JP2002077212A - 光多分岐通信システム - Google Patents

光多分岐通信システム

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JP2002077212A
JP2002077212A JP2000265928A JP2000265928A JP2002077212A JP 2002077212 A JP2002077212 A JP 2002077212A JP 2000265928 A JP2000265928 A JP 2000265928A JP 2000265928 A JP2000265928 A JP 2000265928A JP 2002077212 A JP2002077212 A JP 2002077212A
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slave
optical
optical network
band
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JP2000265928A
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Mitsuyoshi Iwasaki
充佳 岩崎
Toshikazu Yoshida
俊和 吉田
Norihiro Asashiba
慶弘 浅芝
Hiroshi Ichibagase
広 一番ヶ瀬
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Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DBAで余分に使用できる帯域は最大でも、
総伝送帯域から子局側装置2−1a〜2−naの最低保
障帯域の和を差し引いた分となる。したがって、複数の
子局側装置2−1a〜2−naで帯域増加が輻輳したと
き、大きなDBA利用可能帯域を確保することができな
い課題があった。 【解決手段】 複数の子局側装置を第1又は第2の光ネ
ットワークに振り分けて、その複数の子局側装置に所定
の伝送帯域を割り付けるとともに、その伝送帯域の帯域
幅の変更を受け付ける帯域制御手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光多分岐区間
(例えば、PDS(Passive DoubleSt
ar)区間)を二重化した構成でDBA(Dynami
c Bandwidth Allocation)を動
作させる光多分岐通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光多分岐通信システムとしては、
特開平11−122172号公報に示されたものがあ
り、また、その他として、ITU−T(国際電気通信連
合電気通信標準化部門:International
Telecommunication Union−T
elecommunication)勧告G.983.
1に定義された光多分岐通信システムがある。図11は
ITU−T勧告G.983.1に定義された従来の光多
分岐通信システムを示す構成図であり、図において、1
は親局側装置、2−1〜2−nは子局側装置、3は光ス
プリッタである。
【0003】次に動作について説明する。ITU−T勧
告G.983.1では、親局側装置1からの下り光信号
は、光スプリッタ3によって分配され、子局側装置2−
1〜2−nに同報配信される。一方、子局側装置2−1
〜2−nからの上り信号は、光スプリッタ3によって多
重化されて親局側装置1に送出される。この際、光スプ
リッタ3上で子局側装置2−1〜2−nからの上り信号
を多重化するためのアクセス制御(遅延制御)が行われ
る。この遅延制御も、ITU−T勧告G.983.1に
記載されている。
【0004】図12は図11の光多分岐通信システムの
詳細構成を示すブロック図であり、図において、11は
遅延量測定セル生成部、12はOAM(保守運用管理:
Operation Administration
and Maintenance)セル挿入部、13は
送受信部、14は状態制御部、15はOAMセル分離
部、16は遅延量測定部、17は遅延量補正部、21は
送受信部、22はフレーム同期部、23はOAMセル分
離部、24は遅延量設定部、25はバッファメモリ、2
6は状態制御部、27はOAMセル挿入部である。
【0005】図12に示す光多分岐通信システムは、電
源立ち上げ時等にレンジングと呼ばれるシーケンスを実
行する。レンジングのシーケンスは、まず親局側装置1
において、遅延量測定セル生成部11が特定の子局側装
置2−1〜2−nに対して遅延量測定セルを生成する。
遅延量測定セル生成部11により生成された各遅延量測
定セルは、OAMセル挿入部12によって下り主データ
の中にOAMセルとして多重され、光送受信器およびW
DM(周波数多重化方式:Wavelength Di
visionMultiplexing)カプラ等で構
成される送受信部13によって子局側装置2−1〜2−
nに送出される。
【0006】子局側装置2−1〜2−nでは、送受信部
21内の図示しない光送受信器およびWDMカプラ等に
よって受信した光信号を電気信号に変換する。この変換
された電気信号は、フレーム同期部22において定期的
に挿入されたOAMセル内のフレーム同期ビットを元に
フレーム同期がとられ、各セルの区切りが認識される。
例えば、子局側装置2−1のOAMセル分離部23で
は、自子局側装置2−1宛のデータセルとOAMセルと
を識別して分離する。遅延量設定部24は、分離された
OAMセルのうち、遅延量測定セルが入力されると、直
ちにOAMセル挿入部27に通知し、応答としての遅延
量測定セルを送受信部21、光スプリッタ3を介して親
局側装置1に送出する。即ち、遅延量測定セルを受信し
た場合、子局側装置2−1は、直ちに折り返して親局側
装置1に送出する。
【0007】一方、親局側装置1のOAMセル分離部1
5は、データセルとOAMセルとを分離する。遅延量測
定部16は、OAMセル分離部15によって分離された
OAMセル内に遅延量測定セルがある場合、この遅延量
測定セルの応答によってラウンドトリップ時間を測定す
る。このラウンドトリップ時間とは、親局側装置1から
送出されたセルが光スプリッタ3を介し、子局側装置2
−1で折り返して再び親局側装置1に受信されるまでの
一往復の時間をいう。遅延量測定セル生成部11は、こ
のラウンドトリップ時間を元に親局側装置1と子局側装
置2−1との間の遅延量を算出し、この遅延量の情報を
含む遅延量通知セルを生成し、OAMセル挿入部12に
送出する。OAMセル挿入部12は、この遅延量通知セ
ルをOAMセル内に含め、送受信部13によって子局側
装置2−1側に送出される。
【0008】この遅延量通知セルを含むセルを受信した
子局側装置2−1のOAMセル分離部23は、上述した
ようにOAMセルを分離し、遅延量設定部24は、この
OAMセル内に遅延量通知セルが含まれる場合、この遅
延量をバッファメモリ25に対する読み出し時間の制御
量として設定する。これによって、複数の子局側装置か
ら親局側装置1に対する送出タイミングが遅延時間を加
味して各子局側装置に設定され、多重化が整然と行わ
れ、上り方向の光伝送が正常に行われることになる。な
お、状態制御部14,26は正常な範囲内のラウンドト
リップ時間内にセルが返送された場合に運用状態と判断
し、その後の上りセルに対して遅延量が測定され、遅延
量補正部17によってセルの遅延量が微調され、正常な
範囲内のラウンドトリップ時間内にセルが返送されない
場合には異常状態とみなす。
【0009】また、ITU−T勧告G.983.1で
は、図13に示すように親局側装置と子局側装置間を完
全に二重化した冗長光多分岐通信システムも定義されて
いる。この冗長光多分岐通信システムは、図11に示し
た親局側装置1に替えて、現用系としての親局側装置1
aと予備系としての親局側装置1bが光スプリッタ3に
接続された構成となっている。また、図11に示した子
局側装置2−1〜2−nに替えて、現用系としての子局
側装置2−1a〜2−naと予備系としての子局側装置
2−1b〜2−nbが光スプリッタ3に接続された構成
となっている。光スプリッタ3と親局側装置1a,1b
との間、光スプリッタ3と子局側装置2−1a〜2−n
a,2−1b〜2−nbとの間は、それぞれ光ファイバ
で接続されている。
【0010】また、冗長光多分岐通信システムでは、D
BAといわれる技術が用いられる場合があり、次のよう
な動作となっている。図14はDBAによる帯域設定の
概略説明を示す説明図である。子局側装置2−1a〜2
−naには最低保障帯域(必ず保証されるトラフィック
帯域)と最大帯域(最大送信される可能性のあるトラフ
ィック帯域で、必ずしも保証されない)が契約時に設定
される。
【0011】0系を現用系とする場合、0系伝送路上で
子局側装置2−1a〜2−naの最低保障帯域の和は固
定で必ずとられるが、図14のDBA利用可能帯域(総
伝送容量−各子局側装置の最低保障帯域の和)は子局側
