JP2003099664A - 情報配信システム及びそのサーバ装置 - Google Patents

情報配信システム及びそのサーバ装置

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JP2003099664A
JP2003099664A JP2001289595A JP2001289595A JP2003099664A JP 2003099664 A JP2003099664 A JP 2003099664A JP 2001289595 A JP2001289595 A JP 2001289595A JP 2001289595 A JP2001289595 A JP 2001289595A JP 2003099664 A JP2003099664 A JP 2003099664A
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JP2001289595A
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Kazunori Otsuki
一徳 大槻
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Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 店舗などにおいて提供される商品やサービス
などの情報を、顧客の携帯端末で容易に取得できる情報
配信システムを提供する。 【解決手段】 情報配信システムは、店舗内に設置さ
れ、前記店舗内に存在する携帯端末と無線通信する店頭
サーバ装置と、前記店頭サーバ装置と通信ネットワーク
を通じて通信可能に接続された本部サーバ装置とを備え
る。店頭サーバ装置は、複数の商品に関連する商品情報
を記憶する店舗データベースと、前記携帯端末から商品
情報の検索条件を含む検索要求を受信する受信手段と、
前記検索条件を具備する商品情報を前記店舗データベー
スから取得する検索手段と、前記商品情報を、前記店舗
内に存在する携帯端末に継続的に無線送信する配信手段
であって、前記検索手段が取得した商品情報を含む商品
情報を前記携帯端末へ送信する配信手段と、を備える。
また、前記本部サーバ装置は、複数の商品に関連する商
品情報を記憶する本部データベースと、前記本部データ
ベース内に記憶されている商品情報を前記店舗サーバ装
置へ送信する手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店頭で商品などの
情報をユーザの携帯端末により取得できる情報配信シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンビニエンスストア等の店舗で
商品を購入する場合、顧客は商品自体に付されている商
品ラベルや商品告知ポスター等でその商品の内容を知
る。また、特定の商品を購入することを目的としてその
店舗を訪れた場合、顧客はその商品を店舗内で探し、又
は、店員に尋ねて目的の商品を購入することになる。
【0003】また、店舗内において、例えばキャンペー
ン、セールなどが行われている場合、顧客はそのような
情報も店舗内外の告知ポスターなどにより得ることがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】顧客が店舗を訪れる際
の動機、目的などは様々であり、それに応じて顧客は店
舗内において様々な情報を必要とする。特定の商品を購
入するために店舗を訪れる顧客は、その商品がその店舗
内にあるか否か、その商品の詳細な情報などを迅速に知
りたいと考える。また、特定の種類(カテゴリー)の商
品(例えば食品、本、文具など)を探す場合には、顧客
はどのような商品がその種類の商品として店舗内にある
かを知りたいはずである。
【0005】また、店舗を訪れたときにキャンペーンや
セールが行われていれば、顧客はその対象商品について
の情報を得たいと考える。さらに、例えば、その商品が
キャンペーン期間中であることをテレビ等のコマーシャ
ルで聞いた事があるが、はっきりした内容がわからない
というような場合にも、キャンペーンなどに関する具体
的な情報を得たいと考えるはずである。
【0006】以上のような場合、顧客は、店舗内で迅速
かつ容易にそのような必要な情報を得ることができれば
便利である。
【0007】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、店舗などにおいて提供される商品やサ
ービスなどの情報を、顧客の携帯端末で容易に取得でき
る情報配信システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの観点によ
れば、店舗内に設置され、前記店舗内に存在する携帯端
末と無線通信する情報配信システムの店頭サーバ装置に
おいて、複数の商品に関連する商品情報を記憶する店舗
データベースと、前記商品情報を、前記店舗内に存在す
る携帯端末に無線送信する配信手段と、を備える。
【0009】上記の店舗サーバ装置は、例えばフランチ
ャイズチェーン方式の店舗などに設置され、顧客が所有
する携帯電話などの携帯端末と無線通信する。店舗デー
タベースには複数の商品に関連する商品情報が記憶され
ており、そのうちの所定の商品に対応する商品情報が顧
客の携帯端末へ無線送信される。よって、店舗内にいる
顧客は、店舗サーバ装置から配信される商品情報を、自
己の携帯端末により容易に得ることができる。携帯端末
に提供される商品情報は、例えばそのときに行われてい
るキャンペーンやセールなどに関連する情報などとする
ことができる。
【0010】上記の店頭サーバ装置の一態様では、前記
