JPH063712Y2 - 自動車用ハイマウンテッドストップランプ - Google Patents
自動車用ハイマウンテッドストップランプInfo
- Publication number
- JPH063712Y2 JPH063712Y2 JP1986110359U JP11035986U JPH063712Y2 JP H063712 Y2 JPH063712 Y2 JP H063712Y2 JP 1986110359 U JP1986110359 U JP 1986110359U JP 11035986 U JP11035986 U JP 11035986U JP H063712 Y2 JPH063712 Y2 JP H063712Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening flange
- adhesive
- end rubber
- lamp body
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、ランプユニツトを車内側にリアウインドに密
接させて設置し、後続車にブレーキ中であることを報知
する為の自動車用ハイマウンテッドストップランプに関
するものである。
接させて設置し、後続車にブレーキ中であることを報知
する為の自動車用ハイマウンテッドストップランプに関
するものである。
<従来の技術> この種ストップランプでは、灯体の前方開口フランジに
エンドラバーを設置させてリアウインドに密着させ、車
内への漏光を防止する必要があるが、ランプを車体に設
置する際に上記エンドラバーがリアウインドにこすられ
て歪んだり灯体の開口フランジから剥離してしまうこと
があった。
エンドラバーを設置させてリアウインドに密着させ、車
内への漏光を防止する必要があるが、ランプを車体に設
置する際に上記エンドラバーがリアウインドにこすられ
て歪んだり灯体の開口フランジから剥離してしまうこと
があった。
そこで従来では第5図及び第6図に示す如く、灯体1の
開口フランジ2とエンドラバー3との間に接着剤4を流
し込んで接着させるようにしていた。しかし乍ら、この
際に、エンドラバーの外縁部Ba側から開口フランジ2の
外側面2aとの間に接着剤4を流し込む場合には、一々エ
ンドラバーの外縁部3aをめくりながら接着しなければな
らない為に作業性が非常に悪くコスト高になると共に、
接着剤がエンドラバーの外縁部3aから流れ出やすい(接
着剤が流れ出ると不良品となってしまう)不具合があ
り、又エンドラバーの内縁部3b側から開口フランジ2の
内側面2bとの間に接着剤4を流し込む場合にはその内縁
部3b側しか接着できず、肝腎な外縁部2aの接着ができな
い不具合があった。
開口フランジ2とエンドラバー3との間に接着剤4を流
し込んで接着させるようにしていた。しかし乍ら、この
際に、エンドラバーの外縁部Ba側から開口フランジ2の
外側面2aとの間に接着剤4を流し込む場合には、一々エ
ンドラバーの外縁部3aをめくりながら接着しなければな
らない為に作業性が非常に悪くコスト高になると共に、
接着剤がエンドラバーの外縁部3aから流れ出やすい(接
着剤が流れ出ると不良品となってしまう)不具合があ
り、又エンドラバーの内縁部3b側から開口フランジ2の
内側面2bとの間に接着剤4を流し込む場合にはその内縁
部3b側しか接着できず、肝腎な外縁部2aの接着ができな
い不具合があった。
<考案が解決しようとする問題点> 本考案はこの様な従来の不具合に鑑みてなされたもので
あり、開口フランジの内側面側からエンドラバーの内縁
部側へ接着剤を流し込むだけでエンドラバーの内縁部及
び外縁部を灯体の開口フランジに確実に接着させること
が出来るようにした自動車用ハイマウンテッドストップ
ランプを提供せんとするものである。
あり、開口フランジの内側面側からエンドラバーの内縁
部側へ接着剤を流し込むだけでエンドラバーの内縁部及
び外縁部を灯体の開口フランジに確実に接着させること
が出来るようにした自動車用ハイマウンテッドストップ
ランプを提供せんとするものである。
<問題点を解決するための手段> 係る目的を達成する本考案自動車用ハイマウンテッドス
トップランプは、灯体の前方開口フランジ外側面に凹溝
を全周にわたって囲繞形成すると共に、該開口フランジ
の内側面から端面にわたって前記凹溝と連通状に接着剤
注入溝を適宜間隔毎に形成せしめ、該開口フランジ全周
にわたってエンドラバーを被覆状に囲繞接着した事を特
徴としたものである。
トップランプは、灯体の前方開口フランジ外側面に凹溝
を全周にわたって囲繞形成すると共に、該開口フランジ
の内側面から端面にわたって前記凹溝と連通状に接着剤
注入溝を適宜間隔毎に形成せしめ、該開口フランジ全周
にわたってエンドラバーを被覆状に囲繞接着した事を特
徴としたものである。
<実施例> 以下、本考案実施の一例を図面に基づいて説明する。
ランプ自体Aは従来と同様、灯体1と光源バルブ10及び
レンズ5とで構成され、灯体1の前方開口フランジ2に
