JPH10126510A - 共通信号回線の設定装置 - Google Patents

共通信号回線の設定装置

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JPH10126510A
JPH10126510A JP27467496A JP27467496A JPH10126510A JP H10126510 A JPH10126510 A JP H10126510A JP 27467496 A JP27467496 A JP 27467496A JP 27467496 A JP27467496 A JP 27467496A JP H10126510 A JPH10126510 A JP H10126510A
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common signal
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signal line
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JP27467496A
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Kazutoshi Kobayashi
和敏 小林
Shinjiro Fujii
慎二郎 藤井
Shinichi Shintani
信一 新谷
Akira Ohata
朗 尾幡
Sachiko Ishimoto
幸子 石本
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
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    • H04L49/3081ATM peripheral units, e.g. policing, insertion or extraction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
    • H04Q11/0478Provisions for broadband connections
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5629Admission control
    • H04L2012/563Signalling, e.g. protocols, reference model
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    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5629Admission control
    • H04L2012/5631Resource management and allocation
    • H04L2012/5632Bandwidth allocation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 共通信号回線の設定装置に関し、共通信号回
線に設定されるべき回線容量を柔軟に管理して2局間通
信容量を有効利用することを課題とする。 【解決手段】 交換機3のトラフィック量検出手段3a
が、交換機3と交換機4との間の共通信号回線2のトラ
フィック量を検出する。このトラフィック量検出手段3
aが検出したトラフィック量を基にして、回線容量変更
決定手段3bが、共通信号回線2に設定されている回線
容量の変更が必要であるか否かを判断するとともに、設
定回線容量の変更が必要な場合に、共通信号回線2に新
たに設定すべき回線容量を決定する。設定回線容量の変
更が必要とされた場合、回線容量変更実施手段3cが、
決定された新たな設定回線容量に基づき、共通信号回線
2の設定回線容量の変更を実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共通信号回線の設
定装置に関し、特に、多数の通話回線とは独立に各交換
機の間に設定され、これらの通話回線によって共用され
て各種制御信号の伝送を行う共通信号回線の設定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、広帯域ISDN(B−ISDN)
システムにおける No.7 共通線信号装置(Common Channe
l Signaling System) 用の回線(ここでは「共通信号回
線」と呼ぶ)は、交換機間の物理線のうちの特定回線を
VPI(Virtual Path Identifier) およびVCI(Virtu
al Channel Identifier)によって指定するとともに、A
TMスイッチのルーティングテーブルの設定によって、
物理線内の指定特定回線とレベル2終端装置とを接続す
ることで実現する。
【0003】保守者が交換機に共通信号回線を設定する
場合、具体的には、まず共通信号回線に用いるべき適当
な物理線およびVPI/VCIを決定する。この決定情
報を基にして、保守者は交換機内のプロセッサへ共通信
号回線の設定のためのコマンドを入力する。このコマン
ドの入力に従い、プロセッサでは、レベル2終端装置お
よびレベル1終端装置の初期化を行い、また、共通信号
回線に所望の回線容量を設定する。そして、ATMスイ
ッチのルーティングテーブルの設定を行い、レベル2終
端装置とレベル1終端装置とを繋げる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来、共通信
