JPH10138752A - エアコンディショナ - Google Patents

エアコンディショナ

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JPH10138752A
JPH10138752A JP30277796A JP30277796A JPH10138752A JP H10138752 A JPH10138752 A JP H10138752A JP 30277796 A JP30277796 A JP 30277796A JP 30277796 A JP30277796 A JP 30277796A JP H10138752 A JPH10138752 A JP H10138752A
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JP
Japan
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air
deodorizing
outlet
deodorizing filter
deodorant
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Pending
Application number
JP30277796A
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English (en)
Inventor
Noriko Kanehara
則子 金原
Hiroko Iwata
央子 岩田
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吹出口から吹出される臭気を帯びた空気を、
容易に、かつ、長時間にわたって消臭可能なエアコンデ
ィショナを提供する。 【解決手段】 吹出口1の空気流路Aに直交させ、か
つ、空気流路A全面を覆うように消臭フィルタ2を着脱
自在に固定するために、吹出口1の背面には、消臭フィ
ルタ2を吹出口1に固定するための係合部3を設け、消
臭フィルタ2をスライドさせて係合部3に挿通させたエ
アコンディショナとした。このような構成のエアコンデ
ィショナとすることで、空気流路を通過する全空気は、
吹出口1から吹き出される前に消臭フィルタ2を通過
し、悪臭成分が消臭シート6に吸着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物内あるいは車
両室内に用いられるエアコンディショナ(以下、エアコ
ンという)から吹出される臭気を帯びた空気を消臭する
ために、消臭フィルタを設けた消臭フィルタ付吹出口を
有するエアコンディショナに関する。
【0002】
【従来の技術】車両には、搭乗者に快適な空間を提供す
るために、車内の温度調節を行うエアコンを装備してい
るものがある。車内温度調節のために、車内および車外
の空気は、エアコンによって温度や湿度を調節され、車
内に設けられている吹出口から吹出される。ところで、
この吹出口から吹出される空気は、時として臭気を帯
び、搭乗者に不快感を与えることがある。
【0003】この臭気は、体臭、たばこ臭、かび臭およ
び樹脂関係臭等に起因しており、使用日数を重ねるにつ
れて、上記の臭気は、車内およびエバポレータ等のエア
コンの構成部材に付着・濃縮される。したがって、エア
コンに取り入れられる空気は、車内、および、エアコン
の構成部材を通過する間に臭気を帯び、吹出口から吹き
出される空気は、搭乗者に不快感を与える程の悪臭とな
る。
【0004】このような車内の悪臭除去を目的として、
以下に大別される種類の商品が開発されている。第一に
悪臭除去の商品として、消臭機能付き芳香剤がある。こ
れは、消臭剤と芳香剤を容器に入れ、該容器の底面を粘
着テープまたは吸盤を用いて、車内の適宜箇所(例え
ば、インパネ等)に固定するものである。容器には、貫
通孔が複数個設けられており、この貫通孔によって容器
の内と外との空気の流通がなされる。車内の臭気を帯び
た空気は、貫通孔から容器内に進入すると消臭剤によっ
て消臭され、また、芳香剤の香りは貫通孔から車内へ広
がる。
【0005】続いて、車用空気清浄器が挙げられる。車
用空気清浄器は、自動車のバッテリを電源とするモータ
により回転されるファンと、該ファンを作動することに
よって生じる風の風下に設けられるフィルタとで構成さ