装置2−1a〜2−naで共通に利用可能である。仮に
ある子局側装置からの上りセル帯域が設定帯域(ここで
は、最低保障帯域)を越えそうになったとき、親局側装
置1aの子局側装置2−1a〜2−na毎の帯域監視部
(子局側装置2−1a〜2−na毎に子局側装置から親
局側装置へ向かう方向のセルに対して一定時間内のセル
数をカウントするなどしてセルの帯域をモニタする)が
それを検出する。
【0012】そして、DBA利用可能帯域の範囲内にお
いて、その子局側装置の設定帯域を増やす(親局側装置
1aから子局側装置2−1a〜2−naへ再設定した設
定帯域を通知し、子局側装置2−1a〜2−naが送信
トラフィックの帯域を変更される)。こうすることで、
最低保障帯域以上にセルを流したい子局側装置2−1a
〜2−naのいずれかに動的に帯域を追加で割り当てる
ことができる。帯域が増加した子局側装置2−1a〜2
−naが輻輳した場合は、輻輳した各子局側装置でDB
A利用可能帯域の範囲内で帯域を分配する。従って、輻
輳した場合は、必ずしも全ての輻輳した子局側装置が十
分な帯域を保証されるわけではない(子局側装置2−1
a〜2−naの最大帯域の和は総伝送容量を超える
為)。また、ある子局側装置からの上りセル帯域が帯域
増加後の設定帯域よりも小さくなった場合は、逆に設定
帯域を最低保証帯域を確保した値の範囲で減らすことも
可能である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の光多分岐通信シ
ステムは以上のように構成されているので、親局側装置
及び子局側装置が冗長化されている場合(図13を参
照)、システム立ち上げ時において、接続されている全
ての子局側装置2−1〜2−nの伝送帯域が0系の親局
側装置1a(0系が現用系の場合)に割り当てられる。
このため、DBAで余分に使用できる帯域は最大でも、
総伝送帯域から子局側装置2−1a〜2−naの最低保
障帯域の和を差し引いた分となる。したがって、複数の
子局側装置2−1a〜2−naで帯域増加が輻輳したと
き、大きなDBA利用可能帯域を確保することができな
い課題があった(1系の帯域が未使用のため、無駄にな
っている)。
【0014】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、DBA動作時に子局側装置が大き
なDBA利用可能帯域を確保することができる光多分岐
通信システムを得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光多分岐
通信システムは、複数の子局側装置を第1又は第2の光
ネットワークに振り分けて、その複数の子局側装置に所
定の伝送帯域を割り付けるとともに、その伝送帯域の帯
域幅の変更を受け付ける帯域制御手段を設けたものであ
る。
【0016】この発明に係る光多分岐通信システムは、
第1又は第2の光ネットワークのうち、一方の光ネット
ワークの系に異常が発生すると、全子局側装置の伝送帯
域を他方の光ネットワークに割り付けるようにしたもの
である。
【0017】この発明に係る光多分岐通信システムは、
複数の子局側装置のうち、現用系の子局側装置に異常が
発生すると、その子局側装置を予備系に切り換えて、予
備系の子局側装置を現用系に切り換えるようにしたもの
である。
【0018】この発明に係る光多分岐通信システムは、
第1及び第2の光ネットワークに対する複数の子局側装
置の振り分けバランスが崩れると、第1及び第2の光ネ
ットワークに対する複数の子局側装置の振り分けを再実
施するようにしたものである。
【0019】この発明に係る光多分岐通信システムは、
複数の子局側装置に最低保証帯域を割り付けるようにし
たものである。
【0020】この発明に係る光多分岐通信システムは、
第1の光ネットワークにおける各子局側装置の最低保証
帯域の和と、第2の光ネットワークにおける各子局側装
置の最低保証帯域の和とが略均等になるように、複数の
子局側装置を第1又は第2の光ネットワークに振り分け
るようにしたものである。
【0021】この発明に係る光多分岐通信システムは、
第1の光ネットワークにおける各子局側装置の最大帯域
の和と、第2の光ネットワークにおける各子局側装置の
最大帯域の和とが略均等になるように、複数の子局側装
置を第1又は第2の光ネットワークに振り分けるように
したものである。
【0022】この発明に係る光多分岐通信システムは、
第1の光ネットワークにおける各子局側装置の最大帯域
と最低保証帯域の差分の和と、第2の光ネットワークに
おける各子局側装置の最大帯域と最低保証帯域の差分の
和とが略均等になるように、複数の子局側装置を第1又
は第2の光ネットワークに振り分けるようにしたもので
ある。
【0023】この発明に係る光多分岐通信システムは、
第1の光ネットワークにおける各子局側装置の設定帯域
の和と、第2の光ネットワークにおける各子局側装置の
設定帯域の和とが略均等になるように、複数の子局側装
置を第1又は第2の光ネットワークに振り分けるように
したものである。
【0024】この発明に係る光多分岐通信システムは、
複数の子局側装置に収容されている複数のパスを第1又
は第2の光ネットワークに振り分けて、その複数のパス
に所定の伝送帯域を割り付けるとともに、その伝送帯域
の帯域幅の変更を受け付ける帯域制御手段を設けたもの
である。
【0025】この発明に係る光多分岐通信システムは、
第1又は第2の光ネットワークのうち、一方の光ネット
ワークの系に異常が発生すると、複数の子局側装置に収
容されている全パスを他方の光ネットワークに割り付け
るようにしたものである。
【0026】この発明に係る光多分岐通信システムは、
複数のパスのうち、現用系のパスに異常が発生すると、
そのパスを予備系に切り換えて、予備系のパスを現用系
に切り換えるようにしたものである。
【0027】この発明に係る光多分岐通信システムは、
第1及び第2の光ネットワークに対する複数のパスの振
り分けバランスが崩れると、第1及び第2の光ネットワ
ークに対する複数のパスの振り分けを再実施するように
したものである。
【0028】この発明に係る光多分岐通信システムは、
複数のパスに最低保証帯域を割り付けるようにしたもの
である。
【0029】この発明に係る光多分岐通信システムは、
第1の光ネットワークにおける各パスの最低保証帯域の
和と、第2の光ネットワークにおける各パスの最低保証
帯域の和とが略均等になるように、複数のパスを第1又
は第2の光ネットワークに振り分けるようにしたもので
ある。
【0030】この発明に係る光多分岐通信システムは、
第1の光ネットワークにおける各パスの最大帯域の和
と、第2の光ネットワークにおける各パスの最大帯域の
和とが略均等になるように、複数のパスを第1又は第2
の光ネットワークに振り分けるようにしたものである。
【0031】この発明に係る光多分岐通信システムは、
第1の光ネットワークにおける各パスの最大帯域と最低
保証帯域の差分の和と、第2の光ネットワークにおける
各パスの最大帯域と最低保証帯域の差分の和とが略均等
になるように、複数のパスを第1又は第2の光ネットワ
ークに振り分けるようにしたものである。
【0032】この発明に係る光多分岐通信システムは、
第1の光ネットワークにおける各パスの設定帯域の和
と、第2の光ネットワークにおける各パスの設定帯域の
和とが略均等になるように、複数のパスを第1又は第2
の光ネットワークに振り分けるようにしたものである。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.最初に、この実施の形態1の基本構成と
なる冗長系切替の1種であるbranch切替構成につ
いて概要を説明する。図4はbranch切替が行われ
る冗長光多分岐システムを示す構成図であり、図におい
て、100は親局側装置、101は子局側装置、102
は光カプラ、111は0/1系選択部、112はSE
L、113は方路設定部、114aはPDSインタフェ
ースであるPDS−IF(0)、114bはPDSイン
タフェースであるPDS−IF(1)、115は系選択
信号生成部、116aは0系信号終端、116bは1系
信号終端、117は系選択信号生成部、118は2−1
SEL、119は方路設定部、120−1〜120−n
はLIM(サービス毎に挿抜可能なインタフェースカー
ド:LineInterface Module)であ
る。
【0034】次に動作について説明する。branch
切替では、親局側装置が子局側装置単位の切替を行う
(branch切替に対して親局側装置が全子局側装置
の同時の0系または1系への切替を行う切替構成をtr
ee切替という)。ある子局側装置は0系伝送路が現用
系、他の子局側装置は1系伝送路が現用系ということが
あり得る。
【0035】図4において、子局側装置101と親局側
装置100は光カプラ102にて接続されている。子局
側装置101では、光カプラ102と0系信号終端11
6a及び1系信号終端116bが光ファイバにより接続
され、親局側装置100からの下り信号を処理し、LI
M毎のn組(n:LIMの数)の信号へサービス分離す
る。また、下り信号のOAMセルより0系/1系伝送路
