JPH0872328A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH0872328A
JPH0872328A JP6235905A JP23590594A JPH0872328A JP H0872328 A JPH0872328 A JP H0872328A JP 6235905 A JP6235905 A JP 6235905A JP 23590594 A JP23590594 A JP 23590594A JP H0872328 A JPH0872328 A JP H0872328A
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JP
Japan
Prior art keywords
data
image
scanner
printer
interface
Prior art date
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Pending
Application number
JP6235905A
Other languages
English (en)
Inventor
Junko Ikegami
淳子 池上
Toshio Narishima
俊夫 成島
Masao Shinya
正雄 新屋
Koichiro Kakinuma
孝一郎 柿沼
Shinichiro Mikami
慎一郎 三上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH0872328A publication Critical patent/JPH0872328A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数の画像ソースに対するインターフェース
を備え、コンピュータ、ビデオソース、スキャナ等から
の情報を受け付けることができ、これらの入力情報の画
像を加工できると共に、所望のレイアウトでもって印刷
を行なうことができる機能を有するプリンタ装置を提供
する。 【構成】 各インターフェース8、9及び10に供給さ
れたデータは、それぞれプリントエンジン部12に供給
される。組み込みスキャナ11が読み取ったデータは、
プリントエンジン部12に供給される。プリントエンジ
ン部12は、各インターフェースから供給されるデータ
を印刷する。また、上述の各データは、全体制御部16
及びマンマシンインターフェイス15を介したユーザー
のキー入力により、編集処理される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル画像デー
タを印刷するプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ(あるいはワードプ
ロセッサ)と接続され、コンピュータからのデータ(内
部で発生したデータに限らずスキャナにより読み取られ
たデータも含む)を印刷するプリンタ装置、ビデオ信号
が入力され、ビデオ信号中の1枚の画像を印刷するビデ
オプリンタ等が知られている。これらのプリンタ装置
は、コンピュータ等の画像ソースと接続可能な1個のイ
ンターフェースを備えているのが普通であった。従っ
て、画像ソースからのプリントデータを単に印刷する機
能を有するのみであった。
【0003】ビデオ画像、文字情報、スキャナの読み取
り画像等を所望のレイアウトでもって1枚の紙に印刷し
たい場合がしばしば生じる。従来では、コンピュータに
対してビデオソース、スキャナ等のインターフェースを
設け、これらを通じて画像情報をコンピュータ内部に取
り込み、これらの画像情報を扱うことができるソフトウ
ェアを操作する必要があった。つまり、コンピュータで
発生した文字情報、スキャナの読み取りデータ、ビデオ
データのレイアウトをソフトウェアに従って合成し、使
用するプリンタソフトウェアに適した一つの画像ファイ
ルに作り直し、さらに、印刷するのに適したデータに変
換し、このデータをコンピュータからプリンタに転送し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、複数の
画像ソースからの画像データをコンピュータに一旦集め
て、この画像データとコンピュータ内部で発生したデー
タとをソフトウェアによって編集し、編集後のものを印
刷する手法は、コンピュータが各画像ソースのためのイ
ンターフェースを備える必要があり、また、専用のソフ
トウェアを必要とする欠点があった。さらに、コンピュ
ータは、汎用性を有するものであるため、ソフトウェア
により画像データの取り込み、編集の操作が面倒なもの
となってしまう。
【0005】従って、この発明の目的は、複数の画像ソ
ースに対するインターフェースを備え、コンピュータ、
ビデオソース、スキャナ等からの情報を受け付けること
ができ、これらの入力情報の画像を加工できると共に、
所望のレイアウトでもって印刷を行なうことができる機
能を有するプリンタ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、ビデオソー
スを含む複数の画像ソースからのコードデータまたはビ
ットマップデータをそれぞれ受け取るための複数のイン
ターフェースと、複数のインターフェースと結合され、
ビットマップデータに変換されたコードデータまたはビ
ットマップデータを蓄えるための記憶手段と、記憶手段
に蓄えられた、複数のインターフェースからのビットマ
ップデータに変換されたコードデータまたはビットマッ
プデータを予め設定されたレイアウトの記録画像に構成
するための制御手段と、記録画像のデータ信号を受け取
り、印刷するためのプリンタ部とからなることを特徴と
するプリンタ装置である。
【0007】また、この発明は、記憶手段に蓄えられた
複数のインターフェースからのビットマップデータに変
換されたコードデータまたはビットマップデータで構成
される記録画像を加工すると共に、そのレイアウトを決
定するための制御手段を備え、ユーザーが所望のレイア
