JPH10132162A - 低圧力配管用管継手 - Google Patents
低圧力配管用管継手Info
- Publication number
- JPH10132162A JPH10132162A JP30728196A JP30728196A JPH10132162A JP H10132162 A JPH10132162 A JP H10132162A JP 30728196 A JP30728196 A JP 30728196A JP 30728196 A JP30728196 A JP 30728196A JP H10132162 A JPH10132162 A JP H10132162A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- pipe
- socket
- diameter
- connection end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L21/00—Joints with sleeve or socket
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joints With Sleeves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 補助治具を用いることなく、人力で容易に低
圧力配管の接続端部をＯリングを傷付けることなく継手
本体の受口に挿入接続できて、配管施工に手間がかから
ず、また、管内圧によるＯリングの外部への飛び出しを
簡単に防止できると共にＯリングの摩擦力を増大でき
て、配管の抜け出し防止を図ることのできる低圧力配管
用継手を提供する。 【解決手段】 Ｏリングを介して配管の接続端部を継手
本体の受口に挿入した管継手に於いて、継手本体の受口
内周壁に、周方向に１個のスリットが設けられてばね性
を有し且つ内周面に山形スロープ形状の突出部が形成さ
れた押えリングを装着したことを特徴とする低圧力配管
用管継手。
圧力配管の接続端部をＯリングを傷付けることなく継手
本体の受口に挿入接続できて、配管施工に手間がかから
ず、また、管内圧によるＯリングの外部への飛び出しを
簡単に防止できると共にＯリングの摩擦力を増大でき
て、配管の抜け出し防止を図ることのできる低圧力配管
用継手を提供する。 【解決手段】 Ｏリングを介して配管の接続端部を継手
本体の受口に挿入した管継手に於いて、継手本体の受口
内周壁に、周方向に１個のスリットが設けられてばね性
を有し且つ内周面に山形スロープ形状の突出部が形成さ
れた押えリングを装着したことを特徴とする低圧力配管
用管継手。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築用の排水管や
雨水配管のように管内圧が無いか、或いは比較的低圧力
の配管に使用する管継手に関するものである。
雨水配管のように管内圧が無いか、或いは比較的低圧力
の配管に使用する管継手に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より建築物の排水管や雨水配管の低
圧力配管の接続には、Ｏリングを用いた管継手が用いら
れている。このＯリングを用いた管継手は、管内圧や振
動によってＯリングが外部へ飛び出すのを防止するため
に、図６に示すように継手本体１の受口２の内周面に外
方に突出する環状溝３を設け、この環状溝３にＯリング
４を装着するか、又は図７に示すようにＯリング４を介
して配管５の接続端部５ａを継手本体１の受口２に挿入
した後で、受口２の開口端部に押えバンド６を装着し、
ビス７で締め付け固定していた。
圧力配管の接続には、Ｏリングを用いた管継手が用いら
れている。このＯリングを用いた管継手は、管内圧や振
動によってＯリングが外部へ飛び出すのを防止するため
に、図６に示すように継手本体１の受口２の内周面に外
方に突出する環状溝３を設け、この環状溝３にＯリング
４を装着するか、又は図７に示すようにＯリング４を介
して配管５の接続端部５ａを継手本体１の受口２に挿入
した後で、受口２の開口端部に押えバンド６を装着し、
ビス７で締め付け固定していた。
【０００３】ところで、図６の構造では、予めＯリング
４が受口の環状溝３に装着されているために、配管５の
接続端部５ａを挿入する際、接続端部５ａとＯリング４
との間の摩擦力が大きく、管挿入用補助治具を用いない
と人力では挿入できず、しかも接続端部５ａの先端の切
断バリ等によってＯリング４を傷付け易いという問題が
あった。
４が受口の環状溝３に装着されているために、配管５の
接続端部５ａを挿入する際、接続端部５ａとＯリング４
との間の摩擦力が大きく、管挿入用補助治具を用いない
と人力では挿入できず、しかも接続端部５ａの先端の切
断バリ等によってＯリング４を傷付け易いという問題が
あった。
【０００４】また、図７の構造では、Ｏリング４の飛び
出しを防止するために、受口２の開口端部に押えバンド
６を装着し、ビス７で締め付け固定するので、配管施工
に手間がかかり、押えバンド６に要する費用も高いとい
う問題があった。
出しを防止するために、受口２の開口端部に押えバンド
６を装着し、ビス７で締め付け固定するので、配管施工
に手間がかかり、押えバンド６に要する費用も高いとい
う問題があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、補助
治具を用いることなく、人力で容易に配管の接続端部を
Ｏリングを傷付けることなく継手本体の受口に挿入接続
できて、配管施工に手間がかからず、また、管内圧によ
るＯリングの外部への飛び出しを簡単に防止できると共
に、そのＯリングの摩擦力を増大できて、配管の抜け出
