JPH10132883A - 増幅器の特性監視方法及び監視制御装置 - Google Patents

増幅器の特性監視方法及び監視制御装置

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JPH10132883A
JPH10132883A JP8292128A JP29212896A JPH10132883A JP H10132883 A JPH10132883 A JP H10132883A JP 8292128 A JP8292128 A JP 8292128A JP 29212896 A JP29212896 A JP 29212896A JP H10132883 A JPH10132883 A JP H10132883A
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Japan
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amplifier
noise
signal
wave
monitoring
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JP8292128A
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Kyosuke Sasaki
恭介 佐々木
Toshio Ozawa
俊雄 小沢
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SPC Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 増幅器の特性監視や制御、歪み補償等を当該
増幅器の運用に支障を与えずに行うことができる増幅器
の特性監視方法を提供する。 【解決手段】 連続波(CW)を雑音で変調して雑音変
調波を生成し、生成された雑音変調波をパイロット信号
挿入部14において増幅器10の入力信号に重畳する。
増幅器10の出力信号の一部を方向性結合器16で取り
出し、これを同期検波器17においてもとの雑音変調波
で同期検波する。同期検波器17の出力信号は、雑音変
調波のみの相関を表しているので、これをモニタ出力端
子M−OUTより取り出し、増幅器10の特性の監視に
用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、増幅器、特にそれ
ぞれ通信用の周波数が割り当てられた複数のチャンネル
(以下、多チャンネル)の同時増幅に適した増幅器の特
性(利得特性、位相特性等)の監視、制御、あるいは歪
みの補償を簡易な構成で実現する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば携帯電話に用いられる増幅器の制
御や増幅の際に発生する歪みを補償する場合、従来は、
増幅器のチャンネルのうち特定の1チャンネルを監視用
チャンネルに割り当て、その監視用チャンネルに特定の
監視信号(以下、パイロット信号)を入力するととも
に、その入力信号とチャンネル出力信号、すなわち増幅
器の出力信号とを比較することで当該増幅器の特性を監
視していた。また、各チャンネルの帯域外周波数のパイ
ロット信号を用いることで、増幅器の特性を推定するこ
とも行われていた。
【0003】以下、従来の増幅器の特性監視手法を図5
の構成図にしたがって説明する。図5において、符号5
0は監視対象となる増幅器である。パイロット信号発振
器51は、この増幅器50の空きチャンネルのパイロッ
ト信号、または帯域外周波数のパイロット信号を生成し
てパイロット信号挿入器52に出力するとともに、その
一部を同期検波器54に分岐出力する。パイロット信号
挿入器52は、入力端子S-INから入力された入力信号に
上記パイロット信号を重畳して増幅器50に送る。増幅
器50は、パイロット信号が挿入された信号を増幅し、
その増幅出力を方向性結合器53及びパイロット信号除
去器55を介して出力端子S-OUTに出力する。増幅器5
0の出力信号の一部は方向性結合器53にて取り出さ
れ、同期検波器54に送られる。同期検波器54は、方
向性結合器53で取り出された信号をもとのパイロット
信号の同期信号によって同期検波し、同期検波出力をモ
ニタ出力端子M-OUTに出力する。この同期検波出力を図
示しない解析手段で解析することで当該増幅器の特性を
