JP2004129279A - ダイレクトプリントアダプタ - Google Patents

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谷崎 正徳
Kiyoshi Nagaharu
永春 潔
Tadashi Shiozaki
塩▲崎▼ 正
Takeo Endo
遠藤 岳男
Yuji Matsueda
松枝 裕司
Kazuya Horii
堀井 和哉
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Abstract

【課題】 映像信号あるいはデジタル画像信号を入力して高品質の画像をプリンタに直接出力するダイレクトプリンタアダプタの提供。
【解決手段】 ビデオモードではビデオ機器4,5の映像信号は映像信号処理部10で色差信号および同期信号に分離され、色差信号は信号変換部15でデジタル化され、入出力制御部60の制御によりデータ転送方向切換部30のスイッチが切換えられ、1フレーム分の画像データがメモリー52に転送される。デジタルカメラモードでは、デジタルカメラ2からの画像データがメモリー52に取込まれる。表示時には、データ転送方向切換部30のスイッチが切換えられ、メモリー52からの画像データが映像信号復号部40に転送され、ビデオ出力用信号として合成され表示される。印刷時にはデータ処理部50によりメモリー上の画像データがカラー印刷用データとされ、プリンタ7に送信される。
【選択図】   図1

Description

 本発明はビデオやテレビからの映像信号入力或いはデジタルカメラやメモリーカード等の記憶媒体からのデジタル画像信号を入力してプリンタに直接出力するために用いるダイレクトプリンタアダプタに関する。
 ビデオ映像或いはテレビ映像を印刷出力する従来技術として、特開昭63−179677号公報に開示された、映像信号に応じたプリントを行なうプリント手段と、映像信号をモニタに出力するモニタ出力端と、入力画像信号の画質を調節してプリント手段及びモニタ出力端に出力する画質調節手段を備えたビデオプリンタがある。
 上記公報に開示の技術は入力した映像信号を一旦デジタル信号に変換してから再びアナログ信号に戻して色の調整を行なう点に特徴を有している。
 一方、上述の技術をもとにした映像印刷出力専用装置以外に、パーソナルコンピュータを用いて映像信号を画像信号に変換してモニターに表示し所望の画像を選んで印刷出力する方法が近年用いられている。
 また、近年、デジタルカメラが開発/販売され普及しつつあるが、デジタルカメラの撮影結果(デジタル化されたカラー画像データ)は終局的には印刷出力する必要があるので、ビデオ或いはテレビ映像を印刷出力する場合と同じようにパーソナルコンピュータを用いて印刷出力されている。
 この方法は、デジタルカメラが画像記録に固定内部メモリーを使うタイプの場合はデジタルカメラの出力端子とパーソナルコンピュータの入力信号端子をシリアルケーブルで接続し画像信号(画像データ)をRS232C等のインターフェイスを介してパーソナルコンピュータに取込み伸張処理を施してから、カラー印刷出力処理を行なうものである。
 なお、デジタルカメラが画像記録にメモリーカードを使うタイプの場合にはメモリーカードをパーソナルコンピュータに接続されたメモリーカードリーダー(読取り装置)で読取ることによりパーソナルコンピュータに取込んで伸張処理を施してからカラー印刷出力処理を行なう。
 また、カラー印刷出力処理時には、カラー画像(映像)の高精度な再生印刷を行なうためにパーソナルコンピュータ側でプログラム群による画像印刷用データ作成処理を行ない描画に必要な印刷色毎にビットマップデータを作成して制御信号と共にプリンタに与えカラー印刷動作を行なわせている。
 なお、カラープリンタとして、濃・淡両インクを用い、絵画や写真のような高品質の画像印刷が可能な濃・淡カラープリンタが開発/販売されている。
 また、上述の画像印刷データ作成処理プログラム群はプリンタドライバと呼ばれており、プリンタドライバ110は、図8に示すように、通常、ラスタライザ,色補正モジュールおよびハーフトーンモジュールからなる3つを描画に必要な2値データを得るための基本的手段として備えており、描画コマンドおよび画像データはラスタライザ111で処理され、描画コマンドは駆動系制御信号,描画系制御信号に分解(或いは解釈)され、画像データはR(赤),G(緑),B(青)の3原色に分解されて、それぞれの色毎にラスタ変換されたRGB多階調(例えば、256階調)ビットイメージデータとなる。
 ラスタライザ111で変換されたラスタデータを印刷色に対応させるため、RGB多階調ビットイメージデータを更に色補正モジュール112を通して色補正処理を施し、K(ブラック),C(シアン),M(マゼンタ),およびY(イエロー)の印刷用のCMYK階調ビットイメージデータに変換する。
 印刷色にはディスプレイ画面への表示色と異なり階調性をもたせることができないので、このままでは印刷される再現画像は階調表現がないモノトーン画像となるが、同一色について濃度の異なったインクを用いることによって疑似的に再生画像に階調性を持たすことができる。
