JPH10133669A - クライアントサーバ型カラオケｌａｎシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラオケ利用者間の対抗意識を大きくかき立
てるための採点機能を有するカラオケシステムを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 クライアントサーバ型カラオケＬＡＮシ
ステムにより各客室端末で採点された得点情報をカラオ
ケサーバ機で集計して、各種客室端末別番付情報に加工
する。各種番付情報は各客室端末のディスプレイに各種
番付表として表示できるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、カラオケ楽曲情
報を多数格納したカラオケサーバ機と複数の客室端末と
をＬＡＮで接続し、前記客室端末が前記楽曲情報を前記
ＬＡＮを介して受け取って再生するクライアントサーバ
型カラオケＬＡＮシステムに関するものであり、より具
体的には利用者の歌唱力に見合った得点を付ける採点手
段を各客室端末に付設したクライアントサーバ型カラオ
ケＬＡＮシステムに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】カラオケ楽曲情報を多数格納したカラオ
ケサーバ機と複数の客室端末をＬＡＮで接続し、利用者
の操作入力により指定した前記楽曲情報を前記ＬＡＮを
介して受け取って、伴奏音楽と前記歌詞画像をスピーカ
とディスプレイに同期して出力するカラオケクライアン
トサーバ型カラオケＬＡＮシステムがある。このシステ
ムは従来の通信カラオケシステムのように各客室端末を
通信回線に接続する必要がなく、簡単な配線工事と通信
にかかる費用を大幅に削減できる。また、各客室端末の
情報を集計してシステムが置かれた店舗での人気楽曲の
番付表示などを各客室端末に表示させることができるイ
ンタラクティブな使用が可能であるため、近年広く普及
しつつある。

【０００３】一方、従来からカラオケ装置には利用者の
歌唱力に応じて得点を付ける採点機能が備わったものが
あり、利用者が歌い終わるごとにその歌唱力に得点を付
け、カラオケ装置に接続された採点機の表示器に表示し
たり、２組に分かれて合計点を競い合うなど対抗意識を
かき立てて、場を盛り上げるとともに歌唱力の向上にも
役立てようといったものがある。

【０００４】

【発明が解決使用とする課題】しかし、従来の採点機で
は同じ客室端末を利用している人、すなわち、同伴者同
士の間でのみ得点を競い合う場合がほとんどである。そ
のため仲間意識が働き、対抗意識をかき立てるには至ら
ず、むしろ娯楽性の向上といった意味合いの方がが強
い。また、不本意な得点しか得られなかった場合など仲
間同士のため、かえって気まずい雰囲気にしてしまう可
能性もあり、場を盛り上げるどころか白けさせる結果と
もなりかねない。

【０００５】これは、従来の各客室で独立したカラオケ
システムのみならず、通信カラオケにおいても情報が利
用者への一方通行でしかないため、基本的に同一の客室
端末を利用している者同士でしか採点機能を共有できな
いからである。

【０００６】そこで、本発明は、クライアントサーバ型
カラオケＬＡＮシステムの特性を最大限に利用して、カ
ラオケ利用者間の対抗意識を十分にかき立てて、場を盛
り上げるとともに歌唱力の向上に役立て、かつ、娯楽性
にも富んだ、従来に無い画期的な採点機能を有したカラ
オケシステムを提供することである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】以上の問題点を解決する
ために、本発明では、カラオケ楽曲情報を多数格納した
カラオケサーバ機と複数の客室端末とをＬＡＮで接続
し、前記客室端末は前記楽曲情報を前記ＬＡＮを介して
受け取って再生することで、利用者が指定した楽曲の伴
奏音楽と前記歌詞画像をスピーカとディスプレイに同期
して出力するクライアントサーバ型カラオケＬＡＮシス
テムとなっている。そして、前記各客室端末は利用者の
歌唱力に見合った得点を付ける採点手段が備わってお
り、利用者の歌唱中の音声をマイクから取り込んで符号
化し、演奏されている楽曲情報と音程などを比較するこ
とによって採点処理を行い得点を付けるものである。

【０００８】以上の点は従来のクライアントサーバ型カ
ラオケＬＡＮシステムおよび採点機と基本的に同様の構
成である。

【０００９】一方、前記採点手段によって付けられた前
記得点は、その採点対象となった楽曲の識別符号と、自
身の客室端末符号が付加された採点情報として前記カラ
オケサーバ機に集信される。集信された前記採点情報は
条件別に適宜並べ替え処理が行われて各種番付情報に加
工される。

