラット部325を形成する必要がある。
≪効果≫
図5に示すように、本例の編出し装置100は、駆動部32B(図1,2参照)を除けば、編出し装置100の厚み方向(ベース部1の厚み方向に同じ)に大きく突出する構成を有しておらず、特許文献1の編出し装置よりもコンパクトである。そのため、横編機における編出し装置100の搭載スペースは、従来の編出し装置よりも小さい。
また、図1に示すように、本例の編出し装置100によれば、横編機において巻下げ装置300と併設させることが容易にできる。編出し装置100で編地の編出し部を捕捉する場合、編出し装置100のベース部1を歯口GPに向って移動させる。その際、ベース部1は、巻下げ装置300の巻下げローラ301,302の間を通過する。ここで、本例の編出し装置100のベース部1のうち、巻下げローラ301,302を通過する部分には、ベース部1の厚み方向に大きく突出する構成がないため、編出し装置100が巻下げローラ301,302に接触するなどの不具合が生じない。従って、巻下げローラ301,302間の間隔を、編出し装置100を回避できる位置まで拡げる機構を設けるなどの特別な設計変更を行なうことなく、編出し装置100と巻下げ装置300とを併設させることができる。なお、駆動部32Bはベース部1の厚み方向に大きく突出しているものの、巻下げ装置300に接触しない位置にあるので、上記不具合の原因とはならない。
<実施形態2>
実施形態1とは異なり、第一針部材20の下端にコイルバネ4を取付け、フック2fを有する第二針部材21にバット(針側係合部)30を設けても構わない。つまり、フック2fを有する第二針部材21を第一針部材20に対してスライドさせることで、編出し針2の非保持状態と保持状態とを切り替える構成としても構わない。この場合、実施形態1と同様に図4のカムフォロア31Cが下端フラット部329に配置されたときに編出し針2が保持状態になる。この編出し針2を介して編地の編出し部にコイルバネ4の付勢力を作用させるには、編出し針2で編出し部を捕捉した後、カムフォロア31Cを下端フラット部329から上端フラット部320の手前まで移動させれば良い。
<実施形態3>
実施形態1,2と異なり、作用片31に設けるベース側係合部をバット、編出し針2に設ける針側係合部を収納凹部とすることもできる。編出し針2に形成する収納凹部は、編出し針2の一部を切り欠くことで形成することができる。その他、編出し針2の延伸方向に離隔する二つの突起を編出し針2に形成し、両突起で挟まれる部分を収納凹部とすることもできる。収納凹部は、第一針部材20と第二針部材21のいずれに設けても構わない。
100 編出し装置
1 ベース部
10 針床部 11 設置部 12 ブラケット 13,14 カバー部材
1b 帯金 1g 針溝 1j 係止部材 1s スライド凹部 1t 当止部
2 編出し針
20 第一針部材 21 第二針部材
2a スライド係合部(係合凹部) 2b スライド係合部(係合凸部)
2c フック収納部 2f フック 2g スライド溝 2j 係止部
2w,2x 下端規定部 2y,2z 上端規定部
3 針制御機構
30 バット(針側係合部)
31 作用片 31A 板状部 31B 作動腕 31C カムフォロア
31w 収納凹部(ベース側係合部)
32 昇降機構部 32A カム板 32B 駆動部
32g カム溝 32m モータ 32p ピニオン 32r ラック
320 上端フラット部 329 下端フラット部
325 中間フラット部
4 コイルバネ(付勢体)
200 横編機
FB 前針床 BB 後針床 GP 歯口
300 巻下げ装置
301,302 巻下げローラ

Claims (6)

  1. 横編機における前針床と後針床との間の歯口の下方に配置され、編地の編出し部を捕捉して前記編地を下方に引下げるための装置であり、
    フック収納部を有する第一針部材とフックを有する第二針部材とを相対的にスライド可能に組み合わせてなる複数の編出し針と、
    前記複数の編出し針がスライド可能に配置されるベース部と、
    前記第一針部材と前記第二針部材とを相対的にスライドさせて、前記編出し針の状態を、前記編出し部を保持する保持状態と前記編出し部を保持しない非保持状態との間で切り替える針制御機構と、
    前記第一針部材または前記第二針部材を前記歯口の下方に付勢する付勢体と、を備える編出し装置において、
    前記針制御機構は、
    前記第一針部材と前記第二針部材のうち、前記付勢体が取り付けられてない方の針部材に設けられる針側係合部と、
    前記ベース部に摺動可能に取り付けられ、前記針側係合部に作用するベース側係合部を有する作用片と、
    前記編出し針の延伸方向に沿って前記作用片を上下動させる昇降機構部と、備え、
    前記ベース側係合部で前記針側係合部を上下動させることで、前記第一針部材と前記第二針部材の相対的な位置を変化させる編出し装置。
  2. 前記付勢体が、前記第二針部材に取り付けられており、
    前記針側係合部が、前記第一針部材に設けられるバットで構成される請求項1に記載の編出し装置。
  3. 前記針側係合部が、バットで構成され、
    前記ベース側係合部が、前記バットを内部に収納する収納凹部で構成され、
    前記収納凹部の上端縁が前記バットを下方に引下げる、または前記収納凹部の下端縁が前記バットを上方に押上げることで、前記第一針部材と前記第二針部材の相対的な位置が変化する請求項1または請求項2に記載の編出し装置。
  4. 前記第一針部材と前記第二針部材は、両者のスライド範囲を規定する一対のスライド係合部を備え、
    前記スライド係合部の一方が、前記編出し針の延伸方向に直交する方向に突出する係合凸部、他方が前記係合凸部を前記編出し針の延伸方向にスライド可能となるように収納する係合凹部である請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の編出し装置。
  5. 前記昇降機構部は、前記作用片に設けられるカムフォロアと、前記ベース部上に配置され、前記カムフォロアが係合するカム溝を有するカム板と、前記ベース部の幅方向に前記カム板を移動させる駆動部と、を備え、
    前記カム溝は、その上端の位置と下端の位置にそれぞれ、前記ベース部の幅方向に延びる上端フラット部と下端フラット部を備え、
    前記下端フラット部に前記カムフォロアが配置されることで、前記作用片によって前記バットが下方に引下げられ、前記編出し針が前記非保持状態になるように前記下端フラット部が形成され、
    前記上端フラット部に前記カムフォロアが配置されることで、前記作用片によって前記バットが上方に押上げられ、前記編出し針が前記保持状態になるように前記上端フラット部が形成されている請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の編出し装置。
  6. 前記カム溝は、前記下端フラット部寄りの位置に、前記ベース部の幅方向に延びる中間フラット部を備え、
    前記中間フラット部に前記カムフォロアが配置されたときに、前記作用片が前記バットに接触する直前の位置、あるいは前記バットに接触する位置に停止するように前記中間フラット部が形成されている請求項5に記載の編出し装置。
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