JPH10127910A - 特典情報に基づく景品価値変換システム - Google Patents

特典情報に基づく景品価値変換システム

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JPH10127910A
JPH10127910A JP30594796A JP30594796A JPH10127910A JP H10127910 A JPH10127910 A JP H10127910A JP 30594796 A JP30594796 A JP 30594796A JP 30594796 A JP30594796 A JP 30594796A JP H10127910 A JPH10127910 A JP H10127910A
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card
game
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JP30594796A
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Sadao Ioki
定男 井置
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Sophia Co Ltd
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 来店頻度の高い遊技者にとって有用な特典情
報に基づく景品価値交換システムを提供する。 【解決手段】 プレミアムとしてのポイントが記録可能
な会員カード17と、遊技カード16を発行し、この遊
技カード16の発行額に応じたポイントを会員カード1
7に記録するカード発行装置18と、遊技者Hが獲得し
た遊技球Mを景品に交換する際に、会員カード17に記
録されたポイントを追加利用して景品に交換可能な景品
交換装置13とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技者が賞として
獲得した遊技球等と等価の遊技価値を景品に交換する景
品価値交換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パチンコ遊技やパチスロ遊技も身
近な娯楽として広く親しまれており、遊技店の数も増加
傾向にある。そして、遊技店も、従来通りの駅前や繁華
街以外に、郊外にも建設されており、多くの人を集めて
いる。
【0003】このような店舗数の増加に伴い、遊技店に
おいては、自店やチェーン店などグループの集客力を高
め、他のグループとの差別化を図ることを目的として遊
技者への各種サービスを行っている。例えば、グループ
内で有効な会員カードを発行し、この会員カードにパチ
ンコ遊技やパチスロ遊技等によって獲得した遊技媒体
(遊技球、メダル等)の獲得数を記録(より詳しくは遊
技店内の管理装置に記録)しておき、次回の遊技時に継
続使用できるようにしている。即ち、貯玉制度である。
この貯玉制度を取り入れている遊技店では、例えば、会
員カード(貯玉)専用の玉貸機を、一般の玉貸機に並べ
て配設して会員カードによる貯玉の払い出しを行えるよ
うにしている。最近では、この貯玉制度も広く普及し、
この制度だけでは他遊技店(グループ)との差別化を図
ることが難しくなっている。そこで、さらなるサービス
として、遊技カード(プリペイドカード)の購入時等、
取引があった場合において、取引金額に応じた数量の遊
技媒体を進呈するサービスもなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た遊技媒体を進呈するサービスでは、遊技媒体自体が進
呈されるので、遊技者からすれば、遊技媒体と、遊技カ
ードや会員カードとを手に持った状態(即ち、手が塞が
った状態)で、所望の遊技機を選択しなければならず、
却って煩雑になってしまい、実質的なサービスの向上に
は不十分である。また、遊技店にとっては、より多くの
遊技を行った遊技者、即ち、より多くの投資をしてくれ
た遊技者に、本来は有用なサービスを行うべきである
が、遊技者毎の投資量を判別することは難しく、満足な
サービスができなかった。更には、投資が行われる毎に
サービスを提供しても、一回のサービスで付加し得るも
のは少なくならざるを得ず、サービスを受ける遊技者は
少しずつのサービス物あるいは価値を貯めて増やすこと
も従来はなし得なかった。
【0005】そこで、本発明は、このような事情に鑑み
提案されたものであり、遊技者にとって有用なサービス
を付与できる特典情報に基づく景品価値交換システムを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、請求項1記載の発明は、
少なくとも、特典情報が記録可能な情報媒体と、遊技者
の要求に基づき遊技価値を供給する遊技価値供給手段
と、遊技価値を景品価値に交換する遊技価値変換手段と
を備え、前記遊技価値供給手段は、前記情報媒体の装着
に基づいて遊技者に供給する遊技価値に対応した特典情
報を前記情報媒体に付加する特典付加手段を含み、前記
遊技価値変換手段は、遊技者が獲得した遊技価値を所定
の変換率で景品価値に変換する第1景品価値交換手段、
及び情報媒体に記録されている特典情報に基づいて、所
定の変換率で景品価値に交換する第2景品価値交換手段
からなる景品価値交換手段を含むことを特徴とする。
【0007】ここで、遊技価値は、遊技における価値で
あり、具体的には、パチンコ遊技における遊技球やパチ
スロ遊技におけるメダルといった遊技媒体の供給を受け
るために中間的に用いられる遊技カード(度数)として
与えられる第1の遊技価値(即ち、遊技への投資額に相
当)や、遊技球やメダル等の遊技媒体自体で与えられる
第2の遊技価値(即ち、手持ちの遊技媒体に相当)を含
んでいる。そして、上記構成における遊技価値供給手段
は、遊技者の要求に応じて遊技カードの度数や遊技媒体
を供給する手段を指し、具体的には、遊技カードを発行
するカード発行機、あるいは現金(貨幣)の投入により
遊技媒体を貸与する(供給する)玉貸機やメダル貸出機
を含んでいる。また、記録とは、直接的な記録及び間接
的な記録の双方を意味している。
【0008】請求項2記載の発明は、前記特典付加手段
により付加される特典情報は、前記第2景品価値変換手
段にのみ利用される情報であることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、情報処理手段と、
前記遊技価値供給手段、遊技価値変換手段、及び情報処
理手段の間を電気的に連絡する連絡手段と、を備え、前
記情報処理手段は、前記情報媒体に関連した特典情報を
管理することを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、特典更新手段と、
前記情報処理手段と電気的に連絡する外部連絡手段と、
を備え、前記特典更新手段は、遊技店と有機的共同体と
なる商店に設置され、該商店における商取引に基づき前
記情報媒体に特典情報を付加することを特徴とする。
【0011】ここで、有機的共同体とは、景品交換シス
テムを、遊技店と共に構成する商店を示す。
【0012】請求項5記載の発明は、前記情報処理手段
は、前記特典更新手段における取引金額と特典情報との
相関情報を設定する特典情報設定手段を備えたことを特
徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、前記景品価値変換
手段は、前記情報媒体に関連して記録される遊技者の獲
得遊技価値情報、特典情報のいずれか一つ、または、前
記両情報を組み合わせた情報から遊技者によって選択さ
れた情報により景品価値に変換可能であることを特徴と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態を説明する。本発明を説明するにあたり、パ
チンコ遊技店を核としたシステムを例に挙げて説明する
が、本発明は、パチスロ遊技機等パチンコ遊技機以外の
遊技機のみを扱う遊技店についても同様に適用可能であ
る。
【0015】図1は、本発明に係る景品交換システムを
構成する装置の設置を説明するブロック図である。同図
に示すように、商店組合1は、遊技店2、ガソリンスタ
ンド3、飲食店4、衣料品販売店5、及び他の商店(図
示せず)から構成されており、遊技店2に対する有機的
共同体(即ち、システムを、遊技店2と共に構成する共
同的な商店)となっている。また、この他に、プリペイ
ドカードとしての遊技カード16(後述)の発行及び精
算を管理するカード会社6が、遊技店2と電話回線7a
で電気的に連絡している。
【0016】遊技店2内には、代表的な遊技機であるパ
チンコ遊技機(図中、遊技機にて示す)11と、遊技者
が獲得した賞球(遊技球)を計数するための玉計数機1
2と、獲得した賞球を景品に交換するための景品交換装
置13と、パチンコ遊技機11に並設されて、遊技媒体
(即ち、第2の遊技価値)であるパチンコ玉(以下、遊
技球という)を貸し出すためのカード式台間玉貸機14
と、現金15により遊技カード16を発行し、この遊技
カード16の発行時に会員カード17に特典情報として
のポイントを付加するカード発行装置18と、遊技店2
内の各装置と通信回線23aで電気的に連絡するととも
に、他の商店3、4、5と電話回線7bで電気的に連絡
し、情報の管理を行う管理装置19と、カード式台間玉
貸機14やカード発行装置18と赤外線23bで電気的
に連絡し、これらのカード式台間玉貸機14やカード発
行装置18との間でポーリングを行い、カード式台間玉
貸機14やカード発行装置18との間で送受される情報
を収集するとともに、カード会社6との間で通信を行う
カードデータ転送装置21と、各装置とカードデータ転
送装置21間の情報を中継する中継器20とが設置され
ている。
【0017】なお、上記会員カード17は、偽造防止用
のセキュリティ情報や会員を特定するための会員カード
情報等が記録されている。この会員カード情報は、例え
ば、会員毎に付与された識別用の会員カード番号等でも
よい。また、この会員カード17に、直接的あるいは間
接的に記録されるポイントは、景品やサービスを受ける
ための情報とされ、パチンコ遊技には使用できない情報
となっている(以下の実施形態においては、間接的に記
録される場合について説明する)。
【0018】また、各商店3、4、5には、それぞれ、
会員カード17に付加されたポイントを更新するための
ポイント更新装置22が配設されている。各ポイント更
新装置22は、遊技店2の管理装置19と電話回線7b
により電気的に連絡しており、相互で情報の送受が行え
るようになっている。
【0019】そして、このシステムにおいては、会員カ
ード17が情報媒体として機能し、カード発行装置18
