JPH10124695A - 画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JPH10124695A
JPH10124695A JP27584996A JP27584996A JPH10124695A JP H10124695 A JPH10124695 A JP H10124695A JP 27584996 A JP27584996 A JP 27584996A JP 27584996 A JP27584996 A JP 27584996A JP H10124695 A JPH10124695 A JP H10124695A
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JP
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rectangular area
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JP27584996A
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English (en)
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Tokukazu Horiike
徳和 堀池
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一頁内の種別が異なる個々のオブジェクト
に最適な画像処理方法や色補正方法に基づく描画処理を
簡単な操作で個別に指定して、出力される同一頁内の種
別の異なる各オブジェクトの訴求力および表現力を格段
に高めることである。 【解決手段】 ディスプレイ302に表示されたプレビ
ュー用紙内に所望サイズの矩形領域が入力装置305に
より指定し、該指定された前記矩形領域に対してさらに
入力装置305により所定の図形種別および所定の画像
処理方法が指定されると、CPU301がファイル30
4に記憶される前記描画情報レコードに基づく各オブジ
ェクトの頁描画処理時に、指定される前記矩形領域内に
対して指定された所定の画像処理方法による描画処理を
行う構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種別の異なるオブ
ジェクトを含む描画情報に従って出力イメージを描画処
理する画像処理装置および画像処理方法およびコンピュ
ータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、オブジェクトをビットマップ,文
字,グラフィクスなどに分類し、それぞれのオブジェク
トの出力情報を情報処理して出力を得る画像処理システ
ムにおいては、それぞれのシステムが制御しやすいよう
に情報をレコード形式にし、このレコード情報に従って
出力を得ている。
【0003】また、上記出力をプリンタにする場合、プ
リンタが二値プリンタであった場合は、多値−二値変換
などの画像処理を行わなければならない。この多値−二
値変換の種類は、一定のピクセル単位にドットのon/
offを変化させるディザパターンを発生するディザ処
理や、写真などのビットマップを出力するのに適してい
る誤差拡散処理などが知られている。また、カラー処理
においては、よりきれいに美しく色を再現するためにレ
コードにある色情報を補正する色補正処理などの画像処
理を行っている。
【0004】これらの画像処理は、出力するページ全体
に対してユーザが指定し、望みの結果に適したものを出
力するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ページ全体に対しての画像処理を指定する方法では、図
形の種類別に異なった画像処理方法を実行したり、任意
の場所についての好みの画像処理方法を指定したりでき
ないため、すなわち、同一頁内に対して指定された1つ
の画像処理を頁全体の情報に対して施してしまうため、
プリンタ等の出力装置の機能を最大限利用した結果とは
異なる、低品位の出力結果しか得られないという問題が
あった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第10の発
明の目的は、出力される頁サイズをプレビュー表示した
状態でユーザから指定される矩形領域に対して指定され
る画像処理方法または色補正方法に基づいて記憶される
描画情報レコードに基づく各オブジェクトの頁描画処理
を制御することにより、同一頁内の種別が異なる個々の
オブジェクトに最適な画像処理方法や色補正方法に基づ
く描画処理を簡単な操作で個別に指定できるとともに、
出力される同一頁内の種別の異なる各オブジェクトの訴
求力および表現力を格段に高めることができる画像処理
装置および画像処理方法およびコンピュータが読み出し
可能なプログラムを格納した記憶媒体を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、頁単位に編集された各オブジェクトの描画情報レコ
ードに基づいて描画処理を行う画像処理装置であって、
前記描画情報レコードを頁単位に記憶する記憶手段と、
前記編集された描画情報レコードに基づく出力頁の用紙
領域を表示可能な表示手段と、前記表示手段に表示され
た前記用紙領域内に所望サイズの矩形領域を指定する第
