JPH10200766A - ダイレクトプリントアダプタ - Google Patents

ダイレクトプリントアダプタ

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JPH10200766A
JPH10200766A JP9001590A JP159097A JPH10200766A JP H10200766 A JPH10200766 A JP H10200766A JP 9001590 A JP9001590 A JP 9001590A JP 159097 A JP159097 A JP 159097A JP H10200766 A JPH10200766 A JP H10200766A
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JP
Japan
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printer
data
print
signal
color
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Withdrawn
Application number
JP9001590A
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English (en)
Inventor
Masanori Tanizaki
正徳 谷崎
Tadashi Shiozaki
正 塩▲崎▼
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続するプリンタの種類情報を得て、対応の
印刷用データ作成処理を行ない得るダイレクトプリント
アダプタの提供。 【解決手段】 プリンタ2はホスト側の問い合せに応答
する機能を有しており、制御プログラム201は接続し
ているプリンタ2に対し各インク残量を問い合せるコマ
ンドを送信し、プリンタ2からのステータス信号を受信
するプリンタ情報問い合せ手段201ー1と、ステータ
ス信号を基に当該プリンタが使用可能なインクの色およ
び数を判定し、その判定結果をメモリーにプリンタ色情
報パラメータ213として格納するプリンタ色情報判定
手段142ー2を含んでいる。また、ハーフトーン処理
決定ルーチン213ー1はメモリーに格納されているプ
リンタ色情報パラメータ201ー3を調べ、対応のハー
フトーン処理を実行するための振分けテーブルの設定等
を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像信号を入力して
プリンタに直接画像出力するために用いるダイレクトプ
リントアダプタに関し、特に、接続するプリンタの種類
に対応して印刷用画像データを作成し得るダイレクトプ
リントアダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高度な画像入出力機器の開発が著
しくそれに付随する画像処理技術の発達も著しい。この
中で一般向け画像入力機器としてはスキャナーやデジタ
ルカメラがあり、出力機器としてインクジェットプリン
タ等のプリンタがある。プリンタについてはカラー画像
の印刷出力の需要の増大に伴いカラープリンタ装置の開
発が進み、現在ではワードプロセッサの印字部、或いは
パーソナルコンピュータの周辺機器等として安価なもの
が市販されるに至っている。
【0003】また、画像処理技術の中で近年普及が著し
いものにパーソナルコンピュータを用いて映像信号を画
像信号に変換してモニターに表示し所望の画像を選んで
印刷出力する方法や、スキャナーやデジタルカメラ等か
らの画像データを入力してモニターに表示し所望の画像
を選んで印刷出力する方法がある。
【0004】パーソナルコンピュータを用いてカラー印
刷を行なう場合、入力したデジタル画像データを基にカ
ラー画像(映像)の高精度な再生印刷を行なうためにパ
ーソナルコンピュータ側でプログラム群によるカラー画
像印刷用二値化データ作成処理を行ない描画に必要な印
刷色毎にビットマップデータを作成して描画制御信号と
共にプリンタに与えカラー印刷動作を行なわせている。
【0005】なお、カラープリンタとして、濃・淡両イ
ンクを用い、絵画や写真のような高品質の画像印刷が可
能な濃・淡カラープリンタが開発/販売されており、カ
ラー印刷出力には、通常、シアン(C),マゼンタ
(M),イエロー(Y),ブラック(K)の4色のイン
クが用いられるが、濃インクのみでは高品位の階調表現
が困難なため濃・淡カラープリンタ(以下、単に、カラ
ープリンタと記す)ではシアン,マゼンタ,イエロー,
ブラックの各色について濃度の異なるインクを用いて階
調表現を疑似的に実現してカラー画像出力を得ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】また、パーソナルコン
ピュータを用いて画像(または映像)印刷処理を行なう
場合には、コマンド入力や印刷処理アプリケーションプ
ログラムおよびプリンタドライバの取込に時間(いわゆ
る、オーバーヘッドタイム)を要し、起動に時間がかか
るという問題点と、パーソナルコンピュータは普及が著
しいとはいえ、実際に使いこなすにはまだ解決すべき問
題が多く、持っていても使いこなせない者が大多数であ
るとの指摘もあり、これらの者が画像(映像)印刷処理
用アプリケーションプログラムやプリンタドライバを購
入してインストールしようとしてもインストール自体が
困難であったり、コマンド入力の方法がわからないとい
う不都合が生じかねないという問題点がある。
【0007】これらの問題点を解消し、撮影結果の印刷
処理時の操作の簡易化とオーバーヘッドタイムをほぼゼ
