JPH10129368A - 車両用製品におけるプロテクタ - Google Patents

車両用製品におけるプロテクタ

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JPH10129368A
JPH10129368A JP8289744A JP28974496A JPH10129368A JP H10129368 A JPH10129368 A JP H10129368A JP 8289744 A JP8289744 A JP 8289744A JP 28974496 A JP28974496 A JP 28974496A JP H10129368 A JPH10129368 A JP H10129368A
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JP
Japan
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protector
adhesive
inner edge
vehicle
leg
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JP8289744A
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English (en)
Inventor
Koichi Sakata
浩一 坂田
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着固定品質の向上。接着固定作業の簡便。 【解決手段】 プロテクタ200の接着凹部20の内側
縁22の形状を、フィニッシャ本体1の接着脚部13を
接着凹部20中に圧入する際にその内側縁22が巻き込
まれないように、外側に開いた形状となす。この結果、
成形後内側縁22が内側に傾倒したとしても、内側縁2
2が元々外側に開いた形状をなすので、接着凹部20の
開口部23を広く保つことができる。従って、接着脚部
13を接着凹部20中に圧入する際に、内側縁22が巻
き込まれるような虞が無いので、フィニッシャ本体1プ
ロテクタ2との接着固定品質が向上され、フィニッシャ
本体1プロテクタ2との接着固定作業が簡便である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用製品に接着
固定されたプロテクタであって、車両用製品が車体に取
り付けられた際に、車両用製品と車体や他の車両用製品
との間に介在して、この車両用製品と車体や他の車両用
製品との間の隙間のばらつきを無くして見栄えが向上さ
れると共に、異物が上述の隙間から内部に侵入するのを
防ぐことができる車両用製品におけるプロテクタに係
り、特に車両用製品とプロテクタとの接着固定品質の向
上、車両用製品とプロテクタとの接着固定作業の簡便が
図られた車両用製品におけるプロテクタに関するもので
ある。この明細書において、車両用製品とは、板形状の
フィニッシャ等の車両用装飾品、リヤーコンビネーショ
ンランプやフロントコンビネーションランプ等の車両用
灯具等々を言う。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用製品について図17乃至
図19を参照して説明する。この例は、自動車の後部の
ほぼ中央であって左右のリヤーコンビネーションランプ
の間に取り付けられる板形状のフィニッシャについて説
明する。なお、図面の読解上ハッチングを省略する。図
において、1は製品本体としてのフィニッシャ本体であ
る。このフィニッシャ本体は1、板形状をなし、断面凹
形状をなす。このフィニッシャ本体1は、ほぼ逆台形形
状をなす底板10と、この底板10の周辺から垂直に一
体に設けられた側板11と、この側板11の上縁から外
側に逆U字形状に一体に設けられた縁部12と、この縁
部12の先端から一体に延設された接着脚部13とから
構成されている。このフィニッシャ本体1の底板10に
は円形の透孔14が設けられていると共に、この底板1
0の背面(裏面)側には取付ボルト15が取り付けられ
ている。
【0003】図において、2はプロテクタである。この
プロテクタ2は、例えば塩ビ(PVC)や合成ゴムから
なり、例えば押出し成形で成形されている。また、この
プロテクタ2は、接着凹部20と、この接着凹部20の
外側縁であってほぼ中間から外側に傾倒した当接部21
と、この接着凹部20の内側縁であってほぼ垂直に立設
した内側縁22とから構成されている。
【0004】上述のプロテクタ2を上述のフィニッシャ
本体1に接着固定する場合は、例えば自動組立機にい
て、まず、固定治具(図示せず)にプロテクタ2がほぼ
逆台形形状にセットされ、このプロテクタ2の接着凹部
20中に接着剤(図面中斜線を施した部分)3が接着剤
