JPH10126732A - ダイレクトプリントアダプタ - Google Patents

ダイレクトプリントアダプタ

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JPH10126732A
JPH10126732A JP8276467A JP27646796A JPH10126732A JP H10126732 A JPH10126732 A JP H10126732A JP 8276467 A JP8276467 A JP 8276467A JP 27646796 A JP27646796 A JP 27646796A JP H10126732 A JPH10126732 A JP H10126732A
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signal
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video
memory
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正徳 谷崎
Kiyoshi Nagaharu
潔 永春
Tadashi Shiozaki
正 塩▲崎▼
Takeo Endo
岳男 遠藤
Yuji Matsueda
裕司 松枝
Kazuya Horii
和哉 堀井
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像信号あるいはデジタル画像信号を入力し
て高品質の画像をプリンタに直接出力するダイレクトプ
リンタアダプタの提供。 【解決手段】 ビデオモードではビデオ機器4,5の映
像信号は映像信号処理部10で色差信号および同期信号
に分離され、色差信号は信号変換部15でデジタル化さ
れ、入出力制御部60の制御によりデータ転送方向切換
部30のスイッチが切換えられ、1フレーム分の画像デ
ータがメモリー52に転送される。デジタルカメラモー
ドでは、デジタルカメラ2からの画像データがメモリー
52に取込まれる。表示時には、データ転送方向切換部
30のスイッチが切換えられ、メモリー52からの画像
データが映像信号復号部40に転送され、ビデオ出力用
信号として合成され表示される。印刷時にはデータ処理
部50によりメモリー上の画像データがカラー印刷用デ
ータとされ、プリンタ7に送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビデオやテレビから
の映像信号入力或いはデジタルカメラやメモリーカード
等の記憶媒体からのデジタル画像信号を入力してプリン
タに直接出力するために用いるダイレクトプリンタアダ
プタに関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオ映像或いはテレビ映像を印刷出力
する従来技術として、特開昭63−179677号公報
に開示された、映像信号に応じたプリントを行なうプリ
ント手段と、映像信号をモニタに出力するモニタ出力端
と、入力画像信号の画質を調節してプリント手段及びモ
ニタ出力端に出力する画質調節手段を備えたビデオプリ
ンタがある。
【0003】上記公報に開示の技術は入力した映像信号
を一旦デジタル信号に変換してから再びアナログ信号に
戻して色の調整を行なう点に特徴を有している。
【0004】一方、上述の技術をもとにした映像印刷出
力専用装置以外に、パーソナルコンピュータを用いて映
像信号を画像信号に変換してモニターに表示し所望の画
像を選んで印刷出力する方法が近年用いられている。
【0005】また、近年、デジタルカメラが開発/販売
され普及しつつあるが、デジタルカメラの撮影結果(デ
ジタル化されたカラー画像データ)は終局的には印刷出
力する必要があるので、ビデオ或いはテレビ映像を印刷
出力する場合と同じようにパーソナルコンピュータを用
いて印刷出力されている。
【0006】この方法は、デジタルカメラが画像記録に
固定内部メモリーを使うタイプの場合はデジタルカメラ
の出力端子とパーソナルコンピュータの入力信号端子を
シリアルケーブルで接続し画像信号(画像データ)をR
S232C等のインターフェイスを介してパーソナルコ
ンピュータに取込み伸張処理を施してから、カラー印刷
出力処理を行なうものである。
【0007】なお、デジタルカメラが画像記録にメモリ
ーカードを使うタイプの場合にはメモリーカードをパー
ソナルコンピュータに接続されたメモリーカードリーダ
ー(読取り装置)で読取ることによりパーソナルコンピ
ュータに取込んで伸張処理を施してからカラー印刷出力
処理を行なう。
【0008】また、カラー印刷出力処理時には、カラー
画像(映像)の高精度な再生印刷を行なうためにパーソ
ナルコンピュータ側でプログラム群による画像印刷用デ
ータ作成処理を行ない描画に必要な印刷色毎にビットマ
ップデータを作成して制御信号と共にプリンタに与えカ
ラー印刷動作を行なわせている。
【0009】なお、カラープリンタとして、濃・淡両イ
ンクを用い、絵画や写真のような高品質の画像印刷が可
能な濃・淡カラープリンタが開発/販売されている。
【0010】また、上述の画像印刷データ作成処理プロ
グラム群はプリンタドライバと呼ばれており、プリンタ
ドライバ110は、図8に示すように、通常、ラスタラ
イザ,色補正モジュールおよびハーフトーンモジュール
からなる3つを描画に必要な2値データを得るための基
本的手段として備えており、描画コマンドおよび画像デ
ータはラスタライザ111で処理され、描画コマンドは
駆動系制御信号,描画系制御信号に分解(或いは解釈)
され、画像データはR(赤),G(緑),B(青)の3
原色に分解されて、それぞれの色毎にラスタ変換された