1の指定手段と、前記第1の指定手段により指定された
前記矩形領域に対して所定の図形種別および所定の画像
処理方法を指定する第2の指定手段と、前記描画情報レ
コードに基づく各オブジェクトの頁描画処理時に、前記
第1の指定手段に指定される前記矩形領域内に対して前
記第2の指定手段により指定された所定の画像処理方法
による描画処理を行う制御手段とを有するものである。
【0008】本発明に係る第2の発明は、頁単位に編集
された描画情報レコードに基づいて描画処理を行う画像
処理装置であって、前記描画情報レコードを頁単位に記
憶する記憶手段と、前記編集された描画情報レコードに
基づく出力頁の用紙領域を表示可能な表示手段と、前記
表示手段に表示された前記用紙領域内に所望サイズの矩
形領域を指定する第1の指定手段と、前記第1の指定手
段により指定された前記矩形領域に対して所定の図形種
別および所定の色補正処理方法を指定する第2の指定手
段と、前記描画情報レコードに基づく各オブジェクトの
頁描画処理時に、前記第1の指定手段に指定される前記
矩形領域内に対して前記第2の指定手段により指定され
た所定の色補正処理方法による描画処理を行う制御手段
とを有するものである。
【0009】本発明に係る第3の発明は、前記描画情報
レコードに基づく各オブジェクトの描画処理時に、各オ
ブジェクトが前記第1の指定手段に指定される前記矩形
領域内で、かつ指定された図形種別が一致するかどうか
を判定する判定手段を設け、前記制御手段は、前記判定
手段が一致すると判定した場合に、前記第1の指定手段
に指定される前記矩形領域内に対して前記第2の指定手
段により指定された画像処理方法に基づく描画処理を行
うものである。
【0010】本発明に係る第4の発明は、前記描画情報
レコードに基づく各オブジェクトの描画処理時に、各オ
ブジェクトが前記第1の指定手段に指定される前記矩形
領域内で、かつ指定された図形種別が一致するかどうか
を判定する判定手段を設け、前記制御手段は、前記判定
手段が一致すると判定した場合に、前記第1の指定手段
に指定される前記矩形領域内に対して前記第2の指定手
段により指定された色補正方法に基づく描画処理を行う
ものである。
【0011】本発明に係る第5の発明は、頁単位に編集
された描画情報レコードに基づいて描画処理を行う画像
処理方法であって、編集された描画情報レコードに基づ
く出力頁の用紙領域を表示部に表示する表示工程と、該
表示された前記用紙領域内に所望サイズの矩形領域を指
定する第1の指定工程と、該指定された前記矩形領域に
対して所定の図形種別および所定の画像処理方法を指定
する第2の指定工程と、前記描画情報レコードに基づく
各オブジェクトの頁描画処理時に、前記第1の指定工程
に指定される前記矩形領域内に対して前記第2の指定工
程により指定された所定の画像処理方法による描画処理
を行う描画工程とを有するものである。
【0012】本発明に係る第6の発明は、頁単位に編集
された描画情報レコードに基づいて描画処理を行う画像
処理方法であって、編集された描画情報レコードに基づ
く出力頁の用紙領域を表示部に表示する表示工程と、該
表示された前記用紙領域内に所望サイズの矩形領域を指
定する第1の指定工程と、該指定された前記矩形領域に
対して所定の図形種別および所定の色補正方法を指定す
る第2の指定工程と、前記描画情報レコードに基づく各
オブジェクトの頁描画処理時に、前記第1の指定工程に
指定される前記矩形領域内に対して前記第2の指定工程
により指定された所定の色補正方法による描画処理を行
う描画工程とを有するものである。
【0013】本発明に係る第7の発明は、前記描画情報
レコードに基づく各オブジェクトの描画処理時に、各オ
ブジェクトが前記第1の指定工程に指定される前記矩形
領域内で、かつ指定された図形種別が一致するかどうか
を判定する判定工程を有するものである。
【0014】本発明に係る第8の発明は、頁単位に編集
された描画情報レコードに基づいて描画処理を制御する
コンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記
憶媒体であって、編集された描画情報レコードに基づく
出力頁の用紙領域を表示部に表示する表示工程と、該表
示された前記用紙領域内に所望サイズの矩形領域を指定
する第1の指定工程と、該指定された前記矩形領域に対
して所定の図形種別および所定の画像処理方法を指定す
る第2の指定工程と、前記描画情報レコードに基づく各
オブジェクトの頁描画処理時に、前記第1の指定工程に
指定される前記矩形領域内に対して前記第2の指定工程
により指定された所定の画像処理方法による描画処理を
行う描画工程とを含む、コンピュータが読むことができ
るプログラムを記憶媒体に格納したものである。
【0015】本発明に係る第9の発明は、頁単位に編集
された描画情報レコードに基づいて描画処理を制御する
コンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記
憶媒体であって、編集された描画情報レコードに基づく
出力頁の用紙領域を表示部に表示する表示工程と、該表
示された前記用紙領域内に所望サイズの矩形領域を指定
する第1の指定工程と、該指定された前記矩形領域に対
して所定の図形種別および所定の色補正方法を指定する
第2の指定工程と、前記描画情報レコードに基づく各オ
ブジェクトの頁描画処理時に、前記第1の指定工程に指