号回線の設定が、保守者によるプロセッサへのコマンド
入力により行なわれるため、共通信号回線に設定される
回線容量は固定的であった。このため、共通信号回線の
トラフィック量が大きくなった場合、譬え2局間通信容
量には余裕があっても、共通信号回線に輻輳が発生し、
送信すべき各種制御信号の一部が欠落してしまう可能性
があった。これによって局間サービスの品質の低下が発
生する。これは、共通信号回線に障害が発生した場合も
同じである。また逆に、共通信号回線のトラフィック量
が小さくなった場合、共通信号回線として使用する回線
容量が減少するので、その余った分を通話回線に流用す
ることができるにも拘らず、共通信号回線に設定される
回線容量が固定的であるために不可能であった。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、共通信号回線に設定されるべき回線容量を柔
軟に管理して2局間通信容量の有効利用を図った共通信
号回線の設定装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、図1に示すように、多数の通話回線1と
は独立に交換機3,4の間に設定され、これらの通話回
線1によって共用されて各種制御信号の伝送を行う共通
信号回線2のトラフィック量を検出するトラフィック量
検出手段3aと、トラフィック量検出手段3aが検出し
たトラフィック量に基づき、共通信号回線2に設定され
た回線容量の変更の要否および新たに設定すべき回線容
量を決定する回線容量変更決定手段3bと、回線容量変
更決定手段3bによって設定回線容量の変更が必要とさ
れた場合、決定された新たな設定回線容量に基づき、共
通信号回線2の設定回線容量の変更を実施する回線容量
変更実施手段3cとを有することを特徴とする共通信号
回線の設定装置が提供される。
【0007】以上のような構成において、交換機3のト
ラフィック量検出手段3aが、交換機3と交換機4との
間の共通信号回線2のトラフィック量を検出する。この
トラフィック量検出手段3aが検出したトラフィック量
を基にして、回線容量変更決定手段3bが、共通信号回
線2に設定されている回線容量の変更が必要であるか否
かを判断するとともに、設定回線容量の変更が必要な場
合に、共通信号回線2に新たに設定すべき回線容量を決
定する。回線容量変更決定手段3bによって設定回線容
量の変更が必要とされた場合、回線容量変更実施手段3
cが、決定された新たな設定回線容量に基づき、共通信
号回線2の設定回線容量の変更を実施する。
【0008】かくして、共通信号回線に設定されるべき
回線容量が、共通信号回線2のトラフィック量に応じて
決定され、その決定された回線容量が共通信号回線2に
設定される。したがって、送信すべき各種制御信号の一
部が欠落して、局間サービスの品質が低下することが防
止され、また、共通信号回線で余った回線容量分を通話
回線に流用することもできる。すなわち、2局間通信容
量が有効に利用されることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。まず、第1の実施の形態の原理構
成を、図1を参照して説明する。第1の実施の形態は、
共通信号回線2のトラフィック量を検出するトラフィッ
ク量検出手段3aと、トラフィック量検出手段3aが検
出したトラフィック量に基づき、共通信号回線2に設定
された回線容量の変更の要否および新たに設定すべき回
線容量を決定する回線容量変更決定手段3bと、回線容
量変更決定手段3bによって設定回線容量の変更が必要
とされた場合、決定された新たな設定回線容量に基づ
き、共通信号回線2の設定回線容量の変更を実施する回
線容量変更実施手段3cとから構成される。
【0010】図2はこうした構成を含む交換機の詳しい
構成を示す構成図である。交換機10は、プロセッサ1
1、入力装置12、レベル2終端装置13、ATMスイ
ッチ14、およびレベル1終端装置15から構成され
る。プロセッサ11は、入力装置12から送られた共通
信号回線の設定コマンドにより作動して、図1に示した
トラフィック量検出手段3a、回線容量変更決定手段3
b、および回線容量変更実施手段3cの機能を実現す
る。レベル2終端装置13は、 No.7 共通線信号のレベ
ル2機能の終端を行い、レベル1終端装置15は、AT
Mセルの終端を行う。ATMスイッチ14には電話等の
加入者装置20が接続され、ATMスイッチ14は、ル
ーティングテーブルに設定されたルーティングデータに
従い、レベル2終端装置13とレベル1終端装置15と
の接続や、加入者装置20とレベル1終端装置15との
接続を行う。レベル1終端装置15には局間物理線30
が接続される。局間物理線30によって構成される複数
の回線にはVPI/VCIが付与されて互いに識別され
る。プロセッサ11は制御バス16によって、レベル2
終端装置13、ATMスイッチ14、およびレベル1終
端装置15に接続される。共通信号回線は、レベル2終
端装置13から、ATMスイッチ14およびレベル1終
端装置15を介して局間物理線30に接続され、通話回
線は、加入者装置20からATMスイッチ14およびレ
ベル1終端装置15を介して局間物理線30に接続され
ている。
【0011】図3は、プロセッサ11が実現する機能の
概要をブロック化して示す図である。すなわち、トラフ
ィック観測部11aは、共通信号回線に関係する各部の
トラフィックを観測し、観測結果をトラフィック情報と
して共通線容量管理部11cへ通知する。装置管理部1
1bは、交換機10を構成する各種装置の状態を監視
し、それらに障害が発生したり、障害から復旧したとき
に、障害情報や復旧情報を共通線容量管理部11cへ通