が遊技価値供給手段として機能し、景品交換装置13が
遊技価値変換手段として機能する。また、管理装置19
が情報処理手段として機能し、通信回線23aが連絡手
段として機能し、ポイント更新装置22が特典更新手段
として機能し、電話回線7bが外部連絡手段として機能
する。さらに、会員カード17に付加されるポイント
は、管理装置19にて管理され、遊技店2内にて景品交
換に使用可能な特典情報であり、各商店3、4、5にお
いても更新可能な情報となっている。
【0020】以下、本システムを構成する各装置の構成
並びに動作について説明する。まず、図2から図6を参
照して、カード発行装置18について説明する。
【0021】図2は、カード発行装置18の正面図であ
る。同図に示すように、箱体30の前面には、前面扉3
1が開閉可能に取り付けられている。この前面扉31の
高さ方向略中央には、金額別に収納された複数の遊技カ
ード16(いずれも図示せず)を選択するための遊技カ
ード選択スイッチ32a、・・・32dを左右に並設し
ている。各遊技カード選択スイッチ32a、・・・32
dは、10000円の遊技カードを選択するための10
000円スイッチ32a、5000円の遊技カードを選
択するための5000円スイッチ32b、2000円の
遊技カードを発行するための2000円スイッチ32
c、及び1000円の遊技カードを発行するための10
00円スイッチ32dから構成されている。そして、各
遊技カード選択スイッチ32a、・・・32dの上方に
は、それぞれ、10000円から1000円の遊技カー
ド16を排出する10000円カード排出口33a、5
000円カード排出口33b、2000円カード排出口
33c、及び1000円カード排出口33dが配設され
ている。
【0022】また、箱体30内における各カード排出口
33a、・・・33dの後方には、各カード排出口33
a、・・・33dに対応して、10000円カード発行
装置34a、5000円カード発行装置34b、200
0円カード発行装置34c、及び1000円カード発行
装置34dが配設されている。さらに、これら各カード
発行装置34a、・・・34dの上方には、それぞれ、
対応する遊技カード16をストックしておくカードスト
ッカ35a(10000円カード用)、カードストッカ
35b(5000円カード用)、カードストッカ35c
(2000円カード用)、及びカードストッカ35d
(1000円カード用)が配置されている。これらのカ
ードストッカ35a、・・・35dには、図示していな
いが、10000円から1000円の遊技カード16
が、それぞれにストックされている。
【0023】1000円スイッチ32dの下方には、会
員カード17をカード発行装置18内に挿入する際に操
作する会員カード挿入スイッチ(SW)36が配設され
ており、この会員カード挿入スイッチ36の下方には、
会員カード挿入口37が設けられている。この会員カー
ド挿入口37の後方には、挿入された会員カード17に
記録されたセキュリティ情報や会員カード情報を読みと
り、必要に応じて情報の書き込みを行うカードリーダラ
イタ(R/W)制御装置38を設けてある。そして、会
員カード挿入スイッチの上方であって1000円スイッ
チ32dとの間には、会員カード17の装着状態を点灯
により知らせるLED39が配設されている。
【0024】一方、箱体30の内部であって10000
円スイッチ32aの下方には、このカード発行装置18
における現金15(貨幣)の受け入れ並びに釣り銭の払
い出し等、現金15の授受を管理する貨幣装置40が設
けられている。そして、貨幣装置40の上側には、遊技
カード16を購入するための現金15が挿入される貨幣
挿入口41が、貨幣装置40の下側には、釣り銭を排出
する釣り銭口42が設けられている。この貨幣装置40
には、投入された現金15の真偽を判定するとともに検
出する貨幣検出機構(貨幣検出手段)が設けられてお
り、検出結果を制御装置44に送出する。また、貨幣挿
入口41と10000円スイッチ32aとの間には、遊
技カード16の購入を取り消す際に操作するキャンセル
スイッチ43が設けられている。さらに、貨幣装置40
の右側には、カード発行装置18に設けられた各部を制
御する制御装置44が設けられている。また、カードス
トッカ35aの上方には、中継器20との間で赤外線2
3bによる通信を行うための通信制御装置45が設けら
れている。また、この通信制御装置45の前方には、赤
外線23bの送受を行う送受信部46が臨んでいる。
【0025】次に、図3のブロック図を参照して、カー
ド発行装置18の制御系について説明する。同図に示す
ように、このカード発行装置18における制御装置44
は、CPU50と、ROM(リードオンリメモリ)51
と、RAM(ランダムアクセスメモリ)52と、発振器
(クロック)53と、インタフェース54とを有してお
り、これら各部がバスBにより電気的に連絡している。
CPU50は、動作プログラムに従って制御動作を実行
する。ROM51には、動作プログラムや各種規定値が
格納されている。RAM52は、CPU50の動作時に
おいて必要なデータを一時的に保持する。発振器53
は、動作のタイミングを規定するクロックパルスをCP
U50に供給する。
【0026】インタフェース54は、スイッチ類や制御
装置との連絡を行う部分で、ハードディスクや光磁気デ
ィスクといった外部記憶装置55、カード発行機34
(即ち、10000円カード発行装置34a、5000
円カード発行装置34b、2000円カード発行装置3
4c、及び1000円カード発行装置34dを示す。図
2参照。)、会員カード挿入スイッチ36、1000円
スイッチ32d、2000円スイッチ32c、5000
円スイッチ32b、10000円スイッチ32a、キャ
ンセルスイッチ43、ランプ・LED39、カードリー
ダライタ制御装置38、通信制御装置45、貨幣装置4
0、及び管理装置19用の通信制御装置56が接続され
ている。
【0027】インタフェース54に接続された構成の
内、外部記憶装置55には、通信制御装置45から中継
器20を経由してカードデータ転送装置21に送出され
たデータと同じデータが記憶される。また、管理装置1
9に出力される購入カード単価情報は、例えば、100
0円、10000円といった購入金額の情報であり、ポ
イント換算の際の基礎となる。また、制御装置44に
は、音源であるサウンドジェネレータ57が接続されて
いる。このサウンドジェネレータ57は、アンプ58及
びスピーカ59とともに制御装置44からの制御に従っ
て所定の音(音声、メロディ等)を出力する。
【0028】そして、このカード発行装置18におい
て、制御装置44が、遊技者の購入行為(遊技への投
資)に基づく第1の遊技価値を供給する遊技価値供給手
段として機能し、制御装置44及びカードリーダライタ
制御装置38が特典付加手段、及び挿入された会員カー
ド17(情報媒体)の受付処理を行う情報媒体受付手段
として機能する。また、制御装置44及び通信制御装置
56が、通信回線23a(連絡手段)を介して管理装置
19(情報処理手段)へ、付加分のポイントに関する情
報(特典関連情報)を送出する特典関連情報送出手段と
して機能する。
【0029】次に、カード発行装置18の動作につい
て、図4から図6のフローチャートを参照して説明す
る。カード発行装置18に電源が投入されると、まず、
ステップS1にて、初期化処理を行う。この初期化処理
では、ROM51から規定値を読み出したり、RAM5
2のワークエリアを規定の初期状態に設定したりする。
そして、ステップS2に移行する。ステップS2では、
カードデータ転送装置21から開店コマンドが送信され
てくるのを待ち、開店コマンドの受信(Y)によりステ
ップS3に移行する。
【0030】ステップS3では、紙幣の挿入の有無を判
定する。そして、挿入があった場合(Y)にはステップ
S4に移行し、挿入がない場合(N)には再度このステ
ップS3の処理を行う。ステップS4では、会員カード
挿入スイッチ36の操作の有無を判定する。そして、会
員カード挿入スイッチ36が操作された場合(Y)、即
ち、会員カード17にポイントの書き込みを要求する操
作があった場合には、ステップS5に移行する。一方、
操作がなかった場合(N)にはステップS9(図5参
照)に移行する。ステップS5では、会員カード17が
カードリーダライタ制御装置38に挿入されたか否かを
判定する。そして、会員カード17が挿入されるまで、
このステップS5を繰り返し実行し(N)、会員カード
17が挿入されると(Y)ステップS6に移行する。
【0031】ステップS6では、会員カード17が記憶
している会員カード情報を読み込む。引き続くステップ
S7では、会員カード17が記憶しているセキュリティ
情報に基づき、セキュリティチェック(偽造防止チェッ
ク等)を行う。そして、セキュリティ適格(OK)であ
った場合(Y)にはステップS9(図5)に移行し、セ
キュリティ不適格(NG)の場合(N)の場合にはステ
ップS8に移行する。ステップS8では、セキュリティ
不適格であることにより、会員カード17を排出すると
ともに、挿入された紙幣を返却する。そして、上記した
ステップS3に移行し、このステップS3からの処理を
再度実行する。
【0032】ステップS9では、紙幣返却スイッチであ
るキャンセルスイッチ43の操作の有無を判定する。そ
して、キャンセルスイッチ43の操作がなされた場合
(N)にはステップS13に移行し、操作がなかった場
合(Y)にはステップS10に移行する。ステップS1
0では、キャンセル操作がなかったことに基づいてカー
ド選択読込処理を行う。このカード選択読込処理は、発
行対象となる遊技カード16の種類(即ち、10000
円カード、・・・1000円カード)の選択情報を取得
する処理で、具体的には、10000円スイッチ32
a、・・・1000円スイッチ32dからの信号に基づ
き、いずれのスイッチが操作されたかを判定する。そし
て、ステップS11に移行する。
【0033】ステップS11では、遊技カード16の発
行、排出処理を行う。具体的には、この発行、排出処理
では、選択された種類に対応するカード発行機34a、
・・・34dは、カードストッカ35a、・・・35d
にストックされている遊技カード16を取り出し、この
取り出した遊技カード16に所定の書込処理を行って使
用可能な状態にした後に、この遊技カード16を100
00円カード排出口33a、・・・1000円カード排
出口33dから排出する。そして、ステップS12に移
行する。ステップS12では、釣り銭の有無を判定し、
釣り銭があった場合(N)には、上記したステップS9
に移行して、次の遊技カード16に対する処理を行い、
釣り銭がなくなった場合(Y)には、ステップS17に
移行する。
【0034】ここで、上記したステップS9にてキャン
セルスイッチ(紙幣返却スイッチ)43の操作がなさ