 このため、色補正モジュール112を通して得たCMYK階調ビットイメージデータを、更に濃淡インク振分けテーブルによってCおよびMについてはC,cおよびM,mに振分けた上でハーフトーンモジュール113に与え、ディザ法や誤差拡散法等のハーフトーン処理を実行する。これにより色毎にビットマップ上の濃・淡色の配分若しくは配置が決定され、それぞれ2値のビットマップ(濃・淡2値データ・テーブル)が作成される。パーソナルコンピュータ90はラスタライザ111で分解(或いは解釈)して得た各制御信号と共に、ビットマップデータ(濃色ビットマップデータおよび淡色ビットマップデータ)をプリンタ200に送信する。プリンタ200はパーソナルコンピュータ90からの制御信号及び各色毎のビットマップデータを基にして印刷動作を行ない、記録紙上にカラー画像を再生する。
 しかしながら、前述の特開昭63−179677号公報に開示されたビデオプリンタでは入力した映像信号を一旦デジタル信号に変換してから再びアナログ信号に戻して色の調整を行なっているので、R,G,Bの3原色に分解されたRGB多階調(例えば、256階調)ビットイメージデータを得ることは出来るが、D/A変換とA/D変換を繰返しているので画質の劣化が生じやすく、また、安定性に欠けるというアナログ特有の問題点があった。
 また、パーソナルコンピュータを用いる場合にはパーソナルコンピュータ自体の汎用性のため画像(または映像)印刷処理以外の多くのアプリケーションプログラムを備えているのが通常であり、これらのアプリケーションプログラムや上述のプリンタドライバはWindows(登録商標)やMSーDOS(いずれもマイクロソフト社のパーソナルコンピュータ用OSの商品名)等のOSの管理下で動作する。
 従って、画像(または映像)印刷処理を行なう場合には、使用者はOSで規定されたコマンド入力操作を行なって印刷処理アプリケーションプログラムおよびプリンタドライバをそれらが格納されている格納装置(例えば、磁気ディスク)からパーソナルコンピュータの内部メモリーに取込んで、実行可能状態にする必要があるが、コマンド入力や印刷処理アプリケーションプログラムおよびプリンタドライバの取込に時間(いわゆる、オーバーヘッドタイム)を要し、オーバーヘッドタイムは短くても数分間を要し、起動に時間がかかるという問題点があった。
 また、パーソナルコンピュータは普及が著しいとはいえ、実際に使いこなすにはまだ解決すべき問題が多く、持っていても使いこなせない者が大多数であるとの指摘もあり、これらの者がデジタルカメラでの撮影結果を印刷するため画像(映像)の印刷処理用アプリケーションプログラムやプリンタドライバを購入してインストールしようとしてもインストール自体が困難であったり、コマンド入力の方法がわからないという不都合が生じかねないという問題点もある。
 このような背景から、デジタルカメラが今後普及し一般家庭で通常用いられるようになるためには、撮影結果の印刷処理時の操作の簡易化とオーバーヘッドタイムをほぼゼロとし電源スイッチオンで処理動作が起動される携帯可能な装置の開発の要請があった。
 本発明は上記従来の問題点の解消および要請の実現のためになされたものであり、映像信号入力或いはデジタル画像信号を入力して高品質の画像をプリンタに直接出力するポータブルなダイレクトプリンタアダプタの提供を目的とする。
 上記の目的を達成するために本発明のダイレクトプリントアダプタは、ビデオ機器から入力する映像信号から輝度信号および色差信号を生成すると共に、映像信号の同期信号を取り出して入出力制御部に与える映像信号処理部と、映像信号処理部からの輝度信号と色差信号をデジタルデータに変換する信号変換部と、CPU,メモリーおよびプログラム格納部を含むデータ処理部と、画像データから映像信号を復元してビデオモニター表示データとする映像信号復号部と、データを一時的に保持し入力順に出力可能であって入出力制御部からの切換制御信号によりデータ転送方向を切換えるデータ転送方向切換部と、データ処理部に対する、メモリーへのデータ取込或いはデータ取り出しのタイミング信号と、映像信号処理部、信号変換部、データ転送方向切換部およびデータ処理部へ与えるタイミング信号を生成すると共に、データ処理部からの印刷用カラーデータの出力タイミングを制御し、更に、ビデオモードではデータ転送方向切換部に対しメモリーにデジタル化された色差信号を転送可能にするための切換制御信号を送出し、表示時にはデータ転送方向切換部に対しメモリーから取り出した画像データを映像信号復号部に転送可能にするための切換制御信号を送出する入出力制御部と、データ処理部に対し指示信号を与える指示信号入力部と、を備え、ビデオモードでは信号変換部でデジタルデータ化された輝度信号と色差信号をデータ転送方向切換部を介して画像データとしてメモリー取込み、デジタルカメラモードではデジタルカメラのメモリーに格納されている画像データを受信してメモリーに取込み、表示時にはメモリーから画像データを取り出してデータ転送方向切換部を介して映像信号復号部に与え、印刷時にはメモリーに取込まれた画像データからカラー印刷用データを作成して入出力制御部の制御の下にプリンタに送信することを特徴とする。
