JPH10131440A - 屋根構造体 - Google Patents
屋根構造体Info
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- JPH10131440A JPH10131440A JP8292556A JP29255696A JPH10131440A JP H10131440 A JPH10131440 A JP H10131440A JP 8292556 A JP8292556 A JP 8292556A JP 29255696 A JP29255696 A JP 29255696A JP H10131440 A JPH10131440 A JP H10131440A
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Abstract
エネルギー変換機能を有するパネルを設置する際に、屋
根の全面が覆われて外観が良好になり、パネルが屋根材
として機能する屋根構造体を提供する。 【解決手段】屋根面1の一部が屋根下り方向と鋭角をな
す傾斜辺1Aを有する屋根下地材2に、太陽エネルギー
変換機能を有する平面矩形状の主パネル4と、この主パ
ネル4に隣接配置された補助パネル5とを取り付けて屋
根面1を覆い、これらのパネル4,5は屋根下地材2の
上で防水面を形成する。補助パネル5は、主パネル4に
接合され屋根下り方向に沿って延びる第1辺縁7と、こ
の第1辺縁7と接続され前記傾斜辺1Aと対応する第2
辺縁9とを備えた平面異形形状である。
Description
ネルギー変換パネルを取り付けた屋根構造体に関する。
や温水として利用する太陽電池や太陽熱コレクタ等の太
陽エネルギー変換装置があり、この装置では、太陽エネ
ルギー変換機能を有する太陽エネルギー変換パネルが屋
根に設置されている。この太陽エネルギー変換パネル、
例えば、太陽電池パネルは、所定数のソーラーセルが収
められた防水ケース周縁に縦枠および横枠を取り付け、
屋根下り方向に沿って屋根下地材に固定されたレールに
縦枠が支持される構造である(特開平7-180310号公報参
照)。太陽電池パネルは、温度上昇に伴う発電効率の低
下を防止するため、放熱する必要があり、太陽電池パネ
ルと屋根下地材との間の空間は放熱を促進するための通
気層とされる。
るために、屋根面全面に配置されることが好ましい。太
陽電池パネルは平面矩形状であるため、屋根面が矩形状
である切妻タイプの屋根に利用されている。寄せ棟タイ
プや入母屋タイプの屋根等、屋根面の一部が屋根下り方
向と鋭角をなす傾斜辺(下り棟)を有する屋根に平面矩
形状の太陽電池パネルを設置すると、パネルが設置でき
ない三角形のデッドスペースが生じるため、屋根の外観
上好ましくない。
ーマと屋根との境界部分に屋根下り方向と鋭角をなす傾
斜辺が形成されるため、平面矩形状のパネルが設置でき
ない三角形のデッドスペースが生じることになり、この
屋根に平面矩形状の太陽電池パネルを設置することは、
屋根の外観を損なうことになる。そこで、従来では、平
面矩形状の太陽電池パネルに隣接して平面矩形状ではな
い異形(略三角形)の太陽電池パネルを配置した屋根構
造がある(特開平7-90939号公報参照)。
で示される従来例では、平面矩形状及び平面異形の太陽
電池パネルを屋根に設ける構造であるが、これらのパネ
ルを屋根に設置する具体的な構造が開示されていない。
そのため、防水処理された屋根の上に太陽電池パネルを
設置することが考えられるが、取付金具が露出したり、
屋根に荷重をかけることになり、好ましくない。そこ
で、従来より、外観の良い寄せ棟屋根等において、屋根
材の上に設置されるのではなく、屋根材として太陽エネ
ルギー変換パネルが組み込まれた屋根構造体が望まれて
いる。
屋根において、太陽エネルギー変換機能を有するパネル
を設置する際に、屋根の全面が覆われて外観が良好にな
るとともに、パネルが屋根材として機能する屋根構造体
を提供することにある。
形状の屋根の下地材全体を平面矩形状の太陽エネルギー
変換パネルと平面異形形状のパネルとで覆い、これらの
パネルで防水面を形成して前記目的を達成しようとする
ものである。具体的には、本発明の屋根構造体は、添付
した図面を参照して説明すると、屋根面1の一部が屋根
下り方向と鋭角をなす傾斜辺1Aを有する屋根下地材2
に、太陽エネルギー変換機能を有する平面矩形状の主パ
ネル4と、この主パネル4に隣接配置された補助パネル
5,15とを取り付けて屋根面1を覆う屋根構造体であ
