JPH06184887A - 横編機 - Google Patents
横編機Info
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- JPH06184887A JPH06184887A JP4337329A JP33732992A JPH06184887A JP H06184887 A JPH06184887 A JP H06184887A JP 4337329 A JP4337329 A JP 4337329A JP 33732992 A JP33732992 A JP 33732992A JP H06184887 A JPH06184887 A JP H06184887A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- bed
- transfer
- jack
- knitting
- Prior art date
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- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B7/00—Flat-bed knitting machines with independently-movable needles
- D04B7/24—Flat-bed knitting machines with independently-movable needles for producing patterned fabrics
- D04B7/28—Flat-bed knitting machines with independently-movable needles for producing patterned fabrics with stitch patterns
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B15/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
- D04B15/02—Loop-transfer points
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B15/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
- D04B15/10—Needle beds
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B15/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
- D04B15/32—Cam systems or assemblies for operating knitting instruments
- D04B15/36—Cam systems or assemblies for operating knitting instruments for flat-bed knitting machines
- D04B15/362—Cam systems or assemblies for operating knitting instruments for flat-bed knitting machines with two needle beds in V-formation
- D04B15/365—Cam systems or assemblies for operating knitting instruments for flat-bed knitting machines with two needle beds in V-formation with provision for loop transfer from one needle bed to the other
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B15/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
- D04B15/66—Devices for determining or controlling patterns ; Programme-control arrangements
- D04B15/68—Devices for determining or controlling patterns ; Programme-control arrangements characterised by the knitting instruments used
- D04B15/70—Devices for determining or controlling patterns ; Programme-control arrangements characterised by the knitting instruments used in flat-bed knitting machines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ニードルベッドの上方に配設されるニードルベ
ッドまたはトランスファージャックベッドを撓むことな
く確りと支持できながらも、下部のニードルベッドの編
針の交換を簡単に短時間に行えるようにすることを目的
とするものである。 【構成】ニードルベッドの上面にプレート溝を刻設し、
該プレート溝に夫々ニードルプレートを立設してニード
ルプレート間に針溝を形成し、針溝を形成するニードル
プレートの一部分を上方に延出させ、上部ニードルベッ
ドまたはトランスファージャックベッドの支持部とさせ
るとともに、前記支持部において上部ニードルベッドま
たはトランスファージャックベッドが下方のニードルベ
ッドに対し、その長手方向に摺動変位可能に構成したも
のである。
ッドまたはトランスファージャックベッドを撓むことな
く確りと支持できながらも、下部のニードルベッドの編
針の交換を簡単に短時間に行えるようにすることを目的
とするものである。 【構成】ニードルベッドの上面にプレート溝を刻設し、
該プレート溝に夫々ニードルプレートを立設してニード
ルプレート間に針溝を形成し、針溝を形成するニードル
プレートの一部分を上方に延出させ、上部ニードルベッ
ドまたはトランスファージャックベッドの支持部とさせ
るとともに、前記支持部において上部ニードルベッドま
たはトランスファージャックベッドが下方のニードルベ
ッドに対し、その長手方向に摺動変位可能に構成したも
のである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はニードルベッドの上方に
トランスファージャックや上部ニードルベッド等を配設
した横編機に関するものである。
トランスファージャックや上部ニードルベッド等を配設
した横編機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な横編機は、編針を摺動自在に収
納してなるニードルベッドを側面形状において頭部を逆
V字状に対向させて配設してあり、こうした横編機で
は、例えば前後の編針を用いて編まれるゴム編み等の両
面内減らしを行うことは不可能であった。
納してなるニードルベッドを側面形状において頭部を逆
V字状に対向させて配設してあり、こうした横編機で
は、例えば前後の編針を用いて編まれるゴム編み等の両
面内減らしを行うことは不可能であった。
【0003】そこで、こうした問題に対処するために例
えば、特開平1−168943号公報に開示されている
ように、ニードルベッドの上方に両端部が支持部を介し
てトランスファージャックベッドを支持し、先端に編目
係止部を形成したトランスファージャックをトランスフ
ァージャックベッドに進退摺動可能に収納し、トランス
ファージャックをキャリッジと同行する目移しカムで進
退操作するとともに、トランスファージャックベッドの
一側方に形成された駆動手段を駆動させてトランスファ
ージャックベッドを横移動させ、トランスファージャッ
クの編目係止部に係止させた編目を横方向に移動させた
後、所定の編針に目移しできるようにしたものがある。
えば、特開平1−168943号公報に開示されている
