JPH10139348A - 車椅子踏段付エスカレーターの運転方法及び車椅子踏段付エスカレーター - Google Patents
車椅子踏段付エスカレーターの運転方法及び車椅子踏段付エスカレーターInfo
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- JPH10139348A JPH10139348A JP8292608A JP29260896A JPH10139348A JP H10139348 A JPH10139348 A JP H10139348A JP 8292608 A JP8292608 A JP 8292608A JP 29260896 A JP29260896 A JP 29260896A JP H10139348 A JPH10139348 A JP H10139348A
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Abstract
も二つ踏段を一水平面状態で配置するスペースに対応し
た長さの主枠によって構成でき、主枠の全長を特に長く
す必要のない車椅子踏段付エスカレーターの運転方法を
得る。 【解決手段】 多数の踏段7による搬送帯6に設けた第
二車椅子用踏段22の上昇踏み板26を、主枠1の乗降
口4寄りの作動機構12と係合する変位機構23により
上昇させる。また、第二車椅子用踏段22の主枠1上端
3側に第一車椅子用踏段19を設けて連結腕21を、主
枠1の乗降口4寄りの作動機構8に係合する進退機構2
0により突出して、上昇した上昇踏み板26を支持し第
一車椅子用踏段19の踏み板面とにより一水平面を形成
する。また、第二車椅子用踏段22の乗り込み台24を
変位機構23により主枠1下端2側へ突出させる。
Description
結された搬送帯に、要時に複数の踏段を連結して車椅子
積載面を形成する車椅子用踏段が設けられた車椅子踏段
付エスカレーターの運転方法及び車椅子踏段付エスカレ
ーターに関する。
4278号公報に示された車椅子踏段付エスカレーター
があり、これの構成では乗降口において停止状態で少な
くとも三つ踏段が一水平面状態に配置される。そして、
停止状態の踏段と乗降口の間を車椅子が乗降するように
なっている。
椅子踏段付エスカレーターにおいて、車椅子の乗降のた
めに、乗降口において少なくとも三つ踏段が一水平面状
態に配置される。このため、エスカレーターの主枠の全
長が長くなって、設置所要スペースの確保が困難となり
車椅子踏段付エスカレーターの設置が制約されるという
問題点があった。また、既設の通常エスカレーターを車
椅子踏段付エスカレーターに改造する場合に、既設の主
枠が流用できず余計な工事を要するという問題点があっ
た。
になされたものであり、通常エスカレーターと同様に乗
降口に多くとも二つ踏段を一水平面状態で配置するスペ
ースに対応した長さの主枠によって構成できる車椅子踏
段付エスカレーターの運転方法及び車椅子踏段付エスカ
レーターを得ることを目的とする。
段付エスカレーターにおいては、多数の踏段が無端状に
連結されて主枠を循環移動する搬送帯と、主枠の乗降口
寄りに設けられた作動機構と、踏段の相互間に配置され
て作動機構に要時に係合する進退機構により主枠の下端
側へ変位する連結腕が設けられた第一車椅子用踏段と、
踏段の相互間に配置されて第一車椅子用踏段の主枠の下
端側に配置され、作動機構に要時に係合する上昇機構に
より上昇変位する上昇踏み板及び作動機構に要時に係合
する進退機構により主枠の下端側へ変位する乗り込み台
が設けられ、上昇変位した上昇踏み板が突出変位した連
結腕に支持されて第一車椅子用踏段の踏み板面とにより
一水平面を形成する第二車椅子用踏段とが設けられる。
レーターにおいては、主枠の下端側の乗降口において第
一車椅子用踏段が漸増傾斜移動の初期にあって水平移動
中の第二車椅子用踏段に対して段差がある状態で、上昇
機構により上昇変位した上昇踏み板を突出変位した支持
腕により支持して、第一車椅子用踏段の踏み板面とによ
って一水平面を形成する位置に上昇踏み板が支持され
る。
レーターにおいては、主枠の下端側の乗降口において第
一車椅子用踏段が漸増傾斜移動の初期にあって水平移動
中の第二車椅子用踏段に対して段差がある状態で搬送帯
が停止状態となり、上昇機構によって上昇変位した上昇
踏み板を突出変位した支持腕により支持して、第一車椅
子用踏段の踏み板面とによって一水平面を形成する位置
に上昇踏み板を支持し、一水平面を形成した状態で第一
車椅子用踏段及び第二車椅子用踏段が一定傾斜移動す
る。
レーターの運転方法においては、多数の踏段が無端状に
連結されて主枠を循環移動する搬送帯の踏段の相互間に
配置された第二車椅子用踏段及びこの第二車椅子用踏段
に隣接して主枠の上端側に配置された第一車椅子用踏段
が、主枠の下端側の所定位置に配置され、かつ第一車椅
子用踏段が第二車椅子用踏段と段差を形成して上方位置
に配置されたときに第二車椅子用踏段の上昇踏み板が上
昇して第一車椅子用踏段の踏み板面とにより一水平面を