ロとし電源スイッチオンで処理動作が起動を可能とする
ことによりデジタルカメラ等の今後の一般家庭レベルで
の普及を図ったものとして本発明の発明者により発明さ
れ、本願出願人により平成8年10月18日付けで出願
された特願平8−276467号(名称「ダイレクトプ
リントアダプタ」)がある。この発明は映像信号入力或
いはデジタル画像信号を入力して高品質の画像をプリン
タに直接出力するものであり、入力画像信号を処理し簡
単に直接プリンタに出力できるという機能を有してい
る。
【0008】しかしながら、プリンタは機種によって印
刷色の種類が異なる場合(例えば、C,M,Y,K4色
印刷のプリンタ等)があるので、プリンタに印刷用デー
タを送る場合にプリンタが何色印刷用プリンタかによっ
てプリンタドライバ側での処理を変えなければならない
という問題点があった。
【0009】ここで、パーソナルコンピュータ等のコン
ピュータシステムの場合にはインストール時等に行なう
いわゆる「環境設定」により接続する入出力機器の登録
を行ない、それに応じて入出力を取扱うプログラム群
(I/Oコントローラ等)のパラメータを設定し必要な
モジュールを組込むように構成することにより問題の解
決を図っているものが多いが、上記ダイレクトプリンタ
アダプタではパーソナルコンピュータ一の操作に習熟し
ていない人やパーソナルコンピュータを所持していない
一般家庭レベルへの普及を目的とするので、パーソナル
コンピュータ等で行なっているようなインストール操作
なしにダイレクトプリンタアダプタ側で何色印刷用のプ
リンタが接続されているかを知り、プリンタドライバに
対応のパラメータを設定できるよう構成できれば好適で
ある。
【0010】本発明は上記問題点の解決のためになされ
たものであり、接続するプリンタの種類情報を得て、対
応の印刷用データ作成処理を行ない得るダイレクトプリ
ントアダプタを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のダイレクトプリントアダプタは、少なくと
も、プリンタ、デジタルカメラおよび信号タイプの異な
るビデオ機器を接続可能であって、ビデオ機器から入力
する映像信号から輝度信号および色差信号を生成すると
共に映像信号の同期信号を取り出し、該輝度信号と色差
信号をデジタルデータに変換する映像信号処理部と、デ
ータ処理部と、画像データから映像信号を復元してビデ
オモニターに表示する表示処理部と、入出力制御部から
の切換制御信号によりデータ転送方向を切換えるデータ
転送方向切換部と、データ処理部からの印刷用データの
出力タイミングを制御する入出力制御部と、データ処理
部に対し指示信号を与える指示信号入力部と、を備えた
本体を有し、データ処理部がCPU,メモリーおよびC
PUを機能させて少なくとも入出力データの加工を行な
うデータ処理手段を有し、データ処理手段が、本体に接
続するプリンタの少なくとも印刷可能な色情報を含む印
刷情報を問い合せるプリンタ情報問い合せ手段と、プリ
ンタ情報問い合せ手段による問い合せに対して入力され
る印刷情報から色情報を得る色情報判定手段と、上記色
情報に基づいて印刷用データを作成する印刷用データ処
理モジュールと、を有することを特徴とする。
【0012】また、望ましい実施例では、上記ダイレク
トプリントアダプタにおいて、プリンタ情報問い合せ手
段が本体に接続するプリンタに対し印刷情報を問い合
せ、色情報判定手段がプリンタから応答された印刷情報
に基づいて印刷用データを作成するよう構成されてい
る。
【0013】また、他の実施例ではプリンタ情報問い合
せ手段が本体に接続する表示装置の画面上にプリンタに
関する印刷情報からなるメニューを表示し、色情報判定
手段が選択されたメニューに基づいて印刷用データを作
成するよう構成している。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明のダイレクトプリン
トアダプタの一実施例の構成を示すブロック図であり、
ダイレクトプリントアダプタ(以下、アダプタ本体と記
す)1は、映像信号処理部110、データ転送方向切換
部120、入出力制御部130、デジタルデータ処理部
140、表示処理部150、操作部160、およびプリ
ンタ用のパラレルインターフェイス21、デジタルカメ
ラ用のシリアルインターフェイス31およびスキャナー
用のインターフェイス36、電源部12とを有してい
る。なお、メモリーカードインターフェイス32および
高速インターフェイス37を設けることもできる。
【0015】また、アダプタ本体1には図2に示すよう
に入力機器として、デジタルカメラ3,ビデオ機器4,
5、メモリーカードリーダー7、イメージスキャナー
8、フィルムスキャナー9、フォトCDリーダー10
が、出力機器としてプリンタ2およびビデオモニタ6そ
れぞれ対応のインターフェイスを介して接続可能であ
り、電源補充用にA/Cアダプタ12が接続する。な
お、メモリーカードリーダー7およびフォトCDリーダ
ー10はオプションであり、イメージスキャナー8およ
びフィルムスキャナー9(以下、両者を共に示す場合に
は単にスキャナーと記す)はインターフェイスを共用す
ることができる。
【0016】また、図示しないが、HD(磁気ディス
ク)やMO(光ディスク)等のリムーバルメディア(書
込/読み出し可能な記憶憶媒体)の書込み/読み出しを
行なう装置(HDD(磁気ディスク装置)や,MOD
(光ディスク)装置等)を接続することもできる。
【0017】また、ここでいうビデオ機器はデジタルV
CR、TVゲーム機、VTR、VCR等のビデオ信号出
力可能な機器をいう。また、接続するプリンタ2はカラ
ー印刷可能なプリンタであり、高品質なカラー画像の再