れている。したがって、この車用空気清浄器を作動させ
ると、ファンが回転して車内の空気が循環し、該空気に
含まれる埃等がフィルタによって漉し取られる。
【0006】そして、スプレー式消臭剤が挙げられる。
これは、消臭剤を配合した溶液をスプレー式の缶に封入
させたものである。このスプレー式消臭剤の使用法は、
エアコンの吹出口からエアコン内部に向かってスプレー
し、エアコンの構成部材に付着・濃縮される悪臭源を直
接消臭するものである。
【0007】また、特開昭58−30824号に開示さ
れるように、エアコンの構成部材に、直接消臭芳香剤を
固定する空調消臭装置がある。この空調消臭装置は、空
気を取り入れる空気取入口に、空気の流入量を調節可能
なダンパを設け、エアコンの通風経路内の負圧の場所に
連通した小室に、消臭芳香剤を取り付ける構成である。
このような構成の空調消臭装置は、エアコンの非使用時
にも消臭芳香剤の揮発成分が発散しているので、消臭成
分はエアコン内部の悪臭を消臭し、また芳香成分がエア
コン内部に充満しているので、特にエアコンの使用開始
時の悪臭の消臭をする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
エアコンの吹出口から発生する悪臭を抑制する商品で
は、以下に述べる問題点がある。消臭機能付き芳香剤の
場合には、開封時には消臭および芳香の効果も高いが、
時間が経つにつれて徐々に効果が薄れ、ほぼ1か月経過
すると、その効果は期待できなくなる。そして、上述の
消臭作用は、吹出口から吹き出される悪臭を直接消臭す
るのではなく、車内に充満した空気の消臭を行うので、
搭乗者は、特にエアコン使用時の悪臭を我慢しなければ
ならない。また、芳香剤の香りを嫌う人も多い。
【0009】車用空気清浄器の場合には、バッテリを電
源とするのでバッテリに負担がかかり、また、フィルタ
によって除去されるのは空気中の埃等であり、体臭およ
びたばこ臭などの臭気の除去にはあまり効果を期待でき
ない。また、上述の消臭機能付き芳香剤の場合と同様
に、車内に充満した空気の消臭を行うので、エアコンの
吹出口から吹き出される悪臭を、直接消臭することは不
可能である。そしてスプレー式消臭剤の場合には、エア
コン内に付着・濃縮されている臭気を消臭剤によって消
臭するが、再び臭気がエアコン内に付着するため、消臭
効果の持続時間が短く、定期的に使用しなければならな
いので手間がかかり、また、商品は比較的高価である。
そして、スプレー式なため、消臭剤を配合した溶液が周
囲に拡散し、人体に吸入される恐れもある。
【0010】特開昭58−30824号に開示される空
調消臭装置の場合には、特にエアコンの使用開始時に吹
き出される空気の消臭に効果を発揮するので、連続して
エアコンを使用する場合には、消臭芳香剤の揮発成分が
空気量に対して十分揮発せず、消臭効果を得られないこ
ともある。また、消臭芳香剤を使用しているため、その
使用開始時には消臭および芳香の効果も高いが、時間が
経つにつれて徐々に効果が薄れてしまう。効果の薄れた
消臭芳香剤を交換する場合には、消臭芳香剤が固定され
ている小室を露出させて交換作業を可能にするために、
他の構成部品を取り除かねばならないので、交換作業に
時間がかかるという問題点がある。
【0011】ゆえに本発明は、エアコンの吹出口から吹
出される臭気を帯びた空気を、容易に、かつ、長時間に
わたって消臭可能なエアコンディショナを提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明においては、消臭フィルタを吹出口
の空気流路に直交させ、かつ、空気流路全面を覆って固
定したことを特徴とするエアコンディショナである。
【0013】請求項2の発明では、前記消臭フィルタ
は、臭気吸着材を通気性を有するシート状体に付着させ
たことを特徴とする。
【0014】請求項3の発明では、前記消臭フィルタ
は、吹出口に着脱自在に固定されることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】請求項1に基づく発明の実施の形
態として、図3、図5および図7に示すように、消臭フ
ィルタ2,8,12を吹出口1の空気流路Aに直交さ
せ、かつ、空気流路A全面を覆って固定するエアコンと
する。このような構成の吹出口1とすることで、エアコ
ンから吹出される空気は、必然的に消臭フィルタ2,
8,12を通過するので、悪臭成分が消臭フィルタ2,