容器30を介して塗付される(図21を参照)。次に、
移動治具(図示せず)にセットされたフィニッシャ本体
1の接着脚部13が上述のプロテクタ2の接着凹部20
中に圧入(接着脚部13が接着凹部20中に嵌入かつ接
着剤3に圧着)されることにより、上述のプロテクタ2
が上述のフィニッシャ本体1に接着固定されることとな
る。なお、上述のプロテクタ2をフィニッシャ本体1に
接着固定する手段としては、上述の自動組立機以外に手
動式であっても良い。
【0005】図において4は車体である。この車体4に
はキーシリンダ40が取り付けられていると共に、取付
孔41が設けられている。そして、フィニッシャ本体1
の取付ボルト15を車体4の取付孔41中に挿入して、
この取付ボルト15にナット(図示せず)を締め付ける
ことにより、フィニッシャ本体1の円形透孔14が車体
4のキーシリンダ40に対向した状態でフィニッシャ本
体1が車体4に取り付けられ、このフィニッシャ本体1
と車体4や他の車両用製品(例えばリヤーコンビネーシ
ョンランプ)との間にプロテクタ2が介在され、このプ
ロテクタ2の当接部21が車体4や他の車両用製品に弾
性当接する。この結果、フィニッシャ本体1と車体4や
他の車両用製品との間の隙間のばらつきを無くして見栄
えが向上されると共に、異物が上述の隙間から内部に侵
入するのを防ぐことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の車両用製品にお
けるプロテクタ2は、比較的柔軟な材質からなり、しか
も接着凹部20の底に対応して開口部23を有する。こ
のために、プロテクタ2の成形後には上述の開口部23
が閉じる傾向にある。
【0007】ところが、上述の車両用製品における従来
のプロテクタ2は、図20に示すように、接着凹部20
の外側縁の当接部21が外側に傾倒し、かつ接着凹部2
0の内側縁22がほぼ垂直に立設した形状(図20中の
二点鎖線にて示す)で成形されている。このために、プ
ロテクタ2の成形後には、ほぼ垂直に立設した内側縁2
2が図20中の実線で示すように内側に角度θ°傾倒
し、接着凹部20の開口部23は、内側縁22が内側に
傾倒した寸法A分狭くなる。
【0008】上述の内側縁22が内側に傾倒して接着凹
部20の開口部23が狭くなると、図22及び図23に
示すように、フィニッシャ本体1の接着脚部13をプロ
テクタ2の接着凹部20中に圧入する際に、接着脚部1
3が内側に傾倒した内側縁22に当り、その内側縁22
が巻き込まれてしまう場合がある。内側縁22が巻き込
まれると、接着脚部13の接着剤3に対する圧着が不十
分となり、接着脚部13と接着剤3との間に未接着部分
が生じる場合があり、フィニッシャ本体1とプロテクタ
2との接着固定品質上問題がある。
【0009】また、接着脚部13を接着凹部20中に圧
入する際に、接着脚部13が内側縁22を巻き込まない
ように、接着脚部13を接着凹部20中に接着固定する
必要があるので、その分フィニッシャ本体1とプロテク
タ2との接着固定作業が煩雑である。
【0010】本発明の目的は、車両用製品とプロテクタ
との接着固定品質の向上、車両用製品とプロテクタとの
接着固定作業の簡便が図られた車両用製品におけるプロ
テクタを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、プロテクタの接着凹部の内側縁の形状
を、車両用製品の接着脚部を接着凹部中に圧入する際に
その内側縁が巻き込まれないように、外側に開いた形状
となしたことを特徴とする。
【0012】この結果、本発明の車両用製品におけるプ
ロテクタは、成形後内側縁が内側に傾倒したとしても、
この内側縁が元々外側に開いた形状をなすので、この内
側縁の元々外側に開いた寸法から内側に傾倒した寸法を
差し引いても、接着凹部の開口部を広く保つことができ
る。
【0013】このために、車両用製品の接着脚部をプロ
テクタの接着凹部中に圧入する際に、接着脚部が内側縁
に当ってその内側縁が巻き込まれるような虞が無いの
で、接着脚部を接着剤に対して充分に圧着することがで
き、接着脚部と接着剤との接着状態が安定して、車両用
製品とプロテクタとの接着固定品質が向上される。
【0014】また、接着脚部を接着凹部中に圧入する際
に、接着脚部が内側縁を巻き込まないように、接着脚部
を接着凹部中に接着固定する必要が無いので、車両用製
品とプロテクタとの接着固定作業が簡便である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用製品におけ
るプロテクタの実施の形態のうちの5例を図1乃至図1
6を参照して説明する。なお、図面の読解上ハッチング
を省略する。図1乃至図5は本発明の車両用製品におけ
るプロテクタの第1の実施の形態を示す。この例は、車
両用製品が自動車の後部のほぼ中央であって左右のリヤ
