JP6214616B2 - 横編機の編出し装置 - Google Patents

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Description

本発明は、横編機で編地の編成を開始する際に使用される複数の編出し板を備え、各編出し板には編地の編出し部を捕捉して保持しながら編地を引下げる編出し針が設けられる、横編機の編出し装置に関する。
従来から、横編機の歯口下方には、編地の編成を開始する際に使用される編出し装置が備えられている。編出し装置には、昇降可能な編出し板が設けられる。編出し板は、上方に突出する編出し針を有し、歯口まで上昇した編出し針で編地の編出し部を捕捉し、編出し部を保持して下降しながら編地を引下げる。
編地で編幅の異なる部分を別けて編成を開始するために、複数の編出し板を選択可能にする編出し装置が知られている(たとえば特許文献1参照)。この編出し装置は、各編出し板毎に歯口下方から歯口付近まで案内する昇降ガイドをそれぞれ有し、いずれかの編出し板を揺動杆で選択して上昇させる昇降子を備えている。図示は省略されているけれども、昇降子を上昇させるためには、昇降ガイドを含む昇降機構が設けられている。
なお、横編機では、編成された編地をローラーで挟んで巻き下げる巻下げ装置も使用される場合もある(たとえば、特許文献2参照)。この編出し装置では、単一の編出し板に編出し針から編出し部を解放させる機構が設けられており、編出し板で編地を巻下げ可能な位置まで引下げると、編出し針から編出し部を解放して、巻下げ装置による編地の巻下げに移行する。
特公昭47−49789号公報 特公平3−77298号公報
半袖のセーターなどを無縫製で編成する場合、身頃を編成する編針よりも編幅の外側の編針を使用して、両袖の編地を編成する。編出し装置が単一の編出し板のみを備える場合には、両袖も身頃とともに編出し部を形成して引下げる必要がある。両袖を編成する編針では、編出し部に続いて捨て編みの編地を多く編成してから、実際に両袖となる編地を編成する必要がある。特許文献1のように、編出し装置が複数の編出し板を備えていれば、身頃と両袖とに別の編出し板を用いて編出し部をそれぞれ保持して引下げながら編地を編成することができ、身頃の編成開始の後から両袖の編成を開始して、身頃と両袖とに同一の編出し板を用いる場合に両袖で必要となる捨て編みを減らすことができる。
しかしながら特許文献1の編出し装置では、複数の編出し板毎にそれぞれを案内する昇降ガイドが必要で、さらに昇降子にも昇降ガイドを含む昇降機構が必要となる。昇降子および複数の昇降ガイドを設けると、歯口付近まで設置のスペースを要し、かつ歯口に向って斜めに昇降させなければならない。
本発明の目的は、複数の編出し板を備えても、昇降ガイドは昇降機構のみに設ければよい、横編機の編出し装置を提供することである。
本発明は、少なくとも一対の針床が前後に対向するように配置される横編機で、歯口の下方に設置され、前後方向に複数が並び、編出し針が編幅方向に並設される複数の編出し板を有し、一つの編出し板を選択して編出し針を歯口に上昇させ、編地の編出し部を捕捉させ、捕捉した編出し部を保持して下降させる横編機の編出し装置において、
複数の編出し板を前後方向に間隔をあけて収容して前後方向に移動可能なホルダーと、
昇降ガイドが設けられ、編出しベッドを昇降ガイドによる案内で昇降移動させる昇降子を有する昇降機構と、
ホルダーを前後に移動させて、一つの編出し板を選択して昇降機構の昇降子の位置に合わせる選択機構と、
昇降機構の昇降子がホルダーに収容される編出し板の位置まで下降している状態で、編出し板と昇降子とを連結すること、および編出し板と昇降子との連結を解除することを切替え可能な連結機構と、
を含み、
編出し板は、編幅の少なくとも一部の区間に編出し針を有していない編出し板を含む、
ことを特徴とする横編機の編出し装置である。
また本発明で、前記編出し板を二つ有し、
前記連結機構は、前記選択機構による前記ホルダーの移動によって、前記下降している状態の昇降子を該二つの編出し板間でいずれか一方の編出し板に作用させて連結と連結解除とを切替える、
ことを特徴とする。
また本発明で、前記編出し板には、連結孔が形成され、
前記連結機構は、
前記昇降子に、前記前後方向に突出するように立設され、選択される前記編出し板の連結孔に挿通可能なピンと、
前記編出し板に設けられ、編出しの連結孔に挿通されるピンの先端に係合可能なレバーとを含み、