ウトを決定することができるものである。
【0008】
【作用】プリンタ自体にコンピュータ、ビデオソース、
スキャナ等がそれぞれ接続可能なインターフェースを設
ける。また、これらのインターフェースを介して取り込
まれたコードデータあるいはビットマップデータを蓄え
ることができる画像メモリと、インターフェース及び画
像メモリを制御し、記録画像を加工すると共に所望のレ
イアウトの記録画像を形成する制御部が設けられる。そ
して、そのレイアウトの記録画像をプリンタ部で印刷す
ることができる。それによって、コンピュータがインタ
ーフェースを持たなくても、また、編集用の特別なソフ
トウェアを使用しないで、所望のレイアウトの画像の印
刷が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、この発明によるプリンタ装置に関して
図面を参照して説明する。図1は、プリンタ装置の原理
図である。1は、コンピュータであり、2は、ワードプ
ロセッサである。コンピュータ1及びワードプロセッサ
2は、画像情報や文字情報等のコードデータを発生す
る。コードデータは、プリンタ7内に設けられたコンピ
ュータインターフェース8を介してプリントエンジン部
12に供給される。3は、ビデオカメラである。4は、
テレビチューナである。5は、VTRである。ビデオカ
メラ3、テレビチューナ4及びVTR5は、例えばコン
ポジットNTSC信号の画像情報を発生する。この画像
情報は、プリンタ7内に設けられたビデオ信号インター
フェース9を介してプリントエンジン部12に供給され
る。なお、ビデオ信号インターフェース9に供給される
信号形式は、コンポジットNTSC信号の他に、コンポ
ジットPAL信号、S端子信号、Y色差信号、コンポー
ネントRGB信号、ディジタルビデオ信号等も供給可能
である。
【0010】6は、外部接続されたスキャナである。ス
キャナ6は、例えば、原稿等の文字情報、絵あるいは写
真などの画像情報をビットマップデータとして読み取
る。このビットマップデータは、プリンタ7内に設けら
れたスキャナインターフェース10を介してプリントエ
ンジン部12に供給される。なお、スキャナ6からアナ
ログデータが出力される場合には、スキャナインターフ
ェース10によりそのデータがディジタルデータに変換
される。11は、プリンタ7内に設けられた組み込みス
キャナである。このようにスキャナを内蔵することによ
り、そのスキャナの特性を予め知ることができる。この
特性に基づいて、そのスキャナの各種特性(色相、明
度、彩度、ガンマカーブ等の出力特性)の補正を前以っ
て行うことができる。組み込みスキャナ11は、外付け
されたスキャナ6と同様に、原稿等の文字情報をビット
マップデータとして読み取る。
【0011】このビットマップデータは、プリントエン
ジン部12に供給される。プリントエンジン部12は、
各インターフェースから供給されるデータを印刷するも
のである。なお、コンピュータ1及びワードプロセッサ
2とコンピュータインターフェース8、スキャナ6とス
キャナインターフェース10とは、それぞれ双方向通信
可能に接続されている。このようにして、各インターフ
ェース8、9、10及び組み込みスキャナ11から供給
されるデータがプリントエンジン部12により1枚の記
録紙(普通紙、専用紙、OHP用紙、ハガキ等)上に印
刷される。
【0012】上述では、コンピュータインターフェース
8、ビデオ信号インターフェース9、スキャナインター
フェース10及び組み込みスキャナ11をプリンタ7内
に設ける構成とされたが、ビデオ信号インターフェース
ともう1つ、例えば組み込みスキャナの2つのインター
フェースのみをプリンタ7内に設ける構成としてもよ
い。
【0013】図2は、上述の原理図に示されるプリンタ
装置を実現するためのブロック図である。コンピュータ
1及びワードプロセッサ2から出力されるコードデータ
は、コンピュータインターフェース8に供給される。コ
ンピュータインターフェース8は、例えば、SCSI、
セントロニクス、バイセントロニクス等のインターフェ
ースを扱うものである。コードデータは、全体制御部1
6でビットマップデータに変換されてから画像メモリ1
7に供給される。また、コンピュータインターフェース
8に供給されるデータがビットマップデータの時には、
そのデータは直接画像メモリ17に供給される。
【0014】ビデオカメラ3、テレビチューナ4、VT
R5から出力される画像信号は、ビデオ信号インターフ
ェース9に供給される。ビデオ信号インターフェース9
は、各機器から供給されるコンポジットNTSC信号
(コンポジットPAL信号、S端子信号、Y色差信号、
コンポーネントRGB信号、ディジタルビデオ信号等も
可)を扱うものである。ビデオ信号インターフェース9
では、供給された画像信号がアナログ画像信号の場合に
は、画像部分のみがディジタル化される。このデータ
は、画像メモリ17に供給される。
【0015】スキャナ6から出力されるビットマップデ
ータは、スキャナインターフェース10に供給される。
スキャナインターフェース10では、SCSI等のイン
ターフェースが扱われる。このデータ画像メモリ17に
供給される。
【0016】組み込みスキャナ11から出力されるビッ
トマップデータは、組み込みスキャナ制御部14に供給
される。組み込みスキャナ制御部14は、組み込みスキ
ャナ駆動部13と双方向に接続される。組み込みスキャ
ナ11のデータは、画像メモリ17に供給される。
【0017】全体制御部16は、CPU、ROM、RA
M等からなる。全体制御部16から各インターフェース
8、9及び10にインターフェース制御信号が供給され
ると、各インターフェース8、9及び10により、それ
ぞれ接続された機器から画像情報や文字情報が取り込ま
れ、それぞれのデータが画像メモリ17に出力される。
また、全体制御部16から組み込みスキャナ制御部14
にスキャナ制御信号が供給されると、組み込みスキャナ
13が駆動され、組み込みスキャナ11のビットマップ
データが画像メモリ17に供給される。
【0018】画像メモリ17に蓄えられた記録紙1枚分
