JP2000074280A - 軟質管用離脱防止継手 - Google Patents

軟質管用離脱防止継手

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JP2000074280A
JP2000074280A JP10240551A JP24055198A JP2000074280A JP 2000074280 A JP2000074280 A JP 2000074280A JP 10240551 A JP10240551 A JP 10240551A JP 24055198 A JP24055198 A JP 24055198A JP 2000074280 A JP2000074280 A JP 2000074280A
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JP
Japan
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soft
soft tube
slit
tube
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Withdrawn
Application number
JP10240551A
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English (en)
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Ryoichiro Nakamura
良一郎 中村
Takefumi Hirafuji
武文 平藤
Makoto Katagiri
信 片桐
Hideki Omuro
秀樹 大室
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 継手本体14には開口部16の先端から軸方
向に延びて少なくとも1つのスリット18が形成され、
スリット18が形成された部分すなわち締め付け部20
の内面には、くい込み刃24が形成される。したがっ
て、管端にインコア42が装着された軟質管12を開口
部16に挿入した後に、締め込みリング34を回して締
め付け部20まで変位させると、締め付け部20が縮径
されて、その内面のくい込み刃24が軟質管12の外面
にくい込むとともに、軟質管12が締め込みリング34
とインコア42とで挟持される。 【効果】 各構成部品をばらす必要がなく、容易に施工
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は軟質管用離脱防止継手
に関し、特にたとえば給水用のポリエチレン管等を接合
するのに用いられる、軟質管用離脱防止継手に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示す、この種の従来の離脱防止継
手1は、拡径受口2aを有する本体2と、拡径受口2a
の内部に装着される締付リング3と、拡径受口2aの外
周面に装着される袋ナット4とを含む。そして、この離
脱防止継手1を用いて管5を接合する際には、図3
(B)に示すように、離脱防止継手1の各構成部品をば
らすとともに、管5の端部にインコア6(図3(A))
を装着し、この管5を袋ナット4および締付リング3に
挿通した後、本体2の拡径受口2aに挿入する。そし
て、袋ナット4を拡径受口2aの外周面に形成された雄
ねじ2bに螺合する。すると、締付リング3が袋ナット
4によって拡径受口2aの内面に形成されたテーパ面2
cに押し付けられて縮径され、インコア6と締付リング
3とによって管5が挟持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、施工の
際に、本体2,締付リング3および袋ナット4等の部品
を一旦ばらし、管5を袋ナット4や締付リング3に挿通
する必要があったため、施工性が悪いという問題があっ
た。それゆえに、この発明の主たる目的は、施工性を向
上できる軟質管用離脱防止継手を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、インコアが
管端に装着された軟質管を接合するための軟質管用離脱
防止継手であって、軟質管の管端を受容する開口部を有
する本体、開口部にその先端から本体の奥へ向かって軸
方向に延びて形成される少なくとも1つのスリット、ス
リットが形成されている本体の内面に形成されるくい込
み刃、くい込み刃より奥側で本体の内面に取り付けられ
る止水リング、本体の外面に形成される第1ねじ部、お
よび第1ねじ部に螺合される第2ねじ部が内面に形成さ
れ、第1ねじ部と第2ねじ部とが螺合された状態でスリ
ットの形成されている位置まで変位可能な締め込みリン
グを備える、軟質管用離脱防止継手である。
【0005】
【作用】継手本体には開口部の先端から軸方向に延びて
少なくとも1つのスリットが形成され、スリットが形成
された部分の内面には、くい込み刃が形成される。した
がって、管端にインコアが装着された軟質管を開口部に
挿入した後に、締め込みリングをスリットが形成された
部分にまで変位させると、この部分が縮径されてくい込
み刃が軟質管の外面にくい込み、軟質管が締め込みリン
グとインコアとで挟持される。
【0006】
【発明の効果】この発明によれば、施工の際に各構成部
品をばらす必要がないので、施工性を向上できる。この
発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、
図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層
明らかとなろう。
【0007】
【実施例】図1を参照して、この実施例の軟質管用離脱
防止継手10は、ポリオレフィン系樹脂(ポリエチレン
やポリブテン等)または軟質塩化ビニル等のような軟質
材料からなる管やホースあるいはチューブ(材料自体が
柔らかくかつ容易に変形するもの、以下、「軟質管」と
いう。)12を接合するためのものであり、金属または
硬質塩化ビニル等からなる本体14を含む。なお、図1
では、本体14の端部のみを図示しているが、この本体
14の全体構造には、エルボ,ソケット,レデューサ,
チーズ等の一般に用いられる任意の構造を適用できる。
【0008】本体14の端部には、軟質管12の端部を
