JP2002024662A - 商品販売役務提供事業促進システム、情報配信装置、情報処理装置、情報書込み読出し装置及び商品販売役務提供事業促進方法 - Google Patents

商品販売役務提供事業促進システム、情報配信装置、情報処理装置、情報書込み読出し装置及び商品販売役務提供事業促進方法

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JP2002024662A
JP2002024662A JP2000202815A JP2000202815A JP2002024662A JP 2002024662 A JP2002024662 A JP 2002024662A JP 2000202815 A JP2000202815 A JP 2000202815A JP 2000202815 A JP2000202815 A JP 2000202815A JP 2002024662 A JP2002024662 A JP 2002024662A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品販売役務提供に関する特典待遇情報内容
D1の発行及び配布を簡素化できるようにすると共に、
既存のカード機能による特典待遇情報内容D1をそっく
りそのまま電子情報内容として処理できるようにする。 【解決手段】 商品販売役務提供に関する特典待遇情報
内容D1を配信する情報配信装置19と、この情報配信
装置19から配信された特典待遇情報内容D1を受信し
て蓄積する複数の情報処理装置8とを備え、商品販売役
務提供を受けるときに、情報処理装置8に蓄積された特
典待遇情報内容D1を提示するようにしたものである。
この構成によって、電子会員カード情報や電子ポイント
カード情報などの発行及び配布を簡素化できるばかり
か、既存のカード機能による特典待遇情報内容D1をそ
っくりそのまま電子情報内容として当該情報処理装置8
で処理することができる。情報処理装置8をマスメディ
アとして普及させることができ、ハードビジネスを増進
させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品販売及び役務
提供事業を促進するための電子メンバーズカードシステ
ムや電子ポイントカードシステムなどに適用して好適な
商品販売役務提供事業促進システム、情報配信装置、情
報処理装置、情報書込み読出し装置及び商品販売役務提
供事業促進方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、商品販売及び役務提供事業の発達
により、飲食店、レコード店、ガソリンスタンド・・・
・と、あらゆる業種で多くの小売店が顧客吸引のため
に、メンバーズカードやポイントカードなどと呼ばれる
特典待遇カードを発行する場合が多くなってきた。これ
らの特典待遇カードを入手した消費者は次回来店での利
用により、これらのカードを提示すると、商品代金の割
引や、ポイント加算(規定のポイントが集まると特典が
得られる)などの特典を受けることができる。現在では
特典待遇手段としての特典待遇カードの発行が広く普及
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来方式の特
典待遇手段によれば、以下のような問題がある。 特典待遇カードが厚での紙またはプラスティックで
形成されているので、多くの小売店についてそのメンバ
ーズカードやポイントカードなどを取得した場合に、常
時、多くのカードを所持しなければ(持ち歩かなけれ
ば)ならず、カード形態では携帯性が低下してきた。
【0004】 通常、消費者はクレジットカードや、
キャッシュカード、社員証、定期券などといった多くの
カード類を常時携行しているので、更にこれらのカード
類に加えて上記のメンバーズカードやポイントカードな
ども携行しなければならないようになると、財布やポケ
ットなどが膨らんでしまう。
【0005】 クレジットカードや定期券などは、ほ
ぼ毎日利用する使用頻度の高いものであるので、常に携
帯することに違和感は無いが、たまにしか行かない店舗
の特典待遇カードまで常時携帯するのは効率上抵抗を感
じるという向きもある。
【0006】 このような現状から一度メンバーにな
って特定待遇カードの所有者となっても、家に置いてき
てしまう場合が多くなる。従って、結果的に企業や店舗
が意図した特典待遇効果が十分に上げられない場合が多
い。
【0007】 利用者が初めてメンバーズカードやポ
イントカードなどの発行を受ける際に、店舗側では住所
・名前など個人情報を入会書に記入させる場合が多い
が、その記入に手間がかかる。また、ポイントカードの
場合にレジ精算時などにおいてスタンプを押す、あるい
は、シールを貼付するなどの店舗側にも少なからず手間
がかかる。
【0008】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、商品販売役務提供に関する特
典待遇情報内容の発行及び配布を簡素化できるようにす
ると共に、既存のカード機能による特典待遇情報内容を
そっくりそのまま電子情報内容として処理できるように
した商品販売役務提供事業促進システム、情報配信装
置、情報処理装置、情報書込み読出し装置及び商品販売
役務提供事業促進方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題は、商品販
売及び役務提供事業を促進するシステムであって、少な
くとも、商品販売役務提供に関する特典待遇情報内容を
配信する情報配信装置と、この情報配信装置から配信さ
れた特典待遇情報内容を受信して蓄積する複数の情報処
理装置とを備え、商品販売役務提供を受けるときに、情
報処理装置に蓄積された特典待遇情報内容を提示するよ
うにしたことを特徴とする商品販売役務提供事業促進シ
ステムによって解決される。
【0010】本発明に係る商品販売役務提供事業促進シ
ステムによれば、商品販売役務提供に関する事業を促進
させる場合に、一方で、少なくとも、情報配信装置から
利用者の情報処理装置へ商品販売役務提供に関する特典
待遇情報内容が配信されると、他方でその情報配信装置
から配信された特典待遇情報内容が複数の情報処理装置
によって受信され蓄積される。そして、商品販売役務提
供を受けるときに、その情報処理装置に蓄積された特典
待遇情報内容を提示するようになされる。
【0011】従って、電子会員カード情報や電子ポイン
トカード情報などの発行及び配布を簡素化できるばかり
か、既存のカード機能による特典待遇情報内容をそっく
りそのまま電子情報内容として当該情報処理装置で処理
することができる。これにより、情報処理装置をマスメ
ディアとして普及させることができ、ハードビジネスを
増進させることができる。
【0012】しかも、携帯端末装置や携帯電話機などの
情報処理装置の携帯率向上を期待できるので、その上で
行うアプリケーションのビジネスの幅を広げることがで
きるようになる。
【0013】本発明に係る情報配信装置は商品販売及び
役務提供に関する特典待遇情報内容を配信する装置であ
って、特典待遇情報内容を一群のデータ列に構築して既
存のテレビ放送信号に挿入するデータ挿入部と、このデ
ータ挿入部により構築挿入された一群のデータ列を利用
者の情報処理装置に一斉に送信する送信部とを備えるこ
とを特徴とするものである。
【0014】本発明に係る情報配信装置によれば、商品
販売及び役務提供に関する特典待遇情報内容を配信する
場合に、まず、データ挿入部によって例えば、電子会員
カード情報や電子ポイントカード情報などの特典待遇情
報内容が一群のデータ列に構築されて既存のテレビ放送
信号に挿入される。その後、送信部から利用者の所持す
るチューナー装置や、携帯電話機などの情報処理装置へ
その一群のデータ列が送信される。
【0015】従って、所定の期間内にデータ列の一群を
利用者の情報処理装置において一挙に受信したり、テレ
ビ放送信号から取り出した、電子会員カード情報や電子
ポイントカード情報などの特典待遇情報内容を得ること
ができる。これにより、一度に大量に特典待遇情報内容
を利用者に配布できるので、これまでのような個別に郵
送、路上や店頭での人海戦術を使用しての配布及び店頭
での入会手続きが不要となる。
【0016】本発明に係る第1の情報処理装置は商品販
売及び役務提供を受けるときの特典待遇情報内容を受信
して処理する装置であって、情報配信事業者からの特典
待遇情報内容を受信するチューナー装置と、チューナー
装置に対して脱着自在になされると共に特典待遇情報内
容を蓄積する携帯端末装置とを備え、商品販売及び役務
提供を受けるときは、チューナー装置から携帯端末装置
を取り外し、その携帯端末装置に蓄積された特典待遇情
報内容を商品販売又は役務提供事業者に提示するように
したことを特徴とするものである。
【0017】本発明に係る第1の情報処理装置によれ
ば、特典待遇情報内容を受信して処理する場合に、ま
ず、情報配信事業者からの特典待遇情報内容が携帯端末
装置を装着したチューナー装置によって受信されると、
その特典待遇情報内容が携帯端末装置に蓄積される。そ
して、商品販売及び役務提供を受けるときは、そのチュ
ーナー装置から携帯端末装置を取り外して携行し、その
携帯端末装置に蓄積された特典待遇情報内容を商品販売
又は役務提供事業者に提示するようになされる。
【0018】従って、利用者は複数のカード類に代えて
1台の情報処理装置を携帯すればよい。しかも、この機
能を携帯電話機に組み込むことにより、携帯電話機の付
加機能として電子会員カード情報や電子ポイントカード
情報などの特典待遇情報内容をそっくりそのまま電子情
報内容として当該携帯電話機で処理することができる。
【0019】本発明に係る第2の情報処理装置は商品販
売及び役務提供を受けるときの特典待遇情報内容を受信
して処理する装置であって、情報配信事業者からの特典
待遇情報内容を受信するチューナーと、このチューナー
により予め受信された特典待遇情報内容を蓄積する不揮
発性の記憶装置と、この記憶装置に蓄積された特典待遇
情報内容を読み出して処理するデータ処理部とを備え、
商品販売及び役務提供を受けるときは、記憶装置に蓄積
された特典待遇情報内容を商品販売又は役務提供事業者
に提示するようにしたことを特徴とするものである。
【0020】本発明に係る第2の情報処理装置によれ
ば、特典待遇情報内容を受信して処理する場合に、ま
ず、情報配信事業者からの特典待遇情報内容がチューナ
ーによって受信されると、その特典待遇情報内容が不揮
発性の記憶装置に蓄積される。そして、商品販売及び役
務提供を受けるときは、その記憶装置に蓄積された特典
待遇情報内容を商品販売又は役務提供事業者に提示する
ようになされる。
【0021】従って、利用者は第1の情報処理装置と同
様にして複数のカード類に代えて1台の情報処理装置を
携帯すればよい。しかも、この機能を携帯電話機に組み
込むことにより、携帯電話機の付加機能として電子会員
カード情報や電子ポイントカード情報などの特典待遇情
報内容をそっくりそのまま電子情報内容として当該携帯
電話機で処理することができる。
【0022】本発明に係る情報書込み読出し装置は、該
当する情報処理装置に関して特典待遇情報内容の書込み
又はその読出しのための装置であって、特典待遇情報内
容の書込み又はその読出しのために操作される操作部
と、この操作部による操作に基づいて情報処理装置へ特
典待遇情報内容を書込み又は該情報処理装置から特典待
遇情報内容を読出す書込み読出し制御部と、この書込み
読出し制御部及び情報処理装置の間で送受信するインタ
フェース部とを備えることを特徴とするものである。
【0023】本発明に係る情報書込み読出し装置によれ
ば、該当する情報処理装置に関して特典待遇情報内容の
書込み又はそれを読出す場合に、まず、特典待遇情報内
容の書込み又はその読出しのために操作部が操作される
と、この書込み読出し制御部と情報処理装置との間で通
信用のインタフェース部により情報通信をするようにな
される。そして、この操作部による操作に基づいて情報
処理装置へ特典待遇情報内容が書込まれ、又はその情報
処理装置から特典待遇情報内容が読出される。
【0024】従って、電子会員カード情報や電子ポイン
トカード情報などの特典待遇情報内容に増減が有った場
合に、当該情報処理装置に蓄積された特典待遇情報内容
を書込み読出し制御部によって容易に書き換えることが
できる。従って、商品販売又は役務提供を受けたとき
に、そのレジ精算などにおいてこれらの特典待遇情報内
容をそっくりそのまま電子情報内容として処理できるの
で、従来方式のようなポイントカードにシールを貼った
り、カードにスタンプを押す等の煩雑な手間を省略する
ことができる。
【0025】本発明に係る商品販売役務提供事業促進方
法は商品販売及び役務提供事業を促進する方法であっ
て、少なくとも、商品販売及び役務提供事業者側から複
数の利用者側へ商品販売及び役務提供に関する特典待遇
情報内容を電子配信し、ここで電子配信された特典待遇
情報内容を利用者の情報処理装置で受信して蓄積し、商
品販売及び役務提供を受けるときは、情報処理装置に蓄
積された特典待遇情報内容を商品販売又は役務提供事業
者に提示するようにしたことを特徴とするものである。
【0026】本発明に係る商品販売役務提供事業促進方
法によれば、電子会員カード情報や電子ポイントカード
情報などの発行及び配布を簡素化できるばかりか、既存
のカード機能による特典待遇情報内容をそっくりそのま
ま電子情報内容として当該情報処理装置で処理すること