って、これらの主パネル4及び補助パネル5,15は前
記屋根下地材2の上で防水面を形成し、前記補助パネル
5,15は、前記主パネル4に接合され屋根下り方向に
沿って延びる第1辺縁7,19と、この第1辺縁7,1
9と接続され前記傾斜辺1Aと対応する第2辺縁9,2
0とを備えた平面異形形状を有することを特徴とする。
において、平面矩形状の主パネル4を屋根中央部分に配
置し、屋根の傾斜辺1A近傍に補助パネル5,15を配
置し、これらのパネル4,5,15で屋根の全面を覆
う。補助パネル5,15を配置する際、第1辺縁7,1
9を隣合う主パネル4の縁7に合わせ、第2辺縁9,2
0を傾斜辺1Aに合わせる。これにより、寄せ棟等の特
殊形状の屋根にはパネル4,5,15が配置されていな
いデッドスペースがなくなり、外観が良好となる。その
上、これらのパネル4,5,15が防水面を形成してい
るため、屋根下地材2に雨が漏れることがない。
4及び補助パネル5,15は前記屋根下地材2の上に互
いに所定間隔離れて固定された複数のレール3に支持さ
れている構造でもよい。この構造では、レール3によっ
てパネル4,5,15が屋根下地材2に確実に取り付け
られるだけでなく、レール3に樋を形成することによ
り、屋根の防水処理を確実に行える。また、前記補助パ
ネル5,15は、太陽エネルギー変換機能を有する太陽
エネルギー変換パネル、例えば、太陽電池パネルであっ
てもよい。この構造では、主パネル4だけでなく、補助
パネル5,15も太陽エネルギー変換機能を有すること
から、屋根全面という広い面積で太陽エネルギーを有効
に利用できる。
は、その表面外観が前記主パネル4の表面外観と略同じ
であり、かつ、太陽エネルギー変換機能を有さないダミ
ーパネルとしてもよい。この構造では、太陽エネルギー
変換パネルに比べてダミーパネルが安価に製造できるた
め、屋根全面に太陽エネルギー変換パネルを配置した場
合に比べて屋根の施工コストを低くすることができる。
5は平面略三角形、平面略台形、その他、平面矩形状以
外の形状である。さらに、前記主パネル4及び補助パネ
ル5,15と前記屋根下地材2との間の空間から通気層
14が形成され、前記補助パネル5,15は、前記第1
辺縁7,19を前記レール3に支持するための第1支持
部7Aと、前記第2辺縁9,20を前記レール3と隣り
合うレール3に支持するための第2支持部9A,21A
とを備えた構造でもよい。この構造では、補助パネル
5,15と屋根下地材2との間に略パネル幅寸法の通気
層14が形成されるため、太陽エネルギー変換機能を有
する主パネル4及び補助パネル5,15の放熱を大きな
スペースの通気層14で行うことができる。
に基づいて説明する。ここで、各実施形態中、同一構成
要素は同一符号を付して説明を省略もしくは簡略にす
る。図1から4には、本発明の第1実施形態が示されて
いる。図1は第1実施形態の全体構成が示された斜視図
である。図1において、第1実施形態は、屋根面1の一
部が屋根下り方向と鋭角をなす下り棟(傾斜辺)1Aを
有する寄せ棟屋根の屋根構造体であり、屋根下地材2
と、この屋根下地材2の屋根下り方向に沿って互いに所
定間隔離れて配置された複数のレール3と、これらのレ
ール3にそれぞれ取り付けられた平面矩形状の主パネル
4及び平面略直角三角形の補助パネル5とを備え、これ
らのパネル4,5及びレール3から防水面を形する構造
である。
る。図2において、主パネル4は太陽エネルギーを電気
に変換する機能を有する太陽電池パネルであり、所定数
のソーラーセルを収めた平板状の防水ケース6と、この
ケース6の周囲に取り付けられた縦枠7及び横枠8とを
備えた構造である。縦枠7は屋根の下り方向に沿って配
置されるものであり、下方の部分がレール3に支持する
ための支持部7Aとなっており、この支持部7Aには外
側に突出する固定用鍔部7Bが形成されている。
下方に配置される下枠8Bとから構成されている。上枠
8Aは、上方に隣り合う主パネル4の下枠8Bに図示し
ないパッキン部材を介して支持される支持片8Cが形成
されている。下枠8Bは下方に隣り合う主パネル4の上
枠8Aの上面を覆うカバー部8Dが形成されている。
いる。図3(A)は補助パネル5の斜視図であり、図3
(B)は補助パネル5の平面図である。これらの図にお
いて、補助パネル5は、主パネル4と同様に、太陽エネ
ルギーを電気に変換する機能を有する太陽電池パネルで
あり、所定数のソーラーセルを収めた平面略三角形の防
水ケース6と、このケース6の周囲に取り付けられた縦
枠7、横枠8及び斜め枠9とを備えた構造である。