RGB多階調(例えば、256階調)ビットイメージデ
ータとなる。
【0011】ラスタライザ111で変換されたラスタデ
ータを印刷色に対応させるため、RGB多階調ビットイ
メージデータを更に色補正モジュール112を通して色
補正処理を施し、K(ブラック),C(シアン),M
(マゼンタ),およびY(イエロー)の印刷用のCMY
K階調ビットイメージデータに変換する。
【0012】印刷色にはディスプレイ画面への表示色と
異なり階調性をもたせることができないので、このまま
では印刷される再現画像は階調表現がないモノトーン画
像となるが、同一色について濃度の異なったインクを用
いることによって疑似的に再生画像に階調性を持たすこ
とができる。
【0013】このため、色補正モジュール112を通し
て得たCMYK階調ビットイメージデータを、更に濃淡
インク振分けテーブルによってCおよびMについては
C,cおよびM,mに振分けた上でハーフトーンモジュ
ール113に与え、ディザ法や誤差拡散法等のハーフト
ーン処理を実行する。これにより色毎にビットマップ上
の濃・淡色の配分若しくは配置が決定され、それぞれ2
値のビットマップ(濃・淡2値データ・テーブル)が作
成される。パーソナルコンピュータ90はラスタライザ
111で分解(或いは解釈)して得た各制御信号と共
に、ビットマップデータ(濃色ビットマップデータおよ
び淡色ビットマップデータ)をプリンタ200に送信す
る。プリンタ200はパーソナルコンピュータ90から
の制御信号及び各色毎のビットマップデータを基にして
印刷動作を行ない、記録紙上にカラー画像を再生する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
特開昭63−179677号公報に開示されたビデオプ
リンタでは入力した映像信号を一旦デジタル信号に変換
してから再びアナログ信号に戻して色の調整を行なって
いるので、R,G,Bの3原色に分解されたRGB多階
調(例えば、256階調)ビットイメージデータを得る
ことは出来るが、D/A変換とA/D変換を繰返してい
るので画質の劣化が生じやすく、また、安定性に欠ける
というアナログ特有の問題点があった。
【0015】また、パーソナルコンピュータを用いる場
合にはパーソナルコンピュータ自体の汎用性のため画像
(または映像)印刷処理以外の多くのアプリケーション
プログラムを備えているのが通常であり、これらのアプ
リケーションプログラムや上述のプリンタドライバはW
indowsやMSーDOS(いずれもマイクロソフト
社のパーソナルコンピュータ用OSの商品名)等のOS
の管理下で動作する。
【0016】従って、画像(または映像)印刷処理を行
なう場合には、使用者はOSで規定されたコマンド入力
操作を行なって印刷処理アプリケーションプログラムお
よびプリンタドライバをそれらが格納されている格納装
置(例えば、磁気ディスク)からパーソナルコンピュー
タの内部メモリーに取込んで、実行可能状態にする必要
があるが、コマンド入力や印刷処理アプリケーションプ
ログラムおよびプリンタドライバの取込に時間(いわゆ
る、オーバーヘッドタイム)を要し、オーバーヘッドタ
イムは短くても数分間を要し、起動に時間がかかるとい
う問題点があった。
【0017】また、パーソナルコンピュータは普及が著
しいとはいえ、実際に使いこなすにはまだ解決すべき問
題が多く、持っていても使いこなせない者が大多数であ
るとの指摘もあり、これらの者がデジタルカメラでの撮
影結果を印刷するため画像(映像)の印刷処理用アプリ
ケーションプログラムやプリンタドライバを購入してイ
ンストールしようとしてもインストール自体が困難であ
ったり、コマンド入力の方法がわからないという不都合
が生じかねないという問題点もある。
【0018】このような背景から、デジタルカメラが今
後普及し一般家庭で通常用いられるようになるために
は、撮影結果の印刷処理時の操作の簡易化とオーバーヘ
ッドタイムをほぼゼロとし電源スイッチオンで処理動作
が起動される携帯可能な装置の開発の要請があった。
【0019】本発明は上記従来の問題点の解消および要
請の実現のためになされたものであり、映像信号入力或
いはデジタル画像信号を入力して高品質の画像をプリン
タに直接出力するポータブルなダイレクトプリンタアダ
プタの提供を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のダイレクトプリントアダプタは、ビデオ機
器から入力する映像信号から輝度信号および色差信号を
生成すると共に、映像信号の同期信号を取り出して入出
力制御部に与える映像信号処理部と、映像信号処理部か
らの輝度信号と色差信号をデジタルデータに変換する信
号変換部と、CPU,メモリーおよびプログラム格納部
を含むデータ処理部と、画像データから映像信号を復元
してビデオモニター表示データとする映像信号復号部
と、データを一時的に保持し入力順に出力可能であって
入出力制御部からの切換制御信号によりデータ転送方向
を切換えるデータ転送方向切換部と、データ処理部に対
する、メモリーへのデータ取込或いはデータ取り出しの
タイミング信号と、映像信号処理部、信号変換部、デー
タ転送方向切換部およびデータ処理部へ与えるタイミン
グ信号を生成すると共に、データ処理部からの印刷用カ
ラーデータの出力タイミングを制御し、更に、ビデオモ
ードではデータ転送方向切換部に対しメモリーにデジタ
ル化された色差信号を転送可能にするための切換制御信
号を送出し、表示時にはデータ転送方向切換部に対しメ
モリーから取り出した画像データを映像信号復号部に転
送可能にするための切換制御信号を送出する入出力制御
部と、データ処理部に対し指示信号を与える指示信号入
