JPH10134156A - 磁気カード処理方法、磁気カード処理装置および磁気カード - Google Patents
磁気カード処理方法、磁気カード処理装置および磁気カードInfo
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- JPH10134156A JPH10134156A JP9330289A JP33028997A JPH10134156A JP H10134156 A JPH10134156 A JP H10134156A JP 9330289 A JP9330289 A JP 9330289A JP 33028997 A JP33028997 A JP 33028997A JP H10134156 A JPH10134156 A JP H10134156A
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- magnetic
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- punch hole
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用カードの改竄を困難とし不正使用を防止
を図る。 【解決手段】 磁気カード６に使用度数に応じたパンチ
穴６ａが穿設される。そして、このパンチ穴６ａの穿設
後にカード６がわずかに搬送されてパンチ穴６ａに連続
する別のパンチ穴６ｂが穿設される。
を図る。 【解決手段】 磁気カード６に使用度数に応じたパンチ
穴６ａが穿設される。そして、このパンチ穴６ａの穿設
後にカード６がわずかに搬送されてパンチ穴６ａに連続
する別のパンチ穴６ｂが穿設される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気カードを機器
内に取込み、カードに書き込まれた磁気情報を読取り、
かつ、磁気情報を再書込し、再書込みの磁気情報に応じ
てパンチ穴を穿設する磁気カード処理方法、磁気カード
処理装置および磁気カードに関する。
内に取込み、カードに書き込まれた磁気情報を読取り、
かつ、磁気情報を再書込し、再書込みの磁気情報に応じ
てパンチ穴を穿設する磁気カード処理方法、磁気カード
処理装置および磁気カードに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、この種の磁気カード処理装置
は、磁気カードが挿入されるスリット状のカード挿入口
と、このカード挿入口に連続して配設されたカード搬送
路と、このカード搬送路の上下に配設され、両端に設け
られた駆動ローラと従動ローラとによって張設された上
下一対の搬送ベルトとからなる搬送機構と、カード搬送
路中に配設されたカードパンチ機構および磁気ヘッドと
から構成されている。
は、磁気カードが挿入されるスリット状のカード挿入口
と、このカード挿入口に連続して配設されたカード搬送
路と、このカード搬送路の上下に配設され、両端に設け
られた駆動ローラと従動ローラとによって張設された上
下一対の搬送ベルトとからなる搬送機構と、カード搬送
路中に配設されたカードパンチ機構および磁気ヘッドと
から構成されている。
【０００３】そして、カード挿入口から挿入された磁気
カードは、搬送機構によってカード搬送路中に取込ま
れ、取込まれたカードは磁気ヘッドによって金額情報で
ある磁気情報が読取られ、使用金額に応じて、再び、磁
気ヘッドによって磁気情報の再書込みがなされ、しかる
のち、カードがパンチ機構まで搬送され、パンチ機構に
おいて、再書込みの磁気情報に応じた数のパンチ穴が穿
設されて、カード挿入口から返却される。パンチ穴がカ
ードに穿設されることによって、使用済みカードの不正
使用を防止している。
カードは、搬送機構によってカード搬送路中に取込ま
れ、取込まれたカードは磁気ヘッドによって金額情報で
ある磁気情報が読取られ、使用金額に応じて、再び、磁
気ヘッドによって磁気情報の再書込みがなされ、しかる
のち、カードがパンチ機構まで搬送され、パンチ機構に
おいて、再書込みの磁気情報に応じた数のパンチ穴が穿
設されて、カード挿入口から返却される。パンチ穴がカ
ードに穿設されることによって、使用済みカードの不正
