JPH10139252A - 転写紙集積装置 - Google Patents

転写紙集積装置

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Publication number
JPH10139252A
JPH10139252A JP8292067A JP29206796A JPH10139252A JP H10139252 A JPH10139252 A JP H10139252A JP 8292067 A JP8292067 A JP 8292067A JP 29206796 A JP29206796 A JP 29206796A JP H10139252 A JPH10139252 A JP H10139252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer paper
guide
reversing
tray
discharge port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8292067A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Sugishima
芳雄 杉島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP8292067A priority Critical patent/JPH10139252A/ja
Publication of JPH10139252A publication Critical patent/JPH10139252A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化が可能になり、転写紙の表裏を反転さ
せる反転モード及び転写紙の表裏を反転させない非反転
モードでの使用を可能とする。 【解決手段】 排出口382から排出される転写紙束の
先端をトレイ32の基端321方向に向ける弧状のガイ
ド面を有する外反転ガイド341、外反転ガイド341
上の転写紙束の先端を所定の規制位置で規制するストッ
パ本体344a、及び、転写紙束がストッパ本体344
aで規制された状態で外反転ガイド341を開放する駆
動手段342とで構成し、排出口382から排出された
転写紙束の先端をトレイ32の基端321方向に向ける
反転位置と、トレイ32上から退避する開放位置との間
で外反転ガイド341を回動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
等の画像形成装置により画像形成された転写紙をトレイ
上に排出して集積する転写紙集積装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の転写紙集積装置として、
複写機やプリンタ等の画像形成装置本体から搬送路を介
して排出された転写紙の先端部を上記搬送路の排出口と
トレイとの間に配設された反転円板体で受け取ると共
に、その先端部をストッパに係止させた状態で上記反転
円板体を回転させて転写紙を排出させることにより転写
紙の表裏を反転させ、この表裏を反転させた状態でトレ
イ上に排出して集積するようにしたものが知られている
(特開平3−267260号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に構成され転写紙集積装置においては、反転円板体が必
要であることから装置が大型化すると共に、転写紙の表
裏を反転させないでトレイ上に集積したい場合にはその
ままの構造ではそれが不可能であるという問題がある。
【0004】従って、本発明は、小型化が可能になると
共に、転写紙の表裏を反転させてトレイ上に集積するこ
とができ、しかもそのままの構造で転写紙の表裏を反転
させないでトレイ上に集積することも可能な転写紙集積
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、請求項1に係る転写紙集積装置は、搬送路の排
出口から排出された転写紙を上記排出口の下方に設けら
れたトレイ上に集積するものにおいて、上記排出口と上
記トレイとの間に配設されると共に、上記排出口から排
出される転写紙の先端を上記トレイの基端方向に向ける
弧状のガイド面を有する反転ガイドと、上記反転ガイド
上の転写紙の先端を所定の規制位置で規制するストッパ
と、上記転写紙が上記ストッパで規制された状態で上記
反転ガイドを開放する駆動手段とを備え、上記排出口か
ら排出された転写紙をその表裏を反転させる反転モード
で上記トレイに集積することを特徴としている。
【0006】この請求項1に係る転写紙集積装置では、
排出口から排出された転写紙は、その先端が排出口とト
レイとの間に配設された反転ガイドによりトレイの基端
方向に向けられると共に、その先端がストッパにより所
定位置に規制された状態で反転ガイドが開放され、表裏
が反転した状態でトレイ上に排出されて集積される。
【0007】また、請求項2に係る転写紙集積装置は、
請求項1に係るものにおいて、上記駆動手段が、上記排
出口から排出される転写紙の先端を上記トレイの基端方
向に向けて案内する反転位置と、上記反転ガイドを上記
トレイ上から退避させる開放位置との間で上記反転ガイ
ドを回動させるものであることを特徴としている。
【0008】この請求項2に係る転写紙集積装置では、
反転ガイドが、転写紙の先端を上記トレイの基端方向に
向けて案内する反転位置と、反転ガイドをトレイ上から
退避させる開放位置との間を駆動手段により回動する。
【0009】また、請求項3に係る転写紙集積装置は、
請求項2に係るものにおいて、上記駆動手段が、上記反
転位置にある反転ガイドを上記排出口から排出された転
写紙の先端が上記トレイの基端方向に向けられた後に上
記開放位置側に回動させ、少なくとも上記排出口から転
写紙の排出が終了したときには上記反転ガイドが開放さ
れて転写紙の先端が上記反転ガイドから離反するように
するものであることを特徴としている。
【0010】この請求項3に係る転写紙集積装置では、
反転位置にある反転ガイドが、排出口から排出された転
写紙の先端がトレイの基端方向に向けられた後に開放位
置側に回動され、少なくとも排出口から転写紙の排出が
終了したときには反転ガイドが開放されて転写紙の先端
が反転ガイドから離反し、トレイ上に落下する。
【0011】また、請求項4に係る転写紙集積装置は、
請求項2又は3に係るものにおいて、上記ストッパが、
上記反転ガイドが上記反転位置から上記開放位置へ回動
するときに上記反転ガイドと共回りし、上記反転ガイド
の回動途中で上記規制位置に達して停止するものである
ことを特徴としている。
【0012】この請求項4に係る転写紙集積装置では、
ストッパが、反転ガイドが反転位置から開放位置へ回動
するときに反転ガイドと共回りして転写紙が反転ガイド
の回動途中で落下するのを阻止し、反転ガイドの回動途
中で規制位置に達して停止する。
【0013】また、請求項5に係る転写紙集積装置は、
請求項1乃至4のいずれかに係るものにおいて、転写紙
の表裏を反転させて上記トレイに集積する反転モード及
び転写紙を反転させないで上記トレイに集積する非反転
モードを択一的に選択するモード選択手段と、上記非反
転モードを選択したときに上記反転ガイドを上記開放す
る状態にさせて転写紙を上記排出口から直接上記トレイ
