JPS63578B2 - - Google Patents

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JPS63578B2
JPS63578B2 JP29758786A JP29758786A JPS63578B2 JP S63578 B2 JPS63578 B2 JP S63578B2 JP 29758786 A JP29758786 A JP 29758786A JP 29758786 A JP29758786 A JP 29758786A JP S63578 B2 JPS63578 B2 JP S63578B2
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JP
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roof
inner layer
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frame body
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JP29758786A
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Gantan Funaki
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FUNAKI SHOJI YK
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、上、下内層材間に空気流通層を設け
ると共に天窓を取付けた屋根に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、特開昭53−32920号公報に示すような空
気流通層を有する屋根、および実開昭58−48811
号公報に示すような母屋、垂木および上、下内層
材を備えた屋根があり、これらの屋根から第1図
及び第2図に示すような屋根が考えられる。
第1図、第2図において、1はC形鋼からなる
母屋であり、母屋1上には硬質木毛板などの断熱
材からなる下内層材2が支持され、隣接下内層材
2の接合部下部に設けた切欠2aに母屋1上にこ
れらと直交して支持されたほぼ倒立溝形断面の目
地部材3が嵌合されている。
母屋1に引掛けたほぼ丁形の取付金具4上に目
地部材3の上底3aが支持され、隣接下内層材2
の接合部上に設置された押え板5の上方から棒状
のボルト6が押え板5、目地部材3および取付金
具4の上辺部を貫通し、ボルト6の上、下端部に
ナツト7を締付けることで、母屋1に取付金具
4、目地部材3、下内層部材2、押え板5が一体
に固定されている。
下内層材2上には母屋1と直交して勾配を有す
る金属垂木8が支持され、これらの垂木8は段8
a付きの倒立溝形部の両側に係合部8bを介しフ
ランジ8cが設けられている。前記押え板5の係
合部5aに垂木8の係合部8bが係合され、押え
板5の係合部5aと垂木8の係合部8bとの間に
楔板9が係合されて垂木8のフランジ8cが締結
され、垂木8は押え板5を介して下内層材2に固
定されている。垂木6の段8a上に板状の吸音
材、断熱材或は野地板などからなる上内層材10
の端部が支持されて、接着、ねじ止めなどの手段
で固定され、上内層材10が垂木8の間に敷設さ
れ、下内層材2と上内層材10の間に空気流通層
11が形成されている。上内層材10上に長尺の
亜鉛メツキ鋼板などからなる屋根板12が横葺き
され、屋根板12は垂木8上に支持されて適宜の
手段で固定され、棟軒方向に隣接する屋根板12
の対向端部が係合されている。
軒側端の母屋1の建屋外側面に断面倒立溝形の
空気入口部材13が固定され、空気入口部材13
の一側壁13aで下内層材2の軒側端面が覆わ
れ、空気入口部材13の上底13bに形成された
スリツト状の空気入口13cで空気流通層11が
大気に連通されている。空気入口部材13の他側
壁13dに軒先部材14が固定され、軒先部材1
4は空気流通層11の軒先端を塞いで上内層材1
0の軒側端面を覆い、軒先部材14の上端部外面