の画像データは、マンマシンインターフェース15を介
してモニタ20に出力される。なお、マンマシンインタ
ーフェース15及び画像メモリ17は、全体制御部16
からのマンマシン制御信号及び生成画像データ信号によ
りそれぞれ制御されている。モニタ20に対する各デー
タの配列位置は、例えば、マンマシンインターフェース
15に供給されるキー入力により予め設定されている。
また、ユーザは、キー入力により、予め設定された位置
に表示されているモニタ20上でのデータの配列位置を
所望のものに代えることができる。さらに、全体制御部
16により、ある決められたパターンの複数の文章が発
生され、キー入力により、所望の文章を選択できる。こ
の文章は、文字情報として画像メモリ17に蓄えられる
と共に、モニタ20に表示される。
【0019】ここで、例えばユーザによりプリントキー
が押されると、画像メモリ17からプリントエンジン制
御部18に出力される画像データ信号により、モニタ2
0に表示されている画像メモリ17のデータがプリント
エンジン制御部18に供給される。これと共に、全体制
御部16からプリントエンジン制御部18に制御信号が
供給される。プリントエンジン制御部18とプリントエ
ンジン駆動部19との間でプリントエンジン制御信号が
通信されると、プリント画像データ信号がプリントエン
ジン駆動部19からプリントエンジン部12に出力され
る。これにより、1枚の記録紙上に所望の画像がプリン
トされる。プリントエンジン部12は、例えばフルカラ
ープリンタである。この他にも、例えば単色2値プリン
タ、単色マルチプリンタ、多色マルチプリンタ等も使用
可能である。また、印字方式は、例えばインクジェット
方式である。この他にも、例えば昇華型熱転写方式、熱
溶解方式(インクフィルム上に塗布された塗料に熱を加
えることにより印刷する方式)、電子写真方式及び化学
反応による方式(熱を加えたり、液体につける方式)等
も使用可能である。
【0020】なお、上述の説明では、複数のインターフ
ェースを介して入力されたデータを同時にプリントする
ように説明したが、これらのデータをそれぞれ別々にプ
リントすることも可能である。
【0021】図3は、モニタ20に表示されるレイアウ
ト変更前の画面の一例を示す図である。モニタ20上に
は、このプリンタ装置によりプリントされる記録紙の領
域を示す記録紙エリア21、コンピュータインターフェ
ース8を介して入力されるデータを示すコンピュータデ
ータエリア23、ビデオ信号インターフェース9を介し
て入力されるデータを示すビデオ信号データエリア2
4、スキャナインターフェース10を介して入力される
データを示すスキャナデータエリア25、組み込みスキ
ャナ11から入力されるデータを示す組み込みスキャナ
データエリア26とからなる。27は、カーソルであ
り、ユーザのキー入力によりモニタ20内を移動され
る。なお、プリンタ7の内部で発生されたデータ(内部
データ)22がある場合、このデータは、記録紙エリア
21に表示される。また、この画面では、外部接続され
たスキャナ6は、何もデータを取り込んでいない。従っ
て、スキャナデータエリア25には、データが何も供給
されていない。
【0022】図4は、図3に示されるようなデータに対
するレイアウト変更後の画面の一例を示す図である。図
4からもわかるように、コンピュータデータエリア23
のデータ、ビデオ信号データエリア24のデータ、組み
込みスキャナデータエリア26のデータは、記録紙エリ
ア21のエリアにそれぞれ収められている。このよう
に、記録紙エリア21に示されるデータが最終的にプリ
ントアウトされるデータである。
【0023】図5、図6、図7、図8、図9、図10、
図11及び図12は、この発明によるプリンタ装置の動
作に関するフローチャートである。なお、このフローチ
ャートは、モニタ表示されたデータをユーザが加工し、
所望の位置に配列し直す処理を含むものである。ステッ
プS0で動作が開始されると、マンマシンインターフェ
ース15を介されたユーザーのキー入力により、このプ
リンタの動作モードが選択される(ステップS1)。こ
の、動作モードには、例えば、ビデオアルバムプリント
モード、はがき用プリント作成・プリントモード、プラ
イベートレター用紙作成・プリントモード、カレンダー
作成・プリントモード、画像処理・プリントモード、パ
ノラマプリントモード、などがある。このうち、ビデオ
アルバムモード以外が選択された場合には、処理はステ
ップS2に進む。一方、ビデオアルバムモードが選択さ
れた場合には、処理はステップS80に進む。
【0024】まず、ステップS1においてビデオアルバ
ムモード以外が選択された場合について説明する。ステ
ップS1において、ビデオアルバムモード以外が選択さ
れ処理がステップS2に進むと、マンマシンインターフ
ェース15を介されたユーザーのキー入力により、コン
ピュータインターフェース8、ビデオ信号インターフェ
ース9、スキャナインターフェース10、組み込みスキ
ャナ11の中から、所望のインターフェースが選択され
る。また、同様にプリンタ7内で発生する文字/画像情
報が選択される(ステップS2)。
【0025】ステップS3では、コンピュータインター
フェース8が使用されるか否かが判断される。コンピュ
ータインターフェース8が使用されるならば、コンピュ
ータインターフェース信号により、コンピュータインタ
ーフェース8に接続されている機器が文字コード/ビッ
トマップデータの送出準備状態にセットされる(ステッ
プS4)。一方、ステップS3において、コンピュータ
インターフェース8が使用されないならば、ビデオ信号
インターフェース9が使用されるか否かが判断される
(ステップS5)。ビデオ信号インターフェース9が使
用されるならば、外部接続された機器に対して準備完了
か否かを示す制御信号をプリンタ7から出力できる場合
は、ビデオカメラ3、テレビチューナ4、VTR5がビ
デオ信号送出準備状態にセットされる(ステップS
6)。
【0026】一方、ステップS5において、ビデオ信号