配信手段は、前記店舗内に存在し、かつ、前記配信手段
と通信可能な全ての携帯端末に対して同一の商品情報を
配信する。よって、店舗内の全ての顧客に対して同一の
商品情報を一斉に配信することができる。
【0011】上記の店頭サーバ装置の他の一態様では、
前記配信手段は、1つの通信チャンネルを通じて複数の
商品情報を時間的に周期的に配信することができる。
【0012】本発明の他の観点によれば、店舗内に設置
され、前記店舗内に存在する携帯端末と無線通信する情
報配信システムの店頭サーバ装置において、複数の商品
に関連する商品情報を記憶する店舗データベースと、前
記携帯端末から、商品情報の検索条件を含む検索要求を
受信する受信手段と、前記検索条件を具備する商品情報
を前記店舗データベースから取得する検索手段と、前記
検索手段が取得した商品情報を、前記検索要求を発信し
た携帯端末へ送信する送信手段と、を備える。
【0013】上記の店舗サーバ装置は、例えばフランチ
ャイズチェーン方式の店舗などに設置され、顧客が所有
する携帯電話などの携帯端末と無線通信する。店舗デー
タベースには複数の商品に関連する商品情報が記憶され
ており、顧客は、ある商品情報を得たい場合に、携帯端
末を操作して商品情報の検索条件を含む検索要求を店舗
サーバ装置へ送信する。店舗サーバ装置は、指定された
検索条件を具備する商品情報を店舗データベースから抽
出し、検索要求の送信元の携帯端末へ送信する。よっ
て、顧客は携帯端末を使用して、要求した商品情報を容
易に見ることができる。
【0014】上記の店頭サーバ装置の一態様では、前記
検索条件は、商品の識別情報及び商品のカテゴリー情報
の一方を含むことができる。
【0015】本発明のさらに他の観点によれば、店舗内
に設置され、前記店舗内に存在する携帯端末と無線通信
する情報配信システムの店頭サーバ装置において、複数
の商品に関連する商品情報を記憶する店舗データベース
と、前記商品情報を、前記店舗内に存在する携帯端末に
継続的に無線送信する配信手段と、前記携帯端末から商
品情報の検索条件を含む検索要求を受信する受信手段
と、前記検索条件を具備する商品情報を前記店舗データ
ベースから取得する検索手段と、を備え、前記配信手段
は、前記検索手段が取得した商品情報を含む商品情報を
前記携帯端末へ送信する。
【0016】上記の店舗サーバ装置は、例えばフランチ
ャイズチェーン方式の店舗などに設置され、顧客が所有
する携帯電話などの携帯端末と無線通信する。店舗デー
タベースには複数の商品に関連する商品情報が記憶され
ており、そのうちの所定の商品に対応する商品情報が顧
客の携帯端末へ無線送信される。よって、店舗内にいる
顧客は、店舗サーバ装置から商品情報を自己の携帯端末
により容易に得ることができる。
【0017】また、顧客は、ある商品情報を得たい場合
に、携帯端末を操作して商品情報の検索条件を含む検索
要求を店舗サーバ装置へ送信する。店舗サーバ装置で
は、指定された検索条件を具備する商品情報が店舗デー
タベースから抽出され、検索要求の送信元の携帯端末へ
送信する。よって、顧客は携帯端末を使用して、要求し
た商品情報を容易に見ることができる。
【0018】複数の顧客の携帯端末に対して送信される
商品情報と、検索結果として得られた商品情報とともに
配信されるので、検索要求に関連する処理を行うために
専用の通信路を用意する必要はない。
【0019】上記の店舗サーバ装置の一態様は、前記検
索手段が前記検索条件を具備する商品情報を取得できな
かった場合に、前記検索条件を別のサーバ装置へ送信し
て検索を実行させ、前記別のサーバ装置による検索結果
を受信する手段をさらに備える。
【0020】この態様によれば、顧客からの検索要求に
対応する商品情報が店舗サーバ装置において取得できな
かった場合には、他のサーバ装置において検索を実行
し、その結果を検索要求の発信元の顧客の携帯端末へ配
信することができる。
【0021】本発明のさらに他の観点によれば、店舗内
に設置され、前記店舗内に存在する携帯端末と無線通信
する店頭サーバ装置と、前記店頭サーバ装置と通信ネッ
トワークを通じて通信可能に接続された本部サーバ装置
とを備える情報配信システムにおいて、前記店頭サーバ
装置は、複数の商品に関連する商品情報を記憶する店舗
データベースと、前記携帯端末から商品情報の検索条件
を含む検索要求を受信する受信手段と、前記検索条件を
具備する商品情報を前記店舗データベースから取得する
検索手段と、前記商品情報を、前記店舗内に存在する携
帯端末に継続的に無線送信する配信手段であって、前記
検索手段が取得した商品情報を含む商品情報を前記携帯
端末へ送信する配信手段と、を備え、前記本部サーバ装
置は、複数の商品に関連する商品情報を記憶する本部デ
ータベースと、前記本部データベース内に記憶されてい
る商品情報を前記店舗サーバ装置へ送信する手段と、を
備える。
【0022】上記の情報配信システムは、例えばフラン
チャイズチェーン方式の企業の店舗及び本部に適用され
る。店舗サーバ装置は店舗に設置され、顧客が所有する
携帯電話などの携帯端末と無線通信する。店舗データベ
ースには複数の商品に関連する商品情報が記憶されてお
り、そのうちの所定の商品に対応する商品情報が顧客の
携帯端末へ無線送信される。よって、店舗内にいる顧客
は、店舗サーバ装置から商品情報を自己の携帯端末によ
り容易に得ることができる。
【0023】また、顧客は、ある商品情報を得たい場合
に、携帯端末を操作して商品情報の検索条件を含む検索
要求を店舗サーバ装置へ送信する。店舗サーバ装置で
は、指定された検索条件を具備する商品情報が店舗デー
タベースから抽出され、検索要求の送信元の携帯端末へ
送信する。よって、顧客は携帯端末を使用して、要求し