が屋根板12の軒先部で覆われている。なお、図
示省略したが軒先部材14の上端部は垂木8の上
面に固定されており、空気入口部材13、軒先部
材14は屋根の左、右方向の全体にわたつて設け
られている。
第1図、第2図に示すように、垂木8の棟側端
部には換気装置15が固定され、この装置15に
設けた空気出口15aで空気流通層11の上端部
が大気と連通されている。
以上のように構成された屋根は、上、下内層材
10,12間に空気流通層11を形成し、この空
気流通層11が軒先部下面に配設した空気入口1
3cと、棟側端部に設けた換気装置15の空気出
口15aとで大気に連通されているので、夏期の
晴天時などに日照によつて、金属製の屋根板12
が熱せられ空気流通層11内の空気が暖められる
と、暖められた空気が棟側に流れることで、換気
装置15の空気出口15aから大気に放出される
と共に、大気が軒先部下面に設けた空気入口13
cを経て空気流通層11に導入され、軒側から棟
側に空気が自然対流で流れて換気が行われる。
このため、上、下内層材間の空気層の空気が滞
留して換気されないものに比べて、夏期の晴天時
でも空気流通層11内の空気を低温に保つことが
でき、建屋内の温度も低くできる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上のように構成された上、下内層材間に空気
流通層を形成した屋根は、建屋内の温度を低くで
きるので、冷房を行わない畜舎などに用いられる
が、採光をよくするために天窓を設ける場合に、
次のような問題点がある。すなわち、実開昭56−
145529号公報に示すような軒側枠を欠く平面溝形
の高さが低い枠体を上内層材上に支持固定し、前
記枠体内周側に平板状および皿状の窓パネルの外
周部を上下に重ねて張設した天窓を、屋根の天窓
開口に嵌めたのでは、枠体の強度および枠体を取
付ける強度が十分に得られず、また下方の皿状の
窓パネルは周壁の高さを高くできず、空気流通
層、上、下内層材の厚さが十分に得られず、屋根
全体の厚さが薄くなつてしまうため、空気の流通
性および遮音性、断熱性が十分に得られず、空気
流通層を有する屋根がもつ機能を損つてしまうと
いう問題点があり、とくに面積の広い天窓には適
さない。
本発明は、前述した問題点を解決して、天窓の
枠体が頑丈であり、枠体を強固に屋根に固定で
き、また空気流通路を通る空気の流れをほとんど
阻害することがなく、さらに上から見ても下から
見ても体裁がよく、さらにごみなどが枠体の内、
外周近くに堆積しにくく、面積の広い天窓を設け
る場合に好適する天窓付きの屋根を提供すること
を目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、母屋上に下内層材を敷設し、下内層
材を介しまたは母屋上に直接固定した垂木間に上
内層材を敷設し、前記下内層材と上内層材の間に
空気流通層を形成し、上内層材および垂木上に屋
根板を葺き、前記空気流通層を大気に連通する空
気入口と空気出口とを軒先部下面と棟部とにそれ
ぞれ配設すると共に、勾配を有する屋根におい
て、棟側枠、軒側枠および左、右側枠を固着した
平面矩形の枠体を前記下内層材の底部から屋根板
に至る厚さとほぼ等しい高さに構成し、前記枠体
の上端部外周側にフランジ部を延出させ、前記枠
体の内周側に透明窓パネルを相互間隔を設けて
上、下2重に張設した天窓を備え、天窓の左、右
側枠に設けたフランジ部を前記垂木上に支持固定
し、前記枠体のフランジ部に前記屋根板を重ね合
せ、前記空気流通層の一部を枠体で塞ぎ、屋根板
と枠体と上方の透明窓パネルの上面をほぼ同一平
面上に配設し、枠体を屋根の天窓開口に埋込んだ
ものである。
〔作 用〕
本発明の屋根は、前述したように、棟側枠、軒
側枠および左、右側枠を固着した平面矩形状の天
窓の枠体を、屋根の厚さとほぼ等しい高さに構成
して、ほぼ全高にわたり屋根に埋込み、前記枠体
で屋根の上、下内層材間に形成した空気流通層の
一部を塞いだので、上からみても下からみても体
裁がよく、屋根の勾配によつて空気流通層を軒側
から棟側に通る空気の流れを天窓設置部で阻害す
ることが少ない。また天窓の枠体は矩形状で高さ