 望ましい実施例では、データ転送方向切換部がFIFOおよびその前段に設けられた前段スイッチと後段に設けられた後段スイッチを有し、前段スイッチの一方がデータ処理部のデータバスに接続し、他方がFIFOに接続すると共に、前段スイッチのデータバス接続端側と後段スイッチの入力端がラインで接続し、後段スイッチとFIFOを結ぶラインに信号変換部からの出力ラインが接続し、前段スイッチとFIFOを結ぶラインに映像信号復号部への出力ラインが接続してなる。
 また、データ処理部は、データ処理部が、指示信号出力部からの指示信号を受取り、必要な制御信号を入出力制御部に送り、また、プログラム格納部から実行に必要なプログラムを取り出してCPUによる実行および制御を可能とする制御手段を有している。更に、データ処理部が、デジタルカメラがダイレクトプリントアダプタに接続しているとき、デジタルカメラに設定された日付やパワーオフ時間の設定条件を設定或いは変更するための設定或いは変更データをデジタルカメラに送信する条件設定/変更手段を有する。
 更に、望ましい実施例では、カラー印刷用データ作成処理をするプリンタドライバが、画像データの輝度データYと色差データU,Vを変換してR,G,Bの三原色を得て、メモリー所定の作業領域に展開するラスタライザを含むよう構成されることが望ましい。
 図2は本発明のダイレクトプリントアダプタの周辺機器接続構成図であり、ダイレクトプリントアダプタ(以下、アダプタ本体と記す)1には入力機器として、デジタルカメラ2およびビデオ機器4または5が、出力機器としてビデオモニタ6およびプリンタ7が端子接続可能であり、電源補充用にA/Cアダプタ8が接続する。
 なお、ここでいうビデオ機器はデジタルVCR、TVゲーム機、VTR、VCR等のビデオ信号出力可能な機器をいい、図2のビデオ機器4はNTSCコンポジットビデオを、ビデオ機器5はNTSCセパレイトビデオ(S端子ビデオ)を意味し、ビデオモニタ6にはビデオ入力端子が備えられている。また、接続するプリンタ7はカラー印刷可能なプリンタであり、高品質なカラー画像の再現印刷が可能な濃・淡カラープリンタであることが望ましい。
 また、アダプタ本体1には図6に示すような操作パネル70と図7に示すような端子部80が設けられている。なお、アダプタ本体1にはデジタルカメラの画像記録用メモリーカードリーダー(図示せず)を内蔵させてもよく、或いは外付けとしてメモリーカードリーダー3の入力端子を設けるようにしてもよい。
 図1はアダプタ本体1の回路構成例を示すブロック図である。
 アダプタ本体1は操作パネル基板、メイン基板、およびACアダプタにより構成されており、操作パネル基板68は図6に示すような操作パネル70の電源スイッチ72や、各操作スイッチ74,75,77〜79と表示LED71,73および76用の回路からなり、メイン基板に接続されている。
 メイン基板は、図1に示すように映像信号処理部10、信号変換部15、データ転送方向切換部30、映像信号復号部40、デジタルデータ処理部50、シリアルインターフェイス55、入出力制御部60、パラレルインターフェイス65および電源部90から構成されている。なお、後述するように更にメモリーカードインターフェイス56を設けることもできる。
 (映像信号処理)
 映像信号処理部10は、信号前処理を行なうフロントエンド(図示せず)、YC分離回路11、映像信号処理回路12およびドットクロック生成回路13からなり、ビデオ機器4または5からの入力信号を処理し、輝度信号およびクロマ信号を変換して輝度信号Yと色差信号U,Vを生成して出力すると共に、Y,U,V信号をメモリーに書込むためのドットクロックを出力する。
 YC分離回路11はコンポジットビデオ機器4からの入力信号を輝度信号とクロマ信号(色信号)に分離し、映像信号処理回路12に出力する。なお、S端子ビデオ機器5からの入力信号は始めから輝度信号とクロマ信号に分離されているのでフロントエンドで輝度信号とクロマ信号にセレクトされのち映像信号処理回路12に与えられる。
 映像信号処理回路12は、クロマ信号について色変換処理を行ない、U信号(RーY)とV信号(BーY)の2つの色差信号に変換する。映像信号処理回路12はまた輝度信号(Y)から複合同期信号を分離して輝度信号Yを得る。
 ドットクロック生成回路13は映像信号処理回路12および入出力制御部60からタイミング信号を受け取って、ドットロック(本実施例ではデータ量の多い輝度信号Yに対しては13.5MHz、U,V信号に対しては1/2の6.25MHz)を生成し、入出力制御部60に帰還させる。
 (デジタル信号への変換)
 信号変換部15は3チャンネル8ビットのA/Dコンバータからなり、上述のドットクロックで輝度信号Yと色差信号U,Vをそれぞれサンプリングして各々8ビットの分解能でA/D変換してデジタル化された映像信号Y’,U’,V’(以下、映像データと記す)を出力しデータ転送方向切換部30に与える。
 (映像信号入力系,メモリー,表示系の間の信号方向切換)