ように、ニードルベッドの上方に両端部が支持部を介し
てトランスファージャックベッドを支持し、先端に編目
係止部を形成したトランスファージャックをトランスフ
ァージャックベッドに進退摺動可能に収納し、トランス
ファージャックをキャリッジと同行する目移しカムで進
退操作するとともに、トランスファージャックベッドの
一側方に形成された駆動手段を駆動させてトランスファ
ージャックベッドを横移動させ、トランスファージャッ
クの編目係止部に係止させた編目を横方向に移動させた
後、所定の編針に目移しできるようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報に
記載された横編機における目移し装置におけるトランス
ファージャックベッドの支持構造では、トランスファー
ジャックベッドがその両端部で支持されていることか
ら、トランスファージャックベッドの中央部がその自重
で下方に垂れ下がってしまうという問題があった。
記載された横編機における目移し装置におけるトランス
ファージャックベッドの支持構造では、トランスファー
ジャックベッドがその両端部で支持されていることか
ら、トランスファージャックベッドの中央部がその自重
で下方に垂れ下がってしまうという問題があった。
【0005】こうしたトランスファージャックベッドの
垂れ下がりを防止するためにトランスファージャックベ
ッドに種々の補強を施したり、特公昭41−7907号
公報に記載されているように、下部のニードルベッドに
装着された編針押さえ板上に上部ニードルベッドを支持
させることもできるが、こうした場合、例えば下方のニ
ードルベッドの編針の交換時には、トランスファージャ
ックベッドと編針押さえ板とを取外さなくてはならず、
多大の手間が掛かり、作業性が悪いという問題があっ
た。
垂れ下がりを防止するためにトランスファージャックベ
ッドに種々の補強を施したり、特公昭41−7907号
公報に記載されているように、下部のニードルベッドに
装着された編針押さえ板上に上部ニードルベッドを支持
させることもできるが、こうした場合、例えば下方のニ
ードルベッドの編針の交換時には、トランスファージャ
ックベッドと編針押さえ板とを取外さなくてはならず、
多大の手間が掛かり、作業性が悪いという問題があっ
た。
【0006】本発明は上記問題点に鑑み提案されたもの
で、ニードルベッドの上方に配設されるニードルベッド
またはトランスファージャックベッドを撓むことなく確
りと支持できながらも、下部のニードルベッドの編針の
交換を簡単に短時間に行えるようにすることを目的とす
るものである。
で、ニードルベッドの上方に配設されるニードルベッド
またはトランスファージャックベッドを撓むことなく確
りと支持できながらも、下部のニードルベッドの編針の
交換を簡単に短時間に行えるようにすることを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る横編機における針床の支持装置は、ニー
ドルベッドの上面にプレート溝を刻設し、該プレート溝
に夫々ニードルプレートを立設してニードルプレート間
に針溝を形成し、針溝を形成する所定のニードルプレー
トの一部分を上方に延出させ、上部ニードルベッドまた
はトランスファージャックベッドの支持部とさせるとと
もに、前記支持部において上部ニードルベッドまたはト
ランスファージャックベッドが下方のニードルベッドに
対し、その長手方向に摺動変位可能に構成したことを特
徴とするものである。
に本発明に係る横編機における針床の支持装置は、ニー
ドルベッドの上面にプレート溝を刻設し、該プレート溝
に夫々ニードルプレートを立設してニードルプレート間
に針溝を形成し、針溝を形成する所定のニードルプレー
トの一部分を上方に延出させ、上部ニードルベッドまた
はトランスファージャックベッドの支持部とさせるとと
もに、前記支持部において上部ニードルベッドまたはト
ランスファージャックベッドが下方のニードルベッドに
対し、その長手方向に摺動変位可能に構成したことを特
徴とするものである。
【0008】また、支持部と、上部ニードルベッドまた
はトランスファージャックベッドとの何れか一方にあり
状突起を形成し、他方に前記あり状突起に嵌合するあり
状溝を形成して摺動変位可能に支持したことも特徴とし
ている。
はトランスファージャックベッドとの何れか一方にあり
状突起を形成し、他方に前記あり状突起に嵌合するあり
状溝を形成して摺動変位可能に支持したことも特徴とし
ている。
【0009】あり状溝には、あり状突起を着脱できる着
脱用空間部分を形成したことも特徴の一つである。
脱用空間部分を形成したことも特徴の一つである。
【0010】
【作用】先ず、ニードルベッドの上方をキャリッジが往
復走行し、キャリッジの下面のカム面で所定の編針の各
バットが操作されて編針が針溝を進退摺動操作され、ヤ
ーンフィーダから給糸で所定幅の編地が編成される。次
に、編目を例えば内減らしにより編地の幅を小さくする
場合、内方に寄せられる編目を編針からトランスファー
ジャックに移動させるにあたり、当該編目を係止してい
る編針をキャリッジによりトランスファー位置に進出さ
せる。
復走行し、キャリッジの下面のカム面で所定の編針の各
バットが操作されて編針が針溝を進退摺動操作され、ヤ
ーンフィーダから給糸で所定幅の編地が編成される。次
に、編目を例えば内減らしにより編地の幅を小さくする
場合、内方に寄せられる編目を編針からトランスファー
ジャックに移動させるにあたり、当該編目を係止してい
る編針をキャリッジによりトランスファー位置に進出さ
せる。
【0011】そして、この編目が受け渡される部分の上
部のニードルベッドの編針またはトランスファージャッ
クベッドのトランスファージャックが進退操作されて編
目が編針からトランスファージャックに移される。この
上部のニードルベッドまたはトランスファージャックベ
ッドは、針溝を形成する所定のニードルプレートの一部
分から支持部を延出し、該支持部の上方に支持させてあ
るので、下方のニードルベッドの編針はその押さえ板を
外すだけで簡単に交換が行える。また、上方のニードル
ベッドまたはトランスファージャックベッドは支持部で
確りと支持されているのでその自重で撓むこともないの
である。
部のニードルベッドの編針またはトランスファージャッ
クベッドのトランスファージャックが進退操作されて編
目が編針からトランスファージャックに移される。この
上部のニードルベッドまたはトランスファージャックベ
ッドは、針溝を形成する所定のニードルプレートの一部
分から支持部を延出し、該支持部の上方に支持させてあ
るので、下方のニードルベッドの編針はその押さえ板を
外すだけで簡単に交換が行える。また、上方のニードル
ベッドまたはトランスファージャックベッドは支持部で
確りと支持されているのでその自重で撓むこともないの
である。
【0012】編目が移された上方のニードルベッドの編
針またはトランスファージャックと、編目を移した側の
ニードルベッドの編針に係止している編目の少なくとも
一部とが重なり合う横方向に相対移動させるのである
が、上方のニードルベッドまたはトランスファージャッ
クベッドの下面部分の何れか一方にあり状突起を形成
し、他方にあり状突起に嵌合するあり状溝を有する支持
部を構成し、ニードルベッド乃至トランスファージャッ
クベッドの長手方向に相対変位可能に構成したもので
は、このあり状溝式の嵌合部分で上部ニードルベッドま
たはトランスファージャックベッドと、ニードルベッド
とが相対移動することになる。
針またはトランスファージャックと、編目を移した側の
ニードルベッドの編針に係止している編目の少なくとも
一部とが重なり合う横方向に相対移動させるのである
が、上方のニードルベッドまたはトランスファージャッ
クベッドの下面部分の何れか一方にあり状突起を形成
し、他方にあり状突起に嵌合するあり状溝を有する支持
部を構成し、ニードルベッド乃至トランスファージャッ
クベッドの長手方向に相対変位可能に構成したもので
は、このあり状溝式の嵌合部分で上部ニードルベッドま
たはトランスファージャックベッドと、ニードルベッド
とが相対移動することになる。
【0013】然る後、トランスファージャックから編目
を移した側のニードルベッドに編目を移すと、内減らし
が完了するのである。また、支持部の上面に支持させた