根下り方向に沿って延びる第1辺縁を形成するものであ
る。この縦枠7の下方の部分がレール3に支持するため
の第1支持部7Aとなっており、この第1支持部7Aに
は外側に突出する固定用鍔部7Bが形成されている。補
助パネル5の縦枠7は主パネル4の縦枠7と同じ長さを
有する。
及び同じ長さを有するものであり、カバー部8Dが形成
されている。斜め枠9は第1辺縁である縦枠7と上端部
が接続され屋根の下り棟1Aと対応する第2辺縁を形成
するものである。斜め枠9と横枠8とが交差する角部
は、その下方の部分9Aが第2辺縁である横枠8をレー
ル3に支持するための第2支持部とされている。
取付構造が図4に示されている。図4において、屋根下
地材2は合板等の面材から形成される野地板であり、そ
の表面にアスファルトルーフィング等のシート材2Aが
貼付されている。レール3は中心上方が開口となった断
面コ字型の樋部3Aと、この樋部3Aの下方に一体的に
設けられた断面四角形のパイプ部3Bとを有するもので
ある。樋部3Aはパネル4,5の支持部7A,9Aを受
けるとともに、パネル4,5に降り注いだ雨水等を集め
軒に排水する構造である。
せられるとともに、支持部7A,9Aの固定用鍔部7B
を貫通したタッピングねじ10が螺合されている。パイ
プ部3Bの側面には取付用鍔部3Cが形成され、この取
付用鍔部3Cを貫通するねじ11を屋根下地材2に螺合
することにより、レール3の屋根下地材2への固定がさ
れる。なお、符号12及び13はレール3から屋根下地
材2への漏水を防止するためのガスケット、パッキング
部材である。主パネル4及び補助パネル5と屋根下地材
2との間の空間から通気層14が形成されている。この
通気層14は軒先及び棟部分に開口されており、棟部分
には雨水が通気層14に入り込まないようにするための
図示しない防水機構が設けられている。
2に複数のレール3を互いに所定間隔(略パネル4,5
の幅寸法)離して取り付け、平面矩形状の主パネル4を
屋根中央部分に複数並べて配置し、屋根の下り棟1Aの
近傍に補助パネル5を並べて配置して屋根の全面を覆
う。補助パネル5を配置する際、第1辺縁である縦枠7
を隣合う主パネル4の縦枠7に合わせ、第2辺縁である
斜め枠9を下り棟1Aに合わせる。これらのパネル4,
5をレール3に取り付けるため、パネル4,5の支持部
7A,9Aをレール3にタッピングねじ10で固定す
る。
一部が屋根下り方向と鋭角をなす傾斜辺1Aを有する屋
根下地材2に、太陽エネルギー変換機能を有する平面矩
形状の主パネル4と、この主パネル4に隣接配置された
補助パネル5とを取り付け、これらの主パネル4、補助
パネル5及びレール3は屋根下地材2の上で防水面を形
成し、補助パネル5は、主パネル4に接合され屋根下り
方向に沿って延びる第1辺縁7と、この第1辺縁7と接
続され傾斜辺1Aと対応する第2辺縁9とを備えた平面
異形形状であるから、寄せ棟の屋根にはパネル4,5が
配置されていないデッドスペースがなくなり、外観が良
好となり、その上、これらのパネル4,5が防水面を形
成しているため、屋根材として機能し、屋根下地材2に
雨が漏れることがない。
び補助パネル5は屋根下地材2の上に互いに所定間隔離
れて固定された複数のレール3に支持されているから、
レール3によってパネル4,5が屋根下地材2に確実に
取り付けられるだけでなく、レール3に樋部3Aが形成
されるため、隣り合うパネル4,5の間から流入する雨
水が確実に樋部3Aを通って軒先へ排出される。さら
に、補助パネル5は、主パネル4と同様に、太陽電池
パネルから構成されるから、屋根全面で太陽エネルギー
を受けることができるため、発電量を大きなものにし、
太陽エネルギーを有効に利用できる。
屋根下地材2との間の空間から通気層14を形成したか
ら、この通気層14でパネル4,5の放熱を行うことが
できるので、温度上昇に伴うエネルギー変換効率の低下
を防止することができる。特に、補助パネル5は、第1
辺縁である縦枠7をレール3に支持するための第1支持
部7Aと、第2辺縁である斜め枠9をこのレール3と隣
り合うレール3に支持するための第2支持部9Aとを備
えた構造としたから、補助パネル5と屋根下地材2との
間の通気層14を大きな面積にできるので、補助パネル
5の放熱を促進してエネルギー変換効率の低下を防止す
ることができる。
全て又は一部をダミーパネルとしてもよい。つまり、縦
枠7、横枠8及び斜め枠9に取り付けられる防水ケース
6を、アクリル、ガラス等の板材から形成し、この板材
