JP3075342B2 - 予備の帯域を用いたatmベストエフォートサービス提供方法 - Google Patents

予備の帯域を用いたatmベストエフォートサービス提供方法

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JP3075342B2
JP3075342B2 JP7784397A JP7784397A JP3075342B2 JP 3075342 B2 JP3075342 B2 JP 3075342B2 JP 7784397 A JP7784397 A JP 7784397A JP 7784397 A JP7784397 A JP 7784397A JP 3075342 B2 JP3075342 B2 JP 3075342B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM(Asynchro
nous Transfer Mode:非同期転送モード)通信方式にお
いて、高信頼パス(または回線)の予備の帯域が空いて
いることを利用してATMベストエフォートサービスを
提供する方法に関する。ここで、ATMベストエフォー
トサービスとは、ATM通信網において伝送路の帯域が
空いている限りセル(情報)を転送する通信のことをい
う。なお、通常のATMベストエフォートサービスは、
複数のユーザで1本の伝送路の帯域を共有し、あるユー
ザが使っていないときに別のユーザが情報の転送を行
う、いわゆる統計多重により実現される。本発明では、
通常のATMベストエフォートサービスと異なり、高信
頼パスまたは回線の予備の帯域を利用する。
【0002】
【従来の技術】TTC(電気通信技術委員会)標準JT
−G783に示されている従来のSDH(同期ディジタ
ルハイアラーキ)伝送路切替方式について、図11を参
照して説明する。図11において、伝送路21および伝
送路22は双方向の伝送路を表している。図11(1)
は、伝送路21が運用系、伝送路22が非運用系となっ
ている状態を示す。したがって、装置11と装置12の
間のパスまたは回線はすべて伝送路21を通過してい
る。ここで、図11(2) に示すように、伝送路21で故
障が発生し、その受信側となる装置12が「故障検
出」を行うと、非運用系である伝送路22を介して「
切替指示」を装置11に伝達する。装置11は「切替
指示」を検出すると、図11(3) に示すように「切
替」を実行し、「切替応答」を伝送路22を介して装
置12に伝達する。装置12は、「切替応答」を検出
すると「切替」を実行する。
【0003】ところで、図11に示す切替方式では、非
運用系としている予備の伝送路は運用系の伝送路が故障
するまで使用されない。そこで、その伝送路設備を有効
利用するために、図12に示すように、非運用系の伝送
路22に予備利用パスまたは回線を収容するサービスの
提供方法が考えられている。それは、通常時に装置11
および装置12が伝送路21を用いて高信頼パスまたは
回線を提供し、伝送路22を用いて予備利用パスまたは
回線を提供するものである。また、伝送路21に故障が
発生すると、図12(2) に示すように装置11および装
置12が伝送路の切り替えを行い、高信頼パスまたは回
線を救済する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図12に示す切替方式
は、高信頼パスまたは回線を救済することに主眼があ
り、伝送路21に故障が発生すると、予備利用パスまた
は回線は故障した伝送路21に接続される。すなわち、
高信頼パスまたは回線を収容していた伝送路21が故障
して切り替えが行われると、予備利用パスまたは回線は
まったく使用できなくなる問題があった。
【0005】本発明は、高信頼パスまたは回線の予備の
帯域を用いてATMベストエフォートサービスを提供す
るとともに、高信頼パスまたは回線の運用系に故障が発
生して高信頼パスまたは回線の切り替えを行っても、A
TMベストエフォートサービスの提供を可能にすること
を目的とする。
【0006】
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】 請求項1 に記載の方法
は、高信頼VP・VCは、対向する装置間の経路1と経
路2で二重化を行い、ベストエフォートVP・VCは、
経路1と経路2で二重化を行い、経路1および経路2に
故障がない場合には、高信頼VP・VCは経路1を選択
し、ベストエフォートVP・VCは経路2を選択する。
経路1に故障が発生した場合には、高信頼VP・VCは
故障を検出して自動的に経路2に切り替える。このと
き、経路2のベストエフォートVP・VCは伝送品質が
劣化するものの使用が可能である。経路1の故障が回復
した場合には、高信頼VP・VCは経路2に切り替わっ
たままにしておき、かつベストエフォートVP・VCを
経路2から経路1に切り替える。これにより、高信頼V
