JP2004280571A - カード処理装置 - Google Patents

カード処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004280571A
JP2004280571A JP2003072315A JP2003072315A JP2004280571A JP 2004280571 A JP2004280571 A JP 2004280571A JP 2003072315 A JP2003072315 A JP 2003072315A JP 2003072315 A JP2003072315 A JP 2003072315A JP 2004280571 A JP2004280571 A JP 2004280571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
contact member
transport path
storage unit
base member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003072315A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3864917B2 (ja
Inventor
Norihiro Sekizawa
憲弘 関沢
Takamitsu Iguchi
貴詳 井口
Kojiro Iketaka
浩二郎 池高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saxa Inc
Original Assignee
Saxa Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saxa Inc filed Critical Saxa Inc
Priority to JP2003072315A priority Critical patent/JP3864917B2/ja
Publication of JP2004280571A publication Critical patent/JP2004280571A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3864917B2 publication Critical patent/JP3864917B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Conveying Record Carriers (AREA)

Abstract

【課題】カード収納部に収納されているカードを簡易に再使用することが可能なカード処理装置を提供すること。
【解決手段】搬送路11とカード収納部21との間でカードCを搬送する収納カード搬送機構部23を備える。収納カード搬送機構部23は、第1のカード当接部材25、第2のカード当接部材27、ベース部材29、電磁ソレノイド31及び駆動モータ33を含む。第1のカード当接部材25は、搬送路11にあるカードCに当接可能であり、ベース部材29に揺動自在に軸支される。第2のカード当接部材27は、カード収納部21に収納されているカードCに当接可能であり、ベース部材29に揺動自在に軸支される。電磁ソレノイド31は、一端部が第1のカード当接部材25に係合し、他端部が第2のカード当接部材27に係合する可動鉄芯31aを有する。ベース部材29は、ボールネジ機構部37等を介して駆動モータ33に連結されており、駆動モータ33の回転に応じて移動する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カード処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のカード処理装置として、カードの処理を行うカード処理手段での処理内容に応じて、処理済のカードを収納するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載されたカード処理装置は、カード挿入口から挿入されたカードを搬送させる第1のカード搬送路と、このカード搬送路内に設けられ情報処理を行うカード処理手段と、このカード処理部へカードを搬送する第1のカード搬送手段と、第1のカード搬送路から延設された第2のカード搬送路と、第2のカード搬送路内に設けられた第2の搬送手段と、第2のカード搬送路の終端部に設けられたカード収納部と、を備え、第2のカード搬送路へ移送されたカードを自重によってカード収納部に落下させるように構成している。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−148917号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、カードの有効利用の観点から、カード収納部に収納されているカードを再使用したい場合もある。しかしながら、上述した構成のカード処理装置においては、カード収納部に収納されてしまったカードをカード処理手段にて処理するためには、手作業により、カード収納部から一旦カードを取り出し、取り出したカードをカード挿入口に挿入させなければならず、時間と手間がかかってしまい、簡易に再使用できる構成とはなっていない。
【0005】
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、カード収納部に収納されているカードを簡易に再使用することが可能なカード処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るカード処理装置は、カード挿入口から挿入されたカードを導入する搬送路と、搬送路におけるカードの停止位置の近傍に設けられ、カードを処理するカード処理部と、カードを収納するためのカード収納部と、搬送路にあるカードに当接可能な第1のカード当接部材と、カード収納部に収納されているカードに当接可能な第2のカード当接部材と、搬送路にあるカードに第1のカード当接部材を当接させ、当該カードをカード収納部に向けて送出するように搬送路にあるカードに当接した状態で第1のカード当接部材を移動させ、カード収納部に収納されているカードに第2のカード当接部材を当接させ、当該カードを搬送路に向けて送出するようにカード収納部に収納されているカードに当接した状態で第2のカード当接部材を移動させる駆動手段と、を備えたことを特徴としている。