力部と、を備え、ビデオモードでは信号変換部でデジタ
ルデータ化された輝度信号と色差信号をデータ転送方向
切換部を介して画像データとしてメモリー取込み、デジ
タルカメラモードではデジタルカメラのメモリーに格納
されている画像データを受信してメモリーに取込み、表
示時にはメモリーから画像データを取り出してデータ転
送方向切換部を介して映像信号復号部に与え、印刷時に
はメモリーに取込まれた画像データからカラー印刷用デ
ータを作成して入出力制御部の制御の下にプリンタに送
信することを特徴とする。
【0021】望ましい実施例では、データ転送方向切換
部がFIFOおよびその前段に設けられた前段スイッチ
と後段に設けられた後段スイッチを有し、前段スイッチ
の一方がデータ処理部のデータバスに接続し、他方がF
IFOに接続すると共に、前段スイッチのデータバス接
続端側と後段スイッチの入力端がラインで接続し、後段
スイッチとFIFOを結ぶラインに信号変換部からの出
力ラインが接続し、前段スイッチとFIFOを結ぶライ
ンに映像信号復号部への出力ラインが接続してなる。
【0022】また、データ処理部は、データ処理部が、
指示信号出力部からの指示信号を受取り、必要な制御信
号を入出力制御部に送り、また、プログラム格納部から
実行に必要なプログラムを取り出してCPUによる実行
および制御を可能とする制御手段を有している。更に、
データ処理部が、デジタルカメラがダイレクトプリント
アダプタに接続しているとき、デジタルカメラに設定さ
れた日付やパワーオフ時間の設定条件を設定或いは変更
するための設定或いは変更データをデジタルカメラに送
信する条件設定/変更手段を有する。
【0023】更に、望ましい実施例では、カラー印刷用
データ作成処理をするプリンタドライバが、画像データ
の輝度データYと色差データU,Vを変換してR,G,
Bの三原色を得て、メモリー所定の作業領域に展開する
ラスタライザを含むよう構成されることが望ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】図2は本発明のダイレクトプリン
トアダプタの周辺機器接続構成図であり、ダイレクトプ
リントアダプタ(以下、アダプタ本体と記す)1には入
力機器として、デジタルカメラ2およびビデオ機器4ま
たは5が、出力機器としてビデオモニタ6およびプリン
タ7が端子接続可能であり、電源補充用にA/Cアダプ
タ8が接続する。
【0025】なお、ここでいうビデオ機器はデジタルV
CR、TVゲーム機、VTR、VCR等のビデオ信号出
力可能な機器をいい、図2のビデオ機器4はNTSCコ
ンポジットビデオを、ビデオ機器5はNTSCセパレイ
トビデオ(S端子ビデオ)を意味し、ビデオモニタ6に
はビデオ入力端子が備えられている。また、接続するプ
リンタ7はカラー印刷可能なプリンタであり、高品質な
カラー画像の再現印刷が可能な濃・淡カラープリンタで
あることが望ましい。
【0026】また、アダプタ本体1には図6に示すよう
な操作パネル70と図7に示すような端子部80が設け
られている。なお、アダプタ本体1にはデジタルカメラ
の画像記録用メモリーカードリーダー(図示せず)を内
蔵させてもよく、或いは外付けとしてメモリーカードリ
ーダー3の入力端子を設けるようにしてもよい。
【0027】図1はアダプタ本体1の回路構成例を示す
ブロック図である。
【0028】アダプタ本体1は操作パネル基板、メイン
基板、およびACアダプタにより構成されており、操作
パネル基板68は図6に示すような操作パネル70の電
源スイッチ72や、各操作スイッチ74,75,77〜
79と表示LED71,73および76用の回路からな
り、メイン基板に接続されている。
【0029】メイン基板は、図1に示すように映像信号
処理部10、信号変換部15、データ転送方向切換部3
0、映像信号復号部40、デジタルデータ処理部50、
シリアルインターフェイス55、入出力制御部60、パ
ラレルインターフェイス65および電源部90から構成
されている。なお、後述するように更にメモリーカード
インターフェイス56を設けることもできる。
【0030】<映像信号処理>映像信号処理部10は、
信号前処理を行なうフロントエンド(図示せず)、YC
分離回路11、映像信号処理回路12およびドットクロ
ック生成回路13からなり、ビデオ機器4または5から
の入力信号を処理し、輝度信号およびクロマ信号を変換
して輝度信号Yと色差信号U,Vを生成して出力すると
共に、Y,U,V信号をメモリーに書込むためのドット
クロックを出力する。
【0031】YC分離回路11はコンポジットビデオ機
器4からの入力信号を輝度信号とクロマ信号(色信号)
に分離し、映像信号処理回路12に出力する。なお、S
端子ビデオ機器5からの入力信号は始めから輝度信号と
クロマ信号に分離されているのでフロントエンドで輝度
信号とクロマ信号にセレクトされのち映像信号処理回路
12に与えられる。
【0032】映像信号処理回路12は、クロマ信号につ
いて色変換処理を行ない、U信号(RーY)とV信号
(BーY)の2つの色差信号に変換する。映像信号処理
回路12はまた輝度信号(Y)から複合同期信号を分離
して輝度信号Yを得る。
【0033】ドットクロック生成回路13は映像信号処
理回路12および入出力制御部60からタイミング信号
を受け取って、ドットロック(本実施例ではデータ量の
多い輝度信号Yに対しては13.5MHz、U,V信号
に対しては1/2の6.25MHz)を生成し、入出力
制御部60に帰還させる。
【0034】<デジタル信号への変換>信号変換部15
は3チャンネル8ビットのA/Dコンバータからなり、
上述のドットクロックで輝度信号Yと色差信号U,Vを
それぞれサンプリングして各々8ビットの分解能でA/
