JP2935049B2 - 電動道路 - Google Patents

電動道路

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JP2935049B2
JP2935049B2 JP9189090A JP9189090A JP2935049B2 JP 2935049 B2 JP2935049 B2 JP 2935049B2 JP 9189090 A JP9189090 A JP 9189090A JP 9189090 A JP9189090 A JP 9189090A JP 2935049 B2 JP2935049 B2 JP 2935049B2
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treads
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敏郎 小松
英一 佐々木
孝明 上島
正夫 滝沢
博康 小川
廣行 飯島
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Hitachi Mito Engineering Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エスカレーターなどに係り、特に車椅子な
どの滑落を係止するに好適な電動道路に関する。
〔従来の技術〕
従来の電動道路例えば乗客コンベアにおいては、車椅
子利用者などをそのまま踏板上に乗せる構造のものは、
実開昭59−83859号公報で知られる「連節踏板エスカレ
ータ」がある。この従来例は、乗客が立つ踏面の面積を
通常のエスカレーターの2倍程度とするため、全体の傾
斜角を緩くし、踏段2個を連節式にしたものである。
また実開昭61−8678号公報及び特開昭59−192028号公
報には、車椅子又は自動車の自重によってそのずれを係
止する装置が記載されているが、いずれも動作指示によ
って装置が動作するものではなく、また動作解除の機構
がないか、あるいは複雑な機構を備えており電動道路と
しては不適当である。
〔発明が解決しようとする課題〕 従来の電動道路にあっては、車椅子等の自重で踏面に
段差が形成されるものの、例えば車椅子利用者が上手に
乗り込んだとしても、急停止時などのショックで滑落
(一度乗った踏段の後方あるいは前方の踏段上に落下す
る)する恐れがあり、動作指示によって段差を形成及び
解除する機構がないか又は解除する機構が複雑すぎると
いう問題があって、その解決が望まれていた。
本発明の目的は、踏板相互間の段差を作動指示により
形成又は解除して車椅子などが滑落することのない電動
道路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記の目的を達成するため、本発明に係る電動道路
は、上下に離れた一方の乗降口より他方の乗降口にかけ
て無端状に連結されて移動し、踏面が連接する複数の踏
板と、これら踏板と同期移動するハンドレールを案内す
る欄干とを備えた電動道路において、前記踏板間に少な
くとも一つの可動踏板を連結し、この可動踏板を作動指
令により水平に対して踏板移動方向に傾斜させて隣接踏
板との間に段差を形成する機構を設けたことを特徴とす
るものである。
また、前記可動踏板は、その前端部と後端部に、傾斜
時に隣接踏板との間に生じる隙間を塞ぐ閉塞体を備えて
いることを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明の電動道路によれば、可動踏板は、色調や音
声、あるいは添乗員の判断による作動指令で、これの数
枚前方の踏板に車椅子が乗って移動したあとでその踏板
の前端部と後端部との間に段差を形成する。この段差
は、例えば乗客コンベアで上昇運転では前端部が低く、
下降運転でも同じく前端部(運転方向により前端部と後
端部とは逆となるが、ここでは上昇時の前端部を下降時
でも前端部と称する)が低い状態となって、この高低差
を利用して車椅子等の滑落が防止される。なお、段差に
生じる有害な隙間は閉塞体で塞がれる。また、踏板の踏
面から車止めを突出させても車椅子等の滑落を防止でき
る。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図、第2図、第3図を参照し
ながら説明する。
第1図に示すように、電動道路例えば乗客コンベア1
は、一方の乗降口2からほぼ水平の水平路A、曲線路B
及び傾斜路Cを経て、他方の(図示しない)曲線路、水
平路、他方の乗降口にかけて踏板3が列を作って連結さ
れ、上昇及び下降運転されるもので、この列の中に少な
くとも1個の、前後に閉塞体4a,4bを備えた昇降踏板4
が連結されている。さらに、踏板3と昇降踏板4の案内
体として案内レール5が、また、踏板3と同期移動する
ハンドレール6とこれの案内体として欄干7が配設され
ている。ここで、それぞれの踏板3には案内レール5の
上を転動する案内ローラ8がその前後左右に設けられ、
さらに進行方向のほぼ中央部に、隣接する踏板3との連
結機構10が設けられている。また昇降踏板4の進行方向
のほぼ中央部に隣接する踏板3との連結機構10が設けら
れ、その前後左右に、昇降踏板4に固設されかつ案内ロ
ーラ9を備えた昇降機構11を備えている。そして、この
昇降機構11は、連結機構10を境にしてある動作指令を受
けた時、前端部aの側の昇降機構11aが沈下し、後端部
bの側の昇降機構11bが上昇して結果的に隣接する踏板
3との間に傾斜角(θ)の傾斜を生じ、かつ段差ha,hb
を発生させる構成となっている。この昇降機構11(11a,
11b)は昇降踏板4の中に収納されていて、通常は他の
踏板3と同様に移動するが、例えば欄干7の乗降口付近
に設けられた作動スイッチ12を停止又は緩速に作動する
と、昇降機構11の内部の昇降装置(油圧、ばね、歯車な
ど)11cが作動して隣接する踏板3の案内ローラ8の高
さh1よりも前方の昇降機構11aの高さh2が低く(h2
h1)、後方の昇降機構11bの高さh3が高く(h3>h1,h3
h2)なって傾斜角θと段差ha及びhbを形成するものであ
る。
次に本実施例の作用を説明する。例えば色別されて車
椅子を乗せることを特定された踏板3に車椅子Kを乗せ
て乗降口2から距離Lだけ移動した時、作動スイッチ12
を作動指令により作動させると、昇降踏板4は、乗降口
2から少し離れた所(距離l)で昇降装置11Cの動作に
よって前記の段差ha,hbなどを形成する。そこで車椅子
Kが傾斜した踏面を後退しても段差ha,hbがストッパの
ように作用して滑落を防止する。また、閉塞体4a,4b
は、隣接する踏板3との間の有害なすき間を塞ぐもので