上に排出させるガイド制御手段とを備えたことを特徴と
している。
【0014】この請求項5に係る転写紙集積装置では、
非反転モードが選択されたとき、反転ガイドが開放状態
にされ、転写紙が排出口から直接トレイ上に排出され
る。
【0015】また、請求項6に係る転写紙集積装置は、
請求項2乃至5のいずれかに係るものにおいて、上記排
出口に排出ローラ対を備え、上記反転ガイド及び上記ス
トッパは上記排出ローラ対の一方のローラと同一の支持
軸上に配設されたものであることを特徴としている。
【0016】この請求項6に係る転写紙集積装置では、
排出ローラ対の一方のローラ、反転ガイド及びストッパ
が同一の支持軸の回りを回動する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る転写紙集積装置の適用された画像形成装置の一例とし
ての複写機の全体構成を示す図である。この図におい
て、複写機は、複写機本体1と、複写機本体1の右側方
に配設された給紙ユニット2と、複写機本体1の左側方
に配設されたソータ3とを備えている。
【0018】複写機本体1は、ハウジング4を備え、こ
のハウジング4の上面中央部にはコンタクトガラス(図
示せず)が配設され、その上方には自動原稿搬送部5が
配設されている。この自動原稿搬送部5は、原稿載置部
6と原稿排出部7とを備え、原稿載置部6に載置された
複数枚数の原稿を自動的に上記コンタクトガラス上に順
に搬送した後に原稿排出部7に排出するようになってい
る。
【0019】また、ハウジング4の内部には、コンタク
トガラス上の原稿を光学的に走査する光学系、感光体ド
ラムや現像部等の各構成部材を有する像形成部、トナー
像を転写紙に定着する定着部、転写紙の搬送系等の各構
成要素(いずれも図示せず)が配設されている。
【0020】また、ハウジング4の上部には、操作パネ
ル8が配設され、この操作パネル8には、スタートスイ
ッチ9や、複写部数設定キー10、ソータ3のモード選
択キー11等の各種設定キーが設けられると共に、設定
内容等を表示する表示器12が設けられている。
【0021】給紙ユニット2は、搬送系を介して複写機
本体1の像形成部側に転写紙を給送するもので、サイズ
の異なる転写紙が収納できるようになっている。ソータ
3は、ハウジング30を備え、このハウジング30の内
部前端側(図中の左側)に配設され、複写機本体1から
搬送されてきた転写紙のソーティングを行うビンユニッ
ト31と、このビンユニット31の上方に配設されると
共に、ステイプル処理やパンチング処理等の用紙処理の
施された転写紙束が集積されるスタックトレイ32と、
ソーティングを行わない場合の転写紙が排出されるノン
ソートトレイ33とを備えている。
【0022】上記複写機において、原稿が自動原稿搬送
部5によりコンタクトガラス上に搬送されると、光学系
により原稿画像が読み取られると共に、像形成部の感光
体ドラム上に静電潜像が形成され、この静電潜像がトナ
ー像に現像される。このトナー像は、給紙ユニット2か
ら搬送系を介して給送された転写紙に転写され、定着部
で定着処理される。このトナー像の定着処理された転写
紙は、ハウジング4の転写紙排出口から隣接するソータ
3側に排出され、必要に応じてソータ3で転写紙のソー
ティング等が行われる。
【0023】図2は、ソータ3の内部構成を示す図であ
る。この図において、ソータ3のハウジング30内部に
は、上記のビンユニット31、スタックトレイ32、及
びノンソートトレイ33の他に、ソーティングされた転
写紙束の表裏を反転させてスタックトレイ32に排出し
て集積する本発明に係る転写紙集積装置である転写紙反
転手段34と、転写紙束にステイプル処理やパンチング
処理等の所定の用紙処理を施す用紙処理部35と、複写
機本体1からソータ3側に排出された転写紙をハウジン
グ30内に導く搬入口36と、この搬入口36から搬入
された転写紙をビンユニット31に搬送する第1搬送路
37と、用紙処理部35で所定の用紙処理の施された転
写紙束をスタックトレイ33側に搬送する第2搬送路3
8と、搬入口36から搬入された転写紙をノンソートト
レイ33に搬送する第3搬送路39とを備えている。
【0024】なお、上記転写紙反転手段34は、上記の
ような表裏を反転させた状態で転写紙束をスタックトレ
イ32上に集積する反転モードでの使用の他に、表裏を
反転させないで転写紙束をスタックトレイ32上に集積
する非反転モードで使用することも可能である。
【0025】ビンユニット31は、上下方向に所定の間
隔で配設された複数のビン40と、各ビン40の幅方向
両側に対向配置された一対の側板41(図中では一方の
み図示)とを備えており、各ビン40は後述する昇降手
段50により昇降するようになっている。
【0026】各ビン40は、転写紙を載置して集積する
平板部42と、この平板部42の後端側(図中の右側)
に配設された略L字形のストッパ43とを備えている。
この平板部42の前端側(図中の左側)における幅方向
両側には第1ピン46が外方に突出形成され、平板部4
2の後端側における幅方向両側には第2ピン47と第3
ピン48が外方に突出形成されている。この第1ピン4
6は後述する側板41のガイド溝49に嵌合されると共
に、第2ピン47は後述する螺旋カム52の溝51に嵌
合される。また、ストッパ43は、第1搬送路37から
排出された転写紙の平板部42の後端側からの落下を規
制すると共に、その排出された転写紙の一端側を揃える
もので、平板部42に集積された転写紙束の一端側にス
テイプル処理やパンチング処理等の所定の用紙処理を施
し得るように平板部42の幅方向両側の回動支点となる
接続ピン44を介して平板部42に回動自在に取り付け
られている。
【0027】側板41は、その内面側に、各ビン40の
第1ピン46がスライド可能に嵌合される図中の右側に
下り勾配となるガイド溝49が形成されており、ビン4
0を所定の角度で図中の右側に傾斜させるようになって
いる。これにより、ビン40に排出された転写紙が平板
部42の後端側に滑ってストッパ43に当接し、転写紙
の一端側が揃えられるようになっている。なお、側板4
1は、その上部におけるビン40の第2ピンと対向する
位置に図略のピンが内側に突設されると共に、そのピン
がビン40の第2ピンと同様に後述する螺旋カム52の
溝51に嵌合され、後述する昇降手段50により各ビン
40と共に昇降するようになっている。
【0028】図3は、ビン40を構成する平板部42と
ストッパ43の詳細な構成を示す図である。この図にお
いて、平板部42の後端側に切欠き420が形成される
と共に、ストッパ43の前端側に切欠き431が形成さ
れ、この両方の切欠き420,431によりビン40の
貫通孔45が構成されている。この貫通孔45には、第
2搬送路38の搬入口に配設された後述するレバー15
0が挿入される。
【0029】また、平板部42の後端右側(図中の上
側)には、突出部421が形成され、この突出部421
裏面には、略T字形状のストッパ43の載置部材422
が回動支点となるピン423を介してバネ427により
時計方向に付勢された状態で平板部42の裏面に沿って
回動可能に取り付けられている。そして、突出部421
の後端側に伸びる載置部424が、ストッパ43の裏面
に当接し、ストッパ43の自重による下方向への回動を
制止して平板部42の後端側を閉塞状態としている。そ