監視するとともに、監視結果に基づいて特性の制御や歪
みの補償等を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の特性監視手法には以下のような問題があった。例
えば特定の監視用チャンネルを割り当てる場合は、その
チャンネルが通信に使えなくなり、運用に際してもこの
チャンネルに他の信号を入れないように配慮しなければ
ならない。また、帯域外周波数のパイロット信号を用い
る場合、そのパイロット信号は基本的にはスプリアスと
みなされるので、出力端子S-OUTに出力する前にパイロ
ット信号を完全に除去する必要がある。上記パイロット
信号除去器55はそのための部品であり、具体的には通
信チャンネルを通過帯域とするフィルタを含んで構成さ
れるが、パイロット信号と各チャンネルとの周波数が接
近している場合にはフィルタの制作が困難であり、逆
に、周波数が離れている場合は、その分、増幅器の周波
数範囲を広くする必要がある。また、パイロット信号除
去器55を挿入したことによって信号損失が増えてしま
う。
【0005】本発明の課題は、上記問題を解消し、増幅
器の特性監視や制御、歪み補償等を当該増幅器の運用に
支障を与えずに行うことができる、改良された手法を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、パイロット信号として、連続波(C
W)を雑音で変調して得た雑音変調波を用い、これを入
力信号に重畳して増幅器に入力する。そして、増幅器の
出力信号の一部を、所定の遅延処理、即ち増幅に要する
時間及び位相の調整がなされた上記雑音変調波で同期検
波し、この同期検波出力と増幅器の特性(利得特性、位
相特性等)とを対応させる。つまり、同期検波出力を計
測するだけで増幅器の特性を知ることができるようにす
る。
【0007】上記方法では、入力信号に全く影響を与え
ずに増幅器の特性監視が可能になる。その理由は以下の
とおりである。雑音は、その性質上、スペクトラムが広
い帯域にわたって分散しており、連続波を雑音で変調し
た雑音変調波も同様となる。このことは、雑音変調波の
単位周波数当たりのエネルギー量(電力)を入力信号に
対して無視し得るほど小さくできることを意味してい
る。また、同期検波出力は、二つの入力の相関関係を示
すものであるが、増幅対象となる入力信号と雑音変調波
との間には相関関係がない。一方、入力信号に重畳され
た雑音変調波は同一信号源からのものであり、強い相関
関係があり、入力信号の振幅に比例したレベル(電圧
等)の同期検波出力が得られる。つまり、本発明の方法
によれば、増幅出力から雑音変調波を取り除く必要がな
く、しかも増幅器を経た場合の雑音変調波の変化具合の
みを抽出することができるようになる。
【0008】本発明では、雑音の種類を特に問題としな
いが、疑似雑音(Psude Random Noize)を用いること
で、その実施を容易にすることができる。また、雑音変
調波としてBPSK(Baipoler Phase Shift Keying)
信号を用いた場合、雑音周波数を高くするほどそのスペ
クトラムを拡げることができ、好都合である。すなわ
ち、雑音変調波の1Hzエネルギー量がより小さくな
り、各チャンネル当たりのエネルギー量も小さくするこ
とができる。例えばBPSK信号の帯域を1000チャ
ンネル分に拡げると、増幅器の入力信号に重畳された場
合の1チャンネル当たりのエネルギー量は30dB低く
なり、パイロット信号として必要最小限の信号レベルを
入力した場合、増幅器の出力側においてこのパイロット
信号を除去する必要がなくなる。
【0009】本発明は、また、上記方法の実施に適した
監視制御装置を提供する。第1構成の監視制御装置は、
主として増幅器の特性監視に用いられる装置であり、連
続波を雑音で変調して雑音変調波を生成する手段と、生
成された雑音変調波を増幅器の入力信号に重畳する手段
と、前記増幅器の出力信号を分岐入力するとともに該分
岐入力した信号を所定の遅延処理がなされた前記雑音変
調波で同期検波する同期検波器と、この同期検波器の出
力信号に基づいて前記増幅器の特性を監視する手段とを
備えることを特徴とする。
【0010】第2構成の監視制御装置は、主として増幅
器の特性制御に用いられる装置であり、連続波を雑音で
変調して雑音変調波を生成する手段と、生成された雑音
変調波を増幅器の入力信号に重畳する手段と、前記増幅