インターフェース9が使用されないならば、スキャナイ
ンターフェース10が使用されるか否かが判断される
(ステップS7)。スキャナインターフェース10が使
用されるならば、外部接続されたスキャナが原稿読み取
り準備状態にセットされる(ステップS8)。一方、ス
テップS7において、スキャナインターフェース10が
使用されないならば、組み込みスキャナ11が使用され
るか否かが判断される(ステップS9)。組み込みスキ
ャナ11が使用されるならば、組み込みスキャナ11が
原稿読み取り準備状態にセットされる(ステップS1
0)。一方、組み込みスキャナ11を使用しないなら
ば、処理はステップS2に戻る。
【0027】ステップS4、S6、S8及びS10にお
いて、各インターフェースに接続された機器が準備状態
にセットされたならば、選択された全てのインターフェ
ースが準備状態であるか否かが再び確認される(ステッ
プS11)。準備状態でないならば、処理はステップS
2に戻る。一方、準備状態ならば、選択された全ての入
力機器の動作準備が整ったことになり、ステップS12
において、プリンタ内部で発生する内部データがあるか
否かが判断される。発生する内部データがあるならば、
ステップS13でその情報がモニタ上に表示され、処理
はステップS20に進む。また、発生する内部データが
ないならば、ステップS13をスキップして処理はステ
ップS20に進む。
【0028】ステップS20では、コンピュータインタ
ーフェース8が使用されるか否かが判断される。コンピ
ュータインターフェース8が使用されるならば、ステッ
プS21でコンピュータやワードプロセッサからのコー
ドデータがビットマップデータに展開され、画像メモリ
17に保存される。そして、ステップS22で、画像メ
モリ上のデータの全部または一部がモニタに表示される
よう変換(例えば縮小や拡大等)され、予め指定された
モニタの位置に表示される。一方、ステップS20にお
いて、コンピュータインターフェース8が使用されない
ならば、ビデオ信号インターフェース9が使用されるか
否かが判断される(ステップS23)。ビデオ信号イン
ターフェース9が使用されるならば、ビデオ信号がディ
ジタル化され、ビットマップデータに変換される。そし
て、画像メモリ17に保存される。画像メモリ17に保
存されたデータは、ステップS25において、画像メモ
リ上のデータの全部または一部がモニタに表示されるよ
う変換(例えば縮小や拡大等)され、予め指定されたモ
ニタの位置に表示される。
【0029】一方、ステップS23においてビデオ信号
インターフェース9が使用されないならば、スキャナイ
ンターフェース10が使用されるか否かが判断される
(ステップS26)。スキャナインターフェース10が
使用されるならば、ステップS27において、外部接続
されたスキャナが動作し、原稿が読み取られる。そし
て、このデータは、ビットマップデータとしてスキャナ
インターフェース10により受け取られ、画像メモリ1
7に保存される。その後、画像メモリ17に保存された
データは、ステップS28において、画像メモリ上のデ
ータの全部または一部がモニタに表示されるよう変換さ
れ、予め指定されたモニタ上の位置に表示される。
【0030】ステップS26において、スキャナインタ
ーフェース10が使用されないならば、組み込みスキャ
ナ11が使用されるか否かが判断される(ステップS2
9)。組み込みスキャナ11が使用されるならば、ステ
ップS30で、組み込みスキャナが動作し、原稿が読み
取られる。そして、このデータがビットマップデータと
してスキャナインターフェース10により受け取られ、
画像メモリ17に保存される。その後、画像メモリ17
に保存されたデータは、ステップS31において、画像
メモリ上のデータの全部または一部がモニタに表示され
るよう変換され、予め指定されたモニタ上の位置に表示
される。ステップS22、S25、S28及びS31の
次にはステップS32の処理が行われる。
【0031】ステップS32では、選択された全てのイ
ンターフェースからの情報がモニタ20上に表示された
か否かが判断される。表示されていないならば、処理は
ステップS20に戻る。一方、表示されたならば、レイ
アウト変更の準備が整ったとされ、ステップS40に進
む。ステップS40では、マンマシンインターフェース
15を介されたキー入力により、モニタ20上に表示さ
れた各インターフェースからの表示画像またはプリンタ
内部で発生されて表示された内部データの中から、変換
すべき表示画像が選択されると共に、その位置や大きさ
等が設定される。そして、ステップS41において、選
択した表示画像を移動するかが判断される。表示画像を
移動するならば、処理はステップS42に進む。ステッ
プS42では、ユーザのキー操作により、モニタ20上
の1枚の記録紙のイメージ中で、表示画像を新しく配置
する位置が指定される。これにより、マンマシンインタ
ーフェース15を介して選択された表示画像が移動され
る。そして、選択した表示画像が新しく指定した位置へ
モニタ20上で移動されて表示される(ステップS4
3)。
【0032】一方、ステップS41において、選択した
表示画像を移動しないならば、処理はステップS44に
進む。ステップS44では、選択した表示画像に対して
拡大/縮小/回転/一部カット/周辺ぼかし等の加工を
するか否かが判断される。加工するならば、ステップS
45において、表示画像の原点の位置を固定したまま、
マンマシンインターフェースを介して選択された表示画
像を拡大/縮小する割合や回転角、または一部カットの
位置、さらには周辺ぼかし処理を行うか否かの指示がユ
ーザのキー入力により指定される。
【0033】その後、ステップS46において、指定さ
れた拡大/縮小の割合に基づいて、選択された表示画像
が拡大/縮小される。または、指定された回転角に基づ
いて、選択された表示画像が回転される。さらには、指
定された一部カットする位置に基づいて画像のカットを
行う。その際、必要に応じて画像の拡大、縮小なども行
う。さらにまた、周辺ぼかしの処理が指定されている場