【0007】
本発明に係るカード処理装置では、搬送路と、カード処理部と、カード収納部と、第1のカード当接部材と、第2のカード当接部材と、駆動手段とを備え、駆動手段により、搬送路内にあるカードに第1のカード当接部材が当接し、当該第1のカード当接部材が当接したカードをカード収納部に向けて送出するように第1のカード当接部材が移動することとなる。これにより、搬送路にあるカードをカード収納部に搬送することができる。また、駆動手段により、カード収納部に収納されているカードに第2のカード当接部材が当接し、当該第2のカード当接部材が当接したカードを搬送路に向けて送出するように第2のカード当接部材が移動することとなる。これにより、カード収納部に収納されているカードが搬送路に搬送することができる。これらの結果、カード収納部にカードを収納することができると共に、カード収納部に収納されているカードを簡易に再使用することができる。
【0008】
また、本発明においては、第1のカード当接部材及び第2のカード当接部材を移動させることによりカードを搬送しているので、ローラ搬送方式に比して、カード汚れ等に起因する搬送不良の発生を抑制することができ、信頼性が向上する。また、ローラ清掃が不要となるために、メンテナンス性も向上する。
【0009】
また、駆動手段は、第1のカード当接部材及び第2のカード当接部材が揺動自在に軸支されたベース部材と、第1のカード当接部材及び第2のカード当接部材を揺動させる第1のアクチュエータと、ベース部材を搬送路に対応する第1の移動位置とカード収納部に対応する第2の移動位置との間で往復移動させる第2のアクチュエータと、を含んでおり、第1のカード当接部材及び第2のカード当接部材は、第1のアクチュエータにより第1の揺動位置とされると、カードに当接可能な状態となり、第1のアクチュエータにより第2の揺動位置とされると、カードに当接しない状態とされ、第1のカード当接部材が第1の揺動位置とされた状態で、ベース部材を第1の移動位置から第2の移動位置へ移動させることにより、搬送路にあるカードをカード収納部に向けて送出し、第2のカード当接部材が第1の揺動位置とされた状態で、ベース部材を第2の移動位置から第1の移動位置へ移動させることにより、カード収納部に収納されているカードを搬送路に向けて送出することが好ましい。このように構成した場合、第1のカード当接部材を揺動させるためのアクチュエータと第2のカード当接部材揺動させるためのアクチュエータとが共用されることとなり、搬送路とカード収納部との間でカードを搬送するために必要なアクチュエータの数を必要最小限度にでき、構成部品点数の増加を抑制してコストの上昇を抑えることができる。
【0010】
また、第2のカード当接部材は、ベース部材を第1の移動位置から第2の移動位置へ移動させる際に、第1の揺動位置とされており、カード収納部に収納されているカードに当接して、カード収納部に送出されるカードを収納可能な間隙を形成することが好ましい。このように構成した場合、カード収納部にカードが収納されている状態でも、第1のカード当接部材によりカード収納部に新たに搬送されてくるカードを確実に収納することができる。
【0011】
また、第2のカード当接部材における、ベース部材を第1の移動位置から第2の移動位置へ移動させる際にカード収納部に収納されているカードに当接する部分は、第2のカード当接部材の移動方向に対して傾斜して形成されていることが好ましい。このように構成した場合、カード収納部に送出されるカードを収納可能な間隙を確実に形成することができる。
【0012】
また、カード収納部に収納されているカードに対し、当該カードが第1の揺動位置にある第2のカード当接部材と当接し得るように、その厚さ方向に付勢力を付与する付勢部材を更に備えていることが好ましい。このように構成した場合、カード収納部に収納されているカードを確実に第2のカード当接部材に当接させることができ、簡易な構成にて搬送不良を防止することができる。
【0013】
また、第1のカード当接部材及び第2のカード当接部材は、カードの幅方向の端部に当接可能なツメ部をそれぞれ有することが好ましい。このように構成した場合、第1のカード当接部材及び第2のカード当接部材のそれぞれを確実にカードに当接させることができる。また、第1のカード当接部材あるいは第2のカード当接部材とカードとの接触面積が必要最小限度のものとすることができ、カード汚れが各カード当接部材に付着するのを抑制することができる。
【0014】
また、カード収納部は、搬送路の下方に設けられていることが好ましい。このように構成した場合、搬送路の下方のスペースを利用してカード収納部をレイアウトすることができ、搬送路におけるカード搬送方向での奥行き長さを小さくすることができ、装置の奥行き方向でのコンパクト化を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態に係るカード処理装置について図面を参照して説明する。
【0016】
図1は、本実施形態に係るカード処理装置の側面図であり、図2は、本実施形態に係るカード処理装置の正面図である。また、図3は、本実施形態に係るカード処理装置に含まれるベース部材の平面図であり、図4は、本実施形態に係るカード処理装置に含まれるベース部材の側面図である。
【0017】
カード処理装置1は、図1及び図2に示されるように、筐体3を備えており、この筐体3は左右一対の第1及び第2の側筐体5,7からなる。筐体3の前側の上下方向略中央位置に、非接触型ICカード(以下、単に「カード」と称する)Cの幅方向が垂直状態となるようにカードCを挿入するカード挿入口9が設けられている。そして、第1及び第2の側筐体5,7の互いに対向する面により、カード挿入口9から挿入されたカードCを導入する搬送路11が形成されており、この搬送路11は、カード挿入口9からカード挿入方向に沿って延設されている。
【0018】
