JPH0876946A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

Info

Publication number
JPH0876946A
JPH0876946A JP6230289A JP23028994A JPH0876946A JP H0876946 A JPH0876946 A JP H0876946A JP 6230289 A JP6230289 A JP 6230289A JP 23028994 A JP23028994 A JP 23028994A JP H0876946 A JPH0876946 A JP H0876946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
computer
interface
scanner
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6230289A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Narishima
俊夫 成島
Koichiro Kakinuma
孝一郎 柿沼
Masao Shinya
正雄 新屋
Shinichiro Mikami
慎一郎 三上
Junko Ikegami
淳子 池上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP6230289A priority Critical patent/JPH0876946A/ja
Publication of JPH0876946A publication Critical patent/JPH0876946A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュータが複数の画像ソースに対するイ
ンターフェースを持つ必要がなく、プリンタから供給さ
れる画像データをコンピュータ側で所望のレイアウトと
し、プリンタで印刷出力する。 【構成】 プリンタ7には、コンピュータインターフェ
ース8、ビデオ信号インターフェース9、スキャナイン
ターフェース10及び組み込みスキャナ11が設けられ
る。これらのインターフェースを介したデータが画像メ
モリ16に保存される。画像メモリ16に保存されたデ
ータは、コンピュータインターフェース8を介してコン
ピュータ1に供給される。コンピュータ1には、モニタ
19が接続される。ユーザは、モニタ19を見ながらデ
ータのレイアウトを行う。レイアウト後の画像データが
コンピュータインターフェース8を介して画像メモリ1
6に保存される。画像メモリ16に保存されたデータ
は、プリントエンジン部12に供給される。プリントエ
ンジン部12により、最終的な画像データがプリントア
ウトされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル画像デー
タを印刷するプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ(あるいはワードプ
ロセッサ)と接続され、コンピュータからのデータ(内
部で発生したデータに限らずスキャナにより読み取られ
たデータも含む)を印刷するプリンタ装置、ビデオ信号
が入力され、ビデオ信号中の1枚の画像を印刷するビデ
オプリンタ等が知られている。これらのプリンタ装置
は、コンピュータ等の画像ソースと接続可能な1個のイ
ンターフェースを備えているのが普通であった。従っ
て、画像ソースからのプリントデータを単に印刷する機
能を有するのみであった。
【0003】ビデオ画像、文字情報、スキャナの読み取
り画像等を所望のレイアウトでもって1枚の紙に印刷し
たい場合がしばしば生じる。従来では、コンピュータに
対してビデオソース、スキャナ等に対する複数のインタ
ーフェースを設け、これらを通じて画像情報をコンピュ
ータ内部に取込み、これらの画像情報を扱うことができ
るソフトウェアを操作する必要があった。つまり、コン
ピュータで発生した文字情報、スキャナの読み取りデー
タ、ビデオデータのレイアウトをソフトウェアに従って
合成し、使用するプリンタソフトウェアに適した一つの
画像ファイルに作り直し、さらに、印刷するのに適した
データに変換し、このデータをコンピュータからプリン
タに転送していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、複数の
画像ソースからの画像データをコンピュータに一旦集め
て、この画像データとコンピュータ内部で発生したデー
タとをソフトウェアによって編集し、編集後のものを印
刷する手法は、コンピュータが各画像ソースのためのイ
ンターフェースを備える必要があった。また、画像デー
タをコンピュータからプリンタに転送する時に、その画
像データ量が多いために、転送時間が大幅にかかる問題
があった。
【0005】従って、この発明の目的は、複数の画像ソ
ースに対するインターフェースを備え、コンピュータが