形成し、上昇踏み板が上昇した第二車椅子用踏段から主
枠の下端側へ乗り込み台が突出する。
レーターの運転方法においては、多数の踏段が無端状に
連結されて主枠を循環移動する搬送帯の踏段の相互間に
配置された第二車椅子用踏段及びこの第二車椅子用踏段
に隣接して主枠の上端側に配置された第一車椅子用踏段
が、主枠の端部の所定位置に配置され、かつ第一車椅子
用踏段が第二車椅子用踏段と段差を形成して上方位置に
配置されたときに第二車椅子用踏段の上昇踏み板が上昇
して第一車椅子用踏段の踏み板面とにより一水平面を形
成し、第一車椅子用踏段の連結腕により上昇踏み板が上
昇した第二車椅子用踏段を連結する。
レーターの運転方法においては、多数の踏段が無端状に
連結されて主枠を循環移動する搬送帯の踏段の相互間に
配置された第二車椅子用踏段及びこの第二車椅子用踏段
に隣接して主枠の上端側に配置された第一車椅子用踏段
が、主枠の端部の所定位置に配置され、かつ第一車椅子
用踏段が第二車椅子用踏段と段差を形成して上方位置に
配置されたときに第二車椅子用踏段の上昇踏み板が上昇
して第一車椅子用踏段の踏み板面とにより一水平面を形
成して主枠の傾斜部を移動する。
レーターの運転方法においては、第二車椅子用踏段から
突出した乗り込み台に車椅子利用者が乗り込み、乗り込
み台が引退し第二車椅子用踏段の踏み面の主枠下端側か
ら車止め体が突出する。
レーターの運転方法においては、踏段の相互間に配置さ
れて第一車椅子用踏段隣接し主枠上端側に配置された傾
斜車椅子用踏段の傾斜踏み板が車椅子搬送時傾斜する。
レーターの運転方法においては、第二車椅子用踏段及び
第一車椅子用踏段が主枠の端部の所定位置に停止し、主
枠の作動機構の上昇動作により第二車椅子用踏段の上昇
踏み板が上昇する。
レーターの運転方法においては、第二車椅子用踏段及び
第一車椅子用踏段が主枠の端部の所定位置に停止し、主
枠の作動機構の駆動動作により第二車椅子用踏段の上昇
踏み板が上昇する。
レーターの運転方法においては、第二車椅子用踏段及び
第一車椅子用踏段が主枠の端部の所定位置に停止し、主
枠の作動機構と係合移動することにより上記第二車椅子
用踏段の上昇踏み板が上昇する。
レーターの運転方法においては、第二車椅子用踏段及び
第一車椅子用踏段が主枠の下端部の所定位置に停止した
状態で、傾斜車椅子用踏段の傾斜踏み板が傾斜する。
レーターの運転方法においては、第二車椅子用踏段及び
第一車椅子用踏段が主枠の上端部の所定位置に停止した
状態で、傾斜車椅子用踏段が主枠の上端部に設けられた
櫛の下面にある。
レーターの運転方法においては、第二車椅子用踏段の上
昇踏み板が上昇して第一車椅子用踏段の踏み板面とによ
って一水平面を形成するときの主枠下端側の乗降口にお
ける上記上昇踏み板の上昇変位量が、上記主枠上端側の
乗降口における上記上昇踏み板の上昇変位量と相違す
る。
の実施の形態の一例を示す図で、車椅子踏段付エスカレ
ーターの要部を概念的に示す側面図、図2は図1におけ
る傾斜車椅子用踏段が下端側の乗降口で第一作動機構に
対応した状態を示す拡大図、図3は図1における第一車
椅子用踏段が下端側の乗降口で第一作動機構に対応した
状態を示す拡大図、図4は図1における第二車椅子用踏
段が下端側の乗降口で第二作動機構に対応した状態を示
す拡大図である。
段の連結腕が下端側の乗降口で主枠の下端側へ変位した
状態を示す拡大図、図6は図1における第二車椅子用踏
段の乗り込み台が下端側の乗降口で主枠の下端側へ変位
する状態を示す拡大図、図7は図1における第二車椅子
用踏段の乗り込み台が下端側の乗降口で主枠の下端側へ
変位した状態を示す拡大図、図8は図1における第二車
椅子用踏段の車止め体が下端側の乗降口で上方へ変位し
た状態を示す拡大図である。
段が上端側の乗降口で第三作動機構に対応した状態を示
す拡大図、図10は図1における第一車椅子用踏段が上
端側の乗降口で第三作動機構に対応した状態を示す拡大
図、図11は図1における第二車椅子用踏段が上端側の
乗降口で第四作動機構に対応した状態を示す拡大図、図
12は図1における第二車椅子用踏段から上端側の乗降
口で第四作動機構が離れた状態を示す拡大図である。
カレーターの主枠、2は主枠1の下端、3は主枠1の上
端、4は主枠1の下端2及び上端3にそれぞれ形成され
た乗降口、5は乗降口4に設けられて主枠1の中間部寄
りに配置された櫛、6は多数の踏段7が無端状に連結さ
れて主枠1を循環移動する搬送帯である。
された第一作動機構で、電動機9、電動機9により駆動
されるクランク機構10により昇降動作し、他の電動機
(図示しない)により駆動されて動作するローラチェン
からなる伝動機構11により構成されている。
8よりも下端2寄り配置された第二作動機構で、電動機
9、クランク機構10、伝動機構11により第一作動機
構8と同様に構成されている。13は主枠1内に設けら
れて上端3側に配置された第三作動機構で、電動機9、
リンク機構10、伝動機構11により第一作動機構8と
同様に構成されている。14は主枠1内に設けられて第
三作動機構13よりも下端2寄りに配置された第四作動