第1の側筐体5におけるカード挿入口9近傍には、駆動ローラ13が回転自在に軸支されている。この駆動ローラ13は、第1の側筐体5に穿設された窓(図示せず)から搬送路11に臨んで配置されており、図示しない駆動機構により回転駆動される。第2の側筐体7における駆動ローラ13に対向する位置には、ピンチローラ15が回転自在に軸支されている。このピンチローラ15は、第2の側筐体7に穿設された窓(図示せず)から搬送路11に臨んで配置されている。カード挿入口9から挿入されたカードCは、駆動ローラ13とピンチローラ15とで挟持され、駆動ローラ13の回転により搬送路11内を搬送される。そして、搬送されているカードCが駆動ローラ13とピンチローラ15から外れると、当該カードCの搬送が停止されて、カードCの停止位置が規定されることとなる。
【0019】
第2の側筐体7における搬送路11を形成する面の外側には、搬送路11におけるカードCの停止位置の近傍に設けられ、カードCを処理するカード処理部としての情報処理基板17が配設されている。この情報処理基板17には、カードCのアンテナ部(図示せず)と情報の授受を無線で行うアンテナ部19が設けられている。
【0020】
搬送路11の下方には、カードCを収納するためのカード収納部21が設けられている。このカード収納部21は、搬送路11と同様に、第1及び第2の側筐体5,7の互いに対向する面により形成されており、搬送路11に連通している。搬送路11とカード収納部21とを連通する部分における第1の側筐体5と第2の側筐体7との間隔は、カードCが一枚だけ通過し得る長さに設定されており、搬送路11とカード収納部21とを連通する部分は、ゲージとして機能することとなる。なお、本実施形態では、第2の側筐体7における第1の側筐体5に対向する面に窪みを形成することにより、第1の側筐体5と第2の側筐体7とを当接させた際に搬送路11及びカード収納部21を規定するための空間が設けられるように構成されている。
【0021】
第1の側筐体5における搬送路11及びカード収納部21を形成する面の外側には、搬送路11とカード収納部21との間でカードCを搬送するための収納カード搬送機構部23が設けられている。収納カード搬送機構部23は、第1のカード当接部材25と、第2のカード当接部材27と、ベース部材29と、第1のアクチュエータとしての電磁ソレノイド31と、第2のアクチュエータとしての駆動モータ33とを含んでいる。
【0022】
第1のカード当接部材25は、搬送路11にあるカードCに当接可能であり、ベース部材29に揺動自在に軸支されている。第1のカード当接部材25は、図3及び図4にも示されるように、カードCの幅方向の端部に当接可能な第1のツメ部25aを一対有している。また、第1のカード当接部材25には、揺動軸として機能する突出部25bが一対設けられている。ここで、搬送路11にあるカードCとは、全体が搬送路11内に位置しているカードCだけではなく、少なくともその一部分が搬送路11内に位置しているカードCも含まれる。
【0023】
第2のカード当接部材27は、カード収納部21に収納されているカードCに当接可能であり、ベース部材29に揺動自在に軸支されている。第2のカード当接部材27は、図3及び図4にも示されるように、カードCの幅方向の端部に当接可能な第2のツメ部27aを一対有している。第2のツメ部27aの先端部分は、その下側部分が第2のカード当接部材27の移動方向に対して傾斜して形成おり、カード挿入方向から見て、略「く」の字形状とされている。また、第2のカード当接部材27には、揺動軸として機能する突出部27bが一対設けられている。
【0024】
ベース部材29は、図3及び図4にも示されるように、略板状の部材からなり、第1の側筐体5に搬送路11からカード収納部21にわたって穿設された開口部5aを介して第2の側筐体7に対向して配置されている。第1の側筐体5における開口部5aの縁には、ベース部材29の端部に係合可能であり、ベース部材29が開口にそって移動する際に当該ベース部材29のガイド及び押さえとして機能する壁部5bが設けられている。
【0025】
ベース部材29における上下方向略中央より上側位置には、第1のカード当接部材25の突出部25bが挿入される孔部29aが形成された壁部29bが一対立設されている。このように孔部29aに突出部25bが挿入されることにより、第1のカード当接部材25は、カード挿入方向に延びる軸回りに揺動自在に支持されることとなる。また、ベース部材29における上下方向略中央より下側位置には、第2のカード当接部材27の突出部27bが挿入される孔部29cが形成された壁部29dが一対立設されている。このように孔部29cに突出部27bが挿入されることにより、第2のカード当接部材27は、カード挿入方向に延びる軸回りに揺動自在に支持されることとなる。ベース部材29における壁部29dよりも下側位置には、第2のツメ部27aをカード収納部21側に臨ませるための開口部29eが形成されている。なお、第1のツメ部25aは、ベース部材29の上端部を越えて搬送路11側に臨むこととなる。
【0026】
ベース部材29の上下方向略中央位置には、電磁ソレノイド31が取り付けられている。電磁ソレノイド31は、可動鉄芯31aを有し、当該可動鉄芯31aをその長手方向に動作させる。可動鉄芯31aの一端部は、第1のカード当接部材25に形成された係合部25cに係合しており、他端部は第2のカード当接部材27に形成された係合部27cに係合している。
【0027】
可動鉄芯31aが下方に移動した状態では、第1のカード当接部材25の係合部25cは、可動鉄芯31aの一端部に形成されたテーパ面に当接し、第1のカード当接部材25は第1の揺動位置とされて、第1のツメ部25aを搬送路11側に進出させた状態となる。これにより、第1のカード当接部材25は、その第1のツメ部25aがカードCに当接可能な状態となる。なお、第1のツメ部25aの長さは、搬送路11側に進出させた状態で、当該搬送路11内のカードCの幅方向の端部(上端部)に当接するように設定されている。
【0028】
また、可動鉄芯31aが下方に移動した状態では、第2のカード当接部材27も第1の揺動位置とされて、第2のツメ部27aをカード収納部21側に進出させた状態となる。これにより、第2のカード当接部材27は、その第2のツメ部27aがカードCに当接可能な状態となる。なお、第2のツメ部27aの長さは、カード収納部21側に進出させた状態で、当該カード収納部21に収納されているカードCのうちの最もベース部材29寄りに位置するカードCの幅方向の端部(上端部)のみに当接するように設定されている。