知する。共通線容量管理部11cは、トラフィック観測
部11aから通知された共通信号回線のトラフィック情
報を、共通信号回線に現在設定されている回線容量と比
較して、共通信号回線に設定されている回線容量の変更
が必要であるか否かを判断するとともに、変更が必要で
ある場合には、新たに設定すべき回線容量を決定する。
こうした判断結果や新たに設定すべき回線容量を、共通
線容量管理部11cは共通線容量制御部11dへ通知す
る。共通線容量制御部11dは、共通線容量管理部11
cからの通知に従い、共通信号回線の設定回線容量(帯
域)の変更を実施する。共通線容量管理部11cおよび
共通線容量制御部11dの詳しい動作については、図
4、図5を参照して後述する。
【0012】なお、トラフィック観測部11aは、図1
に示したトラフィック量検出手段3aに対応し、共通線
容量管理部11cは、図1に示した回線容量変更決定手
段3bに対応し、共通線容量制御部11dは、図1に示
した回線容量変更実施手段3cに対応する。
【0013】図4は、共通線容量管理部11cの詳しい
動作を説明する図である。すなわちまず、トラフィック
観測部11aから共通信号回線のトラフィック量が通知
されると、それらのトラフィック量を平均観測時間Ta
に亘って平均化して平均値40aを得る。その平均値4
0aが、段階的閾値X1〜X5で画成される領域のどこ
に含まれるかを判別する。この場合、平均値40aは閾
値X3と閾値X4との間の領域に含まれる。含まれる領
域が判別されたら、その領域を画成する2つの閾値X
3,X4のうちの大きい値の閾値を選択する(この場
合、閾値X4)。この選択された閾値を、共通信号回線
に現在設定されている回線容量41a(閾値X5相当)
と比較する。その結果、両者が異なっている場合には、
共通信号回線に設定されている回線容量の変更が必要で
あると判断するとともに、新たに設定すべき回線容量と
して、前述の選択された閾値を指定する。この場合、選
択された閾値X4は回線容量41aと異なっているの
で、閾値X4を、新たに設定すべき回線容量41bに決
定する。つぎに同様にして、平均値40bを求め、これ
を基にして閾値X3を選択し、この閾値X3を新たに設
定すべき回線容量41cとして決定する。
【0014】図5は、共通線容量制御部11dの詳しい
動作を説明する図である。すなわち、共通線容量制御部
11dは、共通線容量管理部11cから、共通信号回線
の設定回線容量の増量が必要という判断結果を通知され
ると、まず、共通信号回線を収容している局間物理線3
0の中で、通話回線および共通信号回線に使用されてい
ない残りの回線容量を調べる。この残り回線容量が、新
たに設定すべき回線容量と今までの設定回線容量との差
以上であれば、この残り回線容量へ拡張することによ
り、共通信号回線の新たな回線容量を確保する。反対
に、共通線容量管理部11cから、共通信号回線の設定
回線容量の減量が必要という判断結果を通知されると、
共通線容量制御部11dは、今までの設定回線容量を縮
小して新たな回線容量に設定し直す。
【0015】以上のように、第1の実施の形態では、共
通信号回線のトラフィック量の平均値に応じて、共通信
号回線に設定されるべき回線容量が決定され、その決定
された新しい回線容量に共通信号回線の設定回線容量を
合わせるようにする。これにより、常時、必要十分な回
線容量が共通信号回線に設定でき、2局間通信容量の有
効利用が図られる。
【0016】また、共通信号回線に設定される回線容量
の変更が、同一局間物理線内での単なる容量変更である
ので、高速な変更処理が可能である。なお、第1の実施
の形態では、共通信号回線のトラフィック量の平均値に
より共通信号回線の設定回線容量を制御するために、ト
ラフィック量がバースト的に大きくなった場合には、設
定回線容量を越える事態が発生する。しかし、第1の実
施の形態を局間回線の使用率の比較的低いシステムに適
用しさえすれば、局間物理線内に空き回線容量が多く存
在すると想像される。このため、設定回線容量を越えた
共通信号回線のトラフィックをこの空き回線容量によっ
て救うことが可能である。あるいは、設定回線容量を越
えたために共通信号回線の呼制御信号が廃棄された場合
でも、そもそも、局間呼数が少ない筈であるので、呼損
になる数は少ないものと思われ、実用上の支障は少な
い。
【0017】つぎに、第2の実施の形態を説明する。第
2の実施の形態の構成は、図2および図3に示す第1の
実施の形態の構成と同じである。ただし、プロセッサ1
1内の共通線容量管理部11cの動作内容において、第
2の実施の形態は第1の実施の形態と異なっている。し
たがって、第2の実施の形態の説明では、第1の実施の
形態の構成を流用し、異なっている部分だけを説明す
る。
【0018】図6は、第2の実施の形態の共通線容量管
理部の動作原理を説明する図である。なお、第1の実施
の形態の共通線容量管理部11cは、トラフィック量が
バースト的に大きくなった場合や、局間回線の使用率の
高いシステムに適用した場合には問題があったが、第2
の実施の形態の共通線容量管理部は、トラフィック量が
バースト的に大きくなった場合や、局間回線の使用率の
高いシステムに適用した場合でも正常に動作し得るもの
である。
【0019】図6に示すように、2局間容量は、通話回
線用に使用される部分と共通信号回線用に使用される部
分と、未使用の残りの部分と分けられる。残りの部分
は、通話回線用にも共通信号回線用にも使用されるが、
両者の取り合いになった場合には通話回線に優先権があ
る。一方、共通信号回線用に使用される部分には定常確
保領域42と一時確保領域43とがある。定常確保領域
42は、譬え通話回線が必要な回線容量を確保できない
