JPH10138585A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10138585A
JPH10138585A JP8302031A JP30203196A JPH10138585A JP H10138585 A JPH10138585 A JP H10138585A JP 8302031 A JP8302031 A JP 8302031A JP 30203196 A JP30203196 A JP 30203196A JP H10138585 A JPH10138585 A JP H10138585A
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roll paper
cutter
loop
paper
image
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JP8302031A
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Takashi Sato
敬 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プリント画像を得るまでの時間を従来よりも短
くした画像形成装置を提供する。 【解決手段】ロールカセット47に収容されているロー
ル紙の幅をロール紙幅検知装置62によって予め検知し
ておき、この検知されたロール紙幅に基づいてロール紙
を切断するカッター60の移動距離と形成するループ5
6の長さを変えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール状に巻かれ
た複写用紙(ロール紙)で所定長さのループを形成しな
がらこのロール紙を所定の給紙方向に給紙して画像を形
成する複写機、プロッタ、及びファクシミリ等の画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、原稿を所定方向に搬送しなが
らこの原稿に光を照射して原稿に記載された画像を読み
取る(流し読み)と共に、ロール紙を給紙しながらこの
ロール紙に、読み取った画像を形成して、プリント画像
(コピー画像)を得る画像形成装置が知られている。こ
のような画像形成装置では、ロール紙のうち、画像が形
成されている部分を残りの部分から切断するためにカッ
ターが使用されている。
【0003】カッターでロール紙を切断するに当って
は、画像形成時間を短縮するために画像形成と並行して
ロール紙の切断を行う。このため、画像が形成される領
域よりも給紙方向上流側に一定の長さのループを形成し
ておき、このループ量分搬送している時間を利用してル
ープの後端よりもさらに給紙方向上流側の部分を、給紙
方向に直交する方向(ロール紙の幅方向)にカッターを
一定の距離だけ移動させることにより切断している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ロール紙に
は種々の幅があり、上述した従来の画像形成装置では、
どのような幅のロール紙にも対応できるように、通紙す
る最大幅に合わせてカッターの移動距離が定められてい
る。したがって、短い幅のロール紙を切断する際であっ
ても、カッターは最大幅に対応する距離だけ移動する。
このため、短い幅のロール紙を連続して切断する際に
は、カッターが余分な距離を移動することとなり、その
分、プリント画像を得るまでの時間が長くなる。また、
短い幅のロール紙であっても最大幅のロール紙のカッタ
ーの移動距離に対応したループが形成されるので、ルー
プ形成初期には余分な時間がかかることとなり、その時
間分、プリント画像を得るまでの時間が長くなる。
【0005】本発明は、上記事情に鑑み、プリント画像
を得るまでの時間を従来よりも短くした画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の画像形成装置は、所定長さのループを
形成させながらロール紙を所定の給紙方向に給紙し、前
記ロール紙のうち、前記ループよりも前記給紙方向下流
側の部分に画像を形成するとともに前記ループの後端よ
りも前記給紙方向上流側の部分をカッターで切断する画
像形成装置において、 (1)前記ループの長さ及び前記カッターの移動距離の
うちの少なくとも一方を前記ロール紙の幅に合わせて変
えるように、前記ロール紙の搬送量及び前記カッターの
うちの少なくとも一方を制御する第1の制御手段を備え
たことを特徴とするものである。
【0007】また、上記目的を達成するための本発明の
第2の画像形成装置は、所定長さのループを形成させな
がらロール紙を所定の給紙方向に給紙し、前記ロール紙
のうち、前記ループよりも前給紙方向下流側の部分に画
像を形成するとともに前記ループの後端よりも前記給紙
