JPH10131439A - 棟換気構造 - Google Patents
棟換気構造Info
- Publication number
- JPH10131439A JPH10131439A JP28646996A JP28646996A JPH10131439A JP H10131439 A JPH10131439 A JP H10131439A JP 28646996 A JP28646996 A JP 28646996A JP 28646996 A JP28646996 A JP 28646996A JP H10131439 A JPH10131439 A JP H10131439A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventilation
- ridge
- ventilating
- ventilation opening
- opening
- Prior art date
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- Pending
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 防虫、防雪の機能を有する棟換気構造を提供
する。 【解決手段】 屋根下地の棟部に換気開口１を形成する
と共に該換気開口１を覆う換気棟体２を設置してなる棟
換気構造において、換気孔３を形成すると共に換気孔と
換気開口１の間に水返し片４を形成し、換気孔３と水返
し片４の間に防護網体５を形成する。
する。 【解決手段】 屋根下地の棟部に換気開口１を形成する
と共に該換気開口１を覆う換気棟体２を設置してなる棟
換気構造において、換気孔３を形成すると共に換気孔と
換気開口１の間に水返し片４を形成し、換気孔３と水返
し片４の間に防護網体５を形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、防虫、防雪機能を
持った棟換気構造に関するものである。
持った棟換気構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、特開昭５８−１８１９５７号
に示す棟換気構造は知られている。この従来の棟換気構
造は、防虫のために防護網体を設けるものであるが、防
護網体は棟部の換気開口上に設置されるものであった。
に示す棟換気構造は知られている。この従来の棟換気構
造は、防虫のために防護網体を設けるものであるが、防
護網体は棟部の換気開口上に設置されるものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例におい
ては、防護網体が棟部の換気開口上に設置されるもので
あり、水返しと換気開口との間に設置されるものであっ
た。このために、防虫の効果を発揮するものであるが、
防雪の効果を発揮しがたいものであった。即ち、水返し
と換気開口との間に防護網体が設けられているために、
雪を防いだ場合に雪の溶けた水が換気開口より内部に侵
入する恐れがあるからである。
ては、防護網体が棟部の換気開口上に設置されるもので
あり、水返しと換気開口との間に設置されるものであっ
た。このために、防虫の効果を発揮するものであるが、
防雪の効果を発揮しがたいものであった。即ち、水返し
と換気開口との間に防護網体が設けられているために、
雪を防いだ場合に雪の溶けた水が換気開口より内部に侵
入する恐れがあるからである。
【０００４】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、防虫、防
水の効果を発揮し、水の侵入する恐れも少ない棟換気構
造を提供するものである。
されたものであり、その目的とするところは、防虫、防
水の効果を発揮し、水の侵入する恐れも少ない棟換気構
造を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１記載の
棟換気構造は、屋根下地の棟部に換気開口を形成すると
共に該換気開口を覆う換気棟体を設置してなる棟換気構
造において、換気孔を形成すると共に換気孔と換気開口
の間に水返し片を形成し、換気孔と水返し片の間に防護
網体を垂下形成してなることを特徴とするものである。
棟換気構造は、屋根下地の棟部に換気開口を形成すると
共に該換気開口を覆う換気棟体を設置してなる棟換気構
造において、換気孔を形成すると共に換気孔と換気開口
の間に水返し片を形成し、換気孔と水返し片の間に防護
網体を垂下形成してなることを特徴とするものである。
【０００６】本発明の請求項２記載の棟換気構造は、請
求項１記載の棟換気構造において、水返し片の固定と共
に防護網体を固定することを特徴とするものである。
求項１記載の棟換気構造において、水返し片の固定と共
に防護網体を固定することを特徴とするものである。
【０００７】本発明の請求校３記載の棟換気構造は、請
求項１記載の棟換気構造において、防護網体の下端を換