定される前記矩形領域内に対して前記第2の指定工程に
より指定された所定の色補正方法による描画処理を行う
描画工程とを含む、コンピュータが読むことができるプ
ログラムを記憶媒体に格納したものである。
【0016】本発明に係る第10の発明は、前記描画情
報レコードに基づく各オブジェクトの描画処理時に、各
オブジェクトが前記第1の指定工程に指定される前記矩
形領域内で、かつ指定された図形種別が一致するかどう
かを判定する判定工程を含むコンピュータが読むことが
できるプログラムを記憶媒体に格納したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕図1は、本発明の第1実施形態を示す
画像処理装置の構成を説明するブロック図である。
【0018】図1において、101は矩形指定入力手段
で、後述するディスプレイ302(図3に示す)に表示
されたウィンドウ201(図4に示す)において、後述
する入力装置305(図3に示す)を使って矩形を指定
して入力する。
【0019】102は矩形領域内図形指定手段で、矩形
指定入力手段101により指定した矩形領域において、
どの図形の種類かを指定する。103は画像処理方法指
定手段であり、ある図形についての画像処理をどのよう
に行うかを指定する。104は画像処理方法判定手段
で、予め作成されているレコードを処理する際に、矩形
指定入力手段101,矩形領域内図形指定手段102,
画像処理方法指定手段103で指定された情報と照らし
合わせ、そのレコードをどのように画像処理するかを判
断する。また、予め作成されているレコードは図形情報
登録テーブル105として存在しており、この情報は後
述するファイル304(図3に示す)に記憶保持されて
いる。
【0020】106は画像処理手段であり、画像処理方
法判定手段104の判定結果に基づきそれぞれのレコー
ドを画像処理する。
【0021】図2は、図1に示した矩形領域内図形指定
手段102により指定可能な図形の種別例を示す図であ
る。
【0022】(a)は図形の種類のレコード例で、図形
種別データ,図形を含む矩形データ(座標情報),図形
情報等から構成される。
【0023】(b)は図形種別が「ビットマップ」の場
合に対応し、(c)は図形種別が「文字」の場合に対応
し、(d)は図形種別が「グラフィクス」の場合に対応
する。
【0024】このように図形の種類は、図2の(b)〜
(d)に示したようにビットマップ,文字,グラフィク
スなどに分類される。
【0025】図3は、本発明に係る画像処理装置を適用
可能な画像処理システムの構成を説明するブロック図で
ある。
【0026】図3において、301はCPUで、図示し
ないROMまたはメモリ資源に記憶された制御プログラ
ムを実行して、後述する各種の出力制御を行う。302
はディスプレイで、後述するウィンドウを画面上に表示
して、プレビュー用紙枠内に表示される各図形毎に矩形
領域が入力装置305のポインティングデバイスを操作
して対角座標を指定して矩形領域が指定可能に構成され
ている。
【0027】303はプリンタで、描画された各種の図
形を出力する。304はファイルで、図形情報を一時記
憶する。306は一時記憶データで、ファイル304に
記憶される一時記憶データが記憶される。なお、当該画
像処理システムは、キーボードもしくはポインティング
デバイス等の入力装置,表示装置,コンピュータ本体,
プリンタ等を接続した、標準的なホストコンピュータシ
ステムで構築可能である。
【0028】図4は、図3に示したディスプレイ302
に表示される編集画面の一例を示す模式図である。
【0029】図において、201はウィンドウで、プレ
ビュー画面(用紙)202が表示された状態に対応す
る。ここで、プレビュー画面202内でのXY方向をそ
れぞれ右向き,下向きに規定する。そして、ポインティ
ングデバイスなどの入力装置305でプレビュー画面2
02上にて矩形を入力する。入力された矩形の範囲は左
上と右下で規定され得るので、左上を(Xs,Ys)、
右下を(Xe,Ye)とする。
【0030】以下、本実施形態と第1〜第4の発明の各
手段との対応及びその作用について図1,図3等を参照
して説明する。
【0031】第1の発明は、頁単位に編集された各オブ
ジェクトの描画情報レコードに基づいて描画処理を行う
画像処理装置であって、前記描画情報レコードを頁単位
に記憶する記憶手段(図1の図形情報登録テーブル10
5,図3のファイル304)と、前記編集された描画情
報レコードに基づく出力頁の用紙領域を表示可能な表示
手段(ディスプレイ302)と、前記表示手段に表示さ
れた前記用紙領域内に所望サイズの矩形領域を指定する
第1の指定手段(矩形指定入力手段101,入力装置3
05のポインティングデバイス)と、前記第1の指定手
段により指定された前記矩形領域に対して所定の図形種
別および所定の画像処理方法を指定する第2の指定手段
(矩形領域内図形指定手段102,画像処理方法指定手
段103))と、前記描画情報レコードに基づく各オブ
ジェクトの頁描画処理時に、前記第1の指定手段に指定
される前記矩形領域内に対して前記第2の指定手段によ
り指定された所定の画像処理方法による描画処理を行う
制御手段(図1の画像処理手段106、図3においては
CPU301がROM等の記憶媒体に記憶されたプログ
ラムを実行して制御する)とを有し、ディスプレイ30
2に表示された前記用紙領域(プレビュー用紙202)