機構で、電動機9、リンク機構10、伝動機構11によ
り第一作動機構8と同様に構成されている。
椅子用踏段で、要時に第一作動機構8に係合して駆動さ
れ、変位して主枠1に設けられた傾斜車椅子用踏段用レ
ール16に案内される傾斜用ローラ171を有する傾斜
機構17及び傾斜機構17により傾斜する傾斜踏み板1
8が設けられている。
椅子用踏段15の主枠1の下端2側に配置された第一車
椅子用踏段で、要時に第一作動機構8に係合して駆動さ
れる進退機構20によって主枠1の下端側へ突出変位す
る連結腕21が設けられている。
椅子用踏段19の主枠1の下端2側に配置された第二車
椅子用踏段で、要時に第二作動機構12に係合して駆動
される変位機構23からなる進退機構により主枠1の下
端2側へ突出変位する乗り込み台24、変位機構23に
より突出動作する車止め体25及び変位機構23により
上昇変位すると共に第一車椅子用踏段19の変位した連
結腕21に支持されてさらに上昇変位する上昇踏み板2
6が設けられている。27は車椅子で、主として第一車
椅子用踏段19及び第二車椅子用踏段22によって形成
された車椅子積載面に搭載されて搬送される。
カレーターにおいて、通常時には第一作動機構8、第二
作動機構12、第三作動機構及び第四作動機構14の伝
動機構11がそれぞれ下降位置に配置される。また、傾
斜車椅子用踏段15の傾斜踏み板18は水平姿勢位置に
保持され、第一車椅子用踏段19の連結腕21は引退位
置に配置される。また、第二車椅子用踏段22の乗り込
み台24、車止め体25及び上昇踏み板26はそれぞれ
引退位置に配置される。
されて踏段7、傾斜車椅子用踏段15、第一車椅子用踏
段19及び第二車椅子用踏段22により一般乗客が搬送
される。なお、搬送帯6の循環運転により第一車椅子用
踏段19等の全部の踏段は、上昇運転の場合に下端2側
の乗降口4から水平移動し、次いで傾斜角度が漸増する
漸増傾斜移動する。
して上端2側の乗降口4に近づくと傾斜角度が漸減する
漸減傾斜移動する。その後に上端2側の乗降口4へ水平
移動する。また、下降運転のときには全部の踏段が上昇
運転の場合と逆の順序で移動する。
には、すなわち車椅子27を下端2側の乗降口4から上
端3側の乗降口4へ搬送するときには、車椅子踏段付エ
スカレーターの車椅子運転スイッチ(図示しない)によ
り車椅子運転に切り換えられる。これによって、第一作
動機構8が付勢されてそれの伝動機構11が上昇位置に
配置されて、搬送帯6が上昇運転される。
踏段15の傾斜機構17が第一作動機構8の伝動機構1
1に係合して通過する。これによって、傾斜機構17の
水平姿勢保持が解除されて傾斜踏み板18が図3に示す
ように傾斜し、その後に傾斜用ローラ171が傾斜車椅
子用踏段用レール16に案内されることにより傾斜姿勢
が保たれる。
み板18が傾斜し、第一車椅子用踏段19は漸増傾斜移
動の初期にあって水平移動中の第二車椅子用踏段22に
対して段差がある状態にある。また、第二車椅子用踏段
22の主枠1下端2側の踏段7が、櫛5から移動方向に
沿う長さのほぼ1/3が出た状態で搬送帯6が停止す
る。
の伝動機構11が上昇して第二車椅子用踏段22の変位
機構23に係合し駆動する。これにより、上昇踏み板2
6の保持が解除されて上昇変位し、第一車椅子用踏段1
9の踏み板位置に配置されて図4に示す状態となる。
の伝動機構11が付勢されてこれに係合している進退機
構20により連結腕21が主枠1の下端側へ突出変位す
る。これによって、第二車椅子用踏段22の上昇踏み板
26が連結腕21に支持されて図5に示す状態となる。
そして、第二作動機構12の伝動機構11が付勢されて
第二車椅子用踏段22の変位機構23を介して乗り込み
台24が主枠1の下端2側へ突出変位する。これによ
り、図6に示す状態を経て乗り込み台24が、主枠1下
端2側の櫛5に当たる位置に配置され図7に示す状態と
なる。
へ変位して、下端2側の乗降口4の上面に重合するよう
に構成することも可能であって、このような構成であっ
ても後述する作用を得ることができる。そして、図7に
示す状態で車椅子27が搭載され、次いで第二作動機構
12の伝動機構11が付勢されて第二車椅子用踏段22
の変位機構23を介して第二車椅子用踏段22の乗り込
み台24が引退する。また、変位機構23を介して車止
め体25が突出して図8に示す状態となる。
4が上方向に回動変位して、車止め体の役目を果たすよ
うに構成するも可能である。そして、図8に示す状態に
より搭載された車椅子27の主枠1の下端2側移動が、
突出した車止め体25によって阻止されてエスカレータ
ーが上昇運転される。これにより、第一車椅子用踏段1
9の踏み板と第二車椅子用踏段22の上昇踏み板26は
一水平面を維持して上昇移動し、図1に示すように車椅
子27が傾斜車椅子用踏段15、第一車椅子用踏段19
及び第二車椅子用踏段22によって搬送される。
踏段15等が上端2側の乗降口4に近づいて漸減傾斜移
動すると、傾斜車椅子用踏段用レール16により傾斜用
ローラ171を介して、傾斜車椅子用踏段15の傾斜踏