前記連結と連結解除とは、昇降子が前記下降している状態で、連結孔へのピンの挿通と、連結孔からのピンの離脱とで行い、
レバーは、昇降子の該下降している状態で、ピンの先端との係合を外してロックを解除し、ピンの先端に係合して、編出し板と昇降子とが連結している状態をロックする、
ことを特徴とする。
また本発明で、前記編出し板には、前記昇降子に臨む側に開口する連結溝が形成され、
前記連結機構は、
前記ホルダーの移動に伴って前後方向に移動可能なカムと、
上下に間隔をあけて一対となる状態で使用され、前記昇降子の前方側に設ける支点で支持されて揺動する先端部が後方に延びるロック部材と、
上下に間隔をあけて一対となる状態で使用され、昇降子の後方側に設ける支点で支持されて揺動する先端部が前方に延びるロック部材とを、
前方側および後方側の先端部同士が前後の中間で重複し、重複する部分が上下に間隔をあける状態で備え、
ロック部材は、
上下の先端部が前記選択された編出し板の連結溝に前方および後方からそれぞれ挿入され、
重複する状態の一方の先端部は長孔、他方の先端部はピンが設けられて、長孔にピンが挿通される状態で係合し、
前記選択機構によるホルダーの移動に伴って移動するカムによるピンへの駆動でロック部材が揺動し、先端部の重複部分の上下間が開くことで連結溝の上下間を内側から押圧して連結およびロックし、先端部の重複部分の上下間が閉じることによる押圧の停止での連結およびロックの解除とを切替え可能である、
ことを特徴とする。
また本発明は、前記編幅の少なくとも一部の区間に編出し針を有していない編出し板は、該区間に、針床でニットウエアの身頃の編成に使用する編針が配置される範囲を含み、
該区間に編出し針を有しない編出し板は、該区間よりも編幅の外側で、針床で両袖を編成する編針が配置される範囲に対応する区間に編出し針を有する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、連結機構が選択された編出し板と昇降子とを連結すると、編出し板を昇降移動させることができるので、複数の編出し板を備えても、昇降ガイドは昇降機構のみに設ければよい。編幅の少なくとも一部の区間に編出し針を有しない編出し板は、該区間で編地の編成を開始してから、該区間外で編地の編出し部を保持して引下げるために昇降させる際に、すでに編成されている編地に編出し針が掛らないようにすることができる。
また本発明によれば、連結機構は、ホルダーに収容される編出し板の位置まで下降している状態の昇降子を二つの編出し板間でいずれか一方の編出し板に作用させて連結と連結解除とを切替える。昇降子を編幅方向に移動させる必要はなく、選択機構の簡略化を図ることができる。
また本発明によれば、編出し板の連結孔に昇降子のピンを挿通させて連結し、挿通したピンの先端を編出し板に設けるレバーで係合させて連結している状態をロックするので、確実に昇降子で編出し板を昇降させることができる。
また本発明によれば、編出し板に形成され、昇降子に臨む側に開口する連結溝に、昇降子に設けられるロック部材の先端部を挿入する。ロック部材を、選択機構によるホルダーの移動に伴って移動するカムによって駆動し、先端部と連結溝との連結およびロックと、連結およびロックの解除とを切替えることができる。編出し板には、連結溝を設けておけばよいので、編出し板側での連結およびロックに関する構成を簡略化することができる。
また本発明によれば、ニットウエアの身頃の編出し部を先に保持して引下げ、両袖の編出し部を後から保持して引下げても、両袖の編出し部を引下げる編出し針が先に編成されている身頃の編地に干渉することはない。半袖など、両袖が短いような場合、身頃の編成を開始した後で両袖の編成を開始することができ、編出しを同時に行う場合に必要な捨て編みが不要となる。
図1は、本発明の一実施形態として、横編機の編出し装置1の基本構成を簡略化して示す斜視図である。 図2は、図1の編出し装置1の実施例1となる編出し装置21について、編出し板23と昇降子31との連結が解除されている状態を、選択機構28とともに示す部分的な断面正面図である。 図3は、図1の編出し装置1の実施例1となる編出し装置21について、編出し板23と昇降子31とが連結されている状態を示す部分的な断面正面図である。 図4は、図2の選択機構28の右側面図、および連結機構29の右側面図である。 図5は、図3の編出し装置21の平面図である。 図6は、編幅の全体に編出し針2を有する編出し板23と、一部の区間に編出し針2を有していない編出し板24とを示す正面図である。 図7は、図4の選択機構28に相当する他の選択機構68の例を示す右側面図である。 図8は、図1の編出し装置1の実施例2となる編出し装置51について、編出し板53と昇降子61とが連結されている状態を示す部分的な正面断面図である。 図9は、図8の編出し装置51の平面断面図である。 図10は、図8の編出し装置51の動作を示す簡略化した左側面断面図である。