の表面外観(形状、色彩)を主パネル4の防水ケース6
と略同じにする。補助パネル5を太陽電池パネルから構
成した場合、平面略三角形の太陽電池パネルは比較的設
置面積の小さいデッドスペースに配置されることから、
そのサイズも小さくなる。そのため、補助パネル5の発
電量で得られるメリットに比べて太陽電池パネルの種類
並びに数を増やすことに伴うデメリットが大きくなると
いう不都合がある。これに対して、補助パネル5をダ
ミーパネルとすれば、太陽電池パネルに比べて製造コス
トが格段と低いため、前述のの効果に加えて屋根
の施工コストを低く抑えることができるという効果を奏
することができる。
6に基づいて説明する。第2実施形態は補助パネルの平
面形状が第1実施形態と相違するもので、他の構成は第
1実施形態と同じである。図5は第2実施形態の全体構
成を示す正面図である。図5において、第2実施形態
は、屋根面1の一部が下り棟(傾斜辺)1Aを有する寄
せ棟屋根の屋根構造体であり、前記屋根下地材2(図1
参照)と、この屋根下地材2の屋根下り方向に沿って互
いに所定間隔離れて配置された複数の前記レール3と、
これらのレール3にそれぞれ取り付けられた平面矩形状
の前記主パネル4及び平面略台形の補助パネル15を備
え、これらのパネル4,15及びレール3から防水面を
形する構造である。屋根の棟部分には長尺状の棟カバー
16が主パネル4にかからないように取り付けられてい
る。屋根の下り棟1Aには必要に応じて長尺状の棟カバ
ー(図示せず)が取り付けられている。
ている。図6(A)は補助パネル15の斜視図であり、
図6(B)は補助パネル15の平面図である。これらの
図において、補助パネル15は、主パネル4と同様に、
太陽エネルギーを電気に変換する機能を有する太陽電池
パネルであり、所定数のソーラーセルを収めた平面略台
形の防水ケース18と、このケース18の周囲に取り付
けられた長さ寸法の長い第1の縦枠19、前記横枠8、
斜め枠20及び長さ寸法の短い第2の縦枠21を備えた
構造である。
合され屋根下り方向に沿って延びる第1辺縁を形成する
ものである。この縦枠19の下方の部分がレール3に支
持するための第1支持部7Aとなっており、この第1支
持部7Aには外側に突出する固定用鍔部7Bが形成され
ている。第1の縦枠19は主パネル4の縦枠7より長さ
寸法が長い。横枠8は主パネル4の下枠8Bと同じ構造
及び同じ長さを有するものであり、カバー部8Bが形成
されている。
端部が接続され屋根の下り棟1Aと対応する第2辺縁を
形成するものである。第2の縦枠21は、その下方の部
分21Aが第2辺縁である横枠8をレール3に支持する
ための第2支持部とされている。補助パネル15と屋根
下地材2との間並びに主パネル4と屋根下地材2との間
には図示しない通気層がそれぞれ形成されている。
及び補助パネル15のレール3への取付方法は第1実施
形態と同じである。従って、第2実施形態によれば、第
1実施形態のからの作用効果を奏することができる
他に、補助パネル15を平面略台形としたから、互い
に平行で比較的長い寸法の縦枠19,21の下部でレー
ル3に支持されるため、補助パネル15のレール3への
取り付けを確実なものにできる。その上、屋根の棟に第
1棟カバー16を取り付ける際に、主パネル4にかから
ないので、主パネル4の発電効率が低下しない。しか
も、この場合、補助パネル15の平面形状を略台形とし
ているから、屋根の下り棟1Aぎりぎりまで補助パネル
15を張り込むことができる。従って、下り棟1Aに棟
カバーを仮に取り付ける場合であっても、棟カバーの幅
寸法を小さくすることができる。
同様に、補助パネル15の全て又は一部をダミーパネル
としてもよい。つまり、縦枠19,21、横枠8及び斜
め枠20に取り付けられる防水ケース18を、アクリ
ル、ガラス等の板材から形成し、この板材の表面外観
(形状、色彩)を主パネル4の防水ケース9と略同じに
する。補助パネル15をダミーパネルとすれば、太陽
電池パネルに比べて製造コストが格段と低いため、前述
のの効果に加えて屋根の施工コストを低く抑え
ることができるという効果を奏することができる。
いて説明したが、これらの実施形態に本発明は限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良等は本発明に含まれるものである。例えば、前
記各実施形態では寄せ棟屋根に適用したが、本発明で
は、図7に示されるとおり、ドーマ1Bが設けられドー
マ1Bと屋根面1との境界部分に屋根下り方向と鋭角を