現印刷が可能な濃・淡カラープリンタであることが望ま
しい。
【0018】アダプタ本体1は、デジタルカメラ3(ま
たはメモリーカードリーダー7)からの画像データのメ
モリー142(図3)への取込,画像選択および選択画
像のプリンタ2への出力等を行なうデジタルカメラモー
ドと、ビデオ機器4,5からの映像データのメモリー1
42への取込およびプリンタ2への出力を行なうビデオ
モードと、イメージスキャナー8或いはフィルムスキャ
ナー9(またはフォトCD読取り用のフォトCDリーダ
ー10)からの映像データのメモリー142への取込お
よびプリンタ2への出力を行なうスキャナーモードの3
モード(図5)を有しており、モード選択画面,選択ス
イッチ或いはプリ印刷シート(実施例2参照)により選
択できる。
【0019】また、上記各モードでは印刷終了時あるい
はプリンタ2による印刷に代えて上述の各モードで取込
んだ画像データを磁気ディスクや光ディスク等のリムー
バルメディアへ書込む処理を選択できるよう構成し、書
込まれた画像データを所望の時期に再生(読み出し)
し、ビデオモニター6にサムネイル画像を表示したり、
プリンタ2に出力したりすることができるよう構成する
こともできる。
【0020】なお、上記各モードでの印刷終了時あるい
はプリンタ2による印刷に代えて上述の各モードで取込
んだ画像データを磁気ディスクや光ディスク等のリムー
バルメディアへ書込処理を選択する構成に代えて保存/
再生モードを設け、上述の各モードで取込んだ画像デー
タを磁気ディスクや光ディスク等のリムーバルメディア
への書込みおよび再生を行なうように構成してもよい。
【0021】映像信号処理部110は、Sビデオ機器5
からの映像信号を入力しフロントエンドを経て、クロマ
信号についてU信号(RーY)とV信号(BーY)の2
つの色差信号に変換するとともに、輝度信号Yから複合
同期信号を分離し、これらY,U,V信号をA/D変換
してデジタル信号とする。なお、入力映像信号がコンポ
ジットビデオ機器4の出力(すなわち、コンポジット信
号)の場合は輝度信号Yとクロマ信号に分離したあと色
差信号に変換以降の処理が施される。映像信号処理部1
10は、また、上述の複合同期信号と入出力制御部13
0からのタイミング信号に基づいてドットクロックを生
成し、入出力制御部130に帰還させる。
【0022】データ転送方向切換部120は、映像系
(以下、ビデオ機器4または5および映像信号処理部1
10を含む系をいう)の出力である映像データをデジタ
ルデータ処理部140(図3)のメモリー142に取込
む場合やメモリー142のデータを表示系(以下、表示
処理部150およびビデオモニタ6を含む系をいう)に
与える場合に必要な信号方向の切換え、および映像系の
タイミングとデジタルデータ処理部140のCPU14
1のサイクルタイムが異なることから両者の時間差を吸
収しタイミングを一致させるために設けられている。
【0023】データ転送方向切換部120は映像系から
1フレーム分の映像データをメモリー142に取込む場
合には映像信号処理部110でA/D変換されたデジタ
ル信号を一旦データ転送方向切換部120内に取込み、
入出力制御部130からのタイミング信号により取込ん
だ映像データをデジタルデータ処理部140の方向に流
れるように転送方向を切換える。これにより、映像デー
タはデジタルデータ処理部140のメモリー142にD
MA転送され、メモリー142に画像データとして取込
まれる。
【0024】また、データ転送方向切換部120は、メ
モリー142から1フレーム分の画像データ等を表示処
理部150に転送する場合には、メモリー142からD
MA転送される画像データを一旦取込み、入出力制御部
130からのタイミング信号により取込んだ映像データ
を表示処理部150の方向に流れるように転送方向を切
換える。
【0025】入出力制御部130は論理回路で構成さ
れ、映像信号処理部110、データ転送方向切換部12
0および表示処理部150に対して与えるタイミング信
号(同期信号)を生成すると共にDMA転送のタイミン
グを生成しCPU141に与える。また、プリンタ2に
対するデジタルデータ処理部140からの印刷用出力デ
ータ(二値化データ)等の入出力制御を行なう。
【0026】デジタルデータ処理部140は、図3に示
すように、MPUで構成されCPU141のデータバス
に接続するメモリー142およびPROM143から構
成されている。
【0027】デジタルデータ処理部140は操作部16
0からの指示信号或いは入出力制御部130からの信号
を受けて、データ転送方向切換部120を介しての映像
系画像データのメモリー142への取込、メモリー14
2に格納されている画像データ及びメニューデータのデ
ータ転送方向切換部120を介しての表示系への転送、
デジタルカメラ3用のシリアルインターフェイス31
(或いはメモリーカードリーダ7用のメモリーカードイ
ンターフェイス32)を介してのデジタルカメラ3から
の画像データのメモリー142への取込、イメージスキ
ャナー8およびフィルムスキャナー9用のインターフェ
イス36、フォトCDリーダー10用の高速インターフ
ェイス37を介してのスキャナーからの画像データの取
込等を行なう。
【0028】更に、メモリー142に取込んだ画像デー
タの伸張処理やデジタルカメラ3に対する設定条件の設
定/変更、メモリー142に格納されている画像データ
をカラー印刷用データに変換するための色変換処理、入
出力制御部130の制御に基づく印刷用データのパラレ
ルインターフェイス21を介してのプリンタ2への転
送、操作部160からの操作信号入力に基づく表示制
御、処理モードの指定に基づくメニュー画面、設定画
面、警告画面等の表示制御等を行なう。
【0029】PROM143にはデータ処理モジュール