以下、図1で、本発明の一実施形態例として、編出し装置1の基本構成を簡略化して示す。図1では3つの編出し板3,4,5を示しているけれども、図2以降では、二つの編出し板を備える場合について示す。図2〜図7で実施例1、図8〜図10で実施例2をそれぞれ説明する。実施形態および実施例1,2で、対応する部分は同一の参照符を付して、重複する説明を省略する場合がある。また、説明対象の図には記載されていない部分について、他の図に記載される参照符を付して言及する場合がある。
編出し装置1は、図示を省略している横編機の歯口下方に設けられる。図1に示すように、編出し装置1は、編出し針2が上端で編幅方向に並設される複数の編出し板3,4,5を有し、1つ、たとえば編出し板4を選択して編出し針2を歯口に上昇させ、編地の編成開始時に形成される編出し部を捕捉し、捕捉した編出し部を保持して下降させる。各編出し板3,4,5は、編幅の両側に設ける基板3a,4a,5aと、基板3a,4a,5a間で支持される作動板部3b,4b,5bとをそれぞれ含む。編出し針2は、作動板部3b,4b,5bの上端に並設される。編出し装置1は、ホルダー6と、昇降機構7と、選択機構8と、連結機構9とを含む。編出し板3,4,5は、横編機の編幅である針床の長さと同等の長さを有し、昇降機構7、選択機構8および連結機構9は、横編機の編幅の両側に設けられる。
ホルダー6は、複数の編出し板3,4,5の基板3a,4a,5aを前後方向に間隔をあけて収容して前後方向に移動可能である。昇降機構7は、昇降ガイド10が設けられ、連結された編出し板4を昇降ガイド10による案内で昇降移動させる昇降子11を有する。選択機構8は、ホルダー6を前後に移動させて、1つの編出し板4を選択して昇降機構7の昇降子11に連結可能な位置に合わせる。連結機構9は、昇降機構7の昇降子11が下降している状態で、選択された編出し板4の基板4aと昇降子11とを連結すること、および昇降子11と基板4aとの連結を解除することを切替え可能である。編出し板3は、編幅の全体に編出し針2を有する。編出し板4は、編幅の中間の区間、たとえばニットウエアの身頃を針床で編成する区間を含む区間に、編出し針2を有し、この区間に編出し板5は編出し針2を有していない。この編出し板5は、身頃を編成する区間外で袖を編成する区間に編出し針2を有している。
本実施形態の横編機の編出し装置1は、連結機構9が選択された編出し板3,4,5の基板3a,4a,5aと昇降子11とを連結すると、編出し板3,4,5を昇降移動させることができるので、複数の編出し板3,4,5を備えても、昇降ガイド10は昇降機構7のみに設ければよい。編幅の少なくとも一部の区間に編出し針2を有する編出し板3または編出し板4をニットウエアの身頃の編成開始時に使用してから、編出し板5を袖の編成開始時に使用すれば、袖丈が短くても捨て編みが不要であり、編出し板5が歯口に上昇する際に、編成されている身頃の編地に編出し針2が掛らないようにすることができる。
図2〜図6は、本発明の実施例1となる編出し装置21の構成をそれぞれ右側部分について示す。左側部分は、編幅の左右中央に関して対称となる。図2および図3は、部分的な断面正面図として示し、図2では編出し板23を昇降機構27で最下位置まで下降させた状態、図3では編出し板23を昇降機構27で最下位置よりも上昇させた状態をそれぞれ示す。編出し装置21は、編出し板23,24、ホルダー26、昇降機構27、選択機構28、および連結機構29を含む。編出し板23,24の基板23a,24aには、連結孔23c,24cが設けられる。ホルダー26は、選択機構28側に突出する係合部26cを有する。昇降機構27は、タイミングベルト27aと、クランプ27bとを含む。タイミングベルト27aには、クランプ27bを介して昇降子31が接合されている。図示を省略している駆動装置でタイミングベルト27aを駆動すると、昇降子31を昇降ガイド30に沿って昇降移動させることができる。選択機構28は、図3では図示を省略しているけれども、モーター28a、歯車28b,28c、揺動子28dおよび支点28eを含む。連結機構29は、レバー29aおよび支点29bを含む。レバー29aは、凹所29c,29dを有している。昇降子31には、編出し板23,24の連結孔23c,24cに挿通可能なピン31aが設けられている。