ができる。これにより、情報処理装置をマスメディアと
して普及させることができ、ハードビジネスを増進させ
ることができる。
【0027】しかも、利用者は常時多くの電子特典カー
ド情報を所持携行できるようになるので、あらゆる場面
で特典待遇を得る機会が増え、割得感を味わうことがで
きるようになる。商品販売及び役務提供事業者側では新
たな広告メディア創造が期待できるし、一般消費を強力
に刺激するようになるので産業の発達に寄与するところ
が大きい。
【0028】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る商品販売
役務提供事業促進システム、情報配信装置、情報処理装
置、情報書込み読出し装置及び商品販売役務提供事業促
進方法の一実施の形態について、図面を参照しながら説
明をする。
【0029】(1)実施形態 図1は本発明に係る実施形態としての商品販売役務提供
事業促進システム10の構成例を示すブロック図であ
る。
【0030】この実施形態では、商品販売及び役務提供
事業を促進させる場合に、商品販売役務提供に関する特
典待遇情報内容を受信して蓄積する複数の情報処理装置
を備え、電子会員カード情報や電子ポイントカード情報
などの発行及び配布を簡素化できるようにすると共に、
商品販売役務提供を受けるときに、その情報処理装置に
蓄積された特典待遇情報内容を提示するようにして、既
存のカード機能による特典待遇情報内容をそっくりその
まま電子情報内容として処理できるようにしたものであ
る。
【0031】図1に示す商品販売役務提供事業促進シス
テム10は商品販売及び役務提供事業を促進するシステ
ムである。このシステム10では少なくとも情報配信事
業者1に情報配信装置19が設けられ、商品販売や役務
提供などに関する特典待遇情報内容D1を利用者Hj
(j=1〜m)の情報処理装置8に向けて一斉に配信す
るようになされる。
【0032】特典待遇情報内容D1は電子会員カード情
報や電子ポイントカード情報などである。電子会員カー
ド情報は商品販売を受けるときや、役務提供を受けると
きなどにおいて、割引、景品などの特典待遇を得るため
の会員証データである。電子ポイントカード情報は商品
販売を受けるときや、役務提供を受けるときなどにおい
て、後日の割引などの特典待遇を得るためのポイントデ
ータである。
【0033】各々の利用者Hjでは予め準備された情報
処理装置8において、情報配信装置19から配信されて
くる特典待遇情報内容D1を受信して蓄積するようにな
される。情報処理装置8には表示部6を装備した携帯端
末装置や携帯電話機が好ましい。利用者Hjや商品販売
役務提供事業者2などにおいて特典待遇情報内容D1を
目視確認できるからである。そして、利用者Hjは商品
販売や役務提供などを受けるときに、情報処理装置8に
蓄積された特典待遇情報内容D1を商品販売役務提供事
業者2に提示するようになされる。
【0034】この特典待遇情報内容D1は既存の放送基
盤を使用して情報配信装置19から情報処理装置8へを
配信するようになされる。例えば、情報配信装置19に
はデータ挿入部3が設けられ、特典待遇情報内容D1を
一群のデータ列に構築して既存のテレビ放送信号に挿入
される。データ挿入部3には送信部95が接続され、デ
ータ構築挿入された一群のデータ列が、そのテレビ放送
信号の垂直ブランキング期間を利用して多重伝送するよ
うに各々の利用者Hjの情報処理装置8に送信される。
【0035】このように放送を使用して一度に大量に特
典待遇情報内容D1を配布できるので、これまでのよう
な個別に郵送、路上や店頭での人海戦術を使用して配布
したり、店頭での入会手続きが不要となる。もちろん、
既存の通信基盤を使用して情報配信装置19から情報処
理装置8へ特典待遇情報内容D1を配信するようにして
もよい。放送・通信基盤はテレビのアナログ地上波に限
らず、デジタル地上波、BS(放送衛星)、CS(通信
衛星)、ケーブルテレビ、ラジオ等の各種放送インフ
ラ、又は公衆電話回線網、ISDN、xDL回線網、ケ
ーブルモデム網、携帯電話、PHS無線通信、ポケット
ベル(登録商標)、インターネットなどでもよい。
【0036】続いて、当該商品販売役務提供事業促進シ
ステム10における処理例について説明をする。図2は
当該システム10における処理例を示すフローチャート
である。この実施形態では情報配信事業者1に情報配信
装置19が設けられ、個々の利用者Hjに予め情報処理
装置8が準備され、その上で商品販売及び役務提供事業
を促進する場合を想定する。特典待遇情報内容D1の電
子配信依頼は販売拡大を図る商品販売事業者や、会員勧
誘増加を図る役務提供事業者などから情報配信事業者1
へなされる。
【0037】これを前提にして、図2に示すフローチャ
ートのステップA1で少なくともこの依頼を受けた情報
配信事業者は複数の利用者Hjへ商品販売及び役務提供
に関する特典待遇情報内容D1を電子配信する。例え
ば、既存の放送基盤を利用する場合は、まず、情報配信
装置19のデータ挿入部3により、特典待遇情報内容D
1を一群のデータ列に構築して既存のテレビ放送信号に
挿入される。この一群のデータ列は送信部95によりテ
レビ放送信号の垂直ブランキング期間を利用して多重伝
送するようにして各々の利用者Hjの情報処理装置8に
送信するようになされる。
【0038】特典待遇情報内容D1は顧客吸引のための
電子会員カード情報や電子ポイントカード情報などであ
り、○○○会員証に店名や、有効期限(年月日)が記述
され、会員登録番号などの記載領域が表示される。会員
登録番号は例えば初回にその店舗に訪れたときに書込む
ようにするとよい。
【0039】そして、ステップA2で利用者側では放送
局などから電子配信されてきた特典待遇情報内容D1を
各々の情報処理装置8で受信して蓄積するようになされ
る。情報処理装置8には予め不揮発性の記憶装置が装備
され、特典待遇情報内容D1がダウンロードされる。そ
の後、特典待遇情報内容D1を配布した店舗又は施設に
訪れたとき、ステップA3で利用者Hjは商品販売又は
役務提供を受けるかを判断する。
【0040】商品販売又は役務提供を受ける場合は、ス
テップA4に移行して情報処理装置8に蓄積された特典
待遇情報内容D1を商品販売又は役務提供事業者に提示
する。例えば初回にその店舗に訪れ、買い物などをした
ときに、所定の情報書込み読出し装置により会員登録番
号が書込まれ、店舗側のデータベースに会員登録番号を
記録するようになされる。これにより、割引等の特典待
遇を受けられる店舗会員等に入会することができる。
【0041】なお、ステップA3で商品販売及び役務提
供を受けない場合はそのまま特典待遇情報内容D1が情
報処理装置8に蓄積される。有効期限満了前であれば、
情報処理装置8に蓄積された特典待遇情報内容D1を商
品販売又は役務提供事業者に提示することにより、その
後、上述のような店舗会員等に入会することができる。
既に、店舗会員になっている場合は以後、商品販売又は
役務提供を受けるとき、特典待遇情報内容D1を書き換
えるようになされる。割引等を受けるためのポイントデ
ータの加算処理などがあるからである。ポイントデータ
の増減があった場合は情報処理装置8に蓄積されている
特典待遇情報内容D1が所定の情報書込み読出し装置に
より更新される(プッシュ型)。
【0042】この実施形態で情報処理装置8に会員登録
番号(個人登録情報)が記述されると共に、商品販売又
は役務提供事業者2のデータベースに会員登録番号に対
する特典待遇情報内容D1が記録される場合には、情報
処理装置8から会員登録番号が読出され、その会員登録
番号に基づいて当該事業者2のデータベースの特典待遇
情報内容D1を更新すると共に、情報処理装置8に蓄積
された特典待遇情報内容D1を更新するようになされる
(プル型)。
【0043】このように、本発明に係る実施形態として
の商品販売役務提供事業促進システム10によれば、特
典待遇情報内容D1を電子配信することにより、電子会
員カード情報や電子ポイントカード情報などの発行及び
配布を簡素化できるばかりか、販売拡大や会員増加を期
待する商品販売及び役務提供事業者側では大幅なコスト
ダウンを図ることができる。
【0044】更に、既存のカード機能による特典待遇情
報内容D1をそっくりそのまま電子情報内容として当該
情報処理装置8で処理することができる。しかも、従来
のカード方式によれば、利用者Hjにせっかく所有させ
ても家に置いてきてしまうことが多かったが、本発明方
式では利用者Hjが携帯端末装置や携帯電話機などの情
報処理装置8さえ携行してくれれば、必ず電子特典カー
ドが電子情報内容の形態で常備されるので、特典待遇効
果を向上させることができる。
【0045】これにより、商品販売役務提供に関する事
業を促進させることができ、情報処理装置8をマスメデ
ィアとして普及させることができるばかりか、ハードビ
ジネスを増進させることができる。これらの情報処理装
置8の携帯率向上を期待できるので、その装置上で行う
アプリケーションのビジネスの幅を広げることができる
ようになる。従って、新たな広告メディア創造が期待で
きるし、一般消費を強力に刺激するようになるので景気
の上昇に寄与するところが大きい。
【0046】また、特典待遇情報内容D1の入手が簡単
なことから、たまたまその店舗の前を通りかかったと
か、その店舗を訪れたという偶然性によらず、電子特典
カードを手に入れることができ、公平感もある。従っ
て、実体は電子情報内容である電子特典カードを利用者
Hjは常時多く所持できるようになるので、あらゆる場
面で特典待遇を得る機会が増え、割得感を味わうことが
できるようになる。なお、多くの電子特典カードを持っ
ていても、従来方式のようにカードで財布が膨らむこと
がない。携帯端末装置や携帯電話機などの情報処理装置
8を携行することで、カードを家に置き忘れることもな
くなる。
【0047】(2)第1の実施例 図3は第1の実施例としての電子メンバーズカードシス
テム100の構成例を示す斜視図である。
【0048】この例では、放送局9から特典待遇情報内
容D1を受信して蓄積する情報処理装置8としてチュー
ナー装置と携帯端末装置とを予め利用者Hjに準備して
もらい、電子メンバーズカード情報の発行及び配布を簡
素化できるようにすると共に、商品販売役務提供を受け
るときに、その携帯端末装置に蓄積された特典待遇情報
内容D1を提示するようにして、既存のカード機能によ
る特典待遇情報内容D1をそっくりそのまま電子情報内
容として処理できるようにしたものである。
【0049】このシステム100では第1の情報処理装
置として図3に示す充電機能付きのチューナー装置(受
信コンソール機)24と、このチューナー装置24に対
して脱着自在になされる携帯端末装置14とを備え、放
送局9からの特典待遇情報内容D1や、メモリカード2
02からのゲームデータなどをデータ処理するようにな
される。商品販売及び役務提供を受けるときは、チュー
ナー装置24から携帯端末装置14を取り外し、その携
帯端末装置14に蓄積された特典待遇情報内容D1を商
品販売又は役務提供事業者に提示するようになされる。
この他、携帯端末装置14でゲームなどのアプリケーシ
ョンはいつでもどこでも楽しむことができる。携帯端末
装置14はゲーム機のような筐体一体型でも、携帯電話
機のように筐体折り畳み式でもどちらでもよい。小型軽
量が好ましい。
【0050】この例では携帯端末装置14にメモリカー
ド202を装着し、その液晶表示モニタ122と操作ボ
タンを使用してゲームを実行するようになされる。予め
携帯端末装置14へのダウンロードしておいた特典待遇
情報内容D1は、商品販売や役務提供を受けるときに読
み出され、その画像や音声を商品販売や役務提供事業者
2に提示するようになされる。
【0051】このチューナー装置24から携帯端末装置
14へのダウンロードにはUSBやIEEE1394、
IrDAなどの汎用シリアルインタフェース(有線、無
線)が使用され、この他に、有線、無線、コネクタを直
接接続する専用インタフェースなどをチューナー装置2
4に設けてもよい。チューナー装置24で受信されたデ
ータ列を装置内で蓄積することなく、直接、携帯端末装
置14内の不揮発性のメモリやハードディスク装置内に
蓄積するようにしてもよい。
【0052】このチューナー装置24には脱着自在な携
帯端末装置14が接続され、このチューナー装置24よ
りダウンロードされた、一群のデータ列(特典待遇情報
内容D1)を画像処理するようになされる。この携帯端
末装置14には操作キー32と、この操作キー32によ
って操作された映像を表示する液晶表示モニタ122を
有している。
【0053】この液晶表示モニタ122は例えば、32
0画素×240画素のカラー液晶画面を有している。こ
の携帯端末装置14の下端部側は、チューナー装置24
の凹み部18に挿入されることで、この携帯端末装置1
4に内蔵されている二次電池に対して充電を行うように
なされている。携帯端末装置14のケーシング26に
は、上述の液晶表示モニタ122の他に、操作キー32
を構成する十字キー28と決定キー30が設けられてい
る。決定キー30は、後述するように、携帯端末装置1
4の電源スイッチとしても機能する。
【0054】一方、チューナー装置24のケーシング3
4には、上記の凹み部18の他、充電中、充電終了等の
充電状態を表す充電表示ランプ36と、携帯端末装置1
4がデータの受信中であることを表す受信表示ランプ3
7と、データ放送の中で所望の放送のチャンネルを選択
するためのチャンネル選択スイッチ38とが設けられて
いる。