8,12に吸着される。
【0016】請求項2に基づく発明の実施の形態とし
て、図2、図4および図7に示すように、前記消臭フィ
ルタ2,8,12は、臭気吸着材を通気性を有するシー
ト状体6,15に付着させているので、吹出口1の空気
流路全面を消臭フィルタ2,8,12で覆っても、空気
の流通は確保され、かつ、空気中に含まれる埃等を除去
できる。
【0017】請求項3に基づく発明の実施の形態とし
て、図3、図6および図7に示すように、前記消臭フィ
ルタ2,8,12は、吹出口1に着脱自在に固定され
る。図3に示す吹出口1においては、吹出口1の背面に
突出するように消臭フィルタ2を固定するための係合部
3を設け、消臭フィルタ2をスライド式にする。図6に
示す吹出口1の場合には、吹出口1の内部側面に湾曲ス
リット9を形成し、消臭フィルタ8をスライド式にす
る。図7に示す吹出口1の場合には、消臭シート15を
格納したケース13,13’を所定位置に固定し、消臭
シート15を吹出口1の背面に位置させる消臭フィルタ
12としている。
【0018】
【実施例】実施例1として本発明のエアコン消臭フィル
タの構造を図1ないし図3に基づいて説明する。図1に
示す吹出口1の後方には、図2に示す消臭フィルタ2を
係合するための係合部3が設けられている。消臭フィル
タ2は、他の部分と比較して上辺のみ幅広の突出辺4を
有する枠体5と、該枠体5に固定される消臭シート6と
からなる。消臭シート6は、不織布またはウレタンフォ
ームなどに無機系イオン吸着型消臭剤を混錬または付着
させて成形したシートに、補強用の針金7を装着した構
成である。
【0019】枠体5への消臭シート6の固定方法は、接
着剤による粘着、もしくは、ねじまたはフックを用いて
もよいし、枠体5に消臭シート6を嵌合する構成にして
もよい。
【0020】吹出口1に設けられる係合部3は、消臭フ
ィルタ2の枠体5の両側辺を係止して吹出口1に固定す
るため、上方視して「L」字状の係止片3’が吹出口1
の背面に突出するように、吹出口1の側面に一体に設け
られており、図3に示すように、その係止片3’に消臭
フィルタ2の枠体5を挿通可能である。消臭フィルタ2
の枠体5の上辺を突出辺4としたので、突出辺4は、吹
出口1の上面の側縁付近に係止されるため、消臭フィル
タ2がその重みで下方に落ち込むことはなく、また、突
出辺4を容易に掴むことができるので、消臭フィルタ2
を吹出口1から取り出しやすい。
【0021】上述のように、吹出口1の背面全面を覆う
ように消臭フィルタ2を着脱自在に固定しているので、
図3の矢印Aで示す向きの空気流路を流れる温度調節さ
れた全空気は、吹出口1から吹き出される前に必ず消臭
フィルタ2を通過することになる。この消臭フィルタ2
を通過中に、空気の悪臭成分は、消臭シート6に吸着さ
れるので、吹出口1から吹き出される空気は、搭乗者に
不快感を与えない程に消臭されている。また、車内の空
気が悪臭を帯びている場合には、エアコンの操作を室内
循環にすれば臭気を除去できる。
【0022】消臭シート6の消臭性能が低下した場合に
は、吹出口1をはずして、消臭フィルタ2を上方に引き
上げれば係合部3から離脱されるので、消臭フィルタ2
を洗浄または交換すればよい。
【0023】消臭シート6を形成する不織布またはウレ
タンフォームなどに混錬または付着させて成形する無機
系イオン吸着型消臭剤は、その表面がプラスイオンとマ
イナスイオンにイオン化しており、相対するイオン化し
た臭気を吸着する。このような消臭剤は、活性炭等の物
理吸着による脱臭と異なり、一度吸着したものは、温度
が変化したとしてもほぼ離脱しない。吸着能力は、表面
上の全イオンに臭気が吸着して飽和状態になるまで持続
し、また、飽和状態になった消臭剤は、水で洗うことに
より、一度吸着した悪臭イオンが極性の大きい水に溶け
出すので、再び消臭剤として利用可能である。
【0024】このような無機系イオン吸着型消臭剤とし
ては、無定形含水シリカに亜鉛イオンをアモルファス状
に微細な状態で存在するように化学合成をした消臭剤
(ラサ工業株式会社製:KD−211)がある。この消
臭剤は、耐熱温度が500度であり、エアコンの熱風に
も耐え得るので消臭フィルタ2として使用するのに適し
ており、また、抗菌性能もあるので空気を清浄に保つこ
とができる。
【0025】続いて、本発明の第二の実施例を以下に説
明する。第一の実施例と同一の部材には同一の符号を付
し、その詳細な説明については省略する。図4ないし図