内に所望サイズの矩形領域が入力装置305により指定
し、該指定された前記矩形領域に対してさらに入力装置
305により所定の図形種別および所定の画像処理方法
が指定されると、CPU301がファイル304に記憶
される前記描画情報レコードに基づく各オブジェクトの
頁描画処理時に、指定される前記矩形領域内に対して指
定された所定の画像処理方法による描画処理を行うの
で、指定された矩形領域内外に対する描画処理方法を切
り換え、同一頁内であっても各オブジェクトに最適な描
画処理を個別的に行える。
【0032】第2の発明は、頁単位に編集された描画情
報レコードに基づいて描画処理を行う画像処理装置であ
って、前記描画情報レコードを頁単位に記憶する記憶手
段(図1の図形情報登録テーブル105,図3のファイ
ル304)と、前記編集された描画情報レコードに基づ
く出力頁の用紙領域を表示可能な表示手段(ディスプレ
イ302)と、前記表示手段に表示された前記用紙領域
内に所望サイズの矩形領域を指定する第1の指定手段
(矩形指定入力手段101,入力装置305のポインテ
ィングデバイス)と、前記第1の指定手段により指定さ
れた前記矩形領域に対して所定の図形種別および所定の
色補正方法を指定する第2の指定手段(矩形領域内図形
指定手段102,画像処理方法指定手段103)と、前
記描画情報レコードに基づく各オブジェクトの頁描画処
理時に、前記第1の指定手段に指定される前記矩形領域
内に対して前記第2の指定手段により指定された所定の
色補正方法による描画処理を行う制御手段(図1の画像
処理手段106、図3においてはCPU301がROM
等の記憶媒体に記憶されたプログラムを実行して制御す
る)とを有し、ディスプレイ302に表示された前記用
紙領域内に所望サイズの矩形領域が第1の指定手段によ
り指定し、該指定された前記矩形領域に対してさらに入
力装置305により所定の図形種別および所定の色補正
処理方法が指定されると、CPU301がファイル30
4に記憶される前記描画情報レコードに基づく各オブジ
ェクトの頁描画処理時に、指定される前記矩形領域内に
対して指定された所定の色補正処理方法による描画処理
を行うので、指定された矩形領域内外に対する描画処理
方法を切り換えながら、同一頁内であっても各オブジェ
クトに最適な色補正するための描画処理を個別的に行え
る。
【0033】第3の発明は、前記描画情報レコードに基
づく各オブジェクトの描画処理時に、各オブジェクトが
前記第1の指定手段に指定される前記矩形領域内で、か
つ指定された図形種別が一致するかどうかを判定する判
定手段(図1の画像処理方法判定手段104、図3にお
いてはCPU301がROM等の記憶媒体に記憶された
プログラムを実行して判定処理する)を設け、前記描画
情報レコードに基づく各オブジェクトの描画処理時に、
CPU301が各オブジェクトが入力装置305に指定
される前記矩形領域内で、かつ指定された図形種別が一
致すると判定した場合に、CPU301が入力装置30
5に指定される前記矩形領域内に対して入力装置305
により指定された画像処理方法に基づく描画処理を行う
ので、矩形領域内のオブジェクトに対して指定される不
向きな描画処理方法による描画処理の実行を回避するこ
とができる。
【0034】第4の発明は、前記描画情報レコードに基
づく各オブジェクトの描画処理時に、各オブジェクトが
前記第1の指定手段に指定される前記矩形領域内で、か
つ指定された図形種別が一致するかどうかを判定する判
定手段(図1の画像処理方法判定手段104、図3にお
いてはCPU301がROM等の記憶媒体に記憶された
プログラムを実行して判定処理する)を設け、前記描画
情報レコードに基づく各オブジェクトの描画処理時に、
CPU301が各オブジェクトが入力装置305に指定
される前記矩形領域内で、かつ指定された図形種別が一
致すると判定した場合に、CPU301が入力装置30
5に指定される前記矩形領域内に対して前記第2の指定
手段により指定された色補正方法に基づく描画処理を行
うので、矩形領域内のオブジェクトに対して指定される
不向きな色補正方法による描画処理の実行を回避するこ
とができる。
【0035】次に、図5,図6に示すフローチャートを
参照して、本発明に係る画像処理方法について説明す
る。
【0036】図5は、本発明に係る画像処理装置の第1
の画像処理手順の一例を示すフローチャートである。な
お、(1)〜(8)は各ステップを示す。
【0037】まず、ステップ(1)にて指定矩形のリス
トを作成する指定図形のリスト作成処理ルーチン(後述
する図6に示す手順(サブモジュール化してある))を
実行する。該指定図形のリストを作成したら、ステップ
(2)に進み、予め作成してあるレコードの参照モード
に入る。これは、通常のアプリケーションなどで作成さ
れる様々な図形について、分類してレコード化したもの
である。これらのレコードを参照して描画展開すること
により、印刷イメージが得られるものである。
【0038】次に、ステップ(3)に進み、このレコー
ドを先ほどステップ(1)で作成した指定図形のリスト
と照合していく(3)。該照合は、予め作成されたレコ
ードのそれぞれについて、そのレコードに含まれる矩形
情報と、ステップ(1)で作成した指定図形のリストに
ある矩形情報を比較判定する(4)。このとき参照した
レコードの矩形が、指定図形リストにあるレコードの矩
形に含まれていないと判定した場合はステップ(7)に