【0055】さらに、この充電機能付きのチューナー装
置24には同軸ケーブル40が接続されて同軸端子44
に至る。この同軸端子44には空中線アンテナ42が接
続され、通常の地上波によるTV番組放送の他に、デー
タ放送番組及び特典待遇情報内容D1を受信するように
なされる。これと共に、チューナー装置24には電源コ
ード46が接続されたACプラグ(交流プラグ)48が
設けられる。ACプラグ48は電源コンセント50に接
続され、AC電源が供給される。
【0056】続いて、データ放送番組及び特典待遇情報
内容D1を配信する放送局9などに設置される情報配信
装置19の構成例について説明をする。図4は実施例と
しての情報配信装置19及びその周辺環境の構成例を示
すブロック図である。
【0057】図4に示す情報配信装置19は通常の地上
波によるTV番組放送の他に、商品販売及び役務提供事
業者2から依頼があった特典待遇情報内容D1を配信す
るものである。この例で特典待遇情報内容D1は顧客吸
引のための電子会員カード情報や電子ポイントカード情
報などであり、○○○メンバーズカード(会員証)に店
名や、有効期間として年月日が記述され、会員登録番号
などの記載領域が表示される。これらは電子メンバーズ
カード制作環境により予め制作され、データ放送番組の
制作部門に持ち込まれる。この部門において、商品販売
及び役務提供に関するグラフィックデータやサウンドデ
ータなどの映像及び音声情報D11と、メニュー画面選
択のためのアプリケーションなどのプログラム情報D1
2からなる特典待遇情報内容D1とが制作編集される。
【0058】また、通常の地上波のテレビ番組は現行通
りテレビ番組制作会社によりなされる。情報配信装置1
9はデータ放送番組挿入用のインサーター92と、挿入
部29、通常テレビ番組用の番組編成処理部93や送出
インタフェース94と、送信部95と、アンテナ98と
を有している。
【0059】このインサーター92はデータ挿入部の一
例であり、商品販売及び役務提供に関する映像及び音声
情報D11と、アプリケーションなどのプログラム情報
D12とを一群のデータ列に構築すると共に、これらの
特典待遇情報内容D1を挿入部29に転送するようにな
される。
【0060】一方、地上波放送によるテレビ番組情報及
びコマーシャルビデオはテレビ番組制作会社から提供さ
れる。このテレビ番組情報とコマーシャルビデオとは情
報配信装置19の番組編成処理部93で編成した後に送
出インタフェース94に送られる。送出インタフェース
94では番組編成されたテレビ番組情報とコマーシャル
ビデオとが所定の放送形式に変換された後に、地上波放
送によるTV放送信号となされる。
【0061】この送出インタフェース94の出力段には
挿入部29及びその後段には送信部95が接続されてお
り、上述のTV放送信号の垂直ブランキング期間に、商
品販売及び役務提供に関する特典待遇情報内容D1を一
群のデータ列にして多重化(VBI)するようになされ
る。特典待遇情報内容D1は予め指定された日時(深
夜)に放送するようになされる。この挿入部29により
挿入された一群のデータ列は送信部95により所定の変
調方式により変調された後に、所定の送信電力によって
アンテナ98から輻射される。
【0062】従って、利用者Hjの所持するチューナー
装置24や、後述する携帯電話機などの情報処理装置に
おいて、所定の期間内にデータ列の一群を一挙に受信し
たり、テレビ放送信号から取り出した電子会員カード情
報や電子ポイントカード情報などの特典待遇情報内容D
1を記憶装置などに一挙に蓄積することができる。これ
により、一度に大量に特典待遇情報内容D1を利用者H
jに配布できるので、これまでのような個別に郵送、路
上や店頭での人海戦術を使用しての配布及び店頭での入
会手続きが不要となる。
【0063】続いて、電子メンバーズカードシステム1
00で適用するデータ列のフォーマットについて説明す
る。図5に示すデータ列に関しては、予め放送局9など
でのフォーマットが準備され、データの本体は各々のパ
ケットに分割して伝送される。この例では深夜でもチュ
ーナー装置24等において、自動受信できるようにデー
タ列の先頭には転送要求コマンドが記述されている。転
送要求コマンドはスタンバイ状態のチューナー装置24
をイニシャライズする(立ち上げる)ためのデータであ
る。この転送要求コマンドに続いてダミーパケットが挿
入される。ダミーパケットはセットアップ期間を形成す
るようになされる。セットアップ期間は情報処理装置が
受信可能になるまでの時間である。
【0064】このセットアップ期間の後には1回の全プ
ログラムデータが記述されている。プログラムデータは
ビットデータ形式により記述され、商品販売及び役務提
供に関する特典待遇情報内容D1が対象となる。特典待
遇情報内容D1は商品販売及び役務提供に関するグラフ
ィックデータやサウンドデータなどの映像及び音声情報
D11と、メニュー画面選択のためのアプリケーション
などのプログラム情報D12から構成される。映像情報
は電子メンバーズに関して、メニュー選択画面映像や、
○○○メンバーズカードの全体の構図、店舗名や施設
名、有効期限、会員登録番号などの表示の際に使用され
る。音声情報は商品販売及び役務提供に関して利用者H
jに案内をする場合などに使用される。
【0065】このプログラム情報D12には電子メンバ
ーズカードを複数配信する場合にメニュー画面情報が含
まれるが、利用者Hjにこれらのジャンルを選択させる
ための手順が記述される。メインのメニュー画面を表示
するために、例えば、商品販売及び役務提供に関して業
種別、地域別、アルファベット順を表示する文字情報が
準備されている。
【0066】この業種別の下位階層情報となるの業種別
メニュー画面には飲食、スポーツ、娯楽、健康・・・・
などを表示するための文字情報が準備される。地域別の
下位階層情報に関しては、地域別メニュー画面が準備さ
れ、渋谷・原宿、銀座・有楽町、六本木・麻布・・・・
などの地名を表示するための文字情報が準備される。ア
ルファベット順の下位階層となる「A」ジャンル画面に
はAハンバーガー、Aレコードショップ、Aガソリンス
タンド・・・・などを表示するための文字情報が準備さ
れる。同様にして「B」ジャンル画面にはBレンタカ
ー、Bスイミングクラブ、Bテニスクラブ・・・・など
を表示するための文字情報が準備される。
【0067】これらのプログラムデータは、見かけ上映
像及び音声情報D11、プログラム情報D12、あるい
はプログラムコード、映像、音声情報といった区別無く
記述される。
【0068】このプログラムデータの先頭にはプログラ
ム開始コマンドが記述され、以下、N+1個のブロック
0〜ブロックNが記述されている。上述の商品販売及び
役務提供に関する特典待遇情報内容D1、あるいはプロ
グラムコード、映像及び音声情報D11のコンテンツコ
ードはブロック単位に記述される。ブロック0は先頭ブ
ロックであり、ブロックNは最後のブロックである。ブ
ロックNの後にはブロック最終コマンドが記述されてい
る。各々のブロック0〜Nの例えば、ブロック1にはそ
の先頭にブロックヘッダが記述されている。ブロックヘ
ッダにはヘッダコードや、ブロックの先頭、中間、最後
などの属性、パケット数などのブロック長、コンテンツ
コードなどが記述されている。
【0069】このブロックヘッダの後には各々のブロッ
ク毎にM+1個のパケットが記述されている。パケット
0は先頭パケットであり、パケットMは最後のパケット
である。各々のパケット0〜Mの例えば、パケット1に
はパケットコードや、パケットの先頭、中間、最後など
の属性、パリティなどの誤り訂正符号が記述されてい
る。
【0070】続いて、充電機能付きのチューナー装置2
4及び携帯端末装置14の内部構成例について説明をす
る。図6はそのチューナー装置24及び携帯端末装置1
4の内部構成例を示すブロック図である。
【0071】図6において、チューナー装置24は、外
部から供給されるデータを受信するチューナー55を有
している。このチューナー55は、アンテナ42により
受信された地上波放送信号から商品販売及び役務提供に
関する特典待遇情報内容D1などのデータ列を抽出して
バス57に送るようになされる。チューナー装置24内
にはフラッシュメモリ33が設けられ、バス57から転
送されてくるデータ列を蓄積するようになされる。
【0072】この実施例においてデータ放送番組に係る
映像及び音声情報や、特典待遇情報内容D1は、地上波
テレビ放送であるNTSC方式による放送電波の隙間で
ある垂直ブランキングインターリービング(VBI:ve
rtical blanking interleaving interval)を利用して
多重化される。各種デジタルコンテンツ{コンテンツと
は、映像、画像(動画と静止画)、音声、文字、数値な
どの様々な情報や、テレビジョン受信機やラジオ受信機
で再生される番組やCMおよび雑誌や新聞の紙面の内容
も含むものとする。}の配信が可能となっている。した
がって、この地上波のテレビ放送電波は、従来の八木ア
ンテナ等のアンテナ42により受信が可能である。
【0073】なお、テレビ放送電波は複数のチャンネル
の電波を含んでいる。そこで、所望のチャンネルを選択
して受信するために、チャンネル選択スイッチ38によ
り設定されたチャンネル情報に基づき、チャンネル選択
回路56を通じてチューナー55の選択周波数が切り替
えられるように構成されている。チューナー55により
選択されてバス57に流されたデータ列(ここでは、N
TSC信号)は、データデコード回路58によりデコー
ドされる。
【0074】放送局9側でVBIとして多重化された上
記各種コンテンツに係るデータ列がNTSC信号に存在
していたときには、そのデコードされた、映像及び音声
情報D11、プログラム情報D12などのデータは、マ
イクロコンピュータ90の制御の下に、携帯端末装置1
4がセットされていない場合を含めて一旦フラッシュメ
モリ33に蓄積される。なお、携帯端末装置14がセッ
トされているときは、直接、シリアルインタフェースで
ある外部インタフェース60、接続端子65を通じて携
帯端末装置14にも同時に特典待遇情報内容D1を転送
してもよい。このマイクロコンピュータ90とデータデ
コード回路58とは一体的なシステムLSI構成として
もよい。
【0075】このチューナー装置24には脱着自在な携
帯端末装置14がセットされ、フラッシュメモリ33に
蓄積された特典待遇情報内容D1をダウンロードするよ
うになされる。携帯端末装置14はバス74を有してお
り、このバス74には外部インターフェース67、マイ
クロコンピュータ70、データストレージ75、アンプ
76、インターフェース86及び液晶表示用のコントロ
ーラ(LCDC)88が接続され、図示しない接続端子
を通してメモリカード202が装着される。
【0076】このチューナー装置24の接続端子65を
通じて携帯端末装置14に送られてきた特典待遇情報内
容D1などのデータ列は、この携帯端末装置14の接続
端子69、シリアルインタフェースである外部インタフ
ェース67およびバス74を通じてマイクロコンピュー
タ70の制御の下に、不揮発性の記憶装置の一例となる
データストレージ75に電気的に書き込まれる。商品販
売及び役務提供を受けるときに、特典待遇情報内容D1
を商品販売又は役務提供事業者2に提示するためであ
る。
【0077】マイクロコンピュータ70は表示制御部の
一例であり、メモリカード202を装着してゲームデー
タD02を表示制御すると共に、データストレージ75
に蓄積された特典待遇情報内容D1を読み出して表示制
御するようになされる。電子メンバーズカードなどを商
品販売又は役務提供事業者2に見せるためである。
【0078】このデータストレージ75には情報が書込
消去可能な読出専用メモリ(EEPROM)などが使用
され、この例では携帯端末装置14がチューナー装置2
4にセットされていなくても、データ列はフラッシュメ
モリ33に電気的に蓄積されるようになされる。携帯端
末装置14がチューナー装置24にセットされたとき
は、マイクロコンピュータ90の制御を受けて携帯端末
装置14のデータストレージ75にデータ列を転送する
ようになされる。
【0079】なお、フラッシュメモリ33やデータスト
レージ75の記憶容量としては、データ放送のデータレ
ートが約40[kbps]である場合に、このデータを
少なくとも50分程度記憶したい場合には16[MB]
のものを用いればよい。40[kbps]÷8「bi
t」×50[min]×60[sec]=15[MB]
となる。このデータストレージ75の容量を多くとれな
い場合は、特典待遇情報内容D1をバージンメディアに
係るメモリカード202にダウンロードして電子メンバ
ーズカードとして専用することも可能である。
【0080】マイクロコンピュータ70はデジタル計算
機であり、データストレージ75から読み出したプログ
ラム情報D12に基づいて映像及び音声情報D11を映
像加工し、又は、メモリカード202から読み出した映
像及び音声情報に基づいてゲームデータD02を画像処
理するようになされる。マイクロコンピュータ70、9
0はそれぞれCPU(中央処理装置)、メモリであるR
OM(EEPROMも含む。)、RAM(ランダムアク
セスメモリ)、その他、入出力インタフェース、時計手
段としてのクロック、計時手段としてのタイマ等を有し
ており、制御部、演算部、処理部等として機能する。し
たがって、上記したように、データデコード回路58の
機能をマイクロコンピュータ90により実行させること
も可能である。