P・VCの切り替えによって生じたベストエフォートV
P・VCの伝送品質劣化を回復させることができる。経
路2に故障が発生した場合には、ベストエフォートVP
・VCは自動的に切り替えを行わない。このとき、ベス
トエフォートVP・VCは全く使用できなくなるが、故
障が回復すると何らの操作を行うことなく復旧される。
【0009】請求項2に記載の方法は、高信頼VP・V
Cは、対向する装置間の経路1と経路2で二重化を行
い、ベストエフォートVP・VCは、経路1と経路2で
二重化を行い、経路1および経路2に故障がない場合に
は、高信頼VP・VCは経路1を選択し、ベストエフォ
ートVP・VCは経路2を選択する。経路1に故障が発
生した場合には、高信頼VP・VCは故障を検出して自
動的に経路2に切り替える。このとき、経路2のベスト
エフォートVP・VCは伝送品質が劣化するものの使用
が可能である。経路1の故障が回復した場合には、高信
頼VP・VCは経路2に切り替わったままにしておき、
かつベストエフォートVP・VCを経路2から経路1に
切り替える。これにより、高信頼VP・VCの切り替え
によって生じたベストエフォートVP・VCの伝送品質
劣化を回復させることができる。
【0010】経路2に故障が発生した場合には、ベスト
エフォートVP・VCは故障を検出して自動的に経路1
に切り替える。このとき、ベストエフォートVP・VC
は高信頼VP・VCと競合するために伝送品質が劣化す
るものの使用が可能である。経路2の故障が回復した場
合には、ベストエフォートVP・VCを経路1から経路
2に切り戻す。これにより、ベストエフォートVP・V
Cの切り替えによって生じた伝送品質劣化を回復させる
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、ATM通信方式におけ
るVP(バーチャルパス)またはVC(バーチャルチャ
ネル)の切替制御と、セルの優先制御とを用いて実現さ
れる。したがって、まずVPの切替制御(VCの切替制
御についても同様)とセルの優先制御について説明す
る。
【0012】(VPの切替制御)VPの切替制御には、
故障検出による場合と、強制切替命令による場合があ
る。さらに、故障検出および強制切替命令でVP切替を
実行する自動モードと、故障検出および強制切替命令で
VP切替を行わないロックアウトモードの2つの動作モ
ードがある。
【0013】図1は、故障検出によるVP切替方式を示
す。図中の伝送路およびVPは双方向を表している。装
置11および装置12は、VP♯0とVP♯1の切替機
能を有する。なお、VP切替は、装置11および装置1
2内のATMスイッチのルーチングテーブル(図3のR
T)を書き換える方法で実現される。中間となる装置3
および装置4のルーチングテーブルは予め設定してお
く。また、図1の構成では、中間となる装置がそれぞれ
1個であるが、中間となる装置がない場合、複数ある場
合、その数が経路ごとに異なる場合でも、VP故障を切
替端の装置11および装置12に伝えることができる。
装置11および装置12には、上記の自動モードとロッ
クアウトモードの2つの動作モードがVPごとに設定さ
れる。
【0014】故障がない状態では、装置11はVP♯0
またはVP♯1のいずれかを選択する。対向する装置1
2は装置11と同じ側のVPを選択する。図1(1) の例
ではVP♯0が選択される。この状態では、運用となっ
ているVP♯0にユーザのセルが流れ、非運用となって
いるVP♯1にユーザのセルは流れない。ここで、伝送
路21の装置13の受け方向に故障1が発生したとす
る。このとき、装置12が故障1によって派生したVP
♯0の故障を検出するが、この検出方法として以下の2
通りの方法がある。
【0015】(1) 警報セルを用いるVP故障検出方法 故障した伝送路21から直接信号を受信している装置1
3は、タイミングの消失やフレーム同期はずれにより伝
送路21の故障1を容易に検出できる。故障1を検出し
た装置13は、VPの警報セルを生成して故障したVP
の下流に警報セルを送出する。切替端となっている装置
12は、この警報セルを受信して「VP故障検出」を
行う。警報セルとしては、ITU−T勧告I.610 に定義
されているVP−AISセルを用いるか、切替区間(図
1の装置11と装置12の間)のみで用いる切替トリガ
用の警報セルを用いる。また、伝送路21ではなく伝送
路23が故障した場合には、装置12が直接に伝送路2
3の故障を検出し、装置内部で伝送路23に収容されて
いるVPの故障に置き換え、「VP故障検出」を行
う。
【0016】(2) コンティニュイティチェックを用いる
VP故障検出方法 切替区間(図1の装置11と装置12の間)のVP♯0
およびVP♯1に監視用セルを周期的に流しておくこと
により、VP♯0およびVP♯1の正常性を常時監視し
ておく。監視用セルとしては、例えばITU−T勧告I.