方向上流側の部分をカッターで切断する画像形成装置に
おいて、 (2)前記ロール紙の幅を検知する検知手段 (3)該検知手段によって検知されたロール紙幅に基づ
いて、前記ループの長さを変えるように、前記ロール紙
の搬送量を制御する第2の制御手段 を備えたことを特徴とするものである。
【0008】ここで、前記第2の制御手段は、(4)前
記ロール紙の搬送量の制御に代えて、前記カッターの移
動距離を変えるように前記カッターを制御するものであ
ることが好ましい。
【0009】また、前記第2の制御手段は、 (5)前記検知手段によって検知されたロール紙幅に基
づいて、前記ループの長さ及び前記カッターの移動距離
双方を変えるように、前記ロール紙の搬送量及び前記カ
ッター双方を制御するものであることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の画
像形成装置の実施形態を説明する。
【0011】図1は、画像形成装置の概略構成を示す模
式図である。
【0012】画像形成装置10は、原稿を所定方向に搬
送しながらこの原稿に光を照射して原稿に記載された画
像を読み取ると共に記録紙を給紙しながらこの記録紙
に、読み取った画像を形成してプリント画像(コピー画
像)を得るものである。
【0013】画像形成装置10には、メイン駆動モータ
(図示せず)によって矢印A方向に回転する感光ドラム
12が備えられており、この感光ドラム12に対向し
て、この感光ドラム12を一様に帯電する一次帯電器1
4が配置されている。また、画像形成装置10の上部に
は原稿16を矢印B方向に搬送するローラ18,20が
配置されており、ローラ18,20によってプラテン2
2の上面を搬送されている原稿16に不図示の光学ラン
プより、光が照射される。プラテン22の下方には、原
稿16からの反射光(画像情報を担持する光)24を感
光ドラム12に照射するミラー26a,26b,26
c,26d,26e,26fが配置されている。原稿1
6からの反射光24がミラー26a,26b,26c,
26d,26e,26fを介して、一次帯電器14によ
って一様に帯電された感光ドラム12を照射し、これに
より、感光ドラム12に静電潜像が形成される。
【0014】感光ドラム12が反射光24に照射される
位置よりも感光ドラム12の回転方向下流側には、静電
潜像を現像する現像器28が配置されている。感光ドラ
ム12に形成された静電潜像が現像器28の現像スリー
ブ28aに対向する位置(現像領域)に到達すると、現
像スリーブ28aから静電潜像に現像剤が供給されて感
光ドラム12に現像像が形成される。
【0015】現像領域よりも感光ドラム12の回転方向
下流側には転写帯電器30が配置されており、この転写
帯電器30と感光ドラム12との間を記録紙32が通過
することにより、記録紙32に現像像が転写される。転
写後の記録紙32は、搬送装置34によって矢印C方向
に搬送され、定着ユニット36によって転写像が定着さ
れた後、排出ローラ38によって機外に排出される。な
お、転写帯電器30よりも感光ドラム12の回転方向下
流側には、転写後に感光ドラム12に残留した現像剤を
掻き落とすクリーニング装置40が配置されている。
【0016】上述した画像形成装置10では、2つのカ
セット42,44、ロール紙給紙装置46、及び手差し
台48のうちのいずれかから記録紙32が給紙される。
給紙された記録紙32は、その先端部をレジストローラ
50によって挟持され、所定のタイミングで転写帯電器
30に向けて給紙される。ロール紙給紙装置46から
は、第1搬送ローラ52と第2搬送ローラ54との間で
所定長さのループ56が形成されながらロール紙58が
給紙され、ループ56よりも給紙方向上流側において所
定のタイミングでカッター60によってロール紙58が
切断される。これにより、所定長さのプリント画像(コ
ピー画像)を得ることができる。
【0017】図2を参照して、カッター60について説
明する。
【0018】図2は、ロール紙の幅に応じてカッター6
0の移動距離が変わる様子を示す模式図である。
【0019】カッター60は、ロール紙給紙方向に直交
する方向に移動してロール紙58を切断する。この切断
の際、カッター60は制御器(本発明にいう第2の制御
手段の一例であり、図示せず)によって、ロール紙58
の幅に応じて移動距離を変えられる。カッター60の移
動距離を変えるに当っては、ロールカセット47に収容
されているロール紙の幅をロール紙幅検知装置62(本
発明にいう検知手段の一例であり、図1、図3参照)に
よって予め検知しておき、この検知されたロール紙幅に
基づいて制御器によって移動距離が変わるようにカッタ
ー60を制御する。
【0020】図2には、A2長さ(幅W1=420m
m)とA4長さ(幅W2=210mm)の記録紙A2,