れ、ステップS13に移行した場合について説明する。
この場合、ステップS13にて、遊技カード16が購入
済みであるか否かを判定する。そして、購入済みの場合
(Y)にはステップS14に移行し、未購入の場合
(N)には、ステップS15に移行する。ステップS1
4では釣り銭を返却し、ステップS17に移行する。ま
た、ステップS15では遊技カード16が購入されてい
ないことに基づき、挿入された紙幣を返却し、ステップ
S16に移行する。ステップS16では、会員カード1
7の挿入の有無を判定し、会員カード17が挿入されて
いた場合には、ステップS23に移行する。また、挿入
されていなかった場合には、一連の処理を終了してステ
ップS3(図4参照)に移行する。
【0035】ステップS17では、遊技カード16の購
入に伴い、購入した遊技カード16の種別(10000
円カード、・・・1000円カード)や、発行枚数等の
発行データを送信メモリに記憶する。この送信メモリは
RAM52内に設定され、カードデータ転送装置21が
通信制御装置45に送信要求の問い合わせを行うまでの
期間、発行データを保持する発行データ保持手段として
機能する。引き続くステップS18では、発行データを
外部記憶装置55に記憶する。この外部記憶装置55
は、所定期間過去(例えば、過去1週間分程度)の発行
データを記憶する来歴情報記憶手段として機能してい
る。そして、その記憶内容は、システムにトラブルが生
じた場合等において、制御装置44(他の各装置に設け
られた制御装置でも可)により参照され、各装置に同様
に設けられた外部記憶装置(来歴情報記憶手段、後述)
との内容比較により、記憶内容を正常な状態に復帰させ
る。このとき、制御装置44は、来歴情報よりシステム
を復帰させるシステム復帰手段として機能する。
【0036】そして、ステップS19は、会員カード1
7の挿入の有無を判定する。ここで、会員カード17が
挿入されていた場合(Y)には、ステップS20に移行
し、挿入されていなかった場合(N)には、後述するス
テップS23に移行する。ステップS20では、管理装
置19に対して、会員カード情報と購入カード単価情報
とを送信して、ステップS21に移行する。ステップS
21では、管理装置19へ送信した購入カード単価情報
等に基づくカードファイルへの更新処理が正常に終了し
たか否かの返信を待機し、正常の場合(Y)にはステッ
プS23に移行し、異常の場合(N)にはステップS2
2に移行する。ステップS22では、異常が生じたこと
に基づき、この異常に対処するための異常処理を行う。
この異常処理では、遊技店2の店員に異常が生じたこと
を報知すること、カード発行装置18における異常解除
動作以外の動作を停止すること等がなされる。そして、
ステップS23では、挿入された会員カード17を排出
する。このステップS23の処理が終了すると、ステッ
プS3(図4参照)に移行し、上述した処理を繰り返し
実行する。
【0037】次に、上述した処理と平行して行われる割
込処理について図6を参照して説明する。同図は、割込
処理を説明するフローチャートである。この割込処理で
は、通信制御装置45が、カードデータ転送装置21か
らの送信要求を受信する毎に割込信号を送出することで
なされる。まず、ステップS24にて、送信メモリ(R
AM52)に送信情報があるか否かを判定する。そし
て、送信情報があった場合(Y)にはステップS25に
移行し、送信情報がなかった場合(N)にはステップS
27に移行する。ステップS25では、送信メモリに記
憶された情報を通信制御装置45に設定する。通信制御
装置45は、情報が設定されたことにより、カードデー
タ転送装置21へ設定された情報を送出する。引き続く
ステップS26では、送信メモリをクリアして、復帰す
る。また、ステップS27では、送信情報がないことを
示すACK信号を通信制御装置45に送信して復帰す
る。
【0038】次に、図7から図10を参照して景品交換
装置13について説明する。図7は、景品交換装置13
の構成を説明する斜視図である。同図に示すように、こ
の景品交換装置13は、箱状の本体61を有し、この本
体61の前面中段には、テーブル状部分62が前方に向
けて突設されている。そして、このテーブル状部分62
の上面には、操作を促すための画像を表示するとともに
入力操作を行う操作部63が形成されている。この操作
部63は、液晶やCRT(ブラウン管)等が用いられ、
景品となる商品を説明するためのサンプル写真、価格、
説明文、並びに操作メニューを表示する表示装置67
(図8参照)と、表示装置67の表示画面に対応して配
設され、商品の選択や操作メニューの選択を行うタッチ
入力装置68(図8参照)とから構成されている。そし
て、この操作部63は、後述する制御装置72とともに
景品の表示と選択操作を行う景品表示選択手段の一部と
して機能する。
【0039】そして、本体61の前面上段には、会員カ
ード17が挿入される会員カード挿入口64が設けられ
ている。また、前面下段には、紙幣を払い出す紙幣払出
口65と、発行された商品券を払い出す商品券払出口6
6とが設けられている。なお、これらの会員カード挿入
口64、貨幣払出口65、及び商品券払出口66の背後
(即ち、本体61内部)には、それぞれ、会員カード1
7に記憶された情報の読み書きを行い、情報媒体受付手
段として機能するカードリーダライタ制御装置69、現
金15(貨幣)の払い出しを行う貨幣払出装置70、及
び選択された商品券を発行する商品券発行装置71(い
ずれも図8参照)が配設されている。
【0040】また、上記した貨幣払出装置70が現金1
5を払い出す第1有価媒体払出手段として機能し、商品
券発行装置71が商品券を払い出す第2有価媒体払出手
段として機能し、これら両者が有価媒体(現金、商品
券)を払い出す有価媒体払出手段として機能している。
【0041】次に、図8のブロック図を参照して、景品
交換装置13の制御系を説明する。同図に示すように、
この景品交換装置13の制御装置72は、CPU73
と、ROM74と、RAM75と、発振器(クロック)
76と、インタフェース77とを有しており、これら各
部がバスBにより電気的に連絡している。CPU73
は、発振器76からのクロックパルスにより規定される
タイミングで動作し、ROM74に格納された動作プロ
グラムや規定値を参照して制御動作を実行する。この制
御動作時において、RAM75は必要なデータを一時的
に保持する。
【0042】インタフェース77は、スイッチ類や制御
装置との連絡を行う部分で、上述した表示装置67、タ
ッチ入力装置68、カードリーダライタ制御装置69、
貨幣払出装置70、及び商品券発行装置71の他に、外
部記憶装置78、ランプ・LED79、通信制御装置8
0、及びサウンドジェネレータ81が接続されている。
そして、外部記憶装置78は、ハードディスクや光磁気
ディスクといった大容量の記憶媒体により構成され、管
理装置19に送信したデータと同等のデータを所定期間
過去から記憶しており、来歴情報記憶手段として機能す
る。ランプ・LED79は、装飾や状態表示(例えば、
会員カード17の装着状態の表示等)を行う。通信制御
装置80は、管理装置19との間でなされる通信を制御
する。サウンドジェネレータ81は、アンプ82及びス
ピーカ83とともに制御装置72からの制御に従って所
定の音(音声、チャイム音等)を出力する。
【0043】そして、制御装置72が、遊技者が獲得し
た遊技球(即ち、第2の遊技価値であって賞として獲得
した獲得遊技価値)を所定の変換率で景品の価値に変換
する第1景品価値交換手段、また、ポイントを所定の変
換率で景品の価値に変換する第2景品価値交換手段とし
て機能する。なお、景品価値交換手段は、第1景品価値
交換手段と第2景品価値交換手段とを総括した手段であ
る。
【0044】次に、景品交換装置13の動作について、
図9及び図10のフローチャートを参照して説明する。
景品交換装置13の電源が投入されると、まず、ステッ
プS31にて、初期化処理を行う。この初期化処理で
は、ROM74から規定値を読み出したり、RAM75
のワークエリアを規定の初期状態にしたりする。そし
て、ステップS32に移行する。ステップS32では、
管理装置19から開店コマンドが送信されてくるのを待
ち、開店コマンドの受信(Y)によりステップS33に
移行する。
【0045】ステップS33では、貨幣払出装置70及
び商品券発行装置71に収納されている現金15及び商
品券の残量(残高)を確認し、ステップS34に移行す
る。ステップS34では、上記ステップS33で確認し
た残量に基づき、不足であるか否かを判定する。そし
て、不足がない場合(N)にはステップS36に移行
し、不足していた場合(Y)にはステップS35にて、
不足している物の種類と現残量等とを不足情報として管
理装置19に送出し、さらに、ステップS32で受信し
た開店コマンドを無効にして、ステップS32に移行す
る。この場合、ステップS32にて再度開店コマンドの
入力を待つ(即ち、不足分の補充を待つ)。
【0046】ステップS36では、会員カード17が挿
入されたか否かを判定する。そして、会員カード17が
挿入された(あるいは挿入されている)場合(Y)には
ステップS37に移行し、会員カード17が挿入されて
いない場合(N)にはステップS38にて普段表示(即
ち、営業状態における初期画面)の表示を行い、再度ス
テップS36に移行する。
【0047】ステップS37では、会員カード17が記
憶している会員カード情報を読み込む。引き続くステッ
プS39では、会員カード17の偽造防止用のセキュリ
ティチェックを行う。そして、セキュリティ適格(O
K)であった場合(Y)にはステップS40に移行し、
セキュリティ不適格(NG)の場合(N)の場合にはス
テップS43に移行する。このステップS43では、会
員カード17を排出して、上記したステップS36に移
行する。
【0048】ステップS40では暗証番号入力処理を行
う。引き続くステップS41では、管理装置19へ、会
員カード情報と入力された暗証番号とを併せて送信し、
ステップS42に移行する。ステップS42では、管理
装置19からの照合結果(管理装置19は、送信された
暗証番号、会員カード番号より、会員カードファイルと
照合する)に基づき、照合が正常であった場合(Y)に
はステップS44に移行し、照合が異常であった場合
(N)にはステップS43に移行する〔即ち、会員カー
ド17を排出して(S43)、再度会員カード17の受
付を行う(S36)〕。なお、このステップS42で
は、管理装置19からは、「照合OK」の旨を示す情報
の他に、ポイントや貯玉数等の情報があわせて送信され
る。
【0049】ステップS44では選択スイッチ入力表示
処理を行う。ここでは、表示装置67にて、「獲得玉
数」及び「ポイント」の値、「換金」、「商品券」、
「商品カタログ」の入力ボタン(以下、ボタン領域とい