ーコンビネーションランプの間に取り付けられる板形状
のフィニッシャについて説明する。図中、図17乃至図
23と同符号は同一のものを示す。
【0016】この実施の形態のプロテクタ200は、例
えば塩ビ(PVC)や合成ゴムからなり、例えば押出し
成形で成形されている。また、このプロテクタ200
は、内側縁22の先端部220が外側に角度α°傾斜さ
れていて、接着脚部13を接着凹部20中に圧入する際
にこの内側縁22の先端部220が巻き込まれないよう
に、外側に開いた形状をなす。
【0017】この実施の形態のプロテクタ200は、以
上の如き構成からなるものであるから、成形後内側縁2
2が図3中の二点鎖線の状態から実線の状態に内側に角
度θ°傾倒したとしても、この内側縁22の先端部22
0は元々外側に開いた形状をなすので、図3に示すよう
に、内側縁22の先端部220の元々外側に開いた寸法
Bから内側に傾倒した寸法Cを差し引いても、その差の
寸法Dが小さいので、接着凹部20の開口部23を広く
保つことができる。
【0018】このために、本発明のプロテクタ200
は、フィニッシャ本体1の接着脚部13をプロテクタ2
00の接着凹部20中に圧入する際に、接着脚部13が
内側縁22(220)に当ってその内側縁22が巻き込
まれるような虞が無いので、接着脚部13を接着剤3に
対して充分に圧着することができ、接着脚部13と接着
剤3との接着状態が安定して、フィニッシャ本体1とプ
ロテクタ2との接着固定品質が向上される。
【0019】また、本発明のプロテクタ200は、接着
脚部を接着凹部中に圧入する際に、接着脚部が内側縁を
巻き込まないように、接着脚部を接着凹部中に接着固定
する必要が無いので、フィニッシャ本体1とプロテクタ
2との接着固定作業が簡便である。
【0020】図6は本発明の車両用製品におけるプロテ
クタの第2の実施の形態を示す。この例は、車両用製品
が自動車の後部の左右に装備されるリヤーコンビネーシ
ョンランプについて説明する。図中、図1乃至図5及び
図17乃至図23と同符号は同一のものを示す。
【0021】この実施の形態の車両用製品はリヤーコン
ビネーションランプ100である。このリヤーコンビネ
ーションランプ100は、ランプハウジング101の固
定凹部102にレンズ103の固定脚部104を例えば
ホットメルト等105により接着シール固定して灯室1
06を画成し、この灯室106内に光源バルブ(図示せ
ず)を配設してなるものである。このリヤーコンビネー
ションランプ100のレンズ103の周辺には接着脚部
130が一体に設けられている。このリヤーコンビネー
ションランプ100の接着脚部130にプロテクタ2が
接着剤3を介して接着固定されている。この実施の形態
におけるプロテクタは、上述の第1の実施の形態におけ
るプロテクタと同様の作用効果を達成することができ
る。
【0022】図7及び図8は本発明の車両用製品におけ
るプロテクタの第3の実施の形態を示す。図中、図1乃
至図6及び図17乃至図23と同符号は同一のものを示
す。この実施の形態のプロテクタ200Aは、例えば塩
ビ(PVC)や合成ゴムからなり、例えば押出し成形で
成形されている。また、このプロテクタ200Aは、内
側縁221全体が外側に角度β°傾斜されていて、接着
脚部13を接着凹部20中に圧入する際にこの内側縁2
21が巻き込まれないように、外側に開いた形状をな
す。
【0023】この実施の形態のプロテクタ200Aは以
上の如き構成からなるものであるから、成形後内側縁2
21が図8中の二点鎖線の状態から実線の状態に内側に
角度θ°傾倒したとしても、この内側縁221が元々外
側に開いた形状をなすので、図8に示すように、内側縁
221の元々外側に開いた寸法Eから内側に傾倒した寸
法Fを差し引いても、内側縁221が上述の差の寸法G
分外側に開いているので、接着凹部20の開口部23を
広く保つことができる。このために、この実施の形態の
プロテクタ200Aは、上述の第1及び第2の実施の形
態のプロテクタと同様の作用効果を達成することができ
る。
【0024】図9乃至図13は本発明の車両用製品にお
けるプロテクタの第4の実施の形態を示す。図中、図1
乃至図8及び図17乃至図23と同符号は同一のものを
示す。この実施の形態のプロテクタ200Bは、例えば
塩ビ(PVC)や合成ゴムからなり、例えば押出し成形
で成形されている。また、このプロテクタ200Aは、
図9に示すように、内側縁22の外面(接着凹部20と
対向する面と反対側の面)のほぼ中央に、内側縁22の
先端部223が外側に傾倒する溝222が、設けられて
いる。
【0025】この実施の形態のプロテクタ200Bは、
以上の如き構成、すなわち、内側縁2の外面のほぼ中央
に溝222が設けられてなるものであるから、その内側
縁22の中央の部分は、肉厚が薄くなり剛性が小さくな