レバー29aは、基板23a,24aに設けられる支点29bを介して基板23a,24aに取付けられ、支点29bを中心に角変位可能である。レバー29aには、支点29bから図の左方および下方に延びる腕の先端付近に、ローラー39a,39bがそれぞれ設けられている。凹所29c,29dは、レバー29aで支点29bから下方および上方に延びる腕の先端付近にそれぞれ形成されている。凹所29dと支点29bとの中間付近には、レバー29aを反時計回り方向に付勢するばね39cの右端が掛けられている。ばね39cの左端は、基板23a,24aに設けるピンに掛けられている。編出し装置21を構成する各部分は、ベース40または横編機のフレームで支持される。ベース40は横編機のフレームで支持される。選択機構28の歯車28bは、モーター28aの出力軸に取付けられ、モーター28a、歯車28c、揺動子28dおよび支点28eは、ベース40に対して直立するように取付けられるスタンド41で支持される。選択機構28によって、ホルダー26は、ベース40で支持される前後ガイド42に沿って前後方向に移動させることができる。ホルダー26には、平坦部26aおよび突出部26bがそれぞれ設けられ、ローラー39a,39bとそれぞれ当接可能である。
図2のように昇降子31および編出し板23が最下位置、すなわちホルダー26に収容される編出し板23の基板23aの位置まで下降すると、ローラー39aが平坦部26aに当接する。ローラー39aの当接で、ばね39cによる付勢に抗して、レバー29は時計回り方向に角変位し、凹所29c,29dは、連結孔23cに挿通しているピン31aの先端部から離れる。図3のように昇降子31が編出し板23を上昇させると、ローラー39aが平坦部26aと当接しなくなる予め定める高さで、ばね39cによる付勢でレバー29aが反時計回り方向に角変位する。この角変位で、ローラー39bが突出部26bを通過可能となり、凹所29c,29dが連結孔23cに挿通しているピン31aの先端に係合する。この係合で、編出し板23の基板23aと昇降子31との連結状態がロックされる。編出し板24が選択される場合についても、基板24aと昇降子31との間で、基板23aと昇降子31との間と同様に連結やロック、またはそれらの解除が行われる。本実施例では、ロックとその解除とを、昇降子31が最下位置よりも上昇した位置で行うけれども、この位置は、編地の編出し部の引下げに使用する位置よりは下方であるので、この位置にある状態も、昇降子31が下降している状態に含める。なお、ロックは、レバー29をばね39cを付勢して行っているけれども、他の構成、たとえばソレノイドなどを直接作用させて行うこともできる。
図4は、(a)で選択機構28の構成、(b)で連結機構29の構成を、それぞれ示す。選択機構28では、モーター28aの回転で、歯車28b,28cを介して、揺動子28dを揺動させる。揺動子28dは、下端付近に支点28eが設けられ、ホロワ28fを有する歯車28cの回転で、支点28eとホロワ28fとの中間に設ける作動部28gは図の左右に移動する。作動部28gは、係合部26cを介してホルダー26を図の左右方向に移動させることができる。他の機構、たとえばラックとピニオンとの組合せやボールねじなどでホルダー26を移動させることもできる。連結機構29では、ホルダー26の移動に伴い、昇降子31の位置を編出し板23,24の基板23a,24aのいずれかと連結するように、相対変化させることができる。連結状態では、昇降子31から前後の両方向に突出するピン31aが一方、たとえば基板23aの連結孔23cに挿通されて基板23aと昇降子31とが連結される。基板23aには、レバー29aが設けられており、連結孔23cに挿通したピン31aの先端付近の小径部分に凹所29c,29dを係合させると、前述のように、連結をロックする状態となる。
図5は、昇降子31と基板23aとの連結状態を上方から見て示す。昇降子31に設けるピン31aは、基板24a側では先端が連結孔24cから離れており、基板23aのみ昇降移動させることができる。昇降子31および基板23aを最下位置まで下降させて、ホルダー26を図の下方に移動させれば、基板24aを選択して、昇降子31のピン31aを基板24aの連結孔24cに挿入して、基板24aと昇降子31とを連結することができる。昇降子31によって基板24aを上昇させれば、ピン31aの先端をレバー29aでロックし、昇降子31と基板24aとの連結をロックすることができる。