ときでも容量を分けることをしない部分であり、一時確
保領域43は、通話回線が必要容量を確保できないと
き、容量を通話回線用に譲る部分である。一時確保領域
43は前述の残りの部分に設定される。定常確保領域4
2の容量は固定ではなく常時変化し得る。
【0020】共通信号回線のトラフィックが、定常確保
領域42に収まっている間は、共通信号回線の通信は保
証される。共通信号回線のトラフィックがバーストして
一時的に多くの回線容量が必要になると、その分を非優
先容量として一時確保領域43に確保する。この確保さ
れた容量は、通話回線のトラフィックが増大したりする
と、通話回線用に転用される。しかし、一時確保領域4
3に確保された容量が、共通信号回線にとって優先容量
として確保されるべきものと判断した場合には、定常確
保領域42を拡大してその部分を取り込むようにする。
【0021】こうした動作原理に基づき、共通線容量管
理部が実際に動作した場合を図7を参照して説明する。
図7は、第2の実施の形態の共通線容量管理部の具体的
な動作を説明する図である。すなわち、前回に共通信号
回線に設定された回線容量が閾値X2であり、この回線
容量が定常確保領域に存在するとする。このとき、共通
信号回線のトラフィック量が閾値X2を越えた場合(C
1)、このトラフィック量が閾値X3と閾値X4との間
にあるので、共通信号回線の回線容量を閾値X4に設定
する。この増えた分だけの回線容量は一時確保領域(図
7の斜線部)に設定される。それと同時に、容量定常化
時間タイマを起動して容量定常化時間T1を計測する。
容量定常化時間タイマが容量定常化時間T1を計測し終
える前に、共通信号回線のトラフィック量が閾値X2を
下回った場合(C2)、共通信号回線の回線容量を閾値
X2に戻し、一時確保領域に設定されていた回線容量を
放棄する。
【0022】つぎに同様に、共通信号回線のトラフィッ
ク量が閾値X2を越えた場合(C3)、このトラフィッ
ク量が閾値X2と閾値X3との間にあるので、共通信号
回線の回線容量を閾値X3に設定し、この増えた分の回
線容量を一時確保領域(図7の斜線部)に設定する。そ
れと同時に、容量定常化時間タイマを起動する。容量定
常化時間タイマが容量定常化時間T1を計測し終えて
も、共通信号回線のトラフィック量が閾値X2と閾値X
3との間にあるので(C4)、共通信号回線の設定回線
容量を閾値X3のままにし、しかも定時確保領域を閾値
X3まで拡張する。
【0023】さらに、共通信号回線のトラフィック量が
閾値X3を越え(C5)、このトラフィック量が閾値X
3と閾値X4との間にあるので、共通信号回線の回線容
量を閾値X4に設定し、この増えた分だけの回線容量を
一時確保領域(図7の斜線部)に設定する。それと同時
に、容量定常化時間タイマを起動する。容量定常化時間
タイマが容量定常化時間T1を計測し終えても、共通信
号回線のトラフィック量が閾値X3と閾値X4との間に
あるので(C6)、共通信号回線の設定回線容量を閾値
X4のままにし、しかも定時確保領域を閾値X4まで拡
張する。
【0024】つぎに、共通信号回線のトラフィック量が
閾値X3を下回った場合(C7)、共通信号回線の設定
回線容量を閾値X4のままにし、定常容量減設時間タイ
マを起動して定常容量減設時間T2を計測する。定常容
量減設時間タイマが定常容量減設時間T2を計測し終え
る前に、共通信号回線のトラフィック量が閾値X3を越
えた場合には共通信号回線の設定回線容量をそのままに
する。しかし、定常容量減設時間タイマが定常容量減設
時間T2を計測し終えても、共通信号回線のトラフィッ
ク量が閾値X3を下回っている場合(C8)、共通信号
回線の設定回線容量を縮小し、定時確保領域もその縮小
位置にまで戻す。図7の例では、共通信号回線のトラフ
ィック量が、定常容量減設時間T2の間、閾値X1と閾
値X2との間にあったので、共通信号回線の回線容量を
閾値X2に設定し直す。
【0025】以上のように、共通信号回線の回線容量確
保が保証される定常確保領域と、通話回線の回線容量確
保が共通信号回線の回線容量確保よりも優先される一時
確保領域とを設けることにより、2局間容量の有効利用
が促進される。特に、第2の実施の形態の共通線容量管
理部は、トラフィック量がバースト的に大きくなった場
合や、局間回線の使用率の高いシステムに適用した場合
でも、それらに関係なく正常に動作し得るものである。
【0026】つぎに、第3の実施の形態を説明する。第
3の実施の形態の構成は、図2および図3に示す第1の
実施の形態の構成と同じである。ただし、プロセッサ1
1内の共通線容量制御部11dの動作内容において、第
3の実施の形態は第1の実施の形態と異なっている。し
たがって、第3の実施の形態の説明では、第1の実施の
形態の構成を流用し、異なっている部分だけを説明す
る。
【0027】図8は、第3の実施の形態の共通線容量制
御部の動作原理を説明する図である。第3の実施の形態
では、レベル1終端装置15a,15bおよび局間物理
線30a,30bを設ける。
【0028】通常、ATMスイッチ14は、レベル2終
端装置13とレベル1終端装置15aとを接続し、これ
によって、レベル2終端装置13から局間物理線30a
に至る共通信号回線を構成している。ここで、共通線容
量管理部11cから、共通信号回線の設定回線容量の増
量が必要という判断結果を通知されると、まず、共通信
号回線を収容している局間物理線30aの未使用の残り
容量を調べる。この残り容量が、新たに設定すべき回線
容量と今までの設定回線容量との差よりも少ないなら
ば、ATMスイッチ14は、レベル2終端装置13とレ
ベル1終端装置15bとを接続して、回線容量に余裕の