合には、周辺ぼかし処理をされる。このような処理がな
された表示画像がモニタ20に表示される。なお、ここ
での加工処理のうち、拡大、縮小、及び周辺ぼかしの方
法については、後述する。
【0034】また、ステップS44において、選択した
表示画像に対して拡大/縮小/回転/一部カット/周辺
ぼかし等の加工をしないならば、処理はステップS48
へ進む。ステップS48では、現在選択されている表示
画像に対しデフォルトの指定、すなわち前もって処理内
容が指定されている場合には、その指示に従い処理をさ
れた画像がモニタ20上に表示される。モニタ上に画像
が表示されると、処理はステップS47に進む。
【0035】ここで、ステップS40からステップS4
7までの処理を、ステップS1においてカレンダー作成
・プリントモードが選択された場合を例にとって、図1
3、図14及び図15を参照して説明する。なお、図1
3にはビデオ信号を移動するまでのモニタ20に表示さ
れる画面の例が、図14には移動されたビデオ信号の拡
大及びプリンタ7で発生された文字データを移動するま
でのモニタ20に表示される画面の例が、図15にはコ
ンピュータデータの移動及びスキャナデータを移動及び
縮小するまでのモニタ20に表示される画面の例がそれ
ぞれ示される。
【0036】まず、図13Aにおいて、編集対象となる
ビデオデータエリア24に示されるビデオデータが選択
される(ステップS40に対応)。次に、記録紙エリア
21内でのビデオ信号の配置位置がユーザのキー入力に
より指定される(ステップS41及び42に対応)。そ
して、図13Bに示されるように、ビデオ信号が記録紙
エリア21上の指定された位置に移動される(ステップ
S43に対応)。この時点では、全てのレイアウトが終
了してはいないので、ステップS40に戻る。
【0037】記録紙エリア21上に移動されたビデオ信
号には、ステップS44〜S46の処理がなされる。こ
れにより、図14Aのように、ビデオ信号は、拡大され
表示される。その後、処理は、ステップS40に戻る。
次に、図14Bに示されるように、内部データを移動す
るために、ステップS44〜S46までの処理が繰り返
される。この例の場合、カレンダー作成・プリントモー
ドが選択されているので、内部データとしてカレンダー
形式のものが選択されている。この時点でも、全てのレ
イアウトを終了したわけではないので、処理は、ステッ
プS47からステップS40に戻る。
【0038】コンピュータデータエリア23に示される
データを図15Aに示される位置に移動するために、ス
テップS42及びステップS43の処理が行われる。そ
して、処理はステップS40に戻る。次に、スキャナデ
ータエリア26にあるスキャナデータを図15Bに示さ
れる位置に移動するために、ステップS42及びステッ
プS43の処理が行われ、26aに示される位置にスキ
ャナデータが移動される。また、この場合には、このス
キャナデータを縮小するので、ステップS47からステ
ップS40及びステップS41を介して、ステップS4
4〜ステップS46の処理が行われる。これにより、図
15Bに示されるような記録紙1枚分のデータがプリン
トするイメージ画としてモニタ20上に表示される。そ
の後、ステップS47において、全てのレイアウトが終
了と判断され、処理は、ステップS50に進む。
【0039】ステップS50では、コンピュータインタ
ーフェース8が使用されるか否かが判断される。コンピ
ュータインターフェース8が使用されるならば、コンピ
ュータインターフェース信号により、コンピュータ等の
外部接続された機器が文字コード/ビットマップデータ
の送出準備状態に再びセットされる(ステップS5
1)。ステップS50において、コンピュータインター
フェース8を使用しないならば、処理は、ステップS5
2に進む。
【0040】ステップS52では、スキャナインターフ
ェース10が使用されるか否かが判断される。スキャナ
インターフェース10を使用するならば、外部接続スキ
ャナが原稿読み取り準備状態に再びセットされる(ステ
ップS53)。一方、ステップS52において、スキャ
ナインターフェース10を使用しないならば、処理は、
ステップS54に進む。
【0041】ステップS54では、組み込みスキャナ1
1が使用されるか否かが判断される。組み込みスキャナ
11を使用するならば、組み込みスキャナ11が原稿読
み取り準備状態に再びセットされる(ステップS5
5)。ステップS54において、組み込みスキャナ11
を使用しないならば、処理はステップS50に戻る。な
お、ステップS50〜S55までの処理において、「ビ
デオ信号インターフェース9が使用されるか否か」の判
断がないのは、この時点において、一画面分のビデオ信
号が既に画像メモリ17に取り込まれており、プリント
用のデータとしての2度目の取り込みは必要としないか
らである。これに対し、コンピュータやワードプロセッ
サ、スキャナ等では、プリント用のデータとして2度目
のデータ取り込みが必要となる。
【0042】ステップS51、S53及びS55の次に
ステップS56の処理がなされる。ステップS56で
は、選択された全てのインターフェースの準備状態が確
認される。準備状態となっていないならば、処理はステ
ップS50に戻る。一方、準備状態ならば、プリント準
備完了とされ、処理はステップS57に進む。ステップ
S57では、プリントエンジン制御部18によりプリン
トエンジン部12及びプリントエンジン駆動部19が準
備状態とされる。このようにして、プリントエンジン部
12及びプリントエンジン駆動部19が準備状態とされ
ると、処理は、ステップS60に進む。
【0043】ステップS60では、コンピュータインタ
ーフェース8が使用されるか否かが判断される。コンピ
ュータインターフェース8が使用されるならば、ステッ
プS61の処理が行われる。ステップS61では、プリ
ンタ7からの画像転送要求信号(コンピュータインター
フェース信号に含まれる)に基づき、コンピュータやワ
ードプロセッサ等の外部接続された機器からの各情報が
プリンタに転送される。文字コードは、ビットマップデ