の系選択情報の抽出を行い、親局側装置100へはLI
M毎のn組の信号を多重した上り信号を送出する。
【0036】系選択信号生成部117は、0系信号終端
116aと1系信号終端116bから0系/1系伝送路
の系選択情報を受信し、下り方向信号の選択部である2
−1SEL118と上り方向の方路設定部119へ通知
する。下り信号の選択を行う2−1SEL118は、0
系信号終端116aと1系信号終端116bからのそれ
ぞれn組の信号対の選択を系選択信号生成部117から
の選択情報を元に行うことで切替を実行し、それぞれ対
応するLIMへ対応する選択信号を伝送する。方路設定
部119は、LIM1〜LIMnのn組の上り方向信号
対を系選択信号生成部117からの系選択情報に基づき
0系信号終端116aまたは1系信号終端116bのど
ちらかへの方路設定を行う。
【0037】親局側装置100は、光カプラ102とP
DS−IF(0)114a及びPDS−IF(1)11
4bが光ファイバにより接続される。系選択信号生成部
115は、伝送路故障等の情報から系選択情報を生成し
(例えば、ある子局側装置に対して0系伝送路に伝送路
故障が検出された場合は、1系伝送路が正常であれば対
応する子局側装置の1系への切替情報を生成し、ある子
局側装置に対して1系伝送路に伝送路故障が検出された
場合は、0系伝送路が正常であれば対応する子局側装置
の0系への切替情報を生成する)、上り方向信号の選択
部であるSEL112と下り方向の方路設定部113へ
通知する。
【0038】SEL112は、PDS−IF(0)11
4aとPDS−IF(1)114bからの信号の選択を
系選択信号生成部115からの0系/1系伝送路の系選
択情報を元に子局側装置単位に切替を行う(系選択情報
はセル毎に多重化されている)。方路設定部113は、
入力信号を系選択信号生成部115からの系選択情報に
基づきPDS−IF(0)114aまたはPDS−IF
(1)114bのどちらかへの方路設定を子局側装置単
位に行う。
【0039】次に、親局側装置100に対して2つの子
局側装置#1〜#2が接続されている場合を例にして、
動作を具体的に説明する。仮に、子局側装置#1は0系
が現用系で、子局側装置#2は1系が現用系とすると、
子局側装置#1では系選択信号生成部117で0系を選
択する系選択情報が下り信号(OAMセル)より抽出さ
れ、2−1SEL118と方路設定部119に通知さ
れ、上りは0系側へ信号が送出され、下りも0系側の信
号が選択される。子局側装置#2では系選択信号生成部
117で1系を選択する系選択情報が下り信号(OAM
セル)より抽出され、2−1SEL118と方路設定部
119に通知され、上りは1系側へ信号が送出され、下
りも1系側の信号が選択される。
【0040】親局側装置100は、下り方向では方路設
定部113で、例えば子局側装置毎に割り当てられた子
局側装置番号を用いて各子局側装置からのセルを認識
し、系選択信号生成部115からの子局側装置毎の系選
択信号をもとに方路設定を行うことで、0系と1系の信
号選択を行う。上り方向では、SEL112で、例えば
子局側装置毎に割り当てられた子局側装置番号を用いて
各子局側装置からのセルを認識し、系選択信号生成部1
15からの子局側装置毎の系選択信号をもとに信号選択
を行うことで、子局側装置単位の0系と1系の信号切替
(多重)を行う。このように、子局側装置単位(この例
では子局側装置に対応した子局側装置番号単位)での切
替が実現できる。
【0041】図3はPDS区間の2重化構成時のダイナ
ミック帯域割り当て制御方法の概要を示す概念図であ
る。この図を元に概念の説明を行う。従来例の図14に
対して、branch切替が0系と1系の伝送路が両系
ともに現用系となれることを利用して、装置立ち上げ時
および子局側装置追加時に0系を現用系とする子局側装
置(以下、0系現用子局側装置)と1系を現用とする子
局側装置(以下、1系現用子局側装置)に分けて設定す
る。
【0042】複数の子局側装置に対して、割り当てる帯
域を両系正常時に、0系側と1系側に分けて最小限の伝
送帯域を割り付け、残りの帯域をダイナミックな帯域割
り当てとし、子局側装置において、どちらかの系が異常
時に正常な系に伝送帯域を割り当てるという振り分けを
行う。例えば、両系正常時には図3に示したように、0
系現用子局側装置m台の最低保障帯域の和と1系現用子
局側装置l台(m+l:子局側装置の全台数)の最低保
障帯域の和がほぼ等しくなるように0系/1系への子局
側装置の振り分けを行うことにより、DBAで利用が可
能な帯域として1系の帯域も使用可能となるため、帯域
の有効利用が図れ、全子局側装置が使用可能なDBAの
最大帯域を増大できる。
【0043】図1はPDS区間の2重化構成時のダイナ
ミック帯域割り当て制御方法を実現する構成を示すブロ
ック図である。図において、200は子局側装置の帯域
制御部(帯域制御手段)、201は子局側装置の0系/
1系振り分け制御部、202は0系使用子局側装置の帯
域割り当て制御部、203は1系使用子局側装置の帯域
割り当て制御部、204は0系PDS処理部、205は
1系PDS処理部である。
【0044】図2は図1のPDS処理部の詳細構成を示
すブロック図である。図において、211は送受信部、
212はOAMセル分離部、213は状態制御部、21
4は遅延量測定部、215は遅延量補正部、216は遅
延量測定セル生成部、217は子局側装置の帯域モニ
タ、218はグラント生成部、219は0/1系選択情
報生成部、220はOAMセル生成部、221はOAM
セル挿入部、222は0/1系選択情報挿入部である。
【0045】子局側装置の0系/1系振り分け制御部2
01は、冗長系多分岐システム立ち上げ時および子局側
装置追加時に全ての複数台の接続された子局側装置の0
系現用子局側装置と1系現用子局側装置への振り分けを
行う。これは、複数の子局側装置に対して、割り当てる
帯域を両系正常時に、0系側と1系側に分けて最小限の
伝送帯域を割り付け、残りの帯域をダイナミックな帯域
割り当てとし、子局側装置において、どちらかの系が異
常時に正常な系に伝送帯域を割り当てるという振り分け
を行うものである。
【0046】例えば、0系現用子局側装置m台の契約時
に決められる最低保障帯域WLi(i:1〜nの任意の
m個の番号)の和と1系現用子局側装置l台(m+l:
子局側装置の総台数)の契約時に決められる最低保障帯
域WLj(j:1〜nの任意のl個の番号)の和がほぼ
等しくなるように0系/1系への子局側装置の振り分け
を行うことで、0系では伝送路の最大使用可能帯域−
(最低保障帯域WLiの和)が、1系では伝送路の最大
使用可能帯域−(最低保障帯域WLjの和)がDBA用
にそれぞれ割り当てることができるため、1系の帯域も
使用可能となりDBAのために帯域の有効利用が可能と
なる。
【0047】また、子局側装置毎に最大帯域も設定さ
れ、子局側装置を特定するための子局側装置番号とそれ
ぞれの最低保証帯域、最大帯域の設定値が0系使用子局
側装置の帯域割り当て制御部202と1系使用子局側装
置の帯域割り当て制御部203に通知される。0系使用
子局側装置の帯域割り当て制御部202は、子局側装置
の0系/1系振り分け制御部201より子局側装置番号
とそれぞれの最低保証帯域、最大帯域の設定値を受信
し、その情報を元にDBAの処理を行う。即ち、通常
は、子局側装置の0系/1系振り分け制御部201より
受信した各子局側装置毎の子局側装置番号とそれぞれの
最低保証帯域、最大帯域の設定値から、0系使用子局側
装置の帯域割り当て制御部202で各子局側装置に割り
当てる設定帯域(最低保証帯域より大きく、最大帯域以
下の帯域で、各子局側装置の設定帯域の和は最大使用可
能帯域を超えない範囲で決定される値)が決定され、子
局側装置毎の設定帯域通知により、各子局側装置が0系
/1系のどちらを選択しているかを示す0/1系選択情
報通知と共に0系PDS処理部204へ通知する。
【0048】0系PDS処理部204よりある子局側装
置に対して子局側装置毎の帯域変更通知(0系PDS処
理部204で任意の子局側装置からの受信セル帯域が予
め設定しておいた設定しきい値以上または以下であるこ
とを検出した場合に各子局側装置毎の帯域変更通知を生
成し、0系使用子局側装置の帯域割り当て制御部202
へ通知する)を0系使用子局側装置の帯域割り当て制御
部202が受信したら、しきい値以上の場合は、DBA
利用可能帯域に余裕がある場合は、その対応する子局側
装置の設定帯域を増加する。逆にあるしきい値以下の場
合は、その対応する子局側装置の設定帯域を減少するこ
ともできる。しきい値は複数種類、数段階に分けて設定
してもよい。
【0049】しきい値以上の帯域を受信した複数の子局
側装置より子局側装置毎の帯域変更通知を受信したら、
DBA利用可能帯域に余裕がある場合は、その対応する
すべての子局側装置の設定帯域を増加する。DBA利用
可能帯域があまり大きくとれない場合は、例えば最低保
証帯域に比例して分配するなどして対応する子局側装置
の設定帯域を増加させることもできる。同様に1系側で
は、通常は、子局側装置の0系/1系振り分け制御部2
01より受信した各子局側装置毎の子局側装置番号とそ
