JP2003012172A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003012172A JP2001198512A JP2001198512A JP2003012172A JP 2003012172 A JP2003012172 A JP 2003012172A JP 2001198512 A JP2001198512 A JP 2001198512A JP 2001198512 A JP2001198512 A JP 2001198512A JP 2003012172 A JP2003012172 A JP 2003012172A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定型サイズのシート紙を装填したシートカ
セットとロール状紙を装填したロール紙カセットとを交
換自在に装着することができる画像形成装置を提供する
ものである。 【解決手段】 ロール状の長尺紙を装填したロール紙カ
セットとシート状の定型紙を装填したシートカセットと
を交換自在に装着する画像形成装置において、この画像
形成装置は、カセット内に装填されたロール状紙もしく
はシート状定型紙を画像形成装置本体内部へ送り出す装
置本体に設けられた給紙ローラと、ロール紙カセットに
設けられロール紙カセットに装填されたロール状紙を前
記給紙ローラへ向けて送り出す搬送ローラ対と、この搬
送ローラ対へ駆動を伝達させる本体側駆動源とカアセッ
ト側駆動伝達部とからなる駆動連結手段を備え、上記駆
動連連結手段の駆動源はシートカセット装着時には動作
しないことを特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は定型サイズ(例えば
A4やA3等)のシート紙またはロール状紙に画像形成
可能な画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置において、定型サイズのシ
ート紙以外にロール状紙が用いられる場合もあることは
広く知られている。該ロール状紙を用いると定型サイズ
よりも搬送方向に長い、所謂長尺用紙に画像形成できる
というメリットがある。
【0003】ロール紙が使用できる画像形成装置は、定
型サイズ用給紙カセットとは別にロール紙を供給する専
用のロール状紙給紙部を備えているのが一般的である。
そのためこの種の画像形成装置は、A2サイズからA0
サイズを取り扱う図面用の複写機のように大型の画像形
成装置となったり、あるいはロール状紙専用とした小型
FAXといった、いわゆる特殊なものとなっている。こ
の理由は、シート状の定型紙とロール状紙とは、給紙機
構が異なっており、画像形成装置本体からのロール紙カ
セットへの専用駆動連結機構が必要となるためである。
【0004】一方、ロール状紙を使用して、垂れ幕や横
断幕などの従来の定型サイズ以外の長尺サイズへの画像
形成を行いたいとの要望もあり、従来は図面複写用の大
型複写機でしか、これらの要望を実現することができな
かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、ロール紙
カセットとシートカセットとを同一のカセット装着部に
交換自在に装着できる画像形成装置、とりわけ普及タイ
プの小型のコンパクトな画像形成装置へ適用できるロー
ル紙カセット機構の開発が望まれていた。
【0006】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、定型サイズのシート紙を装
填したシートカセットとロール状紙を装填したロール紙
カセットとを交換自在に装着することができる画像形成
装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、請求項1の発明はロール状の長尺紙を装填した
ロール紙カセットとシート状の定型紙を装填したシート
カセットとを交換自在に装着する画像形成装置におい
て、この画像形成装置は、カセット内に装填されたロー
ル状紙もしくはシート状定型紙を画像形成装置本体内部
へ送り出す装置本体に設けられた給紙ローラと、ロール
紙カセットに設けられロール紙カセットに装填されたロ
ール状紙を前記給紙ローラへ向けて送り出す搬送ローラ
対と、この搬送ローラ対へ駆動を伝達させる本体側駆動
源とカアセット側駆動伝達部とからなる駆動連結手段を
備え、上記駆動連連結手段の駆動源はシートカセット装
着時には動作しないことを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0008】この発明によれば、ロール紙カセットに設