み板18の傾斜姿勢保持が解除される。また、第三作動
機構13が付勢されてそれの伝動機構11が図9に示す
ように上昇位置に配置される。そして、上昇した伝動機
構11に傾斜機構17が係合して通過することによっ
て、傾斜機構17が水平姿勢に復帰して保持される。
椅子用踏段15の傾斜踏み板18が、図10に示すよう
に上端3側の乗降口4の櫛5に対して、移動方向に沿う
長さのほぼ2/3が入った出た状態において搬送帯6が
停止する。次いで、図10の状態で車椅子27が第一車
椅子用踏段19等から主枠1上端2側の乗降口4に降り
立つ。
の伝動機構11が上昇位置に配置されて、第二車椅子用
踏段22の上昇踏み板26を支持する。この状態で、第
三作動機構13の伝動機構11が動作し、第一車椅子用
踏段19の進退機構20を介して連結腕21を引退させ
る。これにより、第一車椅子用踏段19と第二車椅子用
踏段22の連結が解除されて図11に示す状態となる。
が動作して変位機構23を介して車止め体25が引退す
る。また、第四作動機構14が付勢されてそれの伝動機
構11が下降して、第二車椅子用踏段22の上昇踏み板
26が下降する。そして、第四作動機構14の伝動機構
11が付勢されて変位機構23を介して上昇踏み板26
が下降位置に保持され、図12に示す状態となる。これ
によって、車椅子27の上昇搬送運転が終了し、車椅子
踏段付エスカレーターが通常運転に切替えられることに
より搬送帯6が通常状態で移動する。
3に示すように櫛5から移動方向に沿う長さのほぼ1/
3が出た状態の第二車椅子用踏段22の主枠1下端2側
の踏段7と、水平移動における第二車椅子用踏段22と
に対応した主枠1の端部長さにより、車椅子27の搭載
用のスペース、すなわち第一車椅子用踏段19及び第二
車椅子用踏段22による車椅子27の搭載用の一水平面
が形成される。
を特に長くす必要のない車椅子踏段付エスカレーターを
得ることができて、車椅子踏段付エスカレーターの設置
所要スペースに基づく設置制約を少なくすることができ
る。また、既設の通常エスカレーターを車椅子踏段付エ
スカレーターに改造する場合に、既設の主枠が流用でき
て工事を簡略化することができ、改造費を低減すること
ができる。
て、図4の状態では第二車椅子用踏段22の上昇踏み板
26が上昇し、図12の状態では上昇踏み板26が下降
する。この上昇踏み板26の昇降高さは主枠1の下端2
側と上端3側とで同一にする必要はなく、乗り込み台2
4の構造の都合等によって適宜に異なる昇降高さにする
ことも可能である。この上昇踏み板26の昇降高さは、
第二作動機構12の伝動機構11と第四作動機構14の
伝動機構11の昇降行程を相互に変えることによって対
応することができる。
26に相当する踏み板が乗降口4寄りにおいて反転動作
して展開し、車椅子搭載用のスペースを形成する形式の
車椅子踏段付エスカレーターがある。このような形式の
場合には、踏み板が反転動作するときに車椅子利用者の
介添え人が足を挟まれたりする不具合がある。しかし、
このような不具合が図1〜図12の実施の形態では生じ
ることはない。
実施の形態の一例を示す図で、前述の図4相当図であ
り、図13の他は車椅子踏段付エスカレーターが前述の
図1〜図12と同様に構成されている。図において、図
4と同符号は相当部分を示し、28は第二車椅子用踏段
22に設けられて変位機構23の要部を構成する上昇リ
ンク機構で、第二作動機構12の上昇した伝動機構11
の動作によって駆動されて上昇踏み板26を昇降させ
る。
カレーターにおいても、前述の図1〜図12と同様な第
一車椅子用踏段19、第二車椅子用踏段22、第一〜第
四作動機構8,12,13,14が設けられて図1〜図
12の実施の形態と同様に動作する。したがって、詳細
な説明を省略するが図13の実施の形態においても図1
〜図12の実施の形態と同様な作用が得られる。
の形態の一例として次に述べるように構成することも可
能である。すなわち、図13の実施の形態を応用して第
二作動機構12の伝動機構11のローラーチェンを固定
構造として、第二車椅子用踏段22の水平移動動作によ
り、第二車椅子用踏段22の変位機構23のスプロケッ
トホィールが係合移動して駆動されるように構成する。
そして、変位機構23のスプロケットホィールの回転に
より、変位機構23を介して上昇踏み板26を昇降させ
る。
カレーターにおいても、前述の図1〜図12と同様な第
一車椅子用踏段19、第二車椅子用踏段22、第一〜第
四作動機構8,12,13,14が設けられて図1〜図
12の実施の形態と同様に動作する。したがって、詳細
な説明を省略するが実施の形態3においても図1〜図1
2の実施の形態と同様な作用が得られる。
実施の形態の一例を示す図で、前述の図4相当図であ
り、図14の他は車椅子踏段付エスカレーターが前述の
図1〜図12と同様に構成されている。図において、図
4と同符号は相当部分を示し、29は第二車椅子用踏段
22の上昇踏み板26の下縁部に枢着されたローラーか
らなる変位機構である。
で、主枠1に設けられて主枠1下端2側において上昇踏
み板26を上昇変位させる位置に対応した位置に配置さ