れぞれの最低保証帯域、最大帯域の設定値から、1系使
用子局側装置の帯域割り当て制御部203で各子局側装
置に割り当てる設定帯域(最低保証帯域より大きく、最
大帯域以下の帯域で、各子局側装置の設定帯域の和は最
大使用可能帯域を超えない範囲で決定される値)が決定
され、子局側装置毎の設定帯域通知により、各子局側装
置が0系/1系のどちらを選択しているかを示す0/1
系選択情報通知と共に1系PDS処理部205へ通知す
る。
【0050】1系PDS処理部205よりある子局側装
置に対して子局側装置毎の帯域変更通知(1系PDS処
理部205で任意の子局側装置からの受信セル帯域が予
め設定しておいた設定しきい値以上または以下であるこ
とを検出した場合に各子局側装置毎の帯域変更通知を生
成し、1系使用子局側装置の帯域割り当て制御部203
へ通知する)を1系使用子局側装置の帯域割り当て制御
部203が受信したら、しきい値以上の場合は、DBA
利用可能帯域に余裕がある場合は、その対応する子局側
装置の設定帯域を増加する。逆にあるしきい値以下の場
合は、その対応する子局側装置の設定帯域を減少するこ
ともできる。しきい値は複数種類、数段階に分けて設定
してもよい。
【0051】しきい値以上の帯域を受信した複数の子局
側装置より子局側装置毎の帯域変更通知を受信したら、
DBA利用可能帯域に余裕がある場合は、その対応する
すべての子局側装置の設定帯域を増加する。DBA利用
可能帯域があまり大きくとれない場合は、例えば最低保
証帯域に比例して分配するなどして対応する子局側装置
の設定帯域を増加させることもできる。
【0052】次に図2について説明する。遅延量測定部
214は、OAMセル分離部212によって分離された
OAMセル内に遅延量測定セルがある場合、この遅延量
測定セルの応答によってラウンドトリップ時間を測定す
る。遅延量測定セル生成部216は、このラウンドトリ
ップ時間を元に親局側装置と子局側装置との間の遅延量
を算出し、この遅延量の情報を含む遅延量通知セルを生
成し、OAMセル生成部220に送出する。
【0053】OAMセル生成部220は、この遅延量通
知セルをOAMセル内に含め、送受信部211によって
子局側装置側に送出される。なお、状態制御部213は
正常な範囲内のラウンドトリップ時間内に子局側装置よ
りセルが返送された場合に運用状態と判断し、その後の
上りセルに対して遅延量が測定され、遅延量補正部21
5によってセルの遅延量が微調され、正常な範囲内のラ
ウンドトリップ時間内にセルが返送されない場合には異
常状態とみなす。ここまでは、従来の説明と同様であ
る。
【0054】送受信部211は子局側装置への下り信号
と子局側装置からの上り信号を光波長多重し、OAMセ
ル分離部212はデータセルとOAMセルとを分離し、
子局側装置の帯域モニタ217は各子局側装置毎に各子
局側装置からのセル帯域をモニターして、各子局側装置
毎に設定されるしきい値と比較し、ある子局側装置(子
局側装置の識別は、例えばセルのヘッダの子局側装置番
号で行う)において、しきい値以上または以下の帯域を
検出(例えば一定期間のセル数をカウントすることによ
り検出)した場合は、子局側装置毎に帯域変更通知を生
成する。しきい値は複数種類、数段階に分けて設定して
もよい。
【0055】グラント生成部218は、子局側装置の帯
域制御部200から子局側装置の設定帯域と0/1系選
択情報通知を受信し、各子局側装置毎の出力タイミング
を規定する各子局側装置毎のグラントを生成する。0/
1系選択情報生成部219は、子局側装置の帯域制御部
200から0/1系選択情報通知を受信し、各個局側装
置毎に0/1系選択情報を生成する。OAMセル生成部
220は、グラント生成部218からのグラント情報と
0/1系選択情報生成部219からの0/1系選択情報
をOAMセルに挿入する。OAMセル挿入部221は、
OAMセル生成部220で生成したOAMセルを下りセ
ル流に挿入する。0/1系選択情報挿入部222は、0
/1系選択情報生成部219からの0/1系選択情報を
上りセル流に挿入する。
【0056】このように構成することにより、0系/1
系への子局側装置の振り分けを行うため、DBAで利用
が可能な帯域として1系の帯域も使用可能となるため、
帯域の有効利用が図れ、全子局側装置が使用可能なDB
Aの最大帯域を増大できる。
【0057】上記説明では、0系/1系への子局側装置
の振り分けを0系現用子局側装置m台の最低保障帯域の
和と1系現用子局側装置1台(m+1:子局側装置の総
台数)の最低保障帯域の和がほぼ等しくなるように、0
系/1系への子局側装置の振り分けを行うことを例にあ
げたが、これを(最大帯域−最低保証帯域)の和がほぼ
等しくなるように0系/1系への子局側装置の振り分け
を行うこととしてもよい。
【0058】また、最大帯域の和がほぼ等しくなるよう
に0系/1系への子局側装置の振り分けを行うこととし
てもよい。また、各子局側装置の設定帯域(最低保証帯
域と最大帯域の間の値で実際の運用時の設定値)の和が
ほぼ等しくなるように、0系/1系への子局側装置の振
り分けを行うこととしてもよい。こうすることで、実際
のトラフィックにあった帯域設定が可能となる。なお、
この実施の形態1では、2つの系(0系と1系)からな
るシステムに適用するものについて示したが、これに限
るものではなく、例えば、3つ以上の系からなるシステ
ムに適用するようにしてもよい。
【0059】実施の形態2.図5はPDS区間の2重化
構成時のダイナミック帯域割り当て制御方法を実現する
構成を示すブロック図であり、図6は図5のPDS処理
部の詳細構成を示すブロック図である。図5及び図6に
おいて、図1及び図2と同一符号は同一または相当部分
を示すので説明を省略する。206は0系PDS処理部
204と同様の0系PDS処理部であるが、切替Trg
(0)と子局側装置番号を出力して、切替制御部208
へ通知する点が異なる。207は1系PDS処理部20
5と同様の1系PDS処理部であるが、切替Trg
(1)と子局側装置番号を出力して、切替制御部208
へ通知する点が異なる。
【0060】208は0系PDS処理部206から切替
Trg(0)と子局側装置番号を受信し、1系PDS処
理部207から切替Trg(1)と子局側装置番号を受
信し、子局側装置の0系/1系振り分け制御部209よ
り強制切替要求を受信して、各子局側装置が0/1系ど
ちらへの切替を行うかの切替情報を生成し、子局側装置
の0系/1系振り分け制御部209へ通知し、実際に切
替の制御も行う切替制御部である。209は切替制御部
208より受信する切替情報を元に0系/1系の帯域振
り分けのバランスが、伝送路故障等により発生した切替
により崩れ、両系で十分なDBA利用可能帯域を確保で
きないと判断したときに切替制御部208への強制切替
要求を生成することで切替を実行し、0系/1系の帯域
振り分けのバランスを再構築(両系で十分なDBA利用
可能帯域を確保)する子局側装置の0系/1系振り分け
制御部である。223は伝送路の故障や基板故障(EQ
P)等を検出して、対応する子局側装置に関する切替T
rgと子局側装置番号を出力する切替トリガ検出部であ
る。
【0061】図6の切替トリガ検出部223で、各子局
側装置からの上りデータより各子局側装置毎の警報情報
(例えば、信号入力断等)を検出、および基板(装置)
の故障情報等を基板(装置)内で検出し、故障の対象で
ある子局側装置毎に0系PDS処理部206で検出のと
きは切替トリガTrg(0)、1系PDS処理部207
で検出のときはTrg(1)を子局側装置番号(子局側
装置を認識させるための番号)と共に切替制御部208
へ通知する。
【0062】切替制御部208は、0系より切替トリガ
Trg(0)を受信し、予備系(ここでは1系)が正常
である場合に対象の子局側装置を1系へ切り替え、1系
より切替トリガTrg(1)を受信し、予備系(ここで
は0系)が正常である場合に対象の子局側装置を0系へ
切り替える。その際、切替制御部208は、どの子局側
装置の切替をしたかを通知する切替情報を生成し、子局
側装置の0系/1系振り分け制御部209へ通知する。
【0063】子局側装置の0系/1系振り分け制御部2
09は、切替により0系/1系の最低保証帯域の和のバ
ランスが崩れ、両系で十分なDBA利用可能帯域を確保
できなくなったと判断したとき(0/1系どちらかで該
当子局側装置の切替によりDBA利用可能帯域が予め設
定した任意のしきい値よりも小さくなったとき等)に
は、DBA利用可能帯域の小さい系より他系へ切り替え
る子局側装置(例えば、0系/1系共に正常で設定帯域
の大きい子局側装置で複数台でも可)を決定し、切替制
御部208へ該当する子局側装置に対する他系への強制
切替要求を送出する(0系/1系共に正常な選択した子
局側装置の切替を行うことで0系と1系間の最低保障帯
域の和間の差を常時小さくし、両系で十分なDBA利用
可能帯域を確保するようにする)。
【0064】切替制御部208は、他系が正常である場
合に該当する子局側装置の他系への強制切替の実行を決
定し、子局側装置の0系/1系振り分け制御部209へ
切替情報(子局側装置の他系への強制切替実行)の通知