気棟体外まで延設してなることを特徴とするものであ
る。
求項１記載の棟換気構造において、防護網体の下端を換
気棟体外まで延設してなることを特徴とするものであ
る。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１は本発明の一の実施形態であ
る棟換気構造の断面説明図であり、図２はその斜視図で
ある。
る棟換気構造の断面説明図であり、図２はその斜視図で
ある。
【０００９】図１、図２において、１は屋根棟部に形成
された換気開口であり、２はこの換気開口１を覆う換気
棟体である。換気棟体２は上面に換気孔３を形成し、換
気孔３と換気開口１との間に水返し片４を形成してい
る。水返し片４には換気孔３方向に傾斜する防護網体５
が垂下形成されている。防護網体５はアルミニウム製の
パンチングメタル、硬質の合成樹脂網体等で形成される
ものである。この棟換気構造では矢印６に示すごとく、
屋根裏の空気は換気開口１をとおり防護網体５の網目を
通って換気孔３よりでて換気される。防護網体５は上部
を水返し片４に固定され下部は固定されていないもの
で、施工現場で適切な長さに切断して使用するものであ
る。
された換気開口であり、２はこの換気開口１を覆う換気
棟体である。換気棟体２は上面に換気孔３を形成し、換
気孔３と換気開口１との間に水返し片４を形成してい
る。水返し片４には換気孔３方向に傾斜する防護網体５
が垂下形成されている。防護網体５はアルミニウム製の
パンチングメタル、硬質の合成樹脂網体等で形成される
ものである。この棟換気構造では矢印６に示すごとく、
屋根裏の空気は換気開口１をとおり防護網体５の網目を
通って換気孔３よりでて換気される。防護網体５は上部
を水返し片４に固定され下部は固定されていないもの
で、施工現場で適切な長さに切断して使用するものであ
る。
【００１０】図３に示す棟換気構造において、７は換気
開口、８は換気棟体、９は換気孔、１０は水返し片、１
１、１２は防護網体である。防護網体１１、１２の上端
は水返し片１０と換気棟体８との間に挟み込まれて固定
されている。１３は換気棟体８を固定する固定具であ
り、一端を屋根面に固定し他端を換気棟体８に固定する
ことにより換気棟体８を屋根面に固定するものである。
防護網体１１の下部は固定具１３と換気棟体８との間に
挟み込まれ、さらに、その下端１４は換気棟体８の外部
まで延設されている。この防護網体１１は防虫、防雪の
機能を果たすとともに防護網体１１の下端が換気棟体８
の外部まで延設されているために防護網体１１で防がれ
た雪が溶けたさいその水が防護網体１１に導かれ換気棟
体８の外部に排出される。防護網体１２は水返し片１０
と換気棟体８との間に挟み込まれて固定され、下部を換
気孔９側へ傾斜、垂下形成され、下端を換気棟体８内に
保持する。この場合、防護網体１２は下部を切断して適
切な長さにする。
開口、８は換気棟体、９は換気孔、１０は水返し片、１
１、１２は防護網体である。防護網体１１、１２の上端
は水返し片１０と換気棟体８との間に挟み込まれて固定
されている。１３は換気棟体８を固定する固定具であ
り、一端を屋根面に固定し他端を換気棟体８に固定する
ことにより換気棟体８を屋根面に固定するものである。
防護網体１１の下部は固定具１３と換気棟体８との間に
挟み込まれ、さらに、その下端１４は換気棟体８の外部
まで延設されている。この防護網体１１は防虫、防雪の
機能を果たすとともに防護網体１１の下端が換気棟体８
の外部まで延設されているために防護網体１１で防がれ
た雪が溶けたさいその水が防護網体１１に導かれ換気棟
体８の外部に排出される。防護網体１２は水返し片１０
と換気棟体８との間に挟み込まれて固定され、下部を換
気孔９側へ傾斜、垂下形成され、下端を換気棟体８内に
保持する。この場合、防護網体１２は下部を切断して適
切な長さにする。
【００１１】図３では防護網体１１、１２の異なったも
のを使用しているが、同一のものを使用してよいことは
当然である。
のを使用しているが、同一のものを使用してよいことは
当然である。
【００１２】図４に示す棟換気構造において、１５は換
気開口、１６は換気棟体、１７は防護網体、１８は補強
板である。補強板１８は換気棟体１６の補強をするもの
で、防護網体１７を換気棟体１６との間に保持してい
る。１９は水返し片、２０は換気孔である。
気開口、１６は換気棟体、１７は防護網体、１８は補強
板である。補強板１８は換気棟体１６の補強をするもの
で、防護網体１７を換気棟体１６との間に保持してい
る。１９は水返し片、２０は換気孔である。
【００１３】
【発明の効果】本発明の請求項１記載の棟換気構造は、
屋根下地の棟部に換気開口を形成すると共に該換気開口
を覆う換気棟体を設置してなる棟換気構造において、換
気孔を形成すると共に換気孔と換気開口の間に水返し片
を形成し、換気孔と水返し片の間に防護網体を垂下形成
してなるために、防虫、防雪の効果を有し、しかも雪の