200(図4)、メニューデータ等および初期データ等
が格納されている。
【0030】メモリー142はCPU141のDMAに
よりアクセスされ、映像系の画像データまたはデジタル
カメラ3(或いはメモリーカード7)またはスキャナー
9,8或いはフォトCDリーダー10、磁気ディスク装
置や光ディスク装置等のリムーバルメディア書込/読み
出し装置からの画像データの取込または読み出しが行な
われ、さらに、メニューデータや操作部160からの操
作入力信号および設定データが格納され、また、印刷出
力用二値化データ処理用の作業領域等としても用いられ
る。
【0031】表示処理部150は、データ転送方向切換
部120からの画像データ(Y’,U’,V’(デジタ
ル信号))を輝度信号Yと色差信号U,V(アナログ信
号)に変換し、合成回路で輝度信号Yと複合同期信号を
合成すると共にU,V信号を合成してクロマ信号を得て
Sビデオ用信号を得る。なお、コンポジットビデオ用入
力端子を持つビデオモニタ6用には、更に、輝度信号Y
と複合同期信号クロマ信号を合成してコンポジットビデ
オ用信号を出力するように構成され、Sビデオ信号また
はコンポジットビデオ信号をビデオモニタ6に出力す
る。
【0032】操作部160は操作パネル(図示せず)か
ら操作信号を受取り、指示信号(デジタル信号)に変換
してデジタルデータ処理部140に与える。
【0033】<プリンタへの出力およびプリンタ情報の
入力>プリンタ2への出力制御は入出力制御部130で
行なわれる。入出力制御部130は、更に、デジタルデ
ータ処理部140からのビットマップデータおよび描画
制御データのパラレルインターフェイス21を介しての
プリンタ2への送信タイミングを制御する。
【0034】プリンタ2はアダプタ本体1からの各デー
タを受信して印刷処理を行なう。プリンタ2としては濃
淡6色(C,M,Y,K,c,m)印刷用、濃4色
(C,M,Y,K)印刷用等の多色画像印刷用プリンタ
の他、モノクロ(K)印刷用プリンタを接続することが
できる。
【0035】なお、接続可能なプリンタのうちある種の
ものは、プリンタを接続する外部機器からの問い合せに
対応して使用可能な色の種類やインクの現在量に関する
情報や外部からの印刷用データ受信の可否、インク切れ
状態等のプリンタのステイタス(状態)信号を応答信号
として出力する機能を有する。また、接続可能なプリン
タのうちある種のものは、プリンタを接続する外部機器
からの問い合せに対応して当該プリンタの機種を意味す
るコード或いは使用可能な色の種類を意味するコードを
含む信号列を応答信号として出力する機能を有する。ま
た、接続可能なプリンタのうちある種のものは、使用可
能な色の種類やインクの現在量に関する情報や外部から
の印刷用データ受信の可否、インク切れ状態等のプリン
タのステイタスをプリンタ上の表示パネル等の表示機構
に表示する。
【0036】なお、インク残量の検出は接続可能なプリ
ンタの種類によって異なるが、プリンタ側でインクタン
ク,インク供給路,或いは記録ヘッド内に存在するイン
ク残量を光学的あるいは電気的に検出するセンサーを備
えてインク残量を検出する方式、記録ヘッドのノズルか
らのインク滴の射出回数をカウントしてインク残量を検
出する方式がある。
【0037】<インターフェイス>インターフェイス2
1,31,32,36,37はデジタルデータ処理部1
40のバスに接続しており、アダプタ本体1からの外部
機器(プリンタ、デジタルカメラ等)への出力データお
よび外部機器(デジタルカメラ、スキャナー等)からの
入力データはそれぞれ対応のインターフェイスを介して
行なわれる。
【0038】このほかのインターフェイスとして磁気デ
ィスクや光ディスク等のレムーバルメディアを接続する
インターフェイス(高速インターフェイス)をバスに接
続すように構成してもよく、或いは、HDDやMODの
使用にはフォトCDリーダー10用の高速インターフェ
イス37を共用するようにしてもよい。
【0039】なお、インターフェイス21はプリンタ用
インターフェイスであり、パラレルインターフェイス
(例えば、セントロニクスIEEE128)が用いられ
いる。印刷用データは入出力制御部130からの制御信
号に基づきメモリー142から読み出され、インターフ
ェイス21を介してプリンタに取込まれ印刷処理され
る。また、プリンタ2が外部(アダプタ本体1やパーソ
ナルコンピュータ等)からの問い合せに対して自己の状
態あるいは設定情報等を応答する応答型のプリンタの場
合にはプリンタ2からの応答信号(データ)はインター
フェイス21を介してアダプタ本体1に送られる。
【0040】<データ処理モジュール>図4はデジタル
データ処理部140による処理を実行するためのデータ
処理モジュールの構成を示すブロック図であり、データ
処理モジュール200を構成する各プログラムはPRO
M143等の記憶媒体に格納されている。なお、本実施
の形態ではデータ処理モジュール200をプログラム群
で構成しているがファームウエアとして構成してもよ
い。
【0041】図4で、データ処理モジュール200は制
御プログラム201、モード判定プログラム202、条
件設定/変更プログラム203、データ伸張プログラム
204、データ補間プログラム205および印刷用デー
タ処理モジュール210を有している。
【0042】制御プログラム201は操作パネル160
からの指示信号を受取り、アダプタ本体1が指示信号に
対応する動作を行なうように制御信号を入出力制御部1
40やメモリー142に送り、また、PROM143か
らその実行に必要なプログラムを取り出してCPU14
1による実行および制御を可能とする。
【0043】また、制御プログラム201は接続する印