【0029】
一方、可動鉄芯31aが上方に移動した状態では、第1のカード当接部材25の係合部25cは、可動鉄芯31aの一端部に形成されたテーパ面から外周面に乗り上げ、第1のカード当接部材25は第2の揺動位置とされて、第1のツメ部25aを搬送路11側から退出させた状態となる。これにより、第1のカード当接部材25は、その第1のツメ部25aがカードCに当接しない状態となる。
【0030】
また、可動鉄芯31aが上方に移動した状態では、第2のカード当接部材27も、可動鉄芯31aにより係合部27cが引き上げられることにより第2の揺動位置とされて、第2のツメ部27aをカード収納部21側から退出させた状態となる。これにより、第2のカード当接部材27は、その第2のツメ部27aがカードCに当接しない状態となる。
【0031】
ベース部材29の下端部には、シャフト35が挿入される孔部29fが形成された壁部29gが一対立設されている。シャフト35は、孔部29fに挿入された状態でベース部材29(壁部29g)に固定されている。シャフト35は、ボールネジ機構部37を介して駆動モータ33に連結されている。このボールネジ機構部37は、開口に沿って延在すると共に第1の側筐体5に対し軸受け39を介して回転自在に支持されたネジ軸41と、このネジ軸41に螺合する雌ネジ部43とからなる。そして、シャフト35の端部が雌ネジ部43に固定されている。また、ネジ軸41には、駆動モータ33の回転軸に固定された駆動ギア45に噛合した従動ギア47が固定されている。従って、駆動モータ33を作動させることで、ネジ軸41の回転に追従してベース部材29を上下方向に往復移動させることができる。
【0032】
駆動モータ33を第1の方向に回転させて、雌ネジ部43を所定の上限位置まで移動させると、ベース部材29は搬送路11に対応する第1の移動位置まで移動することとなる。一方、駆動モータ33を第1の方向とは反対の第2の方向に回転させて、雌ネジ部43を所定の下限位置まで移動させると、ベース部材29はカード収納部21に対応する第2の移動位置まで移動することとなる。
【0033】
なお、第1の側筐体5には、開口に連続して、ベース部材29が第1の移動位置にあるときに、第1のカード当接部材25の第1のツメ部25aとの干渉を防止する切り欠き部5cが形成されている。
【0034】
カード収納部21には、プレート部材49と、付勢手段としてのスプリング部材51が設けられている。スプリング部材51は、プレート部材49と、第2の側筐体7におけるカード収納部21を形成する面との間に配置されており、プレート部材49に対し第1の側筐体5に向う付勢力を付与している。これにより、スプリング部材51の付勢力が、カード収納部21に収納されているカードCに対しプレート部材49を介してカードCの厚さ方向に作用することとなる。
【0035】
次に、図5〜図15を参照して、上述した構成のカード処理装置1における搬送路11とカード収納部21との間のカード搬送動作について説明する。図5〜図12は、搬送路11からカード収納部21へのカード搬送動作を説明するための正面図であり、図13〜図15は、カード収納部21から搬送路11へのカード搬送動作を説明するための正面図である。
【0036】
まず、搬送路11からカード収納部21へのカード搬送動作を説明する。図5に示されるように、カードCが停止位置にあり、情報処理基板17によるカード内の価値情報の書き換え等の情報処理を行った結果、当該カードCがカード内に価値情報が残存しない、いわゆる使用済みカードとなったときには、搬送路11内の停止位置からカード収納部21に向けて搬送される。図6に示されるように、電磁ソレノイド31が作動し、可動鉄芯31aを上方に移動させ、第1のカード当接部材25及び第2のカード当接部材27が第2の揺動位置まで揺動する。なお、図6においては、ベース部材29は、カード収納部21に対応する第2の移動位置にある。
【0037】
第1のカード当接部材25及び第2のカード当接部材27が第2の揺動位置まで揺動すると、駆動モータ33が第1の方向に回転し、雌ネジ部43を移動させる。この雌ネジ部43の移動は、シャフト35を通してベース部材29に伝えられ、図7に示されるように、ベース部材29が上記第2の移動位置から上方に移動する。このとき、第1のカード当接部材25及び第2のカード当接部材27が第2の揺動位置にあるので、第1のカード当接部材25及び第2のカード当接部材27とカードCとが係合するようなことはなく、ベース部材29の移動に対して支障となるようなことはない。
【0038】
ベース部材29が、図8に示されるように、搬送路11に対応する第1の移動位置まで移動すると、駆動モータ33の回転が停止し、ベース部材29が第1の移動位置に停止する。電磁ソレノイド31が作動し、可動鉄芯31aを上方に移動させ、第1のカード当接部材25及び第2のカード当接部材27が第2の揺動位置まで揺動する。これにより、第1のカード当接部材25は第1のツメ部25aを搬送路11に進出させた状態となり、第2のカード当接部材27は第2のツメ部27aを搬送路11とカード収納部21とを連通する空間に進出させた状態となる。
【0039】
第1のカード当接部材25及び第2のカード当接部材27が第1の揺動位置まで揺動すると、駆動モータ33が第2の方向に回転し、雌ネジ部43を下方に移動させる。この雌ネジ部43の移動は、シャフト35を通してベース部材29に伝えられ、図9に示されるように、ベース部材29が上記第1の移動位置から下方に移動し、停止位置にあるカードCがカード収納部21に向けて送出される。なお、この状態では、カードCはその自重により下方に移動する。
【0040】