610 に定義されているコンティニュイティチェックセル
を用いることができる。コンティニュイティチェックセ
ルは、ユーザセルがない場合に装置11で1秒に1個の
割合で生成され、VPに挿入される。したがって、装置
12では、1秒以上の所定の時間で、ユーザセルおよび
コンティニュイティチェックセルの両者とも到着しなか
ったときにVP故障と判断し、「VP故障検出」を行
う。逆方向の故障検出は、装置12でコンティニュイテ
ィチェックセルを挿入し、装置11で到着を監視するこ
とにより行う。
【0017】装置12が運用側であるVP♯0の「V
P故障検出」を上記(1) または(2)の方法で行うと、当
該VPがロックアウトモードか否かをチェックする。ロ
ックアウトモードであれば、以下の〜の切替動作を
行わない。次に、非運用側のVP♯1の故障の有無をチ
ェックし、故障が検出されたならば以下の〜の切替
動作を行わない。
【0018】当該VPが自動モードで非運用側のVP♯
1に故障がなければ、装置12は非運用系のVP♯1を
介して「切替指示セル」を装置11に送出する。装置
11は「切替指示セル」を受信すると、当該VPがロ
ックアウトモードか否かをチェックする。ロックアウト
モードであれば、「VP切替」を行わない。次に、非
運用側のVP♯1の故障の有無をチェックし、故障が検
出されたならば「VP切替」を行わない。
【0019】装置11において、当該VPが自動モード
で非運用側のVP♯1に故障がなければ、装置11は双
方向の「VP切替」を行う。その後、装置11から装
置12に対して「切替応答セル」をVP♯1に送出す
る。装置12が「切替応答セル」を受信すると、双方
向の「VP切替」を行う。これにより、VP♯0が非
運用となり、VP♯1が運用となってVP自動切替が完
了する。
【0020】図2は、強制切替命令によるVP切替方式
を示す。ここでは、装置12に「切替命令」が与えら
れたとする。装置12は、当該VPがロックアウトモー
ドか否かをチェックする。ロックアウトモードであれ
ば、以下の〜の切替動作を行わない。次に、非運用
側のVP♯1の故障の有無をチェックし、故障が検出さ
れたならば以下の〜の切替動作を行わない。
【0021】当該VPが自動モードで非運用側のVP♯
1に故障がなければ、装置12は非運用系のVP♯1を
介して「切替指示セル」を装置11に送出する。装置
11は「切替指示セル」を受信すると、当該VPがロ
ックアウトモードか否かをチェックする。ロックアウト
モードであれば、「VP切替」を行わない。次に、非
運用側のVP♯1の故障の有無をチェックし、故障が検
出されたならば「VP切替」を行わない。
【0022】装置11において、当該VPが自動モード
で非運用側のVP♯1に故障がなければ、装置11は双
方向の「VP切替」を行う。その後、装置11から装
置12に対して「切替応答セル」をVP♯1に送出す
る。装置12が「切替応答セル」を受信すると、双方
向の「VP切替」を行う。これにより、VP♯0が非
運用となり、VP♯1が運用となってVP強制切替が完
了する。
【0023】以上の説明は、VP♯0が運用、VP♯1
が非運用であった状態からのVP自動切替およびVP強
制切替の例であるが、逆にVP♯1が運用、VP♯0が
非運用であった場合にも同様の切替動作を行う。さら
に、以上の説明中のVPをVCに置き換えることによ
り、VC切替も同様に行うことができる。
【0024】(セルの優先制御)VP(またはVC)の
多重分離を行うATM装置のスイッチ部の優先制御につ
いて、図3を参照して説明する。図3は、n本(nは正
の整数)の伝送路間のVP(またはVC)の多重分離を
行うスイッチ部の構成を示す。セルの出力伝送路および
優先度は、通常VP(またはVC)のコネクションごと
に指定されている。各伝送路の入力側にあるルーチング
テーブル(RT)31−1〜31−nは、到着したセル
のVPI(またはVCI)から出力伝送路と優先度を識
別し、出力伝送路および優先度の識別子をセルに付与す
る。各ルーチングテーブル31−1〜31−nから出力
されたセルは、多重部32で多重されてバス33上に出
力される。各出力伝送路39−1〜39−nに対応する
アドレスフィルタ(AF)34−1〜34−nは、ルー
チングテーブルで付与された識別子を参照し、対応する
出力伝送路宛てのセルのみを取り込む。
【0025】各出力伝送路39−1〜39−nに対応す
るバッファ35−1〜35−nは、それぞれ高/低優先
セル振り分け部36と、高優先セルバッファ37と、低
優先セルバッファ38とから構成される。高/低優先セ
ル振り分け部36は、ルーチングテーブルで付与された
識別子を参照し、高優先セルは高優先セルバッファ37
に振り分け、低優先セルは低優先セルバッファ38に振
り分ける。高優先セルバッファ37と低優先セルバッフ
ァ38の両方にセルが蓄積されている場合には、高優先