ニードルベッドまたはトランスファージャックベッドの
交換や下方のニードルベッドの点検並びに編針を交換す
るために支持部の上面のニードルベッドまたはトランス
ファージャックベッドを着脱する場合には、あり状突起
を、あり状溝に形成された着脱用空間部分に合致させた
状態で支持部の上面のニードルベッドまたはトランスフ
ァージャックベッドを上方に引き上げると、上面のニー
ドルベッドまたはトランスファージャックベッドは支持
部から簡単に離脱させることができるのである。
を移した側のニードルベッドに編目を移すと、内減らし
が完了するのである。また、支持部の上面に支持させた
ニードルベッドまたはトランスファージャックベッドの
交換や下方のニードルベッドの点検並びに編針を交換す
るために支持部の上面のニードルベッドまたはトランス
ファージャックベッドを着脱する場合には、あり状突起
を、あり状溝に形成された着脱用空間部分に合致させた
状態で支持部の上面のニードルベッドまたはトランスフ
ァージャックベッドを上方に引き上げると、上面のニー
ドルベッドまたはトランスファージャックベッドは支持
部から簡単に離脱させることができるのである。
【0014】
【実施例】本発明の横編機における目移し装置の一実施
例を図面に基づいて説明する。図1は目移し装置を備え
た横編機の概略正面図、図2はその側面図、図3は要部
の縦断側面図であって、図中符号1は横編機を全体的に
示す。この横編機1は、キャリッジ2A・2Bで針溝7
7内を進退操作される多数の編針3A・3Bを設けた平
板状のニードルベッド4A・4Bを先端部が近接する状
態で逆V字状に配設し、フロント側の下部ニードルベッ
ド4A、バック側の下部ニードルベッド4Bを夫々形成
し、各ニードルベッド4A・4Bの上部には目移し装置
5が配設されており、後方のニードルベッド4Bはモー
タ6、駆動用スクリュー軸7、スライダー8等からなる
駆動手段9で横方向に移動可能に構成されている。
例を図面に基づいて説明する。図1は目移し装置を備え
た横編機の概略正面図、図2はその側面図、図3は要部
の縦断側面図であって、図中符号1は横編機を全体的に
示す。この横編機1は、キャリッジ2A・2Bで針溝7
7内を進退操作される多数の編針3A・3Bを設けた平
板状のニードルベッド4A・4Bを先端部が近接する状
態で逆V字状に配設し、フロント側の下部ニードルベッ
ド4A、バック側の下部ニードルベッド4Bを夫々形成
し、各ニードルベッド4A・4Bの上部には目移し装置
5が配設されており、後方のニードルベッド4Bはモー
タ6、駆動用スクリュー軸7、スライダー8等からなる
駆動手段9で横方向に移動可能に構成されている。
【0015】ニードルベッド4A・4Bの針溝77の夫
々に収納される編針3A・3Bは、図4に示すように先
端部分にフック10を形成した編針本体11と、編針本
体11の後端部に連結されるジャック12と、ジャック
12の後部上方にセレクトジャック13、セレクター1
4の各部を順に配設されて形成されており、ジャック1
2、セレクトジャック13、セレクター14の各部はそ
の上面から突出させたバット15A・15B、16、1
7がこれに対応するキャリッジ2A・2Bのカム面76
により針溝77内を進退操作されるようになっている。
々に収納される編針3A・3Bは、図4に示すように先
端部分にフック10を形成した編針本体11と、編針本
体11の後端部に連結されるジャック12と、ジャック
12の後部上方にセレクトジャック13、セレクター1
4の各部を順に配設されて形成されており、ジャック1
2、セレクトジャック13、セレクター14の各部はそ
の上面から突出させたバット15A・15B、16、1
7がこれに対応するキャリッジ2A・2Bのカム面76
により針溝77内を進退操作されるようになっている。
【0016】また、編針本体11の一側面部分には編針
3A・3Bに掛止されたループを拡開するための拡開部
18が設けられており、このループ拡開部18は、金属
製の薄板を平面視で舟形に折り曲げ形成し、その一端を
編針本体11の一側面部分に固着してある。
3A・3Bに掛止されたループを拡開するための拡開部
18が設けられており、このループ拡開部18は、金属
製の薄板を平面視で舟形に折り曲げ形成し、その一端を
編針本体11の一側面部分に固着してある。
【0017】各ニードルベッド4A・4B上のキャリッ
ジ2A・2Bのカム群は図5に示すように、図外のソレ
ノイドまたはモータにより出没するトランスファーレイ
ジングカム20、及び略台形をしたトランスファー受け
カム21とを上下に配設し、トランスファー受けカム2
1の側方にはニードルレイジングカム22を形成すると
ともに、ニードルレイジングカム22の側方に度山23
を夫々配設してなるカムユニットを左右に配設してな
り、当該カム群の下方には編針3A・3Bのセレクター
14のバット17に作用する選針アクチュエータ24が
設けられ、選針アクチュエータ24とカム群との間には
編針3A・3Bのセレクトジャック13のバット16に
作用して編針3A・3Bをニット・タック・ミス及び目
移しの各位置に作用させるプレッサー機構25が設けら
れている。
ジ2A・2Bのカム群は図5に示すように、図外のソレ
ノイドまたはモータにより出没するトランスファーレイ
ジングカム20、及び略台形をしたトランスファー受け
カム21とを上下に配設し、トランスファー受けカム2
1の側方にはニードルレイジングカム22を形成すると
ともに、ニードルレイジングカム22の側方に度山23
を夫々配設してなるカムユニットを左右に配設してな
り、当該カム群の下方には編針3A・3Bのセレクター
14のバット17に作用する選針アクチュエータ24が
設けられ、選針アクチュエータ24とカム群との間には
編針3A・3Bのセレクトジャック13のバット16に
作用して編針3A・3Bをニット・タック・ミス及び目
移しの各位置に作用させるプレッサー機構25が設けら
れている。
【0018】キャリッジ2A・2B間に形成される目移
し装置5は、図3に示すようにニードルベッド4A・4
Bの上面に形成された支持部26と、この支持部26に
支持されたトランスファージャックベッド27A・27
Bと、トランスファージャックベッド27A・27Bの
ジャック溝72に摺動可能に収納されたトランスファー
ジャック29A・29Bと、トランスファージャック2
9A・29Bを選針する選針機構30及びトランスファ
ージャック29A・29Bを進退操作する目移しカム3
1を備えて形成されている。
し装置5は、図3に示すようにニードルベッド4A・4
Bの上面に形成された支持部26と、この支持部26に
支持されたトランスファージャックベッド27A・27
Bと、トランスファージャックベッド27A・27Bの
ジャック溝72に摺動可能に収納されたトランスファー
ジャック29A・29Bと、トランスファージャック2
9A・29Bを選針する選針機構30及びトランスファ
ージャック29A・29Bを進退操作する目移しカム3
1を備えて形成されている。
【0019】トランスファージャックベッド27A・2
7Bとニードルベッド4A・4Bとの相対変位操作は、
両トランスファージャックベッド27A・27Bはその
一端部同士を連結する移動操作用ブラケット71が、モ
ータ66、駆動用スクリュー軸67、スライダー68等
からなる駆動手段69で横方向に移動操作されるように
なっている(図1参照)。
7Bとニードルベッド4A・4Bとの相対変位操作は、
両トランスファージャックベッド27A・27Bはその
一端部同士を連結する移動操作用ブラケット71が、モ
ータ66、駆動用スクリュー軸67、スライダー68等
からなる駆動手段69で横方向に移動操作されるように
なっている(図1参照)。
【0020】上記支持部26は、ニードルベッド4A・
4Bの上面にプレート溝80を等間隔で平行に刻設し、
このプレート溝80にニードルプレート81の下端部分
を嵌合して立設してニードルプレート81の間に編針3
Aまたは3Bを収納する針溝77を形成し、この針溝7
7に収納した編針3Aまたは3Bの上方を全ニードルプ
レート81に亙って嵌着された編針押さえ板83で押さ
えて抜止めするとともに、編針押さえ板83から歯口寄
り部分で所定のニードルプレート81の上面から板状に
立設して形成するとともに、図6乃至図8に示すように
逆L字型をした嵌合部形成部材84を支持部26の端面
にボルト85で固定し、嵌合部形成部材84の上面に嵌