エンドラバー3を囲繞接着させると共に、車内側をカバ
ーBで被掩させ、上記エンドラバー3をリアウインドC
の車内側面に密接させて車体Dに設置固定される。
レンズ5とで構成され、灯体1の前方開口フランジ2に
エンドラバー3を囲繞接着させると共に、車内側をカバ
ーBで被掩させ、上記エンドラバー3をリアウインドC
の車内側面に密接させて車体Dに設置固定される。
エンドラバー3を囲繞接着させるための灯体1の開口フ
ランジ2は通常の通り灯体1と同一体に成形しても良い
し、図示実施例に示す如く灯体1とは別体に成形して灯
体1とレンズ5との間に介在設置させても良い。そし
て、この開口フランジ2にはその外側面2aに全周にわた
って凹溝6を囲繞形成すると共に、内側面2bから端面2c
にわたって上記凹溝6と連通状に接着剤注入溝7を適宜
間隔毎に形成せしめてなり、この開口フランジ2のほと
んど全体を被覆するようにエンドラバー3を全周にわた
って囲繞設置させる。
ランジ2は通常の通り灯体1と同一体に成形しても良い
し、図示実施例に示す如く灯体1とは別体に成形して灯
体1とレンズ5との間に介在設置させても良い。そし
て、この開口フランジ2にはその外側面2aに全周にわた
って凹溝6を囲繞形成すると共に、内側面2bから端面2c
にわたって上記凹溝6と連通状に接着剤注入溝7を適宜
間隔毎に形成せしめてなり、この開口フランジ2のほと
んど全体を被覆するようにエンドラバー3を全周にわた
って囲繞設置させる。
開口フラジ2の凹溝6は開口フランシジの外側面2a全周
にわたって接着剤4が流れやすくするためのであり、開
口フランジ2の外側面2aに小巾の堤部8を残して全周に
わたって囲繞形成すると共に、その深さはエンドラバー
3の外縁部3a内面との間で接着剤4が表面張力によって
流れるように約0.3〜1.0mm位に形成することが望まし
い。又、接着剤注入溝7は開口フランジ2の内側面2b側
からエンドラバー3の内縁部3bへ接着剤4を流し込んだ
際に接着剤4が開口フランジの外側面2a側へ回り込みや
すくするためのものであり、開口フランジ2の内側面2b
から端面2cを通って前記凹溝6に至るようにして適宜間
隔毎に開口フランジ2の全周にわたって凹設形成し、そ
の深さは前記凹溝6と同様約0.3〜1.0mm位に形成するこ
とが望ましい。
にわたって接着剤4が流れやすくするためのであり、開
口フランジ2の外側面2aに小巾の堤部8を残して全周に
わたって囲繞形成すると共に、その深さはエンドラバー
3の外縁部3a内面との間で接着剤4が表面張力によって
流れるように約0.3〜1.0mm位に形成することが望まし
い。又、接着剤注入溝7は開口フランジ2の内側面2b側
からエンドラバー3の内縁部3bへ接着剤4を流し込んだ
際に接着剤4が開口フランジの外側面2a側へ回り込みや
すくするためのものであり、開口フランジ2の内側面2b
から端面2cを通って前記凹溝6に至るようにして適宜間
隔毎に開口フランジ2の全周にわたって凹設形成し、そ
の深さは前記凹溝6と同様約0.3〜1.0mm位に形成するこ
とが望ましい。
エンドラバー3は従来と同様、ゴム材または軟質樹脂材
を用いて外縁部3aと内縁部3bを有する断面略コ字型に成
形すると共に、灯体1の開口フランジ2の外形に適合し
た環状に形成してなり、上記外縁部3a及び内縁部3bは灯
体1の開口フランジ2のほぼ全体を被覆し密着するよう
に形成される。
を用いて外縁部3aと内縁部3bを有する断面略コ字型に成
形すると共に、灯体1の開口フランジ2の外形に適合し
た環状に形成してなり、上記外縁部3a及び内縁部3bは灯
体1の開口フランジ2のほぼ全体を被覆し密着するよう
に形成される。
而して、エンドラバー3を灯体1の開口フランジ2に接
着する際には、先づエンドラバー3を灯体1の開口フラ
ンジ2に囲繞設置させ、次いで灯体1の開口フランジ2
の内側面2b側から接着剤(瞬間接着剤)4を注入させ
る。この時、接着剤4は開口フランジ2の接着剤注入溝
7を目がけて注入する。すると、接着剤4は開口フラン
ジ2とエンドラバー3との間の僅かな隙間によって生じ
る表面張力によって開口フランジ2の内側面2bから各接
着材注入溝7を通って凹溝6乃至開口フランジ2の外側
面2a側に流れ込み、エンドラバー3の内縁部3b及び外縁
部3aが開口フランジ2の内側面2bと外側面aとに夫々接
着される。この時、凹溝6内の接着剤4はエンドラバー
3の外縁部3a内面と密着した堤部8によってその流出が
阻止される。
着する際には、先づエンドラバー3を灯体1の開口フラ
ンジ2に囲繞設置させ、次いで灯体1の開口フランジ2
の内側面2b側から接着剤(瞬間接着剤)4を注入させ
る。この時、接着剤4は開口フランジ2の接着剤注入溝
7を目がけて注入する。すると、接着剤4は開口フラン
ジ2とエンドラバー3との間の僅かな隙間によって生じ
る表面張力によって開口フランジ2の内側面2bから各接
着材注入溝7を通って凹溝6乃至開口フランジ2の外側
面2a側に流れ込み、エンドラバー3の内縁部3b及び外縁
部3aが開口フランジ2の内側面2bと外側面aとに夫々接