た商品情報を容易に見ることができる。店舗データベー
ス内の商品情報は、本部データベース内の商品情報によ
り適宜更新される。
【0024】上記の情報配信システムの一態様では、前
記店舗サーバ装置は、前記検索手段が前記検索条件を具
備する商品情報を取得できなかった場合に、前記検索条
件を前記本部サーバ装置へ送信する手段と、前記本部サ
ーバ装置による検索結果を受信し、前記配信手段により
前記携帯端末へ送信させる手段と、をさらに備え、前記
本部サーバ装置は、前記店舗サーバ装置から受信した検
索条件を具備する商品情報を前記本部データベースから
取得し、前記店舗サーバ装置へ送信する手段をさらに備
える。
【0025】この態様によれば、顧客からの検索要求に
対応する商品情報が店舗サーバ装置において取得できな
かった場合には、本部サーバ装置において検索を実行
し、その結果を検索要求の発信元の顧客の携帯端末に配
信することができる。
【0026】上記の情報配信システムの他の一態様で
は、情報配信システムは前記店頭サーバ装置を複数含む
ことができる。これにより、本部サーバ装置の管理下で
複数の店舗において情報配信を行うことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態について説明する。なお、本発明は、自
己が所持する携帯電話などの携帯端末を利用して店舗内
のサーバ装置と通信を行うことにより、ユーザが店舗内
の商品やサービスなどに関する情報を取得できるシステ
ムに関する。以下、本発明を例えばコンビニエンススト
アなどの店舗に適用した場合について説明する。
【0028】図1は本発明の実施の形態に係る情報配信
システムの概略構成図である。情報配信システムは、情
報提供者の情報提供サーバ1、店舗4内に設置された店
頭サーバ2、及び顧客が所持する携帯端末3により構成
される。情報提供サーバ1と店頭サーバ2とは通信回線
5及びネットワーク6を介して接続される。通信回線5
は、専用線、公衆回線、無線等の回線とすることができ
る。また、ネットワーク6は、インターネット網などの
開放的なネットワークでもよく、専用回線などを使用し
た閉鎖的なネットワークであってもよい。また、情報提
供サーバ1との通信を迅速に行うために、通信回線5は
高速通信が可能なものであることが望ましい。
【0029】コンビニエンスストアの例では、情報提供
サーバ1は、フランチャイズ−チェーン型のコンビニエ
ンスストアを展開する企業(以下、「本部企業」と呼
ぶ。)などの店舗管理センターなどに設置されるセンタ
ーサーバなどとすることができる。そのようなコンビニ
エンスストアでは、一般的に複数の店舗に関する様々の
情報(例えば、商品管理情報、売り上げ情報)などをセ
ンターサーバで集中管理することが多く、そのようなセ
ンターサーバを本実施形態における情報提供サーバ1と
して利用することができる。
【0030】なお、図1においては説明の便宜上1つの
店頭サーバのみを図示しているが、実際には複数の店頭
サーバ2を情報提供サーバ1に接続し、本部企業の管理
下で複数の店舗4が本システムによるサービスを提供す
ることが可能である。
【0031】店頭サーバ2は、コンビニエンスストアな
どの各店舗内に設置された端末装置である。なお、本明
細書において、店舗4は、コンビニエンスストア、スー
パーマーケット、ファミリーレストランなど、物やサー
ビスを有料または無料で交換する空間をいう。より具体
的には酒販店、タバコ店、美容室、学校、予備校、塾、
福祉センタ、区役所、市役所、書店、化粧品店、電車、
タクシー、飛行機、野球場、サッカー場、テニス場、ゴ
ルフ場、カラオケ店、パチンコ店、ファーストフード
店、インターネット等のコンピュータ通信上のサービス
提供画面、プール場、家電量販店、肉屋、文具店、ホテ
ル、駅構内、スキー場、ファミリーレストラン、フィッ
トネスクラブ、映画館、劇場、ゲームセンタ、銀行、証
券、バス、自動車販売店、病院などが店舗に含まれる。
【0032】店頭サーバ2と、複数台想定される携帯端
末3との間は無線でパケット通信を行い、これにより後
述の情報配信サービスが実現される。よって、携帯端末
3には店頭サーバ2との間で必要な通信を行うための専
用アプリケーションが導入されていることが必要とな
る。
【0033】顧客が専用アプリケーションを取得し、携
帯端末3に導入する方法はいくつかある。1つの方法で
は、顧客は店頭に設置された専用端末装置(顧客が自由
に利用できる場所に配置され、通常は店頭サーバ2とは
別個の装置として用意されるであろう)と自己の携帯端
末3とをケーブルなどにより接続し、所定の導入処理を
実行することにより専用アプリケーションを携帯端末3
に導入することができる。また、別の方法として、携帯
端末3がインターネットを利用したウェブアクセス機能
を有する場合には、それを利用してそのコンビニエンス
ストアの本部企業のウェブページなどで配布されている
専用アプリケーションをダウンロードし、携帯端末3に
導入することもできる。また、携帯端末3がフラッシュ
メモリなどの各種記憶媒体に対する情報の読み書き機能
を有する場合には、そのような記憶媒体を介して専用ア
プリケーションを携帯端末3内に導入することができ
る。
【0034】また、携帯端末3は、後述の情報配信サー
ビスにおいて、店頭サーバ2から提供される各種情報を
表示するための表示部3aと、店頭サーバ2に対して例
えば商品や情報の検索のための検索条件などの情報を入
力する際に使用される入力部3bとを備える必要があ
る。なお、携帯端末3は、商品情報などを音声により顧
客に提供する図示しないスピーカなどを有することもで
きる。
【0035】携帯端末3の最も好適な例は携帯電話であ