このようなインターフェースを持つ必要がなく、これら
の入力情報を所望のレイアウトでもって印刷を行なうこ
とができる機能を有するプリンタ装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の画像
ソースからのコードデータまたはビットマップデータを
それぞれ受け取るための複数のインターフェース手段
と、コンピュータと結合される双方向インターフェース
と、インターフェース手段及び双方向インターフェース
を介されたデータを蓄えるための記憶手段と、記憶手段
に蓄えられたデータ、または蓄えられたデータと関連す
るデータを双方向インターフェースを介してコンピュー
タに転送し、コンピュータからの編集後のデータ、及び
編集後のデータと関連するデータを双方向インターフェ
ースを介して受け取り、記録画像を構成するための制御
手段と、記録画像のデータ信号を受け取り、印刷するた
めのプリンタ部とからなることを特徴とするプリンタ装
置である。
【0007】
【作用】プリンタ自体にコンピュータ、ビデオソース、
スキャナ等がそれぞれ接続可能なインターフェースを設
ける。コンピュータに対するインターフェースは、双方
向である。また、プリンタには、これらのインターフェ
ースを介して取り込まれたデータを蓄えることができる
画像メモリと、インターフェース及び画像メモリを制御
し、コンピュータに対して取り込まれたデータを双方向
インターフェースを介して転送する制御部が設けられ
る。そして、コンピュータ側でレイアウトの決定等の編
集を行い、編集後のデータ及びそれと関連するデータを
プリンタで受け取り、印刷する。それによって、コンピ
ュータがインターフェースを持たなくても、所望のレイ
アウトで画像を印刷するこができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明によるプリンタ装置に関して
図面を参照して説明する。図1は、プリンタ装置の原理
図である。1は、コンピュータであり、2は、ワードプ
ロセッサ2である。コンピュータ1及びワードプロセッ
サ2は、画像情報や文字情報等のコードデータを発生す
る。コードデータは、プリンタ7内に設けられたコンピ
ュータインターフェース8を介してプリントエンジン部
12に供給される。3は、ビデオカメラである。4は、
テレビチューナである。5は、VTRである。ビデオカ
メラ3、テレビチューナ4及びVTR5は、例えばコン
ポジットNTSC信号の画像情報を発生する。この画像
情報は、プリンタ7内に設けられたビデオ信号インター
フェース9を介してプリントエンジン部12に供給され
る。なお、ビデオ信号インターフェース9に供給される
信号形式は、コンポジットNTSC信号の他に、コンポ
ジットPAL信号、S端子信号、Y色差信号、コンポー
ネントRGB信号、ディジタルビデオ信号等も可能であ
る。
【0009】6は、外部接続されたスキャナである。ス
キャナ6は、例えば、原稿等の文字情報をビットマップ
データとして読み取る。このビットマップデータは、プ
リンタ7内に設けられたスキャナインターフェース10
を介してプリントエンジン部12に供給される。なお、
スキャナ6からアナログデータが出力される場合には、
スキャナインターフェース10によりそのデータがビッ
トマップデータに変換される。11は、プリンタ7内に
設けられた組み込みスキャナである。このようにスキャ
ナを内蔵することにより、そのスキャナの特性を予め知
ることができる。この特性に基づいて、そのスキャナの
各種特性(色相、明度、彩度、ガンマカーブ等の出力特
性)の補正を前以って行うことができる。組み込みスキ
ャナ11は、外付けされたスキャナ6と同様に、原稿等
の文字情報をビットマップデータとして読み取る。この
ビットマップデータは、プリントエンジン部12に供給
される。プリントエンジン部12は、各インターフェー
スから供給されるデータを印刷するものである。なお、
コンピュータ1及びワードプロセッサ2とコンピュータ
インターフェース8、スキャナ6とスキャナインターフ
ェース10とは、それぞれ双方向通信可能に接続されて
いる。なお、スキャナ6は、例えば、同じ画像を2度読
みできるフラットヘッド型である。
【0010】プリントエンジン部12に供給された画像
データは、コンピュータインターフェース8を介してコ
ンピュータ1に出力される。コンピュータ1には、モニ
タ19が接続され、プリントエンジン部12から供給さ
れた画像データが表示される。また、ユーザがコンピュ
ータ1を操作することにより、モニタ19上の表示画面
が所望の画面に編集される。編集後の画像データは、コ
ンピュータインターフェース8を介してプリントエンジ
ン部12に供給される。これにより、最終的な画像デー
タが1枚の記録紙(普通紙、専用紙、OHP用紙、ハガ
キ等)上に印刷される。
【0011】図2は、上述の原理図に示されるプリンタ
装置を実現するためのブロック図である。コンピュータ
1及びワードプロセッサ2から出力されるコードデータ