ベース部材29が下方に移動し始めると、図9に示されるように、第2のカード当接部材27の第2のツメ部27aは、その傾斜して形成された下側の面がカード収納部21に収納されているカードCのうちの最もベース部材29寄りのカードCに当接する。そして、ベース部材29が更に下方に移動すると、図10に示されたように、第2のツメ部27aは、最もベース部材29寄りのカードCをスプリング部材51の付勢力に抗しながら押圧し、カード収納部21に送出されるカードCを収納可能な間隙を最もベース部材29寄りのカードCとベース部材29との間に形成する。これにより、カード収納部21に向けて搬送されているカードCは、最もベース部材29寄りのカードCとベース部材29との間に形成された間隙に入り込む。このとき、カード収納部21に向けて搬送されているカードCが最もベース部材29寄りのカードCとベース部材29との間に形成された間隙に入り込むと、スプリング部材51の付勢力を受けることにより、その自重だけでは下方に移動し難くなるが、図11に示されるように、ベース部材29の下方への移動により第1のカード当接部材25の第1のツメ部25aがカードCに当接するので、ベース部材29の下降に伴い、カードCも下方、すなわちカード収納部21に向けて搬送されることとなる。
【0041】
ベース部材29が、図12に示されるように、カード収納部21に対応する第2の移動位置まで移動すると、駆動モータ33の回転が停止し、ベース部材29が第2の移動位置に停止する。これにより、カードCがカード収納部21に収納されることとなる。
【0042】
続いて、カード収納部21から搬送路11へのカード搬送動作を説明する。カード収納部21から搬送路11へのカード搬送する場合、初期状態として、ベース部材29の位置が第2の移動位置となり、第1のカード当接部材25及び第2のカード当接部材27の位置が第1の揺動位置となる(図12に示された状態)。
【0043】
上記初期状態とされると、駆動モータ33が第1の方向に回転し、図13に示されるように、ベース部材29が上記第2の移動位置から上方に移動する。このとき、第2のカード当接部材27の第2のツメ部27aは、カード収納部21に収納されているカードCのうちの最もベース部材29寄りに位置する一枚のカードCのみに当接し、当該カードCが上方(搬送路11)に向けて送出される。なお、カードC間に摩擦抵抗が生じたり第2のツメ部27aが複数枚のカードCに当接したりする等の理由により、複数枚のカードCが上方に搬送された場合でも、図14にも示されるように、搬送路11とカード収納部21とを連通する部分がゲージとして機能するため、搬送路11には一枚のカードCのみが搬送されることとなる。
【0044】
ベース部材29が更に上方に移動すると、図15に示されたように、第2のツメ部27aが当接して引き上げられたカードCが搬送路11まで移動される。そして、ベース部材29が、搬送路11に対応する第1の移動位置まで移動すると、駆動モータ33の回転が停止し、ベース部材29が第1の移動位置に停止する。これにより、カードCの搬送路11への搬送が完了する。
【0045】
以上のように、本実施形態のカード処理装置1では、搬送路11と、情報処理基板17と、カード収納部21と、収納カード搬送機構部23(第1のカード当接部材25、第2のカード当接部材27、ベース部材29、電磁ソレノイド31、駆動モータ33等)とを備え、収納カード搬送機構部23により、搬送路11にあるカードCに第1のカード当接部材25が当接し、当該第1のカード当接部材25が当接したカードCをカード収納部21に向けて送出するように第1のカード当接部材25が移動することとなる。これにより、搬送路11にあるカードCをカード収納部21に搬送することができる。また、収納カード搬送機構部23により、カード収納部21に収納されているカードCに第2のカード当接部材27が当接し、当該第2のカード当接部材27が当接したカードCを搬送路11に向けて送出するように第2のカード当接部材27が移動することとなる。これにより、カード収納部21に収納されているカードCが搬送路11に搬送することができる。これらの結果、カード収納部21にカードCを収納することができると共に、カード収納部21に収納されているカードCを簡易に再使用することができる。
【0046】
また、本実施形態においては、第1のカード当接部材25及び第2のカード当接部材27を移動させることによりカードCを搬送しているので、ローラ搬送方式に比して、カード汚れ等に起因する搬送不良の発生を抑制することができ、信頼性が向上する。また、ローラ清掃が不要となるために、メンテナンス性も向上する。
【0047】
また、本実施形態において、収納カード搬送機構部23は、第1のカード当接部材25及び第2のカード当接部材27が揺動自在に軸支されたベース部材29と、第1のカード当接部材25及び第2のカード当接部材27を揺動させる電磁ソレノイド31と、ベース部材29を搬送路11に対応する第1の移動位置とカード収納部21に対応する第2の移動位置との間で往復移動させる駆動モータ33とを含んでおり、第1のカード当接部材25及び第2のカード当接部材27は、電磁ソレノイド31により第1の揺動位置とされると、カードCに当接可能な状態となり、電磁ソレノイド31により第2の揺動位置とされると、カードCに当接しない状態とされ、第1のカード当接部材25が第1の揺動位置とされた状態で、ベース部材29を第1の移動位置から第2の移動位置へ移動させることにより、搬送路11にあるカードCをカード収納部21に向けて送出し、第2のカード当接部材27が第1の揺動位置とされた状態で、ベース部材29を第2の移動位置から第1の移動位置へ移動させることにより、カード収納部21に収納されているカードCを搬送路11に向けて送出することが好ましい。このように構成した場合、第1のカード当接部材25を揺動させるためのアクチュエータと第2のカード当接部材27揺動させるためのアクチュエータとが共用されることとなり、搬送路11とカード収納部21との間でカードCを搬送するために必要なアクチュエータの数を必要最小限度にでき、構成部品点数の増加を抑制してコストの上昇を抑えることができる。
【0048】
また、本実施形態において、第2のカード当接部材27は、ベース部材29を第1の移動位置から第2の移動位置へ移動させる際に、第1の揺動位置とされており、カード収納部21に収納されているカードCに当接して、カード収納部21に送出されるカードCを収納可能な間隙を形成している。これにより、カード収納部21にカードCが収納されている状態でも、第1のカード当接部材25によりカード収納部21に新たに搬送されてくるカードCを確実に収納することができる。
【0049】