して、ビン40が後退(図中の矢印方向)したとき、そ
の後退位置に配設されている解除部材433に解除部4
25が当接することにより載置部材422が反時計方向
に回動されてストッパ43の載置部424における載置
状態が解除されるようになっている。
【0030】また、ストッパ43は、上記したように平
板部42の後端両側で接続ピン44によって下方向へ回
動自在に支持されている。また、ストッパ43の幅方向
両側であってストッパ43の上端縁にはコロ432が配
設されており、このコロ432は、ビン40が後退して
ストッパ43の載置部材422における載置状態が解除
されたときに図略のガイドレールに嵌入され、ストッパ
43が急激に回動されることがないようになっている。
なお、このストッパ43の載置部材422における解除
状態は、ビン40が最後端位置へ後退するまでの間維持
される。
【0031】図2に戻り、ハウジング30内のビンユニ
ット31の後端側には、各ビン40を昇降させる上記し
た昇降手段50が配設されている。この昇降手段50
は、各ビン40の幅方向両側に立直して対向配置される
と共に、外周面に所定のピッチで螺旋状の溝51が形成
されてなる一対の円柱(以下、螺旋カムといい、図中で
は一方のみ図示)52と、この一対の螺旋カム52を正
逆両方向に回転駆動させる駆動モータ(螺旋カム駆動モ
ータ)53と、この駆動モータ53の駆動力を螺旋カム
52に伝達する駆動力伝達手段54とを備えている。こ
の駆動力伝達手段54は、タイミングベルト55,56
と、傘歯車57,58とから構成されている。
【0032】また、螺旋カム52の下部には、螺旋カム
52の回転角度を検出するパルス板60と回転センサ6
1とが配設されている。上記各ビン40の第2ピン47
は、この螺旋カム52の溝51に嵌合されており、駆動
モータ53が回転すると駆動力伝達手段54を介して螺
旋カム52が回転し、螺旋カム52が360゜回転する
毎にその螺旋カム52の回転方向に応じてビン40が一
段づつ昇降又は降下する。このビン40の上下方向への
移動は、複写機本体1からの転写紙の排出動作に同期し
て行われ、これにより複写機本体1から搬入された転写
紙がソーティングされるようになっている。
【0033】また、ソーティングが終了し、各ビン40
に集積された転写紙束に対してステイプル処理やパンチ
ング処理等の用紙処理を施すときには、螺旋カム52が
回転してすべてのビン40が一旦、上方に移動した後、
用紙処理の施されるビン40が用紙処理部35に対向す
る位置に1段づつ降下される。この状態で、ビン40の
後端側に配設された図略のガイドレールの開口面と螺旋
カム52の溝51とが互いに対向し、ビン40が第3ピ
ン48に加えられる駆動力によって上記図略のガイドレ
ールの傾斜面に沿って用紙処理部35の位置まで後退し
得るようになっている。
【0034】なお、詳細な構成については後述するが、
用紙処理部35の下方には第2搬送路38の搬入口38
1が位置しており、用紙処理の施された転写紙束がビン
40から第2搬送路38に搬出されるようになってい
る。この転写紙束の第2搬送路38への搬出は、ビン4
0から滑り落すことによりおこなわれるので、その滑落
を確実にするためにビン40の傾斜角度を大きくする必
要がある。そのため、第2搬送路38の搬入口381に
対向する位置の螺旋カム52の溝51のピッチが他の部
分よりも広くなっており、螺旋カム52が360゜回転
したときのビン40の後端側の下方向への移動距離が他
の箇所における移動距離よりも長くなるようになってい
る。
【0035】スタックトレイ32は、図中の右側に下り
勾配となる傾斜面を有すると共に、基端321部分に衝
立部材322が形成され、その衝立部材322の後端側
(図中の右側)に配設された昇降手段65により所定の
移動範囲内において間欠的に昇降できるようになってい
る。
【0036】この昇降手段65は、立直状に配設された
ラック651と、このラック651に噛合されたピニオ
ン652と、このピニオン652を上下両方向に間欠的
に駆動する駆動モータ(トレイ駆動モータ)653とか
ら構成されている。スタックトレイ32は、その後端部
が係止部材654により上記ラック651の上部に係止
されている。これにより、駆動モータ653が間欠的に
回転すると、その回転方向に応じてスタックトレイ32
が間欠的に上昇又は降下する。
【0037】また、スタックトレイ32の上記移動範囲
における上部側には反射型フォトセンサ等からなるトレ
イ転写紙センサ323が配設されると共に、衝立部材3
22に縦方向のスリットが形成され、このトレイ転写紙
センサ323から光信号が衝立部材322のスリットを
貫通して水平方向に発信されるようになっている。この
水平方向前方にスタックトレイ32に集積された転写紙
束が存在する場合には上記光信号が反射され、その反射
信号をトレイ転写紙センサ323が受信することにより
転写紙束の存在が検出される。そして、転写紙束の存在
が検出されると、駆動モータ653が回転してスタック
トレイ32が1ピッチだけ降下し、すでに集積されてい
る転写紙束によって次の転写紙束の集積に支障が生じな
いようになっている。
【0038】なお、トレイ転写紙センサ323から光信
号が発信されても、転写紙束がその高さにまで集積され
ていないときは、トレイ転写紙センサ323は反射信号
を受信しないのでスタックトレイ32はその位置に停止
したままとなる。すなわち、スタックトレイ32は、こ
のスタックトレイ32上に新たな転写紙束が1〜複数束
集積される毎に1ピッチだけ降下し、スタックトレイ3
2上に集積された転写紙束の上面が第2搬送路38の排
出口382に対して常に一定高さに保持されるようにな
っている。
【0039】ノンソートトレイ33は、ハウジング30
の上部に取り付けられており、ソーティングをしないと
き(すなわち、ノンソーティングモード時)に複写機本
体1から排出された転写紙がこのノンソートトレイ33
上に排出されるようになっている。
【0040】転写紙反転手段34は、第2搬送路38の
排出口382から排出された転写紙束の先端を上記スタ
ックトレイ32の基端321方向に向けて案内し、転写
紙束をその表裏を反転させてスタックトレイ32に排出
する外反転ガイド341と、この外反転ガイド341を
回動する駆動手段342と、上記外反転ガイド341上
の転写紙束の先端が外反転ガイド341から離脱するの
を阻止する内反転ガイド343と、上記外反転ガイド3
41で受け取った転写紙束の先端を所定の規制位置で規
制する転写紙ストッパ344とから構成されている。
【0041】図4乃至図6は、上記転写紙反転手段34
の詳細な構成を示す図であり、図4は外反転ガイド34
1が第2搬送路38の排出口382から排出された転写
紙束の先端をスタックトレイ32の基端321方向に向
ける反転位置に存在する場合を、図5は外反転ガイド3
41がスタックトレイ32上から退避した開放位置に存
在する場合を、図6は外反転ガイド341が上記反転位
置と上記開放位置との中間位置に存在する場合をそれぞ
れ示している。
【0042】すなわち、外反転ガイド341は、転写紙
束の幅寸法(転写紙束の排出方向と直交する方向)より
も大きな幅寸法を有する円弧状の外ガイド板341a
と、この外ガイド板341aをその幅方向の両端縁で支
持する扇状の一対の外支持板341b(図中では奥行側
の外支持板のみ示す。)とから構成されている。この円