【0081】チューナー装置24側のマイクロコンピュ
ータ90には、受信表示ランプ37が接続されている。
この受信表示ランプ37は、チューナー装置24からデ
ータストレージ75へのデータの転送中、およびデータ
ストレージ75へのデータの記憶中には点灯し、それ以
外の場合には消灯するように制御される。データ列の受
信完了により受信表示ランプ37を点滅するようにして
もよい。
【0082】このチューナー装置24は、さらに電源回
路80を有している。この電源回路80は、外部AC電
源から供給されるAC100V等の交流電圧を直流電圧
に変換してチューナー装置24内の全てのブロックに供
給する。この場合、充電制御回路85は、電源回路80
から供給された直流電圧を、例えば、充電用の直流電流
に変換し接続端子66を通じ携帯端末装置14の接続端
子68を介してその携帯端末装置14の二次電池87に
供給して充電制御を行う。
【0083】充電制御回路85に含まれる充電制御は、
例えば、二次電池87の温度を検出しながら充電電流を
制御し、二次電池87の残容量検出制御および満充電検
出制御等を行う。二次電池87としては、リチウムイオ
ン電池あるいはニッケル水素電池等を使用することがで
きる。充電制御回路85には、充電表示ランプ36が接
続されている。この充電表示ランプ36は、二次電池8
7の充電中には点灯し、満充電時には消灯するように制
御される。
【0084】この携帯端末装置14には、さらに、バス
74にインタフェース86を介して操作キー32が接続
されるとともに、液晶表示用のコントローラ88を介し
て表示部の一例となる液晶表示モニタ122が接続され
ており、商品販売及び役務提供を受けるときに、○○○
会員証に店名や、有効年月日が記述され、会員登録番号
などの記載領域が表示される。上述のバス74には音声
処理部76が接続され、音声増幅処理などがなされる。
音声処理部76にはスピーカー77が接続され、データ
放送番組や商品販売及び役務提供を受けるときに、特典
待遇情報内容D1をガイドする音声を出力するようにな
される。
【0085】また、携帯端末装置14の外部インタフェ
ース部67は端子接続通信機能を有しており、チューナ
ー装置24の他に商品販売及び役務提供事業者2で準備
される情報書込み読出し装置と通信制御をするようにな
される。特典待遇情報内容D1の書き換えのためであ
る。もちろん、外部インタフェース部67は端子接続通
信機能に限られることはなく、赤外線通信機能のような
短距離無線通信機能を備えたものでもよい。更にこの携
帯端末装置14に電話機能を備え携帯電話機としてもよ
い。
【0086】続いて、携帯端末装置14における動作例
について説明する。図7はその特典待遇情報内容D1の
受信時のチューナー装置24の動作例を示すフローチャ
ートである。
【0087】この例では携帯端末装置14がチューナー
装置24にセットされており、特典待遇情報内容D1な
どのデータ列のダウンロードを待つ状態では、携帯端末
装置14がスタンバイモードになっている。ここで、ス
タンバイモードとは、携帯端末装置14のマイクロコン
ピュータ70、LCDC88などのシステムLSIがチ
ューナー装置24のマイクロコンピュータ90とのイン
タフェース機能と時計機能とを除いては電源オフの状態
をいう。
【0088】このインタフェース機能においても、通常
のデータ転送とは異なり必要最小限の低速でマイクロコ
ンピュータ90からの起動コマンドがポーリングできる
状態になっている。チューナー装置24は転送要求コマ
ンドを検出するために、電源回路80から各部へ電源が
供給されている。また、携帯端末装置14がチューナー
装置24にセットされているので、この間に充電制御回
路85により二次電池87が充電されている。
【0089】これを前提にして、チューナー装置24で
はスタンバイモードにより、図7に示すフローチャート
のステップC1で放送局9から送信されてくる転送要求
コマンドが検出される。チューナー装置24で転送要求
コマンドが検出された場合にはチューナー装置24から
携帯端末装置14へダウンロードを開始を通知する転送
要求コマンドが転送されるので、携帯端末装置14では
セットアップ期間を利用してステップC2でマイクロコ
ンピュータ70自身が携帯端末装置14を受信モードに
立ち上げる。
【0090】ここで受信モードとはスタンバイモードと
ノーマル(通常使用)モードとの中間モードをいい、マ
イクロコンピュータ70としてはスタンバイ機能に加え
て、チューナー装置24との高速インタフェース機能、
ここで取り込んだデータをフラッシュメモリなどのデー
タストレージ75に転送する外部メモリインタフェース
機能を更にオンした状態をいう。従って、この際には二
次電池87からデータストレージ75及びマイクロコン
ピュータ70などに電源が供給される。
【0091】その後、ステップC3に移行してチューナ
ー装置24のマイクロコンピュータ90により、データ
列の受信中を示す受信表示ランプ37が点灯される。充
電表示ランプ36は携帯端末装置14がチューナー装置
24にセットされているので点灯している。携帯端末装
置14ではチューナー装置24からのプログラム開始コ
マンドを待つ状態である。
【0092】そして、ステップC4でセットアップ期間
に続くデータ列に関してプログラム開始コマンドが記述
されているかが、マイクロコンピュータ90により検出
される。このプログラム開始コマンドは、1回にダウン
ロードされる全プログラムの転送を開始する旨を通知す
る信号である。全プログラムのデータは図5で説明した
ように、複数のブロックに分割されている。従って、ブ
ロック開始コマンドが受信(検出)されると、ステップ
C5に移行して最初(先頭)ブロック0のパケットにブ
ロックヘッダが記述されているか否かが検出される。
【0093】このブロックヘッダが検出された場合に
は、ステップC6に移行してブロック内に細かく分割さ
れたパケット状のデータ群をマイクロコンピュータ7
0,90とにおいてハンドシェークを取りながら、パケ
ット転送処理が実行される。つまり、チューナー装置2
4ではデータ列を受信すると適宜、データデコード回路
58によりデータ列がバイナリーデータにデコード処理
される。
【0094】そして、デコード処理されたデータファイ
ルとしての商品販売及び役務提供に関する特典待遇情報
内容D1がフラッシュメモリ33等に転送されて一旦蓄
積される。この例では、デコード処理されたデータファ
イルはフラッシュメモリ33と携帯端末装置14のスト
レージ75に同時に転送されるので、利用者Hjが携帯
端末装置14をチューナー装置24にセットし忘れた場
合でも、受信後、チューナー装置24から携帯端末装置
14へデータファイルを再転送することができる。
【0095】このパケットの最後には当該ブロックの終
了を示す終了フラグが記述されているので、マイクロコ
ンピュータ70はこれを認識すると、ステップC7に移
行してパケットの終了フラグに続くプログラム終了コマ
ンドが記述されているか否かが検出される。プログラム
終了コマンドが検出されていない場合にはステップC5
に戻って引き続き次のブロックヘッダが記述されている
か否かが検出される。
【0096】こうして、プログラム終了コマンドが検出
されるまで、チューナー装置24から、データストレー
ジ75にデータファイルを次々に転送し、マイクロコン
ピュータ70内のバッファメモリに応じてデータ列が全
部フラッシュメモリ33や、データストレージ75など
に一旦に記録できたら、ステップC8に移行してマイク
ロコンピュータ90によりチューナー装置24の受信表
示ランプ37が消灯される。プログラム終了コマンドを
受信したマイクロコンピュータ70により携帯端末装置
14の受信中インジケータ47が消灯される。
【0097】その後、ステップC9に移行してチューナ
ー装置24及び携帯端末装置14では受信済みランプを
点滅するようになされる。受信済みランプは受信表示ラ
ンプ37や受信中インジケータ47を兼用してもよい。
そして、ステップC10に移行して当該携帯端末装置1
4はスタンバイモードに入る。これにより、商品販売及
び役務提供に関する特典待遇情報内容D1を携帯端末装
置14に蓄積することができる。そして、商品販売及び
役務提供を受けるときは、そのチューナー装置24から
携帯端末装置14を取り外して携行し、その携帯端末装
置14に蓄積された特典待遇情報内容D1を商品販売又
は役務提供事業者に提示するようになされる。
【0098】続いて、商品販売又は役務提供事業者に提
示する際の電子メンバーズカードの表示例について説明
する。図8は電子メンバーズカードの表示例を示す携帯
端末装置14の正面図である。この例で利用者Hjは商
品販売又は役務提供を受けるときは、携帯端末装置14
の決定キー30を押下して電源オンする。そして、携帯
端末装置14に蓄積された特典待遇情報内容D1を読み
出して液晶表示モニタ122に表示し、その商品販売又
は役務提供事業者に電子メンバーズカードを提示するよ
うになされる。
【0099】図8に示す液晶表示モニタ122には例え
ば「○○○メンバーズカード」の文字が表示され、その
下に会員登録番号「012345」が表示され、その下
には有効期限として「2000.12.31」が表示さ
れる。会員登録番号は初回に店舗や施設に訪れたときに
交付される。電子配信の段階では個々の会員登録番号が
未定であることによる。有効期限は電子配信の段階で
も、初回に店舗や施設に訪れたときでも、いずれの場合
でもよい。
【0100】もちろん、この画面内に商品販売又は役務
提供事業者に関するロゴマークや、サービスマークなど
も表示するようにしてもよい。これらの事業者の宣伝効
果が期待できる。「○○○メンバーズカード」に関して
はハンバーガーショップ、レコードショップ、ガソリン
スタンド・・・など、あらゆる商品販売又は役務提供業
種が対象となる。なお、図8に示す携帯端末装置14の
上部には赤外線ポート31が設けられ、図示しないIr
DA(赤外線通信機能)などに接続され、ポイント書換
情報などの送受信に使用される。
【0101】図9A〜Cは電子メンバーズカードに係る
メニュー画面の表示例(その1)を示す状態遷移図であ
る。この例では複数の特典待遇情報内容D1の中から該
当する「○○○メンバーズカード」を取り出す場合に、
プログラム情報D12に基づいてメニュー画面選択のた
めのアプリケーション処理が実行される。
【0102】例えば、図8に示した十字キー28を下側
に押下すると、メニュー画面情報に基づいて図9Aに示
すようなメニュー画面(メイン)が液晶表示モニタ12
2に表示される。メニュー画面は商品販売及び役務提供
に関するグラフィックデータに基づいて構成され、メニ
ュー画面選択のための案内はサウンドデータに基づいて
スピーカー77から出力される。利用者Hjにこれらの
ジャンルを選択させるためである。ジャンル選択の手順
はプログラム情報D12に基づいてアプリケーション処
理が実行される。
【0103】図9Aに示すメニュー画面P1には、例え
ば、商品販売及び役務提供に関して業種別、地域
別、アルファベット順などの文字情報が表示される。
もちろん、これらに限られることはない。ここで業種別
を決定キー30の押下により選択すると、その下位階
層情報となる図9Bに示すような業種別メニュー画面P
2が表示される。
【0104】業種別メニュー画面P2には飲食、ス
ポーツ、娯楽、健康・・・・などの文字情報が表示
される。もちろん、これらに限られることはない。同様
にして、地域別の下位階層情報に関しては、図9Cに
示すような地域別メニュー画面P3が表示され、例えば
渋谷・原宿、銀座・有楽町、六本木・麻布・・・
・などの地名が表示される。いずれも、従来のカード方
式に比べてこれらのジャンルを利用者Hjに選択し易く
するためである。
【0105】図10はA及びBは電子メンバーズカード
に係るメニュー画面の表示例(その2)を示すイメージ
図である。
【0106】また、図9Aに示したメニュー画面P1で
アルファベット順を選択した場合には、そのアルファ
ベット順の下位階層となる図10Aに示す「A」ジャ
ンル画面P4が表示される。この画面P4にはAハンバ
ーガー、Aレコードショップ、Aガソリンスタンド・・
・・などの「A」で始まる業種が表示される。同様にし
て「B」ジャンル画面P5には「B」で始まるBレンタ
カー、Bスイミングクラブ、Bテニスクラブ・・・・な
どの業種が表示される。いずれも、従来のカード方式に
比べてこれらのジャンルを利用者Hjに選択し易くする
ためである。
【0107】従って、利用者Hjは複数のカード類に代
えて1台の携帯端末装置14を携行すればよい。しか
も、この機能を携帯電話機に組み込むことにより、携帯
電話機の付加機能として電子会員カード情報や電子ポイ
ントカード情報などの特典待遇情報内容D1をそっくり
そのまま電子情報内容として当該携帯電話機で処理する
ことができるようになる。
【0108】続いて、商品販売及び役務提供事業者2に
配置される情報書込み読出し装置20について説明をす
る。図11は本発明に係る情報書込み読出し装置20及
びその周辺システムの構成例を示すブロック図である。
【0109】この例では、携帯端末装置14に関して特
典待遇情報内容D1を書込み又はそれを読出す場合に通
信用のインタフェース部を備え、書込み読出し制御部と
当該携帯端末装置14との間で情報通信をするようにし
たものである。
【0110】図11に示す情報書込み読出し装置20
は、例えば特典待遇情報内容D1の一例となるポイント
データの増減に該当するに至った利用者Hjの所持する