また、本実施形態において、第2のカード当接部材27における、ベース部材29を第1の移動位置から第2の移動位置へ移動させる際にカード収納部21に収納されているカードCに当接する部分(第2のツメ部27aの先端部分)は、第2のカード当接部材27の移動方向に対して傾斜して形成されている。これにより、カード収納部21に送出されるカードCを収納可能な間隙を確実に形成することができる。
【0050】
また、本実施形態においては、カード収納部21に収納されているカードCに対し、当該カードCが第1の揺動位置にある第2のカード当接部材27と当接し得るように、その厚さ方向に付勢力を付与するスプリング部材51を備えている。これにより、カード収納部21に収納されているカードCを確実に第2のカード当接部材27に当接させることができ、簡易な構成にて搬送不良を防止することができる。
【0051】
また、本実施形態において、第1のカード当接部材25及び第2のカード当接部材27は、カードCの幅方向の端部に当接可能なツメ部25a,27aをそれぞれ有している。これにより、第1のカード当接部材25及び第2のカード当接部材27のそれぞれを確実にカードCに当接させることができる。また、第1のカード当接部材25あるいは第2のカード当接部材27とカードCとの接触面積が必要最小限度のものとすることができ、カード汚れが各カード当接部材25,27に付着するのを抑制することができる。
【0052】
また、本実施形態において、カード収納部21は、搬送路11の下方に設けられている。これにより、搬送路11の下方のスペースを利用してカード収納部21をレイアウトすることができ、搬送路11におけるカード搬送方向での奥行き長さを小さくすることができ、装置の奥行き方向でのコンパクト化を図ることができる。
【0053】
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。例えば、カード収納部21は搬送路11の下方に設けているが、これに限られることなく、搬送路11の上方に設けてもよく、また、搬送路11の奥側に設けてもよい。また、カード挿入口9及び搬送路11は、カードCの幅方向が垂直状態となるように設けられているが、これに限られることなく、カードCの幅方向が水平状態となるように設けられていてもよい。
【0054】
また、本実施形態においては、カード挿入口9から挿入されたカードCを搬送するカード搬送機構として、駆動ローラ13及びピンチローラ15を有しているが、当該カード搬送機構は必ずしも必要ではない。例えば、カードCを、人手により、搬送路11における停止位置まで挿入するように構成してもよい。
【0055】
また、第1のカード当接部材25及び第2のカード当接部材27は、共通のベース部材29に軸支されているが、それぞれ別の部材に軸支してもよい。この場合、駆動モータ33もそれぞれの部材毎に配設することが好ましい。
【0056】
また、第1のカード当接部材25及び第2のカード当接部材27を1個の電磁ソレノイド31により揺動させているが、第1のカード当接部材25及び第2のカード当接部材27毎に電磁ソレノイドを設け、各電磁ソレノイドにより第1のカード当接部材25及び第2のカード当接部材27を揺動させるように構成してもよい。また、第1のアクチュエータは、電磁ソレノイド31に限られることなく、その他のアクチュエータを用いるようにしてもよい。また、第2のアクチュエータも、駆動モータ33に限られることなく、その他のアクチュエータを用いるようにしてもよい。
【0057】
また、付勢手段としてスプリング部材51を用いているが、これに限られることなく、板ばね等のその他の弾性部材を用いるようにしてもよい。
【0058】
また、カードCを非接触型ICカードとしたが、接触型のICカードとしてもよく、また、磁気カードとしてもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、カード収納部に収納されているカードを簡易に再使用することが可能なカード処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るカード処理装置の側面図である。
【図2】本実施形態に係るカード処理装置の正面図である。
【図3】本実施形態に係るカード処理装置に含まれるベース部材の平面図である。
【図4】本実施形態に係るカード処理装置に含まれるベース部材の側面図である。
【図5】本実施形態に係るカード処理装置での搬送路からカード収納部へのカード搬送動作を説明するための正面図である。
【図6】本実施形態に係るカード処理装置での搬送路からカード収納部へのカード搬送動作を説明するための正面図である。
【図7】本実施形態に係るカード処理装置での搬送路からカード収納部へのカード搬送動作を説明するための正面図である。
【図8】本実施形態に係るカード処理装置での搬送路からカード収納部へのカード搬送動作を説明するための正面図である。
【図9】本実施形態に係るカード処理装置での搬送路からカード収納部へのカード搬送動作を説明するための正面図である。
【図10】本実施形態に係るカード処理装置での搬送路からカード収納部へのカード搬送動作を説明するための正面図である。
【図11】本実施形態に係るカード処理装置での搬送路からカード収納部へのカード搬送動作を説明するための正面図である。
【図12】本実施形態に係るカード処理装置での搬送路からカード収納部へのカード搬送動作を説明するための正面図である。
【図13】本実施形態に係るカード処理装置でのカード収納部から搬送路へのカード搬送動作を説明するための正面図である。
【図14】本実施形態に係るカード処理装置でのカード収納部から搬送路へのカード搬送動作を説明するための正面図である。
【図15】本実施形態に係るカード処理装置でのカード収納部から搬送路へのカード搬送動作を説明するための正面図である。
【符号の説明】
1…カード処理装置、3…筐体、9…カード挿入口、11…搬送路、17…情報処理基板、21…カード収納部、23…収納カード搬送機構部、25…第1のカード当接部材、25a…第1のツメ部、27…第2のカード当接部材、27a…第2のツメ部、29…ベース部材、31…電磁ソレノイド、33…駆動モータ、37…ボールネジ機構部、49…プレート部材、51…スプリング部材、C…カード。