う)を表示する。そして、ステップS45に移行する。
ステップS45では、「換金」が選択されたかをタッチ
入力装置68からの入力座標情報に基づき判定する。そ
して、入力があった場合(Y)には、ステップS46に
て獲得した遊技球及び必要に応じてポイントを使用して
換金する換金処理を行い、管理装置19並びに外部記憶
装置78にその処理の結果を送信及び記録して会員カー
ド17を排出した後に、ステップS36に移行する。ま
た「換金」が選択されなかった場合(N)にはステップ
S47に移行する。ステップS47では、「商品券」が
選択されたかを判定する。そして、入力があった場合
(Y)には、ステップS48にて獲得した遊技球及び必
要に応じてポイントを使用して商品券を得る商品券処理
を行う。そして、管理装置19並びに外部記憶装置78
にその処理の結果を送信及び記録して会員カード17を
排出し、ステップS36に移行する。また「商品券」が
選択されなかった場合(N)にはステップS50に移行
する。
【0050】このステップS50では、商品カタログ処
理を行う。この商品カタログ処理は、獲得した遊技球
と、必要に応じてポイントを加算して、景品としての商
品を商店組合1の各商店3、4、5の商品群が記録され
たカタログから選択する。そして、この商品カタログ処
理が終了すると、会員カード17を排出し、ステップS
36に移行する。
【0051】次に、図10のフローチャートを参照して
商品カタログ処理について詳細に説明する。この商品カ
タログ処理では、まず、ステップS51にて、獲得玉数
を全部使用するか否かの問い合わせを行う。この場合、
表示装置67により、「全部使用」、「一部使用」のボ
タン領域を有した問い合わせ画面を表示し、遊技者に選
択を促す。そして、全部使用の場合(Y)にはステップ
S52に移行し、このステップS52からステップS6
2で示す獲得玉全部使用処理を行う。一方、一部使用の
場合(N)には、ステップS63に移行して獲得玉一部
使用処理を行う。この獲得玉一部使用処理は、最初に、
テンキーなどにより使用する獲得玉の数量を入力する処
理が加わる点が相違するだけで、他の処理は後述する獲
得玉全部使用処理と同じである。ここでは、獲得玉全部
使用処理を説明することで、獲得玉一部使用処理の説明
に代えることとする。
【0052】獲得玉全部使用処理では、まず、ステップ
S52にて選択スイッチ入力表示処理を行う。この選択
スイッチ入力表示処理は、表示装置67にて選択対象と
なる商品グループ毎のボタン領域が表示され、遊技者に
商品グループの選択を促す。この商品グループは、商店
組合1の業種に応じて適宜選択され、例えば、「化粧
品」、「婦人服」、・・・「バッグ類」等とされる。引
き続くステップS53からステップS54では、遊技者
による商品グループの選択を判定する。具体的には、ス
テップS53では、上記した商品グループ中の「バッグ
類」が選択されたか(即ち「バック類」のボタン領域が
タッチされたか)を判定し、ステップS54では、「化
粧品」が選択されたかを判定する。なお、これらのステ
ップS53からステップS54の選択判定処理は、上記
した商品グループのそれぞれに対してなされる。そし
て、いずれかの選択がなされないと上記したステップS
52に移行する。
【0053】そして、この選択判定処理で選択される
と、各商品グループ毎の選択購入処理を行う。例えば、
ステップS54で「化粧品」が選択された場合(Y)に
は、ステップS55からステップS61で示す化粧品選
択購入処理(後述)を行う。また、ステップS53で
「バッグ類」が選択された場合(Y)には、ステップS
62にて、バッグ類選択購入処理を行う。このバッグ類
選択購入処理は、化粧品選択購入処理(S55からS6
1)と同じ処理である。また、他の商品グループの選択
購入処理も同様である。ここでは、化粧品選択購入処理
を説明することで、他の商品グループの選択購入処理の
説明に代えることにする。
【0054】この化粧品選択購入処理では、まず、ステ
ップS55にて、ポイントを使用するか否かの問い合わ
せを行う。ここでは、表示装置67に、獲得玉数により
交換可能な範囲(即ち、交換対象となる商品の上限)
と、ポイントを加算した場合における交換可能な範囲と
を表示する。さらに、ポイントを使用するか否かを問い
合わせるためのボタン領域(例えば「Y」、「N」)を
表示し、遊技者に選択を促す。ここで、ポイント使用が
選択された場合(Y)にはステップS56に移行し、使
用しないが選択された場合(N)には ステップS57
に移行する。ステップS56では、景品となる複数の商
品の内、獲得玉数にポイントを加算した範囲の交換可能
な商品について識別可能なマーク(反転、色付)を行
う。また、ステップS57では、同様に、獲得玉数の範
囲で交換可能な商品についてマークを行う。そして、ス
テップS56あるいはステップS57の処理が終了する
とステップS58に移行する。
【0055】ステップS58では選択処理を行う。この
選択処理は、各商品(香水などの化粧品)に対応したボ
タン領域のタッチの有無が判定され、最初のタッチでマ
ーク(選択)され、次のタッチでマーク解除(取消)さ
れる。この選択処理は、引き続くステップS59にて確
定されるまで、例えば「確定」のボタン領域がタッチさ
れるまで、繰り返しなされる。そして、ステップS59
にて、交換対象となる商品が確定すると(Y)、ステッ
プS60に移行する。なお、ステップS59において商
品が確定した場合には、表示装置67は、交換商品、交
換を行う商店、残ポイント数、及び残貯玉数の情報を表
示する。なお、これらの情報については、レシート上に
印字するようにしてもよい。
【0056】ステップS60では、商品の選択情報、残
ポイント数、及び残貯玉数を会員カード情報とともに管
理装置19に対して送信し、引き続くステップS61で
は、送信した情報と同じ情報を外部記憶装置78に記憶
し、その後、会員カード17を排出する。そして、この
ステップS61の処理の終了により、この化粧品選択購
入処理(商品カタログ処理)を終了して復帰する。
【0057】なお、本実施形態における景品交換装置1
3は、景品として各商店3、4、5の商品を選択するも
のについて説明したが、本発明は、これに限定されるも
のではなく、遊技店2が所持している景品、例えば、タ
バコや菓子類と交換するようにしてもよい。
【0058】次に、図11から図13を参照して、ポイ
ント更新装置22について説明する。図11は、ポイン
ト更新装置22の構成を説明する斜視図である。同図に
示すように、このポイント更新装置22は、傾斜面とし
て構成された操作面91を備えた箱体90と、操作面9
1上に配設された入力装置92、キースイッチ93、交
換スイッチ94、及び許可LED95と、箱体90の前
面下部96に配設されたカード挿入口97、及びレシー
ト排出口98とから構成されている。入力装置92は、
テンキーなどの数値の入力が容易な装置により構成され
ている。キースイッチ93は、挿入されたキー(図示せ
ず)の回転操作により、開店スイッチ99あるいは閉店
スイッチ100に作用し、これらのスイッチ99、10
0をオン/オフする。交換スイッチ94は、上記した景
品交換装置13にて景品交換を選択した遊技者が来店し
た際において、景品交換を行う際にモードを切り替える
ためのスイッチである。カード挿入口97は、会員カー
ド17の挿入口で、このカード挿入口97の背面(即
ち、箱体90内部)には、会員カード17に記憶された
情報の読み書きを行い、情報媒体受付手段として機能す
るカードリーダライタ制御装置109(図12参照)が
配設されている。また、レシート排出口98は、レシー
ト101を排出するためのもので、その背面にはレシー
ト用紙に印字する印字装置111(図12参照)が配設
されている。
【0059】次に、図12のブロック図を参照して、ポ
イント更新装置22の制御系を説明する。同図に示すよ
うに、このポイント更新装置22の制御装置102は、
CPU103と、ROM104と、RAM105と、発
振器(クロック)106と、インタフェース107とを
有しており、これら各部がバスBにより連絡されてい
る。CPU103は、発振器106からのクロックパル
スにより規定されるタイミングで動作し、ROM104
に格納された動作プログラムや規定値を参照して制御動
作を実行する。この制御動作時において、RAM105
は必要なデータを一時的に保持する。
【0060】インタフェース107は、スイッチ類や制
御装置との接続を行う部分で、上述した入力装置92、
交換スイッチ94、許可LED95、開店スイッチ9
9、閉店スイッチ100、カードリーダライタ制御装置
109、及び印字装置111の他に、ハードディスクや
光磁気ディスクといった大容量の記憶媒体により構成さ
れた外部記憶装置108と、変復調回路を備え、遊技店
2の管理装置19との間でなされる電話回線7bを用い
た通信を制御する通信制御装置110とが設けられてい
る。
【0061】以上の構成において、入力装置92、交換
スイッチ94、制御装置102、及びカードリーダライ
タ制御装置109が、外部から会員カード17(情報媒
体)にポイント(特典情報)を付加する第2特典付加手
段として機能し、通信制御装置110が外部連絡手段の
一部として機能し、制御装置102、及び印字装置11
1が、上記した第2特典付加手段により外部から特典情
報が付与が実行できなかった場合における、特典情報を
補償する特典付加補償手段として機能する。
【0062】次に、ポイント更新装置22の動作につい
て、図13のフローチャートを参照して説明する。ポイ
ント更新装置22に電源が投入されると、まず、ステッ
プS71にて、開店スイッチ100がオンされたか否か
を判定する。そして、オンされた場合(Y)に、ステッ
プS72に移行する。ステップS72では初期化処理を
行う。この初期化処理では、ROM104から規定値を
読み出したり、RAM105のワークエリアを規定の初
期状態に設定したりする。そして、ステップS73に移
行する。
【0063】ステップS73では、交換スイッチ94が
オンされたか否かを判定する。即ち、このステップS7
3では、商品(景品)交換を行うモード(商品交換モー
ド)の選択を行う。そして、交換スイッチ94がオンで
あった場合(Y)に、商品交換を行うと判断してステッ
プS75に移行し、オフであった場合(N)には、ステ
ップS74に移行する。ステップS74では、会員カー
ド17の挿入の有無を判定する。このステップS74で
は、交換スイッチ94がオフの状態において会員カード
17が挿入された場合(Y)に、会員カード17にポイ
ントを付加するモード(ポイント付加モード)が選択さ
れたと判定し、ステップS79に移行する。一方、挿入
がなかった場合(N)には、モード選択がなかったとし
て、ステップS73に移行する。
【0064】まず、商品交換モードが選択された場合