図6は、編出し板23,24の構成を示す。(a)に示す編出し板23は編幅の全体に編出し針2を有し、(b)に示す編出し板24は編幅の両側にのみ編出し針2を有し、中間の区間には編出し針2を有していない。編出し板23,24は、両側の基板23a,24a間で作動板部23b,24bが支持される。各編出し針2は、特許文献2に開示されているように、針本体とスライダーとを有し、スライダーを針本体に対して昇降移動させることで、編出し部の保持と解放とを切替えることができる。スライダーの駆動は、特許第3612113号公報のように、横編機の底部に設ける駆動装置からワイヤ43を介して行う。ワイヤ43は、作動板部23b,24bの横スライド板44を横方向に駆動し、方向変換カム45を介して縦スライド板46を縦方向に駆動する。編出し板23では、縦スライド板46で編出し針2のスライダーを直接駆動する。編出し板24では、編出し針2を追加作動板部47に並設する。追加作動板部47は、縦方向に移動して編出し針2のスライダーを駆動する縦連結板48を有する。縦連結板48の下端は、縦スライド板46の上端に接続される。なお、編出し針2は、実施例のタイプ以外であっても、編出し部の保持と解放とが切替え可能であればよい。
以上のように、本実施例1の編出し装置21で、編出し板23,24の基板23a,24aには、連結孔23c,24cが形成される。連結機構29は、昇降子31に、前後方向に突出するように立設され、選択される編出し板23,24の連結孔23c,24cに挿通可能なピン31aと、編出し板23,24の基板23a,24aに設けられ、連結孔23c,24cに挿通されるピン31aの先端に係合可能なレバー29aとを含む。連結は、編出し板23,24の連結孔23c,24cにピン31aを挿通させて行う。連結のロックは、連結孔23c,24cに挿通させたピン31aの先端側にレバー29aを係合させて行う。連結がロックされた状態は、昇降子31を図2のように下降させ、ピン31aの先端側からレバー29aの係合を外してロックを解除することができる。さらに、ホルダー26を前後方向に移動させて、ピン31aを基板23a,24aの連結孔23c,24cから離脱させて、連結を解除することができる。連結機構29は、昇降子31を二つの編出し板23,24間でいずれか一方の編出し板23,24に作用させて連結と連結解除とを切替える。昇降子31を編幅方向に移動させる必要はなく、選択機構28の簡略化を図ることができる。
図7は、図4の選択機構28に相当する他の選択機構68の例を簡略化して示す。図7で図4に対応する部分には同一の参照符を付して、重複する説明を省略する。選択機構68では、図4の揺動子28dに替えて、揺動歯車68dを用いる。モーター28aは、歯車28bを介して、揺動歯車68dを、支点68eを揺動中心として一定の角度範囲で揺動するように駆動する。揺動歯車68dの支点68eと歯先との間には、ホロワ68gが設けられる。ホロワ68gは、ホルダー26の係合部26cに係合し、揺動歯車68dを揺動させれば、選択機構28と同様に、係合部26cを移動させることができる。
図8(a)および図9は、図1の編出し装置1の実施例2となる編出し装置51の右側部分について、編出し板53と昇降子61とが連結されている状態を示す。左側部分は、編幅の左右中央に関して対称となる。編出し装置51は、編出し板53,54、ホルダー56、昇降機構57、選択機構58および連結機構59を含む。編出し板53,54で、基板53a,54aを除く他の部分の構成は、図6の編出し板23,24と同等である。図8(b)に示すように、基板53aには、図の右方に開口する連結溝53cが形成されている。基板54aにも、同様な連結溝54cが形成されている。連結溝53c,54cの下方に、カム56aが設けられている。昇降機構57は、昇降ガイド30に沿って昇降する昇降子61を含む。選択機構58は、ラック58bとピニオン58aとの組合せによる駆動で、ベース60による支持を受けるカム56aを図の紙面に対して垂直な方向に移動させる。ベース60は、横編機のフレームで支持される。カム56aには、基板53a,54aの下端が挿入される溝が設けられ、基板53a,54aの左端部がホルダー56の縦溝に収容されている。カム56aが移動するように駆動されれば、ホルダー56も、基板53a,54aを介して駆動され、前後ガイド72に案内されて移動する。選択機構58でホルダー56を駆動して、カム56aを追従して移動させることもできる。連結機構59は、カム56aによる駆動で、連結溝53c,54cに対して作用するロック部材59a,59bを含む。