6に示すように、臭気を吸着するための消臭フィルタ8
は、吹出口1の背面全面を覆い、かつ、吹出口1の前面
から挿入可能なように、消臭フィルタ8を係合するため
の溝状の湾曲スリット9が吹出口1の内部側面に設けら
れている。湾曲スリット9は、吹出口1の内部側面の上
部分の前面側から背面側に向かい、緩やかに下方へ延び
る溝である。
【0026】消臭フィルタ8は、比較的柔軟性のある樹
脂または金属で形成される枠体10に、消臭シート6が
固定されている。枠体10には、湾曲スリット9に挿入
時に、吹出口1の前面に位置する辺が上方に突出するよ
うに幅広の突出辺11を設けており、その側辺は、湾曲
スリット9に挿通可能な幅を有する。突出辺11は、吹
出口1の前面の上縁付近に係止されるため、外観が良
く、また、突出辺4を容易に掴むことができるので、消
臭フィルタ2を吹出口1から取り出しやすい。また、消
臭シート6を構成する補強用の針金7は、突出辺11に
対して直交する向きに複数本の直線状の針金が平行に装
着されているので、シートを補強し、かつ、湾曲スリッ
ト9への挿入を妨げない。
【0027】上述のように、吹出口1の背面全面を覆う
ように消臭フィルタ8を着脱自在に固定しているので、
図5の矢印Aで示す向きの空気流路を流れる温度調節さ
れた全空気は、吹出口1から吹き出される前に必ず消臭
フィルタ8を通過することになる。この消臭フィルタ8
を通過中に、空気の悪臭成分は、消臭シート6に吸着さ
れるので、吹出口1から吹き出される空気は、搭乗者に
不快感を与えない程に消臭されている。
【0028】消臭シート6の消臭性能が低下した場合に
は、吹出口1の前面に突出している突出辺11を手前に
引けば、消臭フィルタ8は手前側にスライドして吹出口
1から取り出せるので、洗浄または交換すればよい。第
二の実施例のような構成の吹出口1とすれば、消臭フィ
ルタ8の交換作業の際に、吹出口1を取り外す手間が省
けるので作業がより容易になり時間短縮が図れる。
【0029】続いて、本発明の第三の実施例を以下に説
明する。第一の実施例と同一の部材には同一の符号を付
し、その詳細な説明については省略する。図7に示す消
臭フィルタ12の構成を以下に述べる。吹出口1の上方
に位置する円筒状のケース13に格納される巻芯14
に、消臭シート15の一端をロール状に巻き付け、吹出
口1の下方に位置する円筒状のケース13’に格納され
るもう一方の巻芯14’に消臭シート15の他端を固定
させる。ここで、巻芯14,14’には、図8に示すよ
うに、消臭シート15の先端を固定するために留め具1
6をそれぞれ設け、留め具16と巻芯14,14’の間
に消臭シート15を嵌合して固定するので、消臭シート
15を巻芯14,14’に巻き付けやすくなる。
【0030】円筒状のケース13,13’には、図9に
示すように、その軸に沿った直線状のスリット17が形
成されており、ケース13,13’の両端は、蓋18に
よって閉塞される。蓋18には、巻芯14,14’を挿
入可能な係合孔19が設けられている。ケース13,1
3’の内部に、上述のように消臭シート15の端部を固
定した巻芯14,14’をそれぞれ格納し、スリット1
7から消臭シート15を出して、蓋18の係合孔19に
巻芯14,14’の両端をそれぞれ挿通させて蓋18を
閉める。
【0031】このような構成の消臭フィルタ12とした
場合には、消臭シート15が吹出口1の背面全面を覆う
ように位置させて、巻芯14,14’の突出した両端に
所定部材を係合させて、ケース13,13’を所定位置
に固定させる。
【0032】上述のように、吹出口1の背面全面を覆う
ように消臭フィルタ12を着脱自在に固定しているの
で、空気流路を流れる全空気は、吹出口1から吹き出さ
れる前に消臭フィルタ12の消臭シート15を通過する
ので、悪臭成分は吸着される。したがって、吹出口1か
ら吹き出される空気は、搭乗者に不快感を与えない程に
消臭されている。
【0033】消臭シート15の消臭効果が低下した場合
には、巻芯14’を所定方向に回動して、消臭効果の低
下していない消臭シート15面を、吹出口1の背面に位
置させればよい。さらに、巻芯14,14’に固定した
消臭シート15の全面の消臭効果が低下した場合には、
ケース13,13’をそれぞれ取り外して消臭シート1
5を洗浄または交換すればよい。
【0034】以上、自動車等の車両用のエアコンに設け
られる吹出口について説明してきたが、本発明のエアコ