ある局間物理線30bをレベル2終端装置13に接続す
るようにする。このATMスイッチ14の切り換え動作
は、ルーティングテーブルを図示のように、「A−F」
から「C−F」に書換え、ATMセルのヘッダ情報を制
御することによって実現する。なお、共通信号回線が設
定されている局間物理線が変更になるので、その旨を対
向局に伝えるとともに、自局および対向局が回線切り換
え処理を行う必要がある。この手順を図9を参照して説
明する。
【0029】図9は、共通信号回線が設定される局間物
理線が変更になった時の回線切り換え処理の手順を示す
シーケンス図である。ここでは、自局をA局、対向局を
B局とする。以下、図中のステップに沿って説明する。
【0030】〔S1〕A局において、共通信号回線が設
定されている局間物理線を変更したいという事情が発生
する。 〔S2〕この発生に伴い、A局が切り換え要求メッセー
ジをB局へ送る。このメッセージには、切り換え先の局
間物理線番号、VPI、VCI、および設定すべき回線
容量が含まれている。
【0031】〔S3〕B局は、A局の要求通りに回線の
切り換えが可能か否かを調べ、可能であれば、切り換え
要求承認のメッセージをA局へ送信する。 〔S4〕このメッセージ送信と同時に、B局で新受信パ
スを設定し、送信を停止する。さらに、所定時間を計時
する切り換えタイマを起動する。
【0032】〔S5〕切り換えタイマがタイムアウトし
たら送信パスを新局間物理線に切り換え、旧受信パスを
開放し、送信を再開する。 〔S6〕A局は、切り換え要求承認メッセージを受ける
と、新受信パスを設定し、送信を停止する。さらに、切
り換えタイマを起動する。
【0033】〔S7〕切り換えタイマがタイムアウトし
たら送信パスを新局間物理線に切り換え、旧受信パスを
開放し、送信を再開する。以上のような第3の実施の形
態では、第1の実施の形態に比べ、通常使用する局間物
理線30aの残り回線容量が少ない場合でも、共通信号
回線の設定回線容量の増量要求に対応できる。
【0034】なお、第3の実施の形態の共通線容量制御
部を、第2の実施の形態の共通線容量制御部に適用する
ようにしてもよい。つぎに、第4の実施の形態を説明す
る。
【0035】第4の実施の形態の構成は、図2および図
3に示す第1の実施の形態の構成と同じである。ただ
し、プロセッサ11内の共通線容量制御部11dの動作
内容において、第4の実施の形態は第1の実施の形態と
異なっている。したがって、第4の実施の形態の説明で
は、第1の実施の形態の構成を流用し、異なっている部
分だけを説明する。
【0036】図10は、第4の実施の形態の共通線容量
制御部の動作原理を説明する図である。第4の実施の形
態では、レベル1終端装置15a,15bおよび局間物
理線30a,30bを設ける。そして、局間物理線30
aには、定常確保領域に回線容量を設定した共通信号回
線を設け、局間物理線30bには、一時確保領域に回線
容量を予約した共通信号回線を設ける。そして、局間物
理線30bに予約された共通信号回線のVPI/VCI
番号を、局間物理線30aに設定された共通信号回線の
VPI/VCI番号(X/Y)と同じにする。定常確保
領域に回線容量を設定した場合には、共通信号回線の回
線容量は、譬え通話回線の回線容量が不足しても通話回
線用に転用されることはないが、一時確保領域に回線容
量を設定した場合には、共通信号回線の回線容量は、通
話回線の回線容量が不足した場合に通話回線用に転用さ
れる。すなわち、一時確保領域では通話回線に優先権を
与える。
【0037】また、予め、レベル1終端装置15a,1
5bにそれぞれ内蔵される回線容量監視部を初期化して
おく。さらに、レベル2終端装置13とレベル1終端装
置15a,15bとを繋ぐパスを設定する。これらの前
処理を対向局に対しても要求しておく。
【0038】通常、ATMスイッチ14は、レベル2終
端装置13とレベル1終端装置15aとを接続し、これ
によって、レベル2終端装置13から局間物理線30a
へ至る共通信号回線を構成している。ここで、共通線容
量管理部11cから、共通信号回線の設定回線容量の増
量が必要という判断結果を通知されると、まず、共通信
号回線を収容している局間物理線30aの未使用の残り
容量を調べる。この残り容量が、新たに設定すべき回線
容量と今までの設定回線容量との差よりも少ないなら
ば、ATMスイッチ14は、レベル2終端装置13とレ
ベル1終端装置15aとの接続を維持したまま、レベル
2終端装置13とレベル1終端装置15bとを接続す
る。このATMスイッチ14の接続動作は、ルーティン
グテーブルを図示のように、「A−FおよびC−F」と
して、ATMセルのヘッダ情報を制御することによって
実現する。
【0039】第4の実施の形態では、局間物理線30a
を通る共通信号回線および局間物理線30bを通る共通
信号回線が予め設定されているので、共通信号回線の設
定回線容量の増量が必要という判断結果を通知されて
も、対向局との間で回線切り換え処理は不要である。し
たがって、共通信号回線の高速な切り換えが可能とな
る。
【0040】なお、第4の実施の形態の共通線容量制御
部を、第2の実施の形態の共通線容量制御部に適用する
ようにしてもよい。つぎに、第5の実施の形態を説明す
る。
【0041】第5の実施の形態の構成は、図2および図
3に示す第1の実施の形態の構成と同じである。ただ
し、プロセッサ11内の共通線容量制御部11dの動作
内容において、第5の実施の形態は第1の実施の形態と
異なっている。したがって、第5の実施の形態の説明で
は、第1の実施の形態の構成を流用し、異なっている部
分だけを説明する。
【0042】図11は、第5の実施の形態の共通線容量