ロック部材59a,59bは、前後に配置される。前方のロック部材59aは、上下に間隔をあけて一対となる状態で使用され、昇降子61の前方側に設ける支点59gで支持されて揺動する先端部59eが後方に延びる。後方のロック部材59bは、上下に間隔をあけて一対となる状態で使用され、昇降子61の後方側に設ける支点59hで支持されて揺動する先端部59fが前方に延びる。前方側および後方側の先端部59e,59f同士は、上下に間隔をあけて、前後の中間でそれぞれ重複する状態となる。上下の先端部59e,59fが選択された編出し板53,54の連結溝53c,54cに前方および後方からそれぞれ挿入される。重複する状態の先端部59eには長孔59i、先端部59fにはピン59jがそれぞれ設けられて、長孔59iにピン59jが挿通される状態で係合する。選択機構58によって移動するカム56aによるピン59jの駆動でロック部材59a,59bが揺動し、上方の先端部59e,59fの重複部分と下方の先端部59e,59fの重複部分の上下間が開閉する。先端部59e,59fの重複部分の上下間が開くことで、連結溝53c,54cの上下間が内側から押圧され、連結およびロックの状態となる。先端部59e,59fの重複部分の上下間が閉じることによる押圧の停止で、連結およびロックの状態が解除される。ロックの状態は、ロック部材59a,59bの上下の端部間に掛けられているばね59c,59dによる付勢で維持される。
図10は、図8の編出し装置51の動作を左側方から見て示す。(a)は編出し板を選択して昇降子61に連結およびロックしている状態、(b)は編出し板54の選択を停止し、連結およびロックを解除した状態、(c)は編出し板53の選択に近付けている状態、(d)は編出し板53を選択して昇降子61と連結およびロックしている状態を、それぞれ示す。なお、選択機構58およびカム56aは、(a)にのみ表示し、(b),(c),(d)では、カム56aの作用部56b,56cのみ太い実線で示す。
(a)に示す状態では、カム56aの作用部56b,56cがロック部材59bに設けるピン59jに作用しないので、ロック部材59a,59bはばね59c,59dによる付勢で先端部59e,59fの重複部分の上下間が開き、連結溝53cを内側から図の上下方向に押圧する。この先端部59e,59fの重複部分は、編出し板54の連結溝54cからは外れているので、昇降子61を上昇させれば、編出し板53のみ連結およびロックの状態で上昇させることができる。同様に、(d)に示す状態では、編出し板54のみ連結およびロックの状態で上昇させることができる。なお、上方の作用部54cは前後の幅が狭くしてあるので、(a)および(d)に示す状態ではピン59jの上昇経路から外れ、昇降子61の上昇でピン59jも上昇させることができる。
本実施例2では、二つの編出し板53,54を切替えているけれども、同様の連結溝53c,54cを基板に有する編出し板であれば、カム56aを適合させることで、三つ以上の編出し板を切替えて昇降子61に連結およびロックさせることもできる。また、各編出し板3,4,5;23,24;53,54は、編幅の両側で支持する基板3a,4a,5a;23a,24a;53a,54aで編出し針2が並設される作動板部3b,4b,5b;23b,24;53b,54bを支持する構成を有している。しかしながら、基板3a,4a,5a;23a,24a;53a,54aと作動板部3b,4b,5b;23b,24;53b,54bとは一体化させることもできる。一体化させる場合、一枚の矩形板の形状にすることもできる。
実施例1および実施例2の連結機構29,59は、昇降子31,61を編幅方向に移動させる必要はないので、連結機構を簡略化することができる。ただし、図1の編出し装置1でも、昇降子31を編幅方向に編出し板の基板から離れる方向に移動させれば、その間に編出し板を収容するホルダーを選択機構で前後方向に移動させることができる。編出し板が三つ以上でも、編出し板を選択したら、昇降子を編出し板側に戻し、選択した編出し板を昇降させることができる。
1,21,51 編出し装置
2 編出し針
3,4,5,23,24,53,54 編出し板