を行う。子局側装置の0系/1系振り分け制御部209
は、切替情報(子局側装置の他系への強制切替実行)を
受信したら、強制切替による再設定後の0系/1系割り
当ての子局側装置毎の最低保障帯域と最大帯域を0系使
用子局側装置の帯域割り当て制御部202および1系使
用子局側装置の帯域割り当て制御部203へ通知し、0
系使用子局側装置の帯域割り当て制御部202および1
系使用子局側装置の帯域割り当て制御部203は、この
情報を元に振り分け変更にともない再設定した各子局側
装置毎の設定帯域を0系PDS処理部206及び1系P
DS処理部207へ通知し、0系PDS処理部206及
び1系PDS処理部207は、この情報に基づき上り方
向へは系選択情報をセルヘッダに挿入して送信し、下り
方向へは系選択情報/帯域設定情報をOAMセルにより
送信する。切替制御部208は、該当する子局側装置の
他系への強制切替を実行する。このほかの動作は上記実
施の形態1の説明と同様である。
【0065】このように構成することで、故障等による
切替で0系と1系の最低保証帯域の和のバランスが崩
れ、両系で十分なDBA利用可能帯域を確保できなくな
った場合でも、任意の正常な子局側装置の強制的な切替
を実行し、0系と1系の最低保証帯域の和のバランスを
再構築(両系で十分なDBA利用可能帯域を確保)する
ことが可能となり、動的なDBA利用帯域の増大が実現
可能となる。
【0066】実施の形態3.上記実施の形態1では、切
替、帯域の設定の単位を子局側装置としてきたが、この
実施の形態3ではVP(パス:Virtual Pat
h)単位とするようにしてもよい。この場合、各子局側
装置内でも複数のVPを設定することもあるため、子局
側装置内でもVP毎に0系と1系伝送路の選択が発生す
る。
【0067】図4を使って、VP単位の切替のための冗
長光多分岐システム構成の一例を示す。切替は親局側装
置、子局側装置共にVP単位の切替が行われる。ある子
局側装置のあるVPは0系伝送路が現用系、他のVPは
1系伝送路が現用系ということがあり得る。図4におい
て、子局側装置と親局側装置は光カプラ102にて接続
されている。
【0068】子局側装置は、光カプラ102と0系信号
終端116a及び1系信号終端116bが光ファイバに
より接続され、親局側装置100からの下り信号を処理
し、LIM毎のn組(n:LIMの数)の信号へサービ
ス分離する。また、下り信号のOAMセルよりVP毎の
0系/1系伝送路の系選択情報の抽出を行う。親局側装
置100へはLIM毎のn組の信号を多重化した上り信
号を送出する。
【0069】系選択信号生成部117は、0系信号終端
116aと1系信号終端116bからVP毎の0系/1
系伝送路の系選択情報を受信し、下り方向信号の選択部
である2−1SEL118と上り方向の方路設定部11
9へ通知する。2−1SEL118は、0系信号終端1
16aと1系信号終端116bからのn組の信号対の選
択を系選択信号生成部117からのVP毎の系選択情報
を元に行うことで切替を実行し、それぞれ対応するLI
Mへ対応する選択信号を伝送する。方路設定部119
は、LIM1〜LIMnのn組の上り方向信号対を系選
択信号生成部117からのVP毎の系選択情報に基づき
0系信号終端116aまたは1系信号終端116bのど
ちらかへの方路設定を行う。
【0070】親局側装置100は、光カプラ102とP
DS−IF(0)114a及びPDS−IF(1)11
4bが光ファイバにより接続される。系選択信号生成部
115は、伝送路故障等の情報からVP毎の系選択情報
を生成し(例えば、0系選択VPに伝送路故障が検出さ
れた場合は、その1系VP伝送路が正常であれば1系V
Pへの切替情報を生成し、1系選択VPに伝送路故障が
検出された場合は、その0系VP伝送路が正常であれば
0系VPへの切替情報を生成する)、上り方向信号の選
択部であるSEL112と下り方向の方路設定部113
へ通知する。
【0071】SEL112は、PDS−IF(0)11
4aとPDS−IF(1)114bからの信号の選択を
系選択信号生成部115からのVP毎の0系/1系伝送
路の系選択情報を元にVP単位に切替を行う。方路設定
部113は、入力信号を系選択信号生成部115からの
VP毎の系選択情報に基づきPDS−IF(0)114
aまたはPDS−IF(1)114bのどちらかへの方
路設定をVP単位に行う。
【0072】次に、親局側装置100に対して子局側装
置#1、VP=0,1が接続されている場合を例にし
て、動作を具体的に説明する。子局側装置#1のVP=
0は0系が現用系で、子局側装置#1のVP=1は1系
が現用系とすると、子局側装置#1のVP=0では、系
選択信号生成部117で0系を選択する系選択情報が下
り信号より抽出され、2−1SEL118と方路設定部
119に通知され、上りは0系側へ信号が送出され、下
りも0系側の信号が選択される。
【0073】子局側装置#1のVP=1では、系選択信
号生成部117で1系を選択する系選択情報が下り信号
より抽出され、2−1SEL118と方路設定部119
に通知され、上りは1系側へ信号が送出され、下りも1
系側の信号が選択される。親局側装置100は、下り方
向では方路設定部113で、系選択信号生成部115か
らのVP毎の系選択信号をもとに方路設定を行うこと
で、0系と1系の信号選択を行う。上り方向では、SE
L112で系選択信号生成部115からのVP毎の系選
択信号をもとに信号選択を行うことで、VP単位の0系
と1系の信号切替(多重)を行う。このように、VP単
位での切替が実現できる。
【0074】図7はPDS区間の2重化構成時のダイナ
ミック帯域割り当て制御方法を実現する構成を示すブロ
ック図である。図において、300はVP毎の帯域制御
部(帯域制御手段)、301はVP毎の0系/1系振り
分け制御部、302は0系使用VPの帯域割り当て制御
部、303は1系使用VPの帯域割り当て制御部、30
4は0系PDS処理部、305は1系PDS処理部であ
る。
【0075】図8は図7のPDS処理部の詳細構成を示
すブロック図である。図において、311は送受信部、
312はOAMセル分離部、313は状態制御部、31
4は遅延量測定部、315は遅延量補正部、316は遅
延量測定セル生成部、317はVP毎の帯域モニタ、3
18はグラント生成部、319は0/1系選択情報生成
部、320はOAMセル生成部、321はOAMセル挿
入部、322は0/1系選択情報挿入部である。
【0076】VP毎の0系/1系振り分け制御部301
は、装置立ち上げ時およびVP追加時に全ての複数台の
接続されたVPを0系現用VPと1系現用VPに振り分
けを行う。これは、複数のVPに対して、割り当てる帯
域を両系正常時に、0系側と1系側に分けて最小限の伝
送帯域を割り付け、残りの帯域をダイナミックな帯域割
り当てとし、あるVPにおいて、どちらかの系が異常時
に正常な系に伝送帯域を割り当てるという振り分けを行
うものである。
【0077】例えば、0系現用VPがm個(m:0〜n
の任意数、n:VPの総設定数)の最低保障帯域WLi
の和と1系現用VPがl個(m+l=n)の最低保障帯
域WLiの和がほぼ等しくなるように、0系/1系への
VP単位の振り分けを行うことで、0系/1系共に最大
使用可能帯域−(最低保障帯域WLiの和)がDBA用
に割り当てることができるため、1系の帯域も使用可能
となり、DBAのために帯域の有効利用が可能となる。
また、VP毎に最大帯域も設定され、VPを特定するた
めのVPI値とそれぞれの最低保証帯域、最大帯域の設
定値が0系使用VPの帯域割り当て制御部302と1系
使用VPの帯域割り当て制御部303に通知される。
【0078】0系使用VPの帯域割り当て制御部302
は、VP毎の0系/1系振り分け制御部301よりVP
値とそれぞれの最低保証帯域、最大帯域の設定値を受信
し、その情報を元にDBAの処理を行う。即ち、通常
は、VP毎の0系/1系振り分け制御部301より受信
したVP番号とそれぞれの最低保証帯域、最大帯域の設
定値から、0系使用VPの帯域割り当て制御部302で
各VP毎に割り当てる設定帯域(最低保証帯域より大き
く、最大帯域以下の帯域で、各VPの設定帯域の和は最
大使用可能帯域を超えない範囲で決定される値)が決定
され、VP毎の設定帯域通知により、各VPが0系/1
系のどちらを選択しているかを示す0/1系選択情報通
知と共に0系PDS処理部304へ通知する。
【0079】0系PDS処理部304よりあるVPに対
してVP毎の帯域変更通知(PDS処理部で任意のVP
からのセル帯域が予め設定しておいた設定しきい値以上
または以下であることを検出した場合に、各VP毎に帯
域変更通知を生成し、0系使用VPの帯域割り当て制御
部302へ通知する)を0系使用VPの帯域割り当て制
御部302が受信したら、しきい値以上の場合は、DB
A利用可能帯域に余裕がある場合は、その対応するVP
の設定帯域を増加する。逆に、あるしきい値以下の場合
は、その対応するVPの設定帯域を減少することもでき
る。しきい値は複数種類、数段階に分けて設定してもよ
い。しきい値以上の帯域を受信した複数のVPよりVP
毎の帯域変更通知を受信したら、DBA利用可能帯域に