刷可能な色の種類や数或いはインク残量等をプリンタに
問い合せ、プリンタからの応答信号を受け取り対応のプ
リンタ色情報パラメータを設定するように構成するか、
または接続するプリンタの種類(機種),或いは接続し
ているプリンタの印刷可能な色の種類や数をモニターに
表示して選択させて対応のプリンタ色情報パラメータを
設定するように構成することが望ましい。
【0044】モード判定プログラム202はアダプタ本
体1の起動時にビデオモニター6の画面上に表示される
選択画面でどのモードが選択されたかを判定し、対応の
処理の実行モジュールに制御を移行する(図5)。
【0045】条件設定/変更プログラム203は、デジ
タルカメラモードの場合でデジタルカメラ側の条件を設
定したり選択したりする場合に起動される。
【0046】データ伸張プログラム204はデジタルカ
メラモード或いはスキャナーモードの場合に、デジタル
カメラ3或いはフォトCDから取込まれた圧縮画像デー
タの伸張処理を行なう。
【0047】データ補間プログラム205は印刷画像の
拡大のためのデータ補間処理を行なう。データ補間処理
は取込まれたデータの画素が構成するビットマップの大
きさと印刷する記録紙のサイズが異なる場合に、原画像
を拡大して印刷するために必要な処理であり、補間方式
として線形補間法や単純に画素を水増しして原画像のビ
ットマップを拡大する単純拡大方法が知られている。
【0048】印刷用データ処理モジュール210は、ラ
スタライザ211,色補正モジュール212およびハー
フトーンモジュール214の3つを描画に必要な2値デ
ータを得るための基本的手段として備えている。
【0049】ラスタライザ211は、画像データ
(Y’,U’,V’)をR(赤),G(緑),B(青)
の3原色に変換し、それぞれの色毎にラスタ変換された
RGB多階調(例えば、256階調)ビットイメージデ
ータとしてメモリー142の所定の作業領域に展開す
る。
【0050】色補正モジュール212は、ラスタライザ
211でラスタ変換されたRGB多階調ビットイメージ
データに色補正処理を施し、印刷用のCMYK階調ビッ
トイメージデータに変換する。
【0051】ハーフトーンモジュール214は、制御プ
ログラムが設定したプリンタ色情報パラメータにより、
対応の振分けテーブルを用意して対応のハーフトーン処
理を実行する。ここで、濃・淡インクテーブルとはハー
フトーンモジュール214に入力されるCMYKの多階
調データに応じて淡インク・濃インクの打込み率を決定
するテーブルであり、ハーフトーンモジュール214は
入力される階調データ×打込み率で濃・淡それぞれの新
たな階調データを生成し、各々ハーフトーン処理を行な
い、メモリー142の所定の領域に一時保存する(図5
(b)の説明(実施例1)参照)。
【0052】
【実施例】
<実施例1>図5はアダプタ本体1に接続するプリンタ
の種類を判別するデータ処理モジュール200の一実施
例の構成を示すブロック図であり、図6はそのための制
御プログラム201の動作およびプリンタの種類に対応
した印刷用データ処理モジュール210の動作を示すフ
ローチャートである。
【0053】図5で、プリンタ2はホスト側(アダプタ
本体1やパーソナルコンピュータ等のようなプリンタを
接続する本体側をいう)の問い合せに応答する機能を有
しており、制御プログラム201は接続しているプリン
タ2に対し各インク残量を問い合せるコマンドを送信
し、プリンタ2からの応答(ステータス信号)を受信す
るプリンタ情報問い合せルーチン(プログラム)201
ー1と、ステータス信号を基に当該プリンタが使用可能
なインクの色および数を判定し、その判定結果をメモリ
ー142にプリンタ色情報パラメータ201ー3として
格納するプリンタ色情報判定ルーチン142ー2を含ん
でいる。なお、本実施例ではプリンタ情報問い合せルー
チン201ー1はプリンタ2が起動された場合に自動的
に問い合せを行ない、プリンタ2からの応答があった場
合にそれを基にプリンタ色情報パラメータ201ー3を
作成しハーフトーン処理決定ルーチン213でそのパラ
メータを引用可能に構成した。
【0054】プリンタからのステータス信号には少なく
ともインク色コードと当該色のインク残量(例えば、%
表示)が含まれている。プリンタ色情報判定ルーチン2
01ー2の判定結果としては、例えば、接続したプリン
タのステータス信号から当該プリンタがC,M,Y,
K,c,mの濃淡6色印刷が可能なプリンタであり、イ
ンク残量(%)がC=60,M=85,Y=77,K=
55,c=50,m=35のような場合には、C,M,
Y,K,c,mの濃淡6色印刷可能を意味するコードを
プリンタ色情報パラメータ201ー3としてメモリー1
42に格納する。
【0055】なお、インク残量(%)がC=60,M=
85,Y=77,K=55,c=0,m=0のような場
合には、C,M,Y,Kの4色印刷可能を意味するコー
ドをプリンタ色情報パラメータ201ー3としてメモリ
ー142に格納する。
【0056】しかし、インク残量(%)がC=60,M
=85,Y=77,K=55,c=2,m=25のよう
な場合には、C,M,Y,K,c,mの濃淡6色印刷可
能を意味するコードをプリンタ色情報パラメータとして
メモリー142に格納するか、C,M,Y,Kの4色印
刷可能を意味するコードをプリンタ色情報パラメータと
してメモリー142に格納するかの判断基準を要するの
で、制御プログラム201はプリンタ2からの色毎のイ
ンク残量およびそのインク切れ判定閾値とアダプタ本体
1での処理可能な印刷色の組合せを登録した印刷色対応
手段(テーブル)201ー4を持つよう構成することが
望ましい。
【0057】この場合、プリンタ2が4色印刷が可能な
プリンタの場合にはインク残量はC,M,Y,Kについ