進み、指定図形リストにあるレコードの矩形に含まれて
いると判定した場合には、ステップ(5)に進んで、さ
らに指定図形リストの指定している図形であるかどうか
を比較判定する。ここで、指定矩形の図形が「ビットマ
ップ」として、レコードの図形種別が「文字」であると
判定した場合には、これは矩形範囲に含まれていたとし
ても、図形種別が一値しないと判定して、ステップ
(7)に進み、デフォルトの二値化方法で図形処理を行
う。
【0039】一方、ステップ(5)で、図形種別の比較
の結果、指定矩形の図形種別と一致したと判定した場合
には、ステップ(6)に進み、指定矩形の二値化方法に
従った図形処理を行う。そして、ステップ(8)に進
み、予め作成してあるレコードが存在している間はステ
ップ(3)に戻り、再び上記の処理を繰り返す。
【0040】図6は、図5に示した指定図形のリスト作
成処理ルーチンの詳細手順の一例を示すフローチャート
である。なお、(1)〜(5)は各ステップを示す。な
お、ここで、指定図形のリストというのは、以下の矩形
のリストである。
【0041】先ず、図3に示したディスプレイ302上
に図4に示したウィンドウ201を表示した状態におい
て、プレビュー画面202が表示された際に、プレビュ
ー画面202内でのXY方向をそれぞれ右向き,下向き
に規定される状態で、ポインティングデバイス等の入力
装置305でプレビュー画面202上にて矩形を入力す
ると(1)、入力された矩形の範囲は左上と右下で規定
され得るので、左上を(Xs,Ys)、右下を(Xe,
Ye)とし、当該矩形のリストが指定され(2)、該指
定した矩形についての図形種別を、例えば入力装置30
5などにより、ビットマップ,文字,グラフィクスのう
ちどれであるかを指定する(3)。
【0042】次に、二値化方法を指定する(4)。な
お、ここでは、二値化方法として、二値化するためのデ
ィザパターンの種類、もしくは誤差拡散手法などのどれ
を選択するかが指定される。
【0043】次に、二値化方法を含む情報は、図7に示
すデータ形式のレコードテーブルのリスト、すなわち、
その矩形情報(Xs,Ys),(Xe,Ye)と、矩形
に含まれる図形の種類と二値化方法とを含むリストを作
成し(5)、ステップ(1)へ戻る。
【0044】このような処理を予め作成してあるレコー
ドのそれぞれについて実行することにより、任意の範囲
にある任意の図形に対して、指定した二値化方法で図形
処理を行うことができる。
【0045】〔第2実施形態〕次に、図8,図9に示す
フローチャートを参照して、本発明に係る画像処理方法
について説明する。
【0046】図8は、本発明に係る画像処理装置の第2
の画像処理手順の一例を示すフローチャートである。な
お、(1)〜(7)は各ステップを示す。
【0047】まず、指定矩形のリストを作成する指定図
形のリスト作成ルーチン(後述する図9に示す手順に従
う)を実行する(1)。そして、指定図形のリストを作
成したら、次に予め作成してあるレコードの参照モード
に入る(2)。これは、通常のアプリケーションなどで
作成される様々な図形について、分類してレコード化し
たものである。これらのレコードを参照して描画展開す
ることにより、印刷イメージが得られるものである。
【0048】次に、このレコードを先ほどステップ
(1)で作成した指定図形のリストと照合していく
(3)。本実施形態において、照合は、予め作成された
レコードのそれぞれについて、そのレコードに含まれる
矩形情報と、ステップ(1)で作成した指定図形のリス
トにある矩形情報とを比較判定する(4)。このとき参
照したレコードの矩形が、指定図形リストにあるレコー
ドの矩形に含まれていないと判定した場合はステップ
(7)に進み、指定図形リストにあるレコードの矩形に
含まれていると判定した場合には、さらに指定図形リス
トの指定している図形であるかどうかを比較判定する
(5)。
【0049】ここで、指定矩形の図形が「ビットマッ
プ」として、レコードの図形種別が「文字」である場合
には、これは矩形範囲に含まれていたとしても、図形種
別が一致していないと判定して、色処理は特に行わず、
ステップ(7)に進む。
【0050】一方、ステップ(5)で、図形種別の比較
の判定結果、指定矩形の図形種別と一致ていると判定し
た場合には、ステップ(6)に進み、指定矩形の色処理
方法に従った図形処理を行う。そして、ステップ(7)
に進み、予め作成してあるレコードが存在している間は
ステップ(3)に戻り再び上記の処理を繰り返す。
【0051】図9は、図8に示した指定図形のリスト作
成ルーチンの詳細手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、(1)〜(5)は各ステップを示し、図示し
ないROM等のメモリ資源にサブモジュール化されてい
るものとする。
【0052】先ず、図3に示したディスプレイ302上
に図4に示したウィンドウ201を表示した状態におい
て、プレビュー画面202が表示された際に、プレビュ
ー画面202内でのXY方向をそれぞれ右向き,下向き
に規定される状態で、ポインティングデバイス等の入力
装置305でプレビュー画面202上にて矩形を入力す
ると(1)、入力された矩形の範囲は左上と右下で規定
され得るので、左上を(Xs,Ys)、右下を(Xe,
Ye)とし、当該矩形のリストが指定され(2)、該指
定した矩形についての図形種別を、例えば入力装置30