使用を防止している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方法では、パンチ穴が単に円形であるために、
パンチ穴に穴埋めを行い、これによって、未使用カード
として偽造し、不正使用を行うといった問題が発生して
いた。
た従来の方法では、パンチ穴が単に円形であるために、
パンチ穴に穴埋めを行い、これによって、未使用カード
として偽造し、不正使用を行うといった問題が発生して
いた。
【０００５】したがって、本発明は、上記した従来の問
題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、使用カードの改竄を困難とし不正使用を防止した磁
気カード処理方法、磁気カード処理装置および磁気カー
ドを提供することにある。
題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、使用カードの改竄を困難とし不正使用を防止した磁
気カード処理方法、磁気カード処理装置および磁気カー
ドを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る磁気カード処理方法は、カード挿入口
から挿入された磁気カードをカード搬送路中に取込み、
磁気ヘッドにより再書込みされた磁気情報に応じてパン
チ穴を穿設した後、この磁気カードをわずかにずらして
前記パンチ穴に連続する別のパンチ穴を穿設する。ま
た、本発明に係る磁気カード処理装置は、カード挿入口
に挿入された磁気カードをカード搬送路中に取込み、か
つ、カード搬送路中を搬送させ前記カード挿入口からカ
ードを返却するカード搬送機構と、このカード搬送機構
によって搬送された磁気カードに磁気情報を再書込する
磁気ヘッドと、この磁気ヘッドにより再書込された磁気
情報に応じて磁気カードにパンチ穴を穿設するパンチ機
構とが設けられた磁気カード処理装置において、前記パ
ンチ機構によってパンチ穴を穿設した後、前記カード搬
送機構によって磁気カードをわずかにずらした位置に、
前記パンチ穴に連続する別のパンチ穴を穿設する。ま
た、本発明に係る磁気カードは、再書込された磁気情報
に応じてパンチ穴が穿設される磁気カードであって、パ
ンチ穴に連続する別のパンチ穴が穿設されたものであ
る。したがって、磁気カードをわずかにずらした位置に
連続するパンチ穴を穿設することで、パンチ穴の形状が
不定形となる。
に、本発明に係る磁気カード処理方法は、カード挿入口
から挿入された磁気カードをカード搬送路中に取込み、
磁気ヘッドにより再書込みされた磁気情報に応じてパン
チ穴を穿設した後、この磁気カードをわずかにずらして
前記パンチ穴に連続する別のパンチ穴を穿設する。ま
た、本発明に係る磁気カード処理装置は、カード挿入口
に挿入された磁気カードをカード搬送路中に取込み、か
つ、カード搬送路中を搬送させ前記カード挿入口からカ
ードを返却するカード搬送機構と、このカード搬送機構
によって搬送された磁気カードに磁気情報を再書込する
磁気ヘッドと、この磁気ヘッドにより再書込された磁気
情報に応じて磁気カードにパンチ穴を穿設するパンチ機
構とが設けられた磁気カード処理装置において、前記パ
ンチ機構によってパンチ穴を穿設した後、前記カード搬
送機構によって磁気カードをわずかにずらした位置に、
前記パンチ穴に連続する別のパンチ穴を穿設する。ま
た、本発明に係る磁気カードは、再書込された磁気情報
に応じてパンチ穴が穿設される磁気カードであって、パ
ンチ穴に連続する別のパンチ穴が穿設されたものであ
る。したがって、磁気カードをわずかにずらした位置に
連続するパンチ穴を穿設することで、パンチ穴の形状が
不定形となる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図１は本発明に係る磁気カード処理
装置の平面図、図２は図１のII-II 線断面図、図３は同
じくカードパンチ機構の側面図、図４はパンチ穴が穿設
された状態の磁気カードの平面図である。これらの図に
おいて、１は磁気カード処理装置で、カード搬送路４を
形成する合成樹脂からなるアッパーハウジング２とロア
ーハウジング３とで構成されている。５はカード６を挿
入するカード挿入口、７および８はカード挿入口５から
後方に向かってアッパーハウジング２に一体に立設され
たリブ、９はパンチユニット、１０はアッパーハウジン
グ２に穿設されたヘッド用窓、１１は読み書き用のヘッ