6,26,56 ホルダー
7,27,57 昇降機構
8,28,58 選択機構
9,29,59 連結機構
10,30 昇降ガイド
11,31,61 昇降子
23c,24c 連結孔
29a レバー
31a,59j ピン
39c,59c,59d ばね
53c,54c 連結溝
56a カム
59a,59b ロック部材
59e,59f 先端部
59g,59h 支点
59i 長孔

Claims (5)

  1. 少なくとも一対の針床が前後に対向するように配置される横編機で、歯口の下方に設置され、前後方向に複数が並び、編出し針が編幅方向に並設される編出し板を有し、一つの編出し板を選択して編出し針を歯口に上昇させ、編地の編出し部を捕捉させ、捕捉した編出し部を保持して下降させる横編機の編出し装置において、
    複数の編出し板を前後方向に間隔をあけて収容して前後方向に移動可能なホルダーと、
    昇降ガイドが設けられ、編出し板を昇降ガイドによる案内で昇降移動させる昇降子を有する昇降機構と、
    ホルダーを前後に移動させて、一つの編出し板を選択して昇降機構の昇降子の位置に合わせる選択機構と、
    昇降機構の昇降子がホルダーに収容される編出し板の位置まで下降している状態で、編出し板と昇降子とを連結すること、および編出し板と昇降子との連結を解除することを切替え可能な連結機構と、
    を含み、
    編出し板は、編幅の少なくとも一部の区間に編出し針を有していない編出し板を含む、
    ことを特徴とする横編機の編出し装置。
  2. 前記編出し板を二つ有し、
    前記連結機構は、前記選択機構による前記ホルダーの移動によって、前記下降している状態の昇降子を該二つの編出し板間でいずれか一方の編出し板に作用させて連結と連結解除とを切替える、
    ことを特徴とする請求項1記載の横編機の編出し装置。
  3. 前記編出し板には、連結孔が形成され、
    前記連結機構は、
    前記昇降子に、前記前後方向に突出するように立設され、選択される前記編出し板の連結孔に挿通可能なピンと、
    前記編出し板に設けられ、連結孔に挿通されるピンの先端に係合可能なレバーとを含み、
    前記連結と連結解除とは、昇降子が前記下降している状態で、連結孔へのピンの挿通と、連結孔からのピンの離脱とで行い、
    レバーは、昇降子の該下降している状態で、ピンの先端との係合を外してロックを解除し、ピンの先端に係合して、編出し板と昇降子とが連結している状態をロックする、
    ことを特徴とする請求項2記載の横編機の編出し装置。
  4. 前記編出し板には、前記昇降子に臨む側に開口する連結溝が形成され、
    前記連結機構は、
    前記ホルダーの移動に伴って前後方向に移動可能なカムと、
    上下に間隔をあけて一対となる状態で使用され、前記昇降子の前方側に設ける支点で支持されて揺動する先端部が後方に延びるロック部材と、
    上下に間隔をあけて一対となる状態で使用され、昇降子の後方側に設ける支点で支持されて揺動する先端部が前方に延びるロック部材とを、
    前方側および後方側の先端部同士が前後の中間で重複し、重複する部分が上下に間隔をあける状態で備え、
    ロック部材は、
    上下の先端部が前記選択された編出し板の連結溝に前方および後方からそれぞれ挿入され、
    重複する状態の一方の先端部は長孔、他方の先端部にはピンが設けられて、長孔にピンが挿通される状態で係合し、
    前記選択機構によるホルダーの移動に伴って移動するカムによるピンへの駆動でロック部材が揺動し、先端部の重複部分の上下間が開くことで連結溝の上下間を内側から押圧して連結およびロックし、先端部の重複部分の上下間が閉じることによる押圧の停止での連結およびロックの解除とを切替え可能である、
    ことを特徴とする請求項2記載の横編機の編出し装置。
  5. 前記編幅の少なくとも一部の区間に編出し針を有していない編出し板は、該区間に、針床でニットウエアの身頃の編成に使用する編針が配置される範囲を含み、
    該区間に編出し針を有しない編出し板は、該区間よりも編幅の外側で、針床で両袖を編成する編針が配置される範囲に対応する区間に編出し針を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の横編機の編出し装置。
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