JPH10131935A - 固定ナット - Google Patents

固定ナット

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JPH10131935A
JPH10131935A JP30409296A JP30409296A JPH10131935A JP H10131935 A JPH10131935 A JP H10131935A JP 30409296 A JP30409296 A JP 30409296A JP 30409296 A JP30409296 A JP 30409296A JP H10131935 A JPH10131935 A JP H10131935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing nut
faucet
male screw
insertion hole
mounting
Prior art date
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Pending
Application number
JP30409296A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Nagai
孝明 長井
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Mizutani Valve Kogyo KK
Original Assignee
Mizutani Valve Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Mizutani Valve Kogyo KK filed Critical Mizutani Valve Kogyo KK
Priority to JP30409296A priority Critical patent/JPH10131935A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水栓を、天板等の取付部に固定するとき、そ
の取付部の厚みに関係なく迅速に固定できる固定ナット
を提供する。 【解決手段】 水栓2の本体下部に突出形成したオネジ
部3を、流し台、洗面化粧台等の天板10(10a)に
設けた取付孔11(11a)に挿入し、そのオネジ部3
にねじ込んで、水栓2との間に天板10(10a)を挟
むように固定する固定ナット1であって、その軸方向の
一方側にメネジ部4を形成するとともに、他方側に、そ
のメネジ部4と連続するとともに、前記オネジ部3が通
される挿入孔5を形成する。そして、前記天板10の厚
みが薄い場合は、固定ナット1をその挿入孔5側から締
め付け、前記天板10aの厚みが厚い場合は、固定ナッ
ト1をそのメネジ部4側から締め付けて固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば水栓等
の被固定体を、天板、壁面等の板面その他の取付部に固
定するための固定ナットに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明の解決しようとする課題】従来、
水栓等の被固定体を流し台、洗面化粧台等の天板、壁面
等の板面その他の取付部へ固定するには、その取付部に
設けられた取付孔に、水栓の本体下部に突出して形成さ
れているオネジ部を挿入して、そのオネジ部にメネジが
形成されている固定ナットをねじ込み、水栓と固定ナッ
トとの間に前記取付部を挟むように固定してきた。
【0003】ところが、流し台、洗面化粧台等の天板そ
の他の取付部の厚みは、薄いものから厚いものまで、さ
まざまな厚みがある。そのため、水栓を取り付けると
き、天板の厚みの中で最も厚い状態でも固定できるよう
に、水栓の本体下部に突出して形成されているオネジ部
を長くしてきた。
【0004】しかし、天板の厚みが最も薄い状態で、水
栓の本体下部に突出して形成されているオネジ部を、流
し台、洗面化粧台等の天板その他の取付部に設けられた
取付孔に挿入した場合、オネジ部がその取付部からかな
り長い状態で突出し、固定ナットの締め付けにかなりの
時間が必要となる。
【0005】また、流し台、洗面化粧台等の狭い空間の
キャビネット内に、作業者が入り込んで水栓を取り付け
るので、取り付けに時間がかかることは、作業者に負担
がかかるという問題もある。
【0006】そこで、この発明の目的は、水栓その他の
被固定体を、天板、壁面等の板面その他の取付部に固定
するとき、その取付部の厚みに関係なく迅速に固定でき
るようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、被固定体に突出形成したオネジ部を、取付部に設け
られた取付孔に挿入し、そのオネジ部にねじ込んで、被
固定体との間に前記取付部を挟むように固定する固定ナ
ットにおいて、軸方向の一方側に、前記オネジ部と螺合
するメネジ部が形成され、他方側に、そのメネジ部と連
続するとともに、前記オネジ部が通される挿入孔が開口
形成されてなるものである。