余裕がある場合は、その対応するすべてのVPの設定帯
域を増加する。DBA利用可能帯域があまり大きくとれ
ない場合は、例えば最低保証帯域に比例して分配するな
どして対応するVPの設定帯域を増加させることもでき
る。
【0080】同様に1系側では、1系使用VPの帯域割
り当て制御部303は、VP毎の0系/1系振り分け制
御部301よりVP値とそれぞれの最低保証帯域、最大
帯域の設定値を受信し、その情報を元にDBAの処理を
行う。即ち、通常は、VP毎の0系/1系振り分け制御
部301より受信した各VP毎のVP番号とそれぞれの
最低保証帯域、最大帯域の設定値から、1系使用VPの
帯域割り当て制御部303で各VP毎に割り当てる設定
帯域(最低保証帯域より大きく、最大帯域以下の帯域
で、各VPの設定帯域の和は最大使用可能帯域を超えな
い範囲で決定される値)が決定され、各VPが0系/1
系のどちらを選択しているかを示す0/1系選択情報通
知と共に1系PDS処理部305へ通知する。
【0081】1系PDS処理部305よりあるVPに対
してVP毎の帯域変更通知(PDS処理部で任意のVP
からのセル帯域が設定しきい値以上または以下であるこ
とを検出した場合に、各VP毎に帯域変更通知を生成
し、1系使用VPの帯域割り当て制御部303へ通知す
る)を1系使用VPの帯域割り当て制御部303が受信
したら、しきい値以上の場合は、DBA利用可能帯域に
余裕がある場合、その対応するVPの設定帯域を増加す
る。逆に、あるしきい値以下の場合は、その対応するV
Pの設定帯域を減少することもできる。しきい値は複数
種類、数段階に分けて設定してもよい。しきい値以上の
帯域を受信した複数のVPよりVP毎の帯域変更通知を
受信したら、DBA利用可能帯域に余裕がある場合は、
その対応するすべてのVPの設定帯域を増加する。DB
A利用可能帯域があまり大きくとれない場合は、例えば
最低保証帯域に比例して分配するなどして対応するVP
の設定帯域を増加させることもできる。
【0082】次に図8について説明する。遅延量測定部
314は、OAMセル分離部312によって分離された
OAMセル内に遅延量測定セルがある場合、この遅延量
測定セルの応答によってラウンドトリップ時間を測定す
る。遅延量測定セル生成部316は、このラウンドトリ
ップ時間を元に親局側装置と子局側装置との間の遅延量
を算出し、この遅延量の情報を含む遅延量通知セルを生
成し、OAMセル生成部320に送出する。
【0083】OAMセル生成部320は、この遅延量通
知セルをOAMセル内に含め、送受信部311によって
子局側装置側に送出される。なお、状態制御部313
は、正常な範囲内のラウンドトリップ時間内に子局側装
置よりセルが返送された場合に運用状態と判断し、その
後の上りセルに対して遅延量が測定され、遅延量補正部
315によってセルの遅延量が微調され、正常な範囲内
のラウンドトリップ時間内にセルが返送されない場合に
は異常状態とみなす。ここまでは、従来の説明と同様で
ある。
【0084】送受信部311は、子局側装置への下り信
号と子局側装置からの上り信号を光波長多重し、OAM
セル分離部312はデータセルとOAMセルとを分離す
る。VP毎の帯域モニタ317は、各子局側装置からの
セル帯域をモニターして、各VP毎に設定されるしきい
値と比較し、あるVP(VPの識別は、例えばVPI値
で行う)においてしきい値以上または以下の帯域を検出
(例えば一定期間のセル数をカウントすることにより検
出)した場合は、VP毎の帯域変更通知を生成する。し
きい値は複数種類、数段階に分けて設定してもよい。
【0085】グラント生成部318は、VP毎の帯域制
御部300からVP毎の帯域設定と0/1系選択情報通
知を受信し、VP毎の出力タイミングを規定する各VP
毎のグラントを生成する。0/1系選択情報生成部31
9は、VP毎の帯域制御部300から0/1系選択情報
通知を受信し、各VP毎に0/1系選択情報を生成す
る。OAMセル生成部320は、グラント生成部318
からのグラント情報と0/1系選択情報生成部319か
らの0/1系選択情報をOAMセルに挿入する。OAM
セル挿入部321は、OAMセル生成部320で生成し
たOAMセルを下りセル流に挿入する。0/1系選択情
報挿入部322は、0/1系選択情報生成部319から
の0/1系選択情報を各VPからのセル毎に上りセル流
に挿入する。
【0086】このように構成することにより、0系/1
系へのVP毎の振り分けを行うため、DBAで利用が可
能な帯域として1系の帯域も使用可能となるため、帯域
の有効利用が図れ、全VPが使用可能なDBAの最大帯
域を増大できる。
【0087】上記説明では、0系/1系へのVP毎の振
り分けを0系現用VPがm個の最低保障帯域の和と1系
現用VPがl個(m+l:全VP設定数)の最低保障帯
域の和がほぼ等しくなるように、0系/1系へのVPの
振り分けを行うことを例としたが、これを(最大帯域−
最低保証帯域)の和がほぼ等しくなるように、0系/1
系へのVPの振り分けを行うこととしてもよい。
【0088】また、最大帯域の和がほぼ等しくなるよう
に、0系/1系へのVPの振り分けを行うこととしても
よい。また、各VPの設定帯域の和がほぼ等しくなるよ
うに、0系/1系へのVPの振り分けを行うこととして
もよい。こうすることで、実際のトラフィックにあった
帯域設定が可能となる。なお、この実施の形態3では、
2つの系(0系と1系)からなるシステムに適用するも
のについて示したが、これに限るものではなく、例え
ば、3つ以上の系からなるシステムに適用するようにし
てもよい。
【0089】実施の形態4.図9はPDS区間の2重化
構成時のダイナミック帯域割り当て制御方法を実現する
構成を示すブロック図であり、図10は図9のPDS処
理部の詳細構成を示すブロック図である。図9及び図1
0において、図7及び図8と同一符号は同一または相当
部分を示すので説明を省略する。306は0系PDS処
理部304と同様の0系PDS処理部であるが、切替T
rg(0)とVP値を出力して、切替制御部308へ通
知する点が異なる。307は1系PDS処理部305と
同様の1系PDS処理部であるが、切替Trg(1)と
VP値を出力して、切替制御部308へ通知する点が異
なる。
【0090】308は0系PDS処理部306から切替
Trg(0)とVP値を受信し、1系PDS処理部30
7から切替Trg(1)とVP値を受信し、VP毎の0
系/1系振り分け制御部309より強制切替要求を受信
して、各VPが0/1系どちらへの切替が行われるかの
切替情報を生成し、VP毎の0系/1系振り分け制御部
309へ通知し、実際に切替の制御も行う切替制御部で
ある。309は切替制御部308より受信する切替情報
を元に0系/1系の帯域振り分けのバランスが伝送路故
障等により発生した切替により崩れ、両系で十分なDB
A利用可能帯域を確保できなくなったと判断したときに
切替制御部308の強制切替要求を生成することで切替
を実行し、0系/1系の帯域振り分けのバランスを再構
築(両系で十分なDBA利用可能帯域を確保)するVP
毎の0系/1系振り分け制御部である。323は伝送路
の故障や基板故障(EQP)等を検出して、対応するV
Pに関する切替TrgとVP値を出力する切替トリガ検
出部である。
【0091】図10の切替トリガ検出部323で、各V
Pからの上りデータより各VP毎の警報情報(例えば、
信号入力断等)を検出、および基板(装置)の故障情報
等を基板(装置)内で検出し、故障の対象であるVP毎
に0系PDS処理部306で検出のときは切替トリガT
rg(0)、1系PDS処理部307で検出のときはT
rg(1)をVP値(VPを認識させるための番号)と
共に切替制御部308へ通知する。
【0092】切替制御部308は、0系より切替トリガ
Trg(0)を受信し、予備系(ここでは1系)が正常
である場合に対象のVPを1系へ切り替え、1系より切
替トリガTrg(1)を受信し、予備系(ここでは0
系)が正常である場合に対象のVPを0系へ切り替え
る。その際、切替制御部308は、どのVPの切替をし
たかを通知する切替情報を生成し、VP毎の0系/1系
振り分け制御部309へ通知する。
【0093】VP毎の0系/1系振り分け制御部309
は、切替により0系/1系の最低保証帯域の和のバラン
スが崩れ、両系で十分なDBA利用可能帯域を確保でき
なくなったと判断したとき(0/1系どちらかで該当V
Pの切替によりDBA利用可能帯域が予め設定した任意
のしきい値よりも小さくなったとき等)には、DBA利
用可能帯域の小さい系より他系へ切り替えるVP(例え
ば、0系/1系共に正常で設定帯域の大きいVPで複数
VPでも可)を決定し、切替制御部308へ該当するV
Pに対する他系への強制切替要求を送出する(0系/1
系共に正常な選択したVPの切替を行うことで、0系と
1系間の最低保障帯域の和間の差を常時小さくし、両系
で十分なDBA利用可能帯域を確保するようにする)。
【0094】切替制御部308は、他系が正常である場
合に該当するVPの他系への強制切替の実行を決定し、
VP毎の0系/1系振り分け制御部309へ切替情報
(対象VPの他系への強制切替実行)の通知を行う。V