制御部の動作原理を説明する図である。第5の実施の形
態では、レベル1終端装置15a,15bおよび局間物
理線30a,30bを設ける。そして、局間物理線30
aに番号(X/Y)のVPI/VCIを共通信号回線と
して設定する。また、局間物理線30bに番号(x/
y)のVPI/VCIを共通信号回線として設定する。
さらに、レベル2終端装置13と、局間物理線30a,
30bの各共通信号回線とを繋ぐために、ATMスイッ
チ14のルーティングテーブルを作成する。
【0043】ところで、プロセッサ11から出力された
呼制御信号にはSLSという信号リンク選択番号が付加
されている。このSLSを利用して、レベル2終端装置
13では、分解部13aがSLS/ATMヘッダ変換テ
ーブル13bを参照して呼制御信号をパスAとパスBと
へ割り振ることができる。パスAはATMスイッチ14
からレベル1終端装置15aを経て局間物理線30aへ
至るパスであり、パスBはATMスイッチ14からレベ
ル1終端装置15bを経て局間物理線30bへ至るパス
である。
【0044】通常、SLS/ATMヘッダ変換テーブル
13bには、SLSに関係なく呼制御信号をパスAへ送
るような設定がされている。したがって、通常は局間物
理線30aに設定された共通信号回線が使用されてい
る。ここで、共通線容量管理部11cから、共通信号回
線の設定回線容量の増量が必要という判断結果を通知さ
れると、SLS/ATMヘッダ変換テーブル13bは、
図示のようなデータに変更される。これにより、SLS
1が付加された呼制御信号はパスAへ送られ、SLS2
が付加された呼制御信号はパスBへ送られる。したがっ
て、例えば、SLS2(図中にと表示)が付加された
呼制御信号D1はパスBへ送られ、SLS1(図中に
と表示)が付加された呼制御信号D2はパスAへ送られ
る。かくして、共通信号回線の設定回線容量の増量が必
要となると、局間物理線30a,30bに設定された各
共通信号回線が使用されることになる。
【0045】なお、共通信号回線が設定されている局間
物理線が変更になるので、その旨を対向局に伝えるとと
もに、両局が回線切り換え処理を行う必要がある。この
手順を図12,図13を参照して説明する。
【0046】図12は、共通信号回線が設定されている
局間物理線が増設になった時の回線切り換え処理の手順
を示すシーケンス図である。ここでは、自局をA局、対
向局をB局とする。以下、図中のステップに沿って説明
する。
【0047】〔S11〕A局において、B局との間の共
通信号回線の回線容量を増加させたいという事情が発生
する。 〔S12〕この発生に伴い、A局がB局へ、局間物理線
を増設したいという増設要求メッセージを送る。このメ
ッセージには、増設対象の局間物理線番号、VPI、V
CI、および設定すべき回線容量が含まれている。
【0048】〔S13〕B局は、A局の要求通りに増設
が可能か否かを調べ、可能であれば、増設要求承認のメ
ッセージをA局へ送信する。 〔S14〕このメッセージ送信と同時に、B局で新パス
を増設し、送信を停止する。さらに、所定時間を計時す
る増設タイマを起動する。
【0049】〔S15〕増設タイマがタイムアウトした
ら、増設対象の局間物理線も使用するようにSLS/A
TMヘッダ変換テーブル13bを再設定し、送信を再開
する。
【0050】〔S16〕A局は、増設要求承認メッセー
ジを受けると、新パスを設定し、送信を停止する。さら
に、増設タイマを起動する。 〔S17〕増設タイマがタイムアウトしたら、増設対象
の局間物理線も使用するようにSLS/ATMヘッダ変
換テーブル13bを再設定し、送信を再開する。
【0051】図13は、共通信号回線が設定されている
局間物理線が減設になった時の回線切り換え処理の手順
を示すシーケンス図である。 〔S21〕A局において、B局との間の共通信号回線の
回線容量を減少させたいという事情が発生する。
【0052】〔S22〕この発生に伴い、A局がB局
へ、局間物理線を減設したいという減設要求メッセージ
を送る。このメッセージには、減設対象の局間物理線番
号、VPI、VCI、および設定すべき回線容量が含ま
れている。
【0053】〔S23〕B局は、A局の要求通りに減設
が可能か否かを調べ、可能であれば、減設要求承認のメ
ッセージをA局へ送信する。 〔S24〕このメッセージ送信と同時に、B局で送信を
停止する。さらに、所定時間を計時する減設タイマを起
動する。
【0054】〔S25〕減設タイマがタイムアウトした
ら、減設対象の局間物理線を使用しないようにSLS/
ATMヘッダ変換テーブル13bを再設定し、送信を再
開する。
【0055】〔S26〕A局は、減設要求承認メッセー
ジを受けると、送信を停止する。さらに、減設タイマを
起動する。 〔S27〕減設タイマがタイムアウトしたら、減設対象
の局間物理線を使用しないようにSLS/ATMヘッダ
変換テーブル13bを再設定し、送信を再開する。な
お、第5の実施の形態の共通線容量制御部を、第2の実
施の形態の共通線容量制御部に適用するようにしてもよ
い。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、共通信
号回線に設定される回線容量を共通信号回線のトラフィ
ック量に応じて変えられるようにした。これにより、共
通信号回線で送信すべき各種制御信号の一部が欠落して
しまうことが防止されて、局間サービスの品質が向上
し、また、共通信号回線で余った回線容量を通話回線に
流用することができるようになる。したがって、2局間
通信容量の有効利用が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】第1の実施の形態を含む交換機の詳しい構成を