【0008】したがって、請求項1に記載の発明では、
固定ナットを、被固定体のオネジ部に対して、メネジ部
側からねじ込むか、あるいは、挿入孔側からねじ込むか
を、前記取付部の厚みに応じて適宜変更することによ
り、わずかな締め込み量で固定できる。
【0009】請求項2に記載の発明は、被固定体に突出
形成したオネジ部を、取付部に設けられた取付孔に挿入
し、そのオネジ部にねじ込んで、被固定体との間に前記
取付部を挟むように固定する固定ナットにおいて、軸方
向の中間に、前記オネジ部と螺合するメネジ部が形成さ
れ、軸方向の一方側および他方側に、そのメネジ部と連
続するとともに、前記オネジ部が通される挿入孔が開口
形成される。そして、前記一方側の挿入孔の軸方向の長
さは、前記他方側の挿入孔の軸方向の長さよりも短い。
【0010】したがって、請求項2に記載の発明では、
固定ナットを、被固定体のオネジ部に対して、一方側の
挿入孔側からねじ込むか、あるいは、他方側の挿入孔側
からねじ込むかを、前記取付部の厚みに応じて適宜変更
することにより、わずかな締め込み量で固定できる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の固定ナットにおいて、前記被固定体を
水栓とし、前記取付部を、流し台、洗面化粧台等の天板
または壁面等とすることを特徴とする。
【0012】したがって、請求項3に記載の発明では、
水栓を流し台、洗面化粧台等の天板または壁面等に迅速
に固定できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明を水栓の固定ナットに具体化した一実施の形態につい
て説明する。
【0014】図中符号1は、被固定体としての水栓2
を、流し台、洗面化粧台等の天板、壁面等の板面その他
の取付部に取り付け固定するための、固定ナットであ
る。この固定ナット1の一方側には、前記水栓2の本体
下部に突出形成した螺筒等のオネジ部3と螺合するメネ
ジ部4を、一方側に開口形成する。また、その他方側に
は、そのメネジ部4と連続するとともに、前記オネジ部
3の外径よりわずかに大きな径の内径であって、前記オ
ネジ部3を通すことのできる挿入孔5を開口形成する。
その挿入孔5の開口部内側には、テーパ面6を形成す
る。そして図3に示すように、固定ナット1の外周に
は、工具にて締め付けが行えるように多角面7を形成す
る。
【0015】水栓2のオネジ部3からは、給水源(図示
なし)および給湯源(図示なし)に連絡する給水管8お
よび給湯管9が延出される。そして、図1および図2に
示すように、水栓2を流し台、洗面化粧台等の取付部と
しての天板10(10a)に固定するには、その天板1
0(10a)に設けられた取付孔11(11a)に、前
記水栓2のオネジ部3を挿入して、前記天板10(10
a)の下面12(12a)側にそのオネジ部3を突出さ
せる。そして、オネジ部3に、たとえばゴム製のリング
状のパッキン13を挿入し、次に、リング状の座金14
を挿入し、続いて前記固定ナット1を挿入孔5側、また
はメネジ部4側から締め付けて固定する。
【0016】この第一の実施の形態に示す固定ナット1
によれば、図1に示すように、流し台、洗面化粧台等の
天板10の厚みが薄い状態で水栓2を固定する場合は、
前記固定ナット1を、その挿入孔5側からオネジ部3に
締め付ける。このとき、前記挿入孔5の内側開口部に
は、テーパ面6が形成されているため、円滑に挿入が行
われる。
【0017】また、前記水栓2のオネジ部3は天板10
の下方にかなり突出しているが、前記挿入孔5の長さが
あるために、前記オネジ部3と前記メネジ部4のかみ合
いは、前記オネジ部3の下方で行われて、わずかな締め
込み量で、前記座金14の下部に前記固定ナット1の一
方側の当接面15を当接させることができる。
【0018】他方、図2に示すように、流し台、洗面化
粧台等の天板10aの厚みが厚い状態で水栓2を固定す
る場合は、前記固定ナット1を、そのメネジ部4側から
オネジ部3に締め付ける。
【0019】この場合、前記水栓2のオネジ部3は天板
の下方に突出している長さが比較的短いので、前記オネ
ジ部3と前記メネジ部2のかみ合いは短く、わずかな締
め込み量で、前記座金14の下部に前記固定ナット1の
他方側の当接面16を当接させることができる。
【0020】また、図示実施の形態の固定ナット1は、
軸方向の長さが比較的あるので、工具が掛かりやすく、
狭い空間内で締め付けする場合でも、容易に締め付けす
ることができるので、作業者への負担が少なくなる。
【0021】図5は、本発明に係る固定ナットの第二の
実施の形態を示す。この固定ナット20は、軸方向の中
間に前記オネジ部3と螺合するメネジ部21を形成する
とともに、そのメネジ部21と連続するように、一方側
に挿入孔22を開口形成し、他方側に挿入孔23を開口
形成し、挿入孔22の軸方向の長さは、挿入孔23の軸
方向の長さより短くする。それら挿入孔22および挿入
孔23の開口部内側には、テーパ面24をそれぞれ形成
する。
【0022】この第二の実施の形態に示す固定ナット2
0によれば、軸方向の長さが違う挿入孔22および挿入
孔23が形成されていることにより、図2に示した厚い