弧状の外ガイド板341aは、円の中心とのなす角度が
約90゜になるような大きさに形成されている。また、
外支持板341bは、第2搬送路38の排出口382に
上下方向に配設されている排出ローラ対157の一方の
ローラ157aの支持軸158と同じ軸上に支持されて
おり、外反転ガイド341が支持軸158の回りにロー
ラ157aとは独立して回動可能となっている。
【0043】駆動手段342は、支持軸158と同じ軸
上に支持されると共に、一方の外支持板341bに一体
に取り付けられた従動プーリ345と、この従動プーリ
345に対して所定の間隔で配置されると共に、支持軸
159に支持された駆動プーリ346と、この駆動プー
リ346をウオームギア等の駆動力伝達手段347を介
して正逆両方向に回転駆動する駆動モータ(反転ガイド
駆動モータ)348と、両プーリ345,346に架け
渡されたタイミングベルト349とから構成されてい
る。これにより、外反転ガイド341は、駆動モータ3
48が正逆両方向に回転することにより回動して、排出
口382から排出された転写紙束の先端を外ガイド板3
41aの内側の円弧状のガイド面に沿わせてスタックト
レイ32の基端321方向に向ける反転位置(図4)
と、スタックトレイ32上から退避して表裏が反転した
転写紙束の先端を外反転ガイド341からスタックトレ
イ32上に落下させる開放位置(図5)との間を往復動
するようになっている。
【0044】また、駆動プーリ346の支持軸159に
はパルス板350が取り付けられ、このパルス板350
の周縁部のスリットを検出する第1反転ガイドセンサ3
51及び第2反転ガイドセンサ352が略コの字状のセ
ンサ取り付け板353に取り付けられて、支持軸159
の回転角度が検出できるようになっている。この第1反
転ガイドセンサ351は、反転位置(図4)に存在する
外反転ガイド341が回動して開放位置(図5)に到達
したことを検出するものであり、第2反転ガイドセンサ
352は、開放位置(図5)に存在する外反転ガイド3
41が回動して反転位置(図4)に到達したことを検出
する。
【0045】また、第2搬送路38の排出口382近傍
位置には搬送路転写紙センサ383が配設されており、
この搬送路転写紙センサ383が排出口382から排出
される転写紙束の先端を検出して一定時間が経過した後
に、反転位置(図4)に存在する外反転ガイド341が
開放位置側に回動され、この搬送路転写紙センサ383
が上記転写紙束の後端を検出して一定時間が経過した後
に、開放位置(図5)に存在する外反転ガイド341が
反転位置側に回動されるようになっている。
【0046】内反転ガイド343は、外ガイド板341
aの幅寸法よりも幾分小さな幅寸法を有すると共に、外
反転ガイド341の転写紙束の受入側に存在する受入部
343aと、外ガイド板341aと所定の間隔で対向す
る位置に存在する離脱阻止部343bとを有するように
弧状に屈曲形成され、転写紙ストッパ344に一体に取
り付けられている。これにより、排出口382から排出
された転写紙束の先端が、外反転ガイド341の外ガイ
ド板341aのガイド面に沿ってスタックトレイ32の
基端321側に向かうように進入するのを容易にすると
共に、外ガイド板341aのガイド面に沿って進入した
転写紙束の先端がガイド面から離脱するのを阻止する。
【0047】転写紙ストッパ344は、内反転ガイド3
43と同様の外ガイド板341aの幅寸法よりも幾分小
さな幅寸法を有する平板状のストッパ本体344aと、
このストッパ本体344aをその幅方向の一方端縁(図
中の奥行側)で支持する扇状の内支持板344bとから
構成されている。この内支持板344bは、支持軸15
8と同じ軸上に支持され、転写紙ストッパ344がロー
ラ157a及び外反転ガイド341とは独立して支持軸
158の回りに回動可能となるようになっている。ま
た、内支持板344bには、ストッパ本体344aと対
向する側の端縁に突起344cが形成されており、内支
持板344bが回動して突起344cが第2搬送路38
の下面に当接することにより転写紙ストッパ344のそ
れ以上の移動を規制するようになっている。
【0048】また、内支持板344bのストッパ本体3
44a近傍位置には、外支持板341b側に突出するガ
イドピン344dが形成されると共に、外支持板341
bには、ガイドピン344dが嵌合されるスリット34
1cが円周方向の一端側(図4中の上部側)から他端側
(図4中の下部側)にかけて円弧状に形成されている。
これにより、ガイドピン344cがスリット341cに
嵌合された状態で外反転ガイド341と転写紙ストッパ
344とが相対的に回動可能とされると共に、スリット
341cの他端側端縁でガイドピン344cを係止して
外反転ガイド341が反転位置(図4)に存在するとき
に転写紙ストッパ344が自重にて下方に移動すること
によりストッパ本体344aが外反転ガイド341内か
ら離脱するのを阻止するようになっている。
【0049】なお、外反転ガイド341が反転位置(図
4)から開放位置(図5)側に回動するとき、同時に転
写紙ストッパ344が自重にて共回りすると共に、外反
転ガイド341の回動途中で内支持板344bの突起3
44cが第2搬送路38の下面に当接することにより転
写紙ストッパ344の回動が停止される(図6)。この
とき、転写紙ストッパ344のストッパ本体344a
は、スタックトレイ32の衝立部材322上方において
略垂直方向に位置するようになっている。また、外反転
ガイド341が開放位置(図5)から反転位置(図4)
側に回動するとき、その回動途中で外支持板341bの
スリット341cの他端側端縁がガイドピン344cに
当接し、外反転ガイド341の回動に伴って転写紙スト
ッパ344を共回りさせて上方に持ち上げる。
【0050】また、転写紙ストッパ344のストッパ本
体344aの外ガイド板341aと対向する先端部に
は、図7に示すように複数(図中では2個)の突起34
4eが形成されると共に、外ガイド板341aの上記突
起344eと対向する箇所には、複数(図中では2個)
の溝341dが円周方向の一端側から他端側にかけて端
面開放状に形成されており、この溝341dにストッパ
本体344aの突起344eが嵌合されて外反転ガイド
341と転写紙ストッパ344とが相対的に回動可能と
なっている。これにより、外ガイド板341aのガイド
面に沿って外反転ガイド341内に進入した転写紙束の
先端がストッパ本体344aで位置規制され、その先端
が外ガイド板341aとストッパ本体344aとの隙間
からストッパ本体344aの反対側に抜け出ないように
なっている。
【0051】図2に戻り、用紙処理部35は、各ビン4
0に排出された転写紙束の一端側にステイプルを施すス
テイプラとパンチ孔を形成するパンチとを備えたもので
あり、支持枠体70に取り付けられている。この支持枠
体70は、転写紙束の幅方向(図面の奥行方向)に配設
されたガイドレール71上にコロ72を介して載置さ
れ、駆動モータ(用紙処理駆動モータ)73、傘歯車7
4等からなる駆動機構により駆動されるようになってい
る。これにより、用紙処理部35が転写紙束の幅方向に
沿って移動し、ビン40と共に用紙処理部35側に後退
してきた転写紙束の所定の位置に用紙処理を施す。
【0052】なお、ビン40の側面には、ビン40を用
紙処理部35側に後退させると共に、用紙処理の終了し
たビン40を前進させて元の位置に復帰させる図略の移