るので、図10に示すように、内側縁22の先端部22
3が外側に角度γ°傾倒することとなる。
【0026】この結果、成形後内側縁22が図11中の
二点鎖線の状態から実線の状態に内側に角度θ°傾倒し
たとしても、この内側縁22が元々外側に開いた形状を
なすので、図11に示すように、内側縁22の先端部2
23の元々外側に開いた寸法Hから内側に傾倒した寸法
Iを差し引いても、その差の寸法Jが小さいので、接着
凹部20の開口部23を広く保つことができる。このた
めに、この実施の形態のプロテクタ200Bは、上述の
第1及び第2及び第3の実施の形態のプロテクタと同様
の作用効果、すなわち、図12に示すように、フィニッ
シャ本体1の接着脚部13をプロテクタ200Bの接着
凹部20中に圧入する際に、図13に示すように、プロ
テクタ200Bの内側縁22を巻き込むような虞が無
く、フィニッシャ本体1とプロテクタ200Bとの接着
固定品質の向上及びフィニッシャ本体1とプロテクタ2
00Bとの接着固定作業の簡便を図ることができる。
【0027】図14乃至図16は本発明の車両用製品に
おけるプロテクタの第5の実施の形態を示す。図中、図
1乃至図13及び図17乃至図23と同符号は同一のも
のを示す。この実施の形態のプロテクタ200Cは、例
えば塩ビ(PVC)や合成ゴムからなり、例えば押出し
成形で成形されている。また、このプロテクタ200A
は、図14に示すように、内側縁22の外面の接着凹部
20底近傍に、内側縁22全体が外側に傾倒する溝22
4が、設けられている。
【0028】この実施の形態のプロテクタ200Bは、
内側縁2の外面の接着凹部20底近傍に溝224が設け
られてなるものであるから、その内側縁22の接着凹部
20底近傍の部分は、肉厚が薄くなり剛性が小さくなる
ので、図15に示すように、内側縁22の先端部223
が外側に角度δ°傾倒することとなる。
【0029】この結果、成形後内側縁22が図16中の
二点鎖線の状態から実線の状態に内側に角度θ°傾倒し
たとしても、この内側縁22が元々外側に開いた形状を
なすので、図11に示すように、内側縁22の先端部2
23の元々外側に開いた寸法Hから内側に傾倒した寸法
Iを差し引いても、その差の寸法Jが小さいので、接着
凹部20の開口部23を広く保つことができる。このた
めに、この実施の形態のプロテクタ200Bは、上述の
第1及び第2及び第3及び第4の実施の形態のプロテク
タと同様の作用効果を達成することができる。
【0030】なお、上述の実施例のものは、車両用製品
として板形状のフィニッシャ、またリヤーコンビネーシ
ョンランプの例について説明したが、本発明のプロテク
タはその他の車両用装飾品や車両用灯具等の車両用製品
にも使用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の車両
用製品におけるプロテクタは、車両用製品の接着脚部を
プロテクタの接着凹部中に圧入する際に、接着脚部が内
側縁に当ってその内側縁が巻き込まれるような虞が無い
ので、接着脚部を接着剤に対して充分に圧着することが
でき、接着脚部と接着剤との接着状態が安定して、車両
用製品とプロテクタとの接着固定品質が向上される。
【0032】また、本発明の車両用製品におけるプロテ
クタは、接着脚部を接着凹部中に圧入する際に、接着脚
部が内側縁を巻き込まないように、接着脚部を接着凹部
中に接着固定する必要も無いので、車両用製品とプロテ
クタとの接着固定作業が簡便である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用製品におけるプロテクタの第1
の実施の形態を示し、フィニッシャ本体に本発明のプロ
テクタが接着固定されている使用状態の一部断面図であ
る。
【図2】同じく本発明のプロテクタの正面図である。
【図3】同じく成形後に内側縁が内側に傾倒した状態を
示した本発明のプロテクタの正面図である。
【図4】フィニッシャ本体の接着脚部を本発明のプロテ
クタの接着凹部中に圧入する状態を示した説明図であ
る。
【図5】フィニッシャ本体の接着脚部が本発明のプロテ
クタの接着凹部に接着された状態を示した説明図であ
る。
【図6】本発明の車両用製品におけるプロテクタの第2
の実施の形態を示し、リヤーコンビネーションランプに
本発明のプロテクタが接着固定されている使用状態の一
部断面図である。
【図7】本発明の車両用製品におけるプロテクタの第3
の実施の形態を示した正面図である。
【図8】同じく成形後に内側縁が内側に傾倒した状態を
示した本発明のプロテクタの正面図である。
【図9】本発明の車両用製品におけるプロテクタの第4
の実施の形態を示した正面図である。
【図10】同じく内側縁の溝よりも先端部が外側に傾倒
した状態を示した本発明のプロテクタの正面図である。
【図11】同じく成形後に内側縁が内側に傾倒した状態