けられた搬送ローラ対を駆動するための画像形成装置本
体側の駆動源は、駆動伝達を必要としないシートカセッ
トが装着されている場合には動作させないため、画像形
成装置のカセット装着部にロール紙カセットとシートカ
セットを交換自在に装着した場合でも無駄な電力消費を
無くすことが可能となる。またシートカセットとロール
紙カセットを自由に交換できる設計により画像形成装置
の小型化が可能となる。
【0009】また、請求項2の発明は、上記ロール紙カ
セットおよびシートカセットの各々は、カセット識別手
段を備え、画像形成装置本体に設けられたカセット識別
検知手段の識別情報に基づいて、ロール紙カセットが選
択されたときは定型サイズよりは搬送方向に対して用紙
サイズ比が長い長尺モードにて画像形成を行うことを特
徴としている。
【0010】この発明によれば、ロール紙カセットが装
着され、このロール紙カセットが選択されたときは、自
動的に長尺モードを選択するものである。通常画像形成
装置は使用する用紙サイズに応じたジャム検知などの搬
送制御を行っているが、長尺モードの場合には使用する
用紙サイズが定型サイズに比べ長さ方向に対する比率が
長くなるため、特別の搬送制御を必要とする。この発明
のように、ロール紙カセットを選択した場合には自動的
に長尺モードへの切り替えが行われるので、画像形成装
置の取り扱いが容易となる。
【0011】また、請求項3の発明は、上記ロール紙カ
セットは該カセット内部に装填されたロール状紙を所定
長さに裁断する裁断機構を備えている画像形成装置であ
る。
【0012】この発明によれば、ロール紙の裁断機構を
ロール紙カセット内に備えているため、画像形成装置の
搬送機構としては特に大きな改造を加えることなくこれ
まで通りの機構を流用することが可能となる。
【0013】また、請求項4の発明は、上記画像形成装
置に上記ロール紙カセットが装着された場合には、上記
給紙ローラの動作に先立って所定時間上記搬送ローラ対
に駆動を伝えた後に、上記給紙ローラを動作させること
を特徴とする画像形成装置である。
【0014】この発明によれば、ロール紙カセット装着
時の給紙動作として、給紙ローラに先立って搬送ローラ
を駆動し、給紙ローラと搬送ローラとの間にロール紙の
たるみ部分を形成させることができる。その結果、この
たるみ部分を利用して、ロール紙を所定長さに裁断する
裁断機構を動作させることができる。したがって、給紙
ローラを一旦停止させることなく、ロール紙の裁断が可
能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
を図面を参照しながら説明する。図1、2は本発明の一
実施形態である画像形成装置の外観斜視図、図3は本実
施形態の画像形成装置の要部を示した縦断面図、さらに
図4はこの画像形成装置に交換自在に装着するロール紙
カセットの正面図であり、図5はその上面図である。
【0016】この実施例で示した画像形成装置はディジ
タル方式の複写機であって、図1、2において、1は画
像形成装置本体で、上面に複写原稿が載置されるコンタ
クトガラス2を有している。3は自動原稿搬送装置(A
DF)で、後端側がヒンジ機構4、4を介して画像形成
装置本体1に回動自在に取り付けられていて、図2に示
すように、コンタクトガラス2から離れた状態で静止で
きるようになっている。自動原稿搬送装置3は搬送部9
0を備えていて、91は複写原稿を載せる原稿載置台、
92は複写原稿を搬送方向と直交する方向に規制するガ
イドである。また、コンタクトガラス2の側方にはAD
F用コンタクトガラス93が設けられている。そして、
自動原稿搬送装置3の底面でADF用コンタクトガラス
93に対応する位置にはスリット94が設けられてお
り、原稿がこのスリット94を通過するときに図示しな
い露光光学系によって原稿が読み取られるようになって
いる。また、スリット94の側方で、コンタクトガラス
2に対応する位置には原稿マット95が設けられてい
る。5は複写情報等を入力するための操作パネルであ
る。
【0017】6は前カバーで、下端側がヒンジ機構7、
7を介して画像形成装置本体1に回動自在に取り付けら
れていて、手前側に開くと前方に向けてほぼ水平に突出
した状態で保持されるようになっている。8はトナーカ
ートリッジ、9はトナー回収タンクである。
【0018】前カバー6の下方には上下二段の給紙カセ
ット10、11が設けられている。10が上給紙カセッ
トで11が下給紙カセットである。これら上下の給紙カ
セット10,11は画像形成装置本体1の装着口32.