ータに展開され、画像メモリ17に保存される。一方、
ステップS60において、コンピュータインターフェー
ス8が使用されないならば、処理はステップS62に進
む。
【0044】ステップS62では、スキャナインターフ
ェース10が使用されるか否かが判断される。スキャナ
インターフェース10が使用されるならば、ステップS
63の処理が行われる。ステップS63では、プリンタ
7からの画像転送要求信号(スキャナインターフェース
信号に含まれる)に基づいて、外部接続されたスキャナ
により読み込まれたデータがビットマップデータとして
プリンタに転送される。このデータは、画像メモリ17
に保存される。一方、ステップS62において、スキャ
ナインターフェース10を使用しないならば、処理はス
テップS64に進む。
【0045】ステップS64では、組み込みスキャナ1
1が使用されるか否かが判断される。組み込みスキャナ
11が使用されるならば、組み込みスキャナ11が駆動
され、必要に応じてビットマップデータとして画像メモ
リ17に保存される(ステップS65)。ステップS6
4において、組み込みスキャナ11が使用されないなら
ば、処理はステップS66に進む。
【0046】ステップS66では、プリンタ7内部でデ
ータを発生するか否かが判断される。内部データが発生
されないならば、処理は、ステップS60に戻る。一
方、内部データが発生されるならば、ステップS67に
おいて、必要に応じて、内部データのビットマップデー
タが発生され、画像メモリ17に保存される。
【0047】ステップS61、S63、S65及びS6
7の次に、ステップS68の処理が行われる。ステップ
S68では、プリントするのに適したある一定量のデー
タとして各データが作成されたか否かが判断される。デ
ータが一定量に達していないならば、処理は、ステップ
S60に戻る。一方、データが一定量に達しているなら
ば、処理は、ステップS69に進む。
【0048】ステップS69では、それぞれの画像デー
タに対応するレイアウト位置情報または拡大/縮小/回
転角/一部カット/周辺ぼかし情報に基づいて、画像メ
モリ17に保存された各データが、実際にプリントする
画像イメージに並び変えられる。そのデータは、プリン
トエンジン制御部19に出力される。ステップS70で
は、プリントエンジン駆動部19に供給されたデータが
プリントエンジン部12に適するデータに変換され、プ
リント画像データとしてプリントエンジン部12に出力
される。プリントエンジン駆動部19により、プリント
エンジン部12は、供給された一枚分のデータをプリン
ト画像データとしてプリントする。ステップS71で
は、一枚分のプリントが終了したか否かが判断される。
終了していないならば、処理はステップS60に戻り、
終了したならば、一連の処理が終了とされる。
【0049】次に、ステップS1においてビデオアルバ
ムモードが選択された場合について説明する。このビデ
オアルバムとは、ビデオカメラなどで記録された画像
を、時系列的に並び替えてプリントアウトするものであ
る。図16は、そのときのモニタ20の出力画面の例を
示している。記録紙エリア30上に、タイトル31及び
時系列的に並べられたビデオ画像データ32a、32
b、32c、・・・が表示されている。このタイトル3
1は、プリンタ内部で予め持っているデータから選択さ
れるものである。また、ビデオ画像データ32a、32
b、32c、・・・は、時系列的に並べられており、例
えば、32aがビデオテープの最初に記録されているデ
ータであり、32bがその30分後のビデオ画像デー
タ、32cがさらにその30分後のビデオ画像データ、
といったようにされている。こうすることによって、こ
の1本のビデオテープの内容を、1枚の記録紙で見るこ
とができる。
【0050】ステップS1においてビデオアルバムモー
ドが選択されると、処理はステップS80に進む。ステ
ップS80では、外部接続された機器に対して準備完了
か否かを示す制御信号をプリンタ7から出力できる場合
は、ビデオカメラ3、テレビチューナ4、VTR5がビ
デオ信号送出準備状態にセットされ、処理はステップS
81に進む。ステップS81では、プリンタ内部で発生
する内部データがあるか否かが判断される。発生する内
部データがあるならば、処理はステップS82に進む。
【0051】ステップS82では、プリンタ内部で発生
するビットマップデータがマンマシンインターフェース
15を介されたユーザーのキー入力により選択される。
選択されたこのデータは、予め指定された画像メモリの
所定の領域に保存され、処理はステップS83に進む。
また、発生する内部データが無いならば、ステップS8
2をスキップして処理はステップS83に進む。
【0052】ステップS83では、このプリンタが外部
接続ビデオ機器に対して制御信号を出力できる場合は、
ビデオ信号インターフェース9を介してその制御信号で
外部接続ビデオ機器を動作させて、ビデオ信号インター
フェース9を介してビデオ信号を取り込む。また、この
プリンタが外部接続ビデオ機器に対して制御信号を出力
できない場合には、前もって決められた方法、例えば一
定時間毎、ビデオ画像の場面切り換え時毎、あるいはマ
ンマシンインターフェース15を介したユーザーのキー
入力、などのタイミングによりビデオ信号インターフェ
ース9を介してビデオ信号を取り込む。ビデオ信号が取
り込まれると、処理はステップS84に進む。
【0053】ステップS84において、ステップS83
で取り込まれたビデオ信号は、ディジタル化され、ビッ
トマップデータに変換される。ここで、このビデオ画面
のビットマップデータは、最終的に1枚の記録紙に複数
画面分がプリントされるわけである。そのため、その記
録紙に記録するのに適した大きさになるように、このビ
デオ画面のビットマップデータは、後述するような方法
で縮小加工をされる。この加工されたビデオ画面のビッ
トマップデータは、予め指定された画像メモリ17の所
定の領域に保存され、処理はステップS90に進む。ス
テップS90において、上述の、画像メモリ17の所定
の領域に保存された画像データは、予め指定されたモニ