5などにより、ビットマップ,文字,グラフィクスのう
ちどれであるかを指定する(3)。次に、色処理方法を
指定する(4)。ここで、色処理方法には、図形情報に
含まれる図形の色をどのように補正するかを設定するも
のである。
【0053】次に、色処理方法を含む情報は、図10に
示すデータ形式のレコードテーブルのリスト、すなわ
ち、その矩形情報(Xs,Ys),(Xe,Ye)と、
矩形に含まれる図形の種類と色処理方法とを含むリスト
として作成し(5)、ステップ(1)へ戻る。
【0054】このような処理を予め作成してあるレコー
ドのそれぞれについて実行することにより、任意の範囲
にある任意の図形に対して、指定した方法で図形処理を
行うことができる。
【0055】以下、各実施形態と第5〜第10の発明の
各工程との対応及びその作用について図5,図6,図
8,図9等を参照して説明する。
【0056】第5の発明は、頁単位に編集された描画情
報レコードに基づいて描画処理を行う画像処理方法であ
って、編集された描画情報レコードに基づく出力頁の用
紙領域を表示部(ディスプレイ302)に表示する表示
工程(図6のステップ(1)の前ステップ(図示しな
い))と、該表示された前記用紙領域内に所望サイズの
矩形領域を指定する第1の指定工程(図6のステップ
(1),(2))と、該指定された前記矩形領域に対し
て所定の図形種別および所定の画像処理方法を指定する
第2の指定工程(図6のステップ(3),(4))と、
前記描画情報レコードに基づく各オブジェクトの頁描画
処理時に、前記第1の指定工程に指定される前記矩形領
域内に対して前記第2の指定工程により指定された所定
の画像処理方法による描画処理を行う描画工程(図5の
ステップ(6))とをCPU301が図示しないROM
または他のメモリ資源に記憶された制御プログラムを実
行して、指定された矩形領域内外に対する描画処理方法
を切り換えながら、同一頁内であっても各オブジェクト
に最適な描画処理を個別的に行うことを可能とする。
【0057】第6の発明は、頁単位に編集された描画情
報レコードに基づいて描画処理を行う画像処理方法であ
って、編集された描画情報レコードに基づく出力頁の用
紙領域を表示部に表示する表示工程(図9のステップ
(1)の前ステップ(図示しない))と、該表示された
前記用紙領域内に所望サイズの矩形領域を指定する第1
の指定工程(図9のステップ(1),(2))と、該指
定された前記矩形領域に対して所定の図形種別および所
定の色補正方法を指定する第2の指定工程(図9のステ
ップ(3),(4))と、前記描画情報レコードに基づ
く各オブジェクトの頁描画処理時に、前記第1の指定工
程に指定される前記矩形領域内に対して前記第2の指定
工程により指定された所定の色補正方法による描画処理
を行う描画工程(図8のステップ(6))とをCPU3
01が図示しないROMまたは他のメモリ資源に記憶さ
れた制御プログラムを実行して、指定された矩形領域内
外に対する描画処理方法を切り換えながら、同一頁内で
あっても各オブジェクトに最適な色補正するための描画
処理を個別的に行える。
【0058】第7の発明は、前記描画情報レコードに基
づく各オブジェクトの描画処理時に、各オブジェクトが
前記第1の指定工程に指定される前記矩形領域内で、か
つ指定された図形種別が一致するかどうかを判定する判
定工程(図5のステップ(4),(5)または図8のス
テップ(4),(5))を実行し、矩形領域内のオブジ
ェクトに対して指定される不向きな描画処理方法による
描画処理の実行を回避することが可能となる。
【0059】第8の発明は、頁単位に編集された描画情
報レコードに基づいて描画処理を制御するコンピュータ
が読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であっ
て、編集された描画情報レコードに基づく出力頁の用紙
領域を表示部に表示する表示工程(図6のステップ
(1)の前ステップ(図示しない))と、該表示された
前記用紙領域内に所望サイズの矩形領域を指定する第1
の指定工程(図6のステップ(1),(2))と、該指
定された前記矩形領域に対して所定の図形種別および所
定の画像処理方法を指定する第2の指定工程(図6のス
テップ(3),(4))と、前記描画情報レコードに基
づく各オブジェクトの頁描画処理時に、前記第1の指定
工程に指定される前記矩形領域内に対して前記第2の指
定工程により指定された所定の画像処理方法による描画
処理を行う描画工程(図5のステップ(6))とを含
む、コンピュータが読むことができるプログラムを記憶
媒体に格納したものである。すなわち、図示しないメモ
リ資源に図5,図6に示す工程に対応するプログラムコ
ードを記憶させ、該プログラムコードを記憶した記憶媒
体からCPU301が読み出して実行する形態も本発明
の実施形態に含まれるものである。
【0060】第9の発明は、頁単位に編集された描画情
報レコードに基づいて描画処理を制御するコンピュータ
が読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であっ
て、編集された描画情報レコードに基づく出力頁の用紙
領域を表示部に表示する表示工程(図9のステップ
(1)の前ステップ(図示しない))と、該表示された
前記用紙領域内に所望サイズの矩形領域を指定する第1
の指定工程(図9のステップ(1),(2))と、該指
定された前記矩形領域に対して所定の図形種別および所