器の出力信号を分岐入力するとともに該分岐入力した信
号を所定の遅延処理がなされた前記雑音変調波で同期検
波する同期検波器と、前記増幅器の特性を動的に制御す
る制御手段とを備え、前記制御手段が、前記同期検波器
の出力信号に応じて前記増幅器の制御量を変えることを
特徴とする。
【0011】第3構成の監視制御装置は、特性を制御す
る制御手段を備えた増幅器に接続して使用される装置で
あり、連続波を雑音で変調して雑音変調波を生成する手
段と、生成された雑音変調波を増幅器の入力信号に重畳
する手段と、前記増幅器の出力信号を分岐入力するとと
もに該分岐入力した信号を所定の遅延処理がなされた前
記雑音変調波で同期検波する同期検波器とを備え、該同
期検波器の出力信号を前記制御手段に帰還して前記増幅
器の制御量を動的に変えることを特徴とする。
【0012】第4構成の監視制御装置は、主として増幅
の際に発生する歪み補償に用いられる装置であり、増幅
器の出力信号に含まれる歪み成分を検出するとともに検
出した歪み成分を相殺するための補正信号の振幅及び位
相を調整する調整手段と、連続波を雑音で変調して雑音
変調波を生成する手段と、生成された雑音変調波を前記
増幅器の入力信号に重畳する手段と、前記増幅器の出力
信号を分岐入力するとともに該分岐入力した信号を所定
の遅延処理がなされた前記雑音変調波で同期検波する同
期検波器とを備え、前記調整手段が、前記同期検波器の
出力がより小さくなるように前記補正信号の振幅及び位
相を調整することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明の監視制御装置の第1
実施形態の構成図であり、符号10はこの装置が接続さ
れる増幅器である。この監視制御装置では、パイロット
信号発振器11から出力される連続波(CW)と雑音発
振器12より出力される疑似雑音とを変調器12に入力
する。変調器12は、連続波をBPSK変調して雑音変
調波を生成し、パイロット信号挿入器14に出力すると
ともに、遅延回路15を介して同期検波器17へも分岐
出力する。遅延回路15は、雑音変調波を一定時間(位
相)だけ遅延させるものであり、その遅延量は、後述の
ように雑音変調波が入力信号に重畳され、増幅器10で
増幅された後、同期検波器17に到達するまでの時間
(位相)とする。
【0014】パイロット信号挿入器12は、入力端子S-
INから入力された入力信号に上記雑音変調波を重畳して
増幅器10に入力する。増幅器10は、雑音変調波が重
畳された信号を増幅し、その増幅出力を方向性結合器1
6を介して出力端子S-OUTに出力する。増幅器10の出
力信号の一部は方向性結合器16にて取り出され、同期
検波器17に送られる。同期検波器17は、方向性結合
器16で取り出された信号を遅延回路15を経た雑音変
調波によって同期検波し、検波出力をモニタ出力端子M-
OUTに出力する。
【0015】同期検波器17の詳細は図4に示すとおり
である。この同期検波器17では、増幅器10から出力
される信号を入力端子S-IN、遅延回路15から出力され
る雑音変調波をリファレンス入力端子R-INにそれぞれ入
力している。リファレンス入力端子R-INには入力信号を
0度と90度成分とに分割するデバイダ171が接続さ
れており、このデバイダ171から出力される0度成分
及び90度成分の雑音変調波は、一対のダブルバランス
ミクサ172,173にそれぞれ導かれる。各ダブルバ
ランスミクサ172,173には、また、入力端子S-IN
からの増幅出力も導かれており、ここで雑音変調波と同
相の成分I-OUTまたは直交する成分Q-OUTが抽出される。
各ダブルバランスミクサ172,173の出力は、それ
ぞれローパスフィルタ174,175を通して同相成分
出力端子I-OUT,及び直交成分出力端子Q-OUTに出力され
る。
【0016】いま、増幅出力のうち雑音変調波と同相の
成分の振幅をI、直交する成分の振幅をQとすると、増
幅出力の振幅は、Iの2乗とQの2乗の平方根で表さ
れ、その位相はarcTAN(Q/I)で表される。し
たがって、同期検波器17で各振幅I,Qを求め、これ
らを増幅器10の振幅及び位相に関わる特性に対応付け
ることで、増幅器10の特性監視を容易に実施すること
ができる。
【0017】雑音発振器12の発振周波数は、高く選ぶ
ほど雑音変調波(BPSK信号)のスペクトラムが拡が
るので、雑音変調波の1チャンネル当たりのエネルギー
