JPH10128498A - 薄肉鋳型の造型用金枠装置 - Google Patents

薄肉鋳型の造型用金枠装置

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JPH10128498A
JPH10128498A JP30092396A JP30092396A JPH10128498A JP H10128498 A JPH10128498 A JP H10128498A JP 30092396 A JP30092396 A JP 30092396A JP 30092396 A JP30092396 A JP 30092396A JP H10128498 A JPH10128498 A JP H10128498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
molding
metal frame
pattern plate
sand
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30092396A
Other languages
English (en)
Inventor
Nagato Unosaki
永人 鵜崎
Masayoshi Kasazaki
雅由 笠崎
Hisashi Harada
久 原田
Kazuo Sugimoto
和男 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sintokogio Ltd
Original Assignee
Sintokogio Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sintokogio Ltd filed Critical Sintokogio Ltd
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Priority to TW87105327A priority patent/TW386046B/zh
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自硬性の鋳物砂を使用して造型砂量を節減し
た薄肉鋳型を造型するに好適な金枠装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 上下に貫通する開口部を有する金枠3,
23内に、鋳型造型に使用するパタ−ンレ−ト2,22
の表面に対し概略相似的に大きな空洞4A,27を構成
する複数の型形成板体4,4または型形成ブロック体2
6A〜26Cを直接又は取付板25を介してボルトナッ
ト締結した薄肉鋳型の造型用金枠装置