るが、例えばPDAや携帯型パーソナルコンピュータな
ども含まれる。即ち、上記の表示部及び入力部を備え、
かつ、店頭サーバ2と通信するための専用アプリケーシ
ョンが導入可能な種々の携帯型端末装置を本実施形態に
おける携帯端末3として使用することができる。
【0036】次に、図1に示した各要素の機能について
図2を参照して説明する。図2は情報提供サーバ1、店
頭サーバ2、及び携帯端末3の機能を示したブロック図
である。
【0037】情報提供サーバ1は、複数の店舗4におい
て扱う商品に関する商品情報を記憶する商品情報データ
ベース14を有する。ここで、商品情報には、各商品の
商品説明、価格、商品分類情報などの一般的な商品管理
情報に加えて、その商品の宣伝広告情報などの付随的情
報も含まれる。宣伝広告情報は、例えば重点販売商品の
情報やセール、キャンペーンの情報などが含まれ、それ
らは画像(動画又は静止画)データ、音声データ、文字
データなどの種々の形態とすることができる。なお、以
下の説明では、商品情報及びそれに付随する宣伝広告情
報などの情報をまとめて「商品情報」と呼ぶ。
【0038】商品情報データベース14は、各商品の商
品情報を図2に示す商品情報ファイル24の形式で保持
する。即ち、1つの商品についての商品情報が図2に示
す商品情報ファイル24の形態で商品情報データベース
14に保存される。図示のように、商品情報ファイル2
4は、商品ID24a、カテゴリーID24b、キャン
ペーンID24c、プッシュ配信フラグ24d及び商品
情報データ24eを含む。
【0039】商品ID24aは店舗4に陳列される各種
商品毎に付された個別IDであり、その一例を図3
(a)に示す。カテゴリーID24bは各商品を商品の
種類(カテゴリー)によって分類した際にその商品が属
するカテゴリーを示すIDである。商品のカテゴリー分
類の方法は様々であるが、その一例を図3(b)に示
す。キャンペーンIDは、その商品が特定のキャンペー
ンやセールなどの対象となっているか否かを示す情報で
あり、その一例を図3(c)に示す。
【0040】プッシュ配信フラグ24dは、その商品を
後述のプッシュ型情報配信サービスの対象とするか否か
を示す情報である。後に詳しく説明するように、本実施
形態の情報配信システムでは、店舗はプッシュ型情報配
信サービスとプル型情報配信サービスの2種類のサービ
スを顧客に提供する。プッシュ型情報配信サービスは、
店舗内の全ての顧客に対して店舗側から共通の商品情報
を提供するものである。一方、プル型情報配信サービス
は、特定の顧客からのリクエストに応じて例えば商品検
索などを行い、得られた個別の商品情報を要求元の顧客
に対してのみ提供するサービスである。
【0041】プッシュ型情報配信サービスの対象とする
商品にはプッシュ配信フラグ24dに例えば値「1」が
格納され、プッシュ型情報配信サービスの対象としない
商品にはプッシュ配信フラグ24dに例えば値「0」が
格納される。なお、プッシュ型情報配信サービスの対象
とするか否かは、一般的には本部企業や店舗の管理者な
どが商品毎に決定し、それに応じてプッシュ配信フラグ
が設定されることになる。
【0042】商品情報データ24eは、前述の商品情報
(宣伝広告情報などの付随情報を含む)を画像データ、
音声データなどの形態で含む。
【0043】また、図2に示すように、情報提供サーバ
1は検索処理機能22と商品情報ファイル配信機能23
とを備える。検索処理機能22は、後述するプル型情報
配信サービスにおいて、携帯端末3を使用して顧客が指
定した検索条件を店頭サーバ2を介して受信し、その検
索条件に従って商品情報データベース14内の商品情報
を検索する機能である。
【0044】一方、商品情報ファイル配信機能23は、
商品情報データベース14内に格納されている商品情報
ファイル24を必要に応じて店頭サーバ2へ送信する機
能である。商品情報ファイル24の送信は大別して2つ
の場合に行われる。
【0045】第1の場合は、後述のプル型情報配信サー
ビスにおいて、顧客が要求した商品情報又は顧客が指定
した検索条件に適合する商品の商品情報ファイル24を
店頭サーバ2へ送信する場合である。
【0046】第2の場合は、本部企業の管理下におい
て、定期的に商品情報ファイル24を店頭サーバ2へ供
給する場合である。第2の場合は、例えば本部企業が新
たな商品の取り扱いを開始し、その商品情報ファイル2
4を各店舗に供給する場合、本部企業の決定で行われる
キャンペーンなどの対象となる商品の商品情報ファイル
24を店頭サーバ2へ供給する場合、及び、店頭サーバ
2において新たにプッシュ配信サービスの対象とすべき
商品の商品情報ファイル24を本部企業内の情報提供サ
ーバ1から店頭サーバ2へ送信する場合などがある。
【0047】一方、図2に示すように、店頭サーバ2も
商品情報データベース15を有する。店頭サーバ2内の
商品情報データベース15は、基本的には本部企業の情
報提供サーバ1内の商品情報データベース14から転送
された商品情報ファイル24を格納するものである。
【0048】また、店頭サーバ2は、検索要求転送機能
19、検索処理機能20及び商品情報ファイル配信機能
21を備える。検索処理機能20は、基本的に情報提供
サーバ1内の検索処理機能と同様の機能であり、プル型
情報配信サービスにおいて顧客が指定した検索条件を満
足する商品の商品情報ファイル24を商品情報データベ
ース15から抽出する機能である。検索要求転送機能1
9は、検索処理機能20による検索処理の結果、顧客が
指定した検索条件を満足する商品が店頭サーバ2内の商
品情報データベース15内に存在しない場合に、その検
索条件を情報提供サーバ1に転送する機能である。そう
して転送された検索条件に基づいて、情報提供サーバ1