A4をカッター60で切断する例が示されている。A2
長さの記録紙A2を切断する際のカッター60の移動距
離L1は450mmであり、A4長さの記録紙A4を切
断する際のカッター60の移動距離L2は345mmで
ある。
【0021】図3、図4を参照して、ロール紙幅検知装
置62を説明する。
【0022】図3は、ロール紙58が収容されたロール
カセット47を切り欠いて示す斜視図であり、図4は、
ロール紙幅検知装置62でロール紙58の幅を検知して
いる様子を示す、(a)はアクチュエータが下げられて
いる状態の模式図であり、(b)はアクチュエータが上
げられている状態の模式図である。
【0023】ロールカセット47の両側壁47aの内側
には「U」の字状の軸支持部材47bが固定されてい
る。この軸支持部材47bにロール紙58の回転軸58
aの両端部が回転自在に支持されるように、ロール紙5
8がロールカセット47の上方から収容される。なお、
ロールカセット47は、画像形成装置10の本体から出
し入れ自在であり、ドロワコネクタ64を介して画像形
成装置10の本体に電気的に接続されている。
【0024】ロールカセット47の底壁47cのうち、
ロール紙58の下方の部分にはロール紙幅検知装置62
が配置されている。ロール紙幅検知装置62は、検知セ
ンサ62aとこの検知センサ62aに回動自在に取り付
けられたアクチュエータ62bとからなる一組の検知部
材を回転軸58aの延びる方向に配置したものである。
各検知部材は、ロールカセット47に収容されるロール
紙の最大幅から最小幅までのものの幅を検知できる間隔
に配置されている。図4(b)に示すように、アクチュ
エータ62bが上方に位置するときは、検知センサ62
aがオン信号を制御器(図示せず)に向けて発し、一
方、図4(a)に示すように、アクチュエータ62bが
ロール紙58に押されて下方に位置するときは、検知セ
ンサ62aがオフ信号を制御器(図示せず)に向けて発
する。図3に示す例では、両端の検知センサがオン信号
を発し、他の検知センサはオフ信号を発している。この
ように各検知センサが発する信号に基づいてロール紙5
8の幅が制御器で判定され、この判定結果に基づいて、
図2で説明したようにカッター60(図1参照)が制御
され、ロール紙58の幅に応じてカッター60の移動距
離が変えられる。
【0025】図5から図7までを参照して、画像形成装
置10を使用してロール紙に画像を形成した場合におい
て、プリント画像を得るまでに要する時間について説明
する。
【0026】図5は、従来の画像形成装置と本実施形態
の画像形成装置10において、1枚のプリント画像を得
るまでに要する時間を比較して示すタイミングチャート
であり、(a)は従来の画像形成装置を使用した場合の
タイミングチャート、(b)は本実施形態の画像形成装
置を使用してループ長さだけを変えた場合のタイミング
チャートである。
【0027】ここでは、図5(a)、(b)の双方共に
同じ原稿(長さ500mm)を用いて、A4長さの記録
紙の幅に相当する幅もつロール紙(A4ロール紙)に画
像形成装置を形成してプリント画像を得た。また、従来
の画像形成装置と本実施形態の画像形成装置双方とも
に、カッターの最大移動幅を450mmとした。このた
め、両画像形成装置ともに、使用できる最大サイズのロ
ール紙はA2ロール紙(幅420mm)である。
【0028】また、図5(a)、(b)の双方共に、画
像形成装置のプロセススピードを100mm/秒とし、
カッター位置からレジストローラまでの距離を100m
mとし、レジストローラから感光ドラムまでの距離を5
0mmとし、感光ドラムから排紙位置までの距離を60
0mmとし、ロール紙の給紙スピードを100mm/秒
とし、カッターの移動速度を600mm/秒とした。
【0029】従来の画像形成装置の場合、ロール紙の幅
にかかわらずカッター移動距離とループ56(図1参
照)の長さ(ロール紙のうち、ループを形成している部
分の長さ)を最大通紙サイズのロール紙に合わせている
(本実施の形態例ではA2サイズ)。従って、ロール紙
の幅にかかわらずカッター移動距離は450mmであ
る。また、カッターの移動時間は、(450mm)/
(600mm/秒)=0.75秒となり、これに対応し
て必要なループ長さは、(100mm/秒)×(0.7
5秒)=75mmとなり、このループを形成する時間
は、(75mm)÷(100mm/秒)=0.75秒と
なる。
【0030】一方、本実施形態の画像形成装置の場合、
ロール紙幅検知装置62(図1参照)で検知されたロー
ル紙幅に基づいて、制御器によってロール紙の搬送量を
制御してロール紙の搬送時間を変えることができる。A
4ロール紙の切断に必要とされるカッター60の移動距
離は345mm(図2参照)であり、カッター60の移
動時間は、(345mm)/(600mm/秒)=0.