ドで、ブラケット１２を介してリブ７に取付けられ、ヘ
ッド用窓１０からカード搬送路４内に突出して後述する
タッチローラ３５に当接している。
基づいて説明する。図１は本発明に係る磁気カード処理
装置の平面図、図２は図１のII-II 線断面図、図３は同
じくカードパンチ機構の側面図、図４はパンチ穴が穿設
された状態の磁気カードの平面図である。これらの図に
おいて、１は磁気カード処理装置で、カード搬送路４を
形成する合成樹脂からなるアッパーハウジング２とロア
ーハウジング３とで構成されている。５はカード６を挿
入するカード挿入口、７および８はカード挿入口５から
後方に向かってアッパーハウジング２に一体に立設され
たリブ、９はパンチユニット、１０はアッパーハウジン
グ２に穿設されたヘッド用窓、１１は読み書き用のヘッ
ドで、ブラケット１２を介してリブ７に取付けられ、ヘ
ッド用窓１０からカード搬送路４内に突出して後述する
タッチローラ３５に当接している。
【０００８】１３はＡＣヘッド１４が嵌合固定される箱
状に形成されたヘッドホルダー、１５はカード搬送路４
に沿ってアッパーハウジング２に穿設されたベルト用
窓、１６および１７はベルト用窓１５の両側縁に立設さ
れた支持壁、１９は図示を省略したモータのギヤ、２０
はギヤ１９とギヤ２１に掛け渡された連結ベルトであ
る。２２は、カード搬送装置を示し、上下一対の搬送ベ
ルト２３，２４、上下一対の駆動ローラ２５，２６、上
下一対の従動ローラ２７，２８、上下一対のテンション
ローラ２９，３０および上下二対の搬送ローラ３１，３
２，３３，３４とから概略構成されている。駆動ローラ
２５，２６および従動ローラ２７，２８は搬送ベルト２
３，２４の両端に位置して、搬送ベルト２３，２４を張
設し、テンションローラ２９，３０は搬送ベルト２３，
２４にテンションを付与するものである。
状に形成されたヘッドホルダー、１５はカード搬送路４
に沿ってアッパーハウジング２に穿設されたベルト用
窓、１６および１７はベルト用窓１５の両側縁に立設さ
れた支持壁、１９は図示を省略したモータのギヤ、２０
はギヤ１９とギヤ２１に掛け渡された連結ベルトであ
る。２２は、カード搬送装置を示し、上下一対の搬送ベ
ルト２３，２４、上下一対の駆動ローラ２５，２６、上
下一対の従動ローラ２７，２８、上下一対のテンション
ローラ２９，３０および上下二対の搬送ローラ３１，３
２，３３，３４とから概略構成されている。駆動ローラ
２５，２６および従動ローラ２７，２８は搬送ベルト２
３，２４の両端に位置して、搬送ベルト２３，２４を張
設し、テンションローラ２９，３０は搬送ベルト２３，
２４にテンションを付与するものである。
【０００９】下方側の搬送ベルト２４が掛け渡されたロ
ーラ２６，２８，３０，３３および３４は、ロアーハウ
ジング３の図示しない側壁に回転自在に軸支されてい
る。３５は前記磁気ヘッド１１に圧接されたタッチロー
ラである。一方、上方側の搬送ベルト２３が掛け渡され
た駆動ローラ２５は、回転駆動軸であるシャフト３６の
一端が駆動ギヤ２１に軸着されており、駆動ローラ２５
はモータからの回転が伝達されて回転駆動される。
ーラ２６，２８，３０，３３および３４は、ロアーハウ
ジング３の図示しない側壁に回転自在に軸支されてい
る。３５は前記磁気ヘッド１１に圧接されたタッチロー
ラである。一方、上方側の搬送ベルト２３が掛け渡され
た駆動ローラ２５は、回転駆動軸であるシャフト３６の
一端が駆動ギヤ２１に軸着されており、駆動ローラ２５
はモータからの回転が伝達されて回転駆動される。
【００１０】３７，３８はレバーで、アッパーハウジン
グ２に植設した共通の固定軸３９に一端が揺動自在に支
持され、レバー３７に形成した円弧状の長溝４０に、レ
バー３７に突設したダボ４２を嵌入させることによっ
て、結合されている。そして、レバー３７，３８の両端
に懸架されたコイルスプリング４３によって固定軸３９
を中心として互いに反対方向に回動習性が付与され、Ｕ
字溝４４，４５に嵌入している搬送ローラ３１，３２の
シャフト４６，４７を付勢することによって搬送ローラ
３１，３２を他方の搬送ローラ３３，３４に押圧してい
る。
グ２に植設した共通の固定軸３９に一端が揺動自在に支
持され、レバー３７に形成した円弧状の長溝４０に、レ
バー３７に突設したダボ４２を嵌入させることによっ
て、結合されている。そして、レバー３７，３８の両端