受容する開口部16が形成され、この開口部16には、
先端から奥へ向かって軸方向に延びて複数のスリット1
8が設けられる。本体14のうちスリット18が設けら
れた部分(以下、「締め付け部」という。)20は、容
易に変形し得るように他の部分よりも薄肉に形成され、
それによって、開口部16の外面には段差22が表われ
る。そして、締め付け部20の内面には鋸歯状のくい込
み刃24が設けられ、本体14の内面の締め付け部20
より奥側にはリング収容部26が形成され、さらにその
奥側には軟質軟質管12が当接される環状のストッパ2
8が形成され、リング収容部26には、止水リングとし
てのOリング30が装着される。また、本体14の外面
の段差22より奥側には雄ねじ32が形成される。
【0009】そして、本体14には、軟質管12を挟持
するための締め込みリング34が装着される。締め込み
リング34は、本体14の雄ねじ32と螺合される雌ね
じ36を有する管状のねじ部38を含み、ねじ部38の
一方端部から軸方向に延びて、締め付け部(縮径状態)
20の外径とほぼ同じサイズの内径を有する管状の押さ
え部40が形成される。
【0010】そして、締め込みリング34が開口部16
の外周面に被せられて、その雌ねじ36が本体14の雄
ねじ32に螺合される。したがって、締め込みリング3
4は雌ねじ36と雄ねじ32とが螺合した状態で軸方向
に変位され得る。なお、押さえ部40の長さは、ねじ部
38(雌ねじ36)を雄ねじ32に最大にねじ込んだと
き(図2の状態)に、締め付け部20の外面から外れ、
逆方向へ回すに従って、締め付け部20の外面を覆う
(図1の状態)ように設定される。
【0011】軟質管用離脱防止継手10を用いて軟質管
12を接合する際には、まず、図2に示すように、締め
込みリング34のねじ部38(雌ねじ36)を本体14
の雄ねじ32に最大にねじ込んで、締め付け部20が径
方向外側へ開くようにする。一方、軟質管12の端部内
面に金属または硬質塩化ビニル等からなるインコア42
を装着する。そして、インコア42を装着した軟質管1
2の端部を、開口部16内に挿入する。このとき、締め
付け部20が径方向外側へ開かれるので、軟質管12は
くい込み刃24の内面を滑ってストッパ28に当接され
るまでスムーズに挿入される。なお、この実施例では、
ストッパ28を設けて軟質管12の挿入量を決定してい
るが、軟質管12の表面に標線を設け、この標線を基準
にして挿入量を決定してもよい。そして、軟質管12が
確実に挿入されたことを確認した後、締め込みリング3
4を回して、これを軸方向(図2中の矢印方向)へ変位
させ、押さえ部40を締め付け部20の外面に位置決め
する。すると、軟質管12の挿入時に開かれた締め付け
部20が押さえ部40によって縮径され、図1に示すよ
うに、くい込み刃24が軟質管12の外面にくい込まさ
れるとともに締め込みリング34(押さえ部40)とイ
ンコア42とで軟質管12が挟持される。くい込み刃2
4は鋸歯状に形成されているため、これが軟質管12の
外面にくい込まされると、十分な抜け阻止力が得られ
る。
【0012】この実施例によれば、軟質管12を開口部
16に挿入して締め込みリング34を回すだけで軟質管
12を離脱しないように接合できるので、各構成部品を
ばらす必要がない。したがって、施工時の取り扱いが容
易であり、また、部品を紛失する心配もない。なお、こ
の実施例では,複数のスリット18を設けているが、ス
リット18は少なくとも1つ設けられればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例を用いた施工方法を示す図解図であ
る。
【図3】従来の離脱防止継手を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …軟質管用離脱防止継手 12 …軟質管 14 …本体 16 …開口部 18 …スリット 20 …締め付け部 24 …くい込み刃 34 …締め込みリング 38 …ねじ部 40 …押さえ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片桐 信 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タビニルパイプ工場内 (72)発明者 大室 秀樹 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タビニルパイプ工場内 Fターム(参考) 2D060 AC03 3H014 GA09 3H017 HA02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インコアが管端に装着された軟質管を接合
    するための軟質管用離脱防止継手であって、 前記軟質管の管端を受容する開口部を有する本体、 前記開口部にその先端から前記本体の奥へ向かって軸方
    向に延びて形成される少なくとも1つのスリット、 前記スリットが形成されている前記本体の内面に形成さ
    れるくい込み刃、 前記くい込み刃より奥側で前記本体の内面に取り付けら
    れる止水リング、 前記本体の外面に形成される第1ねじ部、および前記第
    1ねじ部に螺合される第2ねじ部が内面に形成され、前
    記第1ねじ部と前記第2ねじ部とが螺合された状態で前
    記スリットの形成されている位置まで変位可能な締め込
    みリングを備える、軟質管用離脱防止継手。
JP10240551A 1998-08-26 1998-08-26 軟質管用離脱防止継手 Withdrawn JP2000074280A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002005355A (ja) * 2000-06-16 2002-01-09 Cosmo Koki Co Ltd インコア取外し具
JP2007082893A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Shin Etsu Polymer Co Ltd 薬液注入装置用バルーン
KR102583545B1 (ko) * 2023-01-06 2023-10-27 주식회사진영알엔에치 파이프 조인트

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