【００１０】そこで、利用者は前記客室端末を操作して
知りたいと思う番付の条件、例えば、各客室端末の平均
点などを指定して入力する。すると、前記ＬＡＮを介し
て受け取った前記番付情報が番付表として前記ディスプ
レイに出力されるのである。

【００１１】これにより、他の客室端末、すなわち他人
の各種採点状況が把握できるので対抗意識が確実にかき
立てられ、場が盛り上げられる。それと同時に様々な番
付表示が可能となり娯楽性も向上するのである。

【００１２】そして、第２発明では、前記客室端末が前
記番付表を前記カラオケ楽曲の演奏と演奏の合間に前記
ディスプレイに出力するようにしてある。それにより、
歌唱する前に他の客室での得点が確認できるため、次の
歌唱者の対抗意識がかき立てられ、いつもとは違った心
構えを持って歌に臨めるのである。

【００１３】また、第３発明では、前記客室端末に番付
表示指令入力手段を備えさせ、前記カラオケサーバ機は
利用者の操作により入力された前記番付表示指令に応じ
て適宜な番付情報を前記ＬＡＮ送出することによって、
前期客室端末が前期番付情報を前記ディスプレイに直ち
に出力できるようにしてある。これにより、採点状況を
必要としないときには番付表示を非表示にしたり、歌唱
中にいきなり番付表を表示させて、歌唱中の利用者に発
破をかけるといった楽しみ方も可能となる。

【００１４】さらに第４発明では、特定の前記客室端末
における採点履歴を前記各種番付情報から消去する採点
情報初期化手段を設けている。これにより、客室の利用
者が入れ替わったときなど、不必要な履歴を消去するこ
とによってリアルタイムで客室端末利用者間の採点を競
い合うことができるのである。

【００１５】

【発明の実施の形態】本発明における好適な実施例を以
下に示す図面に添って説明する。図１は本発明の実施例
におけるクライアントサーバ型カラオケＬＡＮシステム
を示したものである。このシステムは、カラオケサーバ
機１と各客室端末２０とが１０ＢＡＳＥ−Ｔ規格のＬＡ
Ｎにより接続され、各客室端末２０の主制御部であるコ
ントローラ３０とカラオケサーバ機の主制御部であるパ
ソコン２がハブ１２を介してツイストペア線１１でＬＡ
Ｎ接続されている。

【００１６】カラオケサーバ機１はパソコン２、ＣＤチ
ェンジャ７などから構成され、パソコン２にはモニタ
６、ハードディスク装置（以下、ＨＤ）３などの周辺機
器を有している。またパソコン２はターミナルアダプタ
４を介してＩＳＤＮ５に接続され、構外にあるホスト装
置からＭＩＤＩ符号化された演奏音楽とそれに同期した
歌詞画像が符号化されているカラオケ楽曲情報などのデ
ータ配信を受ける。配信された多数のカラオケ楽曲情報
はＨＤ３に蓄積される。このカラオケ楽曲情報は客室端
末２０からのリクエスト曲指定によりＨＤ３から適宜読
み出され、ＬＡＮ１１に送出される。

【００１７】また、複数台並列に接続されたＣＤチェン
ジャ７は背景映像（以下、ＢＧＶ）用のビデオＣＤが多
数格納されており、パソコン２からＲＳ２３２Ｃ伝送路
８を介して制御される。

【００１８】各ＣＤチェンジャ７で再生されたビデオ信
号およびオーディオ信号はそれぞれ変調器９によりそれ
ぞれのチャンネルのＲＦ信号に変換され、ＲＦミキサ１
０により混合され同軸ケーブル１３により伝送される。

【００１９】このＲＦ信号は分配器２８により各客室端
末２０へ分配され、チューナ２７で同調、復調されるの
であるが、各客室端末２０はそれぞれＣＤチェンジャ７
が動的に割り振られ、チューナ２７はそのＣＤチェンジ
ャ７に割り振られたチャンネルに同調するように設定さ
れている。

【００２０】一方、各客室端末２０はコントローラ３０
を主制御部としてディスプレイ２１やマイク２４、スピ
ーカ２５およびリモコン２３などのカラオケ端末の基本
的な機器の他に採点装置２６が設置されている。

【００２１】コントローラ３０はカラオケサーバ機１よ
り楽曲情報をＬＡＮ１１を介して受け取り、演奏音楽と
チューナ２７で復調されたＢＧＶにスーパーインポーズ
された歌詞画像を同期させて再生する。再生された演奏
音楽はミキシングアンプ２２でマイク２４からの音声と
合成、増幅してスピーカ２５に出力され、歌詞画像はＢ
ＧＶにスーパーインポーズされてディスプレイ２１に出
力されるのである。