に懸架されたコイルスプリング４３によって固定軸３９
を中心として互いに反対方向に回動習性が付与され、Ｕ
字溝４４，４５に嵌入している搬送ローラ３１，３２の
シャフト４６，４７を付勢することによって搬送ローラ
３１，３２を他方の搬送ローラ３３，３４に押圧してい
る。
【００１１】パンチユニット９は、先端にパンチピン５
２が形成された駆動鉄心５１と、この駆動鉄心５１を図
３中下方に吸引駆動する電磁ソレノイド５０と、カード
搬送路４を挟んで配設されたパンチ受け台５３とからな
る。
２が形成された駆動鉄心５１と、この駆動鉄心５１を図
３中下方に吸引駆動する電磁ソレノイド５０と、カード
搬送路４を挟んで配設されたパンチ受け台５３とからな
る。
【００１２】次に、このように構成された磁気カード処
理装置の動作を説明する。カード６がカード挿入口５か
らカード搬送路４内に挿入されると、図示しないモータ
が回転し、この回転が駆動ローラ２５に伝達され、搬送
ベルト２３が移動する。搬送ベルト２３に圧接された搬
送ベルト２４も随伴して移動し、カード６は両ベルト２
３，２４に挟持されてカード搬送路４内に取込まれ、搬
送される。搬送されたカード６は、まず、ＡＣヘッド１
４によってカード６に書き込まれたノイズが除去され、
次に、読み書き用ヘッド１１によってカード６に書き込
まれている金額情報である磁気情報が読まれる。
理装置の動作を説明する。カード６がカード挿入口５か
らカード搬送路４内に挿入されると、図示しないモータ
が回転し、この回転が駆動ローラ２５に伝達され、搬送
ベルト２３が移動する。搬送ベルト２３に圧接された搬
送ベルト２４も随伴して移動し、カード６は両ベルト２
３，２４に挟持されてカード搬送路４内に取込まれ、搬
送される。搬送されたカード６は、まず、ＡＣヘッド１
４によってカード６に書き込まれたノイズが除去され、
次に、読み書き用ヘッド１１によってカード６に書き込
まれている金額情報である磁気情報が読まれる。
【００１３】次に、この磁気カード処理装置１が装着さ
れた機器（図示せず）で使用された金額に応じた新たな
金額情報がヘッド１１によってカード６に再書込され
る。しかるのち、再びＡＣヘッド１４でノイズが書き込
まれた後、磁気カード６は、搬送機構２２によって逆搬
送され、カードパンチユニット９が配設された位置で一
時的に停止する。パンチユニット９には、前述した再書
込みされた新たな金額情報が入力されており、これによ
って電磁ソレノイド５０に通電がなされ、駆動鉄心５１
が電磁ソレノイド５０内を下方に摺動して、パンチピン
５２によって、カード６に円形のパンチ穴６ａを穿設す
る。
れた機器（図示せず）で使用された金額に応じた新たな
金額情報がヘッド１１によってカード６に再書込され
る。しかるのち、再びＡＣヘッド１４でノイズが書き込
まれた後、磁気カード６は、搬送機構２２によって逆搬
送され、カードパンチユニット９が配設された位置で一
時的に停止する。パンチユニット９には、前述した再書
込みされた新たな金額情報が入力されており、これによ
って電磁ソレノイド５０に通電がなされ、駆動鉄心５１
が電磁ソレノイド５０内を下方に摺動して、パンチピン
５２によって、カード６に円形のパンチ穴６ａを穿設す
る。
【００１４】ここで、本発明の特徴とするところは、パ
ンチ穴６ａを穿設した後、カード搬送機構２２によって
カード６をカード挿入口５方向（矢印Ａ方向）にカード
６をわずかに搬送し、再び、パンチユニット９を作動さ
せて別のパンチ穴６ｂを穿設している点にある。このよ
うに、カード６をわずかに移動させ、連続的にパンチユ
ニット９を作動させることによって、カード６には平面
視、略瓢箪状のパンチ穴が穿設されることとなる。すな
わち、１回目のパンチ穴６ａを穿設した後、カード搬送
機構２２によってカード６の位置をわずかにずらした状
態で、再度別のパンチ穴６ｂを穿設し１回目のパンチ穴
６ａと連続する別のパンチ穴６ｂを穿設する。これによ
ってパンチ穴を従来のように円形とするのではなく、瓢
箪状とすることができ、パンチ穴の形状が複雑となり、
パンチ穴を完全に埋めることを困難とし、これによっ
て、使用済みの磁気カードを未使用の磁気カードに改竄
するのを困難として、不正使用の防止を図ることが可能
となる。パンチ穴穿設後は、再び、カード搬送機構２２
によって磁気カード６を搬送して、カード挿入口５から
返却する。