 データ転送方向切換部30は、映像系(以下、ビデオ機器4または5、映像信号処理部10および信号変換部15を含む系をいう)の出力である映像データをメモリー52に取込む場合やメモリー52の信号を表示系(以下、映像信号復号部40およびモニターテレビ6を含む系をいう)に与える場合に必要な信号方向の切換え、および映像系のタイミング(13.5MHz)とデジタルデータ処理部50のCPUのサイクルタイムが異なる(非同期)ことから両者の時間差を吸収しタイミングを一致させるために設けられている。
 (映像系からメモリーへのデータの取込)
 図3はデータ転送方向切換部30の構成例であり、データ転送方向切換部30は図3(a),(b)に示すように、FIFO32とその前後に設けられたスイッチ31およびスイッチ33から構成されており、スイッチ31の一方がデータ処理部のデータバスに接続し他方がFIFO32に接続すると共に、スイッチ31のデータバス接続端側とスイッチ33の入力端がラインで接続し、スイッチ33とFIFO32を結ぶラインに信号変換部15からの出力ラインが接続し、スイッチ31とFIFO32を結ぶラインに映像信号復号部40への出力ラインが接続してなる。
 図3(a)で、映像系から1フレーム分(2フィールド)の映像データをメモリー52に取込む場合は、同時に、スイッチ31をオン、スイッチ33をオフとする。これにより映像データは一旦FIFO32に取込まれ、そのあと入出力制御部60からのタイミング信号によりFIFO31に取込まれた映像データが取り出されてスイッチ31を経由してCPU51によりメモリー52にDMA転送され、メモリー52に画像データとして取込まれる。スイッチ31,33のオン/オフ制御信号およびFIFO32からメモリーへの画像データのDMA転送のためのタイミング信号(同期信号)は入出力制御部60により生成される。
 (メモリーから表示系への画像データ等の転送)
 図3(b)で、メモリー52から1フレーム分の画像データ(デジタルカメラ2で作成されるY,U,V形式の画像データ(デジタルデータ)をいう、以下同じ)やメニューデータを映像信号復号部40に転送する場合は、同時に、前段のスイッチ31をオフ、後段のスイッチ33をオンとする。これによりメモリー52の画像データはCPU51によるDMA転送によりFFIFO32に一旦取込まれ、その後FIFO32から映像信号復号部40に転送される。スイッチ31,33のオン/オフ制御信号およびメモリー52からのデータのDMA転送のためのタイミング信号(同期信号)は入出力制御部60により生成される。
 (プリントアウト中の表示)
 プリントアウト時には画像データ処理を優先し表示用のDMA転送は行なわないが、入出力制御部からの表示制御信号は動作しているのでFIFO32に取込んだデータを繰返し映像信号復号部40に転送する。プリントアウト中も同様である。
 なお、上記説明で映像系からメモリーへのデータの取込とメモリーから表示系への画像データの転送を行なうデータ転送方向切換部30にFIFO32を用いているが、これに限られることなく映像データを一時的に保持し入力順に出力可能な構成(先入先出可能な構成)を有するものであればよく、例えば、データ転送方向切換部30の構成要素としてデュアル・ポート・ラム(Dual port RAM)のような双方向メモリーを用いることができる。
 (映像信号等の復号)
 映像信号復号部40は信号変換回路41および信号合成回路42から構成され、信号変換回路41はD/Aコンバータからなり、データ転送方向切換部30からの画像データ(Y’,U’,V’(デジタル信号))を輝度信号Yと色差信号U,V(アナログ信号)に変換し、信号合成回路42で、先ず、輝度信号Yと複合同期信号を合成し、次にU,V信号を合成してクロマ信号を得てS端子ビデオ用信号を得る。なお、コンポジットビデオ用入力端子を持つモニターテレビ6用には、更に、輝度信号Yと複合同期信号を合成した信号とクロマ信号を合成してコンポジットビデオ用信号を出力するように構成する。
 (デジタルカメラとの信号入出力)
 デジタルカメラ2側では撮影結果は固定用メモリー(或いは、メモリーカード等の取り出し可能な磁気媒体)に映像データと同じY,U,V形式でデジタル画像データY’,U’,V’(以下、単に、画像データと記す)として記録されている。
 デジタルカメラ2が画像記録に固定内部メモリーを使うタイプの場合は固定内部メモリーに記録された画像信号(画像データ)はケーブルおよびRS232C等のインターフェイス65を介して受信されデジタルデータ処理部50に取込まれて処理される(後述)。なお、デジタルカメラ2で得られた画像データは通常メモリー容量を節約するためジェイペグ(JPEG:静止画像の代表的な圧縮規格)等による圧縮が施されているが、このような場合にはデジタルデータ処理部50は受け取った圧縮データに伸張処理を施して復元し、メモリー52の画像データ用領域に格納する。
 また、アダプタ本体1からデジタルカメラ2に対しデジタルカメラ2の設定条件(日付、パワーオフ時間等)の設定、変更を行なうこともできる。
 また、デジタルカメラが画像記録にメモリーカードを使うタイプの場合にはメモリーカードリーダー3からの画像信号(画像データ)をメモリーカードインターフェイス56を介してデジタルデータ処理部50に取込み処理することができる。