ンディショナは、家庭用またはオフィス用のエアコンの
吹出口としても、同様の構成で取付可能である。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、消臭フィ
ルタを吹出口の空気流路に直交させ、かつ、空気流路全
面を覆って固定するエアコンとしたので、空気流路を流
れる全空気は、消臭フィルタを通過することになり、消
臭フィルタ通過中に悪臭の消臭ができる。したがって、
臭気を帯びた空気が吹出口から吹き出されることはな
く、エアコンの使用時から消臭効果を発揮でき、搭乗者
に不快感を与えない。また、簡単な構造であるため装置
の費用は安価である。
【0036】請求項2の記載によれば、前記効果の他
に、前記消臭フィルタは、臭気吸着材を通気性のあるシ
ート状体に付着させているので、通常のフィルタとして
の効果もあり、エアコン内の流路を流れる空気中に含ま
れる埃、ダニ等を漉し取り、空気を清浄に保つことがで
きる。また、消臭フィルタは、エアコン吹出口に固定さ
れるため、消臭フィルタによって漉し取られた埃等の汚
れを目視でき、消臭フィルタの交換時期を判別しやす
い。
【0037】請求項3の記載によれば、前記効果の他
に、前記消臭フィルタは、吹出口に着脱自在に固定され
るので、消臭効果が低下した場合にも交換作業が可能で
ある。また、消臭フィルタは吹出口に固定されているの
で、エアコンの他の構成部材を取り外したりする必要が
なく容易に着脱自在であり、交換作業が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のエアコンの吹出口の構造を
示す斜視図である。
【図2】図1の吹出口に挿入する消臭フィルタの構造を
示す斜視図である。
【図3】図2の消臭フィルタを固定した場合の図1に示
す吹出口の構造を示す断面図である。
【図4】図2とは別の消臭フィルタの構造を示す斜視図
である。
【図5】図4の消臭フィルタを固定した吹出口の構造を
示す断面図である。
【図6】図5の吹出口の構造を示す斜視図である。
【図7】図1とは異なる本発明の実施例のエアコンの吹
出口の構造を示す斜視図である。
【図8】図7に示す消臭フィルタの構造を示す概略図で
ある。
【図9】図7に示す吹出口の要部であるケースの構成を
説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1 吹出口 2 消臭フィルタ 6 消臭シート 8 消臭フィルタ 12 消臭フィルタ 15 消臭シート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消臭フィルタを吹出口の空気流路に直交
    させ、かつ、空気流路全面を覆って固定したことを特徴
    とするエアコンディショナ。
  2. 【請求項2】 前記消臭フィルタは、臭気吸着材を通気
    性を有するシート状体に付着させたことを特徴とする請
    求項1記載のエアコンディショナ。
  3. 【請求項3】 前記消臭フィルタは、吹出口に着脱自在
    に固定されることを特徴とする請求項1または2記載の
    エアコンディショナ。
JP30277796A 1996-11-14 1996-11-14 エアコンディショナ Pending JPH10138752A (ja)

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JP30277796A JPH10138752A (ja) 1996-11-14 1996-11-14 エアコンディショナ

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JP (1) JPH10138752A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1319543A1 (en) * 2001-12-14 2003-06-18 De Leuriks B.V. Diffuser for deodorizing products to be applied to vehicle vent-holes
JP2011136755A (ja) * 2009-12-05 2011-07-14 Nihon Tetra Pak Kk 充填ノズル

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