575秒となる。このカッター60の移動時間に対応し
て必要なループ長さは、(100mm/秒)×0.57
5秒=57.5mmであり、このループを形成する時間
は、(57.5mm÷100mm/秒)=0.575秒
となる。
【0031】図5(a),(b)に比較して示すよう
に、従来でも本実施形態でも、切断位置にあるロール紙
の先端がコピースタートからレジストローラに突き当た
るまでの時間は1秒であり、ループの形成終了から転写
開始までの時間は0.5秒である。転写時間は5.0秒
であり、この転写中にカッターによってロール紙が切断
される。ところが、従来ではコピースタートからループ
を形成し終るまでに1.75秒かかるのに対し、本実施
形態では1.575秒で済み、従来よりも0.175秒
短い。以上、本実施形態の特徴的な点は、検知したロー
ル紙幅に必要とされる切断時間に応じたループ長さを形
成する点にあり、この結果、A4ロール紙に画像を形成
して1枚のプリント画像を得るまでに要する時間は、従
来では13.25秒かかるのに対し、本実施形態では1
3.075秒であり、0.175秒短かくて済む。
【0032】次に、本実施形態の画像形成装置10を用
い、A4ロール紙を使用して10枚のプリント画像を連
続して得る際に、ループ長さだけを変えた場合と、ルー
プ長さとカッターの移動距離双方を変えた場合につい
て、図6、図7を参照して説明する。
【0033】図6は、ループ長さだけを変えた場合のタ
イミングチャートであり、図7は、ループ長さとカッタ
ーの移動距離双方を変えた場合のタイミングチャートで
ある。
【0034】図6のタイミングチャートでは、A4ロー
ル紙の切断時間に合うループ長さになるようにロール紙
の回転時間を変えており、必要なループ長さは、(10
0mm/秒)×0.575秒=57.5mmであり、こ
のループを形成する時間は、(57.5mm÷100m
m/秒)=0.575秒となる。しかし、ロール紙の長
さにかかわらずカッター移動距離はA2ロール紙に合わ
せられている。従って、図5の場合と同様に、カッター
移動距離は450mmであり、カッターの移動時間は
0.75秒となる。
【0035】一方、図7のタイミングチャートでは、ル
ープ長さだけでなくカッター移動距離もA4ロール紙に
合うように変えられている。このため、A4ロール紙に
画像を形成する際には、カッター60の移動距離が34
5mmとなり、カッターの移動時間は、0.575秒と
なる。
【0036】従って、図6、図7に比較して示すよう
に、1枚目のプリント画像を得る場合においては、コピ
ースタートからループ後端部を切断し始めるまでは両者
共に5.0秒かかるが、ループ後端部を切断し始めてか
ら切断し終るまでの時間は、図6では0.75秒かかる
のに対し、図7では0.575秒で済み、カッター移動
距離も変えた方が0.175秒短い。また、カッターで
ループ後端部を切断した後、カッターが元の位置に戻る
までの時間も、カッターの移動時間が短くなるので0.
175秒短い。この結果、A4ロール紙に画像を形成し
て1枚のプリント画像を得るに当り、ループ長さだけで
なくカッター移動距離も変えた場合の方が、ループ長さ
だけを変えるよりも0.35秒短くできる。従って、1
0枚のプリント画像を連続して得た場合、ループ長さだ
けを変えると合計で71.575秒かかるが、ループ長
さだけでなくカッター移動距離も変えると合計で68.
