JPH10128197A - マスキング材 - Google Patents
マスキング材Info
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- JPH10128197A JPH10128197A JP8307233A JP30723396A JPH10128197A JP H10128197 A JPH10128197 A JP H10128197A JP 8307233 A JP8307233 A JP 8307233A JP 30723396 A JP30723396 A JP 30723396A JP H10128197 A JPH10128197 A JP H10128197A
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Abstract
実に取付けることを課題とする。 【解決手段】マスキング材11の本体12に形成されて
いる嵌合部13を被マスキング箇所3の孔部5に嵌合
し、該嵌合部13最奥端外側周縁に形成されている突起
14を該孔部5の周縁4Aに係合するが、該突起14を
内側から固形充填物15によって補強する。
Description
等に使用されるマスキング材に関するものである。
パーの下部には空気取入口(3,3) が設けられているが、
塗装に際しては該空気取入口(3,3) に塗料が侵入しない
ようにマスキング材を取付けなければならない。従来は
図7に示すように内側に該空気取入口(3,3) の桟(4) と
桟(4) との間の孔部(5) に嵌合される嵌合部(7) を形成
したマスキング材(6) が提供されている。該マスキング
材(6) は熱可塑性樹脂シートを真空成形することによっ
て製造される。該マスキング材(6) はその嵌合部(7) を
該桟(4) と桟(4) との間の孔部(5) に嵌合することによ
って該空気取入口(3,3) に取付けられるが、該マスキン
グ材(6) を該空気取入口(3,3) に固定するために該マス
キング材(6) の嵌合部(7) の最奥端外側周縁(下縁)に
突起(8) を形成し、該突起(8) を該孔部(5) の周縁であ
る桟(4) に係合する構成が採られている。
マスキング材(6) は真空成形によって製造されているた
めに嵌合部(7) の突起(8) が深絞り成形されて肉薄とな
り、変形し易くかつ破れ易くなって、該マスキング材
(6) を該空気取入口(3,3) に強固に固定することが出来
ないと言う問題点があった。
を解決するための手段として、マスキング材本体(12)に
被マスキング箇所(3) の孔部(5) または凹部に嵌合する
嵌合部(13)を形成し、該嵌合部(13)の最奥端外側周縁に
は該孔部(5) 内側周縁または凹部アンダーカット部に係
合する突起(14)を形成し、該突起(14)の内側に形成され
る凹部には固形充填物(15)を充填したマスキング材(11)
を提供するものである。
示す。図に示すマスキング材(11)は熱可塑性樹脂シート
の真空成形物からなり、該マスキング材(11)の本体(12)
には空気取入口(3,3) の横桟(4A)と縦桟(4B)とによって
形成される孔部(5) に嵌合するための嵌合部(13)が形成
されており、該嵌合部(13)の最奥端外側下縁には突起(1
4)が形成され、該突起(14)の内側に形成される凹部には
固形充填物(15)が充填されている。該突起(14)は該嵌合
部(13)の最奥端外側下縁全体にわたって形成されてもよ
いし、また部分的に形成されてもよい。該固形充填物(1
5)としては合成樹脂、ゴム、合成樹脂やゴムの発泡体、
繊維材料等があり、該固形充填物(15)は溶融して流動状
態で該嵌合部(13)の突起(14)の内側凹部に充填される
か、あるいは固体状で充填され、所望なれば接着剤や粘
着剤を使用して固定されてもよい。また該固形充填物(1
5)はあらかじめ紐状等凹部に適合する形状に成形されて
いてもよい。該マスキング材(11)の嵌合部(13)の突起(1
4)はこのようにして内側から該固形充填物(15)によって
補強され、変形や破れを防止される。そして該マスキン
グ材(11)は図3に示すように内側側に全体的に弯曲され
ている。
脂は例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−塩化ビニル共重合体、塩化ビニル系樹
脂、塩化ビニリデン系樹脂、スチレン系樹脂、アクリル
系樹脂、メタクリレート系樹脂、プロピオン酸ビニル系
樹脂、酢酸ビニル−マレイン酸系樹脂、塩化ビニル−酢
酸ビニル系樹脂、ポリビニルエーテル系樹脂、ポリエス
テル系樹脂、ポリアミド系樹脂等の熱可塑性合成樹脂あ
るいは上記熱可塑性合成樹脂の発泡体やポリウレタン発
泡体、あるいはポリアミド(PA)、ポリエステル(P
E)、ポリアセタール(POM)、ポリカーボネート
(PC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポ
リブチレンテレフタレート(PBT)、ポリスルホン
(PSF)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリフ
ェニレンオキシド(PPO)、ポリフェニレンスルフィ
ド(PPS)、ポリアリレート(PAR)、ポリエーテ
ルエーテルケトン(PEEK)、ポリアミドイミド(P
AI)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルイミド(P
EI)、ポリアミノビスマレイミド、メチルペンテンコ
ポリマー(TPX)、セルロースアセテート(CA)、
ポリアリルエーテル、ポリテトラフルオロエチレン(P
TFE)等のフッ素樹脂、アモルファスポリマー、ポリ
アミノビスマレイミド、ビスマレイミド−トリアジン系
熱硬化型芳香族ポリイミド等のエンジニアリングプラス
チック、あるいは上記エンジニアリングプラスチックと
他の熱可塑性プラスチックとのポリマーアロイ例えばP
PO−ハイインパクトポリスチレンポリマーアロイ、P
PO−ポリアミドポリマーアロイ、PE−ハイインパク
トポリスチレンポリマーアロイ、PE−ポリアミドポリ
マーアロイ、ナイロン−変性ポリオレフィンポリマーア
ロイ、ナイロン−アクリロニトリル/スチレン/ブタジ
エン共重合体(ABS)ポリマーアロイ、ナイロン−P
POポリマーアロイ、POM−熱可塑性ポリウレタンポ
リマーアロイ、PBT−アクリルゴムポリマーアロイ、
PBT−ABSポリマーアロイ、PBT−ポリエステル
エーテルエラストマーポリマーアロイ、PBT−PET
ポリマーアロイ、PBT−PCポリマーアロイ、PPO
−PTFEポリマーアロイ、PBT−PTFEポリマー
アロイ、PET−PTFEポリマーアロイ、PET−P
ARポリマーアロイ、PC−PTFEポリマーアロイ、
PAR−PTFEポリマーアロイ、ナイロン−PTFE
ポリマーアロイ等である。上記合成樹脂は一種または二
種以上混合されてもよい。
ム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウ
ム、亜硫酸カルシウム、燐酸カルシウム、水酸化カルシ
ウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、酸化
マグネシウム、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、アルミ
ナ、シリカ、ケイ藻土、ドロマイト、石膏、タルク、ク
レー、アスベスト、マイカ、ガラス繊維、カーボン繊
維、ケイ酸カルシウム、ベンナイト、ホワイトカーボ
ン、カーボンブラック、鉄粉、アルミニウム粉、石粉、
高炉スラグ、フライアッシュ、セメント、ジルコニア粉
等の無機充填材、木綿、麻、羊毛等の天然繊維、ポリア
ミド繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ビスコー
ス繊維、アセテート繊維、塩化ビニル繊維、塩化ビニリ
デン繊維等の有機合成繊維、アスベスト繊維、ガラス繊
維、炭素繊維、セラミック繊維、金属繊維、ウィスカー
等の無機繊維、リンター、リネン、サイザル、木粉、ヤ
シ粉、クルミ粉、でん粉、小麦粉等の有機充填材等の補
強材を添加して形状保持性、寸法安定性、圧縮および引
張強度等を向上せしめてもよい。上記充填材は通常上記
マスキング材の合成樹脂材料に対して0.5〜200重
量%程度添加される。また更にマスキング部位識別のた
めに顔料や染料等により着色され色分けされてもよく、
更にまたDOP,DBP等の可塑剤、酸化防止剤、帯電
防止剤、結晶化促進剤、難燃剤、防炎剤、防虫剤、防腐
剤、ワックス類、滑剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、化
学発泡剤またはカプセル型発泡剤のような発泡剤等を添
加してもよい。これらの成分は一種または二種以上相互
に混合して添加せられてもよい。
(11)の嵌合部(13)を空気取入口(3)の横桟(4A)と縦桟(4
B)とによって形成される孔部(5) に夫々嵌合することに
よって該空気取入口(3) に取付けられるが、該空気取入
口(3) に対して二個のマスキング材(11,11) が取付けら
れる。このようにすればマスキング材(11)の長さが短く
なって取扱いが容易であるし、また真空成形も容易にな
る。そして該マスキング材(11)の嵌合部(13)の突起(14)
は図4に示すように被マスキング箇所である空気取入口
(3) の孔部(5) の周縁(下縁)に位置する横桟(4A)に係
合してマスキング材(11)を該空気取入口(3) に夫々固定
する。
側に全体的に弯曲しているが、該マスキング材(11)が空
気取入口(3) に取付けられた状態では略平面状に変形
し、この際に発生する弾性力によってマスキング材(11)
の本体(12)の上下縁は該空気取入口(3) の上下周縁に密
着し、このようにして空気取入口(3) のマスキングが確
実に行なわれる。
本具体例においてはマスキング材(21)の本体(22)に形成
されている嵌合部(23)の最奥端外側一縁に形成されてい
る突起(24)は、被マスキング箇所の凹部(5A)に存在する
アンダーカット部(5B)に係合する。該マスキング材(21)
の突起(24)の内側の凹部には前具体例と同様な固形充填
物(25)が充填されている。
合部を被マスキング箇所の孔部に嵌合し固形充填物によ
って内側から補強されている該嵌合部の突起を孔部周縁
に取付けることによって確実に固定される。
Claims (2)
- 【請求項1】マスキング材本体に被マスキング箇所の孔
部または凹部に嵌合する嵌合部を形成し、該嵌合部の最
奥端外側周縁には該孔部内側周縁または凹部アンダーカ
ット部に係合する突起を形成し、該突起の内側に形成さ
れる凹部には固形充填物を充填したことを特徴とするマ
スキング材 - 【請求項2】該マスキング材は熱可塑性樹脂シートを真
空成形することによって製造される請求項1に記載のマ
スキング材
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30723396A JP3629109B2 (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | マスキング材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30723396A JP3629109B2 (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | マスキング材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10128197A true JPH10128197A (ja) | 1998-05-19 |
JP3629109B2 JP3629109B2 (ja) | 2005-03-16 |
Family
ID=17966644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30723396A Expired - Lifetime JP3629109B2 (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | マスキング材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3629109B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6832430B1 (en) * | 2000-02-07 | 2004-12-21 | Nagoya Oilchemical Co., Ltd. | Production method for multi-color inner packing material |
-
1996
- 1996-11-01 JP JP30723396A patent/JP3629109B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6832430B1 (en) * | 2000-02-07 | 2004-12-21 | Nagoya Oilchemical Co., Ltd. | Production method for multi-color inner packing material |
AU2001240263B2 (en) * | 2000-02-07 | 2005-04-14 | Nagoya Oilchemical Co., Ltd. | Production method for multi-color inner packing material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3629109B2 (ja) | 2005-03-16 |
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