内の検索処理機能22は商品情報データベース14内の
商品検索を行うことになる。
【0049】また、商品情報ファイル配信機能21は、
プル型情報配信サービスの実行中に、検索処理機能20
の実行により抽出された商品の商品ファイル24、又
は、情報提供サーバ1内の検索処理により得られた商品
情報ファイル24であって情報提供サーバ1から送信さ
れたものを携帯端末3へ送信する機能である。
【0050】携帯端末3は、操作メニュー選択機能1
6、検索要求機能17、商品情報ファイル受信機能18
及び商品情報再生・表示機能25を備える。操作メニュ
ー選択機能16は、顧客がプル型情報配信サービスを利
用する場合に検索条件などを入力するメニュー画面を表
示部3aに表示し、顧客の入力部3bに対する入力を検
出する機能である。検索要求機能17は、そうして入力
された検索条件などを含む検索要求を店頭サーバ2へ送
信する機能である。
【0051】また、商品情報ファイル受信機能18は、
店頭サーバ2から送信された商品情報ファイル24を受
信し、一時的に携帯端末3内部の図示しないメモリなど
に展開、保存する機能である。商品情報ファイル再生・
表示機能25は、商品情報ファイル受信機能18により
受信された商品情報ファイル24から必要な情報を抽出
し、携帯端末3のスピーカや表示部3aなどを通じて再
生・表示する機能である。
【0052】次に、店頭サーバ2から携帯端末3への商
品情報の送信方法について説明する。図4に、商品情報
の送信フォーマットを示す。商品情報は、複数のパケッ
ト101から構成されるパケットデータ100の形態で
形態端末3へ送信される。1つのパケット101は、ヘ
ッダ102と、ユーザデータ103と、実データ104
と、フッタ105とを含む。ヘッダ102及びフッタ1
05は1つのパケット101の先頭及び後端をそれぞれ
示すデータである。ユーザデータ103は、そのパケッ
ト101を利用して送信される商品情報ファイル24に
含まれる各種のIDなど(具体的には図2に示す商品情
報ファイル24中の商品ID24a、カテゴリーID2
4b、キャンペーンID24c及びプッシュ配信フラグ
24d)を含む。また、実データ104は商品情報ファ
イル24中の商品情報データ24eを含む。
【0053】但し、1つのパケット101の容量が1つ
の商品情報ファイル24のデータ量より小さい場合は、
1つのパケット101により1つの商品情報ファイル2
4を送信することはできない。よって、1つの商品情報
ファイル24は複数のパケット101に分割されて形態
端末3へ送信されることになる。その際には、パケット
101の容量に応じて、図2に示す商品情報ファイル2
4内の商品情報データ24eが複数の実データ104に
分割され、各パケット101に含められる。また、その
商品情報ファイル24内の商品ID24a、カテゴリー
ID24b、キャンペーンID24c及びプッシュ配信
フラグ24dが各パケット101のユーザデータ103
中に含められる。
【0054】図4にはこの様子が示されている。1つの
商品情報ファイル24がパケット1−1及び1−2に分
割され、次の1つ商品情報ファイル24がパケット2−
1、2−2及び2−3に分割されている。このように、
各商品情報ファイル24を複数のパケット101に分割
して送信する処理は店頭サーバ2内の商品情報ファイル
配信機能21により実行される。
【0055】一方、こうして送信された商品情報は、携
帯端末3内の商品情報ファイル受信機能18により受信
され、もとの商品情報ファイル24に復元される。この
処理は、1つの商品情報ファイルに対応する1つ又は複
数のパケット(図4の例では、パケット1−1及び1−
2)を受信して、それらに含まれるデータから商品情報
ファイル24を再構成することにより行われる。そうし
て復元された商品情報ファイル24から、商品情報再生
・表示機能25が必要な情報を抽出して携帯端末3の表
示部3bに表示する。
【0056】図4は、商品情報の送信用チャンネルとし
て1つのチャンネルのみが使用されている場合を示して
いる。1つのチャンネルのみを使用する場合でも、図示
のように複数の商品情報ファイルが分割されてパケット
化された状態で順に繰り返し送信されているので、ユー
ザは複数の商品についての商品情報を得ることができ
る。つまり、1つのチャンネルから複数の商品情報を送
信することができる。もちろんチャンネル数を増やせ
ば、それに応じてより多数の商品情報を同時に送信する
ことが可能となる。
【0057】次に、本発明の情報配信システムにより実
行されるサービス(処理)について説明する。本発明の
情報配信システムでは、主としてプッシュ型情報配信サ
ービス(処理)とプル型情報配信処理サービス(処理)
の2種類のサービス(処理)が行われる。
【0058】プッシュ型情報配信処理は、店舗内にいる
顧客のうち、当該サービスを受けることを希望する全て
の顧客の携帯端末3に対して、店舗サーバ2側で予め用
意した商品情報を送信する処理である。即ち、これは、
例えばTVのコマーシャルのように、対象者を限定せず
に、商品情報を一斉通報的に多数の顧客に配信する処理
である。この処理によれば、顧客は自己の携帯端末3内
に前述の専用アプリケーションが導入されていることを
前提に、店頭サーバ2から常時提供(即ち無線送信)さ
れている商品情報を携帯端末3で受信し、見ることがで
きる。プッシュ型情報配信処理により提供される商品情
報としては、例えばキャンペーンやセールなどの対象商
品の宣伝広告情報などが有効である。そのような宣伝広
告情報は、短い動画データなどの形態で商品情報ファイ
ル24中に含められており、顧客3の携帯端末3の表示
部3aなどに動画として再生することができる。このプ