【００２２】さらに、本実施例によれば客室端末２０に
は採点手段である採点装置２６が設置されており、利用
者の歌唱力に応じて得点を付けることができるようにな
っている。図２は客室端末２０におけるより詳細なブロ
ック図である。以下、図２に従って楽曲情報などのデー
タ処理と採点装置の基本動作の概略を説明する。

【００２３】客室端末２０にはユーザインタフェース用
の操作パネル３８があり、またリモコン送信器２３に対
応したリモコン受信部３９も備えている。操作パネル３
８やリモコン受信部３９は操作制御部４０を介して中央
処理装置３１に結合されている。利用者は本体の操作パ
ネル３８またはリモコン送信器２３により選曲などの各
種操作入力を行う。

【００２４】楽曲の再生は中央処理装置３１の制御のも
とでつぎの経路で行われる。指定された楽曲番号に対応
した楽曲識別符号はＬＡＮインターフェイス（以下、Ｉ
Ｆ）４１を介してＬＡＮ１１上に送出される。カラオケ
サーバ機１はこの楽曲識別符号を受け取って、ＨＤ３よ
り指定された楽曲情報を読み出してＬＡＮ１１上に送り
返す。これをＩＦ４１を介して中央処理装置３１に読み
込まれるのである。読み込まれた楽曲情報のうちＭＩＤ
Ｉ信号からなる伴奏音楽データが順次シンセサイザ３５
に入力されて、オーディオ信号に変換され、ミキシング
アンプ２２でマイク２４からの音声と合成されてスピー
カー２５から出力される。このオーディオ出力と同期し
て、中央処理装置３１は歌詞データを順次文字列に変換
してビデオＲＡＭ３６に書き込む。ビデオＲＡＭ３６の
内容は表示制御部３７によりディスプレイ２１に表示さ
れる。同軸ケーブル１３で伝送されるＢＧＶはチューナ
２７で同調、復調される。映像制御部３７は復調された
ＢＧＶのビデオ信号にビデオＲＡＭ３６の歌詞文字列の
画像を合成してディスプレイ２１に表示する。

【００２５】以上が、カラオケ楽曲とＢＧＶの再生プロ
セスである。一方、客室端末２０に設置された採点装置
２６の動作を説明すると、中央処理装置３１の制御を受
けて作動する採点装置２６はＭＩＤＩ信号からンセサイ
ザ３５で変換されたオーディオ信号とミキシングアンプ
２２を通したマイク２４からの音声信号をそれぞれＰＣ
Ｍ符号化して主に音程情報について比較する。

【００２６】曲の一定区間ごとに歌唱者の音程と演奏音
楽の音程を比較し、音程がずれた回数を１００点から減
点していき点数を計算する。曲の終わりの時点での点数
を得点として採点装置２６に設置された得点表示用ディ
スプレイなどに得点が表示される。もちろん、得点は中
央処理装置３１の処理によりディスプレイ２１にも表示
可能である。

【００２７】また、この得点の数値情報は中央処理装置
３１に読み込まれ、採点された楽曲の識別符号と自身の
客室端末符号が付加された採点情報としてＬＡＮ１１を
介してカラオケサーバ機１に集信される。

【００２８】図３は客室端末２０側のコントローラ３０
にある中央処理装置３１における採点情報のデータ処理
１０１〜１１３を示したフローチャートである。以下、
図３に従って中央処理装置３１での採点情報の処理の概
略を説明する。

【００２９】客室端末２０側ではカラオケサーバ機１か
らの採点情報の送出要求があるまでそれまで採点装置２
６で採点された得点を含む採点情報をストアしておく必
要がある。そのために、まず、中央処理装置３１は内部
ＲＡＭの行ポインタを１にセットする。演奏が開始され
るとｉ行に自身の客室端末符号と演奏されている楽曲の
識別符号を書き込み、採点装置２６に採点処理命令を出
す。演奏が終了すると採点装置２６により採点された得
点の数値情報を受け取り、得点をｉ行に格納し、採点情
報となる。

【００３０】次に、行ポインタを２行目に移して同様の
処理を行う。これらの処理を行うことによって、中央処
理装置３１の内部ＲＡＭにはｉ＝１からｉ行までの採点
情報が格納されることになる。ここで、カラオケサーバ
機１からの採点情報の送出要求があると内部ＲＡＭに格
納されたｉ＝１からｉ行までの採点情報をＬＡＮ１１上
に送出し、それまでの採点情報を消去する。