(S73でY)について説明する。この場合、ステップ
S75にて会員カード17の挿入の有無を判定し、挿入
されたこと(Y)によりステップS76に移行する。ス
テップS76では、通信制御装置110に情報をセット
することで、電話回線7bを介して、遊技店2の管理装
置19へ会員カード情報と交換情報とを送信し、ステッ
プS77に移行する。このとき、外部記憶装置78にも
送信した情報と同内容の情報を記憶する。即ち、この外
部記憶装置78は来歴情報記憶手段として機能する。ス
テップS77では、管理装置19からの交換情報の受信
を待ち、受信OK(即ち、管理装置19への送信から所
定時間以内に管理装置19からの交換情報を受信)の場
合(Y)にステップS78に移行する。ステップS78
では、管理装置19からの交換情報、即ち、交換対象と
なる商品の商品コード、遊技者の名前〔会員カード17
の登録名(会員コード番号とともに送信)〕、日時、及
び商店名等の情報が記録されたレシート101(図11
参照)を印字装置111により発行してステップS84
に移行する。一方、受信NG(管理装置19からの交換
情報を受信できずに所定時間経過)の場合には、印字装
置111により、NGの旨を示すレシート101を発行
して、ステップS84に移行する。
【0065】一方、上記したステップS74で会員カー
ド17が挿入されてポイント付加モードが選択された場
合には、まず、ステップS79にて、購入額入力処理、
即ち、入力装置92による入力(例えば、5000円
等)を受け付ける。そして、引き続くステップS80に
て、OKであるか、即ち、入力金額が確定されたかを判
定する。この判定は、入力装置92に設けられた確定キ
ー(あるいは、それに類するキー)の操作の有無に基づ
いて行われる。そして、確定した場合(Y)にはステッ
プS81に移行し、未確定の場合(N)には上記したス
テップS79の入力処理を実行する。
【0066】ステップS81では、購入額に応じたポイ
ント数を求め、この求めたポイント数の情報を会員カー
ド情報とともに管理装置19に送信し、外部記憶装置7
8に記憶する。引き続くステップS82では、管理装置
19から送信された許可情報に基づいて、ポイントの付
加が許可されたか否かを判定する。そして、許可された
場合(Y)にはステップS84に移行し、許可されなか
った場合(N)、即ち、ステップS81で情報を送信し
てから所定の期間経過しても管理装置19から許可信号
が受信できなかった場合にはステップS83に移行す
る。このステップS83では、印字装置111により、
購入金額、対応するポイント数、発行日時及び商店名等
が印字されたアクセス不良の旨を示すレシート101
(図11参照)を発行し、ステップS84に移行する。
なお、ステップS83で発行したレシート101は、特
典付加補償媒体であり、遊技店2にて、会員カード17
と一緒に提示することで、未付加分のポイントが付加さ
れる。
【0067】ステップS84では、商品交換モードある
いはポイント付加モードの処理が終了したことに基づ
き、会員カード17を排出する。そして、ステップS8
5に移行する。ステップS85では、閉店スイッチ10
0がオンであるか否か、即ち、一日の業務が終了したこ
とに基づくポイント更新装置22の停止要求操作の有無
を判定している。そして、閉店スイッチ100がオンで
ある場合(Y)には、閉店要求操作がなされたとしてス
テップS86に移行する。また、閉店スイッチ100が
オンでない場合(N)には、上記したステップS73に
移行して、モード選択処理(S73、S74)からの処
理を再度実行する。
【0068】ステップS86では、設定情報受信処理を
行う。この設定情報受信処理では、管理装置19からの
起動指令に基づき、管理装置19からの設定情報を受信
する。この設定情報は、購入額とポイント数との相関関
係等を規定する情報で、例えば、購入額1000円で遊
技球10個に相当するポイント「10」を設定する。こ
のように、商店における所定の営業単位の終了時に、取
引金額(購入額)とポイント(特典情報)との相関情報
を遊技店2の管理装置19(情報処理手段)から設定可
能に構成したことにより、点在する複数の商店の管理を
一括して容易に行うことができる。そして、ステップS
87では、ポイント更新装置22のシャットダウンをし
て一連の処理を終了する。
【0069】次に、図14から図19を参照して、遊技
店2の管理装置19について説明する。まず、図14の
ブロック図を参照して、管理装置19の構成について説
明する。同図に示すように、この管理装置19の制御装
置121は、CPU122と、ROM123と、RAM
124と、発振器(クロック)125と、インタフェー
ス126とを有しており、これら各部がバスBにより電
気的に連絡している。CPU122は、発振器125か
らのクロックパルスにより規定されるタイミングで動作
し、ROM123に格納された動作プログラムや規定値
を参照して制御動作を実行する。この制御動作時におい
て、RAM124は必要なデータを一時的に保持する。
【0070】インタフェース126は、スイッチ類や制
御装置との連絡を行う部分で、通信制御装置(外部通信
用)127と、外部記憶装置128と、表示装置129
と、入力装置130と、プリンタ131と、通信制御装
置(遊技店内用)132とが接続されている。
【0071】通信制御装置127は、電話回線7bを介
してポイント更新装置22の通信制御装置110と通信
を制御するもので、変復調回路を備えている。外部記憶
装置128は、ハードディスクや光磁気ディスクといっ
た大容量の記憶媒体により構成されており、図15に示
すように、暗証番号、会員カード番号(No)、貯玉数
(獲得玉数)、ポイント数(特典情報)、使用日付、名
前、住所、商品コード(商品識別情報)等がカードファ
イル(会員情報)として記録されている。また、情報の
送受信も時刻に関連付けられて記録されている。即ち、
外部記憶装置128は、会員情報保持手段として機能す
るとともに、来歴情報記憶手段として機能している。そ
して、この商品コードは、後日、遊技店2と各商店3、
4、5との間で精算を行う際に用いられる。
【0072】なお、上記した情報の他に、会員情報とし
て、会員(遊技者)に関する各種の情報、例えば、会員
の性別、生年月日、職業、趣味、さらには、会員の洋
服、帽子、手袋といった衣類のサイズや、靴のサイズ等
をサイズ情報として記録するようにしてもよい。このよ
うなサイズ情報は、商品(景品)として衣類や靴等が選
択された場合において、商品コードと共に送信すること
により、サイズの問い合わせの手間を省くことができ、
会員に対するサービスの向上が図れる。また、この商品
コードを予め送信しておくことにより、商店に在庫がな
い場合において手配しておくこともできる。
【0073】表示装置129は、CRTや液晶等により
構成され、管理情報を始め各種の表示を行う。入力装置
130は、例えば、キーボードやマウス(ポインティン
グデバイス)であり、操作者(遊技店2の店員等)が情
報の入力を行う際に操作する。プリンタ131は、管理
記録やカードファイル情報等を記録用紙(紙媒体)に印
字する。通信制御装置132は、通信回線23aを介し
て、遊技店2内のパチンコ遊技機11、玉計数機12、
景品交換装置13、及びカード発行装置18と電気的に
連絡しており、これらの装置との間で情報の送受を行
う。
【0074】そして、上記した制御装置121が会員カ
ード17(情報媒体)に関連したポイント(特典情報)
を管理する特典情報管理手段として機能し、さらに入力
装置130とともに商店3、4、5に設置されたポイン
ト更新装置22の相関情報(変換率情報)を設定する特
典情報設定手段として機能する。
【0075】次に、図16から図20のフローチャート
を参照して、管理装置19の動作について説明する。管
理装置19に電源が投入されると、まず、ステップS9
1にて初期化処理を行う。この初期化処理では、ROM
123から規定値を読み出したり、RAM124のワー
クエリアを規定の初期状態に設定したりする。そして、
ステップS92に移行する。ステップS92では、初期
値送信入力の有無を判定する。ここでの初期値は、景品
交換装置13等、遊技店2内に配設された各装置に対す
る初期値であり、遊技店2の店長等、操作を許可された
者が入力装置130の操作を行った場合に送信入力あり
(Y)と判定する。そして、送信入力があった場合に
は、ステップS93にて初期値送信処理、即ち、入力さ
れた設定値の送信を行い、ステップS94に移行する。
また、送信入力がなかった場合(N)には、ステップS
93をスキップしてステップS94に移行する。
【0076】ステップS94では、開店入力の有無を判
定する。即ち、このステップS94では、入力装置13
0からの開店指示を待ち(N)、開店指示(Y)により
ステップS95に移行する。そして、ステップS95で
は、遊技店2に配設された各装置に、開店の旨を示す情
報を送信する開店処理を行う。そしてステップS96に
移行する。
【0077】そして、ステップS96では、玉計数機1
2との間で計数情報の取得並びに計数値の格納(貯玉)
等の玉計数機処理を行い、ステップS97では、景品交
換装置13との間で交換情報の取得等の景品交換装置処
理を行い、ステップS98では、カード発行装置18と
の間で、購入カード単価情報等の取得に基づくポイント
付加等のカード発行装置ポイント処理を行う。ステップ
S99では、取得した各種情報を表示装置129にて表
示する情報表示処理を行い、ステップS100では、パ
チンコ遊技機11との間で、大当たり情報や入賞情報を
取得する遊技機情報処理を行い、ステップS101で
は、会員カード17に関するカードファイル(外部記憶
装置128)に記録された情報の整理等のカードファイ
ル管理処理を行う。ステップS102では、ポイント更
新装置22との間で、ポイント数に関する情報に基づく
処理のポイント更新装置処理を行い、ステップS103
では、各ポイント更新装置22における購入額とポイン
トの相関関係の設定を行うポイント設定処理を行う。こ
のポイント設定処理が終了すると、ステップS96の玉
計数機処理に移行して、上記した処理を再度実行する。
【0078】なお、上記した処理において、電気的に連
絡している各装置との間で情報の送受がなされている
が、その送受については、時刻に関連付けられて外部記
憶装置128に記憶されている。また、上記した処理を
行っている場合において、図17で示す割込処理がなさ
れる。同図に示すように、この割込処理は、ステップS
104の受信処理からなっており、処理の合間に、接続
された各装置からの情報を受信し、メモリ(RAM12
4等)に記憶する。
【0079】次に、図18のフローチャートを参照し
て、上記したカード発行装置ポイント処理(S98)に
ついて詳細に説明する。同図に示すように、このカード
発行装置ポイント処理では、まず、ステップS111に