ンチ穴６ａを穿設した後、カード搬送機構２２によって
カード６をカード挿入口５方向（矢印Ａ方向）にカード
６をわずかに搬送し、再び、パンチユニット９を作動さ
せて別のパンチ穴６ｂを穿設している点にある。このよ
うに、カード６をわずかに移動させ、連続的にパンチユ
ニット９を作動させることによって、カード６には平面
視、略瓢箪状のパンチ穴が穿設されることとなる。すな
わち、１回目のパンチ穴６ａを穿設した後、カード搬送
機構２２によってカード６の位置をわずかにずらした状
態で、再度別のパンチ穴６ｂを穿設し１回目のパンチ穴
６ａと連続する別のパンチ穴６ｂを穿設する。これによ
ってパンチ穴を従来のように円形とするのではなく、瓢
箪状とすることができ、パンチ穴の形状が複雑となり、
パンチ穴を完全に埋めることを困難とし、これによっ
て、使用済みの磁気カードを未使用の磁気カードに改竄
するのを困難として、不正使用の防止を図ることが可能
となる。パンチ穴穿設後は、再び、カード搬送機構２２
によって磁気カード６を搬送して、カード挿入口５から
返却する。
【００１５】なお、本実施の形態では、パンチユニット
９を二度作動させて、２個のパンチ穴６ａ，６ｂを穿設
して瓢箪状に形成したが、これに限定されず、三度以上
複数回としてもよく、また、移動させる方向も同方向で
はなく、往復させて、より複雑な形状とすることが可能
であり、種々の設計変更が考えられる。また、種々の設
計変更を実施した本発明の磁気カード処理装置を例え
ば、使用期間あるいは使用地域によって使い分けてもよ
いことは勿論である。
９を二度作動させて、２個のパンチ穴６ａ，６ｂを穿設
して瓢箪状に形成したが、これに限定されず、三度以上
複数回としてもよく、また、移動させる方向も同方向で
はなく、往復させて、より複雑な形状とすることが可能
であり、種々の設計変更が考えられる。また、種々の設
計変更を実施した本発明の磁気カード処理装置を例え
ば、使用期間あるいは使用地域によって使い分けてもよ
いことは勿論である。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
ード挿入口から挿入された磁気カードをカード搬送路中
に取込み、磁気ヘッドにより再書込みされた磁気情報に
応じてパンチ穴を穿設した後、磁気カードをわずかにず
らして前記パンチ穴に連続する別のパンチ穴を穿設する
ことにより、パンチ穴の形状が不定形で形状が複雑とな
るため、パンチ穴を完全に埋めることが困難となり、こ
れによって、使用済みの磁気カードを未使用の磁気カー
ドに改竄するのを困難として、不正使用の防止を図るこ
とが可能となる。また、パンチ機構によってパンチ穴を
穿設した後、カード搬送機構によって磁気カードをわず
かにずらした位置に、前記パンチ穴に連続する別のパン
チ穴を穿設することにより、パンチ穴の形状が不定形で
形状が複雑となるため、パンチ穴を完全に埋めることが
困難となり、これによって、使用済みの磁気カードを未
使用の磁気カードに改竄するのを困難として、不正使用
の防止を図ることが可能となる。また、再書込された磁
気情報に応じてパンチ穴が穿設される磁気カードであっ
て、パンチ穴に連続する別のパンチ穴が穿設されたこと
により、パンチ穴の形状が不定形で形状が複雑となるた
め、パンチ穴を完全に埋めることが困難となり、これに
よって、使用済みの磁気カードを未使用の磁気カードに
改竄するのを困難として、不正使用の防止を図ることが
可能となる。
ード挿入口から挿入された磁気カードをカード搬送路中
に取込み、磁気ヘッドにより再書込みされた磁気情報に
応じてパンチ穴を穿設した後、磁気カードをわずかにず
らして前記パンチ穴に連続する別のパンチ穴を穿設する
ことにより、パンチ穴の形状が不定形で形状が複雑とな
るため、パンチ穴を完全に埋めることが困難となり、こ
れによって、使用済みの磁気カードを未使用の磁気カー
ドに改竄するのを困難として、不正使用の防止を図るこ
とが可能となる。また、パンチ機構によってパンチ穴を
穿設した後、カード搬送機構によって磁気カードをわず
かにずらした位置に、前記パンチ穴に連続する別のパン
チ穴を穿設することにより、パンチ穴の形状が不定形で
形状が複雑となるため、パンチ穴を完全に埋めることが
困難となり、これによって、使用済みの磁気カードを未
使用の磁気カードに改竄するのを困難として、不正使用
の防止を図ることが可能となる。また、再書込された磁