天板10aに水栓2を固定するとき、前記挿入孔22側
から前記オネジ部3に締め付けることによって、第一の
実施の形態に示す固定ナット1よりさらに少ない締め込
み量で、前記座金14の下部に前記固定ナット20の一
方側の当接面25を当接させることができる。また、図
1に示した薄い天板10に水栓2を固定するときは、前
記挿入孔23側から前記オネジ部3に締め付けることに
より、わずかな締め込み量で、前記座金14の下部に前
記固定ナット20の他方側の当接面26を当接させるこ
とができる。
【0023】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るわけではなく、その他種々の変更が可能である。たと
えば、第1の実施の形態に示す固定ナット1は、メネジ
部4の軸方向の長さを、挿入孔5の軸方向の長さより短
くした。しかし、メネジ部4の軸方向の長さを、挿入孔
5の軸方向の長さより長くしてもよい。また、第2の実
施の形態に示す固定ナット20の挿入孔22の長さは、
挿入孔23の長さより短くしたが、挿入孔22の長さ
と、挿入孔23の長さを等しくしてもよい。
【0024】また、これら固定ナット1、20は、当然
ながら、図示実施の形態に示したシングルレバー式湯水
混合水栓とは異なる水栓を、天板、壁面等に固定する際
に用いることができ、さらには水栓以外の被固定体を、
その取付部に固定する際に用いることができる。
【0025】なお、固定ナット1、20の材質は、金属
製または樹脂製でも、あるいはそれ以外のものにしても
よいことは勿論である。
【0026】
【発明の効果】したがって、請求項1に記載の発明によ
れば、固定ナットを、被固定体のオネジ部に対して、メ
ネジ部側からねじ込むか、あるいは、挿入孔側からねじ
込むかを、取付部の厚みに応じて適宜変更することによ
り、その取付部の厚みに関係なく迅速に被固定体を固定
することができる。また、前記固定ナットは、従来の締
め付け方法と変わらない方法で締め付けることができる
ので作業性が良い。
【0027】請求項2に記載の発明によれば、固定ナッ
トを、被固定体のオネジ部に対して、一方側の挿入孔側
からねじ込むか、あるいは、他方側の挿入孔側からねじ
込むかを、前記取付部の厚みに応じて適宜変更すること
により、取付部の厚みに関係なく迅速に被固定体を固定
することができる。
【0028】請求項3に記載の発明によれば、水栓を流
し台、洗面化粧台等の天板または壁面等に迅速に固定で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係る固定ナット
を、取付部である天板の厚みが薄い場合において、被固
定体である水栓のオネジ部に締め付けた状態を示す、一
部破断正面図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態に係る固定ナット
を、取付部である天板の厚みが厚い場合において、被固
定体である水栓のオネジ部に締め付けた状態を示す、一
部破断正面図である。
【図3】本発明の第一の実施の形態に係る固定ナットの
平面図である。
【図4】図3のA−A線縦断面図である。
【図5】本発明の第二の実施の形態に係る固定ナットの
図4相当図である。
【符号の説明】
1,20 固定ナット 2 水栓(被固定体) 3 オネジ部 4,21 メネジ部 5,22,23 挿入孔 10,10a 天板(取付部) 11,11a 取付孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被固定体に突出形成したオネジ部を、取
    付部に設けられた取付孔に挿入し、そのオネジ部にねじ
    込んで、被固定体との間に前記取付部を挟むように固定
    する固定ナットにおいて、軸方向の一方側に、前記オネ
    ジ部と螺合するメネジ部が形成され、他方側に、そのメ
    ネジ部と連続するとともに、前記オネジ部が通される挿
    入孔が開口形成されてなる固定ナット。
  2. 【請求項2】 被固定体に突出形成したオネジ部を、取
    付部に設けられた取付孔に挿入し、そのオネジ部にねじ
    込んで、被固定体との間に前記取付部を挟むように固定
    する固定ナットにおいて、軸方向の中間に、前記オネジ
    部と螺合するメネジ部が形成され、軸方向の一方側およ
    び他方側に、そのメネジ部と連続するとともに、前記オ
    ネジ部が通される挿入孔が開口形成されてなり、前記一
    方側の挿入孔の軸方向の長さは、前記他方側の挿入孔の
    軸方向の長さよりも短いことを特徴とする固定ナット。
  3. 【請求項3】 前記被固定体を水栓とし、前記取付部
    を、流し台、洗面化粧台等の天板または壁面等とするこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の固定ナ
    ット。
JP30409296A 1996-10-29 1996-10-29 固定ナット Pending JPH10131935A (ja)

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