し防止を図ることのできる低圧力配管用管継手を提供し
ようとするものである。
治具を用いることなく、人力で容易に配管の接続端部を
Ｏリングを傷付けることなく継手本体の受口に挿入接続
できて、配管施工に手間がかからず、また、管内圧によ
るＯリングの外部への飛び出しを簡単に防止できると共
に、そのＯリングの摩擦力を増大できて、配管の抜け出
し防止を図ることのできる低圧力配管用管継手を提供し
ようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の低圧力配管用管継手は、Ｏリングを介して配
管の接続端部を継手本体の受口に挿入した管継手に於い
て、継手本体の受口内周壁に、周方向に１個のスリット
が設けられてばね性を有し且つ内周面に山形スロープ形
状の突出部が形成された押えリングを装着したことを特
徴とするものである。
の本発明の低圧力配管用管継手は、Ｏリングを介して配
管の接続端部を継手本体の受口に挿入した管継手に於い
て、継手本体の受口内周壁に、周方向に１個のスリット
が設けられてばね性を有し且つ内周面に山形スロープ形
状の突出部が形成された押えリングを装着したことを特
徴とするものである。
【０００７】上記の低圧力配管用管継手に於いて、押え
リングは、スリット部分の端で後側外方に差し込みスト
ッパを兼ねる縮径用摘みを設けたものであることが好ま
しい。
リングは、スリット部分の端で後側外方に差し込みスト
ッパを兼ねる縮径用摘みを設けたものであることが好ま
しい。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の低圧力配管用管継手の実
施形態を図によって説明する。図１に於いて、１は継手
本体で、その両側端部に受口２，２が設けられ、この受
口２，２に配管５の接続端部５ａがＯリング４を介して
挿入されている。継手本体１の受口２，２の開口端はテ
ーパ１０が付されて拡開され、受口２，２の内周壁に、
図２，図３に示すように周方向に１個のスリット１１が
設けられてばね性を有し且つ内周面に山形スロープ形状
の突出部１２が形成された押えリング１３を装着してい
る。この押えリング１３は、スリット１１の部分の端で
後側外方に、差し込みストッパを兼ねる縮径用摘み１４
を設けてある。
施形態を図によって説明する。図１に於いて、１は継手
本体で、その両側端部に受口２，２が設けられ、この受
口２，２に配管５の接続端部５ａがＯリング４を介して
挿入されている。継手本体１の受口２，２の開口端はテ
ーパ１０が付されて拡開され、受口２，２の内周壁に、
図２，図３に示すように周方向に１個のスリット１１が
設けられてばね性を有し且つ内周面に山形スロープ形状
の突出部１２が形成された押えリング１３を装着してい
る。この押えリング１３は、スリット１１の部分の端で
後側外方に、差し込みストッパを兼ねる縮径用摘み１４
を設けてある。
【０００９】かかる実施形態の低圧力配管用管継手は、
配管接続時、先ず、図４のａに示すように配管５の接続
端部５ａの外周に押えリング１３を嵌装した上、接続端
部５ａの先端にＯリング４を装着する。次に、図４のｂ
に示すように継手本体１の受口２に配管５の接続端部５
ａを差し込むと、Ｏリング４が圧縮，縮径の上回転しな
がらコロと同じ作用をする結果、配管５の接続端部５ａ
は容易に継手本体１の受口２に挿入される。次いで、図
４のｃに示すように押えリング１３を摘み１４を指でつ
まんで縮径の上、継手本体１の受口２に差し込み、摘み
１４を受口２の開口端に当接して差し込み量を適正に保
持した後、摘み１４から指を離すと、押えリング１３は
ばね性を有するので、拡径して受口２の内周壁にぴった
りと張り付く。
配管接続時、先ず、図４のａに示すように配管５の接続
端部５ａの外周に押えリング１３を嵌装した上、接続端
部５ａの先端にＯリング４を装着する。次に、図４のｂ
に示すように継手本体１の受口２に配管５の接続端部５
ａを差し込むと、Ｏリング４が圧縮，縮径の上回転しな
がらコロと同じ作用をする結果、配管５の接続端部５ａ
は容易に継手本体１の受口２に挿入される。次いで、図
４のｃに示すように押えリング１３を摘み１４を指でつ
まんで縮径の上、継手本体１の受口２に差し込み、摘み
１４を受口２の開口端に当接して差し込み量を適正に保
持した後、摘み１４から指を離すと、押えリング１３は
ばね性を有するので、拡径して受口２の内周壁にぴった
りと張り付く。
【００１０】このように配管接続した状態に於いて、管
内圧によってＯリング４が外部へ飛び出そうとして移動
を始めると、Ｏリング４は図５に示すように押えリング
１３の内周面の突出部１２の山形スロープ面に乗り上
げ、さらに圧縮，縮径されるため、Ｏリング４の外部へ
の飛び出しが防止されると共に、Ｏリング４の摩擦力が
増大し、配管５の抜け出し阻止力が大きくなる。
内圧によってＯリング４が外部へ飛び出そうとして移動
を始めると、Ｏリング４は図５に示すように押えリング
１３の内周面の突出部１２の山形スロープ面に乗り上
げ、さらに圧縮，縮径されるため、Ｏリング４の外部へ
の飛び出しが防止されると共に、Ｏリング４の摩擦力が
増大し、配管５の抜け出し阻止力が大きくなる。
【００１１】
【発明の効果】以上の説明で判るように本発明の低圧力
配管用管継手によれば、補助治具を用いることなく、人
力で容易に配管の接続端部をＯリングを傷付けることな
く継手本体の受口に挿入接続できるので、配管施工に手
間がかからない。また管内圧によるＯリングの外部への
飛び出しをＯリングの後側に差し込んだ押えリングによ
り簡単に防止できると共に押えリングの摩擦力を増大で
きて、配管の抜け出し防止を図ることができる。
配管用管継手によれば、補助治具を用いることなく、人
力で容易に配管の接続端部をＯリングを傷付けることな
く継手本体の受口に挿入接続できるので、配管施工に手