合用突起として形成された逆台形のあり(doveta
il)状突起86と、トランスファージャックベッド2
7A・27Bの下面に形成され、前記あり状突起86に
嵌合するあり状溝87とで摺動自在に嵌合させて形成さ
れている。
4Bの上面にプレート溝80を等間隔で平行に刻設し、
このプレート溝80にニードルプレート81の下端部分
を嵌合して立設してニードルプレート81の間に編針3
Aまたは3Bを収納する針溝77を形成し、この針溝7
7に収納した編針3Aまたは3Bの上方を全ニードルプ
レート81に亙って嵌着された編針押さえ板83で押さ
えて抜止めするとともに、編針押さえ板83から歯口寄
り部分で所定のニードルプレート81の上面から板状に
立設して形成するとともに、図6乃至図8に示すように
逆L字型をした嵌合部形成部材84を支持部26の端面
にボルト85で固定し、嵌合部形成部材84の上面に嵌
合用突起として形成された逆台形のあり(doveta
il)状突起86と、トランスファージャックベッド2
7A・27Bの下面に形成され、前記あり状突起86に
嵌合するあり状溝87とで摺動自在に嵌合させて形成さ
れている。
【0021】このように全ニードルプレート81に亙っ
て嵌着された編針押さえ板83から外れた位置に支持部
26を形成すると、ニードルベッド4A・4Bの編針3
A・3Bを交換する場合に、編針押さえ板83を取り外
すか、交換する編針部分まで編針押さえ板83を抜くだ
けで編針編針3A・3Bを交換することができるのであ
る。
て嵌着された編針押さえ板83から外れた位置に支持部
26を形成すると、ニードルベッド4A・4Bの編針3
A・3Bを交換する場合に、編針押さえ板83を取り外
すか、交換する編針部分まで編針押さえ板83を抜くだ
けで編針編針3A・3Bを交換することができるのであ
る。
【0022】また、通常の移動領域外のあり状溝87に
はあり状突起86の着脱用空間88が穿設されており、
この着脱用空間88はトランスファージャックベッド2
7A・27Bを編地を編成する通常の移動領域を越えて
横方向に移動させた時に、あり状突起86が合致する位
置に形成してある。
はあり状突起86の着脱用空間88が穿設されており、
この着脱用空間88はトランスファージャックベッド2
7A・27Bを編地を編成する通常の移動領域を越えて
横方向に移動させた時に、あり状突起86が合致する位
置に形成してある。
【0023】従って、あり状突起86を着脱用空間88
に合致させると、トランスファージャックベッド27A
・27Bは上方に簡単に取り外すことができるのであ
る。また、本例のように支持部26をあり状突起86
と、あり状溝87とで形成したものでは、あり状突起8
6及びこれに嵌合するあり状溝88が摩耗してガタツキ
が生じた場合、ボルト85を緩め、嵌合部形成部材84
を下降させることにより、あり状突起86乃至あり状溝
87の位置関係を調整するだけで摩耗によるガタツキの
発生を防止することができると言う利点がある。
に合致させると、トランスファージャックベッド27A
・27Bは上方に簡単に取り外すことができるのであ
る。また、本例のように支持部26をあり状突起86
と、あり状溝87とで形成したものでは、あり状突起8
6及びこれに嵌合するあり状溝88が摩耗してガタツキ
が生じた場合、ボルト85を緩め、嵌合部形成部材84
を下降させることにより、あり状突起86乃至あり状溝
87の位置関係を調整するだけで摩耗によるガタツキの
発生を防止することができると言う利点がある。
【0024】尚、本例では嵌合部形成部材84の上面に
逆台形の所謂あり状突起86を、トランスファージャッ
クベッド27A・27Bの下面にあり状溝87を形成す
るようにしてあるが、これを図9に示すように嵌合部形
成部材84の上面にあり状溝87を、トランスファージ
ャックベッド27A・27Bの下面にあり状突起86を
形成することができるのは勿論のこと、図10に示すよ
うに嵌合部形成部材84を省略することもできる。
逆台形の所謂あり状突起86を、トランスファージャッ
クベッド27A・27Bの下面にあり状溝87を形成す
るようにしてあるが、これを図9に示すように嵌合部形
成部材84の上面にあり状溝87を、トランスファージ
ャックベッド27A・27Bの下面にあり状突起86を
形成することができるのは勿論のこと、図10に示すよ
うに嵌合部形成部材84を省略することもできる。
【0025】上記のように構成された横編機1では、前
方のニードルベッド4Aの編針3Aに係止された編目を
後方のニードルベッド4Bの編針3Bに、または後述す
る目移し装置5のトランスファージャックベッド27A
・27Bの各トランスファージャック29A・29Bに
目移しできるとともに、後方のニードルベッド4Bの編
針3Bに係止された編目も前方のニードルベッド4Aの
編針3A、または目移し装置5のトランスファージャッ
クベッド27A・27Bの各トランスファージャック2
9A・29Bに目移しすることが出来るようになってい
る。
方のニードルベッド4Aの編針3Aに係止された編目を
後方のニードルベッド4Bの編針3Bに、または後述す
る目移し装置5のトランスファージャックベッド27A
・27Bの各トランスファージャック29A・29Bに
目移しできるとともに、後方のニードルベッド4Bの編
針3Bに係止された編目も前方のニードルベッド4Aの
編針3A、または目移し装置5のトランスファージャッ
クベッド27A・27Bの各トランスファージャック2
9A・29Bに目移しすることが出来るようになってい
る。
【0026】前後のニードルベッド4A・4Bの所定の
ニードルプレート81から夫々立設して形成される複数
の支持部26で支持されたトランスファージャックベッ
ド27A・27Bの上面にはジャック溝72が刻設さ
れ、このジャック溝72にトランスファージャック29
A・29Bを進退摺動可能に収納するとともに、トラン
スファージャック29A・29Bの上方は押さえ板78
で抜止めされている。
ニードルプレート81から夫々立設して形成される複数
の支持部26で支持されたトランスファージャックベッ
ド27A・27Bの上面にはジャック溝72が刻設さ
れ、このジャック溝72にトランスファージャック29
A・29Bを進退摺動可能に収納するとともに、トラン
スファージャック29A・29Bの上方は押さえ板78
で抜止めされている。
【0027】また、トランスファージャック29A・2
9Bの先端部にはフック状の編目係止部32が、後端部
に被選針部33が夫々形成されており、編目係止部32
のジャック本体34寄り部分には括れた抉れ部79が形
成されている(図11乃至図13参照)。
9Bの先端部にはフック状の編目係止部32が、後端部
に被選針部33が夫々形成されており、編目係止部32
のジャック本体34寄り部分には括れた抉れ部79が形
成されている(図11乃至図13参照)。
【0028】編目係止部32は、ジャック本体34の左
右の両側面から細幅のスプリング鋼36を延出させ、そ
の先端が当接するように曲製し、当該先端部分を側面視
でフック状に形成したもので、ジャック本体34の一側
面側のスプリング鋼36の基端寄り部は湾曲させて弾性
付与部37になっている。上記被選針部33は、ジャッ
ク本体34の後端部(トランスファージャック29A・
29Bの尾部)に所定幅Hのプレート38を立設し、こ
のプレート38部分に図11または図13で示すように
トランスファージャック29の摺動方向に対して位相が
異なる状態で所定幅hの溝39を穿設した二種類の被選
針用バット40を形成し、この位相を異ならせて形成さ
れた被選針用バット40の同種のトランスファージャッ
ク29A・29Bの複数枚を1インチ毎に交互に並設す
るとともに、ジャック本体34の後端部下面には異なる
形状に形成された前記被選針用バット40に対応して後
述の復帰カム42が作用する復帰用バット部分41を形
成してある。
右の両側面から細幅のスプリング鋼36を延出させ、そ
の先端が当接するように曲製し、当該先端部分を側面視
でフック状に形成したもので、ジャック本体34の一側
面側のスプリング鋼36の基端寄り部は湾曲させて弾性
付与部37になっている。上記被選針部33は、ジャッ
ク本体34の後端部(トランスファージャック29A・
29Bの尾部)に所定幅Hのプレート38を立設し、こ
のプレート38部分に図11または図13で示すように