【００３１】図４はカラオケサーバ機１側のパソコン２
における採点情報のデータ処理２０１〜２１４を示した
フローチャートである。図４に従って、パソコン２での
採点情報の処理と各種番付情報の概略について説明す
る。

【００３２】特定の客室端末（以後、１〜ｎの客室端末
があるとして、そのｒ番目の客室端末を特定の客室端末
として説明する。）であるｒ番目の客室端末で演奏され
た楽曲が所定の回数を越えたり、あるいは一定時間経過
後などｒ番目の客室端末２０に採点情報を取りに行く時
期が来ると、ｒ番目の客室端末２０に採点情報の送出を
要求する。そしてｒ番目の客室端末２０の採点情報がＬ
ＡＮを介して送られて来ると採点情報から楽曲の識別符
号とその得点を抽出して行ポインタｉ（ｒ）の１行目に
代入し、それ以後、ｒ番目の客室端末２０の採点情報が
送られてくる度に前回のｉ（ｒ）に１を足して順々にｉ
（ｒ）行に代入していくのである。

【００３３】そしてｉ（ｒ）＝１行から現在の最終行で
あるｉ（ｒ）行までの採点履歴から平均点を計算する。
計算された平均点の数値情報に客室端末符号を付加して
平均点情報として、客室端末別平均点処理を行う。客室
端末別平均点処理において、パソコン２は全客室端末２
０の平均情報を集計、処理し、客室端末符号順に並べて
客室別平均点情報に加工するとともに客室別平均点情報
を平均点順に並べ替え処理を行い、上位１０位を抽出し
て客室別平均点ベスト１０情報に加工する。

【００３４】また、各客室端末に応じた採点履歴情報か
ら最高得点を抽出し、その数値情報に楽曲の識別符号と
客室端末符号を付加して最高点情報とする。この最高点
情報も平均点情報と同様に集計、処理され、客室別最高
点情報と客室別最高得点ベスト１０情報に加工する。さ
らに、客室端末から送られてきた採点情報の楽曲識別符
号が予め設定されている課題曲と一致した場合はその得
点の数値情報に客室端末符号を付加して、課題曲得点情
報として、他の客室端末の課題曲得点情報とともに集
計、処理し、客室別課題曲得点ベスト１０情報に加工す
る。以上がカラオケサーバ機１のパソコン２での採点情
報から各種番付情報への加工処理の流れである。

【００３５】一方、利用者が客室端末２０を操作して特
定の番付表示指令を指定入力すると、客室端末２０はカ
ラオケサーバ機１に対し番付情報送出要求を送出する。
この要求を受けて、カラオケサーバ機１のパソコン２は
指定された番付表を表示するために上述した各種番付情
報から指定された番付情報をカラオケ楽曲の演奏と演奏
の合間にＬＡＮ１１上に送出する。客室端末２０のコン
トローラ２８はこの情報を受け取り、客室端末２０のデ
ィスプレイ２１に出力する。

【００３６】図５〜図９はそれぞれ上述した客室別平均
得点情報、客室別平均得点ベスト１０情報、客室別最高
得点情報、客室別最高得点ベスト１０情報および客室別
課題曲得点ベスト１０情報をディスプレイ２１に表示し
たときの表示画面５０〜５４である。

【００３７】なお、本実施例において、各種番付情報の
表示はカラオケサーバ機１が演奏の合間にデータを送出
することによって行われるが、予め指定しておいた番付
情報を客室端末２０側で一時記憶しておいて客室端末２
０側の制御により演奏の合間に表示させるようにしても
よい。また、利用者の客室端末２０からの操作入力によ
り演奏の合間に限らず、直ちにディスプレイ２１に表示
させたり、番付情報を非表示にしたりするように変更可
能である。

【００３８】さらに、本実施例によれば、採点情報初期
化手段が備えられており、各客室端末２０のリモコン２
３および操作パネル３８から所定の操作を行うことによ
り、客室端末２０側に記憶されている採点情報を消去す
るとともにカラオケサーバ機１に対し空室情報を送出
し、これを受けてカラオケサーバ機１のパソコン２はこ
れまで記憶されていたその客室端末２０に関する採点履
歴を消去する。

【００３９】なお、この採点情報初期化手段は必ずしも
各客室端末２０に設置する必要はなく、例えば、利用者
が入れ替わるときに店舗のフロントなどに設置されてあ
る会計処理などの業務用端末からカラオケサーバ機１に
対し初期化指令を送出し、この指令を受けてカラオケサ
ーバ機１は指定された客室端末２０に関する自身の採点
履歴の消去と指定された客室端末２０への採点情報消去
指令をＬＡＮ１１を介して送出するなど、指定された客
室端末２０に関する採点情報を消去できればいかなるも
のでもよい。