425秒で済み、3.15秒も時間を短縮できた。な
お、10枚目のプリント画像を得る際におけるカッター
がカットして元の位置に戻るまでの時間は、排紙のため
の時間に重複するので、ここでは合計時間に算入してい
ない。
【0037】上述した実施形態では、ロール紙の搬送時
間を変えてループ長さを変える場合と、ループ長さだけ
でなく、カッターの移動距離も変える場合とを説明した
が、ループ長さを変更せずにカッターの移動距離だけを
変えても、従来よりも短い時間でプリント画像を得るこ
とができる。また、ユーザがボタン等を押すことによっ
て、ロールカセット47に収容したロール紙の長さを制
御器(本発明にいう第1の制御手段の一例である)に入
力する構成にした場合は、ロール紙幅検知装置62(図
3参照)が無くても良い。
【0038】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の第1の
画像形成装置によれば、第1の制御手段によって、ルー
プの長さ及びカッターの移動距離のうちの少なくとも一
方をロール紙の幅に合わせて変えるように、ロール紙の
搬送量及びカッターのうちの少なくとも一方が制御され
るので、使用するロール紙の幅が短いほどループの長さ
及びカッターの移動距離が短くて済み、その分、プリン
ト画像を得るまでの時間が従来よりも短くなる。
【0039】また、本発明の第2の画像形成装置によれ
ば、検知手段によって検知されたロール紙幅に基づい
て、ループの長さを変えるように、ロール紙の搬送量が
制御されるので、使用するロール紙の幅が短いほどルー
プの長さが短くて済み、その分、プリント画像を得るま
での時間が従来よりも短くなる。
【0040】ここで、第2の制御手段が、ロール紙の搬
送量の制御に代えて、カッターの移動距離を変えるよう
にカッターを制御するものである場合は、ロール紙幅に
基づいて、カッターの移動距離をロール紙幅に合わせて
変えるように、カッターが制御されるので、使用するロ
ール紙の幅が短いほどカッターの移動距離が短くて済
み、その分、プリント画像を得るまでの時間が従来より
も短くなる。
【0041】また、第2の制御手段が、検知手段によっ
て検知されたロール紙幅に基づいて、ループの長さ及び
カッターの移動距離双方を変えるように、ロール紙及び
カッター双方を制御するものである場合は、使用するロ
ール紙の幅が短いほど、ループの長さ及びカッターの移
動距離双方も短くなるので、プリント画像を得るまでの
時間が従来よりもいっそう短くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施形態の概略構成
を示す模式図である。
【図2】ロール紙の幅に応じてカッターの移動距離が変
わる様子を示す模式図である。
【図3】ロール紙が収容されたロールカセットを切り欠
いて示す斜視図である。
【図4】ロール紙幅検知装置を用いてロール紙の幅を検
知している様子を示す、(a)はアクチュエータが下げ
られている状態の模式図であり、(b)はアクチュエー
タが上げられている状態の模式図である。
【図5】従来の画像形成装置と実施形態の画像形成装置
において、1枚のプリント画像を得るまでに要する時間
を比較して示すタイミングチャートであり、(a)は従
来の画像形成装置を使用した場合のタイミングチャー
ト、(b)は実施形態の画像形成装置を使用してループ
長さだけを変えた場合のタイミングチャートである。
【図6】ループ長さだけを変えた場合のタイミングチャ
ートである。
【図7】ループ長さとカッターの移動距離双方を変えた
場合のタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 画像形成装置 56 ループ 58 ロール紙 60 カッター 62 ロール紙幅検知装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定長さのループを形成させながらロー
    ル紙を所定の給紙方向に給紙し、前記ロール紙のうち、
    前記ループよりも前記給紙方向下流側の部分に画像を形
    成するとともに前記ループの後端よりも前記給紙方向上
    流側の部分をカッターで切断する画像形成装置におい
    て、 前記ループの長さ及び前記カッターの移動距離のうちの
    少なくとも一方を前記ロール紙の幅に合わせて変えるよ
    うに、前記ロール紙の搬送量及び前記カッターのうちの
    少なくとも一方を制御する第1の制御手段を備えたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 所定長さのループを形成させながらロー
    ル紙を所定の給紙方向に給紙し、前記ロール紙のうち、
    前記ループよりも前給紙方向下流側の部分に画像を形成
    するとともに前記ループの後端よりも前記給紙方向上流
    側の部分をカッターで切断する画像形成装置において、 前記ロール紙の幅を検知する検知手段と、 該検知手段によって検知されたロール紙幅に基づいて、
    前記ループの長さを変えるように、前記ロール紙の搬送
    量を制御する第2の制御手段とを備えたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の制御手段は、 前記ロール紙の搬送量の制御に代えて、前記カッターの
    移動距離を変えるように前記カッターを制御するもので
    あることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の制御手段は、 前記検知手段によって検知されたロール紙幅に基づい
    て、前記ループの長さ及び前記カッターの移動距離双方
    を変えるように、前記ロール紙の搬送量及び前記カッタ
    ー双方を制御するものであることを特徴とする請求項2
    記載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100166481A1 (en) * 2008-12-26 2010-07-01 Sony Corporation Paper width detection apparatus and image forming apparatus
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