D変換してデジタル化された映像信号Y’,U’,V’
(以下、映像データと記す)を出力しデータ転送方向切
換部30に与える。
【0035】<映像信号入力系,メモリー,表示系の間
の信号方向切換>データ転送方向切換部30は、映像系
(以下、ビデオ機器4または5、映像信号処理部10お
よび信号変換部15を含む系をいう)の出力である映像
データをメモリー52に取込む場合やメモリー52の信
号を表示系(以下、映像信号復号部40およびモニター
テレビ6を含む系をいう)に与える場合に必要な信号方
向の切換え、および映像系のタイミング(13.5MH
z)とデジタルデータ処理部50のCPUのサイクルタ
イムが異なる(非同期)ことから両者の時間差を吸収し
タイミングを一致させるために設けられている。
【0036】(映像系からメモリーへのデータの取込)
図3はデータ転送方向切換部30の構成例であり、デー
タ転送方向切換部30は図3(a),(b)に示すよう
に、FIFO32とその前後に設けられたスイッチ31
およびスイッチ33から構成されており、スイッチ31
の一方がデータ処理部のデータバスに接続し他方がFI
FO32に接続すると共に、スイッチ31のデータバス
接続端側とスイッチ33の入力端がラインで接続し、ス
イッチ33とFIFO32を結ぶラインに信号変換部1
5からの出力ラインが接続し、スイッチ31とFIFO
32を結ぶラインに映像信号復号部40への出力ライン
が接続してなる。
【0037】図3(a)で、映像系から1フレーム分
(2フィールド)の映像データをメモリー52に取込む
場合は、同時に、スイッチ31をオン、スイッチ33を
オフとする。これにより映像データは一旦FIFO32
に取込まれ、そのあと入出力制御部60からのタイミン
グ信号によりFIFO31に取込まれた映像データが取
り出されてスイッチ31を経由してCPU51によりメ
モリー52にDMA転送され、メモリー52に画像デー
タとして取込まれる。スイッチ31,33のオン/オフ
制御信号およびFIFO32からメモリーへの画像デー
タのDMA転送のためのタイミング信号(同期信号)は
入出力制御部60により生成される。
【0038】(メモリーから表示系への画像データ等の
転送)図3(b)で、メモリー52から1フレーム分の
画像データ(デジタルカメラ2で作成されるY,U,V
形式の画像データ(デジタルデータ)をいう、以下同
じ)やメニューデータを映像信号復号部40に転送する
場合は、同時に、前段のスイッチ31をオフ、後段のス
イッチ33をオンとする。これによりメモリー52の画
像データはCPU51によるDMA転送によりFFIF
O32に一旦取込まれ、その後FIFO32から映像信
号復号部40に転送される。スイッチ31,33のオン
/オフ制御信号およびメモリー52からのデータのDM
A転送のためのタイミング信号(同期信号)は入出力制
御部60により生成される。
【0039】(プリントアウト中の表示)プリントアウ
ト時には画像データ処理を優先し表示用のDMA転送は
行なわないが、入出力制御部からの表示制御信号は動作
しているのでFIFO32に取込んだデータを繰返し映
像信号復号部40に転送する。プリントアウト中も同様
である。
【0040】なお、上記説明で映像系からメモリーへの
データの取込とメモリーから表示系への画像データの転
送を行なうデータ転送方向切換部30にFIFO32を
用いているが、これに限られることなく映像データを一
時的に保持し入力順に出力可能な構成(先入先出可能な
構成)を有するものであればよく、例えば、データ転送
方向切換部30の構成要素としてデュアル・ポート・ラ
ム(Dual port RAM)のような双方向メモリーを用いる
ことができる。
【0041】<映像信号等の復号>映像信号復号部40
は信号変換回路41および信号合成回路42から構成さ
れ、信号変換回路41はD/Aコンバータからなり、デ
ータ転送方向切換部30からの画像データ(Y’,
U’,V’(デジタル信号))を輝度信号Yと色差信号
U,V(アナログ信号)に変換し、信号合成回路42
で、先ず、輝度信号Yと複合同期信号を合成し、次に
U,V信号を合成してクロマ信号を得てS端子ビデオ用
信号を得る。なお、コンポジットビデオ用入力端子を持
つモニターテレビ6用には、更に、輝度信号Yと複合同
期信号を合成した信号とクロマ信号を合成してコンポジ
ットビデオ用信号を出力するように構成する。
【0042】<デジタルカメラとの信号入出力>デジタ
ルカメラ2側では撮影結果は固定用メモリー(或いは、
メモリーカード等の取り出し可能な磁気媒体)に映像デ
ータと同じY,U,V形式でデジタル画像データY’,
U’,V’(以下、単に、画像データと記す)として記
録されている。
【0043】デジタルカメラ2が画像記録に固定内部メ
モリーを使うタイプの場合は固定内部メモリーに記録さ
れた画像信号(画像データ)はケーブルおよびRS23
2C等のインターフェイス65を介して受信されデジタ
ルデータ処理部50に取込まれて処理される(後述)。
なお、デジタルカメラ2で得られた画像データは通常メ
モリー容量を節約するためジェイペグ(JPEG:静止
画像の代表的な圧縮規格)等による圧縮が施されている
が、このような場合にはデジタルデータ処理部50は受
け取った圧縮データに伸張処理を施して復元し、メモリ
ー52の画像データ用領域に格納する。
【0044】また、アダプタ本体1からデジタルカメラ
2に対しデジタルカメラ2の設定条件(日付、パワーオ
フ時間等)の設定、変更を行なうこともできる。
【0045】また、デジタルカメラが画像記録にメモリ
ーカードを使うタイプの場合にはメモリーカードリーダ
ー3からの画像信号(画像データ)をメモリーカードイ
ンターフェイス56を介してデジタルデータ処理部50