セルバッファ37に蓄積されているセルが伝送路に送出
される。低優先セルバッファ38に蓄積されたセルは、
高優先セルバッファ37が空のときにのみ出力される。
すなわち、低優先セルは、伝送路上で高優先セルが流れ
ていない隙間を利用して流れることになる。
【0026】なお、以上の説明では、出力伝送路ごとに
バッファをもつ出力バッファ型のATMスイッチについ
て説明したが、高優先セルと低優先セルの送出順序が同
じであれば他の形式のATMスイッチを用いて優先制御
を行っても本発明の実施が可能である。すなわち、本発
明に用いるATMスイッチは、出力バッファ型に限定さ
れない。
【0027】(第1の実施形態) 図4は、本発明の第1の実施形態を示す。図において、
装置11と装置12は、伝送路21,22、装置13,
14、伝送路23,24を介して接続される。装置11
〜14では、高信頼VPを高優先VPとして取り扱い、
ベストエフォートVPを低優先VPとして扱う。
【0028】図4(1) は、通常時の状態を示す。伝送路
21および伝送路23に高信頼VPのための容量を確保
してVP♯0を収容する。また、伝送路22および伝送
路24にも高信頼VPのための容量を確保してVP♯1
を収容する。これにより、高信頼VPはVP♯0とVP
♯1で切替系が構成される。VP♯0を通常時に使用す
るVPとし、VP♯1をVP♯0に故障が発生したとき
に使用するVPとする。また、VP♯0,VP♯1は自
動モードに設定しておく。
【0029】一方、伝送路22および伝送路24にベス
トエフォートVPとなるVP♯2を設定する。ただし、
VP♯2はVP♯1の経路と重なるように設定し、伝送
路22および伝送路24にVP♯2のための容量は確保
しない。なお、ベストエフォートVPは切替系を構成し
ない。VP♯1には通常時にセルが流れていないので、
伝送路22および伝送路24には少なくとも高信頼VP
の速度分の容量が空いている。したがって、その空き容
量を利用して低優先VPであるベストエフォートVPの
セルを伝送することができる。
【0030】図4(2) は、ベストエフォートVP経路の
伝送路22に故障2が発生したときの状態を示す。この
とき、高信頼VPの運用系であるVP♯0は故障した伝
送路22を通っていないので、故障の影響を受けず、切
り替えも起こらない。一方、ベストエフォートVPは、
伝送路22の故障により全く使用できなくなる。図4
(3) は、故障2の回復時の状態を示す。伝送路22の故
障2が回復すると、特に何らの操作をしなくてもベスト
エフォートVPの故障が回復する。
【0031】(第2の実施形態) 図5は、本発明の第2の実施形態を示す。図5(1) は、
図4(1) に示す通常時の状態から、高信頼VPの運用系
であるVP♯0の経路の伝送路21に故障3が発生した
ときの状態を示す。このとき、高信頼VPは自動切替に
よりVP♯1に切り替わる。したがって、高信頼VPの
セルとベストエフォートVPのセルが同一経路に流れる
ことになる。ただし、装置11および装置12は、高信
頼VPのセルを優先して伝送路に送出するので、切り替
え後も高信頼VPの伝送品質は全く劣化しない。
【0032】一方、このとき伝送路に空きがあれば、ベ
ストエフォートVPのセルも伝送される。しかし、伝送
路に十分な空きがない場合には、ベストエフォートVP
にセル損失が発生し、伝送品質が劣化する。ただし、伝
送路の空きに応じた量までベストエフォートVPに通す
セルを減らすことにより、セル損失を避けることができ
る。
【0033】図5(2) は、故障3の回復時の状態を示
す。伝送路21の故障3が回復しても、高信頼VPはV
P♯1に切り替わったままである。すなわち、高信頼V
Pの運用系とベストエフォートVPが重なったままであ
り、ベストエフォートVPの伝送品質は劣化したままで
ある。この劣化を解消するためには、図2に示したVP
強制切替の方法で高信頼VPをVP♯1からVP♯0に
切り替える(切り戻す)。これにより、図4(1) に示す
通常時の状態に戻る。
【0034】VP強制切替は、ネットワーク監視制御シ
ステム40が故障3の回復から一定時間が経過したこと
を確認して装置11または装置12に切替命令を送る方
法と、装置を監視するオペレータが故障3の修理が終わ
ったことの通知を受け、ネットワーク監視制御システム
40を介して強制切替を手動で行う方法がある。これに
より、ベストエフォートVPの伝送品質劣化を回復させ
ることができる。
【0035】(第1の実施形態および第2の実施形態の
まとめ)第1の実施形態では、ベストエフォートVPの
経路に故障が発生した場合に、ベストエフォートVPは
全く使用できなくなるが、故障が回復すると何らの操作
を行うことなくベストエフォートVPを復旧させること
ができる。第2の実施形態では、高信頼VPの運用系に
故障が発生した場合に、高信頼VPは切り替えにより完
全に救済されるとともに、その間もベストエフォートV