れて、第二車椅子用踏段22の水平移動動作により、変
位機構29に係合して上昇踏み板26を上昇させる。
カレーターにおいても、前述の図1〜図12と同様な第
一車椅子用踏段19、第二車椅子用踏段22、第一〜第
四作動機構8,12,13,14が設けられて図1〜図
12の実施の形態と同様に動作する。したがって、詳細
な説明を省略するが図14の実施の形態においても図1
〜図12の実施の形態と同様な作用が得られる。
踏段が無端状に連結されて主枠を循環移動する搬送帯
と、主枠の乗降口寄りに設けられた作動機構と、踏段の
相互間に配置されて作動機構に要時に係合する進退機構
により主枠の下端側へ変位する連結腕が設けられた第一
車椅子用踏段と、踏段の相互間に配置されて第一車椅子
用踏段の主枠の下端側に配置され、作動機構に要時に係
合する上昇機構により上昇変位する上昇踏み板及び作動
機構に要時に係合する進退機構により主枠の下端側へ変
位する乗り込み台が設けられ、上昇変位した上昇踏み板
が突出変位した連結腕に支持されて第一車椅子用踏段の
踏み板面とにより一水平面を形成する第二車椅子用踏段
とを設けたものである。
に乗降口に多くとも二つ踏段を一水平面状態で配置する
スペースに対応した長さの主枠によって車椅子踏段付エ
スカレーターを構成することができ、主枠の全長を特に
長くする必要のない車椅子踏段付エスカレーターを得る
ことができる。したがって、車椅子踏段付エスカレータ
ーの設置スペースによる制約を少なくする効果がある。
また、既設の通常エスカレーターを車椅子踏段付エスカ
レーターに改造する場合に、既設主枠の流用が可能にな
り工事を簡略化でき、改造費を低減する効果がある。
枠の下端側の乗降口において第一車椅子用踏段が漸増傾
斜移動の初期にあって水平移動中の第二車椅子用踏段に
対して段差がある状態で、上昇機構により上昇変位した
上昇踏み板を突出変位した支持腕により支持して、第一
車椅子用踏段の踏み板面とによって一水平面を形成する
位置に上昇踏み板を支持したものである。
に乗降口に多くとも二つ踏段を一水平面状態で配置する
スペースに対応した長さの主枠によって車椅子踏段付エ
スカレーターを構成することができ、主枠の全長を特に
長くする必要のない車椅子踏段付エスカレーターを得る
ことができる。したがって、車椅子踏段付エスカレータ
ーの設置スペースによる制約を少なくする効果がある。
また、既設の通常エスカレーターを車椅子踏段付エスカ
レーターに改造する場合に、既設主枠の流用が可能にな
り工事を簡略化でき、改造費を低減する効果がある。
枠の下端側の乗降口において第一車椅子用踏段が漸増傾
斜移動の初期にあって水平移動中の第二車椅子用踏段に
対して段差がある状態で搬送帯が停止状態となり、上昇
機構によって上昇変位した上昇踏み板を突出変位した支
持腕により支持して、第一車椅子用踏段の踏み板面とに
よって一水平面を形成する位置に上昇踏み板を支持し、
一水平面を形成した状態で第一車椅子用踏段及び第二車
椅子用踏段が一定傾斜移動するものである。
に乗降口に多くとも二つ踏段を一水平面状態で配置する
スペースに対応した長さの主枠によって車椅子踏段付エ
スカレーターを構成することができ、主枠の全長を特に
長くする必要のない車椅子踏段付エスカレーターを得る
ことができる。したがって、車椅子踏段付エスカレータ
ーの設置スペースによる制約を少なくする効果がある。
また、既設の通常エスカレーターを車椅子踏段付エスカ
レーターに改造する場合に、既設主枠の流用が可能にな
り工事を簡略化でき、改造費を低減する効果がある。
数の踏段が無端状に連結されて主枠を循環移動する搬送
帯の踏段の相互間に配置された第二車椅子用踏段及びこ
の第二車椅子用踏段に隣接して主枠の上端側に配置され
た第一車椅子用踏段が、主枠の下端側の所定位置に配置
され、かつ第一車椅子用踏段が第二車椅子用踏段と段差
を形成して上方位置に配置されたときに第二車椅子用踏
段の上昇踏み板が上昇して第一車椅子用踏段の踏み板面
とにより一水平面を形成し、上昇踏み板が上昇した第二
車椅子用踏段から主枠の下端側へ乗り込み台が突出する
ものである。
レーターと同様に乗降口に多くとも二つ踏段を一水平面
状態で配置するスペースに対応した長さの主枠によって
車椅子踏段付エスカレーターを構成することができ、主
枠の全長を特に長くする必要のない車椅子踏段付エスカ
レーターを得ることができる。したがって、車椅子踏段
付エスカレーターの設置スペースによる制約を少なくす
る効果がある。また、既設の通常エスカレーターを車椅
子踏段付エスカレーターに改造する場合に、既設主枠の
流用が可能になり工事を簡略化でき、改造費を低減する
効果がある。
数の踏段が無端状に連結されて主枠を循環移動する搬送
帯の踏段の相互間に配置された第二車椅子用踏段及びこ
の第二車椅子用踏段に隣接して主枠の上端側に配置され
た第一車椅子用踏段が、主枠の端部の所定位置に配置さ
れ、かつ第一車椅子用踏段が第二車椅子用踏段と段差を
形成して上方位置に配置されたときに第二車椅子用踏段
の上昇踏み板が上昇して第一車椅子用踏段の踏み板面と