間がかからない。また管内圧によるＯリングの外部への
飛び出しをＯリングの後側に差し込んだ押えリングによ
り簡単に防止できると共に押えリングの摩擦力を増大で
きて、配管の抜け出し防止を図ることができる。
【図１】本発明の低圧力配管用管継手の実施形態を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図２】本発明の低圧力配管用管継手に於ける押えリン
グを示す斜視図である。
グを示す斜視図である。
【図３】図２のＡ−Ａ線断面矢視図である。
【図４】本発明の低圧力配管用管継手による配管接続の
工程を示すもので、ａは準備段階，ｂは配管接続途中の
段階，ｃは配管接続後の段階である。
工程を示すもので、ａは準備段階，ｂは配管接続途中の
段階，ｃは配管接続後の段階である。
【図５】配管接続後管内圧により押えリングが移動した
時の状態を示す本発明の低圧力配管用管継手の要部断面
図である。
時の状態を示す本発明の低圧力配管用管継手の要部断面
図である。
【図６】従来の低圧力配管の接続に用いられている管継
手の１つを示す要部縦断面図である。
手の１つを示す要部縦断面図である。
【図７】従来の低圧力配管の接続に用いられている管継
手の他の１つを示す要部縦断面図である。
手の他の１つを示す要部縦断面図である。
１ 継手本体 ２ 受口 ４ Ｏリング ５ 配管 ５ａ 配管の接続端部 １１ スリット １２ 山形スロープ形状の突出部 １３ 押えリング １４ 差し込みストッパを兼ねる縮径用摘み
Claims (2)
- 【請求項１】 Ｏリングを介して配管の接続端部を継手
本体の受口に挿入した管継手に於いて、継手本体の受口
内周壁に、周方向に１個のスリットが設けられてばね性
を有し且つ内周面に山形スロープ形状の突出部が形成さ
れた押えリングを装着したことを特徴とする低圧力配管
用管継手。 - 【請求項２】 請求項１記載の低圧力配管用管継手に於
いて、押えリングは、スリット部分の端で後側外方に差
し込みストッパを兼ねる縮径用摘みを設けたものである
ことを特徴とする低圧力配管用管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30728196A JPH10132162A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 低圧力配管用管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30728196A JPH10132162A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 低圧力配管用管継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10132162A true JPH10132162A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17967248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30728196A Pending JPH10132162A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 低圧力配管用管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10132162A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008267785A (ja) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Samsung Electronics Co Ltd | パイプ連結ソケット及びこれを備えた空気調和機 |
| JP2009046848A (ja) * | 2007-08-17 | 2009-03-05 | Noriatsu Kojima | ソケット及び排水管設備の更新方法 |
| US20120106886A1 (en) * | 2010-10-27 | 2012-05-03 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Rolling bearing |
-
1996
- 1996-11-01 JP JP30728196A patent/JPH10132162A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008267785A (ja) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Samsung Electronics Co Ltd | パイプ連結ソケット及びこれを備えた空気調和機 |
| JP2009046848A (ja) * | 2007-08-17 | 2009-03-05 | Noriatsu Kojima | ソケット及び排水管設備の更新方法 |
| US20120106886A1 (en) * | 2010-10-27 | 2012-05-03 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Rolling bearing |
| US8684608B2 (en) * | 2010-10-27 | 2014-04-01 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Rolling bearing |
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