てしか得られないが、その場合には他のインク(例え
ば、c,m)残量をゼロとして判定する。
【0058】図6(a)は制御プログラム201の動作
を示すフローチャートであり、アダプタ本体1からは制
御プログラム201(プリンタ色情報問い合せルーチン
201ー1)によりプリンタ2にリモートモード移行コ
マンドが送信される(ステップS1)。プリンタ2にス
イッチが入っている場合にはプリンタ2からコマンド受
信終了通知(信号)がアダプタ本体1に送信される(ス
テップS2)。
【0059】アダプタ本体1はプリンタ2からコマンド
受信終了通知を受け取るとステータス問い合せコマンド
を送信する。プリンタ2からコマンド受信終了通知がな
い場合にはステップS1に戻る(ステップS3)。
【0060】プリンタ2はアダプタ本体1からステータ
ス問い合せコマンドを受け取るとその時点での各色毎の
インク残量情報を含むステータス信号列をアダプタ本体
2に送信する(ステップS4)。
【0061】アダプタ本体1はプリンタ2からステータ
ス信号列を受け取るとそれをメモリー142に一時的に
保存し、プリンタ2に対しリモートモード終了コマンド
を送信する(ステップS5)。プリンタ2はリモートモ
ード終了コマンドを受信すると次の処理(例えば、印刷
開始)のためのリモートモード移行コマンドを受信する
まで待ち状態に入る(ステップS6)。
【0062】次に、アダプタ本体1はプリンタ色情報判
定ルーチン142ー2によりステータス信号を基に当該
プリンタが使用可能なインクの色および数を判定し、そ
の判定結果をメモリー142にプリンタ色情報パラメー
タ201ー3として格納する(ステップS7)。
【0063】図6(b)は印刷用データ処理モジュール
210の動作を示すフローチャートであり、ラスタライ
ザ211は、画像データ(Y’,U’,V’)をR
(赤),G(緑),B(青)の3原色に変換し、それぞ
れの色毎にラスタ変換されたRGB多階調ビットイメー
ジデータとしてメモリー142の所定の作業領域に展開
する(ステップS11)。
【0064】色補正モジュール212は、ラスタライザ
211でラスタ変換されたRGB多階調ビットイメージ
データに色補正処理を施し、印刷用のCMYK階調ビッ
トイメージデータに変換する(ステップS12)。
【0065】ハーフトーン処理決定ルーチン213ー1
はメモリー142に格納されているプリンタ色情報パラ
メータ201ー3を調べ、対応のハーフトーン処理を実
行するための振分けテーブルの設定等を行なう(ステッ
プS12)。
【0066】ハーフトーンモジュール213は、ハーフ
トーン処理決定ルーチン213ー1により設定された振
分けテーブルにより対応のハーフトーン処理を実行する
(ステップS214)。
【0067】すなわち、プリンタ2が濃淡6色(C,
M,Y,K,c,m)印刷用の場合には、色補正モジュ
ール212を通して得たCMYK階調ビットイメージデ
ータを更に濃淡インク振分けテーブルによってCおよび
MについてはC,cおよびM,mに振分けた上でディザ
法や誤差拡散法等のハーフトーン処理を実行する。これ
により色毎にビットマップ上の濃・淡色の配分若しくは
配置が決定され、それぞれ2値のビットマップ(濃・淡
2値データ・テーブル)が作成される。
【0068】また、このためプリンタ2が濃4色(C,
M,Y,K,c,m)印刷用の場合には、色補正モジュ
ール12を通して得たCMYK階調ビットイメージデー
タを振分けテーブルによって色毎に振分けた上でハーフ
トーンモジュール13に与え、ディザ法や誤差拡散法等
のハーフトーン処理を実行する。これにより色毎にビッ
トマップ上の濃・淡色の配分若しくは配置が決定され、
それぞれ2値のビットマップ(濃・淡2値データ・テー
ブル)が作成される。
【0069】プリンタ2がモノクロ画像印刷用の場合に
はモノクロ画像データが印刷用データ処理モジュール2
10に与えられ、色補正モジュール212でブラックK
について色補正処理を施し、ハーフトーンモジュール1
3でブラックKについてのハーフトーン処理を行なう。
【0070】ハーフトーン処理が行なわれると処理結果
は入出力制御部130からのタイミング信号によりメモ
リー142から順次(バンド毎に)取り出されて、イン
ターフェイス21を介してプリンタ2に送信される。
【0071】<実施例2>図7はアダプタ本体1に接続
するプリンタの種類を判別するデータ処理モジュール2
00の他の実施例の構成を示すブロック図であり、図8
はそのための制御プログラム201’の動作を示すフロ
ーチャートである。なお、プリンタの種類に対応した印
刷用データ処理モジュール210の動作は図6(b)と
同様である。
【0072】図7でプリンタ2’はホスト側の問い合せ
に応答する機能を有しており、制御プログラム201’
は接続しているプリンタ2に対しプリンタの機種を問い
合せるコマンドを送信し、プリンタ2からの応答を受信
するプリンタ情報問い合せルーチン201ー1’と、ス
テータス信号を基に当該プリンタが使用可能なインクの
色および数を判定し、その判定結果をメモリー142に
プリンタ色情報パラメータ201ー3として格納するプ
リンタ色情報判定ルーチン142ー2’を含んでいる。
なお、本実施例ではプリンタ情報問い合せルーチン20
1ー1’はプリンタ2’が起動された場合に自動的に問
い合せを行ない、プリンタ2からの応答があった場合に
それを基にプリンタ色情報パラメータ201ー3を作成
しハーフトーン処理決定ルーチン213でそのパラメー
タを引用可能に構成した。
【0073】プリンタからのステータス信号には少なく
ともプリンタの機種または使用可能な色の種類を意味す
るコードが含まれている。プリンタ色情報判定ルーチン
201ー2’では予め登録されたプリンタの機種または