動機構が配設されており、この移動機構に備わる作用板
がビン40の第2ピン47と第3ピン48間に介在して
第3ピン48を押圧することによりビン40を後退させ
て用紙処理部35側に移動させ、第2ピン47を押圧す
ることにより用紙処理部35で用紙処理の施されたビン
40を前進させて元の位置に復帰させるようになってい
る。また、ビン40には図略の用紙押え機構が配設され
ており、上記移動機構によりビン40を移動させるとき
に押え部材がビン40上の転写紙束を押圧してビン40
の移動に伴って転写紙束を一緒に移動させると共に、ス
トッパ43が回動して平板部42の後端側が解放された
ときのビン40上の転写紙束のずれや落下を防止するよ
うになっている。
【0053】また、各ビン40の転写紙束に用紙処理が
施されて各ビン40の第2ピン47が螺旋カム52の溝
51にまで戻ると、各ビン40が螺旋カム52の回転に
より順に用紙処理部35の下方の第2搬送路38の搬入
口381側に移動される。第2搬送路38の搬入口38
1には後述するようにレバー150が回動可能に配設さ
れているため、図8(a)に示すように、その先端部分
がビン40の後端部の貫通孔45から進入して転写紙束
Pを持ち上げることになる。ビン40が更に降下してビ
ン40の後端部が第2搬送路38の搬入口381と対向
する位置にきたときには、レバー150の先端部分がさ
らにビン40内に進入すると共に、上記したようにビン
40の傾斜角度が大きくなるため、図8(b)に示すよ
うに、転写紙束Pがストッパ43の上端縁を乗り越えて
第2搬送路38の搬入口381に滑り落ちることにな
る。
【0054】転写紙束Pが第2搬送路38の搬入口38
1に滑り落ちた後は、図8(c)に示すように、レバー
150が下方向に回動してビン40の移動経路から退避
し、ビン40が降下する。その後、レバー150は、図
8(a)に示す位置に回動して上記動作を繰り返し、順
に次のビン40の転写紙束Pを第2搬送路38の搬入口
381に滑落させる。
【0055】また、ソータ3の搬入口36側には、搬入
された転写紙を第1搬送路37又は第3搬送路39のい
ずれかに給送するようにするため、搬送ローラ対140
と、第1方向切替板141とが配設されている。すなわ
ち、第1方向切替板141は、第3搬送路39を遮断し
て第1搬送路37を形成する第1の位置(図中の実線で
示す位置)と、第1搬送路37を遮断して第3搬送路3
9を形成する第2の位置(図中の鎖線で示す位置)とに
切替可能に取り付けられている。
【0056】なお、上記第1方向切替板141は、ソレ
ノイド等からなる駆動手段である第1方向切替部141
a(図9)により駆動されるようになっている。また、
搬送ローラ対140は、軸方向に沿って所定の間隔で複
数配設されており、第1方向切替板141の先端部がそ
のローラ間に入り込むように構成することで、転写紙の
搬送方向を確実に切り替えることができるようになって
いる。
【0057】第1搬送路37は、搬入口36と、ビンユ
ニット31の前端側との間に配設され、第2搬送路38
と交差して形成されている。そのため、その交差部に
は、第2搬送路38を遮断して第1搬送路37を形成す
る第3の位置(図中の実線で示す位置)と、第1搬送路
37を遮断して第2搬送路38を形成する第4の位置
(図中の鎖線で示す位置)とに切替可能とされた第2方
向切替板142が配設され、この第2方向切替板142
が第3の位置(図中の実線で示す位置)に移動すること
によって搬入口36から第1搬送路37に給送された転
写紙をビンユニット31側に搬送可能としている。ま
た、第1搬送路37の排出口371には上下方向に排出
ローラ対144が配設され、中間位置には搬送ローラ対
145が配設されている。なお、第2方向切替板142
は、上記第1方向切替板141と同様に、ソレノイド等
からなる駆動手段である第2方向切替部142a(図
9)により駆動されるようになっている。
【0058】第2搬送路38は、用紙処理部35で所定
の用紙処理の施された転写紙束がその用紙処理部35の
下部において搬入される搬入口381と、この搬入口3
81に搬入された転写紙束を外反転ガイド341に排出
する排出口382との間に配設されている。この第2搬
送路38の搬入口381には、上記したようにレバー1
50が支点となるピン151に回動可能に取り付けられ
ている。このレバー150は、略L字状に形成されたも
ので、ソレノイド等からなる駆動手段であるレバー切替
部150a(図9)によりピン151を中心に回動され
るようになっている。
【0059】また、第2搬送路38の中間位置には複数
組の搬送ローラ対152,153,154,155,1
56が配設されると共に、排出口382には排出ローラ
対157が配設されている。この第2搬送路38は、上
記のように第1搬送路37と交差しており、上記第2方
向切替板142が第4の位置(図中の鎖線で示す位置)
に移動することにより用紙処理部35で所定の用紙処理
の施された転写紙束を搬送して外反転ガイド341に排
出するようになっている。そのため、第2搬送路38の
排出口382は、受取位置に存在する外反転ガイド34
1と対向する位置に配設されている。
【0060】第3搬送路39は、搬入口36と、この搬
入口36に搬入された転写紙をノンソートトレイ33に
排出する排出口391との間に配設され、中間位置に搬
送ローラ対158が配設されると共に、排出口391に
排出ローラ対159が配設されている。
【0061】図9は、本発明に係るソータ3の主要な制
御構成を示すブロック図である。制御部160は、所定
の演算処理を行うCPU161、所定のプログラムが記
憶されているROM162、処理データを一時的に記憶
するRAM163等から構成され、上記所定のプログラ
ムに従ってソータ3を含む複写機全体の動作を制御す
る。
【0062】すなわち、CPU161は、スタートスイ
ッチ9、複写部数設定キー10、ソータのモード選択キ
ー11、トレイ転写紙センサ323、第1反転ガイドセ
ンサ351、第2反転ガイドセンサ352、及び搬送路
転写紙センサ383から信号が入力されることにより、
螺旋カム駆動モータ53、用紙処理駆動モータ73、反
転ガイド駆動モータ348、トレイ駆動モータ653を
それぞれ駆動制御すると共に、ソレノイド等からなる第
1方向切替部141a、第2方向切替部142a、及び
レバー切替部151aをそれぞれ駆動制御する。
【0063】上記のように構成されたソータ3は次のよ
うに動作する。すなわち、自動原稿搬送部5の原稿載置
部6に複数枚数の原稿を載置すると共に、操作パネル8
の複写部数設定キー10により複写部数を設定し、モー
ド選択キー11により、ソーティングした後に用紙処理
(例えば、ステイプル処理)を施してスタックトレイ3
2上に表裏を反転した状態(反転モード)で集積するソ
ーティングモードを選択してスタートスイッチ9を押す
と、原稿載置部6に載置された原稿は順にコンタクトガ
ラス上に給送されて原稿画像の読み取りが行われると共
に、給紙ユニット2から給送された転写紙に対して原稿
画像が複写され、原稿画像の複写された転写紙はソータ
3側に排出される。
【0064】一方、ソータ3は、操作パネル8の上記各
キーが押されて所定の条件に設定されると、ビンユニッ
ト31は最下段のビン40が第1搬送路37の排出ロー
ラ対144の配設された排出口371に対応する箇所に