定の色補正方法を指定する第2の指定工程(図9のステ
ップ(3),(4))と、前記描画情報レコードに基づ
く各オブジェクトの頁描画処理時に、前記第1の指定工
程に指定される前記矩形領域内に対して前記第2の指定
工程により指定された所定の色補正方法による描画処理
を行う描画工程(図8のステップ(6))とを含む、コ
ンピュータが読むことができるプログラムを記憶媒体に
格納したものである。すなわち、図示しないメモリ資源
に図8,図9に示す工程に対応するプログラムコードを
記憶させ、該プログラムコードを記憶した記憶媒体から
CPU301が読み出して実行する形態も本発明の実施
形態に含まれるものである。
【0061】第10の発明は、前記描画情報レコードに
基づく各オブジェクトの描画処理時に、各オブジェクト
が前記第1の指定工程に指定される前記矩形領域内で、
かつ指定された図形種別が一致するかどうかを判定する
判定工程(図5のステップ(4),(5)または図8の
ステップ(4),(5))を含むコンピュータが読むこ
とができるプログラムを記憶媒体に格納したものであ
る。すなわち、図示しないメモリ資源に図5,図6,図
8,図9に示す工程に対応するプログラムコードを記憶
させ、該プログラムコードを記憶した記憶媒体からCP
U301が読み出して実行する形態も本発明の実施形態
に含まれるものである。
【0062】以下、図11に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る画像処理システムで読み出し可能なデー
タ処理プログラムの構成について説明する。
【0063】図11は、本発明に係る画像処理システム
で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する
記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0064】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0065】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0066】本実施形態における図5,図6,図8,図
9に示す機能が外部からインストールされるプログラム
によって、ホストコンピュータにより遂行されていても
よい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメ
モリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワーク
を介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群
を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるも
のである。
【0067】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0068】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0069】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0070】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0071】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、表示手段に表示された前記用紙領域内
に所望サイズの矩形領域が第1の指定手段により指定
し、該指定された前記矩形領域に対してさらに第2の指
定手段により所定の図形種別および所定の画像処理方法
が指定されると、制御手段が記憶手段に記憶される前記
描画情報レコードに基づく各オブジェクトの頁描画処理
時に、指定される前記矩形領域内に対して指定された所
定の画像処理方法による描画処理を行うので、指定され
た矩形領域内外に対する描画処理方法を切り換え、同一
頁内であっても各オブジェクトに最適な描画処理を個別
的に行える。
【0073】第2の発明によれば、表示手段に表示され
た前記用紙領域内に所望サイズの矩形領域が第1の指定
手段により指定し、該指定された前記矩形領域に対して
さらに第2の指定手段により所定の図形種別および所定
の色補正処理方法が指定されると、制御手段が記憶手段
に記憶される前記描画情報レコードに基づく各オブジェ
クトの頁描画処理時に、指定される前記矩形領域内に対
して指定された所定の色補正処理方法による描画処理を
行うので、指定された矩形領域内外に対する描画処理方
法を切り換えながら、同一頁内であっても各オブジェク
トに最適な色補正するための描画処理を個別的に行え
る。
【0074】第3の発明によれば、前記描画情報レコー
ドに基づく各オブジェクトの描画処理時に、判定手段が
各オブジェクトが前記第1の指定手段に指定される前記
矩形領域内で、かつ指定された図形種別が一致すると判
定した場合に、制御手段が前記第1の指定手段に指定さ
れる前記矩形領域内に対して前記第2の指定手段により
指定された画像処理方法に基づく描画処理を行うので、
矩形領域内のオブジェクトに対して指定される不向きな
描画処理方法による描画処理の実行を回避することがで
きる。
【0075】第4の発明によれば、前記描画情報レコー