を示した本発明のプロテクタの正面図である。
【図12】フィニッシャ本体の接着脚部を本発明のプロ
テクタの接着凹部中に圧入する状態を示した説明図であ
る。
【図13】フィニッシャ本体の接着脚部が本発明のプロ
テクタの接着凹部に接着された状態を示した説明図であ
る。
【図14】本発明の車両用製品におけるプロテクタの第
5の実施の形態を示した正面図である。
【図15】同じく内側縁全体が溝により外側に傾倒した
状態を示した本発明のプロテクタの正面図である。
【図16】同じく成形後に内側縁が内側に傾倒した状態
を示した本発明のプロテクタの正面図である。
【図17】従来のプロテクタを接着固定したフィニッシ
ャ本体の背面図である。
【図18】図17におけるXVIII−XVIII線断
面図である。
【図19】図17におけるXIX−XIX線断面図であ
る。
【図20】成形後に内側縁が内側に傾倒した状態を示し
た従来のプロテクタの正面図である。
【図21】従来のプロテクタの接着凹部中に接着剤を接
着剤容器を介して塗付している状態を示した説明図であ
る。
【図22】フィニッシャ本体の接着脚部を従来のプロテ
クタの接着凹部中に圧入する際に内側縁を巻き込んでい
る状態を示した説明図である。
【図23】フィニッシャ本体の接着脚部が従来のプロテ
クタの接着凹部に内側縁を巻き込んだまま接着された状
態を示した説明図である。
【符号の説明】
1…フィニッシャ本体、13…接着脚部、100…リヤ
ーコンビネーションランプ、130…接着脚部、20
0、200A、200B、200C…プロテクタ、20
…接着凹部、21…当接部、22、221…内側縁、2
20、223…内側縁の先端部、222、224…溝、
23…開口部、3…接着剤、4…車体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 27:06 B29L 31:30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品本体と、プロテクタとを備え、 前記製品本体には接着脚部が設けられており、前記プロ
    テクタには接着凹部とこの接着凹部の外側縁であって外
    側に傾倒した当接部とがそれぞれ設けられており、 接着剤が塗付された前記接着凹部中に前記接着脚部を圧
    入することにより前記プロテクタが前記製品本体に接着
    固定され、 前記製品本体が車体に取り付けられることにより前記プ
    ロテクタの前記当接部が車体や他の車両用製品に当接さ
    れる車両用製品において、 前記プロテクタの前記接着凹部の内側縁は、前記接着脚
    部を前記接着凹部中に圧入する際に巻き込まれないよう
    に、外側に開いた形状をなすことを特徴とする車両用製
    品におけるプロテクタ。
  2. 【請求項2】 前記プロテクタの前記内側縁の先端部が
    外側に傾斜されていることを特徴とする請求項1に記載
    の車両用製品におけるプロテクタ。
  3. 【請求項3】 前記プロテクタの前記内側縁の全体が外
    側に傾斜されていることを特徴とする請求項1に記載の
    車両用製品におけるプロテクタ。
  4. 【請求項4】 前記プロテクタの前記内側縁の外面のほ
    ぼ中央には、前記内側縁の先端部が外側に傾倒する溝
    が、設けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    車両用製品におけるプロテクタ。
  5. 【請求項5】 前記プロテクタの前記内側縁の外面の前
    記接着凹部底近傍には、前記内側縁全体が外側に傾倒す
    る溝が、設けられていることを特徴とする請求項1に記
    載の車両用製品におけるプロテクタ。
JP8289744A 1996-10-31 1996-10-31 車両用製品におけるプロテクタ Pending JPH10129368A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010063413A1 (de) * 2008-12-04 2010-06-10 Bayer Materialscience Ag Verklebtes kunststoff-verbundbauteil, verfahren zur herstellung dieses sowie bauteil aus diesem

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CN102239044A (zh) * 2008-12-04 2011-11-09 拜尔材料科学股份公司 粘合的塑料复合构件、用于制造该塑料复合构件的方法以及由该塑料复合构件制成的构件

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