33に対して装着可能となっており、図2において正面
方向に引き出し自在となっている。これら給紙カセット
10,11の構成の詳細については図4乃至図5を使用
しては後述する。
【0019】図1に戻り、14は手差し給紙部で、手差
しトレイ15を有している。手差しトレイ15は基端部
が支軸(不図示)を介して画像形成装置本体1に回動自
在に取り付けられていて、図に示すように側方に向けて
ほぼ水平に突出した状態と、ほぼ垂直に起立して画像形
成装置本体1の側面に密着した状態(収納状態)とをと
ることができるようになっている。
【0020】また、前カバー6の上方には、排出部12
から排出された複写物を貯留するためのコピー収納部1
3が設けられている。
【0021】次に図3を参照して、給紙カセットから送
り出された用紙の搬送について説明する。なお、図3で
は、上給紙カセット10にはシートカセットが、下給紙
カセット11にはロール紙カセットが装着された実施例
となっている。
【0022】給紙カセット10には、リフト板80が備
えられ、このリフト板80上に装填したシート状の用紙
束は、カセットの装着によりリフト板がたとえばバネ手
段により支点81を中心にして上方へ持ち上げられ、用
紙束は、その最上部の用紙が画像形成装置本体に設けら
れた給紙ローラ18と当接する。そして画像形成装置本
体の制御部からの指令により給紙ローラ18が回転をは
じめるとそれ自体公知の爪分離機構により最上部の用紙
だけが画像形成装置本体内部へ送り出される。
【0023】こうして給紙カセット10から送り出され
た用紙は、画像形成装置本体の搬送路に進入する。この
搬送路入口付近にはレジストローラ36、37が用紙の
搬送経路を挟むように対向配置され、図示しない駆動機
構によりローラ36が回転駆動され、このローラ36の
駆動に従動してローラ37が連れ回るようになってい
る。このレジストローラ対36,37の上流側には、レ
ジストローラ対で先端が規制された用紙のタイミングを
検出するレジストスイッチ38が設けられていて、この
レジストスイッチ38から与えられる信号に応じて給紙
ローラの回転を停止させるよう制御される。
【0024】レジストローラ36、37の上方には画像
形成部39が設けられている。画像形成部39は、表面
にトナー像が形成される感光体ドラム40と、その周囲
に回転方向に沿って配設されたクリーニングユニット4
1、帯電器42、現像ユニット43、転写ローラ44等
を有している。そして、画像形成のタイミングに応じて
レジストローラ対が再駆動され、転写ローラ44と感光
体ドラム40との間に形成された転写部へ送られ、トナ
ー像を転写される。
【0025】画像形成部39の上方(転写部より搬送路
下流側)には定着部45が設けられている。この定着部
45は、用紙の搬送経路を挟むように対向配置された加
圧ローラ46、熱ローラ47から成る一対のローラ対を
有しており、これらの間に用紙を挟み込んで加圧すると
ともに加熱し、用紙上に転写されたトナー像を溶融し、
用紙上に定着させる。
【0026】定着部45の上方には前記排出部12が設
けられている。この排出部12は、用紙の搬送経路を挟
むように対向配置された一対の排出ローラ48、49を
有しており、定着部45を通過した用紙を排出ローラ4
8、49で挟み込んでコピー収納部13内に排出する。
【0027】なお、画像形成装置本体下部のカセット1
0,11それぞれの図中左側には、垂直搬送路91,9
2,93が設けられており、各カセットの下方側に積木
上にカセットを設けた場合に、下方側のカセットから用
紙を画像形成装置本体の用紙搬送路へ導くようになって
いる。具体的には、垂直搬送路91は、下給紙カセット
11から送り出された用紙をレジストローラ対36,3
7へ、また垂直搬送路92,93は、下給紙カセット1
1の下方側にさらにカセットを装着した場合に、そのカ
セットから送り出される用紙を垂直搬送路91を経由し
てレジストローラ対36,37へ導くものである。そし
て垂直搬送路92,93の間には搬送ローラ対95が設
けられている。
【0028】次に、この実施例で下給紙カセットとして
画像形成装置本体に装着されている、本発明の特徴であ
るロール紙カセットについて図4(正面概略図)および