は、コンピュータインターフェース8に供給される。コ
ンピュータインターフェース8は、例えば、SCSIや
バイセントロニクス等のインターフェースを扱うもので
ある。コードデータは、全体制御部15でビットマップ
データに変換されてから画像メモリ16に供給される。
また、コンピュータインターフェース8に供給されるデ
ータがビットマップデータの時には、そのデータは直接
画像メモリ16に供給される。また、コンピュータイン
ターフェース8を介して、画像メモリ16に保存された
画像データがコンピュータ1へ出力される。
【0012】ビデオカメラ3、テレビチューナ4、VT
R5から出力される画像信号は、ビデオ信号インターフ
ェース9に供給される。ビデオ信号インターフェース9
は、各機器から供給されるコンポジットNTSC信号
(コンポジットPAL信号、S端子信号、Y色差信号、
コンポーネントRGB信号、ディジタルビデオ信号等も
可)を扱うものである。ビデオ信号インターフェース9
では、供給された画像信号がアナログ画像信号の場合に
は、画像部分のみがディジタル化される。このデータ
は、画像メモリ16に供給される。
【0013】スキャナ6から出力されるビットマップデ
ータは、スキャナインターフェース10に供給される。
スキャナインターフェース10では、SCSI等のイン
ターフェースが扱われる。このデータは、画像メモリ1
6に供給される。
【0014】組み込みスキャナ11から出力されるビッ
トマップデータは、組み込みスキャナ制御部14に供給
される。組み込みスキャナ制御部14は、組み込みスキ
ャナ駆動部13と双方向に接続される。組み込みスキャ
ナ11のデータは、画像メモリ16に供給される。な
お、組み込みスキャナ駆動部13は、例えば、フラット
ヘッド型であり、同じ画像データを2度読みできるもの
である。
【0015】全体制御部15は、CPU、ROM、RA
M等からなり、プリンタ装置全体の制御を行うものであ
る。。全体制御部15から各インターフェース8、9及
び10にインターフェース制御信号が供給されると、各
インターフェース8、9及び10により、それぞれ接続
された機器から画像情報や文字情報が取り込まれ、それ
ぞれのデータが画像メモリ16に取り込まれる。また、
全体制御部15から組み込みスキャナ制御部14にスキ
ャナ制御信号が供給されると、組み込みスキャナ駆動部
13が駆動され、組み込みスキャナ11のビットマップ
データが画像メモリ16に供給される。
【0016】画像メモリ16に蓄えられた記録紙1枚分
の画像データは、画像データ信号として全体制御部15
に供給される。全体制御部15からは、画像メモリ15
から供給されたデータが転送データ信号としてコンピュ
ータインターフェース8を介してコンピュータ1に転送
される。これにより、画像メモリ16に蓄えられた画像
データがコンピュータ1に接続されたモニタ19に表示
される。なお、モニタ19に表示される画像データは、
画像メモリ16に保存されている画像データそのもので
も、画像データの一部、外形パターン(画枠)、画像デ
ータを2値化したデータ、画像データを輪郭抽出したデ
ータ等でも良い。また、その画像の属性を示すID情報
が画像データと共にコンピュータ1に出力される。モニ
タ19上では、プリンタから転送された各画像データ及
びコンピュータ1のソフトウェアで作成した文字/画像
情報が組み合わされる。また、必要に応じて、データの
拡大/縮小/回転等の処理が行われる。モニタ19に表
示されるデータが転送データ信号として全体制御部15
に出力される。この転送データには、その画像データの
属性を示すID情報及び記録紙上でのレイアウトを指示
する位置情報が含まれる。全体制御部15では、スキャ
ナインターフェース10、組み込みスキャナ11、ビデ
オ信号インターフェース9から出力されたデータに対し
て、コンピュータ1から供給されたデータが嵌め込まれ
る。これにより、最終的にプリントする画像データが形
成される。この画像データは、画像メモリ16の予め指
定されたエリアに保存される。なお、画像メモリ16の
構成としては、ビデオ信号インターフェース9からのデ
ータ以外のデータをリングバッファ形式のもので蓄える
ようにしても良い。
【0017】ここで、例えばユーザによりプリントキー
が押されると、画像メモリ16からプリントエンジン制
御部17に出力される画像データ信号により、画像メモ
リ16のデータがプリントエンジン制御部17に供給さ
れる。これと共に、全体制御部15からプリントエンジ
ン制御部17に制御信号が供給される。プリントエンジ
ン制御部17とプリントエンジン駆動部18との間でプ
リントエンジン制御信号が通信されると、プリント画像
データ信号がプリントエンジン制御部17で印字方式に
適したプリント画像データ信号に変換されてからプリン
トエンジン部12に出力される。これにより、1枚の記
録紙上に所望の画像がプリントされる。プリントエンジ
ン部12は、例えばフルカラープリンタである。この他
にも、例えば単色2値プリンタ、単色マルチプリンタ、