が高く頑丈であると共に、枠体の左、右側枠に設
けたフランジ部を垂木上に支持固定したので、屋
根に対し強固に固定できるだけではなく、天窓設
置部の強度が大きく、垂木や母屋の天窓開口と対
応する部分を除去することができ、さらに枠体お
よび上方の透明窓パネルの上面を屋根板の上面と
ほぼ同一平面上に配置したので、採光性がよく、
ごみなどが枠体の内、外周近くに堆積しにくい。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例につき第3図乃至第1
0図を参照して説明する。
第3図乃至第10図中、第1図、第2図と同符
号は対応する部分を示し、この実施例は、第3
図、第4図に示すように、天窓32を屋根に埋込
んでほぼその厚さ、即ち、下内層材2の底部より
屋根板12に至る高さ内に配設したものである。
即ち、天窓32は、第3図乃至第7図に示すよう
に、断面ほぼアングル状の金属製押出形材からな
る棟側枠33、軒側枠34および左、右側枠35
で平面矩形状の枠体36が、屋根の厚さとほぼ等
しい高さに構成されている。すなわち、前記棟側
枠33の左、右端部に左、右側枠35の棟側側部
が突合せられ、軒側枠34の左、右端面が左、右
側枠35の軒側端部に突合せられ、前記突合せ部
がそれぞれ固着されている。
前記枠体36の棟側枠33および左、右側枠3
5の周壁部33a,35a内周側に透明な上窓パ
ネル37が張られ、この上窓パネル37の軒側端
部が軒側枠34のフランジ部34b上にこれを近
接して覆うように配設されている。前記上窓パネ
ル37の下方に間隙39を設けて配置した透明な
下窓パネル38は、棟側枠33、軒側枠34、
左、右側枠35の周側部33a,34d,35a
の内周側に張られている。棟側枠33、左、右側
枠35のフランジ部33b,35bの上にそれぞ
れ屋根板12が重ね合され、軒側枠34のフラン
ジ部34bと上内層材10の間に屋根板12の係
合端部12bが挿入されている。そして、屋根板
12と枠体36上端および上窓パネル37とがほ
ぼ平坦に配置され、また上、下窓パネル37,3
8間の間隙39が空気流通層11と屋根の厚さ方
向にほぼ一致して、天窓32が屋根の厚さ内に配
設されている。そして、天窓32は第3図に示す
ように屋根の左右方向の数個所に配設されてい
る。また、棟側枠33、左、右側枠35に形成し
た係合突条33c,35cに屋根板12の天窓開
口縁部が係合されていると共に、上窓パネル37
と屋根板12の係合端部12bとの間はシール材
40でシールされている。左、右側枠35のフラ
ンジ部35bが金属垂木8上に支持されてビス止
め固定されている。第6図中、41は軒側枠34
に固定されて上窓パネル37の下端部を支持する
パネルホルダ、第7図中、42,43は上窓パネ
ル37の上方および下窓パネル38の下方を覆つ
て枠体36に張られた保護網である。さらに、第
4図に示すように屋根の棟側端部で空気流通層1
1が下内層部材2に設けた連通口44によつて建
屋内と連通されている。
前記換気装置15は、第8図乃至第10図に示
すように両側支柱16の下端部が取付杆17を介
して垂木8の上部にボルト締め固定され、両側支
柱16の上端部に垂木8と平行に棟垂木18がボ
ルト締め固定され、棟垂木18に設けた長穴18
aに挿通したボルトと図示しないナツトでステー
19の上端部が棟垂木18に位置調整可能に固定
され、ステー19はX字形に交差して下端部が両
側支柱16の下端部にボルトによつて前記取付杆
17を共締めされている。棟垂木18上を覆つて
換気装置屋根板20が棟垂木18固定されて換気
装置屋根が構成されている。棟垂木18の軒先端
部に連結柱21の上端部がボルト締め固定され、
連結柱21の上下方向中間部が連結杆22を介し
て両側支柱16に固定されている。棟垂木18の
軒側端部に唐草23が固定され、唐草23と棟垂
木18の間に水切板24の上部が介装され、水切
板24の下部が連結柱21の上部外面に固定さ
れ、唐草23と水切板24で換気装置の上部が覆
われている。両側の棟垂木18の上端部が蝶番2
5で連結されていると共に、蝶番25の上方で両
側の屋根板20が漏水しないように連結固定され
ている。両側支柱16の下部外面に屋根板12の