トランスファージャック29の摺動方向に対して位相が
異なる状態で所定幅hの溝39を穿設した二種類の被選
針用バット40を形成し、この位相を異ならせて形成さ
れた被選針用バット40の同種のトランスファージャッ
ク29A・29Bの複数枚を1インチ毎に交互に並設す
るとともに、ジャック本体34の後端部下面には異なる
形状に形成された前記被選針用バット40に対応して後
述の復帰カム42が作用する復帰用バット部分41を形
成してある。
【0029】また、本例ではトランスファージャック2
9をジャック本体34の両側面部分にスプリング鋼36
を取付け、ジャック本体34から突出したスプリング鋼
36の先端部に編目係止部32を形成するようにしてあ
るが、図14に示すように編目係止部32とジャック本
体34とを一体に形成することも出来ることは勿論であ
る。
9をジャック本体34の両側面部分にスプリング鋼36
を取付け、ジャック本体34から突出したスプリング鋼
36の先端部に編目係止部32を形成するようにしてあ
るが、図14に示すように編目係止部32とジャック本
体34とを一体に形成することも出来ることは勿論であ
る。
【0030】そして、被選針部33の被選針用バット4
0を操作する目移しカム31及び復帰用バット部分41
に作用する復帰カム42は、図3に示すように各ニード
ルベッド4A・4B上のキャリッジ2A・2B及び歯口
部の上方に配設される糸道ガイドで形成される空間部分
に配設されている。即ち、目移しカム31は図15に示
すように、前記被選針用バット40の上記所定幅Hのカ
ム溝43を形成したカム板44をその下面44aがトラ
ンスファージャックベッド27A・27Bの上面部分に
摺接する状態にキャリッジ2A・2Bの側面部分から突
出させてあり、復帰用バット部分41に作用する後述の
復帰カム42はキャリッジ2A・2Bの側面部分に固定
されたブラケット53に固定されている。
0を操作する目移しカム31及び復帰用バット部分41
に作用する復帰カム42は、図3に示すように各ニード
ルベッド4A・4B上のキャリッジ2A・2B及び歯口
部の上方に配設される糸道ガイドで形成される空間部分
に配設されている。即ち、目移しカム31は図15に示
すように、前記被選針用バット40の上記所定幅Hのカ
ム溝43を形成したカム板44をその下面44aがトラ
ンスファージャックベッド27A・27Bの上面部分に
摺接する状態にキャリッジ2A・2Bの側面部分から突
出させてあり、復帰用バット部分41に作用する後述の
復帰カム42はキャリッジ2A・2Bの側面部分に固定
されたブラケット53に固定されている。
【0031】また、上記カム板44のカム溝43の中央
部分には被選針用バット40を操作する選針手段30の
アクチュエータ45の操作部分を露出させる操作孔46
が穿設されている。
部分には被選針用バット40を操作する選針手段30の
アクチュエータ45の操作部分を露出させる操作孔46
が穿設されている。
【0032】上記アクチュエータ45は、図3に示すよ
うにキャリッジ2A・2Bの表面部分に固定されたケー
シング48に二位置切換ソレノイド49と、一端が二位
置切換ソレノイド49に連結された揺動レバー50を支
持軸51に固定するとともに、この支持軸51に下端が
アクチュエータ45の操作部分として操作孔46から突
出する選針用カム板47を固定して構成された選針手段
30を、トランスファージャック29A・29Bの摺動
方向に対する位相を異ならせて形成した上記被選針用バ
ット40にあわせて二組装着されている(図16及び図
17参照)。
うにキャリッジ2A・2Bの表面部分に固定されたケー
シング48に二位置切換ソレノイド49と、一端が二位
置切換ソレノイド49に連結された揺動レバー50を支
持軸51に固定するとともに、この支持軸51に下端が
アクチュエータ45の操作部分として操作孔46から突
出する選針用カム板47を固定して構成された選針手段
30を、トランスファージャック29A・29Bの摺動
方向に対する位相を異ならせて形成した上記被選針用バ
ット40にあわせて二組装着されている(図16及び図
17参照)。
【0033】上記カム板47の下端縁部分は図18に示
すように両端寄り部に夫々カム山74・74を突出し、
その中間部分に凹部75を形成してあり、この凹部75
に対面する位置に前記トランスファージャック29A・
29Bの復帰用バット部分41に作用する復帰カム42
が配設されている。
すように両端寄り部に夫々カム山74・74を突出し、
その中間部分に凹部75を形成してあり、この凹部75
に対面する位置に前記トランスファージャック29A・
29Bの復帰用バット部分41に作用する復帰カム42
が配設されている。
【0034】上記のように構成された横編機1の作用を
次に説明する。ニードルベッド4A・4Bの上方をキャ
リッジ2A・2Bが往復走行すると、キャリッジ2A・
2Bの下面のカム面76で所定の編針3A・3Bの各バ
ット15A・15B、16が操作され、編針3A・3B
が針溝77を進退摺動操作され、ヤーンフィーダ61か
ら給糸により所定幅の編地が編成されるのである。
次に説明する。ニードルベッド4A・4Bの上方をキャ
リッジ2A・2Bが往復走行すると、キャリッジ2A・
2Bの下面のカム面76で所定の編針3A・3Bの各バ
ット15A・15B、16が操作され、編針3A・3B
が針溝77を進退摺動操作され、ヤーンフィーダ61か
ら給糸により所定幅の編地が編成されるのである。
【0035】この通常の編成時には目移し装置5の選針
手段30の二位置切換ソレノイド49が図外の制御装置
により揺動レバー47を立った状態にし、待機位置にあ
る被選針用バット40がカム板44のカム溝43で操作
されない位置に押し込まれた状態でキャリッジ2A・2
Bが走行する。こうして揺動レバー47を立った状態に
され、操作されない状態に押し下げられた被選針用バッ
ト40は復帰カム42により再び待機位置に復帰される
ことになる。
手段30の二位置切換ソレノイド49が図外の制御装置
により揺動レバー47を立った状態にし、待機位置にあ
る被選針用バット40がカム板44のカム溝43で操作
されない位置に押し込まれた状態でキャリッジ2A・2
Bが走行する。こうして揺動レバー47を立った状態に
され、操作されない状態に押し下げられた被選針用バッ
ト40は復帰カム42により再び待機位置に復帰される
ことになる。
【0036】これにより、キャリッジ2A・2Bが編地
の端部を通過すると、目移し装置5の選針手段30は選
針の対象になるトランスファージャック29A・29B
外にあり、選針されたトランスファージャック29A・
29Bの被選針部40は復帰カム42により待機位置に
復帰されていることから、キャリッジ2A・2Bが反対
方向に折り返されて走行してもトランスファージャック
29A・29Bの被選針用バット40等がその折り返し
走行の障害には成らないのである。
の端部を通過すると、目移し装置5の選針手段30は選
針の対象になるトランスファージャック29A・29B
外にあり、選針されたトランスファージャック29A・
29Bの被選針部40は復帰カム42により待機位置に
復帰されていることから、キャリッジ2A・2Bが反対
方向に折り返されて走行してもトランスファージャック
29A・29Bの被選針用バット40等がその折り返し
走行の障害には成らないのである。
【0037】次に、編目を減らして行く場合を説明する
が、便宜上、前方の編針3Aに係止した編目52をこれ
に隣接する同じ前方の編針3Aへ目移しする場合、移動
される編目52を例に図19乃至図22により説明す
る。図19及び図20〔1〕〜〔4〕には前方ニードル
ベッド4Aの編針3Aを進退操作するキャリッジ2Aの
カム群と後方のトランスファージャックベッド27Bの
トランスファージャック29Bを操作するカム板44の
カム溝43の夫々一部が示されており、図19ではキャ
リッジ2Aがニードルベッド4A上を左向きに走行する
ものとすると、編針3のジャック12、セレクトジャッ
ク12の各バット15A、15B、16はキャリッジ2
のカム群の中を符号A、B、C、Dで示すように左から
右に通過するようになる。
が、便宜上、前方の編針3Aに係止した編目52をこれ
に隣接する同じ前方の編針3Aへ目移しする場合、移動
される編目52を例に図19乃至図22により説明す
る。図19及び図20〔1〕〜〔4〕には前方ニードル