多色マルチプリンタ等も使用可能である。また、印字方
式は、例えばインクジェット方式である。この他にも、
例えば昇華型熱転写方式、熱溶解方式(インクフィルム
上に塗布された塗料に熱を加えることにより印刷する方
式)、電子写真方式及び化学反応による方式(熱を加え
たり、液体につける方式)等も使用可能である。
【0018】なお、上述の説明では、複数のインターフ
ェースを介して入力されたデータを同時にプリントする
ように説明したが、これらのデータをそれぞれ別々にプ
リントすることも可能である。
【0019】図3は、モニタ19に表示される画面の一
例を示す図である。モニタ19上には、このプリンタ装
置によりプリントされる1枚分の記録紙の領域を示す記
録紙エリア20、ビデオ信号インターフェース9を介し
て入力されるデータを示すビデオ信号データエリア2
2、スキャナインターフェース10を介して入力される
データを示すスキャナデータエリア23、組み込みスキ
ャナ11から入力されるデータを示す組み込みスキャナ
データエリア24とからなる。21は、カーソルであ
り、ユーザのキー入力によりモニタ19内を移動され
る。記録紙エリア20には、コンピュータ1のソフトウ
ェアで作成される各情報及び実際にプリントする1枚の
記録紙のイメージ画が表示される。
【0020】図4、図5、図6、図7及び図8は、この
発明によるプリンタ装置の動作に関するフローチャート
である。ステップS0で動作が開始されると、コンピュ
ータインターフェース信号により、コンピュータ1から
プリンタ7に制御コマンドが出力される。これにより、
プリンタ7は、コンピュータコントロールモードに設定
される(ステップS1)。ステップS2では、コンピュ
ータ1により、入力するインターフェース(ビデオ信号
インターフェース9、スキャナインターフェース10ま
たは組み込みスキャナ11のうちの何れか)が選択され
る。この選択は、コンピュータ1からプリンタ7に送出
される制御コマンドによりなされる。ステップS3で
は、ビデオ信号インターフェース9からのデータがプリ
ンタ7に取り込まれるか否かが判断される。ビデオ信号
インターフェース9からデータが取り込まれるならば、
外部接続されたビデオ機器に対し準備完了か否かを示す
制御信号をプリンタ7から出力できる場合は、ビデオカ
メラ3、テレビチューナ4、VTR5がビデオ信号送出
準備状態にセットされる(ステップS4)。
【0021】ステップS3において、ビデオ信号インタ
ーフェース9からデータが取り込まれないならば、スキ
ャナインターフェース10からのデータがプリンタ7に
読み込まれるか否かが判断される(ステップS5)。ス
キャナインターフェース10からデータが読み込まれる
ならば、外部接続されたスキャナが原稿読み取り準備状
態にセットされる(ステップS6)。ステップS5にお
いて、スキャナインターフェース10からデータが読み
込まれないならば、組み込みスキャナ11からデータが
読み込まれるか否かが判断される(ステップS7)。組
み込みスキャナ11からデータが読み込まれるならば、
組み込みスキャナ11が原稿読み取り準備状態にセット
される(ステップS8)。一方、組み込みスキャナ11
からデータが読み込まれないならば、ステップS2に戻
る。
【0022】ステップS4、S6及びS8において、各
インターフェースに接続された機器が準備状態にセット
されたならば、選択された全てのインターフェースが準
備状態であるか否かが再び確認される(ステップS
9)。準備状態でないならば、処理はステップS2に戻
る。一方、準備状態ならば、コンピュータ1からプリン
タ7に制御コマンドが供給される。そして、選択された
各インターフェースからの画像取り込み及びコンピュー
タ1への転送がプリンタ7に要求される(ステップS1
0)。
【0023】ステップS20では、ビデオ信号インター
フェース9からデータが取り込まれるか否かが判断され
る。ビデオ信号インターフェース9からデータが取り込
まれるならば、ステップS21でビデオ信号がディジタ
ル化された後、ビットマップデータに変換され、画像メ
モリ16の予め指定されたエリアに保存される。そし
て、画像メモリ16上のデータは、そのデータの属性を
示すID情報と共に、コンピュータインターフェース8
を介してプリンタ7からコンピュータ1に送出される
(ステップS22)。
【0024】一方、ステップS20において、ビデオ信
号インターフェース8からデータが取り込まれないなら
ば、スキャナインターフェース10からデータが読み込
まれるか否かが判断される(ステップS23)。スキャ
ナインターフェース10からデータが読み込まれるなら
ば、ステップS24において、外部接続されたスキャナ
が動作し、原稿が読み取られる。そして、このデータ
は、ビットマップデータとしてスキャナインターフェー
ス10により受け取られ、画像メモリ17の予め指定さ
れたエリアに保存される。その後、画像メモリ16に蓄
えられたスキャナ6のデータは、そのデータの属性を示