使用可能な色の種類を意味するコードとアダプタ本体1
側で処理可能な色の種類とを対応させた印刷色対応手段
(テーブル)201ー4’によりプリンタ色情報パラメ
ータ201ー3を設定しメモリー142に格納する。
【0074】図8で、アダプタ本体1からは制御プログ
ラム201(プリンタ色情報問い合せルーチン201ー
1’)によりプリンタ2’にリモートモード移行コマン
ドが送信される(ステップS101)。プリンタ2’に
スイッチが入っている場合にはプリンタ2からコマンド
受信終了通知(信号)がアダプタ本体1に送信される
(ステップS102)。
【0075】アダプタ本体1はプリンタ2’からコマン
ド受信終了通知を受け取ると機種問い合せコマンドを送
信する。プリンタ2’からコマンド受信終了通知がない
場合にはステップS1に戻る(ステップS103)。
【0076】プリンタ2’はアダプタ本体1から機種問
い合せコマンドを受け取るとプリンタの機種情報を含む
信号列をアダプタ本体2に送信する(ステップS10
4)。
【0077】アダプタ本体1はプリンタ2’から機種情
報を受け取るとそれをメモリー142に一時的に保存
し、プリンタ2’に対しリモートモード終了コマンドを
送信する(ステップS105)。プリンタ2’はリモー
トモード終了コマンドを受信すると次の処理(例えば、
印刷開始)のためのリモートモード移行コマンドを受信
するまで待ち状態に入る(ステップS106)。
【0078】次に、アダプタ本体1はプリンタ色情報判
定ルーチン142ー2’により機種情報および印刷色対
応手段(テーブル)201ー4’を基に当該プリンタが
使用可能なインクの色および数を判定し、その判定結果
をメモリー142にプリンタ色情報パラメータ201ー
3として格納する(ステップS107)。
【0079】<実施例3>図9(a)はアダプタ本体1
に接続するプリンタの種類を判別するデータ処理モジュ
ール200の他の実施例の構成を示すブロック図であ
り、図(b)はそのための制御プログラム201”の動
作を示すフローチャートである。なお、プリンタの種類
に対応した印刷用データ処理モジュール210の動作は
図6(b)と同様である。
【0080】本実施例はプリンタ2”がホスト側の問い
合せに応答する機能を有していない場合にも接続するプ
リンタの種類を判別し得る方式であり、図9(a)で、
制御プログラム201はプリンタ情報問い合せルーチン
201ー1”ビデオモニター6に接続しているプリンタ
2”の機種を使用者に問い合せるメニュー(例えば、プ
リンタの機種又は使用可能な色、或いは使用しているカ
ートリッジの種類を羅列したもの)を表示し、使用者に
メニューを選択させ、使用者がプリンタ2”の表示パネ
ル(図示せず)上の表示や,使用するインクカートリッ
ジの種類,或いはカタログの記載等に基づいてメニュー
を選択するとプリンタ色情報判定ルーチン142ー2”
により印刷可能な色および数を判定し、その判定結果を
メモリー142にプリンタ色情報パラメータ201ー3
として格納する。
【0081】また、プリンタ色情報判定ルーチン201
ー2”は各メニューとアダプタ本体1側で処理可能な色
の種類とを対応させた印刷色対応手段(テーブル)20
1ー4”によりプリンタ色情報パラメータ201ー3を
設定しメモリー142に格納する。
【0082】図9(b)で、アダプタ本体1の起動後制
御プログラム201(プリンタ色情報問い合せルーチン
201ー1)によりビデオモニター6の画面上にプリン
タ情報選択メニュー(図9(c))が表示される(ステ
ップS201)。
【0083】メニューが選択されるとプリンタ色情報判
定ルーチン142ー2”は選択されたメニュー情報およ
び印刷色対応手段(テーブル)201ー4”を基に当該
プリンタが使用可能なインクの色および数を判定し、そ
の判定結果をメモリー142にプリンタ色情報パラメー
タ201ー3として格納する(ステップS202)。
【0084】以上本発明の2、3の実施例について説明
したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、例えば、本発明の主要部である映像信号処理部、デ
ータ転送方向切換部、入出力処理部、デジタルデータ処
理部、表示処理部および各インターフェイスをビデオ機
器,プリンタ,ファクシミリ装置、デジタルカメラ或い
はスキャナーに組込んだり、その他種々の変形実施が可
能であることはいうまでもない。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
リンタ側からのプリンタ情報を得てダイレクトプリンタ
アダプタ側で何色印刷用のプリンタが接続されているか
を知り対応の印刷用データを作成することができる。従
って、パーソナルコンピュータ等を用いる場合のように
インストールや環境設定を行なう必要がなく、パーソナ
ルコンピュータ一の操作に習熟していない人やパーソナ
ルコンピュータを所持していない一般家庭でも接続する
プリンタの設定操作に煩わされること無く画像印刷を行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のダイレクトプリントアダプタの一実施
例の構成を示すブロック図である。
【図2】ダイレクトプリントアダプタの入出力機器接続
例を示す図である。
【図3】デジタルデータ処理部の基本的構成を示すブロ
ック図である。
【図4】データ処理モジュールの構成例の説明図であ
る。
【図5】ダイレクトプリントアダプタに接続するプリン
タの種類を判別するデータ処理モジュールの一実施例の
構成を示すブロック図である。
【図6】図5の制御プログラムおよび印刷用データ処理
モジュールの動作を示すフローチャートである。
【図7】ダイレクトプリントアダプタに接続するプリン