棟側立上り部12aが支持固定されている。連結
柱21の外面にスペース26を介して角パイプか
らなる取付部材27がボルト、ナツトで締付け固
定され、取付部材27に内、外側案内板28の下
垂直部28aが上下多段のボルト、ナツトで締付
け固定されている。前記案内板28は、取付部材
27と共に屋根の棟側端部と換気装置屋根の軒先
端部との間に設けられた空気出口15aに配設さ
れ、前記下垂直部28aの上端部から傾斜部28
bが上向きに傾斜して取付部材27から離れる方
向に延び、傾斜部28b先端から上垂直部28c
が立上つた一体成形品で構成され、上垂直部28
cの上部が上段の案内板28の下垂直部28aの
下部と重なつている。前記取付部材27の下端部
に固定されたゴムシート29が屋根板12上に圧
接されている。
なお、図示省略したが屋根および棟部換気装置
の左、右端面は適宜の手段で閉鎖される。また、
本実施例の前述した以外の構成は、第1図及び第
2図に示す屋根と同様である。
以上のように構成された実施例のものは、上、
下内層材2,10間に空気流通層11が形成さ
れ、この空気流通層11が軒先部下面に配設した
空気入口13cと、棟側端部に設けた換気装置1
5の空気出口15aとで大気に連通されているの
で、夏期の風の影響がほとんどない晴天時などの
日照によつて、金属製の屋根材12が熱せられて
空気流通層11内の空気が暖められると、暖めら
れた空気が棟側に流れることで、換気装置15の
空気出口15aから大気に放出されると共に、大
気が軒先部下面に設けた空気入口15cを経て空
気流通層11に導入され、軒側から棟側に空気が
自然対流で流れて換気が行われる。このため、本
実施例のものは、夏期の晴天時でも空気流通層1
1内の空気を低温に保つことができ、建屋内の温
度も低くできる。
また、本実施例では、風が棟部換気装置15の
一側に吹付けると、第9図の実線矢印に示すよう
に、外側の案内板28の上垂直部28cと傾斜部
28bとに案内されることで、上方に曲がつて、
案内板28の内側に吹込まれず、第10図の矢印
に示すように換気装置15を迂回してその上方を
流れるので、空気流通層11から空気を吸出すよ
うな働きをし、風がある時でも空気流通層11内
の空気の流通が良好であり、風雨時には、雨が外
側の案内板28の内側に入りにくく、雨が入つて
も、第9図の破線矢印に示すように、外側、内側
の案内板28の傾斜部28bに沿つて雨水が下方
に流れ、屋根材12の棟側端部上に導かれて軒側
に流れることにより、換気装置15部分から雨漏
りすることがない。
そして、本実施例では、屋根に天窓32を設け
たことにより、建屋内を明るくすることができ、
天窓32を屋根のほぼ厚さ内に埋込んで設置した
ので体裁がよく、また天窓32、これらの枠体3
6、窓パネル37の上面を屋根板12とほぼ平坦
にしたので、屋根に軒側が低い勾配があることと
相まつて、天窓32の枠体36の内、外周近くに
雪や塵埃などが引掛つて溜まることが少ない。
さらに、本実施例では、空気流通層11の上端
部を建屋内と連通させたので、建屋上部の空気も
換気装置15を経て空気出口15aから大気に放
出させることができ建屋内の換気もできることに
より、畜舎の屋根に用いるのに好適する。
なお、本実施例では、第3図に示すように、空
気流通層11内の空気は天窓32を迂回して軒先
側から棟側に流れるので、金属垂木8に設けた通
孔8d,8eで前記垂木8間の空気が互いに連通
されるようにしているが、天窓32の棟側枠3
4、棟側枠33の周側壁部34a,33aなどに
複数の連通孔を設けて、上下窓パネル37,38
間の間隙39を空気流通層11と連通させ、天窓
32を迂回せずに前記間隙39を通して空気が流
れるようにすると空気の流れがより円滑になる。
本発明において、下内層材上にはアスフアルト
ルーフイングを敷くことが好ましい。本発明の垂
木は、必ずしも前記実施例の形状のものに限られ
ることなく、フランジは溝形鋼を開口を下にして
用い、垂木を母屋に直接固定してもよい。
本発明は、第11図に示すように、部分的に2
階のある建物の1階の屋根に用いても、この屋根
の上端部である2階の外壁面30に第3図の換気