図5(上面概略図)を用いて説明する。
【0029】全体として100で示すロール紙カセット
には、カセットハウジング101内部にロール紙110
を回転自在に支持する一対の支持部材102,103が
設けられている。この支持部材102,103の上面に
は、凹部104,105が形成され、ロール紙110の
回転軸106を支持することができるようになってい
る。なお、ロール紙110の回転軸106は、ロール紙
の芯紙に挿入された軸や、あるいはロール紙110の芯
紙に装着したフランジ部材107に形成した軸のような
それ自体公知の軸である。
【0030】またカセットハウジング101の底面に
は、支点112を回転中心として旋回自在なリフト板1
14が設けられている。そしてカセットハウジング10
1の底面とリフト板114との間に設けたバネ(不図
示)により、このカセット100を画像形成装置本体装
着時にはこのリフト板114が図中矢印116へ持ち上
げられる(図中時計方向へ旋回)。
【0031】一方、カセットハウジング101には、2
つの搬送ローラ130,131が回転自在に装着され、
この2つの搬送ローラ130,131間には、それ自体
公知のカッタ手段134が設けられている。このカッタ
手段134はたとえば特公平7−49192に開示され
た円盤状のカッタ刃170をワイヤを駆動源としてキャ
リッジ172に沿って用紙の幅方向(図中の矢印方向)
に往動もしくは復動移動させることで用紙を裁断するも
のである。そしてこのカッタ手段134のカッタ刃17
0は、非動作時にはロール紙の外側に退避しており、裁
断指令に基づいてロール紙の幅方向を往動もしくは復動
することで裁断するようになっている。
【0032】搬送ローラ130,131の回転軸13
6,137の一方側(図5中上部側)はカセットハウジ
ング101の側壁より突出し、その先端にギア138,
139が取り付けられている。この2つのギア138,
139の間には別のギア140カセットハウジング10
1の側壁に回転自在に取り付けられ、これら3つのギア
によるギア列が構成されている。この中心のギア140
の回転軸142の先端には、画像形成装置本体の駆動源
側に設けられたカプラー143と駆動連結させるための
ピン144が設けられている。これらカプラー143、
ピン144、及びギア140,138,139により駆
動伝達手段が構成されている。
【0033】一方、リフト板114には、前述した2つ
の搬送ローラ130,131と対応する位置関係で開口
150,151が設けられ、そしてこの開口150,1
51よりその一部が突出する位置関係で従動ローラ15
2,153がリフト板114の下面に回転自在に取り付
けられている。そして搬送ローラ130と従動ローラ1
52が、また搬送ローラ131と従動ローラ153とが
それぞれローラ対を形成している。
【0034】以上説明した、ロール紙カセット100へ
は、ロール紙110を紙の先端がリフト板114の端部
に位置付けられるように搬送ローラ130,131の下
側を通して引き出しセットする。そして、このようにロ
ール紙110をセットしたロール紙カセット100を画
像形成装置の下カセット16に装着すると、リフト板係
合機構178,179が解除され、矢印116方向リフ
ト板114が上昇し用紙の先端がリフト版114と画像
形成装置本体に設けられたシート紙と兼用の給紙ローラ
19とによってはさまれることになる。なお、図5中1
60はカセットハウジング側壁に設けられた電気接続部
であり、ロールカセットもしくはシートカセットのいず
れであるか等のカセット識別や、カッタ手段134への
給電を行うようになっている。
【0035】今、画像形成装置の下カセットとしてロー
ル紙カセット100が選択されている場合、この電気接
続部によりロール紙カセットと判断され、複写動作の開
始信号に基づいて、搬送ローラ130,131への駆動
伝達、カッタ手段134への給電が実行される。また、
画像形成装置がロール紙カセットの装着判断を行ってい
る場合には、複写機の用紙選択モードのデフォルト値自
体をロール紙カセット選択状態とするような制御を行っ
てもよい。一方、通常のシートカセットにも上述したロ
ール紙カセットの電気接続部160と同様の電気接続部
を有しており、このシートカセットでは用紙サイズの判