携帯端末装置14に関して、ポイントデータD1の書込
み又はそれを読出すための装置である。当該装置20に
は操作部の一例となる入力装置21が設けられ、ポイン
トデータD1の書込み又はその読出しのために操作され
る。この入力装置21には書込み読出し制御部の一例と
なる中央演算処理装置(以下で単にCPU23という)
が接続され、この入力装置21による操作に基づいて携
帯端末装置14へポイントデータD1を書込み又はその
携帯端末装置14からポイントデータD1を読出すよう
になされる。
【0111】CPU23にはバス27が接続されてお
り、バス27にはポイントデータD1を一時記憶するワ
ークメモリとしてのRAM15、当該装置20の全体を
制御するためのプログラムを記述したROM16、ポイ
ントデータ更新時の映像を処理する画像処理部25、上
位のホストコンピュータ52に接続するための外部イン
タフェース51が接続されている。画像処理部25には
液晶表示モニタ17が接続され、ポイントデータ更新時
の会員登録番号と共にポイント数などの映像を表示する
ようになされる。
【0112】更にCPU23にはバス27を通じてイン
タフェース部11が接続されており、CPU23と携帯
端末装置14との間で情報通信をするようになされる。
このインタフェース部11には赤外線を使用してデータ
をやりとりするIrDA(Infrared Data Associati
on)12などの短距離無線通信機能が設けられる。
【0113】この他に通信ケーブルを接続してデータを
やりとりするシリアルインタフェース(SIF)13な
どの端子接続通信機能がインタフェース部11に設けら
れ、短距離無線通信可能な携帯端末装置14や、通信ケ
ーブル39のみ通信可能な携帯端末装置14’の両方の
ポイントデータなどの書換えに対処できるようになされ
ている。当該装置20では携帯端末装置14に対する通
信に基づいてポイントデータD1を更新するようになさ
れる(プッシュ型)。この機能により、従来のカード方
式のようにレジ精算時において、ポイントカードにシー
ルを貼る、スタンプを押す等の手間がかからなくなる。
【0114】この例で携帯端末装置14に会員登録番号
(個人登録情報)が蓄積されると共に、商品販売及び役
務提供事業者2のデータベース5に会員登録番号に対す
るポイントデータD1が記録される場合であって、携帯
端末装置14から会員登録番号を読出し、この会員登録
番号に基づいてデータベース5のポイントデータD1を
更新すると共に、携帯端末装置14に蓄積されたポイン
トデータD1を更新するようになされる(プル型)。こ
のプル型でポイントデータD1の書換えを行えば、商品
販売及び役務提供事業者側で利用者Hjの個人登録情報
を吸い上げることができるようになるので、将来のマー
ケティングに有用な顧客データを容易に収集することが
できるようになる。
【0115】続いて、情報書込み読出し装置20におけ
る動作例(プル型)について、ポイントデータD1の増
減処理を説明する。図12A〜CはポイントデータD1
の増減例を示す状態遷移図である。図13は情報書込み
読出し装置20における動作例を示すフローチャートで
ある。
【0116】この例では商品を購入したときや、役務を
提供されたときに、例えば星形のポイントマークが電子
メンバーズカードに記述される場合を前提とする。この
ポイントマークが10個揃ったら、例えば商品に関して
は10%の割引が受けられ場合を想定する。もちろん、
役務についてもポイントマークが10個揃ったら利用回
数を1回だけサービスするような場合を想定してもよ
い。
【0117】このシステム100では商品販売及び役務
提供を受けるときに、図12Aに示す液晶表示モニタ1
22に例えば、○○○メンバーズカードの表示と共に、
会員登録番号「012345」が表示され、有効期限
「2000.12.31」が表示される。これらの文字
表示領域下には星形のポイントマークが表示される。こ
の例では既に8個のポイントが取得されており、その
後、利用者Hjが商品を購入し、又は役務の提供を受け
たことにより、4個のポイントが取得され、このポイン
トデータD1=「8個」を「12個」に書き換えるよう
になされる。これにより、図12Bに示す液晶表示モニ
タ122には12個に増加した星形のポイントマークが
表示される。
【0118】また、利用者Hjが12個に増えたポイン
トマークを確認し、商品に関して10%の割引を受けた
場合は、「10個のポイントマーク」が減算(消去)さ
れ、図12Cに示す液晶表示モニタ122には2個の星
形のポイントマークが表示される。
【0119】これらを前提にして図13のフローチャー
トのステップB1で情報書込み読出し装置20の電源を
オンする。その後、ステップB2で該当する携帯端末装
置14からの接続要求があったかが情報書込み読出し装
置20により周知の方法でチェックされる。携帯端末装
置14からの接続要求が無い場合は待機される。その接
続要求があった場合はステップB3に移行して情報書込
み読出し装置20では携帯端末装置14から会員登録番
号が読み出される。
【0120】そして、ステップB4で携帯端末装置14
からポイントの増減要求があったかがチェックされる。
ポイントの増減要求は例えば携帯端末装置14の操作キ
ー32を押下することによりCPU23にポイント書換
情報が転送される。ポイントデータD1の増加要求の場
合は、ステップB5で商品販売又は役務提供事業者によ
って、利用者Hjによる商品の購入又は利用者Hjが役
務の提供を受けたかが確認されると共に、新たなポイン
トが発生したかが確認される。
【0121】この例では利用者Hjが商品を購入し、又
は役務の提供を受けたことにより、4個のポイントマー
クが取得されているので、情報書込み読出し装置20の
入力装置21を操作することにより、「4個のポイント
マーク」を加算する旨のポイント書換情報がCPU23
に出力される。
【0122】従って、新たなポイントが発生した事実が
確認されると、ステップB6で入力装置21を操作して
ポイントデータD1の書込みが実行される。この際に、
CPU23では例えば、IrDA12を駆動して携帯端
末装置14に通信を行い、その装置14内のデータスト
レージ75のポイントデータD1=「8個」を「12
個」に書き換えるようになされる。ポイントデータD1
の書込みに関してはステップB7で全部記述したかがチ
ェックされる。書込みが完了していない場合はステップ
B6の書込みが継続される。これにより、図12Bに示
す液晶表示モニタ122には8個だった星形のポイント
マークが12個に増加して表示される。
【0123】4個のポイントマークを全部記述した場合
にはステップB8に移行して当該会員登録番号に属する
ポイントデータD1に関してデータベース5を更新した
かがチェックされる。そのポイントデータD1の更新が
完了していない場合はステップB9に移行してデータベ
ース5の内容が更新される。なお、ステップB5で新た
なポイントが発生していない場合はステップB15に移
行する。
【0124】またこの例では、ポイントマークが12個
に増えたので利用者Hjは商品に関して10%の割引を
受けられ、役務についても利用回数を1回だけ受けるこ
とができる。そこで、利用者Hjが割引等を受けようと
したときは、ステップB4でポイントデータD1の減少
処理を実行するようになされる。この場合はステップB
10に移行して商品や、役務に関して割引等を受けるか
が確認される。ここで、商品販売又は役務提供事業者側
では利用者Hjが取得したポイント数が規定数を満足す
るかが確認される。規定数に達した事実が確認され、利
用者Hjが割引等を受ける場合にはステップB11に移
行し入力装置21を操作することによりポイントデータ
D1の消去が行われる。
【0125】このポイントデータD1の消去に関して
は、まず、ステップB12で携帯端末装置14内の該当
分のポイントデータD1を消去したかがチェックされ
る。ここで情報書込み読出し装置20の入力装置21を
操作することにより、「10個のポイントマーク」を消
去する旨のポイント書換情報がCPU23に出力され
る。これを受けたCPU23ではIrDA12を駆動し
て携帯端末装置14に通信を行い、その装置14内のデ
ータストレージ75のポイントデータD1=「12個」
から「10個」を差し引いた残りの「2個」に書き換え
るようになされる。
【0126】これらのポイントデータD1の消去が完了
していない場合はステップB11に戻ってそのポイント
データD1の消去が継続される。これにより、図12C
に示す液晶表示モニタ122には12個だった星形のポ
イントマークが2個に減少して表示される。従って、該
当分のポイントデータD1を全部消去した場合にはステ
ップB13に移行して当該会員登録番号に属するデータ
ベース5内のポイントデータD1も消去したかがチェッ
クされる。
【0127】該当分のポイントデータD1の消去が完了
していない場合はステップB13に移行してデータベー
ス5から該当分のポイントデータD1が消去される。そ
れを終了した場合にはステップB15に移行する。な
お、ステップB10で利用者Hjが思い留まって割引等
を受けないとした場合はステップB15に移行する。
【0128】ステップB15では該当する利用者Hjに
ついてポイントデータD1の増減処理が終了したかが商
品販売又は役務提供事業者によって判断される。他の利
用者Hjの所持する携帯端末装置14についてポイント
データD1の増減処理が残っている場合はステップB2
に戻る。そして、上述したステップB2からステップB
9又はステップB2からステップB14を繰り返すよう
になされる(電子ポイントカードシステム)。
【0129】このように、本発明に係る情報書込み読出
し装置20によれば、電子メンバーズカードなどのポイ
ントデータ(特典待遇情報内容)D1に増減が有った場
合に、当該携帯端末装置14のデータストレージ75に
蓄積されたポイントデータD1をCPU23によって容
易に書き換えることができる。従って、商品販売又は役
務提供を受けたときに、そのレジ精算などにおいてこれ
らのポイントデータD1をそっくりそのまま電子情報内
容として処理できるので、従来方式のようなポイントカ
ードにシールを貼ったり、カードにスタンプを押す等の
煩雑な手間を省略することができる。
【0130】続いて、電子メンバーズカードシステム1
00における携帯端末装置14の処理例について説明を
する。図14及び図15はその携帯端末装置14の処理
例(その1、2)を示すフローチャートである。図16
及び図17は携帯端末装置14の情報書込み読出し時の
処理例(プッシュ型、プル型)を示すフローチャートで
ある。
【0131】この例で携帯端末装置14には、アプリケ
ーションモードとセールスプロモーションモード(以下
でSPモードという)とが準備されている。アプリケー
ションモードとはデータ放送のコンテンツを視聴した
り、ゲームソフトを処理したりする動作をいう。SPモ
ードとは、電子メンバーズカードを液晶表示モニタ12
2に表示する動作をいう。このSPモードを実行するた
めに特典待遇情報内容D1に基づいてメニュー画面(メ
イン)P1が表示される。メニュー画面P1に関しては
業種別、地域別、アルファベット順、登録順、使用頻度
順・・・なが表示されるが、ここでは説明を分かり易く
るために、業種別、地域別、アルファベット順の3つに
ついて、及び、そのアルファベット順の「A」ジャンル
について、二者択一方式で選択する場合を想定して説明
をする。
【0132】これを前提として、まず、図14に示すフ
ローチャートのステップE1で電源をオンすると、ステ
ップE2で時計とCPU23の一部が低速で動作するス
タンバイモードから通常のアプリケーションなどの動作
させるノーマルモードに移行する。そして、ステップE
3で通常のアプリケーションモードを実行するか、本発
明に係るSPモードを実行するか、いずれかの選択を待
つ。ここで、アプリケーションモードを選択すると、ス
テップE4に移行してデータ放送のコンテンツを視聴し
たり、ゲームをプレイしたりするアプリケーション処理
を実行するようになされる。その後、ステップE5に移
行してアプリケーション処理を終了する場合は電源オフ
情報などを検出してデータ処理を終了する。アプリケー
ション処理を繰り返す場合にはステップE4に戻ってア
プリケーション処理を継続する。
【0133】また、ステップE3でSPモードを選択す
ると、ステップE6で数多く蓄積されている電子メンバ
ーズカードのどれを選ぶかがメニュー画面P1として表
示される。メニュー画面P1はいくつかの検索方法を選
ぶ画面である。この例では、業種別又は地域別のどちら
を選択するかが指示されるので、ステップE7で業種別
を選択するとステップE8に移行して業種別メニュー画
面P2が表示される。業種別メニュー画面P2には、フ
ァーストフード、レコード・ゲームショップ、書店、ガ
ソリンスタンド、コンビニエンス・ストア、スイミング
クラブ・・・・が表示される。
【0134】ここでスイミングクラブを選ぶと、ステッ
プE9で当該スイミングクラブに係るメンバーズカード
処理が実行される。例えば携帯端末装置14の液晶表示
モニタ122に当該スイミングクラブの電子会員カード
を表示するだけで入場ができるようになる。その提示が
終わるとステップE25に移行する。
【0135】ステップE7で地域別を選択すると、ステ
ップE10に移行して地域別又はアルファベット順のど
ちらを選択するかが指示される。この例で、地域別を選
択するとステップE11に移行して地域別メニュー画面