装置を半截した構成の換気装置31を設けること
により、必ずしも平屋や2階などの最上階の屋根
に限定されることなく適用できる。なお、第11
図中、第3図、第4図と同一符号はこれらの部分
と対応する部分を示す。
本発明は、実施例のような換気装置を用いるこ
となく、雨水などの建屋内への侵入を防止する手
段を設ければ、屋根の棟側端部などの上端部に空
気流通層と連通する空気出口を直接設けてもよ
い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、母屋上に敷設
した下内層材と、母屋上に下内層材を介しまたは
直接固定した垂木間に敷設した上内層材との間に
空気流通層を形成し、前記上内層材および垂木上
に屋根板を葺いた屋根において、棟側枠、軒側枠
および左、右側枠を固着した平面矩形状の天窓の
枠体を、屋根の厚さとほぼ等しい厚さに構成し
て、ほぼ全高にわたり屋根に埋込み、前記空気流
通路の一部を塞いだので、体裁がよく、空気流通
路を通る空気の流を天窓設置部で阻害することが
少なく、また、枠体が頑丈であると共に枠体の
左、右側枠に設けたフランジ部を垂木上に支持固
定したので、屋根に対し強固に固定できるだけで
はなく、天窓設置部の強度も大きく、さらに枠体
および上方の透明窓パネルの上面を屋根の上面と
ほぼ同一平面上に配置したので、採光性がよく、
ごみなどが枠体の内、外周近くに堆積しにくいと
いう効果が併せて得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の屋根を示す垂直断面図、第2
図は同部分垂直断面図、第3図は本発明の一実施
例の屋根を示す概略斜視図、第4図は同垂直断面
側面図、第5図は天窓の枠体の概略斜視図、第6
図は天窓部の垂直断面側面図、第7図は天窓部の
部分垂直断面正面図、第8図は棟部換気装置の側
面説明図、第9図は同作用説明図の拡大部分断面
図、第10図は同棟部換気装置上の風の流れを示
す断面図、第11図は本発明の変形実施例の屋根
を示す概略斜視図である。 1……母屋、2……下内層材、8……垂木、1
0……上内層材、11……空気流通層、12……
屋根板、13c……空気入口、15……棟部換気
装置、15a……空気出口、32……天窓、33
……棟側枠、33b……フランジ部、34……軒
側枠、34b……フランジ部、35……側枠、3
5b……フランジ部、36……枠体、37,38
……窓パネル、39……隙間。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 母屋上に下内層材を敷設し、下内層材を介し
    または母屋上に直接固定した垂木間に上内層材を
    敷設し、前記下内層材と上内層材の間に空気流通
    層を形成し、上内層材および垂木上に屋根板を葺
    き、前記空気流通層を大気に連通する空気入口と
    空気出口とを軒先部下面と棟部とにそれぞれ配設
    すると共に、勾配を有する屋根において、棟側
    枠、軒側枠および左、右側枠を固着した平面矩形
    の枠体を前記下内層材の底部から屋根板に至る厚
    さとほぼ等しい高さに構成し、前記枠体の上部外
    周側にフランジ部を延出させ、前記枠体の内周側
    に透明窓パネルを相互間隔を設けて上、下2重に
    張設した天窓を備え、天窓の左、右側枠に設けた
    フランジ部を前記垂木上に支持固定し、前記枠体
    のフランジ部に前記屋根板を重ね合せ、前記空気
    流通層の一部を枠体で塞ぎ、屋根板と枠体と上方
    の透明窓パネルの上面をほぼ同一平面上に配設
    し、枠体を屋根の天窓開口に埋込んだことを特徴
    とする屋根。 2 金属垂木は、その両側部に所要間隔を置いて
    通孔を形成したものである特許請求の範囲第1項
    記載の屋根。 3 天窓の枠体は、上、下透明窓パネル間の間隙
    と空気流通層と連通させる複数の連通孔を形成し
    たものである特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の屋根。
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