 (プリンタへの出力)
 プリンタ7への出力制御は入出力制御部60で行なわれる。入出力制御部60はデジタルデータ処理部50からのビットマップデータおよび描画制御データのパラレルインターフェイス65を介してのプリンタ7への送信タイミングは入出力制御部60により制御される。
 プリンタ7はアダプタ本体1からの各データを受信して印刷処理を行なう。なお、実施例ではアダプタ本体1に接続されるプリンタ7はカラー印刷可能なプリンタであることが望ましく、更に、濃・淡両インクを用いてカラー印刷が可能なプリンタであることが望ましい。
 (デジタルデータ処理部)
 デジタルデータ処理部50はMPUで構成されCPU51のデータバスに接続するメモリー52およびPROM53から構成されており、データ転送方向切換部30を介しての映像系画像データのメモリー52への取込、メモリー52に格納されている画像データ及びメニューデータのデータ転送方向切換部30を介しての表示系への転送、デジタルカメラ2からの画像データの取込および伸張処理やデジタルカメラ2に対する設定条件の設定/変更、メモリー52に格納されている画像データをカラー印刷用データに変換するためのプリンタドライバ110(後述)による処理、入出力制御部60の制御に基づくプリンタドライバ110により作成された印刷用データのプリンタへの転送、操作パネルからの操作信号入力に基づく制御処理等を行なう。
 メモリー52はCPU51のDMAによりアクセスされ、映像系の画像データまたはデジタルカメラからの画像データの取込または読み出しが行なわれ、さらに、メニューデータや操作パネルからの入力コマンドおよび設定データが格納され、また、後述のプリンタドライバ用の作業領域等としても用いられる。なお、実施例ではメモリー51として16MビットのDーRAM(Dynamic RAM)が用いられている。
 PROM53にはデータ処理モジュール100および設定データ等が格納されている。なお、実施例ではPROM53として4MビットのフラッシュROM(Flush ROM)を用いている。
 (入出力制御部)
 入出力制御部60は論理回路で構成され、映像信号処理部10、信号変換部15、データ転送方向切換部30および映像信号復号部40に対して与えるタイミング信号(同期信号)を生成すると共にDMA転送のタイミングを生成しCPU51に与える。また、プリンタ7に対するデジタルデータ処理部50からの印刷用出力データ等の出力制御を行なう。
 (操作信号の入出力および電源)
 操作パネル基板68(指示信号入力部に相当)は、図6に示すような操作パネル70から操作信号を受取り、指示信号(デジタル信号)に変換してデジタルデータ処理部50に与える。
 操作信号としては、例えば、図6に示す操作パネル70の設定スイッチ72の押し下げによるメニュー画面起動/選択信号、設定内容変更スイッチ74の操作による設定変更信号、印刷スイッチ77の押し下げによる印刷開始/終了指示信号、表示切換えスイッチ78の押し下げによるモニタ画面の表示切換え指示信号、メモリースイッチ79の押し下げによるメモリー52上の画像データのテレビモニター6への表示指示信号等がある。
 なお、デジタルデータ処理部50は操作パネル基板68に対して操作指示に対する応答信号を送り、操作パネル上に表示させることができる(例えば、操作パネル60を例にすると、LED73の点灯による操作エラー表示や、LED76の点灯による印刷可能表示等)。
 電源回路90は電源スイッチがオンにされると、ACアダプタ8から電源供給を受け、そこから電源をメイン基板上および操作パネル基板上68の各回路に供給する。
 (データ処理モジュール)
 図4はデジタルデータ処理部50による処理を実行するためのデータ処理モジュールの構成を示すブロック図であり、データ処理モジュール100を構成する各プログラムはPROM53に格納されている。なお、本実施の形態ではデータ処理モジュール100をプログラム群で構成しているがファームウエアとして構成してもよい。
 図4で、データ処理モジュール100は制御プログラム101、条件設定/変更プログラム102、データ伸張プログラム103、データ補間プログラム106およびプリンタドライバ110を有している。
 制御プログラム101は操作パネル70からの指示信号を受取り、アダプタ本体1が指示信号に対応する動作を行なうように制御信号を入出力制御部60やメモリー52に送り、また、PROM53からその実行に必要なプログラムを取り出してCPU51による実行および制御を可能とする(実施例参照)。
 条件設定/変更プログラム101はデジタルカメラ2がインターフェイス55を介してアダプタ本体1に接続しているとき、使用者が操作パネル70を操作してデジタルカメラ2側の日付やパワーオフ時間等の設定条件を設定したり変更する場合に起動され、設定或いは変更した条件をデジタルカメラ2側にインターフェイス55を介して送信するものであり、オプションとして備えられている。
 データ伸張プログラム103はデジタルカメラ2から取込まれた圧縮画像データの伸張処理を行なう。伸張処理は画像の圧縮方式に対応しているのでデータ伸張プログラム103としてその圧縮方式に対応した伸張プログラムを用いればよい。