断情報を含む装着判断を実行する。そして画像形成装置
がシートカセットが装着されていると判断した場合に
は、前述した本体側の駆動源は動作することはない。
【0036】以上説明した本実施形態では、操作パネル
5からロール紙カセットが選択されると、長尺用紙に対
する画像形成処理に適した長尺用紙モードに移行するよ
うになっている。この長尺用紙モードの内容は、具体的
には、レジストスイッチ38を用いたジャム(用紙の
重送)の検知を行わないか検知時間を長くする、画像
メモリを分割しない、という二つの要素から成ってい
る。これらについて、以下に詳細に説明する。
【0037】まず、について説明する。用紙の搬送方
向先端部がレジストスイッチ38に達するとレジストス
イッチ38がONとなり、その用紙の搬送方向後端部が
レジストスイッチ38を通過するとレジストスイッチ3
8がOFFとなる。このONからOFFまでの時間は用
紙のサイズによって決まり、制御回路は、この時間が所
定時間を超えると重送が生じていると判定して運転を停
止する。定形用紙を連続して搬送する場合には、用紙間
に隙間が生じるため、このような処理が可能であるが、
長尺用紙は連続しているため、カットされない限りレジ
ストスイッチ38はONのままで、定形用紙の場合と同
じ長さの時間で判定すると誤動作となる。そこで、長尺
用紙モードにおいては、このような処理を行わないか、
または検知時間を長くして誤動作を防ぐようにしてい
る。
【0038】次に、について説明する。定形用紙に画
像形成を行う場合、制御回路のCPUは、スキャナーか
ら読み込んだデータを一旦ビットマップメモリーに展開
する。このビットマップメモリーでは、原稿のデータを
ページ毎に領域を確保して展開しているが、長尺用紙モ
ードでは、CPUは、このページ毎の領域の区切りを無
くし、メモリ全体を一つの領域として確保するようにし
ている。
【0039】次に、実際にコピーを行う場合について説
明する。まず、操作パネル5より下給紙カセット11の
ロール紙の方を選択しプリントボタンを押すと、複写原
稿が長さ方向に送られ、ADF用コンタクトガラス93
の下方に配置された露光光学系で原稿の画像が読み取ら
れる。また、搬送ローラ23,24が回転して長尺用紙
17の先端部を画像形成装置本体1内に引き込む。
【0040】ロール紙17の先端部は搬送経路内を上昇
し、レジストスイッチ38を通過してレジストローラ3
6、37間に突き当たって停止する。また、画像形成部
39では、帯電器42によって感光体ドラム40の表面
が帯電され、感光体ドラム40が回転し、前記露光光学
系で読み取られた複写原稿の画像の反射光が感光体ドラ
ム40の表面に照射され、感光体ドラム40の表面にこ
の画像の静電潜像が形成される。そして、現像ユニット
43が感光体ドラム40の表面にトナーを付着させてこ
の静電潜像を現像する。
【0041】ロール紙17が停止して所定時間経過する
と、レジストローラ36、37が回転してロール紙17
が再び上昇する。そして感光体ドラム40と転写ローラ
44の間を通る際に感光体ドラム40の表面のトナー像
がロール紙17上に転写される。そして、ロール紙17
は定着部45に至り、ローラ46、47間で加圧される
とともに加熱され、これによってトナー像が溶融してロ
ール紙17上に定着する。そして、画像が形成されたロ
ール紙17は排出部12に至り、排出ローラ48、49
によりコピー収納部13に排出される。
【0042】なお、ロール紙17は、所定の長さだけ搬
送された時点でカッター50により幅方向に切断され
る。このとき、カッター50はロール紙カセット11に
備えられているので、ロール紙17を巻き戻す機構は必
要ない。そして、原稿載置台91上に新しい複写原稿を
セットしてプリントボタンを押すと、上述した動作が繰
り返されて次のコピーが行われる。
【0043】このように、ロール紙カセットとシートカ
セットとを交換自在に装着することが可能となったた
め、画像形成装置そのものをコンパクトに設計すること
が可能となる。
【0044】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で上
述した実施形態に種々の変形を施すことができる。
【0045】例えば、上記実施形態のうち、カセットを