タの種類を判別するデータ処理モジュールの他の実施例
の構成を示すブロック図である。
【図8】図7の制御プログラムの動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】ダイレクトプリントアダプタに接続するプリン
タの種類を判別するデータ処理モジュールの他の実施例
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 アダプタ本体(ダイレクトプリントアダプタ) 2,2’,2” プリンタ 3 デジタルカメラ 4,5 ビデオ機器(デジタルVCR、TVゲーム機、
VTR、VCR) 6 ビデオモニタ(モニターテレビ、家庭用テレビ) 21,31,32,36,37 インターフェイス 110 映像信号処理部 120 データ転送方向切換部 130 入出力制御部 140 デジタルデータ処理部(データ処理部) 142 メモリー 200 データ処理モジュール 201 制御プログラム 201ー1,201ー1’,201ー1” プリンタ情
報問い合せセルーチン(プリンタ情報問い合せ手段) 201ー2,201ー2’,201ー2” プリンタ色
情報判定ルーテイン(色情報判定手段) 201ー3 プリンタ色情報パラメータ(色情報) 201ー4,201ー4’,201ー4” 印刷色対応
手段(テーブル) 210 印刷用データ処理モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B41J 2/525 B41J 3/00 B

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、プリンタ、デジタルカメラ
    および信号タイプの異なるビデオ機器を接続可能であっ
    て、ビデオ機器から入力する映像信号から輝度信号およ
    び色差信号を生成すると共に映像信号の同期信号を取り
    出し、該輝度信号と色差信号をデジタルデータに変換す
    る映像信号処理部と、データ処理部と、画像データから
    映像信号を復元してビデオモニターに表示する表示処理
    部と、入出力制御部からの切換制御信号によりデータ転
    送方向を切換えるデータ転送方向切換部と、データ処理
    部からの印刷用データの出力タイミングを制御する入出
    力制御部と、データ処理部に対し指示信号を与える指示
    信号入力部と、を備えた本体を有し、 前記データ処理部がCPU,メモリーおよびCPUを機
    能させて少なくとも入出力データの加工を行なうデータ
    処理手段を有し、 該データ処理手段が、 本体に接続するプリンタの少なくとも印刷可能な色情報
    を含む印刷情報を問い合せるプリンタ情報問い合せ手段
    と、 上記プリンタ情報問い合せ手段による問い合せに対して
    入力される印刷情報から色情報を得る色情報判定手段
    と、 上記色情報に基づいて印刷用データを作成する印刷用デ
    ータ処理モジュールと、を有することを特徴とするダイ
    レクトプリントアダプタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のダイレクトプリントア
    ダプタにおいて、プリンタ情報問い合せ手段が本体に接
    続するプリンタに対し印刷情報を問い合せ、色情報判定
    手段がプリンタから応答された印刷情報に基づいて印刷
    用データを作成することを特徴とするダイレクトプリン
    トアダプタ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のダイレクトプリントア
    ダプタにおいて、プリンタ情報問い合せ手段が本体に接
    続する表示装置の画面上にプリンタに関する印刷情報か
    らなるメニューを表示し、色情報判定手段が選択された
    メニューに基づいて印刷用データを作成することを特徴
    とするダイレクトプリントアダプタ。
  4. 【請求項4】 ダイレクトプリントアダプタのデータ処
    理部の制御動作を機能させる下記a,b,c手段のうち
    少なくとも1つをコンピュータが読取り可能に格納した
    ことを特徴とする記憶媒体。 a: 請求項1に記載のデータ処理手段、 b: 請求項2に記載のプリンタ情報問い合せ手段およ
    び色情報判定手段 c: 請求項3に記載のプリンタ情報問い合せ手段およ
    び色情報判定手段
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1186989B1 (en) * 2000-09-11 2011-01-12 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, system and printer driver
US7880910B2 (en) 2002-06-04 2011-02-01 Canon Kabushiki Kaisha Image sensing apparatus, printing system, and print control method
US8174711B2 (en) 2002-06-04 2012-05-08 Cannon Kabushiki Kaisha Printing system, control method therefor, and photo-direct printing apparatus
JP2017091038A (ja) * 2015-11-05 2017-05-25 コニカミノルタ株式会社 印刷制御プログラム及び印刷制御方法

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