により一水平面を形成し、第一車椅子用踏段の連結腕に
より上昇踏み板が上昇した第二車椅子用踏段を連結する
ものである。
レーターと同様に乗降口に多くとも二つ踏段を一水平面
状態で配置するスペースに対応した長さの主枠によって
車椅子踏段付エスカレーターを構成することができ、主
枠の全長を特に長くする必要のない車椅子踏段付エスカ
レーターを得ることができる。したがって、車椅子踏段
付エスカレーターの設置スペースによる制約を少なくす
る効果がある。また、既設の通常エスカレーターを車椅
子踏段付エスカレーターに改造する場合に、既設主枠の
流用が可能になり工事を簡略化でき、改造費を低減する
効果がある。
数の踏段が無端状に連結されて主枠を循環移動する搬送
帯の踏段の相互間に配置された第二車椅子用踏段及びこ
の第二車椅子用踏段に隣接して主枠の上端側に配置され
た第一車椅子用踏段が、主枠の端部の所定位置に配置さ
れ、かつ第一車椅子用踏段が第二車椅子用踏段と段差を
形成して上方位置に配置されたときに第二車椅子用踏段
の上昇踏み板が上昇して第一車椅子用踏段の踏み板面と
により一水平面を形成して主枠の傾斜部を移動するもの
である。
レーターと同様に乗降口に多くとも二つ踏段を一水平面
状態で配置するスペースに対応した長さの主枠によって
車椅子踏段付エスカレーターを構成することができ、主
枠の全長を特に長くする必要のない車椅子踏段付エスカ
レーターを得ることができる。したがって、車椅子踏段
付エスカレーターの設置スペースによる制約を少なくす
る効果がある。また、既設の通常エスカレーターを車椅
子踏段付エスカレーターに改造する場合に、既設主枠の
流用が可能になり工事を簡略化でき、改造費を低減する
効果がある。
二車椅子用踏段から突出した乗り込み台に車椅子利用者
が乗り込み、乗り込み台が引退し第二車椅子用踏段の踏
み面の主枠下端側から車止め体が突出するものである。
レーターと同様に乗降口に多くとも二つ踏段を一水平面
状態で配置するスペースに対応した長さの主枠によって
車椅子踏段付エスカレーターを構成することができ、主
枠の全長を特に長くする必要のない車椅子踏段付エスカ
レーターを得ることができる。したがって、車椅子踏段
付エスカレーターの設置スペースによる制約を少なくす
る効果がある。また、既設の通常エスカレーターを車椅
子踏段付エスカレーターに改造する場合に、既設主枠の
流用が可能になり工事を簡略化でき、改造費を低減する
効果がある。
段の相互間に配置されて第一車椅子用踏段隣接し主枠上
端側に配置された傾斜車椅子用踏段の傾斜踏み板が車椅
子搬送時傾斜するものである。
レーターと同様に乗降口に多くとも二つ踏段を一水平面
状態で配置するスペースに対応した長さの主枠によって
車椅子踏段付エスカレーターを構成することができ、主
枠の全長を特に長くする必要のない車椅子踏段付エスカ
レーターを得ることができる。したがって、車椅子踏段
付エスカレーターの設置スペースによる制約を少なくす
る効果がある。また、既設の通常エスカレーターを車椅
子踏段付エスカレーターに改造する場合に、既設主枠の
流用が可能になり工事を簡略化でき、改造費を低減する
効果がある。
二車椅子用踏段及び第一車椅子用踏段が主枠の端部の所
定位置に停止し、主枠の作動機構の上昇動作により第二
車椅子用踏段の上昇踏み板が上昇するものである。
レーターと同様に乗降口に多くとも二つ踏段を一水平面
状態で配置するスペースに対応した長さの主枠によって
車椅子踏段付エスカレーターを構成することができ、主
枠の全長を特に長くする必要のない車椅子踏段付エスカ
レーターを得ることができる。したがって、車椅子踏段
付エスカレーターの設置スペースによる制約を少なくす
る効果がある。また、既設の通常エスカレーターを車椅
子踏段付エスカレーターに改造する場合に、既設主枠の
流用が可能になり工事を簡略化でき、改造費を低減する
効果がある。
二車椅子用踏段及び第一車椅子用踏段が主枠の端部の所
定位置に停止し、主枠の作動機構の駆動動作により第二
車椅子用踏段の上昇踏み板が上昇するものである。
レーターと同様に乗降口に多くとも二つ踏段を一水平面
状態で配置するスペースに対応した長さの主枠によって
車椅子踏段付エスカレーターを構成することができ、主
枠の全長を特に長くする必要のない車椅子踏段付エスカ
レーターを得ることができる。したがって、車椅子踏段
付エスカレーターの設置スペースによる制約を少なくす
る効果がある。また、既設の通常エスカレーターを車椅
子踏段付エスカレーターに改造する場合に、既設主枠の
流用が可能になり工事を簡略化でき、改造費を低減する
効果がある。
二車椅子用踏段及び第一車椅子用踏段が主枠の端部の所
定位置に停止し、主枠の作動機構と係合移動することに
より上記第二車椅子用踏段の上昇踏み板が上昇するもの
である。
レーターと同様に乗降口に多くとも二つ踏段を一水平面
状態で配置するスペースに対応した長さの主枠によって
車椅子踏段付エスカレーターを構成することができ、主
枠の全長を特に長くする必要のない車椅子踏段付エスカ
レーターを得ることができる。したがって、車椅子踏段