Claims (7)

  1. カード挿入口から挿入されたカードを導入する搬送路と、
    前記搬送路における前記カードの停止位置の近傍に設けられ、前記カードを処理するカード処理部と、
    前記カードを収納するためのカード収納部と、
    前記搬送路にあるカードに当接可能な第1のカード当接部材と、
    前記カード収納部に収納されているカードに当接可能な第2のカード当接部材と、
    前記搬送路にある前記カードに前記第1のカード当接部材を当接させ、当該カードを前記カード収納部に向けて送出するように前記搬送路にある前記カードに当接した状態で前記第1のカード当接部材を移動させ、前記カード収納部に収納されている前記カードに前記第2のカード当接部材を当接させ、当該カードを前記搬送路に向けて送出するように前記カード収納部に収納されている前記カードに当接した状態で前記第2のカード当接部材を移動させる駆動手段と、を備えたことを特徴とするカード処理装置。
  2. 前記駆動手段は、
    前記第1のカード当接部材及び前記第2のカード当接部材が揺動自在に軸支されたベース部材と、
    前記第1のカード当接部材及び前記第2のカード当接部材を揺動させる第1のアクチュエータと、
    前記ベース部材を前記搬送路に対応する第1の移動位置と前記カード収納部に対応する第2の移動位置との間で往復移動させる第2のアクチュエータと、を含んでおり、
    前記第1のカード当接部材及び前記第2のカード当接部材は、前記第1のアクチュエータにより第1の揺動位置とされると、カードに当接可能な状態となり、前記第1のアクチュエータにより第2の揺動位置とされると、カードに当接しない状態とされ、
    前記第1のカード当接部材が前記第1の揺動位置とされた状態で、前記ベース部材を前記第1の移動位置から前記第2の移動位置へ移動させることにより、前記搬送路にある前記カードを前記カード収納部に向けて送出し、
    前記第2のカード当接部材が前記第1の揺動位置とされた状態で、前記ベース部材を前記第2の移動位置から前記第1の移動位置へ移動させることにより、前記カード収納部に収納されている前記カードを前記搬送路に向けて送出することを特徴とする請求項1に記載のカード処理装置。
  3. 前記第2のカード当接部材は、前記ベース部材を前記第1の移動位置から前記第2の移動位置へ移動させる際に、前記第1の揺動位置とされており、前記カード収納部に収納されているカードに当接して、前記カード収納部に送出される前記カードを収納可能な間隙を形成することを特徴とする請求項2に記載のカード処理装置。
  4. 前記第2のカード当接部材における、前記ベース部材を前記第1の移動位置から前記第2の移動位置へ移動させる際に前記カード収納部に収納されている前記カードに当接する部分は、前記第2のカード当接部材の移動方向に対して傾斜して形成されていることを特徴とする請求項3に記載のカード処理装置。
  5. 前記カード収納部に収納されている前記カードに対し、当該カードが前記第1の揺動位置にある前記第2のカード当接部材と当接し得るように、その厚さ方向に付勢力を付与する付勢部材を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載のカード処理装置。
  6. 前記第1のカード当接部材及び前記第2のカード当接部材は、カードの幅方向の端部に当接可能なツメ部をそれぞれ有することを特徴とする請求項1に記載のカード処理装置。
  7. 前記カード収納部は、前記搬送路の下方に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のカード処理装置。
JP2003072315A 2003-03-17 2003-03-17 カード処理装置 Expired - Fee Related JP3864917B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003072315A JP3864917B2 (ja) 2003-03-17 2003-03-17 カード処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003072315A JP3864917B2 (ja) 2003-03-17 2003-03-17 カード処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004280571A true JP2004280571A (ja) 2004-10-07
JP3864917B2 JP3864917B2 (ja) 2007-01-10