に取込み処理することができる。
【0046】<プリンタへの出力>プリンタ7への出力
制御は入出力制御部60で行なわれる。入出力制御部6
0はデジタルデータ処理部50からのビットマップデー
タおよび描画制御データのパラレルインターフェイス6
5を介してのプリンタ7への送信タイミングは入出力制
御部60により制御される。
【0047】プリンタ7はアダプタ本体1からの各デー
タを受信して印刷処理を行なう。なお、実施例ではアダ
プタ本体1に接続されるプリンタ7はカラー印刷可能な
プリンタであることが望ましく、更に、濃・淡両インク
を用いてカラー印刷が可能なプリンタであることが望ま
しい。
【0048】<デジタルデータ処理部>デジタルデータ
処理部50はMPUで構成されCPU51のデータバス
に接続するメモリー52およびPROM53から構成さ
れており、データ転送方向切換部30を介しての映像系
画像データのメモリー52への取込、メモリー52に格
納されている画像データ及びメニューデータのデータ転
送方向切換部30を介しての表示系への転送、デジタル
カメラ2からの画像データの取込および伸張処理やデジ
タルカメラ2に対する設定条件の設定/変更、メモリー
52に格納されている画像データをカラー印刷用データ
に変換するためのプリンタドライバ110(後述)によ
る処理、入出力制御部60の制御に基づくプリンタドラ
イバ110により作成された印刷用データのプリンタへ
の転送、操作パネルからの操作信号入力に基づく制御処
理等を行なう。
【0049】メモリー52はCPU51のDMAにより
アクセスされ、映像系の画像データまたはデジタルカメ
ラからの画像データの取込または読み出しが行なわれ、
さらに、メニューデータや操作パネルからの入力コマン
ドおよび設定データが格納され、また、後述のプリンタ
ドライバ用の作業領域等としても用いられる。なお、実
施例ではメモリー51として16MビットのDーRAM
(Dynamic RAM)が用いられている。
【0050】PROM53にはデータ処理モジュール1
00および設定データ等が格納されている。なお、実施
例ではPROM53として4MビットのフラッシュRO
M(Flush ROM)を用いている。
【0051】<入出力制御部>入出力制御部60は論理
回路で構成され、映像信号処理部10、信号変換部1
5、データ転送方向切換部30および映像信号復号部4
0に対して与えるタイミング信号(同期信号)を生成す
ると共にDMA転送のタイミングを生成しCPU51に
与える。また、プリンタ7に対するデジタルデータ処理
部50からの印刷用出力データ等の出力制御を行なう。
【0052】<操作信号の入出力および電源>操作パネ
ル基板68(指示信号入力部に相当)は、図6に示すよ
うな操作パネル70から操作信号を受取り、指示信号
(デジタル信号)に変換してデジタルデータ処理部50
に与える。
【0053】操作信号としては、例えば、図6に示す操
作パネル70の設定スイッチ72の押し下げによるメニ
ュー画面起動/選択信号、設定内容変更スイッチ74の
操作による設定変更信号、印刷スイッチ77の押し下げ
による印刷開始/終了指示信号、表示切換えスイッチ7
8の押し下げによるモニタ画面の表示切換え指示信号、
メモリースイッチ79の押し下げによるメモリー52上
の画像データのテレビモニター6への表示指示信号等が
ある。
【0054】なお、デジタルデータ処理部50は操作パ
ネル基板68に対して操作指示に対する応答信号を送
り、操作パネル上に表示させることができる(例えば、
操作パネル60を例にすると、LED73の点灯による
操作エラー表示や、LED76の点灯による印刷可能表
示等)。
【0055】電源回路90は電源スイッチがオンにされ
ると、ACアダプタ8から電源供給を受け、そこから電
源をメイン基板上および操作パネル基板上68の各回路
に供給する。
【0056】<データ処理モジュール>図4はデジタル
データ処理部50による処理を実行するためのデータ処
理モジュールの構成を示すブロック図であり、データ処
理モジュール100を構成する各プログラムはPROM
53に格納されている。なお、本実施の形態ではデータ
処理モジュール100をプログラム群で構成しているが
ファームウエアとして構成してもよい。
【0057】図4で、データ処理モジュール100は制
御プログラム101、条件設定/変更プログラム10
2、データ伸張プログラム103、データ補間プログラ
ム106およびプリンタドライバ110を有している。
【0058】制御プログラム101は操作パネル70か
らの指示信号を受取り、アダプタ本体1が指示信号に対
応する動作を行なうように制御信号を入出力制御部60
やメモリー52に送り、また、PROM53からその実
行に必要なプログラムを取り出してCPU51による実
行および制御を可能とする(実施例参照)。
【0059】条件設定/変更プログラム101はデジタ
ルカメラ2がインターフェイス55を介してアダプタ本
体1に接続しているとき、使用者が操作パネル70を操
作してデジタルカメラ2側の日付やパワーオフ時間等の
設定条件を設定したり変更する場合に起動され、設定或
いは変更した条件をデジタルカメラ2側にインターフェ
イス55を介して送信するものであり、オプションとし
て備えられている。
【0060】データ伸張プログラム103はデジタルカ
メラ2から取込まれた圧縮画像データの伸張処理を行な
う。伸張処理は画像の圧縮方式に対応しているのでデー
タ伸張プログラム103としてその圧縮方式に対応した
伸張プログラムを用いればよい。
【0061】データ補間プログラム104は印刷画像の
拡大のためのデータ補間処理を行なう。データ補間処理
は取込まれたデータの画素が構成するビットマップの大