1段のみにし、この1段にシートカセットとロール紙カ
セットとを交換自在にすれば一層コンパクトな画像形成
装置とすることができる。
【0046】また、あるいは三段以上の給紙カセットを
装着できる画像形成装置にも本発明を適用できるのは勿
論である。
【0047】また、採用する画像形成装置によってはロ
ール紙裁断用カッターを画像形成装置本体内に設けても
かまわない。
【0048】また、上記実施形態では複写機の例を示し
たが、本発明はプリンターやファクシミリ等の画像形成
装置にも適用が可能である。
【0049】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である画像形成装置の外
観斜視図。
【図2】 本発明の一実施形態である画像形成装置の外
観斜視図。
【図3】 図1、2の画像形成装置の要部縦断面図。
【図4】 本発明に適用されるロール紙カセットの正面
概略図
【図5】 本発明に適用されるロール紙カセットの上面
概略図
【符号の説明】
1 画像形成装置本体 10 上給紙カセット 11 下給紙カセット 16 シート紙 110 ロール紙 130 搬送ローラ 131 搬送ローラ 134 カッター 143 カプラー(本体側駆動源) 144 ピン(カセット側駆動連結部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 真吾 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 Fターム(参考) 2H072 AA12 AB02 CA01 DA04 HA04 JA02 3F343 FA01 FB02 HA33 HA36 HC11 JA00 KB03 KB04 KB19 KB20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状の長尺紙を装填したロール紙カ
    セットとシート状の定型紙を装填したシートカセットと
    を交換自在に装着する画像形成装置において、この画像
    形成装置は、カセット内に装填されたロール状紙もしく
    はシート状定型紙を画像形成装置本体内部へ送り出す装
    置本体に設けられた給紙ローラと、ロール紙カセットに
    設けられロール紙カセットに装填されたロール状紙を前
    記給紙ローラへ向けて送り出す搬送ローラ対と、この搬
    送ローラ対へ駆動を伝達させる本体側駆動源とカアセッ
    ト側駆動伝達部とからなる駆動連結手段を備え、 上記駆動連連結手段の駆動源はシートカセット装着時に
    は動作しないことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記ロール紙カセットおよびシートカセ
    ットの各々は、カセット識別手段を備え、画像形成装置
    本体に設けられたカセット識別検知手段の識別情報に基
    づいて、ロール紙カセットが選択されたときは定型サイ
    ズよりは搬送方向に対して用紙サイズ比が長い長尺モー
    ドにて画像形成を行うことを特徴とする請求項1に記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記ロール紙カセットは該カセット内部
    に装填されたロール状紙を所定長さに裁断する裁断機構
    を備えている請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記画像形成装置に上記ロール紙カセッ
    トが装着された場合には、上記給紙ローラの動作に先立
    って所定時間上記搬送ローラ対に駆動を伝えた後に、上
    記給紙ローラを動作させることを特徴とする請求項3記
    載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100329766A1 (en) * 2009-06-26 2010-12-30 Daniel Paul Cahill Device and method for printing banner media

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