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自硬性の鋳物砂を
使用して造型砂量を節減したシェル状の薄肉鋳型を造型
するための金枠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来自硬性砂を使用した鋳型の造型はパ
タ−ンプレ−トの上部に鋳枠を載置し、鋳枠内に自硬性
砂を充填して鋳型を造型している。このようにして造型
される鋳型は鋳枠の高さに応じた厚肉の鋳型にされるの
が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方自硬性の鋳物砂は
フラン樹脂等の高価な硬化剤を珪砂に添加混練して得ら
れるものであることからその使用量をできる限り少なく
して鋳型を造型することが要望されてきている。本発明
は上記の問題に鑑みて成されたもので造型砂量を節減し
た薄肉鋳型を造型するに好適な金枠装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明における第1の薄肉鋳型の造型用金枠装置
は、上下に貫通する開口部を有する金枠の開口部に、鋳
型造型に使用するパタ−ンプレ−トの表面に対し概略相
似的に大きな空洞を構成する複数の型形成板体を、ボル
トナットにより締結して設けたことを特徴とするもので
あり、また第2の薄肉鋳型の造型用金枠装置は、上下に
貫通する開口部を有する金枠の上部に、砂吹込口を有す
る取付板を取付け、該取付板の下面に鋳型造型に使用す
るパタ−ンプレ−トの表面に対し、概略相似的に大きな
空洞を構成する複数の型形成ブロック体をボルトナット
により締結吊設したことを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図1のものは、次のように構
成されている。すなわち上面に模型1を取付けたパタ−
ンプレ−ト2の上部には第1発明の薄肉鋳型の造型用金
枠装置20が載置されている。この金枠装置20は、上
下に貫通する開口部を有する金枠3の開口部に、前記パ
タ−ンプレ−ト2の表面に対し概略相似的に大きい空洞
4Aを、その下面により構成する複数の型形成板体4,
4がボルト5及びナット6により締結されている。この
ようにしてパタ−ンプレ−ト2の上部に金枠装置20を
載置することによりパタ−ンプレ−ト2,金枠3及び型
形成板体4,4とにより薄肉鋳型を造型するための空隙
が画成される。さらに前記金枠3の上面は、前記空洞4
Aに連通する連通孔7を穿設した固定フレ−ム8に圧着
されており、該固定フレ−ム8の上部には連通孔7に連
通する供給口9を連通させた自硬性砂供給体10が取付
けられている。なお図中符号Sは自硬性砂である。
【0006】このように構成されたものは、自硬性砂供
給体10内の自硬性砂Sが図示されないブロ−イング機
構、あるいは吸引充填機構若しくは減圧加圧機構等によ
り、パタ−ンプレ−ト2,金枠3,及び型形成体4,4
とにより画成された空隙に供給充填されて図1の状態に
され、薄肉鋳型が造型される。次にパタ−ンプレ−ト
2,金枠装置20,及び造型薄肉鋳型が下降されて固定
フレ−ム8から分離された後、自硬性砂Sが硬化するま
でそのままの状態にされ、自硬性砂Sが硬化されるとパ
タ−ンプレ−ト2の型抜きが成され金枠装置20を付属
させた鋳型にされる。また上記と同様にして造型された
金枠装置20を付属させた別の鋳型と上記の鋳型が図2
のように組合わされて鋳造が行なわれる。尚上記鋳型は
金枠装置20から抜枠してシェル状の砂鋳型のみにして
使用してもよい。
【0007】次に図3,図4のものについて説明する。
上面に模型21を取付けたパタ−ンプレ−ト22の上部
には第2発明の薄肉鋳型の造型用金枠装置50が載置さ
れている。この金枠装置50は、上下に貫通する開口部
を有する金枠23の上部に、上下に貫通する砂吹込口2
4を穿った取付板25を着脱可能にして取付け、該取付
板25の下面に、高さの異なる複数(3種)の型形成ブ
ロック体26A〜26Cを適宜組合せてその下面により
前記パタ−ンプレ−ト22の表面に対し概略相似的に大
きい空洞27を構成してボルトナット締結されている。
尚型形成ブロック体26A〜26Cには図4に示すよう
に沈みボルト孔28とタップ孔29が四隅の対角位置に
設けられていて、取付板24とブロック体26A〜26
Cとの締結及びブロック体26A〜26C同志の連結が
できるようにされている。このようにしてパタ−ンプレ
−ト22の上部に金枠装置50を載置することによりパ
タ−ンプレ−ト22,金枠23,及び型形成ブロック体
26A〜26Cとにより薄肉鋳型を造型するための空隙
が画成される。さらに前記金枠装置50の取付板25上
面は前記砂吹込口24に連通する連通孔30を穿設した
固定フレ−ム31に圧着されており、該固定フレ−ム3
1の上部には連通孔30に連通する供給口32を連通さ
せた自硬性砂供給体33が取付けられている。
【0008】このように構成されたものは、自硬性砂供
給体33内の自硬性砂Sが図示されないブロ−イング機
構、あるいは吸引充填機構若しくは減圧加圧機構等によ
りパタ−ンプレ−ト22、金枠23、及び型成形ブロッ
ク体26A〜26Cとにより画成された空隙に供給充填
されて図3の状態にされ薄肉鋳型が造型される。次にパ
タ−ンプレ−ト22,金枠装置50及び造型薄肉鋳型が
下降されて固定フレ−ム31から分離された後自硬性砂
Sが硬化されるまでそのままの状態にされ、自硬性砂S
が硬化されるとパタ−ンプレ−ト22の型抜が成され金
枠装置50を付属させた鋳型にされる。尚上記鋳型は金
枠装置50から抜枠してシェル状の砂鋳型のみにして使
用してもよい。また上記と同様にして造型された金枠装
置50を付属させた別の鋳型と上記の鋳型が図5のよう
に組合わされて鋳造が行なわれる。
【0009】なお上記の薄肉鋳型の造型用金枠装置2
0,50はともに鋳型造型に使用するパタ−ンプレ−ト
2,22に合わせて型形成板体4,4、あるいは型形成
ブロック体26A〜26Cを用意しておくことにより金
枠3,23を共用使用して種々のパタ−ンプレ−トに対
応できる利点がある。
【0010】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなよう
に、上下に貫通する開口部を有する金枠に、鋳型造型に
使用するパタ−ンプレ−トの表面に対し、概略相似的に
大きな空洞を構成する複数の型形成板体または型形成ブ
ロック体を直接又は取付板を介してボルトナット締結し
た構成の金枠装置としたから、自硬性砂により薄肉鋳型
を容易に造型できると共に多種類のパタ−ンプレ−トに
対しても金枠を共用にして安価にかつ簡単に対応できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】薄肉鋳型の造型第1実施形態を示す縦断面図で
ある。
【図2】第1実施形態における造型鋳型の組合せ状態を
示す縦断面図である。
【図3】薄肉鋳型の造型第2実施形態を示す縦断面図で
ある。
【図4】型形成ブロック体の拡大斜視図である。
【図5】第2実施形態における造型鋳型の組合せ状態を
示す縦断面図である。
【符号の説明】
2 22 パタ−ンプレ−ト 3 23 金枠 4 型形成板体 4A 27 空洞 5 ボルト 6 ナット 25 取付板 26A〜26C 型形成ブロック体 28 沈みボルト孔 29 タップ孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シェル状の薄肉鋳型を造型するための金
    枠装置であって、上下に貫通する開口部を有する金枠の
    開口部に、鋳型造型に使用するパタ−ンプレ−トの表面
    に対し概略相似的に大きな空洞を構成する複数の型形成
    板体を、ボルトナットにより締結して設けたことを特徴
    とする薄肉鋳型の造型用金枠装置
  2. 【請求項2】 シェル状の薄肉鋳型を造型するための金
    枠装置であって、上下に貫通する開口部を有する金枠上
    部に、砂吹込口を有する取付板を取付け、該取付板の下
    面に、鋳型造型に使用するパタ−ンプレ−トの表面に対
    し概略相似的に大きな空洞を構成する複数の型形成ブロ
    ック体をボルトナットにより締結吊設したことを特徴と
    する薄肉鋳型の造型用金枠装置
JP30092396A 1996-10-25 1996-10-25 薄肉鋳型の造型用金枠装置 Pending JPH10128498A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30092396A JPH10128498A (ja) 1996-10-25 1996-10-25 薄肉鋳型の造型用金枠装置
TW87105327A TW386046B (en) 1996-10-25 1998-04-09 Metal form apparatus and method for producing a thin mold

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JPH10128498A true JPH10128498A (ja) 1998-05-19

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102248129A (zh) * 2011-06-17 2011-11-23 河南豫兴铸造有限公司 铸造蝶阀阀体时调整阀体圆度的方法
CN108080583A (zh) * 2018-01-09 2018-05-29 江阴新长机械配件有限公司 一种双层铸造砂箱
CN109317626A (zh) * 2018-11-14 2019-02-12 安徽应流集团霍山铸造有限公司 一种减少造型用砂的胎模装置
JP2021030274A (ja) * 2019-08-26 2021-03-01 呉政寛 薄肉シェルモールドの溶湯鍛造方法
CN114453566A (zh) * 2021-12-28 2022-05-10 宁国科博尔智能机床有限公司 一种用于异形件的改良砂箱和砂型铸造组件

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