タ上の位置に表示される。このとき、この画像データ
は、実際に1枚の記録紙にプリントする順番及び位置の
イメージで表示される。画像が表示されると、処理はス
テップS91に進む。
【0054】ステップS91では、プリントするのに適
したある一定量のビットマップデータが画像メモリ17
に蓄積されたか否かが判断される。データが一定量に達
していないならば、処理は、ステップS83に戻る。一
方、データが一定量に達しているならば、処理は、ステ
ップS92に進む。
【0055】ステップS92では、画像メモリ17上
の、プリンタ内部で発生され選択されたビットマップデ
ータ、及びビデオ信号インターフェース9より取り込ま
れ縮小加工されたビットマップデータが、実際にプリン
トする画像イメージに並び変えられる。それらのデータ
は、プリントエンジン制御部19に出力され、処理はス
テップS93に進む。ステップS93では、プリントエ
ンジン駆動部19に供給されたデータがプリントエンジ
ン部12に適するデータに変換され、プリント画像デー
タとしてプリントエンジン部12に出力される。プリン
トエンジン駆動部19により、プリントエンジン部12
は、供給されたある一定量のデータをプリント画像デー
タとしてプリントする。ステップS94では、一枚分の
プリントが終了したか否かが判断される。終了していな
いならば、処理はステップS83に戻り、終了したなら
ば、一連の処理が終了とされる。
【0056】次に、上述した、拡大/縮小/周辺ぼかし
の、各々の処理の方法について説明する。まず拡大の例
として、図17Aのような画像を図中の点線の範囲でカ
ットし、拡大する場合について説明する。ビットマップ
データの画像を拡大する場合、拡大の割合が大きくなる
ほどその画像が粗くなる。そのため、画像の拡大をする
場合には、その補間をする必要がある。そのときの補間
の方法としては、例えば、右隣の位置のデータと同じデ
ータを挿入する方法、同じく左隣の位置のデータと同じ
データを挿入する方法、また、左右の位置のデータの平
均値のデータを挿入する方法、同じく上下左右の位置の
データの平均値のデータを挿入する方法、また同じく、
周辺の位置のデータの平均値のデータを挿入する方法、
さらに、周辺の絵柄パターンのデータから何らかの手段
により類推したデータを挿入する方法、などが挙げられ
る。これらのような方法によってデータの補間をして画
像の拡大を行うのである。画像を一部カットして拡大す
る場合、そのカットする形状と拡大の割合を適当に設定
することによって、パノラマ形状の画像を簡単にプリン
トアウトすることができる。またこの場合、画像は補間
されているので、高画質のものを得ることができる。上
述のような手順によって、図17Aを一部カット/拡大
した例を図17Bに示す。
【0057】画像を縮小する方法としては、例えば次の
2つがあげられる。1つは、対象となる画像のデータか
ら、一定間隔毎にデータを間引く方法、またもう1つに
は、周辺の絵柄パターンから類推し、最適な手段、例え
ば細線を保存する、などによって縮小する方法である。
【0058】画像の周辺をぼかす処理について図18を
用いて説明する。図18Aは、処理される前のオリジナ
ルの画像である。画像の周辺ぼかし処理の場合は、この
画像の画枠から一定距離内(5〜10mm程度)にある
データが処理の対象になる。ここで、この範囲内にある
P点のデータをこの処理の対象として考える。このP点
を中心とする、ある一定値(5〜10mm程度)の一辺
を持つ正方形を想定し、その中に含まれるデータの平均
値を計算する。そして、P点のデータを、この平均値の
データに置き換えるのである。この処理を、上述したオ
リジナルの画像の画枠から一定距離内(5〜10mm程
度)にあるデータ全てについて行うと、図18Bのよう
な、周辺がぼけた画像を得ることができる。
【0059】
【発明の効果】この発明は、複数のインターフェースを
有しているので、コンピュータが複数のインターフェー
スを持つことが必要がない。また、この発明は、予め設
定されたレイアウト、あるいはユーザーが決定した、所
望のレイアウトでもって、複数の画像ソースからのコー
ドデータあるいはビットマップデータを印刷することが
できるので、コンピュータに編集用のソフトウェアをイ
ンストールする必要がない。従って、この発明によれ
ば、プリンタの他には、複数のインターフェースを有
し、且つそれらからの入力情報を編集、合成する機能を
持つ装置を不要とできる。言い換えると、コンピュータ
としてベーシックなものを使用でき、特別なソフトウェ
アを不要とすることができる。
【0060】また、この発明は、上述したように複数の
インターフェースを有しているだけでなく、画像データ
の加工及びレイアウトを行うための制御部とメモリ、及
びユーザーインターフェースを内蔵しているので、簡単
な編集作業をこの発明のプリンタのみで行うことができ
る。すなわち、その用途によっては、外部からコントロ
ールを行い、またデータを転送するようなコンピュータ
を接続する必要が無く、コストパフォーマンスに優れて
いる。また、コンピュータを接続する必要が無いこと
で、コンピュータを扱うことが苦手な人でも簡単にビデ
オ画像などの編集、加工、プリントアウトができるとい
う利点もある。
【0061】さらに、上述の一実施例のように、スキャ
ナを内蔵することによって、そのスキャナに適した各種
の特性(ガンマカーブ、色相、明度、彩度等の出力特
性)の補正を前以って行なうことができ、容易に最適な
印刷を行なうことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるプリンタ装置の原理図である。
【図2】この発明によるプリンタ装置のブロック図であ
る。
【図3】モニタに表示されるレイアウト変更前の画面の
一例を示す図である。
【図4】モニタに表示されるレイアウト変更後の画面の
一例を示す図である。
【図5】この発明によるプリンタ装置の動作に関するフ
ローチャートである。
【図6】この発明によるプリンタ装置の動作に関するフ
ローチャートである。