て、カード発行装置18からの購入カード単価情報や会
員カード情報等の受信の有無を判定する。そして、これ
らの情報を受信した場合(Y)には、ステップS112
に移行し、受信しなかった場合(N)には、このカード
発行装置ポイント処理を終了して復帰する。ステップS
112では、セキュリティのチェックを行う。そして、
セキュリティ適格(OK)であった場合(Y)にはステ
ップS113に移行し、不適格(NG)であった場合
(N)にはステップS117に移行する。このステップ
S117では、不許可の旨を示す情報をカード発行装置
18に送信し、復帰する。
【0080】ステップS113では、会員カード情報に
基づき、該当する会員カード番号に対応するカードファ
イルを検索する。そして、ステップS114では、ステ
ップS113の検索結果に基づき、カードファイルが存
在した場合(Y)にはステップS115に移行し、存在
しなかった場合(N)にはステップS117にて不許可
の旨をカード発行装置18に送信し、復帰する。
【0081】ステップS115では、受信した購入カー
ド単価情報に基づいてポイント数を取得し、取得したポ
イント数を会員のカードファイルのポイント数(図15
参照)に加算し、記憶を更新する。引き続くステップS
116では、処理が正常に終了したことにより、許可の
旨を示す情報をカード発行装置18に送信する。このス
テップS116の処理の終了で、カード発行装置ポイン
ト処理を終了し、復帰する。
【0082】次に、図19のフローチャートを参照し
て、上記したポイント更新装置処理(S102)につい
て詳細に説明する。同図に示すように、このポイント更
新装置処理では、まず、ステップS121にて、ポイン
ト更新装置22からの情報の受信の有無を判定する。そ
して、情報を受信した場合(Y)にはステップS122
に移行し、受信しなかった場合(N)にはポイント更新
装置処理を終了して、復帰する。ステップS122で
は、受信した情報が、商品(景品)との交換を示す交換
情報であるか否かを判定する。そして、交換情報であっ
た場合(Y)にはステップS123に移行し、交換情報
でなかった場合(N)にはステップS128に移行す
る。ここでは、まず、交換情報であった場合について説
明する。
【0083】この場合、まず、ステップS123にて、
会員カード情報に基づき、該当する会員カード番号に対
応するカードファイルを検索する。そして、ステップS
124では、ステップS123の検索結果に基づく判定
を行い、カードファイルが存在した場合(Y)にはステ
ップS125に移行し、存在しなかった場合(N)には
ステップS127にて該当情報無しの旨をポイント更新
装置22に送信し、復帰する。ステップS125では、
景品交換装置13にて選択された商品に対応する商品コ
ード情報等をポイント更新装置22に送信し、ステップ
S126にて、カードファイルの商品コード情報をクリ
アする。そして、ポイント更新装置処理を終了して復帰
する。
【0084】次に、上記したステップS122にて、受
信した情報が交換情報以外の情報であった場合について
説明する。この場合、ステップS128にて、受信した
情報がポイント加算(付加)を示す情報であるか否かを
判定する。そして、ポイント加算を示す情報であった場
合(Y)にはステップS129に移行し、ポイント加算
を示す情報でなかった場合(N)にはこのポイント更新
装置処理を終了して復帰する。ステップS129では、
セキュリティのチェックを行う。そして、セキュリティ
適格(OK)であった場合(Y)にはステップS130
に移行し、不適格(NG)であった場合(N)にはステ
ップS134に移行する。このステップS134では、
不許可の旨を示す情報をポイント更新装置22に送信
し、復帰する。
【0085】ステップS130では、受信した会員カー
ド情報に基づき、該当する会員カード番号に対応するカ
ードファイルを検索する。そして、ステップS131で
は、ステップS130の検索結果に基づき、カードファ
イルが存在した場合(Y)にはステップS132に移行
し、存在しなかった場合(N)にはステップS134に
て不許可の旨を示す情報をポイント更新装置22に送信
し、復帰する。
【0086】ステップS132では、受信した付加分の
ポイント数を、該当するカードファイルのポイント数に
加算する。引き続くステップS133では、処理が正常
に終了したことにより、許可の旨を示す情報をポイント
更新装置22に送信する。このステップS133の処理
の終了で、ポイント更新装置処理を終了し、復帰する。
【0087】次に、図20のフローチャートを参照して
上記したポイント設定処理(S103)について説明す
る。同図に示すように、このポイント設定処理では、ま
ず、ステップS141にて、設定入力の有無を判定す
る。これは、入力装置130からの信号を監視し、設定
入力を示す信号を受信した場合に設定入力ありと判定し
(Y)、ステップS142に移行する。また、設定入力
がなかった場合(N)にはポイント設定処理を終了して
復帰する。ステップS142では、暗証番号入力処理を
行う。これは、このポイント設定処理が重要度の高い処
理であるため、操作を特定の者(店長やマネージャ等、
許可された者)に限定する必要があることに基づいてい
る。そして、このステップS142で暗証番号が入力さ
れるとステップS143に移行し、入力された暗証番号
の正否を確認する。そして、暗証番号が正しかった場合
(OK、Y)にはステップS144に移行し、誤ってい
た場合には(NG、N)にはポイント設定処理を終了し
て復帰する。
【0088】ステップS144では、設定入力表示処理
を行う。これは、図21(a)に示す設定画面を表示装
置129に表示し、操作者(店長等)に、購入額とポイ
ント数の関係の入力を促す。操作者は、例えば、100
0円=10点、1001円から3000円=20点、・
・・10000円以上=50点といったように、購入額
とポイント数との相関情報を設定する。そして、複数の
範囲を設定する場合には、設定追加を促すボタン領域
(同図における「Y」の領域)を選択する。また、設定
を終了させる場合には設定終了を促すボタン領域(同図
における「終了」の領域)を選択する。これにより、ス
テップS145に移行する。ステップS145では、設
定入力の確定を判定する。これは、図21(b)に示す
確定要求画面を表示装置129にて表示し、確定のボタ
ン領域(同図における「Y」の領域)が選択された場合
に確定と判定し(Y)、ステップS146に移行する。
また、非確定のボタン領域(同図における「N」の領
域)が選択された場合には、ステップS144の処理を
再度実行する。
【0089】ステップS146では、各加盟店(商品組
合1の各商店3、4、5)に設定情報を送信し、ステッ
プS147では、受信の旨を示すACK信号を送信対象
となった商店から受信したかを判定する。そして、受信
した場合(Y)ステップS149に移行する。また、所
定期間経過しても受信できなかった場合や異常の旨を示
す信号を受信した場合(N)には、ステップS148に
て設定情報の再送処理を行う。ステップS149では、
加盟した全ての商店3、4、5に対する処理が終了した
か否かについて判定する。そして、全店終了の場合
(Y)には、このポイント設定処理を終了して復帰し、
未処理の商店があった場合(N)には、ステップS14
6に移行して、処理を継続する。
【0090】なお、このポイント設定処理は、通常、遊
技店2の閉店時等営業時間外に行われる処理であるの
で、ステップS146からS149の処理(送信関連処
理)の実行時点では、各商店3、4、5のポイント更新
装置22は閉店スイッチ100がオン状態になってお
り、設定情報の受信待機状態になっている(S86)。
なお、変更がない場合(S141でY)には、管理装置
19内の時計IC(図示せず)等のタイマー手段によ
り、規定時刻になったことを監視し、この規定時刻に変
更がない旨を示す情報を送出する。また、設定情報の変
更があった場合についても同様に、規定時刻に変更され
た設定情報を送出することもできる。
【0091】そして、上記したように、この管理装置1
9では、ポイント更新装置22(特典更新手段)におけ
る購入額(取引金額)とポイント数(特典情報)との相
関情報を設定する手段(即ち、特典情報設定手段)を備
えているので、ポイント数の管理を遊技店2で一括して
行うこと(即ち、一元管理)ができ、不正行為の防止並
びに管理の省力化をより高いレベルで実現することがで
きる。
【0092】次に、上記した各装置により構成される景
品価値変換システムの実際の動作について、図22から
図27の模式図を参照して説明する。まず、図22を参
照して、遊技者(会員)の遊技店2内における動作につ
いて説明する。なお、同図において、符号H1からH4
は、遊技者Hの移動経路を示している。
【0093】まず、遊技者Hは、カード発行装置18に
て遊技カード16を購入する。この場合において、現金
(貨幣)15が挿入されると(S3)、会員カード17
の挿入の問い合わせがある(S4)ので、会員カード1
7を挿入する(S5)。そして、遊技カード16の購入
操作を行うと(S10)、遊技カード16を発行(S1
1)して、購入時の発行データ(購入カード単価情報
等)を管理装置19に送信する(S20)。そして、会
員カード17を排出する(S23)。管理装置19は、
このデータの受信(S111)により、対応するカード
ファイルのポイント数に、購入額に応じたポイントを付
加する(S115)。
【0094】遊技カード16を購入した遊技者Hは、パ
チンコ遊技機11に移る(H1)。この時、上記したよ
うに、プレミアムとしてポイントが管理装置19のカー
ドファイルに付加されているので、遊技者Hは、遊技球
Mを持ち歩くといった不便を感じることなくパチンコ遊
技機11を選択することができる。
【0095】そして遊技者は、遊技カード16を使用し
てカード式台間玉貸機14から遊技球Mを借り出し、パ
チンコ遊技を行う。このパチンコ遊技で獲得した遊技球
Mは、玉計数機12にて計数を行う(H2)。ここで、
玉計数機12により計数された結果は、会員カード17
に貯玉数として格納される。より詳しくは、管理装置1
9のカードファイル(外部記憶装置128)に、会員カ
ード17の会員カード番号に関連した貯玉数の情報とし
て間接的に付加記憶される(S96)。
【0096】次に、遊技者Hは、獲得した遊技球(貯
玉)やポイントを使用するため、景品交換装置13に移
る(H3)。そして、この景品交換装置13では、通
常、図23(a)で示す普段表示が行われており(S3
8)、会員カード17を挿入すると(S36)、図23
(b)で示すように暗証番号の入力が求められ(S4
0)、入力された暗証番号を確認する〔図23(c)、
S41、S42、S97〕。受付が終了すると、獲得玉
数、ポイント数、及び選択スイッチの表示を行うととも