位置するように上昇する。また、スタックトレイ32は
その移動範囲における最上位の位置に上昇する。また、
外反転ガイド341は反転位置に回動する。また、第1
方向切替板141は第1の位置に移動すると共に、第2
方向切替板142は第3の位置に移動する。さらに、第
2搬送路38のレバー150は略立直した位置に移動
し、第2搬送路38の搬送口381に転写紙束が搬入可
能な状態にされる。
【0065】この状態で、複写機本体1から排出された
転写紙が搬入口39に搬入されてくると、その転写紙は
搬送ローラ対140により順に第1搬送路37に給送さ
れ、搬送ローラ対145により排出口371にまで搬送
される。排出口371に搬送された転写紙は、排出ロー
ラ対144によりビン40上に排出される。各ビン40
は、転写紙の排出と同期して1段づつ降下し、同じ原稿
画像の複写された複数の転写紙がそれぞれ異なるビン4
0に順に排出される。次の原稿画像の複写された転写紙
が搬送されてくると、各ビン40は1段づつ上昇し、そ
の転写紙が前の原稿画像の複写された転写紙の上に順に
排出される。各ビン40は最後の原稿画像の複写された
転写紙が排出されるまで上記の昇降動作を繰り返す。
【0066】最後の原稿画像の複写された転写紙のビン
40への排出が終了すると、各ビン40は順に用紙処理
部35に対向する位置にまで降下し、用紙処理部35に
対向する位置にまで降下したビン40は、用紙処理部3
5側に後退する。このビン40の後退途中でストッパ4
0が下方向に回動してビン40の後端部が開放され、ビ
ン40上の転写紙束が用紙処理の施される位置にまでく
るとビン40の移動が停止され、転写紙束にステイプル
処理が施される。
【0067】ステイプル処理が終了すると、ビン40が
前進する。この前進に伴ってストッパ43が上方向に回
動し、ストッパ43が元の位置まで復帰したときに載置
部材422によりストッパ43が係止される。次いで、
ビン40の第2ピン47が螺旋カム52の溝51にまで
戻るとビン40の前進が停止される。
【0068】上記の動作を順に繰り返して各ビン40の
転写紙束に対するステイプル処理が終了すると、第2方
向切替板142は第4の位置に移動し、第1搬送路37
が遮断され、第2搬送路38が開通された状態にされ
る。続いてビン40が第2搬送路38の搬入口381と
対向する位置にまで降下する。このとき、第2搬送路3
8の搬入口381のレバー150の先端部がビン40の
貫通孔45に進入して転写紙束を持ち上げると共に、ビ
ン40の傾斜角度が大きくなることによってビン40上
の転写紙束はビン40から滑り出て第2搬送路38に搬
出される。第2搬送路38に搬出された転写紙束は、搬
送ローラ対152乃至156により排出口382にまで
搬送され、排出口382の排出ローラ対157により外
反転ガイド341側に排出される。外反転ガイド341
は、この排出された転写紙束の先端を円弧状のガイド面
に沿わせてスタックトレイ32の基端321方向に向け
ると共に、反転位置から開放位置に回動して表裏が反転
した状態の転写紙束の先端をスタックトレイ32上に落
下させる。
【0069】次に、この外反転ガイド341の動作と転
写紙束の排出状態を図10に示すタイミングチャートに
基づき説明する。すなわち、スタートスイッチ9が押さ
れて一定時間が経過すると、第2搬送路38の排出ロー
ラ対157が回転を開始して排出口382から転写紙束
が排出される。この排出された転写紙束Pは、図11に
示すように、その先端が反転位置にある外反転ガイド3
41内に進入する。この外反転ガイド341内に進入し
た転写紙束Pは、その先端が外反転ガイド341の外ガ
イド板341aに当接してスタックトレイ32の基端3
21側に向けられ、図12に示すように、その先端が転
写紙ストッパ344のストッパ本体344aに当接する
位置に達する。
【0070】一方、排出口382から転写紙束Pが排出
される直前に搬送路転写紙センサ383が転写紙束の先
端を検出してON信号が出力され、このON信号が出力
されて一定時間が経過したとき、上記図12に示すよう
に転写紙束Pの先端がストッパ本体344aに達するよ
うになっている。このとき、反転ガイド駆動モータ34
8が正転駆動されて外反転ガイド341の開放位置側へ
の回動が開始される。この回動開始時期は、転写紙束P
の先端が搬送路転写紙センサ383からストッパ本体3
44aに達するまでの距離と、転写紙束Pが排出ローラ
対157により押し出される排出速度とから算出されて
設定される。また、回動速度は、転写紙束Pの排出速度
と略同じ値に設定され、回動時における転写紙束Pの先
端がストッパ本体344aに当接した状態若しくは転写
紙束Pの先端とストッパ本体344aとの間に若干の隙
間が形成された状態が維持されるようになっている。
【0071】なお、上記のように転写紙束Pの先端がス
トッパ本体344aに当接する位置に達したときに外反
転ガイド341が開放位置側への回動を開始するのは、
外ガイド板341aが転写紙束Pの排出経路(第2搬送
路38の排出口382の延長線上)から退避することに
より、その後の排出口382からの転写紙束Pの排出を
容易にするためである。勿論、転写紙束Pの先端がスト
ッパ本体344aに当接する前に外反転ガイド341が
開放位置側への回動を開始するようにしてもよい。
【0072】また、転写紙ストッパ344は、外反転ガ
イド341が反転位置から開放位置側への回動を開始す
ると同時に自重で共回りし、図13に示すように内支持
板344bの突起344cが第2搬送路38の下面に当
接した段階でストッパ本体344aが略垂直になり、そ
の状態で回動が停止される。この結果、転写紙束Pは、
その先端がストッパ本体344aに位置規制された状態
で排出口382からの排出が継続されることになる。
【0073】転写紙ストッパ344が回動を停止して
も、外反転ガイド341は更に回動し、一定時間後に図
14に示すように開放位置に到達する。このとき、スト
ッパ本体344aは外反転ガイド341内に存在してい
るが、外反転ガイド341端縁近傍に位置することにな
る。また、外反転ガイド341が開放位置に到達する
と、第1反転ガイドセンサ351からON信号が出力さ
れ、このON信号の出力と同時に反転ガイド駆動モータ
348が停止される。この段階でも排出口382からの
転写紙束の排出が継続されるが、図14に示すようにス
トッパ本体344aが外反転ガイド341内に位置して
いるため、転写紙束Pの先端は外ガイド板341a上に
係止された状態となっている。
【0074】さらに転写紙束Pが排出されると、図15
に示すように、転写紙束Pの先端が転写紙束Pの自重で
外ガイド板341aから離脱して表裏が反転された状態
で略真下のスタックトレイ32上に落下する。このと
き、転写紙束Pの後端は搬送路転写紙センサ383を通
過した直後の位置にあるが、まもなく転写紙束Pの排出
が終了し、転写紙束Pは、図16に示すように表裏が反
転された状態でスタックトレイ32上に排出される。な
お、図14に示す段階で転写紙束Pの先端が外ガイド板
341aから離脱してスタックトレイ32上に落下する
ようになっていても特に転写紙束Pのその後の排出に支
障が生じることはない。また、転写紙束Pの排出が終了
した時点で外反転ガイド341が開放位置に達するよう
にし、その時点で転写紙束が外ガイド板341aから離
脱してスタックトレイ32上に落下するようにしてもよ
い。