すID情報と共にコンピュータインターフェース8を介
してコンピュータ1に送出される。
【0025】ステップS23において、スキャナインタ
ーフェース10からデータが読み込まれないならば、組
み込みスキャナ11からデータが読み込まれるか否かが
判断される(ステップS26)。組み込みスキャナ11
からデータが読み込まれるならば、ステップS27で、
組み込みスキャナが動作し、原稿が読み取られる。そし
て、このデータがビットマップデータとして画像メモリ
16に保存される。その後、ステップS28において、
画像メモリ16に保存された組み込みスキャナ11から
のデータは、そのデータの属性を示すID情報と共に、
転送データとしてコンピュータインターフェース8を介
してプリンタ7からコンピュータ1に送出される。な
お、ステップS22、S25及びS28において、コン
ピュータ1に送出されるデータは、コンピュータ1から
の制御コマンドにより、例えば、全データ、外形パター
ンデータ、2値化データ、輪郭抽出データ、一部データ
のうち、何れかのデータ形式で送出される。ステップS
22、S25及びS28の次には、ステップS29の処
理が行われる。
【0026】ステップS29では、選択された全てのイ
ンターフェースからの情報がコンピュータ1に転送され
たか否かが判断される。転送されていないならば、処理
はステップS20に戻る。一方、転送されたならば、レ
イアウト変更の準備が整ったとされ、ステップS30に
進む。なお、この時に、選択されたインターフェースが
複数ある場合は、複数のインターフェースを同時に動作
させるようにしても、順番に動作させるようにしても良
い。また、画像メモリ16からコンピュータ1にデータ
を転送する時には、コンピュータインターフェース信号
のコマンドによって、データの転送が行われる。さら
に、必要に応じて、コマンドによるハンドシェイク処理
が行われる。
【0027】ステップS30では、コンピュータ1上で
ソフトウェアが操作されることにより、プリンタ7から
転送された各画像データとコンピュータ1で作成された
文字情報や画像情報が組み合わされる。また、コンピュ
ータ1を操作することにより、データの拡大/縮小/回
転等の処理が必要に応じてなされる。これにより、最終
的に出力する画像イメージが作成される。なお、ソフト
ウェアとしては、市販のソフトウェアと専用ドライバ、
または専用ソフトの使用が可能である。その後、コンピ
ュータインターフェース信号により、コンピュータ1か
らプリンタ7へ制御コマンドが送出され、プリンタ7が
プリント準備状態とされる(ステップS31)。ステッ
プS32では、プリントエンジン制御部17が制御さ
れ、プリントエンジン部12及びプリントエンジン駆動
部18がプリント可能状態とされる。次に、ステップS
33において、スキャナインターフェース10からデー
タが読み込まれるか否かが判断される。スキャナインタ
ーフェース10からデータが読み込まれるならば、外部
接続されたスキャナ6が、再度、原稿読み取り準備状態
にセットされる(ステップS34)。
【0028】一方、ステップS33において、スキャナ
インターフェース10からデータが読み込まれないなら
ば、組み込みスキャナ11からデータが読み込まれるか
否かが判断される(ステップS35)。組み込みスキャ
ナ11からデータが読み込まれないならば、処理は、ス
テップS32に戻る。一方、組み込みスキャナ11から
データが読み込まれるならば、組み込みスキャナ11
が、再度、原稿読み取り準備状態にセットされる(ステ
ップS36)。ステップS34及びS36の次には、ス
テップS37に進む。
【0029】ステップS37では、選択されたインター
フェースが準備状態であるか否かが再確認される。準備
状態でないならば、処理は、ステップS32に戻る。一
方、準備状態ならば、処理はステップS40に進む。な
お、ステップS43〜S47の処理において、ビデオデ
ータに関する処理がないのは、1画面分のビデオデータ
は、既に画像バッファ16に保存されているからであ
る。
【0030】ステップS40では、コンピュータ1のソ
フトウェアで作成された画像データ及びその画像データ
の属性を示すID情報が、コンピュータインターフェー
ス信号によりプリンタ7へ送出される。ステップS41
では、スキャナインターフェース10からデータが読み
込まれるか否かが判断される。スキャナインターフェー
ス10からデータが読み込まれるならば、スキャナ6が
動作して原稿が読み込まれ、ビットマップデータとして
プリンタ7が受け取った後、画像メモリ16の予め指定
されたエリアに保存される(ステップS42)。
【0031】ステップS41において、スキャナインタ
ーフェース10からデータが読み込まれないならば、組
み込みスキャナ11からデータが読み込まれるか否かが
判断される(ステップS43)。組み込みスキャナ11
からデータが読み込まれるならば、ステップS44で、
組み込みスキャナ11が動作し原稿が読み込まれ、ビッ
トマップデータとしてプリンタ7が受け取った後、画像