P毎の0系/1系振り分け制御部309は、切替情報
(対象VPの他系への強制切替実行)を受信したら、強
制切替による再設定後の0系/1系割り当てのVP毎の
最低保障帯域と最大帯域を0系使用VPの帯域割り当て
制御部302および1系使用VPの帯域割り当て制御部
303へ通知し、0系使用VPの帯域割り当て制御部3
02および1系使用VPの帯域割り当て制御部303
は、この情報を元に振り分け変更にともない再設定した
各VP毎の設定帯域を0系PDS処理部306および1
系PDS処理部307へ通知し、0系PDS処理部30
6および1系PDS処理部307は、この情報に基づき
上り方向へは系選択情報をセルヘッダに挿入して送信
し、下り方向へは系選択情報/帯域設定情報をOAMセ
ルにより送信する。切替制御部308は、該当するVP
の他系への強制切替を実行する。このほかの動作は上記
実施の形態3の説明と同様である。
【0095】このように構成することで、故障等による
切替で0系と1系の最低保証帯域の和のバランスが崩
れ、両系で十分なDBA利用可能帯域を確保できなくな
った場合でも、任意の正常なVPの強制的な切替を実行
し、0系と1系の最低保証帯域の和のバランスを再構築
(両系で十分なDBA利用可能帯域を確保)することが
可能となり、VP毎の動的なDBA利用帯域の増大が実
現可能となる。
【0096】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複数
の子局側装置を第1又は第2の光ネットワークに振り分
けて、その複数の子局側装置に所定の伝送帯域を割り付
けるとともに、その伝送帯域の帯域幅の変更を受け付け
る帯域制御手段を設けるように構成したので、DBA動
作時に子局側装置が大きなDBA利用可能帯域を確保す
ることができる効果がある。
【0097】この発明によれば、第1又は第2の光ネッ
トワークのうち、一方の光ネットワークの系に異常が発
生すると、全子局側装置の伝送帯域を他方の光ネットワ
ークに割り付けるように構成したので、一方の光ネット
ワークの系に異常が発生しても、データの伝送を継続す
ることができる効果がある。
【0098】この発明によれば、複数の子局側装置のう
ち、現用系の子局側装置に異常が発生すると、その子局
側装置を予備系に切り換えて、予備系の子局側装置を現
用系に切り換えるように構成したので、現用系の子局側
装置に異常が発生しても、データの伝送を継続すること
ができる効果がある。
【0099】この発明によれば、第1及び第2の光ネッ
トワークに対する複数の子局側装置の振り分けバランス
が崩れると、第1及び第2の光ネットワークに対する複
数の子局側装置の振り分けを再実施するように構成した
ので、伝送帯域の有効利用が図れ、全子局側装置が利用
可能なDBAの最大帯域を増大できる効果がある。
【0100】この発明によれば、複数の子局側装置に最
低保証帯域を割り付けるように構成したので、最低限の
帯域を保証することができる効果がある。
【0101】この発明によれば、第1の光ネットワーク
における各子局側装置の最低保証帯域の和と、第2の光
ネットワークにおける各子局側装置の最低保証帯域の和
とが略均等になるように、複数の子局側装置を第1又は
第2の光ネットワークに振り分けるように構成したの
で、伝送帯域の有効利用を図ることができる効果があ
る。
【0102】この発明によれば、第1の光ネットワーク
における各子局側装置の最大帯域の和と、第2の光ネッ
トワークにおける各子局側装置の最大帯域の和とが略均
等になるように、複数の子局側装置を第1又は第2の光
ネットワークに振り分けるように構成したので、伝送帯
域の有効利用を図ることができる効果がある。
【0103】この発明によれば、第1の光ネットワーク
における各子局側装置の最大帯域と最低保証帯域の差分
の和と、第2の光ネットワークにおける各子局側装置の
最大帯域と最低保証帯域の差分の和とが略均等になるよ
うに、複数の子局側装置を第1又は第2の光ネットワー
クに振り分けるように構成したので、伝送帯域の有効利
用を図ることができる効果がある。
【0104】この発明によれば、第1の光ネットワーク
における各子局側装置の設定帯域の和と、第2の光ネッ
トワークにおける各子局側装置の設定帯域の和とが略均
等になるように、複数の子局側装置を第1又は第2の光
ネットワークに振り分けるように構成したので、伝送帯
域の有効利用を図ることができる効果がある。
【0105】この発明によれば、複数の子局側装置に収
容されている複数のパスを第1又は第2の光ネットワー
クに振り分けて、その複数のパスに所定の伝送帯域を割
り付けるとともに、その伝送帯域の帯域幅の変更を受け
付ける帯域制御手段を設けるように構成したので、DB
A動作時に子局側装置のパスが大きなDBA利用可能帯
域を確保することができる効果がある。
【0106】この発明によれば、第1又は第2の光ネッ
トワークのうち、一方の光ネットワークの系に異常が発
生すると、複数の子局側装置に収容されている全パスを
他方の光ネットワークに割り付けるように構成したの
で、一方の光ネットワークの系に異常が発生しても、デ
ータの伝送を継続することができる効果がある。
【0107】この発明によれば、複数のパスのうち、現
用系のパスに異常が発生すると、そのパスを予備系に切
り換えて、予備系のパスを現用系に切り換えるように構
成したので、現用系のパスに異常が発生しても、データ
の伝送を継続することができる効果がある。
【0108】この発明によれば、第1及び第2の光ネッ
トワークに対する複数のパスの振り分けバランスが崩れ
ると、第1及び第2の光ネットワークに対する複数のパ
スの振り分けを再実施するように構成したので、伝送帯
域の有効利用が図れ、全子局側装置が利用可能なDBA
の最大帯域を増大できる効果がある。
【0109】この発明によれば、複数のパスに最低保証
帯域を割り付けるように構成したので、最低限の帯域を
保証することができる効果がある。
【0110】この発明によれば、第1の光ネットワーク
における各パスの最低保証帯域の和と、第2の光ネット
ワークにおける各パスの最低保証帯域の和とが略均等に
なるように、複数のパスを第1又は第2の光ネットワー
クに振り分けるように構成したので、伝送帯域の有効利
用を図ることができる効果がある。
【0111】この発明によれば、第1の光ネットワーク
における各パスの最大帯域の和と、第2の光ネットワー
クにおける各パスの最大帯域の和とが略均等になるよう
に、複数のパスを第1又は第2の光ネットワークに振り
分けるように構成したので、伝送帯域の有効利用を図る
ことができる効果がある。
【0112】この発明によれば、第1の光ネットワーク
における各パスの最大帯域と最低保証帯域の差分の和
と、第2の光ネットワークにおける各パスの最大帯域と
最低保証帯域の差分の和とが略均等になるように、複数
のパスを第1又は第2の光ネットワークに振り分けるよ
うに構成したので、伝送帯域の有効利用を図ることがで
きる効果がある。
【0113】この発明によれば、第1の光ネットワーク
における各パスの設定帯域の和と、第2の光ネットワー
クにおける各パスの設定帯域の和とが略均等になるよう
に、複数のパスを第1又は第2の光ネットワークに振り
分けるように構成したので、伝送帯域の有効利用を図る
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 PDS区間の2重化構成時のダイナミック帯
域割り当て制御方法を実現する構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 図1のPDS処理部の詳細構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 PDS区間の2重化構成時のダイナミック帯
域割り当て制御方法の概要を示す概念図である。
【図4】 branch切替が行われる冗長光多分岐シ
ステムを示す構成図である。
【図5】 PDS区間の2重化構成時のダイナミック帯
域割り当て制御方法を実現する構成を示すブロック図で
ある。
【図6】 図5のPDS処理部の詳細構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】 PDS区間の2重化構成時のダイナミック帯
域割り当て制御方法を実現する構成を示すブロック図で
ある。
【図8】 図7のPDS処理部の詳細構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】 PDS区間の2重化構成時のダイナミック帯
域割り当て制御方法を実現する構成を示すブロック図で
ある。
【図10】 図9のPDS処理部の詳細構成を示すブロ
ック図である。
【図11】 従来の光多分岐通信システムを示す構成図
である。
【図12】 図11の光多分岐通信システムの詳細構成
を示すブロック図である。
【図13】 親局側装置と子局側装置間を完全に二重化
した冗長光多分岐通信システムを示す構成図である。
【図14】 DBAによる帯域設定の概略説明を示す説
明図である。
【符号の説明】
100 親局側装置、101 子局側装置、102 光
カプラ、111 0/1系選択部、112 SEL、1