きさと印刷する記録紙のサイズが異なる場合に、原画像
を拡大して印刷するために必要な処理であり、補間方式
として線形補間法や単純に画素を水増しして原画像のビ
ットマップを拡大する単純拡大方法が知られている。
【0062】プリンタドライバ110は、ラスタライザ
111,色補正モジュール112およびハーフトーンモ
ジュール113の3つを描画に必要な2値データを得る
ための基本的手段として備えている。
【0063】ラスタライザ111は、画像データ
(Y’,U’,V’)をR(赤),G(緑),B(青)
の3原色に変換し、それぞれの色毎にラスタ変換された
RGB多階調(例えば、256階調)ビットイメージデ
ータとしてメモリー52の所定の作業領域に展開する。
【0064】色補正モジュール112は、ラスタライザ
111でラスタ変換されたRGB多階調ビットイメージ
データに色補正処理を施し、印刷用のCMYK階調ビッ
トイメージデータに変換する。
【0065】ハーフトーンモジュール113は色補正モ
ジュール112を通して得たCMYK階調ビットイメー
ジデータを濃淡インクテーブルによって濃淡各々のデー
タに振分け、更に、ディザ法、誤差拡散等のハーフトー
ン処理を施して色毎にビットマップ上の濃・淡色の配分
若しくは配置が決定し、それぞれ2値のビットマップを
作成する。ここで、濃・淡インクテーブルとはハーフト
ーンモジュール113に入力されるCMYKの多階調デ
ータに応じて淡インク・濃インクの打込み率を決定する
テーブルであり、入力される階調データ×打込み率で濃
・淡それぞれの新たな階調データを生成し、各々ハーフ
トーン処理を行ない、メモリー52の所定の領域に一時
保存する。
【0066】ハーフトーン処理が行なわれると処理結果
は入出力制御部60からのタイミング信号によりメモリ
ー52から順次(バンド毎に)取り出されて、インター
フェイス65を介してプリンタ7に送信される。
【0067】なお、アダプタ本体1に接続されるプリン
タの機種によっては濃・淡インクを用いての濃淡カラー
印刷機能を持たないものもあるが、このような場合には
プリンタドライバ110によるハーフトーン処理を要し
ないのでハーフトーンモジュール113を機能させるこ
となく、色補正モジュール112を通して得たCMYK
階調ビットイメージデータをプリンタ7に送信するよう
構成することができる。このためにアダプタ本体1のシ
ステム用設定スイッチ(図示せず)、或いは操作パネル
70等でプリンタドライバ110の機能選択(或いは接
続したプリンタが濃淡印刷可能か否かを設定)ができる
ように構成することが望ましい。
【0068】
【実施例】アダプタ本体1の一実施例について以下によ
り説明する。
【0069】アダプタ本体1は操作パネル基板、メイン
基板、およびACアダプタ8を幅240〜250mm,
高さ50mm,奥行140〜160mm程度の外形の箱
型筐体に収容してなり、筐体の上面前部には図6に示す
ような操作パネル70が設けられ、筐体後部には端子部
80が設けられている。
【0070】操作パネル70には電源が投入された場合
に点灯する電源表示LED71,アダプタ本体1の電源
投入スイッチ72,エラー表示LED73,ビデオ画面
を用いて諸設定を行なうメニュー画面を起動するための
メニュー画面起動用スイッチ74,メニュー画面での設
定内容変更スイッチ75,印刷表示LED76,印刷ス
イッチ77,ビデオモニタに表示する画像をモードによ
って切換える切換表示スイッチ78およびメモリー52
に取込まれている画像データをモードによって画像表示
するためのメモリースイッチ79等が設けられている。
【0071】また、端子部80にはプリンタ用出力端子
81、デジタルカメラ用入力出力端子82、コンポジッ
トビデオモニタ用出力端子83、コンポジットビデオ用
出力端子84、S端子ビデオ用入力端子85、電源入力
端子86等が備えられている。
【0072】図5は、デジタルデータ処理部50の基本
的動作例、すなわち、メモリー52への画像データの取
込、メモリー52上の画像データの表示および印刷処理
動作を示すフローチャートである。
【0073】説明の前提として電源オンで接続されてい
る機器がテレビやビデオ等のビデオ機器4または5の場
合を「ビデオモード」、デジタルカメラあるいはメモリ
ーカードの場合を「デジタルカメラモード」とする。ま
た、電源が投入されるとテレビモニター6の画面上に案
内メニューや、選択メニュー、或いは設定メニューが表
示され、使用者は操作パネル上の各スイッチを操作する
ことによりメニューの選択或いは条件設定ができるよう
構成されている。
【0074】<メモリーへの画像データの取込>ステッ
プS1でCPU1は入出力制御部60の状態信号とシリ
アルインターフェイス55(およびメモリーカードイン
ターフェイス56)の状態信号を調べてモードを判定
し、ビデオモードの場合にはステップS2に移行し、デ
ジタルカメラモードの場合にはステップS4に移行す
る。
【0075】ステップS2で、CPU51は入出力制御
部60にデータ転送方向切換部30の信号方向をデータ
処理部50側に切換えるための切換指示信号を送出す
る。入出力制御部60は切換指示信号を受けてデータ転
送方向切換部30のスイッチ31をオン,スイッチ33
をオフに切換えるのでデジタル化された映像データ
Y’,U’,V’がデータ処理部50に与えられる。
【0076】ステップS3で、CPU51はDMA転送
により1フレーム分の映像データをデータバスを介して
メモリー53に取込み、画像データ格納用領域に格納
し、ステップS6に移行する。
【0077】ステップS4で、CPU51はシリアルイ
ンターフェイス55或いはメモリーカードインターフェ
イス56から所定の数(実施例では1〜36個)の画像