【0075】一方、転写紙束Pの後端が搬送路転写紙セ
ンサ383を通過したとき、搬送路転写紙センサ383
からOFF信号が出力される。そして、OFF信号が出
力されて一定時間が経過すると上記のように転写紙束P
の排出が終了する。この時点で、反転ガイド駆動モータ
348が逆転駆動され、外反転ガイド341の反転位置
側への回動が開始される。この回動開始時期は、搬送路
転写紙センサ383から排出口382までの距離と、転
写紙束Pの排出速度とから算出されて設定される。ま
た、回動速度は、この実施形態では反転位置から開放位
置への回動速度と同一に設定されている。そして、一定
時間が経過して外反転ガイド341が反転位置に到達す
ると、第2反転ガイドセンサ352からON信号が出力
され、同時に反転ガイド駆動モータ348の駆動が停止
される。上記の動作は、各ビン40上の転写紙束の搬送
が終了するまで繰り返される。
【0076】上記のように転写紙束がスタックトレイ3
2上に順に集積されて最上段の転写紙束が所定の高さ位
置(トレイ転写紙センサ323の位置)に達すると、ト
レイ転写紙センサ323がそれを検出し、スタックトレ
イ32は1ピッチだけ降下する。さらに、転写紙束が受
け渡されて最上段の転写紙束が上記所定の高さ位置に達
すると、トレイ転写紙センサ323がそれを検出してス
タックトレイ32は更に1ピッチだけ降下する。この降
下は、トレイ転写紙センサ323が転写紙の存在を検出
する度に行われる。これにより、外反転ガイド341か
らのスタックトレイ32に対する転写紙束の落下位置が
略一定に維持され、転写紙束がスタックトレイ32上の
所定位置に正確に受け渡されるようになる。
【0077】なお、モード選択キー11により、スタッ
クトレイ32上に転写紙束の表裏を反転しないで集積す
る非反転モードを選択したときには、外反転ガイド34
1が開放位置に移動され、その位置に固定された状態で
排出口382から転写紙束が直接、スタックトレイ32
上に排出されるようになる。
【0078】上記のように構成されて画像形成装置のソ
ータ3に適用された本発明の転写紙集積装置によれば、
弧状のガイド面を有する外反転ガイド341を転写紙束
の反転位置と開放位置との間で回動させるようにしてい
るので、従来のような反転円板体が不要となって装置の
小型化が可能となる。また、外反転ガイド341と転写
紙ストッパ344とが上下方向に配設された排出ローラ
対157の下側のローラ157aと同一の支持軸上に配
設されているので、排出口382とスタックトレイ32
との間の異なる箇所に複数の支持軸を設ける必要がない
ことから余分なスペースが不要となって装置がより小型
化される。また、外反転ガイド341を開放位置に固定
した状態で排出口382から転写紙を排出させるように
するだけで非反転モードでの排出動作が可能となるの
で、転写紙集積装置の構造を変更することなく反転モー
ドと非反転モードでの使用が可能となり装置の汎用性が
高められることになる。
【0079】また、本発明の転写紙集積装置がソータに
適用された場合には、排出口382とスタックトレイ3
2との間に大きなスペースを取る必要がないことからソ
ータの小型化が可能となる。また、本発明の転写紙集積
装置をステイプル処理等の用紙処理部を備えたソータに
適用した場合には、排出口382から排出された転写紙
束を外反転ガイド341を介して表裏が反転された後
に、スタックトレイ32の略真上から落下させることに
なるので、用紙処理がステイプル処理である場合でも後
から排出された転写紙束が先に排出されている転写紙束
のステイプルにひっかかって集積された転写紙束に不揃
いが生じるのが防止される。また、排出口382から排
出された転写紙束を外反転ガイド341を介して表裏が
反転された後に、スタックトレイ32の略真上から落下
させることになるので、用紙処理がステイプル処理であ
る場合でもスタックトレイ32上の先に排出されている
転写紙束の紙面に後で排出されてくる転写紙束のステイ
プルがひっかかったり、先に排出されている転写紙束の
ステップルが後で排出されてくる転写紙束の紙面にひっ
かかったりして転写紙束の紙面に損傷が生じるのが防止
される。
【0080】なお、上記実施形態では、転写紙ストッパ
344は、外反転ガイド341が反転位置から開放位置
側に回動するときに自重にて共回りするようになってい
るが、転写紙ストッパ344に下方に回動させる付勢力
を与えるバネ等の付勢手段を設けておき、この付勢手段
による付勢力により共回りさせるようにすることもでき
る。
【0081】また、上記実施形態では、転写紙反転手段
34を外反転ガイド341と駆動手段342と内反転ガ
イド343とで構成しているが、内反転ガイド343を
取り除いて外反転ガイド341と駆動手段342とで構
成することも可能である。
【0082】また、上記実施形態では、外反転ガイド3
41と転写紙ストッパ344とを排出ローラ対157の
下側のローラ157aと同一の支持軸上に配設するよう
にしているが、それぞれ異なる支持軸に支持するように
することも可能である。また、上記実施形態では、転写
紙束の表裏を反転させる反転モード及び転写紙束の表裏
を反転させない非反転モードを択一的に選択可能として
いるが、反転モードのみで使用するようにすることも可
能である。
【0083】また、上記実施形態では、外反転ガイド3
41を反転位置と開放位置との間で回動させるようにし
ているが、次のようにすると外反転ガイド341を回動
させないで上記と同様の転写紙集積装置を構成すること
ができる。すなわち、外反転ガイド341を例えば、転
写紙束の排出方向の左右両側に二つ割りにした部材で構
成しておき、排出口382から排出された転写紙束の先
端をスタックトレイ32の基端321方向に向けるとき
には上記二つ割りの部材を駆動手段により互いに近接さ
せた状態とし、転写紙束の先端をスタックトレイ32上
に落下させるときには上記二つ割りの部材を駆動手段に
より互いに離反する方向に移動させて両者間に転写紙束
の落下が可能な隙間を形成した状態とする。この場合
は、上記二つ割りの部材を互いに離反する方向に移動さ
せたときが外反転ガイドを開放した状態となる。このよ
うに構成した場合でも、従来のような反転円板体が不要
となるので装置の小型化が可能となる。
【0084】また、上記実施形態では、転写紙集積装置
が画像形成装置のソータに適用され、用紙処理の施され
た転写紙束をスタックトレイ32上に集積するようにし
たものについて説明したが、本発明の転写紙集積装置は
画像形成装置から排出された単体の転写紙をスタックト
レイ32上に直接、排出する場合にも適用することが可
能である。
【0085】
【発明の効果】以上のように、請求項1の転写紙集積装
置によれば、排出口から排出される転写紙の先端をトレ
イの基端方向に向ける弧状のガイド面を有する反転ガイ
ドと、反転ガイド上の転写紙の先端を所定の規制位置で
規制するストッパと、転写紙がストッパで規制された状
態で反転ガイドを開放する駆動手段とで構成しているの
で、装置の小型化が可能となる。
【0086】また、請求項2の転写紙集積装置によれ
ば、駆動手段が、排出口から排出される転写紙の先端を
トレイの基端方向に向けて案内する反転位置と、反転ガ
イドをトレイ上から退避させる開放位置との間で反転ガ
イドを回動させるようにしているので、簡単な構成で装
置の小型化が実現できる。
【0087】また、請求項3の転写紙集積装置によれ