ベッド4Aの編針3Aを進退操作するキャリッジ2Aの
カム群と後方のトランスファージャックベッド27Bの
トランスファージャック29Bを操作するカム板44の
カム溝43の夫々一部が示されており、図19ではキャ
リッジ2Aがニードルベッド4A上を左向きに走行する
ものとすると、編針3のジャック12、セレクトジャッ
ク12の各バット15A、15B、16はキャリッジ2
のカム群の中を符号A、B、C、Dで示すように左から
右に通過するようになる。
【0038】そして、前方の編針3Aがキャリッジ2の
カム群に対するAの位置になるとトランスファーレイジ
ングカム20によりジャック12のバット15Aが徐々
に押上られて前方の編針3Aは上昇し、図20〔1〕に
示すように編目52がラッチ55を開くとともに、この
編目52も拡開部18で開かれる。前方の編針3Aがキ
ャリッジ2のカム群に対するBの位置になると、図20
〔2〕に示すように前方の編針3Aは最大に進出すると
ともに、トランスファージャック29Bの被選針用バッ
ト40がカム板44のカム溝43で操作されてトランス
ファージャック29Bが押出され、先端の編目係止部3
2が拡開部18で開かれた編目52内に挿通されこの編
目52を受け取る。
カム群に対するAの位置になるとトランスファーレイジ
ングカム20によりジャック12のバット15Aが徐々
に押上られて前方の編針3Aは上昇し、図20〔1〕に
示すように編目52がラッチ55を開くとともに、この
編目52も拡開部18で開かれる。前方の編針3Aがキ
ャリッジ2のカム群に対するBの位置になると、図20
〔2〕に示すように前方の編針3Aは最大に進出すると
ともに、トランスファージャック29Bの被選針用バッ
ト40がカム板44のカム溝43で操作されてトランス
ファージャック29Bが押出され、先端の編目係止部3
2が拡開部18で開かれた編目52内に挿通されこの編
目52を受け取る。
【0039】この状態で前方の編針3Aがキャリッジ2
Aのカム群に対するCの位置になると、トランスファー
ガイドカム20Aでジャック12のバット15Aが徐々
に押下げられて後方の編針3が下降し始めるとともに、
トランスファージャック29Bの被選針用バット40が
カム板44のカム溝43で更に少し押出されのるである
が、この被選針用バット40の押出しは図20〔3〕に
示すように前方の編針3Aが後退する時に閉じたラッチ
55部分をクリアするためのものである。
Aのカム群に対するCの位置になると、トランスファー
ガイドカム20Aでジャック12のバット15Aが徐々
に押下げられて後方の編針3が下降し始めるとともに、
トランスファージャック29Bの被選針用バット40が
カム板44のカム溝43で更に少し押出されのるである
が、この被選針用バット40の押出しは図20〔3〕に
示すように前方の編針3Aが後退する時に閉じたラッチ
55部分をクリアするためのものである。
【0040】前方の編針3Aがキャリッジ2Aのカム群
に対するDの位置になると、度山カム23をジャック1
2のバット15Bが通過し、図20〔4〕で示すように
図20〔1〕で前方の編針3Aに係止していた編目52
は歯口部に進出したトランスファージャック29Bの先
端の編目係止部32に受け止められた状態になる。しか
してキャリッジ2Aのカム群が編地編成部分を通り過ぎ
ると、トランスファージャック29Bはその先端の編目
係止部32に編目52を受け止められた状態に保持され
る。
に対するDの位置になると、度山カム23をジャック1
2のバット15Bが通過し、図20〔4〕で示すように
図20〔1〕で前方の編針3Aに係止していた編目52
は歯口部に進出したトランスファージャック29Bの先
端の編目係止部32に受け止められた状態になる。しか
してキャリッジ2Aのカム群が編地編成部分を通り過ぎ
ると、トランスファージャック29Bはその先端の編目
係止部32に編目52を受け止められた状態に保持され
る。
【0041】次に、歯口部に進出したトランスファージ
ャック29Bの先端の編目係止部32に編目52が係止
された状態で駆動手段69のモータ66を駆動し、駆動
用スクリュー軸67を回転させ、スライダー68及び支
移動操作用ブラケット71を所定ピッチ(例えば1ピッ
チ分)横方向に移動させると、トランスファージャック
ベッド27Bが支持部26のあり状突起86とあり状溝
87との嵌合部分でトランスファージャックベッド27
Bの長手方向に移動するのである。
ャック29Bの先端の編目係止部32に編目52が係止
された状態で駆動手段69のモータ66を駆動し、駆動
用スクリュー軸67を回転させ、スライダー68及び支
移動操作用ブラケット71を所定ピッチ(例えば1ピッ
チ分)横方向に移動させると、トランスファージャック
ベッド27Bが支持部26のあり状突起86とあり状溝
87との嵌合部分でトランスファージャックベッド27
Bの長手方向に移動するのである。
【0042】このトランスファージャックベッド27B
がその長手方向に移動する時、ニードルベッド4A・4
Bの歯口部分に形成されたシンカー等の突起物の上方に
トランスファージャック29Bの先端の編目係止部32
の本体寄り部に形成された抉れ部79が位置するので、
トランスファージャックベッド27Bを横方向に移動さ
せても、シンカーや編針3A・3Bに干渉することも無
くトランスファージャックベッド27Bは横方向に移動
させることができるのである。
がその長手方向に移動する時、ニードルベッド4A・4
Bの歯口部分に形成されたシンカー等の突起物の上方に
トランスファージャック29Bの先端の編目係止部32
の本体寄り部に形成された抉れ部79が位置するので、
トランスファージャックベッド27Bを横方向に移動さ
せても、シンカーや編針3A・3Bに干渉することも無
くトランスファージャックベッド27Bは横方向に移動
させることができるのである。
【0043】然る後、キャリッジ2A・2Bが所定の位
置でニードルベッド3A・3B上を反転すると、前記し
たのとは逆の作用で編針3のジャック12、セレクトジ
ャック13の各バット15A、15B、16はキャリッ
ジ2のカム群の中を図21に符号E、F、G、Hで示す
ように右から左に通過するようになる。
置でニードルベッド3A・3B上を反転すると、前記し
たのとは逆の作用で編針3のジャック12、セレクトジ
ャック13の各バット15A、15B、16はキャリッ
ジ2のカム群の中を図21に符号E、F、G、Hで示す
ように右から左に通過するようになる。
【0044】即ち、編目52が受け渡される前方の編針
3Aがキャリッジ2のカム群に対するEからFの位置に
なると、図22〔1〕及び図22〔2〕に示すようにト
ランスファー受けカム21によりジャック12のバット
15Bが操作され、受け渡される前方の編針3Aが進出
し、そのフック10が編目係止部32の内部に貫通しフ
ック10に編目52を係合した状態になる。
3Aがキャリッジ2のカム群に対するEからFの位置に
なると、図22〔1〕及び図22〔2〕に示すようにト
ランスファー受けカム21によりジャック12のバット
15Bが操作され、受け渡される前方の編針3Aが進出
し、そのフック10が編目係止部32の内部に貫通しフ
ック10に編目52を係合した状態になる。
【0045】そして、この編目52が受け渡される前方
の編針3Aがキャリッジ2のカム群に対するGの位置に
なると、トランスファーレージングカム20により受け
渡される前方の編針3Aが徐々に下降し、これと同時に
トランスファージャック29Bの被選針用バット40が
カム板44のカム溝43で操作されてトランスファージ
ャック29Bが押し下げられて下降を始め、図22
〔3〕に示すようにその編目係止部32に係止していた
編目52が、受け渡される前方の編針3Aのフック10
に移る。
の編針3Aがキャリッジ2のカム群に対するGの位置に
なると、トランスファーレージングカム20により受け
渡される前方の編針3Aが徐々に下降し、これと同時に
トランスファージャック29Bの被選針用バット40が
カム板44のカム溝43で操作されてトランスファージ
ャック29Bが押し下げられて下降を始め、図22
〔3〕に示すようにその編目係止部32に係止していた
編目52が、受け渡される前方の編針3Aのフック10
に移る。
【0046】編目52が受け渡される前方の編針3Aが
キャリッジ2Aのカム群に対するHの位置になると、ト
ランスファージャック29の被選針用バット40がカム