メモリ16の予め指定されたエリアに保存される(ステ
ップS44)。ステップS43において、組み込みスキ
ャナ11からデータが読み込まれないならば、処理はス
テップS44をスキップしてステップS45に進む。ス
テップS45において、プリンタ7の全体制御部15に
より、コンピュータ1から転送されてきた転送データ信
号が解析される。そして、必要に応じて、スキャナイン
ターフェース10や組み込みスキャナ11から読み取ら
れ画像メモリ16に保存されているビットマップデー
タ、または、1画面分のビデオ信号インターフェース8
から読み込んで画像メモリ16に保存されているビット
マップデータが転送データ信号中に嵌め込まれる。この
データは、プリントすべき画像データ信号として、画像
メモリ16の予め指定されたエリアに保管される。な
お、転送データ信号中に各種データを嵌め込む時に、各
種データに対して拡大/縮小/回転等の処理が要求され
ることがある。このような処理の情報は、上述のID情
報中に含まれている。
【0032】ステップS50では、全体制御部15によ
り、画像メモリ16の中に、コンピュータ1からの画像
データ信号が所定量保存されているかか否かが確認され
る。その後、その画像データ信号はプリントエンジン制
御部17に送出される。ステップS51では、プリント
エンジン制御部17により、画像データ信号がプリント
エンジン部12に適した信号形式に変換される。そし
て、プリントエンジン部12及びプリントエンジン駆動
部18により、最終的な画像データがプリントされる。
ステップS52では、記録紙1枚分のプリントが終了し
たか否かが判断され、終了していないならば、処理はス
テップS40に戻る。一方、終了しているならば、ステ
ップS53において、コンピュータインターフェース信
号により、コンピュータ1から制御コマンドがプリンタ
7に送出され、プリンタ7がコンピュータコントロール
モードから開放される。これにより、一連の処理が全て
終了される(ステップS54)。
【0033】図9は、コンピュータ1でレイアウトさ
れ、最終的に記録紙にプリントアウトされる画像データ
を示す図である。記録紙31上には、ビデオカメラ3、
テレビチューナー4またはVTR5により取り込まれた
画像データ32、プリンタ7の内部で発生したデータ3
3、コンピュータ1により発生したデータ34及びスキ
ャナ6または組み込みスキャナ11により取り込まれた
データ35がプリントされる。
【0034】
【発明の効果】この発明に依れば、プリンタは、複数の
インターフェースを有しているので、プリンタを経由し
て文字情報、画像情報等をコンピュータが取り込むこと
ができ、コンピュータが複数のインターフェースを持つ
必要がない。また、この発明に依れば、コンピュータ上
でプリンタ経由で取り込んだデータ及びコンピュータ内
部で発生したデータを所望のレイアウトでもって、編集
することができ、編集後のデータと編集後のデータと関
連するデータをプリンタに短時間に転送でき、プリンタ
によって、編集後の画像を印刷することができる。
【0035】さらに、上述の一実施例のように、スキャ
ナを内蔵することによって、そのスキャナに適した各種
の特性(ガンマカーブ、色相、明度、彩度等の出力特
性)の補正を前以って行なうことができ、容易に最適な
印刷を行なうことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるプリンタ装置の原理図である。
【図2】プリンタ装置のブロック図である。
【図3】モニタに表示される画面の一例を示す図であ
る。
【図4】プリンタ装置の動作に関するフローチャートで
ある。
【図5】プリンタ装置の動作に関するフローチャートで
ある。
【図6】プリンタ装置の動作に関するフローチャートで
ある。
【図7】プリンタ装置の動作に関するフローチャートで
ある。
【図8】プリンタ装置の動作に関するフローチャートで
ある。
【図9】最終的に記録紙にプリントアウトされる画像デ
ータを示す図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ 8 コンピュータインターフェース 9 ビデオ信号インターフェース 10 スキャナインターフェース 11 組み込みスキャナ 16 画像メモリ 19 モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/76 E 5/91 (72)発明者 三上 慎一郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 池上 淳子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像ソースからのコードデータま
    たはビットマップデータをそれぞれ受け取るための複数
    のインターフェース手段と、 コンピュータと結合される双方向インターフェースと、 上記インターフェース手段及び双方向インターフェース