ッシュ型情報配信処理により、従来は店舗内の告知ポス
ターなどにより提供されていたキャンペーン情報など
を、顧客の携帯端末3へ直接的に提供することができ
る。
【0059】プッシュ型情報配信サービスの対象とすべ
き商品の決定は、本部企業又は店舗の責任者などの判断
により決定され、対象商品の商品情報ファイル24のプ
ッシュ配信フラグ24dが「1」に設定される。
【0060】具体的には、事前の処理として、店頭サー
バ2は、情報提供サーバ1の商品情報データベース14
内に格納されている商品情報ファイル24のうち、プッ
シュ配信フラグが値「1」に設定されている商品情報フ
ァイル24を受信し、商品情報データベース15に格納
する。受信のタイミングはスケジューリングによる定期
自動受信と店頭サーバ管理者の操作による随時手動受信
が可能である。そして、店頭サーバ2は携帯端末と無線
通信を行い、商品情報データベース15内に格納されて
いる所定の商品情報ファイルのうち、プッシュ配信フラ
グが値「1」に設定されている商品情報を携帯端末3へ
配信する。顧客は携帯端末3内の専用アプリケーション
を使用してプッシュ型配信された商品情報を受信する。
受信された商品情報は、表示部3aに表示され、及び/
又は、スピーカから音声として再生される。よって、プ
ッシュ型情報配信処理においては、図4に示すように複
数のパケット101により構成される商品情報を、携帯
端末3が受信したままに全て再生、表示すればよい。
【0061】一方、プル型情報配信処理は、各顧客が一
種の検索処理を実行することにより、希望する商品など
に関連する情報を取得することを可能とするものであ
る。具体的には、顧客が携帯端末3を操作して希望する
商品情報の検索条件を入力すると、その検索条件に基づ
いて店頭サーバ2が商品情報データベース15にアクセ
スして検索を実行する。検索の結果得られた商品情報は
携帯端末3へ送信され、表示される。また、検索条件を
満足する商品情報が店頭サーバ2の商品情報データベー
ス15に存在しない場合、その検索条件がさらに情報提
供サーバ1へ送信されて商品情報データベース14内の
検索が行われる。よって、顧客が指定した検索条件を満
足する商品について、店頭サーバ2又は情報提供サーバ
1のいずれかに存在する商品情報が要求元の顧客の携帯
端末3に送信される。
【0062】検索の方法については、種々の態様が考え
られる。図5にプル型情報配信サービスのメニュー画面
例を示す。
【0063】まず、顧客は、店舗4内に陳列されている
商品についての詳細な情報又は関連情報を得たい場合に
は、図5に示す「1.個別商品情報取得」を選択する。
そして、顧客は検索条件として、その商品に付されてい
るバーコードを携帯端末3の入力部3bにより入力す
る。この場合、バーコードにはその商品の商品IDが含
まれているものとする。その商品に対応する商品情報フ
ァイルが店頭サーバ2又は情報提供サーバ1内の消費情
報データベース15又は14に格納されていれば、それ
が携帯端末3に送信され、顧客に対して表示される。
【0064】なお、バーコードの入力は、顧客が携帯端
末3の入力部3bを使用して、バーコードに付属して表
示されている数値を入力すればよい。また、携帯端末3
の種類によっては、バーコードリーダを取り付けてバー
コードの読み取りを行うこともできる。また、最近の携
帯電話などに付属している画像撮影機能(デジタルカメ
ラ入力など)を利用してバーコードを画像データとして
取り込み、コードデータに変換してバーコードの読取を
行うことも可能である。
【0065】一方、顧客がある種類(カテゴリー)の商
品を探している場合には、図5に示す「2.商品/情報
検索」を選択する。顧客が検索条件として、希望する商
品のカテゴリーを入力することにより、そのカテゴリー
に属する商品のリストを得ることができる。
【0066】プル型情報配信処理においては、図4に示
すように、複数のパケットの形態で続々と送信される商
品情報中に、検索結果として得られた商品情報が含めら
れて店頭サーバ2から携帯端末3へ送信されることにな
る。よって、店舗内の他の顧客はプッシュ型情報配信サ
ービスを支障なく継続することができる。
【0067】また、プル型情報配信サービスを利用した
顧客の携帯端末3においては、検索要求機能17が店頭
サーバ2へ送信した検索条件を記憶しているので、図4
に示す形態で店頭サーバ2から送信されている多数の商
品情報から、その検索条件に適合する商品情報のみを抽
出して形態端末3の表示部3bに表示する。例えば顧客
がある商品の個別商品情報を要求した場合には、要求元
の携帯端末3は要求した商品の商品IDを記憶している
ので、店頭サーバ2から図4に示す通信フォーマットで
無線送信されている商品情報のユーザデータ103を参
照してその商品IDと同一の商品IDを含むパケットの
商品情報データを再生すればよい。顧客が商品/情報検
索によりカテゴリーIDを指定した検索を行った場合も
同様である。こうして、図4に示すような1つの通信形
態を利用して、プッシュ型とプル型の情報配信サービス
を両立することができる。よって、プル型の情報配信サ
ービスを実現するために、プッシュ型用とは別個のチャ
ンネルを確保する必要はなく、1つのチャンネルのみで
も両方のサービスを実現することができる。
【0068】なお、上記の方法の代わりに、店頭サーバ
2は、プル型情報配信サービスの要求元の携帯端末3の
端末ID(携帯電話の場合は例えば電話番号など)をユ
ーザデータ103に含めて検索により得られた商品情報
を送信することもできる。その場合は、要求元の携帯端
末3は、自己の端末IDが含まれているパケットの商品
情報を再生することにより、検索結果を得ることができ
る。
【0069】次に、実際に顧客が情報配信サービスを受