【図7】この発明によるプリンタ装置の動作に関するフ
ローチャートである。
【図8】この発明によるプリンタ装置の動作に関するフ
ローチャートである。
【図9】この発明によるプリンタ装置の動作に関するフ
ローチャートである。
【図10】この発明によるプリンタ装置の動作に関する
フローチャートである。
【図11】この発明によるプリンタ装置の動作に関する
フローチャートである。
【図12】この発明によるプリンタ装置の動作に関する
フローチャートである。
【図13】ビデオ信号を移動する時のモニタ上に表示さ
れる画面を示す図である。
【図14】ビデオ信号の拡大及びプリンタで発生された
文字データを移動する時のモニタ上に表示される画面を
示す図である。
【図15】コンピュータデータの移動及びスキャナデー
タを移動及び縮小する時のモニタ上に表示される画面の
例を示す図である。
【図16】ビデオアルバムモードのときのモニタ上に表
示される画面を示す図である。
【図17】画像の一部カット/拡大の方法を説明するた
めの図である。
【図18】画像の周辺ぼかしの方法を説明するための図
である。
【符号の説明】
8 コンピュータインターフェース 9 ビデオ信号インターフェース 10 スキャナインターフェース 11 組み込みスキャナ 12 プリントエンジン部 17 画像メモリ 20 モニタ
フロントページの続き (72)発明者 柿沼 孝一郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 三上 慎一郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオソースを含む、複数の画像ソース
    からのコードデータまたはビットマップデータをそれぞ
    れ受け取るための複数のインターフェースと、 上記複数のインターフェースと結合され、ビットマップ
    データに変換された上記コードデータまたは上記ビット
    マップデータを蓄えるための記憶手段と、 上記記憶手段に蓄えられた、上記複数のインターフェー
    スを介された上記画像ソースからのデータの加工を行う
    と共に、上記ビットマップデータに変換された上記コー
    ドデータまたは上記ビットマップデータを予め設定され
    たレイアウトの記録画像に構成するための制御手段と、 上記記録画像のデータ信号を受け取り、印刷するための
    プリンタ部とからなることを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 ビデオソースを含む、複数の画像ソース
    からのコードデータまたはビットマップデータをそれぞ
    れ受け取るための複数のインターフェースと、 上記複数のインターフェースと結合され、ビットマップ
    データに変換された上記コードデータまたは上記ビット
    マップデータを蓄えるための記憶手段と、 上記記憶手段に蓄えられた上記複数のインターフェース
    を介された上記画像ソースからのデータの加工を行うと
    共に、上記ビットマップデータに変換された上記コード
    データまたは上記ビットマップデータで構成される記録
    画像のレイアウトを決定するための制御手段と、 上記記録画像のデータ信号を受け取り、印刷するための
    プリンタ部とからなることを特徴とするプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のプリン
    タ装置において、 上記複数の画像ソースのうち一つは、ビデオソースであ
    り、他の画像ソースは、コンピュータ、イメージスキャ
    ナのうちの少なくとも一つのものであることを特徴とす
    るプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載のプリン
    タ装置において、 さらに、画像ソースとして、一体的に構成された内部ス
    キャナを有することを特徴とするプリンタ装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のプリンタ装置におい
    て、 上記制御手段は、マンマシンインターフェースと、コン
    ピュータと、ディスプレイとで構成され、レイアウトを
    上記ディスプレイに表示するようにしたことを特徴とす
    るプリンタ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2に記載のプリン
    タ装置において、 上記制御手段によってなされる加工処理は、画像の一部
    をカットする加工、画像を拡大及び縮小する加工、画像
    の周辺をぼかす加工、またはビデオ信号を時系列的に並
    べ替える加工であることを特徴とするプリンタ装置。
JP6235905A 1994-09-05 1994-09-05 プリンタ装置 Pending JPH0872328A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6235905A JPH0872328A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 プリンタ装置

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JPH0872328A true JPH0872328A (ja) 1996-03-19

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ID=16992977

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JP6235905A Pending JPH0872328A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 プリンタ装置

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