Pは伝送品質が劣化するものの使用が可能である。さら
に、故障が回復した場合には、高信頼VPをその経路に
切り戻すことにより、ベストエフォートVPの伝送品質
劣化を回復させることができる。
【0036】(第3の実施形態:請求項1) 図6は、本発明の第3の実施形態を示す。図において、
装置11と装置12は、伝送路21,22、装置13,
14、伝送路23,24を介して接続される。装置11
〜14では、高信頼VPを高優先VPとして取り扱い、
ベストエフォートVPを低優先VPとして扱う。
【0037】図6(1) は、通常時の状態を示す。伝送路
21および伝送路23に高信頼VPのための容量を確保
してVP♯0を収容する。また、伝送路22および伝送
路24にも高信頼VPのための容量を確保してVP♯1
を収容する。これにより、高信頼VPはVP♯0とVP
♯1で切替系が構成される。一方、伝送路21および伝
送路23にベストエフォートVPとなるVP♯2を容量
を確保しないで収容し、伝送路22および伝送路24に
ベストエフォートVPとなるVP♯3を容量を確保しな
いで収容する。これにより、ベストエフォートVPはV
P♯2とVP♯3で切替系が構成される。
【0038】VP♯0,VP♯1は自動モードに設定
し、VP♯2,VP♯3はロックアウトモードに設定し
ておく。図6(1) の状態では、高信頼VPはVP♯0を
選択し、ベストエフォートVPはVP♯3を選択してい
る。VP♯3のセルは非運用であるVP♯1の空きを利
用して伝送される。図6(2) は、ベストエフォートVP
の運用系であるVP♯3の経路に故障4が発生したとき
の状態を示す。このとき、高信頼VPの運用系であるV
P♯0は故障した伝送路22を通っていないので、故障
の影響を受けず、切り替えも起こらない。
【0039】一方、ベストエフォートVPの運用系であ
るVP♯3は、故障した伝送路22を通っているが、装
置11および装置12で当該VPがロックアウトモード
に設定されているので、切り替えは起こらず全く使用で
きなくなる。図6(3) は、故障4の回復時の状態を示
す。伝送路22の故障4が回復すると、特に何らの操作
をしなくてもベストエフォートVPの故障が回復する。
【0040】(第4の実施形態:請求項1) 図7は、本発明の第4の実施形態を示す。図7(1) は、
図6(1) に示す通常時の状態から、高信頼VPの運用系
であるVP♯0の経路の伝送路21に故障5が発生した
ときの状態を示す。このとき、高信頼VPは自動切替に
よりVP♯1に切り替わり、高信頼VPのセルとベスト
エフォートVPのセルが同一経路に流れることになる。
ただし、装置11および装置12は、高信頼VPのセル
を優先して伝送路に送出するので、切り替え後も高信頼
VPの伝送品質は全く劣化しない。
【0041】一方、このとき伝送路に空きがあれば、ベ
ストエフォートVPのセルも伝送される。しかし、伝送
路に十分な空きがない場合には、ベストエフォートVP
にセル損失が発生し、伝送品質が劣化する。ただし、伝
送路の空きに応じた量までベストエフォートVPに通す
セルを減らすことにより、セル損失を避けることができ
る。
【0042】図7(2) は、故障5の回復時の状態を示
す。伝送路21の故障5が回復しても、高信頼VPはV
P♯1に切り替わったままである。すなわち、高信頼V
Pの運用系とベストエフォートVPが重なったままであ
り、ベストエフォートVPの伝送品質は劣化したままで
ある。この劣化を解消するためには、ベストエフォート
VPに対する装置11および装置12のロックアウトモ
ードを解除し、図2に示したVP強制切替の方法でベス
トエフォートVPをVP♯3からVP♯2に切り替え
る。
【0043】図7(3) は、ベストエフォートVPの切り
替え時の状態を示す。VP強制切替は、ネットワーク監
視制御システム40が故障5の回復から一定時間が経過
したことを確認し、装置11または装置12にロックア
ウトモードの解除命令と切替命令を送る方法と、装置を
監視するオペレータが故障5の修理が終わったことの通
知を受け、ネットワーク監視制御システム40を介して
ロックアウトモードの解除命令と強制切替を手動で行う
方法がある。
【0044】これにより、高信頼VPとベストエフォー
トVPの重なりがなくなり、ベストエフォートVPの伝
送品質劣化を回復させることができる。その後、ネット
ワーク監視制御システム40またはオペレータがベスト
エフォートVPに対して再びロックアウトモードとして
おくことにより、通常時の状態になる。ただし、図6
(1) とは高信頼VPの運用系とベストエフォートVPの
運用系が入れ替わった形になっているが、次の故障に対
しては同様に動作させることができる。
【0045】(第3の実施形態および第4の実施形態の
まとめ)第3の実施形態では、ベストエフォートVPの
運用系の経路に故障が発生した場合に、ベストエフォー