ける場合の処理の具体的な流れを図6を参照して説明す
る。図6は、本発明のシステムによる情報配信処理のフ
ローチャートである。
【0070】まず、顧客が店舗4内で携帯端末3の専用
アプリケーションを起動する(ステップS301)。な
お、この時点では前述のいずれかの方法により専用アプ
リケーション携帯端末3に導入済みであるとする。ま
た、必要に応じて、携帯端末3と店頭サーバ2及び/又
は情報提供サーバ1との間で、専用アプリケーションを
利用したデータ通信に必要な初期設定処理が完了してい
るものとする。また、顧客は店舗内の情報配信サービス
を受けることを希望し、そのために専用アプリケーショ
ンの起動などの必要な処理を行ったものとする。
【0071】専用アプリケーションが起動されると、ま
ず、店頭サーバ2はプッシュ型情報配信処理を実行する
(ステップS302)。即ち、店頭サーバ2内の商品情報
ファイル配信機能21に対して予め行われた設定に応じ
て、プッシュ型情報配信の対象となる商品情報ファイル
24が携帯端末3へ送信され、表示部3bやスピーカな
どにより再生・表示される(ステップS303)。プッシ
ュ型情報配信処理では、特に現在実施されているキャン
ペーン情報や、重点商品の商品情報などが配信される。
【0072】次に、顧客がある特定商品に関する情報を
知りたい場合には、専用アプリケーションのメニューな
どからプル型情報配信サービスを選択し(ステップS30
4)、図5に例示するメニュー画面に従って検索条件を
入力する(ステップS305)。検索条件の入力は、前述
のように、例えば商品ラベルのバーコード欄に掲載され
た番号を入力し、検索開始を選択するか、または、商品
のカテゴリ−を選択して検索開始を選択すればよい。検
索条件を含む検索要求は、携帯端末3の検索要求機能1
7により携帯端末3からまず店頭サーバ2に渡される。
【0073】店頭サーバ2は、検索条件に適合する商品
の商品情報ファイルが店頭サーバ2の商品情報データベ
ース15内に存在するか否かを検索する(ステップS30
6)。検索条件を満足する商品情報ファイルがある場合
(ステップS307;Yes)は、その商品情報ファイルが商
品情報データベース15から取り出され、顧客の携帯端
末3に配信される(ステップS311)。携帯端末3は図
4に示す送信フォーマットで無線送信されている商品情
報ファイルから検索要求に適合する商品情報を抽出し、
再生・表示する(ステップS312)。
【0074】一方、検索条件を満足する商品情報ファイ
ルが店舗サーバ2内の商品情報データベース15に無い
場合(ステップS307;No)、店頭サーバ2は情報提供
サーバ1に検索要求を渡し、情報提供サーバ1は店頭サ
ーバ2より受信した検索条件を満足する商品情報ファイ
ルを商品情報データベース14上で検索する(ステップ
S308)。検索条件を満足する商品情報ファイルがあっ
た場合(ステップS309;Yes)、情報提供サーバ1は店
頭サーバ2に該当する商品情報ファイルを配信する(ス
テップS310)。商品情報ファイルを受け取った店頭サ
ーバ2は、携帯端末3に商品情報ファイルを配信し(ス
テップS311)、携帯端末3はそれを再生・表示する
(ステップS312)。この流れにより、店頭サーバ2は
情報提供サーバ1のキャッシュサーバの役割を果たす事
になる。こうして、顧客は、自分が入力した検索条件に
適合する商品情報を自己の携帯端末3上で取得すること
ができる。
【0075】一方、情報提供サーバ1にも検索条件に該
当する商品情報ファイルが存在しない場合(ステップS
309;No)、情報提供サーバ1は店頭サーバ2に「該当
無し」を通知し(ステップS313)、店頭サーバ2は携
帯端末3に同じく「該当無し」を通知する(ステップS
314)。「該当無し」の通知を受け取った携帯端末3の
専用アプリケーションはその旨を表示部3aなどに表示
する(ステップS315)。
【0076】こうして、一連のプル型情報配信処理が終
了すると、携帯端末3は店頭サーバ2からのプッシュ型
情報配信処理を再開する(ステップS302)。よって、
店舗内にいる顧客は、常にプッシュ型情報配信サービス
を受けることができ、さらに必要に応じてプル型情報配
信サービスを受けることができる。
【0077】[応用例]本発明の情報配信システムの適
用対象は、上述のようなコンビニエンスストアなどにお
ける商品の情報配信に限られない。例えば、本発明のシ
ステムを美術館などに適用することができる。その場
合、入場者がある作品に関して詳しい説明を受けたいと
きに、作品に添付されている作品IDを検索条件として
携帯端末に入力し、検索することで、その作品の詳しい
説明の情報コンテンツなどを得ることができるように構
成することができる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
店頭において、商品等の情報を自己の携帯端末により容
易に取得することができる。即ち、プッシュ型情報配信
サービスにより、店舗側が提供したい商品情報などを店
舗内の多数の顧客の携帯端末に同時に送信することがで
きる。また、顧客は、特定の商品などに関する情報を得
たい場合には、自己の携帯端末を利用して検索を行うこ
とにより、希望する情報を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報配信システムの概略構成図で
ある。
【図2】図1に示す情報配信システムの各構成要素の機
能ブロック図である。
【図3】商品情報データベース内に記憶される商品I
D、カテゴリーID及びキャンペーンIDの例を示す。
【図4】店舗サーバから携帯端末への商品情報の送信フ
ォーマットの一例を示す。
【図5】プル型情報配信サービスの初期メニュー画面の