示すブロック図である。
【図3】プロセッサが実現する機能の概要を示すブロッ
ク図である。
【図4】第1の実施の形態の共通線容量管理部の詳しい
動作を説明する図である。
【図5】第1の実施の形態の共通線容量制御部の詳しい
動作を説明する図である。
【図6】第2の実施の形態の共通線容量管理部の動作原
理を説明する図である。
【図7】第2の実施の形態の共通線容量管理部の具体的
な動作を説明する図である。
【図8】第3の実施の形態の共通線容量制御部の動作原
理を説明する図である。
【図9】第3の実施の形態の回線切り換え処理の手順を
示すシーケンス図である。
【図10】第4の実施の形態の共通線容量制御部の動作
原理を説明する図である。
【図11】第5の実施の形態の共通線容量制御部の動作
原理を説明する図である。
【図12】第5の実施の形態の回線増設処理の手順を示
すシーケンス図である。
【図13】第5の実施の形態の回線減設処理の手順を示
すシーケンス図である。
【符号の説明】
1 通話回線 2 共通信号回線 3 交換機 3a トラフィック量検出手段 3b 回線容量変更決定手段 3c 回線容量変更実施手段 4 交換機
フロントページの続き (72)発明者 新谷 信一 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番18 号 富士通コミュニケーション・システム ズ株式会社内 (72)発明者 尾幡 朗 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番18 号 富士通コミュニケーション・システム ズ株式会社内 (72)発明者 石本 幸子 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番18 号 富士通コミュニケーション・システム ズ株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の通話回線とは独立に各交換機の間
    に設定され、これらの通話回線によって共用されて各種
    制御信号の伝送を行う共通信号回線の設定装置におい
    て、 共通信号回線のトラフィック量を検出するトラフィック
    量検出手段と、 前記トラフィック量検出手段が検出したトラフィック量
    に基づき、前記共通信号回線に設定された回線容量の変
    更の要否および新たに設定すべき回線容量を決定する回
    線容量変更決定手段と、 前記回線容量変更決定手段によって設定回線容量の変更
    が必要とされた場合、前記決定された新たな設定回線容
    量に基づき、前記共通信号回線の設定回線容量の変更を
    実施する回線容量変更実施手段と、 を有することを特徴とする共通信号回線の設定装置。
  2. 【請求項2】 前記回線容量変更決定手段は、 前記トラフィック量検出手段が所定時間に亘って検出し
    たトラフィック量の平均値を算出する平均値算出手段
    と、 前記平均値算出手段が算出した平均値が、予め段階的に
    設定された複数の閾値によって画成される複数の領域の
    うちのどの領域に存在するかを調べ、該当する領域を画
    成する2つの閾値のうちの大きい値の方の閾値を検出す
    る閾値検出手段と、 前記閾値検出手段が今回検出した閾値が、前回検出した
    閾値と異なっている場合に、前記共通信号回線の設定回
    線容量の変更が必要と判断するとともに、前記今回検出
    された閾値を、前記新たな設定回線容量とする判断手段
    と、 を含むことを特徴とする請求項1記載の共通信号回線の
    設定装置。
  3. 【請求項3】 前記回線容量変更決定手段は、 前記トラフィック量検出手段が今回検出したトラフィッ
    ク量が、予め段階的に設定された複数の閾値のうちの第
    1の所定の閾値を越えた場合、前記共通信号回線の設定
    回線容量の一時的変更が必要と判断するとともに、今回
    検出したトラフィック量が、前記複数の閾値によって画
    成される複数の領域のうちのどの領域に存在するかを調
    べ、該当する領域を画成する2つの閾値のうちの大きい
    値の方の閾値を、前記新たな設定回線容量として一時確
    保容量領域に確保し、同時に、第1の所定時間を計測す
    る第1のタイマを始動させる第1の確保手段と、 前記第1のタイマが前記第1の所定時間を計測し終える
    前に、前記トラフィック量検出手段が検出したトラフィ
    ック量が、前記第1の所定の閾値を下回った場合には、
    前記新たな設定回線容量として一時確保容量領域に確保
    した分を解除して、前記共通信号回線の設定回線容量を
    前記第1の所定の閾値に設定する解除手段と、 前記第1のタイマが前記第1の所定時間を計測し終えて
    も、前記トラフィック量検出手段が検出したトラフィッ
    ク量が、前記第1の所定の閾値を越えている場合には、
    前記共通信号回線の設定回線容量の変更が必要と判断す
    るとともに、前記第1の確保手段により確保された閾値
    を、前記新たな設定回線容量として定常確保容量領域に
    確保する第2の確保手段と、 を含むことを特徴とする請求項1記載の共通信号回線の
    設定装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の所定の閾値は、前回定常確保
    容量領域に確保された閾値であることを特徴とする請求
    項3記載の共通信号回線の設定装置。
  5. 【請求項5】 前記回線容量変更決定手段は、 前記トラフィック量検出手段が今回検出したトラフィッ