    を介されたデータを蓄えるための記憶手段と、 上記記憶手段に蓄えられたデータ、または上記蓄えられ
    たデータと関連するデータを上記双方向インターフェー
    スを介して上記コンピュータに転送し、上記コンピュー
    タからの編集後のデータ、及び上記編集後のデータと関
    連するデータを上記双方向インターフェースを介して受
    け取り、記録画像を構成するための制御手段と、 上記記録画像のデータ信号を受け取り、印刷するための
    プリンタ部とからなることを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプリンタ装置におい
    て、 上記蓄えられたデータと関連するデータは、上記蓄えら
    れたデータの外形パターン、上記蓄えられたデータを2
    値化したデータ、または上記蓄えられたデータから抽出
    された輪郭データであることを特徴とするプリンタ装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のプリンタ装置におい
    て、 上記コンピュータからの編集後のデータと関連するデー
    タは、レイアウトを指示する位置情報とを含むことを特
    徴とするプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のプリンタ装置におい
    て、 上記複数の画像ソースは、ビデオソース、イメージスキ
    ャナであることを特徴とするプリンタ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のプリンタ装置におい
    て、 さらに、画像ソースとして、一体的に構成された内部ス
    キャナを有することを特徴とするプリンタ装置。
JP6230289A 1994-08-31 1994-08-31 プリンタ装置 Pending JPH0876946A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6230289A JPH0876946A (ja) 1994-08-31 1994-08-31 プリンタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6230289A JPH0876946A (ja) 1994-08-31 1994-08-31 プリンタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0876946A true JPH0876946A (ja) 1996-03-22

Family

ID=16905488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6230289A Pending JPH0876946A (ja) 1994-08-31 1994-08-31 プリンタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0876946A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6687453B1 (en) 1998-03-25 2004-02-03 Nec Viewtechnology, Ltd. Digital image reproducing apparatus and method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6687453B1 (en) 1998-03-25 2004-02-03 Nec Viewtechnology, Ltd. Digital image reproducing apparatus and method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1434417B1 (en) Digital camera and printing system
US7999960B2 (en) Printing system, printing system control method, program and storage medium
JPH0876946A (ja) プリンタ装置
JPH10200919A (ja) ダイレクトプリントアダプタ
JPH10200839A (ja) 画像選択方式およびダイレクトプリントアダプタ
JP3427837B2 (ja) デジタルカメラ
JP3427838B2 (ja) デジタルカメラ
JP4661977B2 (ja) デジタルカメラ、印刷システム、及び、画像出力方法
JPH0879495A (ja) プリンタ装置
JPH0872328A (ja) プリンタ装置
JPH10126732A (ja) ダイレクトプリントアダプタ
JP2004104817A (ja) デジタルカメラおよび印刷システム
JP2004112815A (ja) デジタルカメラおよび印刷システム