トVPは全く使用できなくなるが、故障が回復すると何
らの操作を行うことなくベストエフォートVPを復旧さ
せることができる。なお、第3の実施形態は、第1の実
施形態と同様である。
【0046】第4の実施形態では、高信頼VPの運用系
に故障が発生した場合に、高信頼VPは切り替えにより
完全に救済されるとともに、その間もベストエフォート
VPは伝送品質が劣化するものの使用が可能である。さ
らに、故障が回復した場合には、ベストエフォートVP
をその経路に切り替えることにより、ベストエフォート
VPの伝送品質劣化を回復させることができる。なお、
第4の実施形態は、第2の実施形態が高信頼VPを切り
戻したのに対して、ベストエフォートVPの切り替えに
よってベストエフォートVPの伝送品質劣化を回復させ
るところが異なる。
【0047】(第5の実施形態:請求項2) 図8は、本発明の第5の実施形態を示す。図において、
装置11と装置12は、伝送路21,22、装置13,
14、伝送路23,24を介して接続される。装置11
〜14では、高信頼VPを高優先VPとして取り扱い、
ベストエフォートVPを低優先VPとして扱う。
【0048】図8(1) は、通常時の状態を示す。伝送路
21および伝送路23に高信頼VPのための容量を確保
してVP♯0を収容する。また、伝送路22および伝送
路24にも高信頼VPのための容量を確保してVP♯1
を収容する。これにより、高信頼VPはVP♯0とVP
♯1で切替系が構成される。一方、伝送路21および伝
送路23にベストエフォートVPとなるVP♯2を容量
を確保しないで収容し、伝送路22および伝送路24に
ベストエフォートVPとなるVP♯3を容量を確保しな
いで収容する。これにより、ベストエフォートVPはV
P♯2とVP♯3で切替系が構成される。
【0049】VP♯0,VP♯1は自動モードに設定
し、VP♯2,VP♯3も自動モードに設定しておく。
図8(1) の状態では、高信頼VPはVP♯0を選択し、
ベストエフォートVPはVP♯3を選択している。VP
♯3のセルは非運用であるVP♯1の空きを利用して伝
送される。図8(2) は、ベストエフォートVPの運用系
であるVP♯3の経路に故障6が発生したときの状態を
示す。このとき、高信頼VPの運用系であるVP♯0は
故障した伝送路22を通っていないので、故障の影響を
受けず、切り替えも起こらない。
【0050】一方、ベストエフォートVPの運用系であ
るVP♯3は、故障した伝送路22を通っており、自動
モードに設定されているためにVP♯2に切り替わる。
このとき、高信頼VPのセルとベストエフォートVPの
セルが同一経路に流れることになる。ただし、装置11
および装置12は、高信頼VPのセルを優先して伝送路
に送出するので、切り替え後も高信頼VPの伝送品質は
全く劣化しない。
【0051】このとき、伝送路に空きがあれば、ベスト
エフォートVPのセルも伝送される。しかし、伝送路に
十分な空きがない場合には、ベストエフォートVPにセ
ル損失が発生し、伝送品質が劣化する。ただし、伝送路
の空きに応じた量までベストエフォートVPに通すセル
を減らすことにより、セル損失を避けることができる。
【0052】図8(3) は、故障6の回復時の状態を示
す。伝送路22の故障6が回復しても、ベストエフォー
トVPはVP♯2に切り替わったままである。すなわ
ち、高信頼VPの運用系とベストエフォートVPが重な
ったままであり、ベストエフォートVPの伝送品質は劣
化したままである。この劣化を解消するためには、図2
に示したVP強制切替の方法でベストエフォートVPを
VP♯2からVP♯3に切り替える(切り戻す)。これ
により、図8(1) の通常時の状態になる。
【0053】VP強制切替の方法には、ネットワーク監
視制御システム40が故障6の回復から一定時間が経過
したことを確認し、装置11または装置12に切替命令
を送る方法と、装置を監視するオペレータが故障6の修
理が終わったことの通知を受け、ネットワーク監視制御
システム40を介して強制切替を手動で行う方法があ
る。
【0054】(第6の実施形態:請求項2) 図9は、本発明の第6の実施形態を示す。図9(1) は、
図8(1) に示す通常時の状態から、高信頼VPの運用系
であるVP♯0の経路の伝送路21に故障7が発生した
ときの状態を示す。このとき、高信頼VPは自動切替に
よりVP♯1に切り替わり、高信頼VPのセルとベスト
エフォートVPのセルが同一経路に流れることになる。
ただし、装置11および装置12は、高信頼VPのセル
を優先して伝送路に送出するので、切り替え後も高信頼
VPの伝送品質は全く劣化しない。
【0055】一方、このとき伝送路に空きがあれば、ベ
ストエフォートVPのセルも伝送される。しかし、伝送
路に十分な空きがない場合には、ベストエフォートVP
にセル損失が発生し、伝送品質が劣化する。ただし、伝
送路の空きに応じた量までベストエフォートVPに通す