P3が表示される。地域別メニュー画面P3には渋谷・
原宿、銀座・有楽町、六本木・麻布・・・・が表示され
る。ここで銀座・有楽町を選ぶと、ステップE12で銀
座・有楽町に関して商品販売又は役務提供事業者の店舗
や施設が表示されるので、該当店舗を訪れたときに、メ
ンバーズカード処理を実行するようになされる。その処
理の終了後は、ステップE25に移行する。
【0136】また、ステップE10でアルファベット順
画面を選択すると、ステップE13に移行して商品販売
又は役務提供に関してアルファベット順が表示される。
A,B,C・・・順に表示されるので、「A」で始まる
複数の店舗から検索するために、ステップE14で
「A」を選択すると、ステップE15に移行して「A」
ジャンル画面P4が表示される。この「A」ジャンル画
面P4でも二者択一方式で説明すると、ステップE16
でAハンバーガー又はAレコードショップのどちらか選
択するかが示される。
【0137】ここでAハンバーガーを選択するとステッ
プE17に移行して当該店舗のメンバーズカード画面
(OSD)が液晶表示モニタ122に表示され、スピー
カー77からコマーシャル音声などが流れる。このよう
な画像と音声で特典待遇情報内容D1及びメンバーズカ
ードの使用方法が説明されるので、利用者HjはAハン
バーガーショップに行ったときに、この画面を携帯端末
装置14の液晶表示モニタ122に表示して店頭で見せ
るだけで、特典(10%割引き、フライドポテトSサー
ビス)が得られるのである。その後、ステップE25に
移行する。
【0138】また、ステップE16でAレコードショッ
プを選択すると、ステップE18に移行してAレコード
ショップ又はAガソリンスタンドのどちらを選択するか
が示される。ここで、Aレコードショップを選択すると
ステップE19に移行してAレコードショップがOSD
表示され、このショップにおける利用法が表示される。
ここでは購入した金額に応じたポイントを店頭の専用ラ
イター(情報書込み読出S装置20で書込み機能のみを
有したもの)を使用して利用者Hjの携帯端末装置14
の赤外線ポート31により書き込んでもらうことができ
るので、ステップE20に移行してメンバーズカード処
理(プッシュ型)が実行される。プッシュ型とは店舗側
が利用者Hjの携帯端末装置14に対してポイントデー
タD1を書き込む動作をいう。
【0139】例えば、ステップE20から図16のサブ
ルーチンをコールしてそのフローチャートのステップF
1で携帯端末装置14のポイントボタンをONしてポイ
ントゲットモードが設定される。ここでポイントゲット
モードとは、商品販売又は役務提供に関する金額に応じ
たポイントを取得する動作をいう。ポイントボタンは操
作キー32などが兼用される。
【0140】その後、ステップF2で当該Aレコードシ
ョップのショップIDを受信したかがマイクロコンピュ
ータ70によりチェックされる。マイクロコンピュータ
70は専用ライターからのショップIDを受信するまで
待つ。ショップIDを受信した場合はステップF3に移
行して携帯端末装置14に蓄積されているショップID
と専用ライターからのショップIDとが比較照合され
る。両ショップIDが一致した場合にはステップF4に
移行する。両ショップIDが一致せず不正ショップID
を受信した場合はデータ処理しないで終了する。
【0141】両ショップIDが一致した場合はステップ
F4に移行してポイントデータD1を受信したかマイク
ロコンピュータ70によりチェックされる。マイクロコ
ンピュータ70は専用ライターからのポイントデータD
1を受信するまで待つ。ポイントデータD1を受信した
場合は、ステップF5に移行してポイントデータD1の
正否判定を行う。不正なポイントデータD1を受信した
場合はデータ処理しないで終了する。正しいポイントデ
ータD1を受信した場合はステップF6に移行してデー
タストレージ75内のポイントデータD1を更新する。
【0142】その後、ステップF7に移行して新ポイン
トを液晶表示モニタ122に表示する(図12B参
照)。その後、ステップF8に移行してマイクロコンピ
ュータ70は利用者Hjに対してその表示内容で良いか
のチェックを受けるようになされる。表示内容が相違し
ている場合はステップF9に移行してリトライ処理を行
うべく、利用者Hjによる再転送ボタンをONを検出し
てステップF2に戻る。表示内容がOKならば、ステッ
プF10に移行してポイントボタンのオフを検出してポ
イントゲットモードを解除する。そして、このステップ
F10からメインルーチンのステップE20にリターン
する。
【0143】従って、ポイントの累計は利用者Hjの携
帯端末装置14に蓄積され、利用者Hjはいつでも自分
のポイント数を確認することができるのである。所定の
ポイントがたまった場合には、やはり、店頭にてそのポ
イント表示画面を携帯端末装置14の液晶表示モニタ1
22に表示するだけで、特典(CD券、ノベルティ、ポ
スターのサービスなど)と交換に赤外線ポート31によ
り交換分のポイントが消去される(図13参照)。この
ように、店頭にてポイントの書込み、消去作業が専用ラ
イターで瞬時に行われる。
【0144】また、メインルーチンのステップE18か
らステップE21に移行してAガソリンスタンドを選択
すると、やはりステップE22に移行して、Aガソリン
スタンドのOSDが表れ、その電子メンバーズカードの
利用法が表示される。ここでは給油した搭載量又は金額
に応じたポイントにより利用者Hjの携帯端末装置14
と、企業側の顧客用のデータベース5とで更新を必要と
するために、ステップE23に移行してメンバーズカー
ド処理(プル型)が実行される。ここでプル型とは店舗
側が利用者Hjの携帯端末装置14から個人登録情報を
吸い上げる動作をいう。ここでは店頭の専用リーダー
(情報書込み読出S装置20)を使用して利用者Hjの
携帯端末装置14の赤外線ポート31から会員登録番号
(個人登録情報)を吸い上げ企業側の顧客用のデータベ
ース5を更新するようになされる。専用リーダーは企業
のネットワークに直結していてリアルタイムに更新され
る。
【0145】例えば、ステップE23から図17のサブ
ルーチンをコールしてそのフローチャートのステップG
1で携帯端末装置14のポイントボタンをONしてポイ
ントゲットモードが設定される。その後、ステップG2
で当該AガソリンスタンドのショップIDを受信したか
がマイクロコンピュータ70によりチェックされる。マ
イクロコンピュータ70は専用リーダーからのショップ
IDを受信するまで待つ。ショップIDを受信した場合
はステップG3に移行して携帯端末装置14に蓄積され
ているショップIDと専用リーダーからのショップID
とが比較照合される。両ショップIDが一致した場合に
はステップG4に移行する。両ショップIDが一致せず
不正ショップIDを受信した場合はデータ処理しないで
終了する。
【0146】両ショップIDが一致した場合はステップ
G4に移行して当該携帯端末装置14の赤外線ポート3
1から専用リーダーへ会員登録番号が送信される。その
後、ステップG5に移行してポイントデータD1を受信
したかマイクロコンピュータ70によりチェックされ
る。マイクロコンピュータ70は専用リーダーからのポ
イントデータD1を受信するまで待つ。ポイントデータ
D1を受信した場合は、ステップG6に移行してポイン
トデータD1の正否判定を行う。不正なポイントデータ
D1を受信した場合はデータ処理しないで終了する。正
しいポイントデータD1を受信した場合はステップG7
に移行してデータストレージ75内のポイントデータD
1を更新する。
【0147】その後、ステップG8に移行して新ポイン
トを液晶表示モニタ122に表示する(図12B参
照)。その後、ステップG9に移行してマイクロコンピ
ュータ70は利用者Hjに対してその表示内容で良いか
のチェックを受けるようになされる。表示内容が相違し
ている場合はステップG10に移行してリトライ処理を
行うべく、利用者Hjによる再転送ボタンをONを検出
してステップG2に戻る。
【0148】この表示内容がOKならば、ステップG1
1に移行してポイントボタンのオフを検出してポイント
ゲットモードを解除する。その後、図15に示したメイ
ンルーチンをコールしてそのステップE23に戻る。な
お、ステップE24で「B」で始まる複数の店舗を検索
する場合は、「B」を選択すると、「B」ジャンル画面
P5が表示される(図10B参照)。そして、ステップ
E25でメンバーズカードの検索方法を換える場合など
はデータ処理を終了せずにステップE6に戻ってメニュ
ー画面を表示する。これらの処理を終了する場合は電源
オフ情報など検出してデータ処理を終了する。
【0149】従って、専用リーダーにより利用者Hj毎
に累積ポイントがデータベース5で更新されると共に、
その直後に利用者Hjの携帯端末装置14にもポイント
データD1が書き込まれる。これにより、利用者Hjは
いつでも自分のポイント数を確認することができるので
ある。
【0150】所定のポイントが貯まった場合には、やは
り、店頭にてそのポイント表示画面を携帯端末装置14
の液晶表示モニタ122に表示するだけで、特典(洗車
券、ノベルティや無料メンテナンスサービスなど)と交
換に企業のデータベース5が交換ポイント分だけ消去さ
れる。同時に、携帯端末装置14内部の累積ポイントが
も訂正される(図13参照)。この場合において、利用
者Hjが特典ポイントを提示するだけでなく、企業側が
特典交換のお知らせを様々な方法で行うことも可能とな
る。
【0151】(3)第2の実施例 図18は本発明に係る第2の実施例としての電子メンバ
ーズカードシステム200の構成例を示すイメージ図で
ある。
【0152】この電子メンバーズカードシステム200
では、情報処理装置の一例となる図18に示すようなチ
ューナー機能付きの携帯端末装置(携帯電話機)401
が準備され、屋外などで直接、放送局9などからロッド
アンテナ41を通じて商品販売及び役務提供に関する特
典待遇情報内容D1を受信して不揮発性のメモリに蓄積
するようしたシステムである。
【0153】もちろん、データ放送番組に関する映像音
声情報も携帯端末装置401で受信される。利用者Hj
は特典待遇情報内容D1の受信後に、この携帯端末装置
401に対して脱着自在になされるメモリカード203
のゲームデータを操作したり、放送局9からダウンロー
ドしておいた特典待遇情報内容D1を商品販売又は役務
提供事業者2に提示するようにて、既存のカード機能に
よる特典待遇情報内容をそっくりそのまま電子情報内容
として処理できるようにしたものである。もちろん、メ
モリカード203に格納されたゲームなどのアプリケー
ションをいつでもどこでも楽しむことができる。
【0154】続いて、チューナー機能付きの携帯端末装
置401の内部構成例について説明する。図19は携帯
端末装置401の内部構成例を示すブロック図である。
なお、第1の実施例と同じ符号及び同じ名称のものはそ
の機能が同様であるためその説明を省略する。
【0155】図19に示す携帯端末装置401は第2の
情報処理装置の一例であり、放送局(情報配信事業者)
9からの特典待遇情報内容D1及びメモリカード203
からのゲームデータD03を処理するものであり、シス
テムバス79を有している。このシステムバス79には
操作部4や、表示部6、音声処理部7、データ処理部3
5、外部インターフェース67、受信部204などが接
続されており、これらが二次電池87によって駆動され
る。
【0156】この外部インターフェース67にはメモリ
カード203が装着される他に、この例では特典待遇情
報内容D1の書き換えのためのポイント書換情報などを
送受信するようになされる(端子接続通信機)。外部イ
ンタフェース部67の他に短距離無線通信機能を有した
IrDA12や赤外線ポート31も設けられ、ポイント
書換情報などを送受信するようになされる。
【0157】メモリカード203にはゲームソフト会社
で制作されたゲームデータD03が格納されているが、
バージンメディアに係るメモリカード202’を装着し
て特典待遇情報内容D1の専用メモリとしてもよい。メ
モリカード202’、203にはフラッシュメモリなど
の不揮発性メモリが使用される。
【0158】受信部204はチューナー55、通信モデ
ム22、チャンネル選択スイッチ38、チャンネル選択
回路56及びフラッシュメモリ33を有しており、商品
販売及び役務提供に関する特典待遇情報内容D1をチュ
ーナー55により受信し、特典待遇情報内容D1のデコ
ード処理後の映像及び音声情報D11や、プログラム情
報D12などのデータをフラッシュメモリ33に蓄積す
るようになされる。デコード処理前の特典待遇情報内容
D1のままフラッシュメモリ33に蓄積するようにして
もよい。
【0159】この例でデータ処理部35はデータデコー
ド回路58及びマイクロコンピュータ90を有してお
り、フラッシュメモリ33に蓄積された特典待遇情報内
容D1を読み出して処理すると共に、メモリカード20
3を装着してゲームデータD03を処理するようになさ
れる。放送局9からの特典待遇情報内容D1は第1の実
施例で説明したように、電子会員カード情報や電子ポイ
ントカード情報などである。
【0160】このシステムバス79には操作部4を構成
するインタフェース(I/F)86が接続され、このイ
ンタフェース86には操作キー32が接続されている。
操作キー32はデータデコード回路58及びマイクロコ
ンピュータ90を制御するために操作される。
【0161】更に、システムバス79には表示部6を構