板44のカム溝43で下降され、トランスファージャッ
ク29が更に下降するとともに、編目52を受け渡され
た前方の編針3Aが下降し、図22〔4〕に示すように
目移しが完了するのである。
キャリッジ2Aのカム群に対するHの位置になると、ト
ランスファージャック29の被選針用バット40がカム
板44のカム溝43で下降され、トランスファージャッ
ク29が更に下降するとともに、編目52を受け渡され
た前方の編針3Aが下降し、図22〔4〕に示すように
目移しが完了するのである。
【0047】また、編針3A・3Bが摩耗したり破損し
て取り替える場合には、全ニードルプレート81に亙っ
て嵌着された編針押さえ板83を交換する編針部分まで
引き抜いて当該編針の上方を開放すれば、編針は上方に
簡単に取り出せ、装着時は上方から挿入するだけで簡単
に装着することが出来るのである。
て取り替える場合には、全ニードルプレート81に亙っ
て嵌着された編針押さえ板83を交換する編針部分まで
引き抜いて当該編針の上方を開放すれば、編針は上方に
簡単に取り出せ、装着時は上方から挿入するだけで簡単
に装着することが出来るのである。
【0048】尚、上記実施例では後方のニードルベッド
を横方向に移動可能に構成してあるが、これに加えてま
たはこれに代えて、前方のニードルベッドを横方向に移
動可能に構成したり、トランスファージャックベッドの
みを横方向に移動可能に構成しただけのものでも本発明
を実施することが出来るのは勿論であり、トランスファ
ージャックベッドは前後の何れか一方のみに配設するよ
うにしても良いことは勿論である。
を横方向に移動可能に構成してあるが、これに加えてま
たはこれに代えて、前方のニードルベッドを横方向に移
動可能に構成したり、トランスファージャックベッドの
みを横方向に移動可能に構成しただけのものでも本発明
を実施することが出来るのは勿論であり、トランスファ
ージャックベッドは前後の何れか一方のみに配設するよ
うにしても良いことは勿論である。
【0049】また、上記実施例ではトランスファージャ
ックをジャック本体の両側面部分に弾性板材を取付け、
ジャック本体から突出した弾性板材の先端部に編目係止
部を形成するようにしてあるが、図22に示すように編
目係止部とジャック本体とを一体に形成することも出来
ることは勿論である。また、図示は省略したが、実施例
の支持部の逆台形のあり状突起及びこれに嵌合するあり
状溝の形状は円や四角形にすることが出来るのは言うま
でも無いことである。
ックをジャック本体の両側面部分に弾性板材を取付け、
ジャック本体から突出した弾性板材の先端部に編目係止
部を形成するようにしてあるが、図22に示すように編
目係止部とジャック本体とを一体に形成することも出来
ることは勿論である。また、図示は省略したが、実施例
の支持部の逆台形のあり状突起及びこれに嵌合するあり
状溝の形状は円や四角形にすることが出来るのは言うま
でも無いことである。
【0050】更に、上方に設けられるニードルベッドま
たはトランスファージャックベッドは支持部で固定支持
させることもできるのである。
たはトランスファージャックベッドは支持部で固定支持
させることもできるのである。
【0051】
【発明の効果】本発明に係る横編機は、以上に説明した
ように、上部のニードルベッドまたはトランスファージ
ャックベッドは、針溝を形成する所定のニードルプレー
トの一部分から延出して形成された支持部で支持させて
あるので、上方のニードルベッドまたはトランスファー
ジャックベッドがその自重で撓むのを確実に防止するこ
とが出来ると言う利点がある。
ように、上部のニードルベッドまたはトランスファージ
ャックベッドは、針溝を形成する所定のニードルプレー
トの一部分から延出して形成された支持部で支持させて
あるので、上方のニードルベッドまたはトランスファー
ジャックベッドがその自重で撓むのを確実に防止するこ
とが出来ると言う利点がある。
【0052】また、下方のニードルベッドの編針はその
押さえ板を外すだけで上方のニードルベッドまたはトラ
ンスファージャックベッドがその交換操作の邪魔に成ら
ず、交換操作を簡単に行えると言う利点がある。
押さえ板を外すだけで上方のニードルベッドまたはトラ
ンスファージャックベッドがその交換操作の邪魔に成ら
ず、交換操作を簡単に行えると言う利点がある。
【0053】更に、あり状突起と、あり状溝とを有する
支持部を形成したものでは、このあり状突起及びこれに
嵌合するあり状溝が摩耗してガタツキが生じた場合、例
えば嵌合部形成部材を下降させてあり状突起またはあり
状溝の何れかを下降させることにより、あり状突起とあ
り状溝との位置関係を調整するだけで摩耗によるガタツ
キの発生を防止することができると言う利点がある。
支持部を形成したものでは、このあり状突起及びこれに
嵌合するあり状溝が摩耗してガタツキが生じた場合、例
えば嵌合部形成部材を下降させてあり状突起またはあり
状溝の何れかを下降させることにより、あり状突起とあ
り状溝との位置関係を調整するだけで摩耗によるガタツ
キの発生を防止することができると言う利点がある。
【0054】加えて、上方のニードルベッドまたはトラ
ンスファージャックベッドを交換する場合には、上部の
ニードルベッドまたはトランスファージャックベッドを
編地を編成する通常の移動領域を越えて横方向に移動さ
せ、あり状突起を着脱用空間は合致させると、上部のニ
ードルベッドまたはトランスファージャックベッドは上
方に簡単に取り外すことができ、組付けも同様にして簡
単に行えるので、その交換作業も至って簡単に且つ短時
間の内に行うことができると言う利点もある。
ンスファージャックベッドを交換する場合には、上部の
ニードルベッドまたはトランスファージャックベッドを
編地を編成する通常の移動領域を越えて横方向に移動さ
せ、あり状突起を着脱用空間は合致させると、上部のニ
ードルベッドまたはトランスファージャックベッドは上
方に簡単に取り外すことができ、組付けも同様にして簡
単に行えるので、その交換作業も至って簡単に且つ短時
間の内に行うことができると言う利点もある。
【図1】横編機の概略を示す一部切欠き正面図である。
【図2】横編機の概略を示す一部切欠き側面図である。
【図3】横編機の概略を示す要部の縦断側面図である。
【図4】編針部分の縦断側面図である。
【図5】キャリッジのカム群の概略を示す正面図であ
る。
る。
【図6】横編機の目移し装置部分の概略の構成を示す平
面図である。
面図である。
【図7】支持部の概略の構成を示す平面図である。
【図8】支持部の仰看図である。
【図9】支持部の変形例を示す図3相当図である。
【図10】支持部の別の変形例を示す図3相当図であ
る。
る。
【図11】トランスファージャックの側面図である。
【図12】図11のトランスファージャックの底面図で
ある。
ある。
【図13】トランスファージャックの側面図である。
【図14】トランスファージャックの変形例を示す斜視
図である。
図である。
【図15】目移しカムの正面図である。
【図16】図11のトランスファージャックの作動状態
を示す要部の側面図である。
を示す要部の側面図である。
【図17】図13のトランスファージャックの作動状態
を示す要部の側面図である。
を示す要部の側面図である。
【図18】カム板及び復帰カムの1部切欠き正面図であ
る。
る。
【図19】キャリッジのカム群と目移しカムのカム溝に
対する編針の位置関係を示す正面図である。
対する編針の位置関係を示す正面図である。
【図20】〔1〕〜〔4〕は図19における各位置の編
針とトランスファージャックの動作関係を示す側面図で
ある。
針とトランスファージャックの動作関係を示す側面図で
ある。
【図21】キャリッジのカム群と目移しカムのカム溝に
対する編針の位置関係を示す正面図である。
対する編針の位置関係を示す正面図である。
【図22】〔1〕〜〔4〕は図21における各位置の編
針とトランスファージャックの動作関係を示す側面図で
ある。
針とトランスファージャックの動作関係を示す側面図で
ある。
1・・・横編機 2A・2B・・・キャリッジ 3A・3B・・・編針 4A・4B・・・ニードルベッド 5・・・目移し装置 26・・・支持部 27A、27B・・・トランスファージャックベッド 29A、29B・・・トランスファージャック 30・・・選針手段 33・・・被選針部 61・・・ヤーンフィーダ 72・・・ジャック溝 76・・・カム面 77・・・針溝 80・・・プレート溝 81・・・ニードルプレート 83・・・編針押さえ板 86・・・あり状突起 87・・・あり状溝