 データ補間プログラム104は印刷画像の拡大のためのデータ補間処理を行なう。データ補間処理は取込まれたデータの画素が構成するビットマップの大きさと印刷する記録紙のサイズが異なる場合に、原画像を拡大して印刷するために必要な処理であり、補間方式として線形補間法や単純に画素を水増しして原画像のビットマップを拡大する単純拡大方法が知られている。
 プリンタドライバ110は、ラスタライザ111,色補正モジュール112およびハーフトーンモジュール113の3つを描画に必要な2値データを得るための基本的手段として備えている。
 ラスタライザ111は、画像データ(Y’,U’,V’)をR(赤),G(緑),B(青)の3原色に変換し、それぞれの色毎にラスタ変換されたRGB多階調(例えば、256階調)ビットイメージデータとしてメモリー52の所定の作業領域に展開する。
 色補正モジュール112は、ラスタライザ111でラスタ変換されたRGB多階調ビットイメージデータに色補正処理を施し、印刷用のCMYK階調ビットイメージデータに変換する。
 ハーフトーンモジュール113は色補正モジュール112を通して得たCMYK階調ビットイメージデータを濃淡インクテーブルによって濃淡各々のデータに振分け、更に、ディザ法、誤差拡散等のハーフトーン処理を施して色毎にビットマップ上の濃・淡色の配分若しくは配置が決定し、それぞれ2値のビットマップを作成する。ここで、濃・淡インクテーブルとはハーフトーンモジュール113に入力されるCMYKの多階調データに応じて淡インク・濃インクの打込み率を決定するテーブルであり、入力される階調データ×打込み率で濃・淡それぞれの新たな階調データを生成し、各々ハーフトーン処理を行ない、メモリー52の所定の領域に一時保存する。
 ハーフトーン処理が行なわれると処理結果は入出力制御部60からのタイミング信号によりメモリー52から順次(バンド毎に)取り出されて、インターフェイス65を介してプリンタ7に送信される。
 なお、アダプタ本体1に接続されるプリンタの機種によっては濃・淡インクを用いての濃淡カラー印刷機能を持たないものもあるが、このような場合にはプリンタドライバ110によるハーフトーン処理を要しないのでハーフトーンモジュール113を機能させることなく、色補正モジュール112を通して得たCMYK階調ビットイメージデータをプリンタ7に送信するよう構成することができる。このためにアダプタ本体1のシステム用設定スイッチ(図示せず)、或いは操作パネル70等でプリンタドライバ110の機能選択(或いは接続したプリンタが濃淡印刷可能か否かを設定)ができるように構成することが望ましい。
  <実施例>
 アダプタ本体1の一実施例について以下により説明する。
 アダプタ本体1は操作パネル基板、メイン基板、およびACアダプタ8を幅240〜250mm,高さ50mm,奥行140〜160mm程度の外形の箱型筐体に収容してなり、筐体の上面前部には図6に示すような操作パネル70が設けられ、筐体後部には端子部80が設けられている。
 操作パネル70には電源が投入された場合に点灯する電源表示LED71,アダプタ本体1の電源投入スイッチ72,エラー表示LED73,ビデオ画面を用いて諸設定を行なうメニュー画面を起動するためのメニュー画面起動用スイッチ74,メニュー画面での設定内容変更スイッチ75,印刷表示LED76,印刷スイッチ77,ビデオモニタに表示する画像をモードによって切換える切換表示スイッチ78およびメモリー52に取込まれている画像データをモードによって画像表示するためのメモリースイッチ79等が設けられている。
 また、端子部80にはプリンタ用出力端子81、デジタルカメラ用入力出力端子82、コンポジットビデオモニタ用出力端子83、コンポジットビデオ用出力端子84、S端子ビデオ用入力端子85、電源入力端子86等が備えられている。
 図5は、デジタルデータ処理部50の基本的動作例、すなわち、メモリー52への画像データの取込、メモリー52上の画像データの表示および印刷処理動作を示すフローチャートである。
 説明の前提として電源オンで接続されている機器がテレビやビデオ等のビデオ機器4または5の場合を「ビデオモード」、デジタルカメラあるいはメモリーカードの場合を「デジタルカメラモード」とする。また、電源が投入されるとテレビモニター6の画面上に案内メニューや、選択メニュー、或いは設定メニューが表示され、使用者は操作パネル上の各スイッチを操作することによりメニューの選択或いは条件設定ができるよう構成されている。
 (メモリーへの画像データの取込)
 ステップS1でCPU1は入出力制御部60の状態信号とシリアルインターフェイス55(およびメモリーカードインターフェイス56)の状態信号を調べてモードを判定し、ビデオモードの場合にはステップS2に移行し、デジタルカメラモードの場合にはステップS4に移行する。
 ステップS2で、CPU51は入出力制御部60にデータ転送方向切換部30の信号方向をデータ処理部50側に切換えるための切換指示信号を送出する。入出力制御部60は切換指示信号を受けてデータ転送方向切換部30のスイッチ31をオン,スイッチ33をオフに切換えるのでデジタル化された映像データY’,U’,V’がデータ処理部50に与えられる。