に、選択の入力を受け付ける〔図23(d)あるいは図
25(a)、S44〕。
【0097】ここで、遊技者Hは、会員カード17に関
連して記憶された貯玉数の情報(獲得遊技価値情報)
と、ポイントの情報(特典情報)とを使用して、換金、
商品券、商品カタログ、あるいは遊技店2が所持してい
る景品との交換を行う。即ち、付加されたポイントは、
獲得した遊技球とともに商品券や商品(景品)を得る場
合において、遊技球の一部として使用できる。また、遊
技店2内に設置された自動販売機(図示せず)にて商品
(ジュースやタバコ等)を購入する際にも使用可能とす
ることもできる。
【0098】そして、この景品交換装置13にて、商品
券が選択された場合(S47)には、商品券処理を行う
(S48)。この商品券処理では、まず、獲得玉数の全
部使用あるいは一部使用の選択を促し〔図23
(e)〕、全部使用が選択された場合には、その場合に
おける商品券金額、残貯玉数及びポイント数を表示し、
さらにポイントを使用して、より高額の商品券にするか
否かについての選択を促す〔図23(f)〕。そして、
ポイントの使用が選択された場合には、発行された商品
券の金額を含む発行メッセージ(残ポイント数があれば
表示)を表示し〔図24(a)〕、また、ポイントの使
用が否定された場合には、発行された商品券の金額、残
貯玉数を含む発行メッセージを表示する〔図24
(b)〕。なお、本実施形態では、ポイント数1点が貯
玉数の1個に相当するが、この変換率は管理装置19に
よって適宜設定することができる。
【0099】また、選択入力にて、商品カタログが選択
された場合(S49)には、商品カタログ処理(S5
0)を行う。この商品カタログ処理では、まず、獲得玉
(貯玉)数とポイントを表示して獲得玉数の全部使用あ
るいは一部使用の選択を促し〔図25(b)、S5
1〕、全部使用が選択された場合には、商品グループの
選択を促す選択画面を表示する〔図25(c)、S5
2〕。ここで、商品グループとして化粧品が選択される
と、ポイントを使用するか否かについて、選択を促す画
面を表示する〔図25(d)、S55〕。そして、ポイ
ント使用が選択された場合には、貯玉数とポイント数の
加算した範囲において交換可能な商品をマーク〔図26
(a)、S56〕し、同様に、ポイント不使用が選択さ
れた場合には、貯玉数の範囲において交換可能な商品を
マーク〔図26(c)、S57〕する。そして、商品が
選択されると、商品名、この商品を受け取る商店名、残
貯玉数、及び残ポイント数を表示する〔図26(b)、
図26(d)、S59〕。
【0100】このように、上記したシステムにおいて
は、遊技カード16(遊技価値)を供給する手段を備え
たカード発行装置18(遊技価値供給手段)は、会員カ
ード17(情報媒体)の装着に基づいて、遊技価値供給
手段により供給された遊技カード16の発行額(遊技価
値)に対応したポイント数(特典情報)を会員カード1
7に付加する手段(特典付加手段)を有し、景品を発行
する景品交換装置13(遊技価値変換手段)は、遊技者
が獲得した遊技球数(遊技価値)を所定の変換率で景品
の価値(景品価値)に変換する手段(第1景品価値交換
手段)と、会員カード17に記録されているポイント数
に基づいて、所定の変換率で景品の価値に交換する手段
(第2景品価値交換手段)とを有しているので、遊技者
は、獲得遊技球による通常の景品価値に加えて、ポイン
トによるサービスを受けることができる。そして、この
ポイントは、会員カード17に記録される情報であるの
で、取り扱いに関する煩わしさがなくなる。また、より
多くの投資をしてくれた遊技者は、より多くのポイント
を獲得することができるので、遊技店としては、投資額
の大きさに応じたサービスを提供することができる。さ
らに、このポイントは蓄積することができるので、遊技
店からすれば来店頻度に応じて差別化を図ったサービス
を提供することができ、遊技者からすればポイントを蓄
積することより自分にとって一層価値のあるサービスを
まとめて受けることができる。
【0101】さらに、景品交換装置13(景品価値変換
手段)は、会員カード17(情報媒体)に関連して記録
される遊技者の貯玉数の情報(獲得遊技価値情報)、ポ
イントの情報(特典情報)のいずれか一つ、または、前
記両情報を組み合わせた情報から遊技者によって選択さ
れた情報により景品価値に変換可能であるので、景品交
換を行う場合については、「獲得した遊技球だけ使用し
てポイントは残す」とか、「ポイントと必要な分だけの
遊技球を使用して残りの遊技球は次回遊技のために貯玉
しておく」とか等、ポイントと獲得した遊技球の処分を
自由に選択できる。また、遊技店側からすれば、このポ
イントの使用方法を自由に設定する(例えば、遊技店内
における物品の購入等)ことができ、遊技者へのサービ
スの幅を広げることができる。従って、本システムを導
入していない他遊技店(グループ)との差別化を図るこ
とができる。
【0102】そして、遊技店2を出た遊技者Hは、商品
(景品)を受け取る商店8(化粧品店)に移り(H
4)、会員カード17をポイント更新装置22(図1参
照)に装着し(S75、S124)、商品8aを受け取
る。そして、この商品8aに関する精算は、後日、商店
8と遊技店2との間で行われる。
【0103】なお、上記したシステムにおいて、遊技店
2にて商品8aを選択した際に、この商品8aを扱う商
店8までの道順を示す地図や連絡先等の商店情報を表示
装置67にて表示するように構成しても良い。この場
合、必要な情報を外部記憶装置78に予め記憶させてお
けばよい。また、管理装置19からデータを送信するよ
うにしてもよい。このように、遊技店2と商店3、4、
5との関係を示す商店情報を表示する商店情報表示手段
〔制御装置72(あるいは管理装置19)、表示装置6
7〕を設けることにより、遊技店2から離れた商店との
間でシステムを構成するにあたり、遊技者(会員)は、
道に迷うことが少なくなる。従って、遊技者に対するサ
ービスの更なる向上を図ることができる。
【0104】次に、図27を参照して、商店にて買い物
等を行った場合のポイント更新処理について説明する。
この場合、会員(会員カード17の登録者)Hが、例え
ば、衣料品販売店5で衣類を購入すると、会員Hは、会
員カード17を商品5aの代金と一緒に商店の店員5b
に渡す。店員5bは、会員カード17をポイント更新装
置22に挿入し(S74)、品物5aの購入額を入力す
る(S79)。そして、ポイント更新装置22は、入力
された購入額の情報を会員カード17の会員カード情報
とともに遊技店2の管理装置19に送信する(S8
1)。管理装置19は、会員カード情報にて指定された
カードファイルのポイント数に、受信した付加分に対応
するポイント数の情報を加算する。
【0105】このように、ポイント更新装置22(特典
更新手段)を各商店3、4、5に配置するとともに、こ
のポイント更新装置22と管理装置19(情報処理手
段)とを外部連絡手段(電話回線、通信制御装置等)に
より電気的に連絡し、商店3、4、5において商品の購
入など商取引があった場合に、会員カード17(情報媒
体)に基づいて購入額に応じたポイント(特典情報)を
付加するように構成したので、このポイントを遊技店2
ばかりでなく、有機的共同体の構成員である商店におい
ても活用することができる。従って、遊技店2の集客力
を周辺や同系列の商店3、4、5にも作用させること、
即ち、商品の購入先の選択肢を商店3、4、5に向けさ
せることができ、商店街の活性化を図ることができる。
【0106】なお、上記したように、特典として付加さ
れるポイントは、景品交換にのみ使用可能な情報として
設定され、パチンコ遊技には使用できない情報となって
いる。これは、このポイントの用途を限定することによ
り、ポイントの不正利用行為を低減させることを目的と
している。これにより、システムの安全性を高めること
ができる。
【0107】また、上記したシステムにおいては、遊技
カード16を購入した場合に、ポイントを付加する構成
を例示したが、遊技店2において遊技球Mやメダル(即
ち、遊技媒体)を借り出した場合や、ジュースやタバコ
を購入した場合等、遊技店2における商取引が行われた
場合にもポイントを付加することもできる。
【0108】また、上記したシステムにおいては、カー
ド発行装置18及び景品交換装置13等の各機器と管理
装置19とを電気的に連絡し、この管理装置19にて、
ポイントの保持、管理を行う構成を示したが、このよう
に構成することにより、情報の管理者を店長等の責任あ
る特定の操作者に限定することができ、システムの安全
性を一層高めることができる。なお、電気的に連絡して
いる各装置、例えば、景品交換装置13の制御装置72
に管理機能を付与することもできる。
【0109】また、カードファイル(会員情報)を、会
員カード17自身に保持させるようにしてもよい(即
ち、会員カード17を会員情報保持手段としてもよ
い)。このように構成すれば、各装置間の連絡手段が不
要となる。この場合、安全性の高いICカードを使用す
るのが好ましい。
【0110】また、管理装置19と会員カード17の双
方にカードファイルを保持させておき、カードファイル
に書き込み等を行う場合に、事前に双方の値を照合させ
るようにしてもよい。このように、管理装置19(情報
処理手段)に、管理装置19側の会員情報保持手段(外
部記憶装置128)に保持されたカードファイル(会員
情報)と、会員カード17(情報媒体)に保持されたカ
ードファイル(会員情報)とを照合する会員情報照合手
段(制御装置121)を設けることにより、会員カード
17の偽造などの不正行為に対する防止能力を高めるこ
とができ、システムの安全性を高めることができる。
【0111】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、以下の効果を奏する。請求項1の発明によれ
ば、少なくとも、特典情報が記録可能な情報媒体と、遊
技者の要求に基づき遊技価値を供給する遊技価値供給手
段と、遊技価値を景品価値に交換する遊技価値変換手段
とを備え、前記遊技価値供給手段は、前記情報媒体の装
着に基づいて遊技者に供給する遊技価値に対応した特典
情報を前記情報媒体に付加する特典付加手段を含み、前
記遊技価値変換手段は、遊技者が獲得した遊技価値を所
定の変換率で景品価値に変換する第1景品価値交換手
段、及び情報媒体に記録されている特典情報に基づい
て、所定の変換率で景品価値に交換する第2景品価値交
換手段からなる景品価値交換手段を含むので、遊技者に
対するサービスを特典情報に基づいて行うことができ
る。従って、遊技者は、情報媒体によりサービスを受け
ることができるので、例えば、パチンコ遊技球等を手に
持って運ぶなどの煩わしさがなくなる。また、特典情報
に基づいて交換する景品の選択範囲を、獲得遊技価値に
基づいて交換する景品の選択範囲よりも拡大することが