セルを減らすことにより、セル損失を避けることができ
る。
【0056】図9(2) は、故障7の回復時の状態を示
す。伝送路21の故障7が回復しても、高信頼VPはV
P♯1に切り替わったままである。すなわち、高信頼V
Pの運用系とベストエフォートVPが重なったままであ
り、ベストエフォートVPの伝送品質は劣化したままで
ある。この劣化を解消するためには、図2に示したVP
強制切替の方法でベストエフォートVPをVP♯3から
VP♯2に切り替える。
【0057】図9(3) は、ベストエフォートVPの切り
替え時の状態を示す。VP強制切替は、ネットワーク監
視制御システム40が故障7の回復から一定時間が経過
したことを確認し、装置11または装置12に切替命令
を送る方法と、装置を監視するオペレータが故障5の修
理が終わったことの通知を受け、ネットワーク監視制御
システム40を介して強制切替を手動で行う方法があ
る。
【0058】これにより、高信頼VPとベストエフォー
トVPの重なりがなくなり、ベストエフォートVPの伝
送品質劣化を回復させることができる。ただし、図8
(1) とは高信頼VPの運用系とベストエフォートVPの
運用系が入れ替わった形になっているが、次の故障に対
して以上の説明と同様に動作させることができる。 (第5の実施形態および第6の実施形態のまとめ)第5
の実施形態では、ベストエフォートVPの運用系の経路
に故障が発生した場合に、高信頼VPは全く故障せず、
ベストエフォートVPは自動切替によって伝送品質が劣
化するものの使用が可能である。なお、第5の実施形態
は、第3の実施形態がベストエフォートVPをロックア
ウトモードにしているのに対して、自動モードによって
切り替えが行われるところが異なる。そのために、故障
回復後にベストエフォートVPの伝送品質劣化を回復さ
せるには、ベストエフォートVPの切り戻しが必要にな
る。
【0059】第6の実施形態では、高信頼VPの運用系
に故障が発生した場合に、高信頼VPは切り替えにより
完全に救済されるとともに、その間もベストエフォート
VPは伝送品質が劣化するものの使用が可能である。さ
らに、故障が回復した場合には、ベストエフォートVP
をその経路に切り替えることにより、ベストエフォート
VPの伝送品質劣化を回復させることができる。なお、
第6の実施形態と第4の実施形態は、ベストエフォート
VPがロックアウトモードになっているか否かが違うだ
けである。
【0060】(ベストエフォートVPの統計多重)図1
0は、ベストエフォートVPの統計多重の一例を示す。
この例は、上述した第1の実施形態〜第6の実施形態の
すべてに適用できる。上述の各実施形態では、高信頼V
Pの運用系および非運用系は両方とも容量を確保して伝
送路に収容する。一方、ベストエフォートVPは容量を
確保しないで高信頼VPの非運用系の経路に収容し、高
信頼VPの非運用系の帯域を利用して伝送する。ここ
で、図10に示すように、高信頼VPの非運用系となっ
ている帯域を複数のベストエフォートVPで共用しても
よい。ベストエフォートVPは、それぞれ対になってい
る高信頼VPと同一速度を提供するのみならず、高信頼
VPより速い速度を提供してもよい。ただし、速い速度
を提供する場合には、複数のベストエフォートVP間で
統計多重が行われるので、故障がない通常時でもベスト
エフォートVPの伝送品質は劣化する。
【0061】
【0062】
【発明の効果】 以上説明したように、請求項1 に記載の
発明は、ベストエフォートVP・VCの運用系の経路に
故障が発生した場合に、ベストエフォートVP・VCは
全く使用できなくなるが、故障が回復すると何らの操作
を行うことなるベストエフォートVP・VCを復旧させ
ることができる。また、高信頼VP・VCの運用系に故
障が発生した場合に、高信頼VP・VCは切り替えによ
り完全に救済されるとともに、その間もベストエフォー
トVP・VCは伝送品質が劣化するものの使用が可能で
ある。さらに、故障が回復した場合には、ベストエフォ
ートVP・VCをその経路に切り替えることにより、ベ
ストエフォートVP・VCの伝送品質劣化を回復させる
ことができる。
【0063】請求項2に記載の発明は、ベストエフォー
トVP・VCの運用系の経路に故障が発生した場合に、
高信頼VP・VCは全く故障せず、ベストエフォートV
P・VCは自動切替によって伝送品質が劣化するものの
使用が可能である。さらに、故障が回復した場合には、
ベストエフォートVP・VCを元の経路に切り戻すこと
によって伝送品質劣化を回復させることができる。ま
た、高信頼VP・VCの運用系に故障が発生した場合
に、高信頼VP・VCは切り替えにより完全に救済され
るとともに、その間もベストエフォートVP・VCは伝
送品質が劣化するものの使用が可能である。さらに、故
障が回復した場合には、ベストエフォートVP・VCを
その経路に切り替えることにより、ベストエフォートV