 ステップS3で、CPU51はDMA転送により1フレーム分の映像データをデータバスを介してメモリー53に取込み、画像データ格納用領域に格納し、ステップS6に移行する。
 ステップS4で、CPU51はシリアルインターフェイス55或いはメモリーカードインターフェイス56から所定の数(実施例では1〜36個)の画像データをメモリー52に取込む。取込んだ画像データはJPEGで圧縮されているのでデータ伸張プログラム103で伸張処理を行なって画像を復元し、画像データ格納用領域に格納する(ステップS5)。
 (メモリー上の画像データの表示)
 ステップS6で、CPU52は入出力制御部60にデータ転送方向切換部30の信号方向を映像信号復号部40側に切換えるための切換指示を送出する。入出力制御部60はデータ転送方向切換部30のスイッチ31をオフ,スイッチ33をオンに同時に切換えるのでメモリー52からの画像データが映像信号復号部40に与えられ、映像信号復号部40でコンポジットビデオ信号或いはS端子ビデオ信号に復元されてビデオモニター6に表示される。
 ステップS7でCPU51は印刷スイッチ77が押されているか否かを調べ、印刷スイッチ77が押されている場合にはステップ9に移行する。印刷スイッチ77が押されているか否かは操作基板68から印刷指示信号を受け取った否かを調べることにより判定できる。なお、印刷スイッチ77以外のスイッチ操作があった場合には当該スイッチの操作に基づく動作を行なうため指示信号を調べる(ステップS8)。
 (画像データの印刷処理)
 ステップS9で、CPU51はデータ補間プログラム102を実行して、画像を印刷する用紙サイズ情報を調べメモリーに格納されている1画像分の画像の情報量(画素数)の拡大倍率を決定し補間処理(本実施例では線形補間)を施して、補間された画像データをメモリー52の印刷用作業領域に一時的に格納する。
 ステップS10で、CPU51はプリンタドライバ110により印刷用データ作成処理を実行し、ラスタライザ111により画像データY’,U’,V’をR(赤),G(緑),B(青)の3原色に変換し、それぞれの色毎にラスタ変換されたRGB多階調(例えば、256階調)ビットイメージデータとしてメモリー52の所定の作業領域に展開し、色補正モジュール112によりラスタライザ111でラスタ変換されたRGB多階調ビットイメージデータに色補正処理を施し、印刷用のCMYK階調ビットイメージデータに変換し、ハーフトーンモジュール113により色補正モジュール112を通して得たCMYK階調ビットイメージデータを濃淡インクテーブルによって濃淡各々のデータに振分け、ハーフトーン処理を施して色毎にビットマップ上の濃・淡色の配分若しくは配置が決定し、それぞれ2値のビットマップデータを作成し、ハーフトーン処理が終了するとステップS11に移行する。
 ステップS11で、CPU51は入出力制御部60に印刷準備終了信号を送出する。入出力制御部60は印刷準備終了信号を受け取ると、プリンタ7側の印刷動作状態を調べ、印刷動作可能状態の場合にCPU51にデータ送信要求信号を送出する。
 ステップS12で、CPUはDMA転送によりメモリー52から印刷制御データ及び色毎のビットマップデータをパラレルインターフェイス65を介して順次プリンタ7に送信する。
 以上本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、本発明の主要部である映像信号処理部10、信号変換部15、データ転送方向切換部30、映像信号復号部40、デジタルデータ処理部50、シリアルインターフェイス55、入出力制御部60、パラレルインターフェイス65をビデオ機器,プリンタ,ファクシミリ装置或いはデジタルカメラに組込んだり、その他種々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
 以上説明したように本発明によれば、A/D変換が1回ですむので信号変換による画質の劣化が生じず、デジタル処理のため安定的である。また、データ転送方向切換部により映像系からメモリーへのデータの取込やメモリーから表示系へのデータ転送ができ制御が簡単である。また、電源オンで起動し、使用者はモニター画面に表示される案内メニューに従って選択或いは設定ができるので操作が簡単で起動に時間がかからない。また操作が簡単なため特別な知識を要することなく、一般家庭でビデオ機器からの映像のカラープリントやデジタルカメラで撮影した撮影結果を簡単にプリンタで印刷できる。
ダイレクトプリンタアダプタの回路構成例を示すブロック図である。 ダイレクトプリントアダプタの周辺機器接続例を示す図である。 データ転送方向切換部の構成例を示すブロック図である。 データ処理モジュールの構成例の説明図である。 デジタルデータ処理部の基本的動作例を示すフローチャートである。 ダイレクトプリントアダプタの操作パネルの一例を示す説明図である。 ダイレクトプリントアダプタの外部機器との接続端子部の一例を示す図である。 パーソナルコンピュータを用いた従来のカラー画像(映像)印刷処理用のプリンタドライバの構成を示す図である。