着される。この時、凹溝6内の接着剤4はエンドラバー
3の外縁部3a内面と密着した堤部8によってその流出が
阻止される。
<考案の効果> 本考案自動車用ハイマウンテッドストップランプは斯様
に構成したので、開口フランジの内側面側からエンドラ
バーの内縁部側へ接着剤を流し込むだけで接着剤が開口
フランジの内側面側から外側面側に回り込み、従ってエ
ンドラバーの内縁部及び外縁部を灯体の開口フランジに
確実に接着させることが出来ると共に、その作業性が良
くコストダウンを期することが出来る。
に構成したので、開口フランジの内側面側からエンドラ
バーの内縁部側へ接着剤を流し込むだけで接着剤が開口
フランジの内側面側から外側面側に回り込み、従ってエ
ンドラバーの内縁部及び外縁部を灯体の開口フランジに
確実に接着させることが出来ると共に、その作業性が良
くコストダウンを期することが出来る。
しかも、接着剤がエンドラバーの外縁部から流出する虞
れがないので、不良品率を大巾にダウンさせることが出
来る。
れがないので、不良品率を大巾にダウンさせることが出
来る。
よって所期の目的を達成し得る。
第1図は本考案実施の一例を示す一部切欠正面図、第2
図は第1図の(2)−(2)線断面図、第3図は同要部の拡大
断面図、第4図は第1図の(4)−(4)線拡大断面図、第5
図は従来例を示す一部切欠正面図、第6図は第5図の
(6)−(6)線拡大断面図ある。 図中、1は灯体,2は開口フランジ,2aはその外側面、
2bは内側面、2cは端面、3はエンドラバー、6は凹溝,
7は接着剤注入溝、である。
図は第1図の(2)−(2)線断面図、第3図は同要部の拡大
断面図、第4図は第1図の(4)−(4)線拡大断面図、第5
図は従来例を示す一部切欠正面図、第6図は第5図の
(6)−(6)線拡大断面図ある。 図中、1は灯体,2は開口フランジ,2aはその外側面、
2bは内側面、2cは端面、3はエンドラバー、6は凹溝,
7は接着剤注入溝、である。
Claims (1)
- 【請求項1】灯体の前方開口フランジ外側面に凹溝を全
周にわたって囲繞形成すると共に、該開口フランジの内
側面から端面にわたって前記凹溝と連通状に接着剤注入
溝を適宜間隔毎に形成せしめ、該開口フランジ全周にわ
たってエンドラバーを被覆状に囲繞溶着した事を特徴と
する自動車用ハイマウンテッドストップランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986110359U JPH063712Y2 (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 | 自動車用ハイマウンテッドストップランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986110359U JPH063712Y2 (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 | 自動車用ハイマウンテッドストップランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6316246U JPS6316246U (ja) | 1988-02-03 |
JPH063712Y2 true JPH063712Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=30989292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986110359U Expired - Lifetime JPH063712Y2 (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 | 自動車用ハイマウンテッドストップランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063712Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5000950B2 (ja) * | 2006-08-30 | 2012-08-15 | 日本ワイパブレード株式会社 | サブステー用ベースアッシィ及びその組み付け方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5998108U (ja) * | 1982-12-21 | 1984-07-03 | トヨタ自動車株式会社 | スプライン結合構造 |
JPS6166030U (ja) * | 1984-10-04 | 1986-05-07 |
-
1986
- 1986-07-17 JP JP1986110359U patent/JPH063712Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6316246U (ja) | 1988-02-03 |
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