気情報に応じてパンチ穴が穿設される磁気カードであっ
て、パンチ穴に連続する別のパンチ穴が穿設されたこと
により、パンチ穴の形状が不定形で形状が複雑となるた
め、パンチ穴を完全に埋めることが困難となり、これに
よって、使用済みの磁気カードを未使用の磁気カードに
改竄するのを困難として、不正使用の防止を図ることが
可能となる。
【図１】 本発明に係る磁気カード処理装置の平面図で
ある。
ある。
【図２】 図１のII-II 線断面図である。
【図３】 本発明に係る磁気カード処理装置のパンチ機
構の側面図である。
構の側面図である。
【図４】 本発明に係る磁気カード処理装置によってパ
ンチ穴が穿設された磁気カードの平面図である。
ンチ穴が穿設された磁気カードの平面図である。
１…磁気カード処理装置、４…カード搬送路、５…カー
ド挿入口、６…磁気カード、６ａ…パンチ穴、６ｂ…別
のパンチ穴、９…パンチユニット、１１…磁気ヘッド、
５２…パンチピン
ド挿入口、６…磁気カード、６ａ…パンチ穴、６ｂ…別
のパンチ穴、９…パンチユニット、１１…磁気ヘッド、
５２…パンチピン
Claims (3)
- 【請求項１】 カード挿入口から挿入された磁気カード
をカード搬送路中に取込み、磁気ヘッドにより再書込み
された磁気情報に応じてパンチ穴を穿設した後、この磁
気カードをわずかにずらして前記パンチ穴に連続する別
のパンチ穴を穿設することを特徴とする磁気カード処理
方法。 - 【請求項２】 カード挿入口に挿入された磁気カードを
カード搬送路中に取込み、かつ、カード搬送路中を搬送
させ前記カード挿入口からカードを返却するカード搬送
機構と、このカード搬送機構によって搬送された磁気カ
ードに磁気情報を再書込する磁気ヘッドと、この磁気ヘ
ッドにより再書込された磁気情報に応じて磁気カードに
パンチ穴を穿設するパンチ機構とが設けられた磁気カー
ド処理装置において、前記パンチ機構によってパンチ穴
を穿設した後、前記カード搬送機構によって磁気カード
をわずかにずらした位置に、前記パンチ穴に連続する別
のパンチ穴を穿設することを特徴とする磁気カード処理
装置。 - 【請求項３】 再書込された磁気情報に応じてパンチ穴
が穿設される磁気カードであって、パンチ穴に連続する
別のパンチ穴が穿設されたことを特徴とする磁気カー
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09330289A JP3082729B2 (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 磁気カード処理方法および磁気カード処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09330289A JP3082729B2 (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 磁気カード処理方法および磁気カード処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10134156A true JPH10134156A (ja) | 1998-05-22 |
| JP3082729B2 JP3082729B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=18230995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09330289A Expired - Lifetime JP3082729B2 (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 磁気カード処理方法および磁気カード処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3082729B2 (ja) |
-
1997
- 1997-12-01 JP JP09330289A patent/JP3082729B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3082729B2 (ja) | 2000-08-28 |
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