は小さく、これが入力信号に混合されても、除去する必
要がなくなる。つまり、フィルタ等によって雑音変調波
を除去しなくとも、従来どおり実用上支障のない通信が
可能になる。
【0018】(第2実施形態)図2は、本発明の監視制
御装置の第2実施形態の構成図であり、第1実施形態の
構成要素と同一機能のものについては同一符号を付して
ある。この実施形態の監視制御装置は、同期検波器17
の出力を制御信号として用い、増幅器10の利得または
位相特性を動的に制御するものである。つまり、同期検
波器17の出力に応じて増幅器10の利得特性または位
相特性を制御するための制御装置18を同期検波器17
の後段に設け、実時間で各特性を制御するようにしたも
のである。
【0019】制御装置18は、例えば、増幅器10の入
出力端間に挿入接続される減衰器とその減衰量の調整機
構、あるいは等価線路長を調整することができる遅延線
路を含んで構成され、同期検波器17の出力のうち、振
幅成分が過度に大きい場合、すなわち利得が高すぎる場
合は、減衰器の減衰量を増して一定利得を保つ。また、
位相差が大きい場合は等価線路長を短くして位相特性を
一定に保つ。利得が低下しすぎた場合、あるいは位相差
が規定値よりも小さい場合は逆の操作を行う。この場合
も、雑音変調波を除去するためのフィルタ等は不要とな
るため、装置構成を簡略化することができる。
【0020】なお、図2では、便宜上、制御装置18を
増幅器10とは別構成にして示してあるが、この制御装
置18の機能を監視制御装置ではなく増幅器10の側に
もたせることもできる。この場合は、同期検波器17か
ら出力される信号を増幅器10に帰還させ、この帰還量
に応じて増幅器10側での制御量を変えるように構成す
るだけでよい。
【0021】(第3実施形態)図3は、本発明の監視制
御装置の第3実施形態の構成図であり、第1実施形態の
構成要素と同一機能のものについては同一符号を付して
ある。この実施形態の監視制御装置は、増幅器10にお
いて発生する歪成分を補償する機能を有するものであ
る。
【0022】すなわち、入力端子S-INからの入力信号を
パイロット信号挿入部14に入力するとともに、遅延回
路15にも入力する。遅延回路15は入力信号が増幅器
10から出力されるまでの時間や位相を調整するもので
あり、第1実施形態において用いたものと基本的には同
様の機能を有するものである。この遅延回路15の出力
は差分検出器19に入力され、ここで雑音変調波が重畳
された状態で増幅された入力信号と比較される。
【0023】差分検出器19の出力信号は、信号成分が
打ち消されており、雑音変調波と増幅器10で発生した
歪成分のみとなる。この出力信号は、位相利得調整器2
0を通して差分増幅器21で増幅され、方向性結合器1
6の出力と方向性結合器22において混合される。つま
り、歪み成分が相殺される。
【0024】この混合出力の一部を方向性結合器16で
取り出し、取り出した信号を同期検波器17において雑
音変調波と同期検波して第2実施形態で用いたような制
御信号を得る。この制御信号が最小となるように位相利
得調整器20で差分検出器19の出力の位相と利得とを
自動調整することにより、雑音変調波と共に増幅器10
で発生する歪成分も最小となり、歪補償がなされる。こ
の場合も、雑音変調波は電力密度が実用上無視し得るほ
ど小さいため、フィルタ等を設ける必要がなくなり、装
置構成が簡略化される。なお、位相利得調整器20は、
増幅器10に備えるようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、雑音変調波を入力信号に重畳して増幅するととも
に、増幅出力ともとの雑音変調波とを同期検波し、この
同期検波出力に基づいて増幅器の特性監視や制御、歪み
補償を行うようにしたので、従来のように増幅器の後段
にパイロット信号除去器を挿入する必要がなくなり、監
視制御を行う場合の装置構成が簡略化される効果があ
る。また、雑音変調波と入力信号との相関がないことか
らチャネル周波数を考慮する必要がなくなり、通信に支
障を与えずに特性監視や制御等が可能になる効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の監視制御装置の構成
図。
【図2】本発明の第2実施形態の監視制御装置の構成
図。
【図3】本発明の第3実施形態の監視制御装置の構成
図。