ば、駆動手段が、反転位置にある反転ガイドを排出口か
ら排出された転写紙の先端がトレイの基端方向に向けら
れた後に開放位置側に回動させ、少なくとも排出口から
転写紙の排出が終了したときには反転ガイドが開放され
て転写紙の先端が反転ガイドから離反するようにするも
のであるので、転写紙を容易にスタックトレイ上に排出
することができる。
【0088】また、請求項4の転写紙集積装置によれ
ば、ストッパが、反転ガイドが反転位置から開放位置へ
回動するときに反転ガイドと共回りし、反転ガイドの回
動途中で規制位置に達して停止するようにされているの
で、転写紙の先端を反転ガイドの回動途中で落下させる
ことなく転写紙を確実にトレイ上に排出することができ
る。
【0089】また、請求項5の転写紙集積装置によれ
ば、反転モード及び非反転モードを択一的に選択するモ
ード選択手段と、非反転モードを選択したときに反転ガ
イドを開放する状態にさせて転写紙を排出口から直接ト
レイ上に排出させるガイド制御手段とを備えているの
で、転写紙集積装置の汎用性を高めることができる。
【0090】また、請求項6の転写紙集積装置によれ
ば、反転ガイド及びストッパが排出口に配設された排出
ローラ対の一方のローラと同一の支持軸上に配設されて
いるので、異なる箇所に各支持軸を配置する必要がなく
なり余分なスペースが不要となって装置がより小型化さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る転写紙集積装置が適
用された複写機の全体構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示す複写機のソータの内部構成を示す図
である。
【図3】図2に示すソータのビンの構成を示す図であ
る。
【図4】本発明に係る転写紙集積装置の構成を説明する
図である。
【図5】本発明に係る転写紙集積装置の構成を説明する
図である。
【図6】本発明に係る転写紙集積装置の構成を説明する
図である。
【図7】本発明に係る転写紙集積装置の外反転ガイドと
ストッパの構成を説明する図である。
【図8】ビン上の転写紙束の第2搬送路への排出動作を
説明するための図で、(a)はビンが降下してきたとき
にレバーがビン上の転写紙束を持ち上げた状態を示す
図、(b)は更にビンが降下して転写紙束がストッパを
乗り越えた状態を示す図、(c)は転写紙束が第2搬送
路に排出された後にビンが更に降下した状態を示す図で
ある。
【図9】ソータの主要な制御構成を示す図である。
【図10】本発明に係る転写紙集積装置の動作を説明す
るタイミングチャートを示す図である。
【図11】本発明に係る転写紙集積装置の動作と転写紙
束の排出状態を図10のタイミングチャートに基づき説
明する図である。
【図12】本発明に係る転写紙集積装置の動作と転写紙
束の排出状態を図10のタイミングチャートに基づき説
明する図である。
【図13】本発明に係る転写紙集積装置の動作と転写紙
束の排出状態を図10のタイミングチャートに基づき説
明する図である。
【図14】本発明に係る転写紙集積装置の動作と転写紙
束の排出状態を図10のタイミングチャートに基づき説
明する図である。
【図15】本発明に係る転写紙集積装置の動作と転写紙
束の排出状態を図10のタイミングチャートに基づき説
明する図である。
【図16】本発明に係る転写紙集積装置の動作と転写紙
束の排出状態を図10のタイミングチャートに基づき説
明する図である。
【符号の説明】
1 複写機本体 2 給紙ユニット 3 ソータ 31 ビンユニット 32 スタックトレイ(トレイ) 33 ノンソートトレイ 34 転写紙反転手段(転写紙集積装置) 35 用紙処理部 36 搬入口 37 第1搬送路 38 第2搬送路 39 第3搬送路 40 ビン 157 排出ローラ対 341 外反転ガイド(反転ガイド) 341a 外ガイド板 341b 外支持板 341c スリット 342 駆動手段 343 内反転ガイド 344 転写紙ストッパ 344a ストッパ本体(ストッパ) 344b 内支持板 344c 突起 344d ガイドピン 160 制御部(ガイド制御手段) 382 排出口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送路の排出口から排出された転写紙を
    上記排出口の下方に設けられたトレイ上に集積する転写
    紙集積装置において、上記排出口と上記トレイとの間に
    配設されると共に、上記排出口から排出される転写紙の
    先端を上記トレイの基端方向に向ける弧状のガイド面を
    有する反転ガイドと、上記反転ガイド上の転写紙の先端
    を所定の規制位置で規制するストッパと、上記転写紙が
    上記ストッパで規制された状態で上記反転ガイドを開放
    する駆動手段とを備え、上記排出口から排出された転写
    紙をその表裏を反転させる反転モードで上記トレイに集
    積することを特徴とする転写紙集積装置。
  2. 【請求項2】 上記駆動手段は、上記排出口から排出さ
    れる転写紙の先端を上記トレイの基端方向に向けて案内
    する反転位置と、上記反転ガイドを上記トレイ上から退
    避させる開放位置との間で上記反転ガイドを回動させる
    ものであることを特徴とする請求項1記載の転写紙集積
    装置。
  3. 【請求項3】 上記駆動手段は、上記反転位置にある反
    転ガイドを上記排出口から排出された転写紙の先端が上
    記トレイの基端方向に向けられた後に上記開放位置側に
    回動させ、少なくとも上記排出口から転写紙の排出が終
    了したときには上記反転ガイドが開放されて転写紙の先
    端が上記反転ガイドから離反するようにするものである
    ことを特徴とする請求項2記載の転写紙集積装置。
  4. 【請求項4】 上記ストッパは、上記反転ガイドが上記
    反転位置から上記開放位置へ回動するときに上記反転ガ
    イドと共回りし、上記反転ガイドの回動途中で上記規制
    位置に達して停止するものであることを特徴とする請求
    項2又は3記載の転写紙集積装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の転写
    紙集積装置おいて、転写紙の表裏を反転させて上記トレ
    イに集積する反転モード及び転写紙を反転させないで上
    記トレイに集積する非反転モードを択一的に選択するモ
    ード選択手段と、上記非反転モードを選択したときに上
    記反転ガイドを上記開放する状態にさせて転写紙を上記
    排出口から直接上記トレイ上に排出させるガイド制御手
    段とを備えたことを特徴とする転写紙集積装置。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至5のいずれかに記載の転写
    紙集積装置において、上記排出口に排出ローラ対を備
    え、上記反転ガイド及び上記ストッパは上記排出ローラ
    対の一方のローラと同一の支持軸上に配設されたもので
    あることを特徴とする転写紙集積装置。
JP8292067A 1996-11-01 1996-11-01 転写紙集積装置 Pending JPH10139252A (ja)

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