成する液晶表示用のコントローラ(LCDC)88が接
続されると共に、このコントローラ88には液晶表示モ
ニタ122が接続され、操作キー32によって操作され
たメモリカード203によるゲーム映像を表示したり、
電子メンバーズカードを表示するようになされる。この
例でも、既存の放送インフラによりデータ列を送信する
場合であって、その放送インフラで採用されるデータ放
送信号の垂直ブランキング期間に多重されてくるデータ
列をチューナー55において受信し、この特典待遇情報
内容D1などのデータ列をフラッシュメモリ33にダウ
ンロードするようになされる。商品販売及び役務提供を
受けるときは、フラッシュメモリ33に蓄積された特典
待遇情報内容D1を商品販売又は役務提供事業者に提示
するようになされる。
【0162】なお、音声処理部7では特典待遇情報内容
D1に係る音声情報を再生し増幅などが行われ、音声信
号がスピーカー77に出力される。携帯電話機能付きの
場合には受話器として機能する。この音声処理部7には
マイクロフォン78が接続され、携帯電話機能付きの場
合には送話器として機能するようになされる。
【0163】また、通信モデム22はインターネットや
電話回線、衛星回線などに接続され、特典待遇情報内容
D1を既存の通信インフラを利用する場合や、有料コン
テンツの決済時に、これらの通信回線より受信されたデ
ータ列の一群がフラッシュメモリ33に一旦蓄積するよ
うになされる。チューナーのみの機能を持つ、携帯ラジ
オなどの簡易な携帯端末装置を構成する場合には通信モ
デム22を省略してもよい。これに対して携帯端末装置
401を携帯電話機として使用する場合は通信モデム2
2が必須となる。
【0164】このように、本発明に係る第2の電子メン
バーズカードシステム200で使用される携帯端末装置
401によれば、第1の実施例で説明したような特典待
遇情報内容D1を受信して蓄積する場合に、まず、放送
局(情報配信事業者)9からの特典待遇情報内容D1が
チューナー55によって受信されると、その特典待遇情
報内容D1がフラッシュメモリ33に蓄積される。そし
て、商品販売及び役務提供を受けるときは、そのフラッ
シュメモリ33に蓄積された特典待遇情報内容D1を商
品販売又は役務提供事業者2に提示するようになされ
る。
【0165】従って、利用者Hjは第1の実施例と同様
にして複数のカード類に代えて1台の携帯端末装置40
1を携帯すればよい。しかも、この機能を携帯電話機に
組み込むことにより、携帯電話機の付加機能として第1
の実施例と同様に電子会員カード情報や電子ポイントカ
ード情報などの特典待遇情報内容D1をそっくりそのま
ま電子情報内容として当該携帯電話機で処理することが
できる。
【0166】各実施例では電子メンバーズカードシステ
ムや電子ポイントカードシステムについて説明したが、
これに限られることはなく、他の商品販売役務提供事業
促進システムに適用することができる。
【0167】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る商品
販売役務提供事業促進システムによれば、商品販売役務
提供に関する特典待遇情報内容を受信して蓄積する複数
の情報処理装置を備え、商品販売役務提供を受けるとき
に、その情報処理装置に蓄積された特典待遇情報内容を
提示するようにしたものである。
【0168】この構成によって、電子会員カード情報や
電子ポイントカード情報などの発行及び配布を簡素化で
きるばかりか、既存のカード機能による特典待遇情報内
容をそっくりそのまま電子情報内容として当該情報処理
装置で処理することができる。従って、情報処理装置を
マスメディアとして普及させることができ、ハードビジ
ネスを増進させることができる。しかも、携帯端末装置
や携帯電話機などの情報処理装置の携帯率向上を期待で
きるので、その上で行うアプリケーションのビジネスの
幅を広げることができるようになる。
【0169】本発明に係る情報配信装置によれば、商品
販売及び役務提供に関する特典待遇情報内容を配信する
場合に、その特典待遇情報内容を一群のデータ列に構築
して既存のテレビ放送信号に挿入するデータ挿入部を備
え、その一群のデータ列を利用者の情報処理装置に送信
するようにしたものである。
【0170】この構成によって、所定の期間内にデータ
列の一群を利用者の情報処理装置において一挙に受信し
たり、テレビ放送信号から取り出した、特典待遇情報内
容を得ることができる。これにより、一度に大量に特典
待遇情報内容を利用者に配布できるので、これまでのよ
うな個別に郵送、路上や店頭での人海戦術を使用しての
配布及び店頭での入会手続きが不要となる。
【0171】本発明に係る第1の情報処理装置によれ
ば、特典待遇情報内容を受信して処理する場合に当該特
典待遇情報内容を受信するチューナー装置に対して脱着
自在になされる携帯端末装置を備え、商品販売及び役務
提供を受けるときは、そのチューナー装置から携帯端末
装置を取り外して、その携帯端末装置に蓄積された特典
待遇情報内容を商品販売及び役務提供事業者に提示する
ようにしたものである。
【0172】この構成によって、複数のカード類に代え
て1台の情報処理装置を携帯すればよく、しかも、この
機能を携帯電話機に組み込むことにより、携帯電話機の
付加機能として電子会員カード情報や電子ポイントカー
ド情報などの特典待遇情報内容をそっくりそのまま電子
情報内容として当該携帯電話機で処理することができ
る。
【0173】本発明に係る第2の情報処理装置によれ
ば、特典待遇情報内容を受信して処理する場合にチュー
ナーにより予め受信された特典待遇情報内容を蓄積する
不揮発性の記憶装置を備え、商品販売及び役務提供を受
けるときは、その記憶装置から読み出した特典待遇情報
内容を商品販売及び役務提供事業者に提示するようにし
たものである。
【0174】この構成によって、第1の情報処理装置と
同様にして複数のカード類に代えて1台の情報処理装置
を携帯すればよく、しかも、この機能を携帯電話機に組
み込むことにより、携帯電話機の付加機能として電子会
員カード情報や電子ポイントカード情報などの特典待遇
情報内容をそっくりそのまま電子情報内容として当該携
帯電話機で処理することができる。
【0175】本発明に係る情報書込み読出し装置によれ
ば、該当する情報処理装置に関して特典待遇情報内容を
書込み又はそれを読出す場合に通信用のインタフェース
部を備え、書込み読出し制御部と当該情報処理装置との
間で情報通信をするものである。
【0176】この構成によって、電子会員カード情報や
電子ポイントカード情報などの特典待遇情報内容に増減
が有った場合に、当該情報処理装置に蓄積された特典待
遇情報内容を書込み読出し制御部によって容易に書き換
えることができる。従って、商品販売又は役務提供を受
けたときに、そのレジ精算などにおいてこれらの特典待
遇情報内容をそっくりそのまま電子情報内容として処理
できるので、従来方式のようなポイントカードにシール
を貼ったり、カードにスタンプを押す等の煩雑な手間を
省略することができる。
【0177】本発明に係る商品販売役務提供事業促進方
法によれば、商品販売及び役務提供事業を促進する際
に、商品販売及び役務提供事業者側から複数の利用者側
へ商品販売及び役務提供に関する特典待遇情報内容を電
子配信し、この特典待遇情報内容を利用者の情報処理装
置で受信して蓄積し、その後、商品販売及び役務提供を
受けるときに、蓄積された特典待遇情報内容を商品販売
又は役務提供事業者に提示するようになされる。
【0178】この構成によって、電子会員カード情報や
電子ポイントカード情報などの発行及び配布を簡素化で
きるばかりか、既存のカード機能による特典待遇情報内
容をそっくりそのまま電子情報内容として当該情報処理
装置で処理することができる。従って、情報処理装置を
マスメディアとして普及させることができ、ハードビジ
ネスを増進させることができる。
【0179】しかも、利用者は常時多くの電子特典カー
ド情報を所持携行できるようになるので、あらゆる場面
で特典待遇を得る機会が増え、割得感を味わうことがで
きるようになる。商品販売及び役務提供事業者側では新
たな広告メディア創造が期待できるし、一般消費を強力
に刺激するようになるので産業の発達に寄与するところ
が大きい。
【0180】この発明は商品販売及び役務提供事業を促
進するための電子メンバーズカードシステムや電子ポイ
ントカードシステムなどに適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態としての商品販売役務提
供事業促進システム10の構成例を示すブロック図であ
る。
【図2】商品販売役務提供事業促進システム10におけ
る処理例を示すフローチャートである。
【図3】第1の実施例としての電子メンバーズカードシ
ステム100の構成例を示す斜視図である。
【図4】実施例としての情報配信装置19及びその周辺
システムの構成例を示すブロック図である。
【図5】電子メンバーズカードシステム100で適用す
るデータ列のフォーマット例を示すイメージ図である。
【図6】チューナー装置24及び携帯端末装置14の内
部構成例を示すブロック図である。
【図7】特典待遇情報内容D1の受信時のチューナー装
置24の動作例を示すフローチャートである。
【図8】電子メンバーズカードの表示例を示すイメージ
図である。
【図9】A〜Cは電子メンバーズカードに係るメニュー
画面及びその下位階層の表示例を示す状態遷移図であ
る。
【図10】A及びBはアルファベット順画面の表示例を
示すイメージ図である。
【図11】実施例としての情報書込み読出し装置20及
びその周辺システムの構成例を示すブロック図である。
【図12】A〜CはポイントデータD1の増減例を示す
状態遷移図である。
【図13】情報書込み読出し装置20における動作例を
示すフローチャートである。
【図14】電子メンバーズカードシステム100におけ
る携帯端末装置14の処理例(その1)を示すフローチ
ャートである。
【図15】電子メンバーズカードシステム100におけ
る携帯端末装置14の処理例(その2)を示すフローチ
ャートである。
【図16】携帯端末装置14の情報書込み読出し時の処
理例(プッシュ型)を示すフローチャートである。
【図17】携帯端末装置14の情報書込み読出し時の処
理例(プル型)を示すフローチャートである。
【図18】本発明に係る第2の実施例としての電子メン
バーズカードシステム200の構成例を示すイメージ図
である。
【図19】携帯端末装置401の内部構成例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
3・・・データ挿入部、6・・・表示部、8・・・情報
処理装置、11・・・インタフェース部、14,401
・・・携帯端末装置、19・・・情報配信装置、20・
・・情報書込み読出し装置、21・・・入力装置(操作
部)、23・・・CPU(書込み読出し制御部)、24
・・・チューナー装置、33・・・フラッシュメモリ
(不揮発性の記憶装置)、35・・・データ処理部、5
5・・・チューナー、95・・・送信部、100,20
0・・・電子メンバーズカードシステム、122・・・
液晶表示モニタ(表示部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07G 1/12 321 H04N 5/445 Z 5C063 H04N 5/445 G07F 7/08 J 7/083 H04N 7/087 7/087 7/088 Fターム(参考) 3E042 CC01 CC02 3E044 BA04 DE10 5B049 AA01 AA02 BB11 CC05 CC08 DD00 EE00 FF04 FF07 GG03 GG06 GG07 5B055 BB10 BB12 EE01 EE13 KK00 MM00 5C025 BA28 CA09 DA05 5C063 AB01 CA29 CA36 DA13 DB02 EB39 EB45

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品販売及び役務提供事業を促進するシ
    ステムであって、 少なくとも、前記商品販売役務提供に関する特典待遇情
    報内容を配信する情報配信装置と、 前記情報配信装置から配信された特典待遇情報内容を受
    信して蓄積する複数の情報処理装置とを備え、 前記商品販売役務提供を受けるときは、前記情報処理装
    置に蓄積された特典待遇情報内容を提示するようにした
    ことを特徴とする商品販売役務提供事業促進システム。
  2. 【請求項2】 前記情報配信装置から情報処理装置へ既
    存の放送基盤を使用して前記特典待遇情報内容を配信す
    ることを特徴とする請求項1に記載の商品販売役務提供
    事業促進システム。
  3. 【請求項3】 前記情報配信装置は、 前記特典待遇情報内容を一群のデータ列に構築して既存
    のテレビ放送信号に挿入するデータ挿入部と、 前記データ挿入部により構築挿入された一群のデータ列
    を送信する送信部とを有することを特徴とする請求項1
    に記載の商品販売役務提供事業促進システム。
  4. 【請求項4】 前記テレビ放送信号の垂直ブランキング
    期間を利用して前記データ列を多重伝送するようにした
    ことを特徴とする請求項3に記載の商品販売役務提供事
    業促進システム。
  5. 【請求項5】 前記情報配信装置から情報処理装置へ既
    存の通信基盤を使用して前記特典待遇情報内容を配信す