付エスカレーターの設置スペースによる制約を少なくす
る効果がある。また、既設の通常エスカレーターを車椅
子踏段付エスカレーターに改造する場合に、既設主枠の
流用が可能になり工事を簡略化でき、改造費を低減する
効果がある。
二車椅子用踏段及び第一車椅子用踏段が主枠の下端部の
所定位置に停止した状態で、傾斜車椅子用踏段の傾斜踏
み板が傾斜するものである。
レーターと同様に乗降口に多くとも二つ踏段を一水平面
状態で配置するスペースに対応した長さの主枠によって
車椅子踏段付エスカレーターを構成することができ、主
枠の全長を特に長くする必要のない車椅子踏段付エスカ
レーターを得ることができる。したがって、車椅子踏段
付エスカレーターの設置スペースによる制約を少なくす
る効果がある。また、既設の通常エスカレーターを車椅
子踏段付エスカレーターに改造する場合に、既設主枠の
流用が可能になり工事を簡略化でき、改造費を低減する
効果がある。
二車椅子用踏段及び第一車椅子用踏段が主枠の上端部の
所定位置に停止した状態で、傾斜車椅子用踏段が主枠の
上端部に設けられた櫛の下面に配置されるものである。
レーターと同様に乗降口に多くとも二つ踏段を一水平面
状態で配置するスペースに対応した長さの主枠によって
車椅子踏段付エスカレーターを構成することができ、主
枠の全長を特に長くする必要のない車椅子踏段付エスカ
レーターを得ることができる。したがって、車椅子踏段
付エスカレーターの設置スペースによる制約を少なくす
る効果がある。また、既設の通常エスカレーターを車椅
子踏段付エスカレーターに改造する場合に、既設主枠の
流用が可能になり工事を簡略化でき、改造費を低減する
効果がある。
二車椅子用踏段の上昇踏み板が上昇して第一車椅子用踏
段の踏み板面とにより一水平面を形成するときの主枠下
端側の乗降口における上記上昇踏み板の上昇変位量が、
上記主枠上端側の乗降口における上記上昇踏み板の上昇
変位量と相違するものである。
レーターと同様に乗降口に多くとも二つ踏段を一水平面
状態で配置するスペースに対応した長さの主枠によって
車椅子踏段付エスカレーターを構成することができ、主
枠の全長を特に長くする必要のない車椅子踏段付エスカ
レーターを得ることができる。したがって、車椅子踏段
付エスカレーターの設置スペースによる制約を少なくす
る効果がある。また、既設の通常エスカレーターを車椅
子踏段付エスカレーターに改造する場合に、既設主枠の
流用が可能になり工事を簡略化でき、改造費を低減する
効果がある。
降口においてそれぞれ上昇踏み板の上昇変位量を相異さ
せることにより、乗り込み台の構造等の都合に容易に対
応することができ設計の自由度が向上する効果がある。
踏段付エスカレーターの要部を概念的に示す側面図。
降口で第一作動機構に対応した状態を示す拡大図。
降口で第一作動機構に対応した状態を示す拡大図。
降口で第二作動機構に対応した状態を示す拡大図。
端側の乗降口で主枠の下端側へ変位した状態を示す拡大
図。
が下端側の乗降口で主枠の下端側へ変位する状態を示す
拡大図。
が下端側の乗降口で主枠の下端側へ変位した状態を示す
拡大図。
下端側の乗降口で上方へ変位した状態を示す拡大図。
降口で第三作動機構に対応した状態を示す拡大図。
乗降口で第三作動機構に対応した状態を示す拡大図。
乗降口で第四作動機構に対応した状態を示す拡大図。
の乗降口で第四作動機構が離れた状態を示す拡大図。
の図4相当図。
の図4相当図。
6 搬送帯、7 踏段、8 第一作動機構(作動機
構)、12 第二作動機構(作動機構)、13 第三作
動機構(作動機構)、14 第四作動機構(作動機
構)、15 傾斜車椅子用踏段、17 傾斜機構、18
傾斜踏み板、19 第一車椅子用踏段、20進退機
構、21 連結腕、22 第二車椅子用踏段、23 変
位機構、24 乗り込み台、25 車止め体、26 上
昇踏み板、29 変位機構(ローラー)、30 作動機
構(カム)。
Claims (14)
- 【請求項1】 多数の踏段が無端状に連結されて主枠を
循環移動する搬送帯と、上記主枠の乗降口寄りに設けら
れた作動機構と、上記踏段の相互間に配置されて上記作
動機構に要時に係合する進退機構により上記主枠の下端
側へ変位する連結腕が設けられた第一車椅子用踏段と、
上記踏段の相互間に配置されて上記第一車椅子用踏段の
上記主枠の下端側に配置され、上記作動機構に要時に係
合する上昇機構により上昇変位する上昇踏み板及び上記
作動機構に要時に係合する進退機構により上記主枠の下
端側へ変位する乗り込み台が設けられ、上昇変位した上
記上昇踏み板が突出変位した上記連結腕に支持されて上
記第一車椅子用踏段の踏み板面とにより一水平面を形成
する第二車椅子用踏段とを備えた車椅子踏段付エスカレ
ーター。 - 【請求項2】 主枠の下端側の乗降口において第一車椅
子用踏段が漸増傾斜移動の初期にあって水平移動中の第
二車椅子用踏段に対して段差がある状態で、上昇機構に
よって上昇変位した上昇踏み板を突出変位した支持腕に
より支持して、上記第一車椅子用踏段の踏み板面とによ
って一水平面を形成する位置に上記上昇踏み板を支持し
たことを特徴とする請求項1記載の車椅子踏段付エスカ
レーター。 - 【請求項3】 主枠の下端側の乗降口において第一車椅
子用踏段が漸増傾斜移動の初期にあって水平移動中の第
二車椅子用踏段に対して段差がある状態で搬送帯が停止
状態となり、上昇機構によって上昇変位した上昇踏み板
を突出変位した支持腕により支持して、上記第一車椅子
用踏段の踏み板面とによって一水平面を形成する位置に
上記上昇踏み板を支持し、上記一水平面を形成した状態
で上記第一車椅子用踏段及び第二車椅子用踏段が一定傾
斜移動することを特徴とする請求項1記載の車椅子踏段
付エスカレーター。 - 【請求項4】 多数の踏段が無端状に連結されて主枠を
循環移動する搬送帯の上記踏段の相互間に配置された第
二車椅子用踏段及びこの第二車椅子用踏段に隣接して上
記主枠の上端側に配置された第一車椅子用踏段が、上記
主枠の下端側の所定位置に配置され、かつ上記第一車椅
子用踏段が上記第二車椅子用踏段と段差を形成して上方
位置に配置されたときに上記第二車椅子用踏段の上昇踏
み板が上昇して上記第一車椅子用踏段の踏み板面とによ
り一水平面を形成し、上記上昇踏み板が上昇した上記第
二車椅子用踏段から上記主枠の下端側へ乗り込み台が突
出する車椅子踏段付エスカレーターの運転方法。 - 【請求項5】 多数の踏段が無端状に連結されて主枠を
循環移動する搬送帯の上記踏段の相互間に配置された第
二車椅子用踏段及びこの第二車椅子用踏段に隣接して上
記主枠の上端側に配置された第一車椅子用踏段が、上記
主枠の端部の所定位置に配置され、かつ上記第一車椅子
用踏段が上記第二車椅子用踏段と段差を形成して上方位
置に配置されたときに上記第二車椅子用踏段の上昇踏み
板が上昇して上記第一車椅子用踏段の踏み板面とにより
一水平面を形成し、上記第一車椅子用踏段の連結腕によ
り上記上昇踏み板が上昇した上記第二車椅子用踏段を連
結する車椅子踏段付エスカレーターの運転方法。 - 【請求項6】 多数の踏段が無端状に連結されて主枠を
循環移動する搬送帯の上記踏段の相互間に配置された第
二車椅子用踏段及びこの第二車椅子用踏段に隣接して上
記主枠の上端側に配置された第一車椅子用踏段が、上記
主枠の端部の所定位置に配置され、かつ上記第一車椅子
用踏段が上記第二車椅子用踏段と段差を形成して上方位
置に配置されたときに上記第二車椅子用踏段の上昇踏み
板が上昇して上記第一車椅子用踏段の踏み板面とにより
一水平面を形成して上記主枠の傾斜部を移動する車椅子
踏段付エスカレーターの運転方法。 - 【請求項7】 第二車椅子用踏段から突出した乗り込み
台に車椅子利用者が乗り込み、上記乗り込み台が引退し
上記第二車椅子用踏段の踏み面の上記主枠下端側から車
止め体が突出することを特徴とする請求項4記載の車椅
子踏段付エスカレーターの運転方法。 - 【請求項8】 踏段の相互間に配置されて第一車椅子用
踏段隣接し主枠上端側に配置された傾斜車椅子用踏段の
傾斜踏み板が車椅子搬送時傾斜することを特徴とする請
求項4〜請求項7のいずれか一つに記載の車椅子踏段付
エスカレーターの運転方法。 - 【請求項9】 第二車椅子用踏段及び第一車椅子用踏段
が主枠の端部の所定位置に停止し、上記主枠の作動機構
の上昇動作により上記第二車椅子用踏段の上昇踏み板が
上昇することを特徴とする請求項4〜請求項7のいずれ
か一つに記載の車椅子踏段付エスカレーターの運転方
法。 - 【請求項10】 第二車椅子用踏段及び第一車椅子用踏
段が主枠の端部の所定位置に停止し、上記主枠の作動機
構の駆動動作により上記第二車椅子用踏段の上昇踏み板
が上昇することを特徴とする請求項4〜請求項7のいず
れか一つに記載の車椅子踏段付エスカレーターの運転方
法。 - 【請求項11】 第二車椅子用踏段及び第一車椅子用踏
段が主枠の端部の所定位置に停止し、上記主枠の作動機
構と係合移動することにより上記第二車椅子用踏段の上
昇踏み板が上昇することを特徴とする請求項4〜請求項
7のいずれか一つに記載の車椅子踏段付エスカレーター
の運転方法。 - 【請求項12】 第二車椅子用踏段及び第一車椅子用踏
段が主枠の下端部の所定位置に停止した状態で、傾斜車
椅子用踏段の傾斜踏み板が傾斜することを特徴とする請
求項8記載の車椅子踏段付エスカレーターの運転方法。 - 【請求項13】 第二車椅子用踏段及び第一車椅子用踏
段が主枠の上端部の所定位置に停止した状態で、傾斜車
椅子用踏段が上記主枠の上端部に設けられた櫛の下面に
あることを特徴とする請求項8記載の車椅子踏段付エス
カレーターの運転方法。 - 【請求項14】 第二車椅子用踏段の上昇踏み板が上昇
して第一車椅子用踏段の踏み板面とにより一水平面を形
成するときの主枠下端側の乗降口における上記上昇踏み
板の上昇変位量が、上記主枠上端側の乗降口における上
記上昇踏み板の上昇変位量と相違することを特徴とする
請求項5及び請求項6のいずれか一つに記載の車椅子踏
段付エスカレーターの運転方法。
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