データをメモリー52に取込む。取込んだ画像データは
JPEGで圧縮されているのでデータ伸張プログラム1
03で伸張処理を行なって画像を復元し、画像データ格
納用領域に格納する(ステップS5)。
【0078】<メモリー上の画像データの表示>ステッ
プS6で、CPU52は入出力制御部60にデータ転送
方向切換部30の信号方向を映像信号復号部40側に切
換えるための切換指示を送出する。入出力制御部60は
データ転送方向切換部30のスイッチ31をオフ,スイ
ッチ33をオンに同時に切換えるのでメモリー52から
の画像データが映像信号復号部40に与えられ、映像信
号復号部40でコンポジットビデオ信号或いはS端子ビ
デオ信号に復元されてビデオモニター6に表示される。
【0079】ステップS7でCPU51は印刷スイッチ
77が押されているか否かを調べ、印刷スイッチ77が
押されている場合にはステップ9に移行する。印刷スイ
ッチ77が押されているか否かは操作基板68から印刷
指示信号を受け取った否かを調べることにより判定でき
る。なお、印刷スイッチ77以外のスイッチ操作があっ
た場合には当該スイッチの操作に基づく動作を行なうた
め指示信号を調べる(ステップS8)。
【0080】<画像データの印刷処理>ステップS9
で、CPU51はデータ補間プログラム102を実行し
て、画像を印刷する用紙サイズ情報を調べメモリーに格
納されている1画像分の画像の情報量(画素数)の拡大
倍率を決定し補間処理(本実施例では線形補間)を施し
て、補間された画像データをメモリー52の印刷用作業
領域に一時的に格納する。
【0081】ステップS10で、CPU51はプリンタ
ドライバ110により印刷用データ作成処理を実行し、
ラスタライザ111により画像データY’,U’,V’
をR(赤),G(緑),B(青)の3原色に変換し、そ
れぞれの色毎にラスタ変換されたRGB多階調(例え
ば、256階調)ビットイメージデータとしてメモリー
52の所定の作業領域に展開し、色補正モジュール11
2によりラスタライザ111でラスタ変換されたRGB
多階調ビットイメージデータに色補正処理を施し、印刷
用のCMYK階調ビットイメージデータに変換し、ハー
フトーンモジュール113により色補正モジュール11
2を通して得たCMYK階調ビットイメージデータを濃
淡インクテーブルによって濃淡各々のデータに振分け、
ハーフトーン処理を施して色毎にビットマップ上の濃・
淡色の配分若しくは配置が決定し、それぞれ2値のビッ
トマップデータを作成し、ハーフトーン処理が終了する
とステップS11に移行する。
【0082】ステップS11で、CPU51は入出力制
御部60に印刷準備終了信号を送出する。入出力制御部
60は印刷準備終了信号を受け取ると、プリンタ7側の
印刷動作状態を調べ、印刷動作可能状態の場合にCPU
51にデータ送信要求信号を送出する。
【0083】ステップS12で、CPUはDMA転送に
よりメモリー52から印刷制御データ及び色毎のビット
マップデータをパラレルインターフェイス65を介して
順次プリンタ7に送信する。
【0084】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例
えば、本発明の主要部である映像信号処理部10、信号
変換部15、データ転送方向切換部30、映像信号復号
部40、デジタルデータ処理部50、シリアルインター
フェイス55、入出力制御部60、パラレルインターフ
ェイス65をビデオ機器,プリンタ,ファクシミリ装置
或いはデジタルカメラに組込んだり、その他種々の変形
実施が可能であることはいうまでもない。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、A
/D変換が1回ですむので信号変換による画質の劣化が
生じず、デジタル処理のため安定的である。また、デー
タ転送方向切換部により映像系からメモリーへのデータ
の取込やメモリーから表示系へのデータ転送ができ制御
が簡単である。また、電源オンで起動し、使用者はモニ
ター画面に表示される案内メニューに従って選択或いは
設定ができるので操作が簡単で起動に時間がかからない
い。また操作が簡単なため特別な知識を要することな
く、一般家庭でビデオ機器からの映像のカラープリント
やデジタルカメラで撮影した撮影結果を簡単にプリンタ
で印刷できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ダイレクトプリンタアダプタの回路構成例を示
すブロック図である。
【図2】ダイレクトプリントアダプタの周辺機器接続例
を示す図である。
【図3】データ転送方向切換部の構成例を示すブロック
図である。
【図4】データ処理モジュールの構成例の説明図であ
る。
【図5】デジタルデータ処理部の基本的動作例を示すフ
ローチャートである。
【図6】ダイレクトプリントアダプタの操作パネルの一
例を示す説明図である。
【図7】ダイレクトプリントアダプタの外部機器との接
続端子部の一例を示す図である。
【図8】パーソナルコンピュータを用いた従来のカラー
画像(映像)印刷処理用のプリンタドライバの構成を示
す図である。
【符号の説明】
1 ダイレクトプリントアダプタ 2 デジタルカメラ 3 メモリーカードリーダー 4,5 ビデオ機器(デジタルVCR、TVゲーム機、