13 方路設定部、114a PDS−IF(0)、1
14b PDS−IF(1)、115 系選択信号生成
部、116a0系信号終端、116b 1系信号終端、
117 系選択信号生成部、1182−1SEL、11
9 方路設定部、120−1〜120−n LIM、2
00子局側装置の帯域制御部(帯域制御手段)、201
子局側装置の0系/1系振り分け制御部、202 0
系使用子局側装置の帯域割り当て制御部、2031系使
用子局側装置の帯域割り当て制御部、204 0系PD
S処理部、2051系PDS処理部、206 0系PD
S処理部、207 1系PDS処理部、208 切替制
御部、209 子局側装置の0系/1系振り分け制御
部、211送受信部、212 OAMセル分離部、21
3 状態制御部、214 遅延量測定部、215 遅延
量補正部、216 遅延量測定セル生成部、217 子
局側装置の帯域モニタ、218 グラント生成部、21
9 0/1系選択情報生成部、220 OAMセル生成
部、221 OAMセル挿入部、222 0/1系選択
情報挿入部、223 切替トリガ検出部、300 VP
毎の帯域制御部(帯域制御手段)、301 VP毎の0
系/1系振り分け制御部、302 0系使用子局側装置
の帯域割り当て制御部、303 1系使用子局側装置の
帯域割り当て制御部、304 0系PDS処理部、30
5 1系PDS処理部、306 0系PDS処理部、3
07 1系PDS処理部、308 切替制御部、309
VP毎の0系/1系振り分け制御部、311 送受信
部、312 OAMセル分離部、313 状態制御部、
314 遅延量測定部、315 遅延量補正部、316
遅延量測定セル生成部、317 VP毎の帯域モニタ、
318 グラント生成部、319 0/1系選択情報生
成部、320 OAMセル生成部、321 OAMセル
挿入部、322 0/1系選択情報挿入部、323 切
替トリガ検出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅芝 慶弘 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 一番ヶ瀬 広 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5K002 AA05 DA04 DA05 DA12 EA33 5K030 HA10 HC14 JL03 JL08 LC09 MD02 5K033 CA12 CB06 DA15 DB02 DB22 EA02 EA04 EB06

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局側装置が第1又は第2の光ネットワ
    ークを介して複数の子局側装置と接続されている光多分
    岐通信システムにおいて、上記複数の子局側装置を上記
    第1又は第2の光ネットワークに振り分けて、その複数
    の子局側装置に所定の伝送帯域を割り付けるとともに、
    その伝送帯域の帯域幅の変更を受け付ける帯域制御手段
    を設けたことを特徴とする光多分岐通信システム。
  2. 【請求項2】 帯域制御手段は、第1又は第2の光ネッ
    トワークのうち、一方の光ネットワークの系に異常が発
    生すると、全子局側装置の伝送帯域を他方の光ネットワ
    ークに割り付けることを特徴とする請求項1記載の光多
    分岐通信システム。
  3. 【請求項3】 帯域制御手段は、複数の子局側装置のう
    ち、現用系の子局側装置に異常が発生すると、その子局
    側装置を予備系に切り換えて、予備系の子局側装置を現
    用系に切り換えることを特徴とする請求項1記載の光多
    分岐通信システム。
  4. 【請求項4】 帯域制御手段は、第1及び第2の光ネッ
    トワークに対する複数の子局側装置の振り分けバランス
    が崩れると、第1及び第2の光ネットワークに対する複
    数の子局側装置の振り分けを再実施することを特徴とす
    る請求項3記載の光多分岐通信システム。
  5. 【請求項5】 帯域制御手段は、複数の子局側装置に最
    低保証帯域を割り付けることを特徴とする請求項1記載
    の光多分岐通信システム。
  6. 【請求項6】 帯域制御手段は、第1の光ネットワーク
    における各子局側装置の最低保証帯域の和と、第2の光
    ネットワークにおける各子局側装置の最低保証帯域の和
    とが略均等になるように、複数の子局側装置を第1又は
    第2の光ネットワークに振り分けることを特徴とする請
    求項5記載の光多分岐通信システム。
  7. 【請求項7】 帯域制御手段は、第1の光ネットワーク
    における各子局側装置の最大帯域の和と、第2の光ネッ
    トワークにおける各子局側装置の最大帯域の和とが略均
    等になるように、複数の子局側装置を第1又は第2の光
    ネットワークに振り分けることを特徴とする請求項5記
    載の光多分岐通信システム。
  8. 【請求項8】 帯域制御手段は、第1の光ネットワーク
    における各子局側装置の最大帯域と最低保証帯域の差分
    の和と、第2の光ネットワークにおける各子局側装置の
    最大帯域と最低保証帯域の差分の和とが略均等になるよ
    うに、複数の子局側装置を第1又は第2の光ネットワー
    クに振り分けることを特徴とする請求項5記載の光多分
    岐通信システム。
  9. 【請求項9】 帯域制御手段は、第1の光ネットワーク
    における各子局側装置の設定帯域の和と、第2の光ネッ
    トワークにおける各子局側装置の設定帯域の和とが略均
    等になるように、複数の子局側装置を第1又は第2の光
    ネットワークに振り分けることを特徴とする請求項5記
    載の光多分岐通信システム。
  10. 【請求項10】 親局側装置が第1又は第2の光ネット
    ワークを介して複数の子局側装置と接続されている光多
    分岐通信システムにおいて、上記複数の子局側装置に収
    容されている複数のパスを上記第1又は第2の光ネット
    ワークに振り分けて、その複数のパスに所定の伝送帯域
    を割り付けるとともに、その伝送帯域の帯域幅の変更を
    受け付ける帯域制御手段を設けたことを特徴とする光多
    分岐通信システム。
  11. 【請求項11】 帯域制御手段は、第1又は第2の光ネ
    ットワークのうち、一方の光ネットワークの系に異常が
    発生すると、複数の子局側装置に収容されている全パス
    を他方の光ネットワークに割り付けることを特徴とする
    請求項10記載の光多分岐通信システム。
  12. 【請求項12】 帯域制御手段は、複数のパスのうち、
    現用系のパスに異常が発生すると、そのパスを予備系に
    切り換えて、予備系のパスを現用系に切り換えることを
    特徴とする請求項10記載の光多分岐通信システム。
  13. 【請求項13】 帯域制御手段は、第1及び第2の光ネ
    ットワークに対する複数のパスの振り分けバランスが崩
    れると、第1及び第2の光ネットワークに対する複数の
    パスの振り分けを再実施することを特徴とする請求項1
    2記載の光多分岐通信システム。
  14. 【請求項14】 帯域制御手段は、複数のパスに最低保
    証帯域を割り付けることを特徴とする請求項10記載の
    光多分岐通信システム。
  15. 【請求項15】 帯域制御手段は、第1の光ネットワー
    クにおける各パスの最低保証帯域の和と、第2の光ネッ
    トワークにおける各パスの最低保証帯域の和とが略均等
    になるように、複数のパスを第1又は第2の光ネットワ
    ークに振り分けることを特徴とする請求項14記載の光
    多分岐通信システム。
  16. 【請求項16】 帯域制御手段は、第1の光ネットワー
    クにおける各パスの最大帯域の和と、第2の光ネットワ
    ークにおける各パスの最大帯域の和とが略均等になるよ
    うに、複数のパスを第1又は第2の光ネットワークに振
    り分けることを特徴とする請求項14記載の光多分岐通
    信システム。
  17. 【請求項17】 帯域制御手段は、第1の光ネットワー
    クにおける各パスの最大帯域と最低保証帯域の差分の和
    と、第2の光ネットワークにおける各パスの最大帯域と
    最低保証帯域の差分の和とが略均等になるように、複数
    のパスを第1又は第2の光ネットワークに振り分けるこ
    とを特徴とする請求項14記載の光多分岐通信システ
    ム。
  18. 【請求項18】 帯域制御手段は、第1の光ネットワー
    クにおける各パスの設定帯域の和と、第2の光ネットワ
    ークにおける各パスの設定帯域の和とが略均等になるよ
    うに、複数のパスを第1又は第2の光ネットワークに振
    り分けることを特徴とする請求項14記載の光多分岐通
    信システム。
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