【００４０】

【発明の効果】この発明によれば客室端末間での採点情
報に順位付けを行い、番付表としてディスプレイに表示
されるので対抗意識が確実にかき立てられ、場が盛り上
げられる。また、各種番付表示が可能となり娯楽性も向
上する。

【００４１】第２の発明によれば、演奏と演奏の合間に
ディスプレイに出力するため、歌唱する前に他の客室で
の得点が確認できるため、次の歌唱者が対抗意識をもっ
て歌に臨める。

【００４２】また、第３発明によれば、客室端末に番付
表示指令入力手段を備えさせることにより、利用者が希
望するときにが前期番付情報を前記ディスプレイに直ち
に出力できるようにしてある。これにより、採点状況を
必要としないときには番付表示を非表示にしたり、歌唱
中にいきなり番付表を表示させることも可能となる。

【００４３】さらに、第４発明によれば採点情報初期化
手段を設けることにより、客室の利用者が入れ替わった
ときなど、不必要な履歴を消去することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例におけるクライアントサーバ型
カラオケＬＡＮシステムの構成図である。

【図２】上記実施例における客室端末の詳細な構成図で
ある。

【図３】上記客室端末におけるデータ処理のフローチャ
ートである。

【図４】本実施例のカラオケサーバ機におけるデータ処
理のフローチャートである。

【図５】客室別平均得点情報をディスプレイに表示した
ときの表示画面である。

【図６】客室別平均得点ベスト１０情報をディスプレイ
に表示したときの表示画面である。

【図７】客室別最高得点情報をディスプレイに表示した
ときの表示画面である。

【図８】客室別最高得点ベスト１０情報をディスプレイ
に表示したときの表示画面である。

【図９】客室別課題曲得点ベスト１０情報をディスプレ
イに表示したときの表示画面である。

【符号の説明】

１ カラオケサーバ機 ２ パソコン ３ ハードディスク装置 ７ ＣＤチェンジャ １１ ＬＡＮケーブル ２０ 客室端末 ２１ ディスプレイ ２４ マイク ２５ スピーカ ２６ 採点装置 ３０ コントローラ ３１ 中央制御装置 ３５ シンセサイザ ５０〜５４ 番付情報表示画面

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 次の各要件（１）〜（４）を備えたこと
   を特徴とするクライアントサーバ型カラオケＬＡＮシス
   テム。 （１）カラオケサーバ機と複数の客室端末とがＬＡＮで
   接続されており、カラオケサーバ機にはカラオケ楽曲情
   報を多数格納しておき、前記客室端末は前記楽曲情報を
   前記ＬＡＮを介して受け取って再生することで、利用者
   が指定した楽曲の伴奏音楽と歌詞画像をスピーカとディ
   スプレイに同期して出力する。 （２）前記各客室端末は利用者の歌唱力に見合った得点
   を付ける採点手段を有し、前記採点手段によって付けら
   れた前記得点と、その採点対象となった楽曲の識別符号
   と、自身の客室端末符号とを含む採点情報が前記カラオ
   ケサーバ機に集信される。 （３）前記カラオケサーバ機は前記採点情報を条件別に
   適宜並べ替え処理を行って各種番付情報に編集加工す
   る。 （４）前記客室端末は利用者が指定した条件による前記
   番付情報を前記ＬＡＮを介して受け取って番付表を前記
   ディスプレイに出力する。
2. 【請求項２】 請求項１において、前記客室端末は前記
   番付表を前記カラオケ楽曲の演奏と演奏の合間に前記デ
   ィスプレイに出力することを特徴とするクライアントサ
   ーバ型カラオケＬＡＮシステム。
3. 【請求項３】 請求項１において、前記客室端末は利用
   者が操作する番付表示指令のための入力手段を備え、入
   力された前記番付表示指令に応じて、前記客室端末は前
   記番付情報を利用者の希望するときに前記ディスプレイ
   に表示したり消したりすることを特徴とするクライアン
   トサーバ型カラオケＬＡＮシステム。
4. 【請求項４】 請求項１〜３のいずれかにおいて、特定
   の前記客室端末における採点履歴を前記各種番付情報か
   ら消去する採点情報初期化手段を有することを特徴とす
   るクライアントサーバ型カラオケＬＡＮシステム。