    ク量が、第2の所定の閾値を下回った場合、第2の所定
    時間を計測する第2のタイマを始動させるタイマ始動手
    段と、 前記第2のタイマが前記第2の所定時間を計測し終えて
    も、前記トラフィック量検出手段が検出したトラフィッ
    ク量が、前記第2の所定の閾値を下回ったままである場
    合には、前記共通信号回線の設定回線容量の変更が必要
    と判断するとともに、前記第2の所定の閾値を新たな設
    定回線容量とする設定手段と、 を更に含むことを特徴とする請求項3記載の共通信号回
    線の設定装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の所定の閾値は、前回定常確保
    容量領域に確保された閾値よりも小さい値の閾値である
    ことを特徴とする請求項5記載の共通信号回線の設定装
    置。
  7. 【請求項7】 前記回線容量変更実施手段は、 前記回線容量変更決定手段によって決定された新たな設
    定回線容量に基づき、前記共通信号回線を収容する物理
    線の未使用の残り容量を利用して設定回線容量を増加さ
    せる設定回線容量増加手段と、 を含むことを特徴とする請求項1記載の共通信号回線の
    設定装置。
  8. 【請求項8】 前記回線容量変更実施手段は、 前記回線容量変更決定手段によって決定された新たな設
    定回線容量に基づき、今まで使用されていた共通信号回
    線を収容する物理線とは別の物理線に、共通信号線用の
    回線を設定する設定手段と、 前記今まで使用されていた共通信号回線から前記別の物
    理線に設定された共通信号回線へ接続切り換えを行うよ
    うに求める要求を、隣接交換機へ伝送する要求伝送手段
    と、 自交換機の共通信号回線切り換えを行う切換実施手段
    と、 を含むことを特徴とする請求項1記載の共通信号回線の
    設定装置。
  9. 【請求項9】 前記回線容量変更実施手段は、 通常使用する共通信号回線を収容する物理線とは別に、
    共通信号回線を非優先とする物理線に、共通信号線用の
    回線を予約し、前記通常使用する共通信号回線のVPI
    /VCI番号と同じ番号を設定する予約手段と、 前記回線容量変更決定手段によって決定された新たな設
    定回線容量が、前記通常使用する共通信号回線の回線容
    量を越えている場合に、ATMセルのヘッダ情報を変更
    して、前記通常使用する共通信号回線および前記予約さ
    れた共通信号回線を経由して各種制御信号を送信させる
    ヘッダ情報変更手段と、 を含むことを特徴とする請求項1記載の共通信号回線の
    設定装置。
  10. 【請求項10】 前記回線容量変更実施手段は、 通常使用する共通信号回線を収容する物理線とは別の物
    理線に、共通信号線用の回線を増設する増設手段と、 前記回線容量変更決定手段によって決定された新たな設
    定回線容量が、前記通常使用する共通信号回線の回線容
    量を越えている場合に、前記通常使用する共通信号回線
    と、前記別の物理線に増設された共通信号回線との両方
    に、各種制御信号を送信する送信手段と、 を含むことを特徴とする請求項1記載の共通信号回線の
    設定装置。
  11. 【請求項11】 前記送信手段は、レベル2終端装置に
    設けられ、前記各種制御信号を、前記各種制御信号に付
    加されている信号リンク選択番号を利用して、前記通常
    使用する共通信号回線と、前記別の物理線に設定された
    共通信号回線とに振り分ける振分手段を含むことを特徴
    とする請求項10記載の共通信号回線の設定装置。
  12. 【請求項12】 前記増設手段は、 前記別の物理線に共通信号回線を増設するよう求める要
    求を、隣接交換機へ伝送する要求伝送手段と、 自交換機の共通信号回線増設を行う増設実施手段と、 を含むことを特徴とする請求項10記載の共通信号回線
    の設定装置。
  13. 【請求項13】 前記増設手段は、 前記別の物理線に増設されていた共通信号回線を減設す
    るよう求める要求を、隣接交換機へ伝送する減設要求伝
    送手段と、 自交換機の共通信号回線減設を行う減設実施手段と、 を更に含むことを特徴とする請求項12記載の共通信号
    回線の設定装置。
  14. 【請求項14】 多数の通話回線とは独立に各交換機の
    間に設定され、これらの通話回線によって共用されて各
    種制御信号の伝送を行う共通信号回線の設定装置におい
    て、 共通信号回線と同一物理回線内に設けられた通話回線の
    トラフィック量、および前記共通信号回線のトラフィッ
    ク量を検出するトラフィック量検出手段と、 前記トラフィック量検出手段が検出した各トラフィック
    量に基づき、前記共通信号回線に設定された回線容量の
    変更の要否および新たに設定すべき回線容量を決定する
    回線容量変更決定手段と、 前記回線容量変更決定手段によって設定回線容量の変更
    が必要とされた場合、前記決定された新たな設定回線容
    量に基づき、前記共通信号回線の設定回線容量の変更を
    実施する回線容量変更実施手段と、 を有することを特徴とする共通信号回線の設定装置。
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Publication number Publication date
US5978380A (en) 1999-11-02

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