【図4】各実施形態で用いる同期検波器の詳細構成図。
【図5】増幅器の特性を監視する場合の従来の構成例を
示す図。
【符号の説明】
10,50 増幅器 11,51 パイロット信号発信器 12 雑音発振器 13 変調器 14,52 パイロット信号挿入部 15 遅延回路 16,22,53 方向性結合器 17,54 同期検波器 18 制御装置 19 差分検出器 20 位相利得調整器 21 差分増幅器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続波を雑音で変調して雑音変調波を生
    成し、生成した雑音変調波を入力信号に重畳して増幅器
    に入力するとともに、所定の遅延処理がなされた前記雑
    音変調波と前記増幅器の出力信号とを同期検波し、該同
    期検波出力と当該増幅器の特性とを対応させることを特
    徴とする増幅器の特性監視方法。
  2. 【請求項2】 前記雑音が疑似雑音であることを特徴と
    する請求項1記載の増幅器の特性監視方法。
  3. 【請求項3】 前記雑音変調波がBPSK信号であるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の増幅器の特性監
    視方法。
  4. 【請求項4】 増幅器に接続して使用される装置であっ
    て、連続波を雑音で変調して雑音変調波を生成する手段
    と、生成された雑音変調波を前記増幅器の入力信号に重
    畳する手段と、前記増幅器の出力信号を分岐入力すると
    ともに該分岐入力した信号を所定の遅延処理がなされた
    前記雑音変調波で同期検波する同期検波器と、この同期
    検波器の出力信号に基づいて前記増幅器の特性を監視す
    る手段とを備えることを特徴とする増幅器の監視制御装
    置。
  5. 【請求項5】 増幅器に接続して使用される装置であっ
    て、連続波を雑音で変調して雑音変調波を生成する手段
    と、生成された雑音変調波を前記増幅器の入力信号に重
    畳する手段と、前記増幅器の出力信号を分岐入力すると
    ともに該分岐入力した信号を所定の遅延処理がなされた
    前記雑音変調波で同期検波する同期検波器と、前記増幅
    器の特性を動的に制御する制御手段とを備え、前記制御
    手段が、前記同期検波器の出力信号に応じて前記増幅器
    の制御量を変えることを特徴とする増幅器の監視制御装
    置。
  6. 【請求項6】 特性を制御する制御手段を備えた増幅器
    に接続して使用される装置であって、連続波を雑音で変
    調して雑音変調波を生成する手段と、生成された雑音変
    調波を前記増幅器の入力信号に重畳する手段と、前記増
    幅器の出力信号を分岐入力するとともに該分岐入力した
    信号を所定の遅延処理がなされた前記雑音変調波で同期
    検波する同期検波器とを備え、該同期検波器の出力信号
    を前記制御手段に帰還して前記増幅器の制御量を動的に
    変えることを特徴とする増幅器の監視制御装置。
  7. 【請求項7】 増幅器に接続して使用される装置であっ
    て、該増幅器の出力信号に含まれる歪み成分を検出する
    とともに検出した歪み成分を相殺するための補正信号の
    振幅及び位相を調整する調整手段と、連続波を雑音で変
    調して雑音変調波を生成する手段と、生成された雑音変
    調波を前記増幅器の入力信号に重畳する手段と、前記増
    幅器の出力信号を分岐入力するとともに該分岐入力した
    信号を所定の遅延処理がなされた前記雑音変調波で同期
    検波する同期検波器とを備え、前記調整手段は、前記同
    期検波器の出力がより小さくなるように前記補正信号の
    振幅及び位相を調整することを特徴とする増幅器の監視
    制御装置。
  8. 【請求項8】 前記雑音が疑似雑音であることを特徴と
    する請求項3ないし6のいずれかの項記載の増幅器の監
    視制御装置。
  9. 【請求項9】 前記雑音変調波がBPSK信号であるこ
    とを特徴とする請求項3ないし7のいずれかの項記載の
    増幅器の監視制御装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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