一例を示す
【図6】本発明に係る情報配信システムによる情報配信
処理(サービス)を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 情報提供サーバ 2 店頭サーバ 3 携帯端末 4 店舗 5 通信回線 6 ネットワーク 14,15 商品情報データベース 24 商品情報ファイル
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 110 G06F 17/30 110G H04Q 7/20 H04Q 7/04 Z

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 店舗内に設置され、前記店舗内に存在す
    る携帯端末と無線通信する情報配信システムの店頭サー
    バ装置において、 複数の商品に関連する商品情報を記憶する店舗データベ
    ースと、 前記商品情報を、前記店舗内に存在する携帯端末に無線
    送信する配信手段と、を備えることを特徴とする店頭サ
    ーバ装置。
  2. 【請求項2】 前記配信手段は、前記店舗内に存在し、
    かつ、前記配信手段と通信可能な全ての携帯端末に対し
    て同一の商品情報を配信することを特徴とする請求項1
    に記載の店頭サーバ装置。
  3. 【請求項3】 前記配信手段は、1つの通信チャンネル
    を通じて複数の商品情報を時間的に周期的に配信するこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の店頭サーバ装
    置。
  4. 【請求項4】 店舗内に設置され、前記店舗内に存在す
    る携帯端末と無線通信する情報配信システムの店頭サー
    バ装置において、 複数の商品に関連する商品情報を記憶する店舗データベ
    ースと、 前記携帯端末から、商品情報の検索条件を含む検索要求
    を受信する受信手段と、 前記検索条件を具備する商品情報を前記店舗データベー
    スから取得する検索手段と、 前記検索手段が取得した商品情報を、前記検索要求を発
    信した携帯端末へ送信する送信手段と、を備えることを
    特徴とする店頭サーバ装置。
  5. 【請求項5】 前記検索条件は、商品の識別情報及び商
    品のカテゴリー情報の一方を含むことを特徴とする請求
    項4に記載の店頭サーバ装置。
  6. 【請求項6】 店舗内に設置され、前記店舗内に存在す
    る携帯端末と無線通信する情報配信システムの店頭サー
    バ装置において、 複数の商品に関連する商品情報を記憶する店舗データベ
    ースと、 前記商品情報を、前記店舗内に存在する携帯端末に継続
    的に無線送信する配信手段と、 前記携帯端末から商品情報の検索条件を含む検索要求を
    受信する受信手段と、 前記検索条件を具備する商品情報を前記店舗データベー
    スから取得する検索手段と、を備え、前記配信手段は、
    前記検索手段が取得した商品情報を含む商品情報を前記
    携帯端末へ送信することを特徴とする店頭サーバ装置。
  7. 【請求項7】 前記検索手段が前記検索条件を具備する
    商品情報を取得できなかった場合に、前記検索条件を別
    のサーバ装置へ送信して検索を実行させ、前記別のサー
    バ装置による検索結果を受信する手段をさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の
    店舗サーバ装置。
  8. 【請求項8】 店舗内に設置され、前記店舗内に存在す
    る携帯端末と無線通信する店頭サーバ装置と、前記店頭
    サーバ装置と通信ネットワークを通じて通信可能に接続
    された本部サーバ装置とを備える情報配信システムにお
    いて、 前記店頭サーバ装置は、 複数の商品に関連する商品情報を記憶する店舗データベ
    ースと、 前記携帯端末から商品情報の検索条件を含む検索要求を
    受信する受信手段と、 前記検索条件を具備する商品情報を前記店舗データベー
    スから取得する検索手段と、 前記商品情報を、前記店舗内に存在する携帯端末に継続
    的に無線送信する配信手段であって、前記検索手段が取
    得した商品情報を含む商品情報を前記携帯端末へ送信す
    る配信手段と、を備え、 前記本部サーバ装置は、 複数の商品に関連する商品情報を記憶する本部データベ
    ースと、 前記本部データベース内に記憶されている商品情報を前
    記店舗サーバ装置へ送信する手段と、を備えることを特
    徴とする情報配信システム。
  9. 【請求項9】 前記店舗サーバ装置は、前記検索手段が
    前記検索条件を具備する商品情報を取得できなかった場
    合に、前記検索条件を前記本部サーバ装置へ送信する手
    段と、前記本部サーバ装置による検索結果を受信し、前
    記配信手段により前記携帯端末へ送信させる手段と、を
    さらに備え、 前記本部サーバ装置は、前記店舗サーバ装置から受信し
    た検索条件を具備する商品情報を前記本部データベース
    から取得し、前記店舗サーバ装置へ送信する手段をさら
    に備えることを特徴とする請求項8に記載の情報配信シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記店頭サーバ装置を複数含むことを
    特徴とする請求項8又は9に記載の情報配信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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