溶けた水が換気開口ないに侵入しないものである。即
ち、防護網体が換気孔と水返し片の間に形成されている
ために、水返し片により水が換気開口にはいるのを防ぐ
からである。
屋根下地の棟部に換気開口を形成すると共に該換気開口
を覆う換気棟体を設置してなる棟換気構造において、換
気孔を形成すると共に換気孔と換気開口の間に水返し片
を形成し、換気孔と水返し片の間に防護網体を垂下形成
してなるために、防虫、防雪の効果を有し、しかも雪の
溶けた水が換気開口ないに侵入しないものである。即
ち、防護網体が換気孔と水返し片の間に形成されている
ために、水返し片により水が換気開口にはいるのを防ぐ
からである。
【００１４】本発明の請求項２記載の棟換気構造は、請
求項１記載の棟換気構造において、水返し片の固定と共
に防護網体を固定するために、防護網体の取り付けに特
別な部品を必要としないものである。
求項１記載の棟換気構造において、水返し片の固定と共
に防護網体を固定するために、防護網体の取り付けに特
別な部品を必要としないものである。
【００１５】本発明の請求項３記載の棟換気構造は、請
求項１記載の棟換気構造において、防護網体の下端を換
気棟体外まで延設してなるために、防護網体により防が
れた雪が溶けた場合、その水は防護網体に導かれ換気棟
体外まで排出されるものであり、換気開口に侵入するこ
とが防止されるものである。
求項１記載の棟換気構造において、防護網体の下端を換
気棟体外まで延設してなるために、防護網体により防が
れた雪が溶けた場合、その水は防護網体に導かれ換気棟
体外まで排出されるものであり、換気開口に侵入するこ
とが防止されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一の実施形態である棟換気構造の断面
図である。
図である。
【図２】本発明の図１に示す実施形態の斜視図である。
【図３】本発明の異なった実施形態の断面図である。
【図４】本発明の更に異なった実施形態の断面図であ
る。
る。
１ 換気開口 ２ 換気棟体 ３ 換気孔 ４ 水返し片 ５ 防護網体
Claims (3)
- 【請求項１】 屋根下地の棟部に換気開口を形成すると
共に該換気開口を覆う換気棟体を設置してなる棟換気構
造において、換気孔を形成すると共に換気孔と換気開口
の間に水返し片を形成し、換気孔と水返し片の間に防護
網体を垂下形成してなる棟換気構造。 - 【請求項２】 請求項１記載の棟換気構造において、水
返し片の固定と共に防護網体を固定する棟換気構造。 - 【請求項３】 請求項１記載の棟換気構造において、防
護網体の下端を換気棟体外まで延設してなる棟換気構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28646996A JPH10131439A (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 棟換気構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28646996A JPH10131439A (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 棟換気構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10131439A true JPH10131439A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17704805
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28646996A Pending JPH10131439A (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 棟換気構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10131439A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2012200940B2 (en) * | 2003-06-02 | 2015-03-05 | Andrew Langtree | A Ventilation Apparatus |
-
1996
- 1996-10-29 JP JP28646996A patent/JPH10131439A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2012200940B2 (en) * | 2003-06-02 | 2015-03-05 | Andrew Langtree | A Ventilation Apparatus |
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