符号の説明
  1 ダイレクトプリントアダプタ
  2 デジタルカメラ
  3 メモリーカードリーダー
  4,5 ビデオ機器(デジタルVCR、TVゲーム機、VTR、VCR)
  6 ビデオモニタ(モニターテレビ、家庭用テレビ)
  7 プリンタ(カラープリンタ)
  8 A/Cアダプタ
 10 映像信号処理部
 15 信号変換部
 30 データ転送方向切換部
 40 映像信号復号部
 50 デジタルデータ処理部
 51 CPU
 52 メモリー(DーRAM)
 53 PROM(FLUSH ROM)
 55 シリアルインターフェイス
 56 メモリーカードインターフェイス
 60 入出力制御部
 65 パラレルインターフェイス
 70 操作用信号入力部
 90 電源部
100 データ処理モジュール
101 制御プログラム
102 条件設定/変更プログラム
103 データ伸張プログラム
106 データ補間プログラム
110 プリント処理モジュール

Claims (6)

  1.  ビデオ機器から入力する映像信号から輝度信号および色差信号を生成すると共に、映像信号の同期信号を取り出して入出力制御部に与える映像信号処理部と、
     映像信号処理部からの輝度信号と色差信号をデジタルデータに変換する信号変換部と、
     CPU,メモリーおよびプログラム格納部を含むデータ処理部と、
     画像データから映像信号を復元してビデオモニター表示データとする映像信号復号部と、
     データを一時的に保持し入力順に出力可能であって入出力制御部からの切換制御信号によりデータ転送方向を切換えるデータ転送方向切換部と、
     データ処理部に対する、メモリーへのデータ取込或いはデータ取り出しのタイミング信号と、映像信号処理部、信号変換部、データ転送方向切換部およびデータ処理部へ与えるタイミング信号を生成すると共に、データ処理部からの印刷用カラーデータの出力タイミングを制御し、更に、ビデオモードではデータ転送方向切換部に対しメモリーにデジタル化された色差信号を転送可能にするための切換制御信号を送出し、表示時にはデータ転送方向切換部に対しメモリーから取り出した画像データを映像信号復号部に転送可能にするための切換制御信号を送出する入出力制御部と、
     データ処理部に対し指示信号を与える指示信号入力部と、
    を備え、
     ビデオモードでは信号変換部でデジタルデータ化された輝度信号と色差信号をデータ転送方向切換部を介して画像データとしてメモリーに取込み、
     デジタルカメラモードではデジタルカメラのメモリーに格納されている画像データを受信してメモリーに取込み、表示時にはメモリーから画像データを取り出してデータ転送方向切換部を介して映像信号復号部に与え、
     印刷時にはメモリーに取込まれた画像データからカラー印刷用データを作成して入出力制御部の制御の下にプリンタに送信することを特徴とするダイレクトプリントアダプタ。
  2.  請求項1に記載のダイレクトプリントアダプタにおいて、
     データ転送方向切換部が、
      FIFOおよびその前段に設けられた前段スイッチと後段に設けられた後段 スイッチを有し、
      前段スイッチの一方がデータ処理部のデータバスに接続し、他方がFIFO に接続すると共に、前段スイッチのデータバス接続端側と後段スイッチの入力端がラインで接続し、後段スイッチとFIFOを結ぶラインに信号変換部からの出力ラインが接続し、前段スイッチとFIFOを結ぶラインに映像信号復号部への出力ラインが接続してなることを特徴とするダイレクトプリントアダプタ。
  3.  請求項1に記載のダイレクトプリントアダプタにおいて、データ処理部が、指示信号出力部からの指示信号を受取り、必要な制御信号を入出力制御部に送り、また、プログラム格納部から実行に必要なプログラムを取り出してCPUによる実行および制御を可能とする制御手段を有することを特徴とするダイレクトプリントアダプタ。
  4.  請求項1に記載のダイレクトプリントアダプタにおいて、データ処理部が、デジタルカメラがダイレクトプリントアダプタに接続しているとき、デジタルカメラに設定された日付やパワーオフ時間の設定条件を設定或いは変更するための設定或いは変更データをデジタルカメラに送信する条件設定/変更手段を有することを特徴とするダイレクトプリントアダプタ。
  5.  請求項1に記載のダイレクトプリントアダプタにおいて、画像データを色変換してカラー印刷用データ作成処理をするプリンタドライバが、画像データの輝度データYと色差データU,Vを変換してR,G,Bの三原色を得て、メモリー所定の作業領域に展開するラスタライザを含むことを特徴とするダイレクトプリントアダプタ。
  6.  ダイレクトプリントアダプタのデータ処理部の制御動作を機能させる下記手段の少なくとも1つを格納したことを特徴とする記憶媒体。
    a: 請求項3に記載の制御手段、
    b: 請求項4に記載の条件設定/変更手段、
    c: 請求項5に記載のプリンタドライバ。
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