Family

ID=33288546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003072315A Expired - Fee Related JP3864917B2 (ja) 2003-03-17 2003-03-17 カード処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3864917B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3864917B2 (ja) 2007-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4270107B2 (ja) 画像形成装置
US10026025B2 (en) Card reader
JP2004280571A (ja) カード処理装置
TW393434B (en) Apparatus for transporting parts
JP4328564B2 (ja) 搬送物の反転装置
JP6552603B2 (ja) Icカードリーダ
WO2015189923A1 (ja) Ic接点ユニット及びicカード処理装置
JP4945738B2 (ja) 媒体処理装置及びその制御方法
JP2022103544A (ja) カードリーダおよび取引装置
JP2001188882A (ja) 接触式icカードリーダの接点ブロック機構
JP3829815B2 (ja) カード処理装置
JP6324617B2 (ja) Ic接点ユニット、icカード処理装置及び自動取引装置
WO2010052755A1 (ja) カードリーダ
JP5295680B2 (ja) 磁気カード発券機及び磁気カード供給ユニット
JP2682505B2 (ja) 回路基板搬送系の位置決め機構
CN212229723U (zh) 一种即开型彩票分发装置
JP2010272181A (ja) 磁気ヘッドの支持装置およびカード処理装置
JP4136873B2 (ja) 紙幣収納装置
JP3772615B2 (ja) ワーク搬送装置
JP2005053598A (ja) 傾動機構を備えた給紙装置
JP2002163612A (ja) カードリーダ
JP3082729B2 (ja) 磁気カード処理方法および磁気カード処理装置
JP2567494Y2 (ja) カード待機機構付き磁気カードリーダ
JP4039356B2 (ja) 接触型icカード処理装置
JP6096073B2 (ja) 磁気ヘッド保持機構、カード処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060620

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060801

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060925

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3864917

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091013

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101013

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101013

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111013

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111013

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121013

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121013

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131013

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees