JP3331830B2 - 車椅子運搬用踏段を備えたエスカレーター装置及びその運転方法 - Google Patents

車椅子運搬用踏段を備えたエスカレーター装置及びその運転方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車椅子運搬用踏段を備え
たエスカレーター装置に係り、特に、上昇拡張する踏板
と傾斜させる踏板とを連ねて車椅子搭載スペースを形成
した車椅子運搬用踏段を備えたエスカレーター装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、上昇拡張する踏板と傾斜させる踏
板とを連ねて車椅子搭載スペースを形成するようにした
車椅子運搬用踏段を備えたエスカレーター装置は、例え
ば特開平7−125958 号公報に記載のように構成されてい
る。
【0003】即ち、下部乗降床から車椅子を搭載する場
合、上昇拡張した踏板の一部が下部乗降床の上に重なっ
ているので、車椅子の上昇した踏板への乗り込みは容易
であり、また、傾斜する踏板を有する踏段が上昇拡張す
る踏板を有する踏段よりも高い位置にあるので、傾斜す
る踏板を有する踏段から上昇拡張する踏板を有する踏段
上に係合する傾斜追従機構の突出が可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術を、下部
乗降床に連なって形成される踏段水平部長さが踏板1.5
枚分以上となるエスカレーター装置に適用しようとする
と、下部乗降床から離れた位置で踏板の上昇,拡張と踏
板の傾斜追従機構の係合を行わねばならず、その結果、
車椅子を下部乗降床から通常踏段の上に移動させた後で
上昇した踏板に乗り込ませなければならず、通常踏段と
上昇した踏板との段差が大きくなるので、車椅子の乗降
動作が厄介になる問題があった。
【0005】本発明の目的は、下部乗降口部に形成され
る踏段水平部長さが踏板1.5 枚分以上となっても車椅
子の乗降を安全に行い得る車椅子運搬用踏段を備えたエ
スカレーター装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、踏板を上昇させて拡張する第1特殊踏段
と、第1特殊踏段の上段側に隣接しこの第1特殊踏段に
追従して踏板を傾斜させる第2特殊踏段とを有し、前記
第1及び第2特殊踏段に夫々の踏板を変位させる駆動機
を内蔵し、前記第1及び第2特殊踏段を含む踏段が下部
乗降床の先端から踏板1.5 枚分以上水平に連なって位
置するように構成された車椅子運搬用踏段を備えたエス
カレーター装置において、前記第1特殊踏段に、前記各
駆動機に接続された受電栓を設け、この受電栓と接触す
る第1給電栓を下部乗降床の近くに設置すると共に、前
記受電栓と接触する第2給電栓を下部乗降床から離れて
設置し、前記第1給電栓は第1特殊踏段の踏板を変位さ
せる電力を供給し、前記第2給電栓は前記第2特殊踏段
の踏板の追従傾斜機構を駆動する電力を供給するように
構成したのである。
【0007】
【作用】上記構成によれば、下部乗降床に近い第1の給
電栓の接続によって第1特殊踏段の踏板の上昇,拡張を
行い、上昇,拡張した踏板の一部を下部乗降床に重ねる
ことができるので、車椅子の乗降は容易となり、また、
下部乗降床から離れた位置で第2の給電栓の接続を行う
ことによって、既に段差が生じている第2特殊踏段の踏
板の追従機構を第1特殊踏段の上に駆動するようにした
ので、踏板を第1特殊踏段に追従させて傾斜させること
ができる。したがって、下部乗降口部に形成される踏段
水平部長さが踏板1.5 枚分以上となるエスカレーター
装置においても車椅子の乗降動作が楽になると共に、踏
板の傾斜を上昇,拡張した踏板に追従して動作させるこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1〜図4に沿って
説明する。建築物の下階1と上階2に跨って主枠3が設
置され、この主枠3内に無端状の踏段チェーン4に連結
された複数の踏段5が移動できるように案内されてい
る。複数の踏段5の往路側両端部には夫々下部乗降床1
F及び上部乗降床2Fが設けられ、ここから乗客が移動
する踏段5に乗り降りするようにしている。また、主枠
3には、踏段5の移動方向に沿ってその両側に欄干Bが
立設されており、欄干Bの周縁には移動手摺(図示せ
ず)が案内されている。
【0009】これら複数の踏段5の間には、車椅子29
を運搬するために、第1特殊踏段6と第2特殊踏段7と
が隣接して連結されている。そしてこれら踏段5,6,
7は夫々車輪8,9を備えており、前記主枠3内に固定
された案内レール10(10A,10B)を走行するよ
うにしている。
【0010】案内レール10の往路側は、図4に示すよ
うに、踏段を下部乗降床1Fの近傍で水平に案内する下
部水平区間aと、凹曲線に沿って案内する下部凹曲区間
bと、傾斜区間cと、凸曲線に沿って案内する上部凸曲
区間dと、上部乗降床2Fの近傍で水平に案内する上部
水平区間eを有する。
【0011】前記第1特殊踏段6は、例えばクロスリン
クからなる踏板上昇機構11と、これによって上昇され
る車椅子搭載踏板12とを有している。車椅子搭載踏板
12は、第1踏板13Aと第2踏板13Bとからなり、
通常運転時には、第1踏板13Aの上に第2踏板13B
が折畳まれている。第2踏板13Bは、第1踏板13A
の下部乗降床1F側に蝶番連結されており、車椅子搬送
運転時には反転アーム14によって180度展開されて
拡張された車椅子搭載踏板12を形成する。さらに、第
1踏板13Aの上部乗降床2F側には車止め15が蝶番
連結され、また第2踏板13Bの下部乗降床1F側には
車止め16が蝶番連結されている。前記踏板上昇機構1
1や反転アーム14は、第1特殊踏段6に内蔵された駆
動機17によって駆動される。そして、この駆動機17
に電力を供給するための受電栓18が下向きに設けられ
ている。
【0012】前記第2特殊踏段7は、図3に示すよう
に、踏板全幅W0 のうち両側部に位置する基準踏板19
A,19Bと、これらの間に位置する幅W1 の傾斜踏板
20とを有し、この傾斜踏板20のライザ20R側が高
さHだけ下降すると同時に、反対側が高さhだけ上昇す
るように構成され、後述する車椅子29を搭載した場
合、そのフットレスト30が干渉しない構成となってい
る。
【0013】また、第2特殊踏段7の傾斜踏板20の裏
側には、図5に示すように、案内部材21によって案内
され前記ライザ20Rを貫通して出入りする係合体22
が設けられ、これを駆動する駆動機23が設けられてい
る。この駆動機23への電力の供給は、第1特殊踏段6
の受電栓18から分岐した給電栓24によって行われ
る。
【0014】一方、前記主枠3の下部乗降床1Fの近傍
の前記第1特殊踏段6が停止する位置に対向して電源
(図示せず)に接続された第1給電栓25が設置されて
いる。この第1給電栓25は、前記第2踏板13Bが反
転し、その一部が下部乗降床1Fの表面にLb寸法(図
1)重なる位置に前記第1特殊踏段6が停止したとき、
受電栓18と対向する位置である。第1給電栓25の先
端は、通常時は、図2に示すように、昇降機構26によ
って案内レール10Bからha寸法だけ下に保持され、
車椅子運搬時には、昇降機構26によって案内レール1
0Bからhb寸法上昇されて前記受電栓18に接触する
ように構成されている。
【0015】さらに、前記主枠3の前記第1給電栓25
からLa寸法上階側に離れた位置に、第2給電栓27が
設置され、通常時は、図1に示すように、昇降機構28
によって案内レール10Bからhc寸法だけ下に保持さ
れ、車椅子運搬時には、昇降機構28によって案内レー
ル10Bからhd寸法上昇されて前記受電栓18に接触
するように構成されている。ここで、前記La寸法は、
第1特殊踏段6が第1給電栓25の位置から案内レール
10A,10Bの下部水平区間aの終端P1 ,P2 に移
動したとき、受電栓18と対向する位置であり、この時
第2特殊踏段7は下部凹曲区間bに移動しており、第1
特殊踏段6とは段差Haを有する位置関係にある。
【0016】次に、上記構成の車椅子運搬用踏段を備え
たエスカレーター装置の動作を説明する。
【0017】まず通常運転時、第1及び第2特殊踏段
6,7は、通常の踏段5と同じように、下部凹曲区間
b,傾斜区間c,上部凸曲区間dにおいては隣接踏段と
の間に段差を有して移動し、一般乗客の利用に供してい
る。
【0018】この状態で、下階1から上階2への車椅子
運搬指令があると、第1及び第2特殊踏段6,7は、図
1,図5に示す位置に停止する。このとき、前記下部水
平区間aの下部乗降床1Fの先端1Feから上階側に連
なって約踏板2.5 枚分の踏段5,6,7が水平に並ん
でいる。
【0019】踏段停止後、案内レール10Bからha寸
法下にあった第1給電栓25を昇降機構26によって案
内レール10Bからhb寸法上昇させて第1特殊踏段6
の受電栓18に接触させる。第1給電栓25の受電栓1
8への接触により、駆動機17への給電が開始され、ま
ず踏板上昇機構11を駆動して車椅子搭載踏板12をH
b寸法上昇させる。次に反転アーム14を駆動して第1
踏板13Aの上の第2踏板13Bを展開し、展開端を下
部乗降床1F上に約踏板0.5 枚分のLb寸法重ねる。
このとき、第2踏板13Bの展開端と下部乗降床1Fの
水平部との間にはHc高さの段差がある。
【0020】第2踏板13Bを展開した後、一連の電動
動作或いは手動操作によって第1踏板13Aの車止め1
5を上方に変位させ、第2踏板13Bの車止め16を2
点鎖線で示す車止め16′のように水平以下に変位させ
る。
【0021】このような状態で、車椅子29を下部乗降
床1Fから車椅子搭載踏板12上に乗り込ませ、乗り込
みが完了した後、第2踏板13Bの車止め16′を車止
め16のように上向きに変位させる。
【0022】車止め16を正しい位置に変位させた後、
起動指令を与えると、第1給電栓25が下降して元の位
置に戻り、踏段5,6,7は移動する。踏段5,6,7
がLa寸法移動後停止すると、図2,図6に示すよう
に、第2特殊踏段7の踏板19A,19Bは第1特殊踏
段6とは高さHaの段差を有し、車椅子搭載踏板12と
ほぼ同じ高さにある。この状態で第2給電栓27が昇降
機構28によって上昇されて第1特殊踏段5の受電栓1
8に接触すると給電が開始され、第2特殊踏段7内の駆
動機23が駆動して傾斜踏板20の水平維持を解除する
と共にライザ20Rから係合体22を突出させる。突出
した係合体22の先端が、図6に示すように、第1特殊
踏段6の上端に係合した後、第2給電栓27は下降して
元の位置に保持される。
【0023】第2給電栓27が元の位置に保持される
と、踏段5,6,7が移動を開始し、図7に示すよう
に、第1及び第2特殊踏段6,7とも下部水平区間aの
終端P1,P2 を過ぎて下部凹曲区間bに入る。ここで
は、第1及び第2特殊踏段6,7との段差が広がるにつ
れて傾斜踏板20は、傾斜角θ1 を大きくしてゆき、第
1及び第2特殊踏段6,7とも傾斜区間cに入ると、図
8に示すように、第1及び第2特殊踏段6,7との段差
は最高になって傾斜踏板20の傾斜角θ2 も最大となっ
て車椅子29のフットレスト30の干渉を避けることが
できる。
【0024】これら踏段5,6,7が上部凸曲区間dに
進んで、第1及び第2特殊踏段6,7との段差が、図2
に示すような高さHaになった位置で、各踏段5,6,
7の移動は停止される。この状態で車椅子29は上部乗
降床2Fに移動して車椅子搭載踏板12から降りる。こ
の車椅子29が降りているとき、或いは降りてから主枠
3の上階側に設けた第3給電栓(図示せず)を受電栓1
8に接触させることにより、駆動機17,23を動作さ
せて係合体22を元の位置に引き戻し、反転アーム1
4,踏板上昇機構11を駆動して車椅子搭載踏板12を
折畳んで元の位置に下降させ保持する。尚、第2特殊踏
段7の傾斜踏板20は水平に戻った時点でロック機構
(図示せず)によって水平を維持される。
【0025】この状態で通常運転に復帰すれば、第1及
び第2特殊踏段6,7は通常の踏段5と同じように一般
乗客の利用に供する。
【0026】以上から明らかなように、第1給電栓2
5,第2給電栓27,第3給電栓の端子構造は夫々異な
っており、受電栓18側の端子構造は3つの給電栓の全
ての端子に接触できる構造となっている。即ち、第1給
電栓25は駆動機17にのみ給電できるように配列され
た受電栓18の端子と対向する端子を有し、第2給電栓
27は駆動機23にのみ給電できるように配列された受
電栓18の端子と対向する端子を有し、第3給電栓は駆
動機17,23の両方を逆方向に駆動するように給電で
きるように配列された受電栓18の端子と対向する端子
を有する。
【0027】以上は上昇運転時の説明であるが、下降運
転時については上記と逆の順序で動作するように制御す
ることにより、車椅子の下降運搬を行うことができる。
【0028】以上説明したように、本実施例によれば、
下部乗降床近傍に、2つの給電栓を設けて夫々の踏板の
拡張と傾斜追従機構の駆動を行うようにしたので、下部
乗降口部に形成される踏段水平部長さが踏板1.5 枚分
以上となっても車椅子の乗降を安全に行うことができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、下
部乗降口部に形成される踏段水平部長さが踏板1.5 枚
分以上となっても車椅子の乗降を安全に行うことができ
る車椅子運搬用踏段を備えたエスカレーター装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車椅子運搬用踏段を備えたエスカ
レーター装置の下部乗降口部近傍の構成を示す概略側面
図。
【図2】踏段位置を変えた図1相当図。
【図3】第2特殊踏段を示す斜視図。
【図4】本発明による車椅子運搬用踏段を備えたエスカ
レーター装置全体を示す概略側面図。
【図5】特殊踏段が下部水平区間に位置する側面図。
【図6】特殊踏段の一部が下部凹曲区間に位置する側面
図。
【図7】特殊踏段が下部凹曲区間に位置する側面図。
【図8】特殊踏段が傾斜区間に位置する側面図。
【符号の説明】
1F…下部乗降床、5…踏段、6…第1特殊踏段、7…
第2特殊踏段、12…車椅子搭載踏板、17,23…駆
動機、18…受電栓、20…傾斜踏板、22…係合体、
25…第1給電栓、27…第2給電栓。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−125958(JP,A) 特開 平7−133087(JP,A) 特開 平2−100989(JP,A) 特開 平5−213576(JP,A) 特開 平5−85691(JP,A) 実開 平6−83678(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 21/00 - 31/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】踏板を上昇させて拡張する第1特殊踏段
    と、第1特殊踏段の上段側に隣接しこの第1特殊踏段に
    追従して踏板を傾斜させる第2特殊踏段とを有し、前記
    第1及び第2特殊踏段に夫々の踏板を変位させる駆動機
    を内蔵し、前記第1及び第2特殊踏段を含む踏段が下部
    乗降床の先端から踏板1.5 枚分以上水平に連なって位
    置するように構成された車椅子運搬用踏段を備えたエス
    カレーター装置において、前記第1特殊踏段に、前記各
    駆動機に接続された受電栓を設け、この受電栓と接触す
    る第1給電栓を下部乗降床の近くに設置すると共に、前
    記受電栓と接触する第2給電栓を下部乗降床から離れて
    設置し、前記第1給電栓は前記受電栓に接触して第1特
    殊踏段の踏板を変位させる電力を供給し、前記第2給電
    栓は前記受電栓に接触して前記第2特殊踏段の踏板の追
    従傾斜機構を駆動する電力を供給するように構成されて
    いることを特徴とする車椅子運搬用踏段を備えたエスカ
    レーター装置。
  2. 【請求項2】前記拡張された踏板は、その前後に車止め
    が設けられていることを特徴とする請求項1記載の車椅
    子運搬用踏段を備えたエスカレーター装置。
  3. 【請求項3】第1給電栓は、前記下部乗降床の近傍で拡
    張された踏板の一部がその上に重なる位置に第1特殊踏
    段があるとき前記受電栓と対向する位置に配置され、前
    記第2給電栓は、前記第1特殊踏段の拡張された踏板の
    高さに第2特殊踏段の踏板が接近したとき前記受電栓と
    対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項
    1記載の車椅子運搬用踏段を備えたエスカレーター装
    置。
  4. 【請求項4】踏板を上昇拡張して車椅子搭載面を形成す
    る第1特殊踏段と、この第1特殊踏段の上段側に隣接し
    前記車椅子搭載面に向かって傾斜させる傾斜踏板を有す
    る第2特殊踏段とを有する車椅子運搬用踏段を備えたエ
    スカレーター装置を運転するに際し、前記第1特殊踏段
    の下部乗降床近傍の第1停止位置に停止させて踏板を上
    昇拡張してその一部を前記下部乗降床の上に重ね、拡張
    した踏板に車椅子を乗り込ませた後、前記第1特殊踏段
    を第2の停止位置に移動させて停止させ、この位置で前
    記第2特殊踏段の傾斜踏板を前記第1特殊踏段に追従し
    て傾斜させるための機構を動作させるようにしたことを
    特徴とする車椅子運搬用踏段を備えたエスカレーター装
    置の運転方法。
  5. 【請求項5】踏板を上昇拡張して車椅子搭載面を形成す
    る第1特殊踏段と、この第1特殊踏段の上段側に隣接し
    前記車椅子搭載面に向かって傾斜させる傾斜踏板を有す
    る第2特殊踏段とを装備し、これらを案内レールの下部
    水平区間,下部凹曲区間,傾斜区間,上部凸曲区間,上
    部水平区間に沿って移動させるように構成した車椅子運
    搬用踏段を備えた車椅子運搬用踏段を備えたエスカレー
    ター装置の運転方法において、前記第1及び第2特殊踏
    段が前記下部水平区間にあるとき、前記第1特殊踏段の
    踏板を上昇拡張させ、前記第1特殊踏段が前記下部水平
    区間にあり、前記第2特殊踏段が前記下部凹曲区間にあ
    るとき、前記第2特殊踏段の傾斜踏板を傾斜踏板を傾斜
    させるようにした車椅子運搬用踏段を備えたエスカレー
    ター装置の運転方法。
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