Claims (3)
- 【請求項1】ニードルベッドの上面にプレート溝を刻設
し、該プレート溝に夫々ニードルプレートを立設してニ
ードルプレート間に針溝を形成し、針溝を形成する所定
のニードルプレートの一部分を上方に延出させ、上部ニ
ードルベッドまたはトランスファージャックベッドの支
持部とさせるとともに、前記支持部において上部ニード
ルベッドまたはトランスファージャックベッドが下方の
ニードルベッドに対し、その長手方向に摺動変位可能に
構成したことを特徴とする横編機。 - 【請求項2】支持部と、上部ニードルベッドまたはトラ
ンスファージャックベッドとの何れか一方にあり状突起
を形成し、他方に前記あり状突起に嵌合するあり状溝を
形成して摺動変位可能に支持したことを特徴とする請求
項1に記載の横編機。 - 【請求項3】あり状溝には、あり状突起を着脱できる着
脱用空間部分を形成したことを特徴とする請求項2に記
載の横編機。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4337329A JP2628128B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 横編機 |
US08/167,000 US5365756A (en) | 1992-12-17 | 1993-12-16 | Flat knitting machine having separately movable upper and lower beds |
EP93310248A EP0603005B1 (en) | 1992-12-17 | 1993-12-17 | A flat knitting machine |
DE69315048T DE69315048T2 (de) | 1992-12-17 | 1993-12-17 | Flachstrickmaschine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4337329A JP2628128B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 横編機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06184887A true JPH06184887A (ja) | 1994-07-05 |
JP2628128B2 JP2628128B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=18307603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4337329A Expired - Fee Related JP2628128B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 横編機 |
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---|---|
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EP (1) | EP0603005B1 (ja) |
JP (1) | JP2628128B2 (ja) |
DE (1) | DE69315048T2 (ja) |
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US6047569A (en) * | 1997-05-27 | 2000-04-11 | Shima Seiki Manufacturing, Ltd. | Method for holding a stitch loop |
DE69809141T2 (de) * | 1997-07-11 | 2003-07-24 | Shima Seiki Mfg. Ltd., Wakayama | Verfahren zur Maschenbildung und Flachstrickmaschine dazu |
JP6025460B2 (ja) * | 2012-08-31 | 2016-11-16 | 株式会社島精機製作所 | パイル編成方法 |
CN103173919A (zh) * | 2013-03-19 | 2013-06-26 | 浙江丰帆数控机械有限公司 | 一种针织横机双摇床装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3054645A (en) * | 1960-04-18 | 1962-09-18 | Tropel | Mechanical slide |
JPS4936067B1 (ja) * | 1966-07-09 | 1974-09-27 | ||
DE2124228C3 (de) * | 1971-05-15 | 1975-07-03 | Wilhelm Will Kg, Optisches Werk, 6331 Nauborn | Schwalbenschwanzführung |
BE785562A (fr) * | 1972-06-29 | 1972-12-29 | Herstal Sa | Procede et dispositif pour effectuer le doubling sur machine a tricoterles bords-cotes a double fonture. |
DE2728223C3 (de) * | 1977-06-23 | 1980-10-30 | Hans 8581 Mistelbach Maisel | Nadelbett für Flachstrick- und -Wirkmaschinen |
DE3630818A1 (de) * | 1986-09-10 | 1988-03-24 | Stoll & Co H | Einrichtung zur versatzsteuerung der nadelbetten einer flachstrickmaschine |
JPS6468547A (en) * | 1987-09-04 | 1989-03-14 | Shima Seiki Mfg | Traverse knitting machine |
JPH0222417U (ja) * | 1988-07-29 | 1990-02-14 | ||
EP0519652B1 (en) * | 1991-06-18 | 1996-04-24 | Shima Seiki Mfg., Ltd. | Double V bed knitting machine |
-
1992
- 1992-12-17 JP JP4337329A patent/JP2628128B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-12-16 US US08/167,000 patent/US5365756A/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-12-17 DE DE69315048T patent/DE69315048T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-12-17 EP EP93310248A patent/EP0603005B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0603005B1 (en) | 1997-11-05 |
JP2628128B2 (ja) | 1997-07-09 |
DE69315048T2 (de) | 1998-03-05 |
DE69315048D1 (de) | 1997-12-11 |
US5365756A (en) | 1994-11-22 |
EP0603005A2 (en) | 1994-06-22 |
EP0603005A3 (en) | 1994-08-24 |
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