なす傾斜辺1Cが形成された屋根に適用することができ
る。即ち、図7に示されるとおり、主パネル4と平面略
三角形の補助パネル5とをレール3の上に並べて配置す
ることにより、ドーマ1Bを有する屋根でも、隙間な
く、屋根面1をパネル4,5で覆うことができる。
び補助パネル5,15をレール3を介して屋根下地材2
に取り付け、これらのパネル4,5,15と屋根下地材
2との間で通気層14を形成したが、本発明では、屋根
下地材2に直接パネル4,5,15を取り付け、あるい
は、レール3以外の連結部材、例えば、複数のブロック
を介してパネル4,5,15を取り付けるものでもよ
い。屋根下地材2に直接パネル4,5,15を取り付け
る場合には、隣り合うパネル4,5,15を防水パッキ
ン等で介装し、これらのパネル4,5,15で防水面を
形成する。さらに、主パネル4、補助パネル5,15
は、太陽エネルギーを変換して温水として利用する太陽
熱コレクタであってもよい。
部が屋根下り方向と鋭角をなす傾斜辺を有する屋根下地
材に、太陽エネルギー変換機能を有する平面矩形状の主
パネルと、この主パネルに隣接配置された補助パネルと
を取り付け、これらの主パネル及び補助パネルは屋根下
地材の上で防水面を形成し、補助パネルは、主パネルに
接合され屋根下り方向に沿って延びる第1辺縁と、この
第1辺縁と接続され傾斜辺と対応する第2辺縁とを備え
た平面異形形状であるから、寄せ棟等の特殊形状の屋根
にはパネルが配置されていないデッドスペースがなくな
り、外観が良好となり、その上、これらのパネルが防水
面を形成しているため、屋根材として機能し、屋根下地
材に雨が漏れることがない。
である。
(B)は補助パネルを示す平面図である。
である。
である。
(B)は補助パネルを示す平面図である。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】屋根面の一部が屋根下り方向と鋭角をなす
傾斜辺を有する屋根下地材に、太陽エネルギー変換機能
を有する平面矩形状の主パネルと、この主パネルに隣接
配置された補助パネルとを取り付けて屋根面を覆う屋根
構造体であって、これらの主パネル及び補助パネルは前
記屋根下地材の上で防水面を形成し、前記補助パネル
は、前記主パネルに接合され屋根下り方向に沿って延び
る第1辺縁と、この第1辺縁と接続され前記傾斜辺と対
応する第2辺縁とを備えた平面異形形状を有することを
特徴とする屋根構造体。 - 【請求項2】請求項1記載の屋根構造体において、前記
主パネル及び補助パネルは前記屋根下地材の上に互いに
所定間隔離れて固定された複数のレールに支持されてい
ることを特徴とする屋根構造体。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載の屋根構造体におい
て、前記補助パネルは、太陽エネルギー変換機能を有す
る太陽エネルギー変換パネルであることを特徴とする屋
根構造体。 - 【請求項4】請求項1又は2に記載の屋根構造体におい
て、前記補助パネルは、その表面外観が前記主パネルの
表面外観と略同じであり、かつ、太陽エネルギー変換機
能を有さないダミーパネルであることを特徴とする屋根
構造体。 - 【請求項5】請求項1から4のいずれかに記載の屋根構
造体において、前記補助パネルは平面略三角形であるこ
とを特徴とする屋根構造体。 - 【請求項6】請求項1から4のいずれかに記載の屋根構
造体において、前記補助パネルは平面略台形であること
を特徴とする屋根構造体。 - 【請求項7】請求項3から6のいずれかに記載の屋根構
造体において、前記主パネル及び補助パネルと前記屋根
下地材との間の空間から通気層が形成され、前記補助パ
ネルは、前記第1辺縁を前記レールに支持するための第
1支持部と、前記第2辺縁を前記レールと隣り合うレー
ルに支持するための第2支持部とを備えたことを特徴と
する屋根構造体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29255696A JP3269778B2 (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | 屋根構造体 |
JP37465199A JP3618070B2 (ja) | 1996-11-05 | 1999-12-28 | 太陽電池付屋根 |
Applications Claiming Priority (1)
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