できるので、この選択範囲の拡大を店の差別化に利用す
ることができ、一層、集客力を高めることができる。ま
た、より多くの遊技価値の供給を受けた(投資をした)
遊技者は、より多くの特典情報を獲得することができる
ので、遊技店としては、投資額の大きさに応じたサービ
スを遊技者に提供することができる。さらに、この特典
情報は蓄積することができるので、遊技店からすれば来
店頻度に応じて差別化が図れるサービスを提供すること
ができ、遊技者からすれば特典情報を蓄積することより
自分にとって一層価値のあるサービスをまとめて受ける
ことができる。
【0112】請求項2の発明によれば、前記特典付加手
段により付加される特典情報は、前記第2景品価値変換
手段にのみ利用される情報であるので、特典情報の用途
が限定され、この特典情報の不正利用行為を低減させる
ことができる。従って、システムの安全性を高めること
ができる。
【0113】請求項3の発明によれば、情報処理手段
と、前記遊技価値供給手段、遊技価値変換手段、及び情
報処理手段の間を電気的に連絡する連絡手段と、を備
え、前記情報処理手段は、前記情報媒体に関連した特典
情報を管理するので、特典情報の管理は情報処理手段に
より一括してなされる。従って、情報を一元的に管理で
きカードの偽造ができず、システムの安全性を一層高め
ることができる。
【0114】請求項4の発明によれば、特典更新手段
と、前記情報処理手段と電気的に連絡する外部連絡手段
と、を備え、前記特典更新手段は、遊技店と有機的共同
体となる商店に設置され、該商店における商取引に基づ
き前記情報媒体に特典情報を付加するので、遊技店にお
ける特典情報を周辺の商店としても活用することができ
る。従って、遊技店の集客力を周辺の商店にも作用させ
ることができ、商店街の活性化を図ることができる。さ
らに、商店における商取引についても特典情報の更新対
象となり、遊技店と商店との連携を強めることができ
る。これにより、商店における遊技者の購買意欲を高め
ることができ、商店街の一層の活性化を図ることができ
る。
【0115】請求項5の発明によれば、前記情報処理手
段は、前記特典更新手段における取引金額と特典情報と
の相関情報を設定する特典情報設定手段を備えたので、
特典情報の管理を遊技店で一括して行うことができ、不
正行為の防止並びに管理の省力化をより高いレベルで実
現することができる。
【0116】請求項6の発明によれば、前記景品価値変
換手段は、前記情報媒体に関連して記録される遊技者の
獲得遊技価値情報、特典情報のいずれか一つ、または、
前記両情報を組み合わせた情報から遊技者によって選択
された情報により景品価値に変換可能であるので、獲得
遊技価値情報と特典情報の処分の自由度が増し、景品価
値に関する選択肢を広げることができる。従って、サー
ビスの向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】景品交換システムを構成する装置の設置を説明
するブロック図である。
【図2】カード発行装置の正面図である。
【図3】カード発行装置の制御系について説明するブロ
ック図である。
【図4】カード発行装置の動作について説明するフロー
チャートである。
【図5】カード発行装置の動作について説明するフロー
チャートである。
【図6】カード発行装置の処理と平行して行われる割込
処理について説明するフローチャートである。
【図7】景品交換装置の構成を説明する斜視図である。
【図8】景品交換装置の制御系を説明するブロック図で
ある。
【図9】景品交換装置の動作について説明するフローチ
ャートである。
【図10】商品カタログ処理について説明するフローチ
ャートである。
【図11】ポイント更新装置の構成を説明する斜視図で
ある。
【図12】ポイント更新装置の制御系を説明するブロッ
ク図である。
【図13】ポイント更新装置の動作について説明するフ
ローチャートである。
【図14】管理装置の構成について説明するブロック図
である。
【図15】カードファイル(会員情報)を説明する図で
ある。
【図16】管理装置の動作について説明するフローチャ
ートである。
【図17】管理装置が行う割込処理について説明するフ
ローチャートである。
【図18】カード発行装置ポイント処理について説明す
るフローチャートである。
【図19】ポイント更新装置処理について説明するフロ
ーチャートである。
【図20】ポイント設定処理について説明するフローチ
ャートである。
【図21】設定入力表示処理における設定画面を説明す
る図である。
【図22】景品価値変換システムの動作について説明す
る模式図である。
【図23】景品交換装置の操作画面を説明する図であ
る。
【図24】商品券交換時における景品交換装置の操作画
面を説明する図である。
【図25】商品カタログ選択時における景品交換装置の
操作画面を説明する図である。
【図26】商品カタログ選択時における景品交換装置の
操作画面を説明する図である。
【図27】商店にて買い物等を行った場合のポイント更
新処理について説明する模式図である。
【符号の説明】
1 商店組合 2 遊技店 3 ガソリンスタンド 4 飲食店 5 衣料品販売店 6 カード会社 7a 電話回線 7b 電話回線 8 化粧品店 (遊技店) 11 パチンコ遊技機 12 玉計数機 13 景品交換装置 14 カード式台間玉貸機 15 現金 16 遊技カード 17 会員カード 18 カード発行装置 19 管理装置 20 中継器 21 カードデータ転送装置 22 ポイント更新装置 23a 通信回線 23b 赤外線 (カード発行装置) 30 箱体 31 前面扉 32a 10000円スイッチ 32b 5000円スイッチ 32c 2000円スイッチ 32d 1000円スイッチ 33a 10000円カード排出口 33b 5000円カード排出口 33c 2000円カード排出口 33d 1000円カード排出口 34 カード発行装置 34a 10000円カード発行装置 34b 5000円カード発行装置 34c 2000円カード発行装置 34d 1000円カード発行装置 35a カードストッカ(10000円カード用) 35b カードストッカ(5000円カード用) 35c カードストッカ(2000円カード用) 35d カードストッカ(1000円カード用) 36 会員カード挿入スイッチ 37 会員カード挿入口 38 カードリーダライタ制御装置 39 ランプ・LED 40 貨幣装置 41 貨幣挿入口 42 釣り銭口 43 キャンセルスイッチ 44 制御装置 45 通信制御装置 46 送受信部 50 CPU 51 ROM 52 RAM 53 発振器 54 インタフェース 55 外部記憶装置 56 通信制御装置 57 サウンドジェネレータ 58 アンプ 59 スピーカ (景品交換装置) 61 本体 62 テーブル状部分 63 操作部 64 会員カード挿入口 65 貨幣払出口 66 商品券払出口 67 表示装置 68 タッチ入力装置 69 カードリーダライタ制御装置 70 貨幣払出装置 71 商品券発行装置 72 制御装置 73 CPU 74 ROM 75 RAM 76 発振器 77 インタフェース 78 外部記憶装置 79 ランプ・LED 80 通信制御装置 81 サウンドジェネレータ 82 アンプ 83 スピーカ (ポイント更新装置) 90 箱体 91 操作面 92 入力装置 93 キースイッチ 94 交換スイッチ 95 許可LED 96 前面下部 97 カード挿入口 98 レシート排出口 99 開店スイッチ 100 閉店スイッチ 101 レシート 102 制御装置 103 CPU 104 ROM 105 RAM 106 発振器 107 インタフェース 108 外部記憶装置 109 カードリーダライタ制御装置 110 通信制御装置 111 印字装置 (管理装置) 121 制御装置 122 CPU 123 ROM 124 RAM 125 発振器 126 インタフェース 127 通信制御装置(外部通信用) 128 外部記憶装置 129 表示装置 130 入力装置 131 プリンタ 132 通信制御装置(遊技店内用)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、特典情報が記録可能な情報
    媒体と、遊技者の要求に基づき遊技価値を供給する遊技
    価値供給手段と、遊技価値を景品価値に交換する遊技価
    値変換手段とを備え、 前記遊技価値供給手段は、前記情報媒体の装着に基づい
    て遊技者に供給する遊技価値に対応した特典情報を前記
    情報媒体に付加する特典付加手段を含み、 前記遊技価値変換手段は、遊技者が獲得した遊技価値を
    所定の変換率で景品価値に変換する第1景品価値交換手
    段、及び情報媒体に記録されている特典情報に基づい
    て、所定の変換率で景品価値に交換する第2景品価値交
    換手段からなる景品価値交換手段を含むことを特徴とす
    る特典情報に基づく景品価値変換システム。
  2. 【請求項2】 前記特典付加手段により付加される特典
    情報は、前記第2景品価値変換手段にのみ利用される情
    報であることを特徴とする請求項1記載の特典情報に基
    づく景品価値変換システム。
  3. 【請求項3】 情報処理手段と、 前記遊技価値供給手段、遊技価値変換手段、及び情報処
    理手段の間を電気的に連絡する連絡手段と、 を備え、 前記情報処理手段は、 前記情報媒体に関連した特典情報を管理することを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の特典情報に基づく景
    品価値変換システム。
  4. 【請求項4】 特典更新手段と、 前記情報処理手段と電気的に連絡する外部連絡手段と、 を備え、 前記特典更新手段は、 遊技店と有機的共同体となる商店に設置され、該商店に
    おける商取引に基づき前記情報媒体に特典情報を付加す
    ることを特徴とする請求項3記載の特典情報に基づく景
    品価値変換システム。
  5. 【請求項5】 前記情報処理手段は、 前記特典更新手段における取引金額と特典情報との相関
    情報を設定する特典情報設定手段を備えたことを特徴と
    する請求項4記載の特典情報に基づく景品価値交換シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記景品価値変換手段は、 前記情報媒体に関連して記録される遊技者の獲得遊技価
    値情報、特典情報のいずれか一つ、または、前記両情報
    を組み合わせた情報から遊技者によって選択された情報
    により景品価値に変換可能であることを特徴とする請求
    項1から請求項5の何れかに記載の特典情報に基づく景
    品価値交換システム。
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