    ることを特徴とする請求項1に記載の商品販売役務提供
    事業促進システム。
  6. 【請求項6】 前記情報処理装置は、 前記情報配信装置から配信された特典待遇情報内容を受
    信するチューナー装置と、 前記チューナー装置に対して脱着自在になされる携帯端
    末装置とを有することを特徴とする請求項1に記載の商
    品販売役務提供事業促進システム。
  7. 【請求項7】 前記携帯端末装置は、 前記チューナー装置により受信された特典待遇情報内容
    をダウンロードして蓄積する不揮発性の記憶装置と、 少なくとも、前記記憶装置に蓄積された特典待遇情報内
    容を読み出して表示制御する表示制御部とを有すること
    を特徴とする請求項6に記載の商品販売役務提供事業促
    進システム。
  8. 【請求項8】 前記情報処理装置は、 前記情報配信装置から配信された特典待遇情報内容を受
    信するチューナーと、 前記チューナーにより受信された特典待遇情報内容を蓄
    積する不揮発性の記憶装置と、 前記記憶装置に蓄積された特典待遇情報内容を読み出し
    て処理するデータ処理部とを有することを特徴とする請
    求項1に記載の商品販売役務提供事業促進システム。
  9. 【請求項9】 前記情報処理装置に関して特典待遇情報
    内容の書込み又はその読出しのための情報書込み読出し
    装置が設けられることを特徴とする請求項1に記載の商
    品販売役務提供事業促進システム。
  10. 【請求項10】 前記情報書込み読出し装置は、 前記特典待遇情報内容の書込み又はその読出しのために
    操作される操作部と、 前記操作部による操作に基づいて前記情報処理装置へ特
    典待遇情報内容を書込み又は該情報処理装置から特典待
    遇情報内容を読出す書込み読出し制御部と、前記書込み
    読出し制御部及び情報処理装置の間で送受信するインタ
    フェース部とを有することを特徴とする請求項9に記載
    の商品販売役務提供事業促進システム。
  11. 【請求項11】 前記インタフェース部は、 短距離無線通信機能又は端子接続通信機能を有すること
    を特徴とする請求項10に記載の商品販売役務提供事業
    促進システム。
  12. 【請求項12】 前記情報書込み読出し装置は、 前記情報処理装置に対する通信に基づいて前記特典待遇
    情報内容を更新するようになされることを特徴とする請
    求項9に記載の商品販売役務提供事業促進システム。
  13. 【請求項13】 前記情報処理装置に個人登録情報が記
    録されると共に、前記商品販売及び役務提供に係る事業
    者のデータベースに前記個人登録情報に対する特典待遇
    情報内容が記録される場合であって、 前記情報書込み読出し装置は、 前記情報処理装置から前記個人登録情報を読出し、 前記個人登録情報に基づいて前記事業者のデータベース
    の特典待遇情報内容を更新すると共に、前記情報処理装
    置に記録された前記特典待遇情報内容を更新することを
    特徴とする請求項9に記載の商品販売役務提供事業促進
    システム。
  14. 【請求項14】 前記特典待遇情報内容は、 前記商品販売を受けるときに特典待遇が得られる電子会
    員カード情報であることを特徴とする請求項1に記載の
    商品販売役務提供事業促進システム。
  15. 【請求項15】 前記特典待遇情報内容は、 前記役務提供を受けるときに特典待遇が得られる電子会
    員カード情報であることを特徴とする請求項1に記載の
    商品販売役務提供事業促進システム。
  16. 【請求項16】 前記特典待遇情報内容は、 前記商品販売を受けるときに特典待遇が得られる電子ポ
    イントカード情報であることを特徴とする請求項1に記
    載の商品販売役務提供事業促進システム。
  17. 【請求項17】 前記特典待遇情報内容は、 前記役務提供を受けるときに特典待遇が得られる電子ポ
    イントカード情報であることを特徴とする請求項1に記
    載の商品販売役務提供事業促進システム。
  18. 【請求項18】 商品販売及び役務提供に関する特典待
    遇情報内容を配信する装置であって、 前記特典待遇情報内容を一群のデータ列に構築して既存
    のテレビ放送信号に挿入するデータ挿入部と、 前記データ挿入部により構築挿入された一群のデータ列
    を利用者の情報処理装置に一斉に送信する送信部とを備
    えることを特徴とする情報配信装置。
  19. 【請求項19】 前記テレビ放送信号の垂直ブランキン
    グ期間を利用して前記データ列を多重伝送するようにし
    たことを特徴とする請求項18に記載の情報配信装置。
  20. 【請求項20】 前記特典待遇情報内容は、 前記商品販売を受けるときに特典待遇が得られる電子会
    員カード情報であることを特徴とする請求項18に記載
    の情報配信装置。
  21. 【請求項21】 前記特典待遇情報内容は、 前記役務提供を受けるときに特典待遇が得られる電子会
    員カード情報であることを特徴とする請求項18に記載
    の情報配信装置。
  22. 【請求項22】 前記特典待遇情報内容は、 前記商品販売を受けるときに特典待遇が得られる電子ポ
    イントカード情報であることを特徴とする請求項18に
    記載の情報配信装置。
  23. 【請求項23】 前記特典待遇情報内容は、 前記役務提供を受けるときに特典待遇が得られる電子ポ
    イントカード情報であることを特徴とする請求項18に
    記載の情報配信装置。
  24. 【請求項24】 商品販売及び役務提供を受けるときの
    特典待遇情報内容を受信して処理する装置であって、 情報配信事業者からの特典待遇情報内容を受信するチュ
    ーナー装置と、 前記チューナー装置に対して脱着自在になされると共に
    前記特典待遇情報内容を蓄積する携帯端末装置とを備
    え、 前記商品販売及び役務提供を受けるときは、前記チュー
    ナー装置から携帯端末装置を取り外し、その携帯端末装
    置に蓄積された特典待遇情報内容を商品販売又は役務提
    供事業者に提示するようにしたことを特徴とする情報処
    理装置。
  25. 【請求項25】 前記携帯端末装置は、 前記チューナー装置により受信された特典待遇情報内容
    をダウンロードして蓄積する不揮発性の記憶装置と、 少なくとも、前記記憶装置に蓄積された特典待遇情報内
    容を読み出して表示制御する表示制御部とを有すること
    を特徴とする請求項24に記載の情報処理装置。
  26. 【請求項26】 前記携帯端末装置は、 前記特典待遇情報内容の書き換えのための書換情報内容
    を送受信する外部インタフェース部を有することを特徴
    とする請求項24に記載の情報処理装置。
  27. 【請求項27】 前記外部インタフェース部は、 短距離無線通信機能又は端子接続通信機能を有すること
    を特徴とする請求項26に記載の情報処理装置。
  28. 【請求項28】 前記携帯端末装置は電話機能を有した
    携帯電話機であることを特徴とする請求項24に記載の
    情報処理装置。
  29. 【請求項29】 商品販売及び役務提供を受けるときの
    特典待遇情報内容を受信して処理する装置であって、 情報配信事業者からの特典待遇情報内容を受信するチュ
    ーナーと、 前記チューナーにより予め受信された特典待遇情報内容
    を蓄積する不揮発性の記憶装置と、 前記記憶装置に蓄積された特典待遇情報内容を読み出し
    て処理するデータ処理部とを備え、 前記商品販売及び役務提供を受けるときは、前記記憶装
    置に蓄積された特典待遇情報内容を商品販売又は役務提
    供事業者に提示するようにしたことを特徴とする情報処
    理装置。
  30. 【請求項30】 前記特典待遇情報内容の書き換えのた
    めの書換情報内容を送受信する外部インタフェース部を
    有することを特徴とする請求項29に記載の情報処理装
    置。
  31. 【請求項31】 前記外部インタフェース部は、 短距離無線通信機能又は端子接続通信機能を有すること
    を特徴とする請求項29に記載の情報処理装置。
  32. 【請求項32】 前記チューナー、記憶装置及びデータ
    処理部を有すると共に電話機能を有した携帯電話機であ
    ることを特徴とする請求項29に記載の情報処理装置。
  33. 【請求項33】 該当する情報処理装置に関して特典待
    遇情報内容の書込み又はそれを読出すための装置であっ
    て、 前記特典待遇情報内容の書込み又はその読出しのために
    操作される操作部と、 前記操作部による操作に基づいて前記情報処理装置へ特
    典待遇情報内容を書込み又は該情報処理装置から特典待
    遇情報内容を読出す書込み読出し制御部と、前記書込み
    読出し制御部及び情報処理装置の間で送受信するインタ
    フェース部とを備えることを特徴とする情報書込み読出
    し装置。
  34. 【請求項34】 前記インタフェース部は、 短距離無線通信機能又は端子接続通信機能を有すること
    を特徴とする請求項33に記載の情報書込み読出し装
    置。
  35. 【請求項35】 前記情報処理装置に個人登録情報が蓄
    積されると共に、前記商品販売及び役務提供に係る事業
    者のデータベースに前記個人登録情報に対する特典待遇
    情報内容が記録される場合であって、 前記情報処理装置から前記個人登録情報を読出し、 前記個人登録情報に基づいて前記事業者のデータベース
    の特典待遇情報内容を更新すると共に、前記情報処理装
    置に蓄積された前記特典待遇情報内容を更新することを
    特徴とする請求項33に記載の情報書込み読出し装置。
  36. 【請求項36】 商品販売及び役務提供事業を促進する
    方法であって、 少なくとも、商品販売及び役務提供事業者側から複数の
    利用者側へ前記商品販売及び役務提供に関する特典待遇
    情報内容を電子配信し、 電子配信された前記特典待遇情報内容を利用者の情報処
    理装置で受信して蓄積し、 前記商品販売及び役務提供を受けるときは、前記情報処
    理装置に蓄積された前記特典待遇情報内容を商品販売又
    は役務提供事業者に提示するようにしたことを特徴とす
    る商品販売役務提供事業促進方法。
  37. 【請求項37】 既存の放送基盤を使用して前記特典待
    遇情報内容を利用者の情報処理装置に配信することを特
    徴とする請求項36に記載の商品販売役務提供事業促進
    方法。
  38. 【請求項38】 前記特典待遇情報内容を一群のデータ
    列に構築して既存のテレビ放送信号に挿入し、 構築挿入された一群の前記データ列を利用者の情報処理
    装置へ送信することを特徴とする請求項36に記載の商
    品販売役務提供事業促進方法。
  39. 【請求項39】 前記テレビ放送信号の垂直ブランキン
    グ期間を利用して前記データ列を多重伝送するようにし
    たことを特徴とする請求項38に記載の商品販売役務提
    供事業促進方法。
  40. 【請求項40】 既存の通信基盤を使用して前記特典待
    遇情報内容を利用者の情報処理装置へ配信することを特
    徴とする請求項36に記載の商品販売役務提供事業促進
    方法。
  41. 【請求項41】 前記商品販売及び役務提供を受けると
    き、前記特典待遇情報内容を書き換えることを特徴とす
    る請求項36に記載の商品販売役務提供事業促進方法。
  42. 【請求項42】 前記情報処理装置に蓄積された特典待
    遇情報内容を更新することを特徴とする請求項36に記
    載の商品販売役務提供事業促進方法。
  43. 【請求項43】 前記情報処理装置に個人登録情報が蓄
    積されると共に、前記商品販売及び役務提供に係る事業
    者のデータベースに前記個人登録情報に対する特典待遇
    情報内容が記録される場合であって、 前記情報処理装置から前記個人登録情報を読出し、 前記個人登録情報に基づいて前記事業者のデータベース
    の特典待遇情報内容を更新すると共に、前記情報処理装
    置に蓄積された前記特典待遇情報内容を更新することを
    特徴とする請求項36に記載の商品販売役務提供事業促
    進方法。
  44. 【請求項44】 前記特典待遇情報内容は、 前記商品販売を受けるときに特典待遇が得られる電子会
    員カード情報であることを特徴とする請求項36に記載
    の商品販売役務提供事業促進方法。
  45. 【請求項45】 前記特典待遇情報内容は、 前記役務提供を受けるときに特典待遇が得られる電子会
    員カード情報であることを特徴とする請求項36に記載
    の商品販売役務提供事業促進方法。
  46. 【請求項46】 前記特典待遇情報内容は、 前記商品販売を受けるときに特典待遇が得られる電子ポ
    イントカード情報であることを特徴とする請求項36に
    記載の商品販売役務提供事業促進方法。
  47. 【請求項47】 前記特典待遇情報内容は、 前記役務提供を受けるときに特典待遇が得られる電子ポ
    イントカード情報であることを特徴とする請求項36に
    記載の商品販売役務提供事業促進方法。
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