VTR、VCR) 6 ビデオモニタ(モニターテレビ、家庭用テレビ) 7 プリンタ(カラープリンタ) 8 A/Cアダプタ 10 映像信号処理部 15 信号変換部 30 データ転送方向切換部 40 映像信号復号部 50 デジタルデータ処理部 51 CPU 52 メモリー(DーRAM) 53 PROM(FLUSH ROM) 55 シリアルインターフェイス 56 メモリーカードインターフェイス 60 入出力制御部 65 パラレルインターフェイス 70 操作用信号入力部 90 電源部 100 データ処理モジュール 101 制御プログラム 102 条件設定/変更プログラム 103 データ伸張プログラム 106 データ補間プログラム 110 プリント処理モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 岳男 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 松枝 裕司 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 堀井 和哉 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ機器から入力する映像信号から輝
    度信号および色差信号を生成すると共に、映像信号の同
    期信号を取り出して入出力制御部に与える映像信号処理
    部と、 映像信号処理部からの輝度信号と色差信号をデジタルデ
    ータに変換する信号変換部と、 CPU,メモリーおよびプログラム格納部を含むデータ
    処理部と、 画像データから映像信号を復元してビデオモニター表示
    データとする映像信号復号部と、 データを一時的に保持し入力順に出力可能であって入出
    力制御部からの切換制御信号によりデータ転送方向を切
    換えるデータ転送方向切換部と、 データ処理部に対する、メモリーへのデータ取込或いは
    データ取り出しのタイミング信号と、映像信号処理部、
    信号変換部、データ転送方向切換部およびデータ処理部
    へ与えるタイミング信号を生成すると共に、データ処理
    部からの印刷用カラーデータの出力タイミングを制御
    し、更に、ビデオモードではデータ転送方向切換部に対
    しメモリーにデジタル化された色差信号を転送可能にす
    るための切換制御信号を送出し、表示時にはデータ転送
    方向切換部に対しメモリーから取り出した画像データを
    映像信号復号部に転送可能にするための切換制御信号を
    送出する入出力制御部と、 データ処理部に対し指示信号を与える指示信号入力部
    と、を備え、 ビデオモードでは信号変換部でデジタルデータ化された
    輝度信号と色差信号をデータ転送方向切換部を介して画
    像データとしてメモリーに取込み、 デジタルカメラモードではデジタルカメラのメモリーに
    格納されている画像データを受信してメモリーに取込
    み、表示時にはメモリーから画像データを取り出してデ
    ータ転送方向切換部を介して映像信号復号部に与え、 印刷時にはメモリーに取込まれた画像データからカラー
    印刷用データを作成して入出力制御部の制御の下にプリ
    ンタに送信することを特徴とするダイレクトプリントア
    ダプタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のダイレクトプリントア
    ダプタにおいて、 データ転送方向切換部が、 FIFOおよびその前段に設けられた前段スイッチと後
    段に設けられた後段スイッチを有し、 前段スイッチの一方がデータ処理部のデータバスに接続
    し、他方がFIFOに接続すると共に、前段スイッチの
    データバス接続端側と後段スイッチの入力端がラインで
    接続し、後段スイッチとFIFOを結ぶラインに信号変
    換部からの出力ラインが接続し、前段スイッチとFIF
    Oを結ぶラインに映像信号復号部への出力ラインが接続
    してなることを特徴とするダイレクトプリントアダプ
    タ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のダイレクトプリントア
    ダプタにおいて、データ処理部が、指示信号出力部から
    の指示信号を受取り、必要な制御信号を入出力制御部に
    送り、また、プログラム格納部から実行に必要なプログ
    ラムを取り出してCPUによる実行および制御を可能と
    する制御手段を有することを特徴とするダイレクトプリ
    ントアダプタ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のダイレクトプリントア
    ダプタにおいて、データ処理部が、デジタルカメラがダ
    イレクトプリントアダプタに接続しているとき、デジタ
    ルカメラに設定された日付やパワーオフ時間の設定条件
    を設定或いは変更するための設定或いは変更データをデ
    ジタルカメラに送信する条件設定/変更手段を有するこ
    とを特徴とするダイレクトプリントアダプタ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のダイレクトプリントア
    ダプタにおいて、画像データを色変換してカラー印刷用
    データ作成処理をするプリンタドライバが、画像データ
    の輝度データYと色差データU,Vを変換してR,G,
    Bの三原色を得て、メモリー所定の作業領域に展開する
    ラスタライザを含むことを特徴とするダイレクトプリン
    トアダプタ。
  6. 【請求項6】 ダイレクトプリントアダプタのデータ処
    理部の制御動作を機能させる下記手段の少なくとも1つ
    を格納したことを特徴とする記憶媒体。 a: 請求項3に記載の制御手段、 b: 請求項4に記載の条件設定/変更手段、 c: 請求項5に記載のプリンタドライバ。
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