P・VCの伝送品質劣化を回復させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】故障検出によるVP切替方式を説明する図。
【図2】強制切替命令によるVP切替方式を説明する
図。
【図3】ATM装置のスイッチ部の構成を示すブロック
図。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す図。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す図。
【図6】本発明の第3の実施形態を示す図(請求項
1)
【図7】本発明の第4の実施形態を示す図(請求項
1)
【図8】本発明の第5の実施形態を示す図(請求項
2)
【図9】本発明の第6の実施形態を示す図(請求項
2)
【図10】ベストエフォートVPの統計多重の一例を説
明する図。
【図11】従来のSDH伝送路切替方式を説明する図。
【図12】従来の予備帯域の利用技術を説明する図。
【符号の説明】
11,12,13,14 装置 21,22,23,24 伝送路 31 ルーチングテーブル(RT) 32 多重部 33 バス 34 アドレスフィルタ(AF) 35 バッファ 36 高/低優先セル振り分け部 37 高優先セルバッファ 38 低優先セルバッファ 39 出力伝送路 40 ネットワーク監視制御システム
フロントページの続き (72)発明者 安士 哲次郎 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 渡辺 茂 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 金山 之治 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 川村 龍太郎 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−151747(JP,A) 特開 平3−64142(JP,A) 特開 昭62−77729(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56 H04L 1/22 H04J 3/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATM通信方式で高信頼な通信を提供す
    るパスまたは回線(以下「高信頼VP・VC」という)
    は、対向する装置間の経路1と経路2で二重化を行い、 ATM通信方式でベストエフォートサービスを提供する
    パスまたは回線(以下「ベストエフォートVP・VC」
    という)は、前記経路1と前記経路2で二重化を行い、 前記経路1および前記経路2に故障がない場合には、前
    記高信頼VP・VCは前記経路1を選択し、前記ベスト
    エフォートVP・VCは前記経路2を選択し、 前記経路1に故障が発生した場合には、前記高信頼VP
    ・VCは故障を検出して自動的に前記経路2に切り替
    え、 前記経路1の故障が回復した場合には、前記高信頼VP
    ・VCは前記経路2に切り替わったままにしておき、か
    前記ベストエフォートVP・VCを前記経路2から前
    記経路1に切り替え、 前記経路2に故障が発生した場合には、前記ベストエフ
    ォートVP・VCは自動的に切り替えを行わないことを
    特徴とする予備の帯域を用いたATMベストエフォート
    サービス提供方法。
  2. 【請求項2】 ATM通信方式における高信頼VP・V
    Cは、対向する装置間の経路1と経路2で二重化を行
    い、 ATM通信方式におけるベストエフォートVP・VC
    は、前記経路1と前記経路2で二重化を行い、 前記経路1および前記経路2に故障がない場合には、前
    記高信頼VP・VCは前記経路1を選択し、前記ベスト
    エフォートVP・VCは前記経路2を選択し、 前記経路1に故障が発生した場合には、前記高信頼VP
    ・VCは故障を検出して自動的に前記経路2に切り替
    え、 前記経路1の故障が回復した場合には、前記高信頼VP
    ・VCは前記経路2に切り替わったままにしておき、か
    前記ベストエフォートVP・VCを前記経路2から前
    記経路1に切り替え、 前記経路2に故障が発生した場合には、前記ベストエフ
    ォートVP・VCは故障を検出して自動的に前記経路1
    に切り替え、 前記経路2の故障が回復した場合には、前記ベストエフ
    ォートVP・VCを前記経路1から前記経路2に切り戻
    すことを特徴とする予備の帯域を用いたATMベストエ
    フォートサービス提供方法。
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