ある。
なお、前記動作は乗り込み時の状態について説明した
が降りる側の乗降口では、昇降踏板4は乗り込み側の乗
降口とは逆動作で前端部aが上昇し、後端部bは沈下し
てその踏板面はほぼ水平状態となる。
また、乗り込み時は安全上、一旦電動道路1を停止し
てから車椅子Kを乗せ、作動スイッチ12を操作して昇降
踏板4の段差を形成させた後、再び電動道路1を起動す
るのが望ましいが、降りる側の乗降口では、昇降踏板4
が乗降口に近づくとつまり所定の位置を通過した後、自
動的にこれを検知して昇降装置11Cを作動させ、昇降踏
板4の段差を元に戻して踏面をほぼ水平状態にすること
により、電動道路1を停止させることなく車椅子Kを乗
降口に降ろすとともに、昇降踏板4が乗降口の下をスム
ーズに通過させることができる構成とする。
前記実施例の要点は、踏板列の中のある特定の昇降踏
板が、緩傾斜の部分で車椅子等が滑落しないように、ス
トッパーの作用をすることにある。
したがって、第4図に示すように特定の昇降踏板4が
連結機構(曲折機構)20を境にして折れ曲って凸部(実
線状態)又は凹部(破線状態)を構成させることによ
り、同様な効果が得られる。
また、特定の昇降踏板4全体又は1部が突出又はへこ
み状態を構成しても、同様な効果が得られ、第5図〜第
7図にその例を示す。すなわち、昇降踏板4の前端部a
又は後端部b又はこの両側a,bにストッパー13を設け、
このストッパー13は、係合穴13aを挿通して係合子13bと
ばね座13c及びばね13dにより昇降踏板4の中央部cの踏
面と同一面になるように設けられている。係合子13bの
下端部に係合輪13eが設けてあり、ガイドレール(ガイ
ドレール機構)14と係合するようにしてある。このガイ
ドレール14は、第1図の作動スイッチ12を作動した時の
みに移動し、係合輪13eと係合するように設けられてい
る。そこで係合輪13eがガイドレール14と係合していな
い時は、ストッパー13はばね13dにより矢印N方向に押
し下げられておりばね座高さがhcとなっているが、作動
スイッチ12の作動によりガイドレール14が係合輪13eと
係合すると、係合子13bがガイドレール14により矢印M
方向に持ち上げられ、ばね座高さがhdとなる。この時ス
トッパーは踏板中央部Cより突出し、h=hc−hdの段差
を設けることができる。なお、このストッパー13は角踏
板列の全部に設けてもよく、この場合は車椅子等をどの
位置でも乗せることができて便利となる。
なお、本発明は、踏板の少なくとも一つに、作動指令
により駆動されかつ隣接踏板の踏面との間に段差を形成
する可動踏面を設ける構成でも良く、可動踏面を前記昇
降機構で駆動させても同一の効果が得られる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、電動道路に可動踏板を設けたため、
必要に応じて動作指示により踏板間に段差を設けること
ができ、車椅子や大型荷物などの滑落が防止されて安全
性が向上するとともに、電動道路の機構が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電動道路例えば乗客コ
ンベアの下部付近の側面図、第2図は第1図の要部の拡
大図、第3図は第2図のIII−III線に沿う断面図、第4
図は本発明の他の実施例を示す要部の拡大図、第5図は
本発明の他の実施例を示す要部の拡大図、第6図及び第
7図は第5図の要部の拡大図である。 1……乗客コンベア(電動道路)、2……乗降口、3…
…踏板、4……昇降踏板、5……案内レール、6……ハ
ンドレール、7……欄干、8,9……案内ローラ、11……
昇降機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小松 敏郎 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日 立製作所水戸工場内 (72)発明者 佐々木 英一 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日 立製作所水戸工場内 (72)発明者 上島 孝明 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日 立製作所水戸工場内 (72)発明者 滝沢 正夫 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日 立製作所水戸工場内 (72)発明者 小川 博康 東京都千代田区神田駿河台4丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 飯島 廣行 茨城県勝田市市毛1070番地 日立水戸エ ンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−73788(JP,A) 特開 平3−3889(JP,A) 特開 平3−79587(JP,A) 特開 昭54−93570(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66B 23/12 B66B 29/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下に離れた一方の乗降口より他方の乗降
    口にかけて無端状に連結されて移動し、踏面が連接する
    複数の踏板と、これら踏板と同期移動するハンドレール
    を案内する欄干とを備えた電動道路において、前記踏板
    間に少なくとも一つの可動踏板を連結し、この可動踏板
    を作動指令により水平に対して踏板移動方向に傾斜させ
    て隣接踏板との間に段差を形成する機構を設けたことを
    特徴とする電動道路。
  2. 【請求項2】前記可動踏板は、その前端部と後端部に、
    傾斜時に隣接踏板との間に生じる隙間を塞ぐ閉塞体を備
    えていることを特徴とする請求項1に記載の電動道路。
JP9189090A 1990-04-06 1990-04-06 電動道路 Expired - Lifetime JP2935049B2 (ja)

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JP6673134B2 (ja) * 2016-10-12 2020-03-25 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 物体落下防止機能付きステップおよび物体落下防止機能付きエスカレーターシステム

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