ドに基づく各オブジェクトの描画処理時に、判定手段が
各オブジェクトが前記第1の指定手段に指定される前記
矩形領域内で、かつ指定された図形種別が一致すると判
定した場合に、制御手段が前記第1の指定手段に指定さ
れる前記矩形領域内に対して前記第2の指定手段により
指定された色補正方法に基づく描画処理を行うので、矩
形領域内のオブジェクトに対して指定される不向きな色
補正方法による描画処理の実行を回避することができ
る。
【0076】第5,第8の発明によれば、編集された描
画情報レコードに基づく出力頁の用紙領域を表示部に表
示し、該表示された前記用紙領域内に所望サイズの矩形
領域を指定し、該指定された前記矩形領域に対して所定
の図形種別および所定の画像処理方法を指定し、前記描
画情報レコードに基づく各オブジェクトの頁描画処理時
に、指定される前記矩形領域内に対して指定された所定
の画像処理方法による描画処理を行うので、指定された
矩形領域内外に対する描画処理方法を切り換えながら、
同一頁内であっても各オブジェクトに最適な描画処理を
個別的に行える。
【0077】第6,第9の発明によれば、編集された描
画情報レコードに基づく出力頁の用紙領域を表示部に表
示する表示工程と、該表示された前記用紙領域内に所望
サイズの矩形領域を指定し、該指定された前記矩形領域
に対して所定の図形種別および所定の色補正方法を指定
し、前記描画情報レコードに基づく各オブジェクトの頁
描画処理時に、指定される前記矩形領域内に対して指定
された所定の色補正方法による描画処理を行うので、指
定された矩形領域内外に対する描画処理方法を切り換え
ながら、同一頁内であっても各オブジェクトに最適な色
補正するための描画処理を個別的に行える。
【0078】第7,第10の発明によれば、前記描画情
報レコードに基づく各オブジェクトの描画処理時に、各
オブジェクトが指定される前記矩形領域内で、かつ指定
された図形種別が一致するかどうかを判定するので、矩
形領域内のオブジェクトに対して指定される不向きな描
画処理方法による描画処理の実行を回避することができ
る。
【0079】従って、同一頁内の種別が異なる個々のオ
ブジェクトに最適な画像処理方法や色補正方法に基づく
描画処理を簡単な操作で個別に指定できるとともに、出
力される同一頁内の種別の異なる各オブジェクトの訴求
力および表現力を格段に高めることができる等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像処理装置の構
成を説明するブロック図である。
【図2】図1に示した矩形領域内図形指定手段により指
定可能な図形の種別例を示す図である。
【図3】本発明に係る画像処理装置を適用可能な画像処
理システムの構成を説明するブロック図である。
【図4】図3に示したディスプレイに表示される編集画
面の一例を示す模式図である。
【図5】本発明に係る画像処理装置の第1の画像処理手
順の一例を示すフローチャートである。
【図6】図5に示した指定図形のリスト作成処理ルーチ
ンの詳細手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】図3に示したファイルに記憶されるレコードテ
ーブルの例を示す図である。
【図8】本発明に係る画像処理装置の第2の画像処理手
順の一例を示すフローチャートである。
【図9】図8に示した指定図形のリスト作成ルーチンの
詳細手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】図3に示したファイルに記憶されるレコード
テーブルの他の例を示す図である。
【図11】本発明に係る画像処理システムで読み出し可
能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメ
モリマップを説明する図である。
【符号の説明】
101 矩形指定入力手段 102 矩形領域内図形指定手段 103 画像処理方法指定手段 104 画像処理方法判定手段 105 図形情報登録テーブル 106 画像処理手段 301 CPU 302 ディスプレイ 303 プリンタ 304 ファイル 305 入力装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頁単位に編集された各オブジェクトの描
    画情報レコードに基づいて描画処理を行う画像処理装置
    であって、 前記描画情報レコードを頁単位に記憶する記憶手段と、 前記編集された描画情報レコードに基づく出力頁の用紙
    領域を表示可能な表示手段と、 前記表示手段に表示された前記用紙領域内に所望サイズ
    の矩形領域を指定する第1の指定手段と、 前記第1の指定手段により指定された前記矩形領域に対
    して所定の図形種別および所定の画像処理方法を指定す
    る第2の指定手段と、 前記描画情報レコードに基づく各オブジェクトの頁描画
    処理時に、前記第1の指定手段に指定される前記矩形領
    域内に対して前記第2の指定手段により指定された所定
    の画像処理方法による描画処理を行う制御手段と、を有
    することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 頁単位に編集された描画情報レコードに
    基づいて描画処理を行う画像処理装置であって、 前記描画情報レコードを頁単位に記憶する記憶手段と、 前記編集された描画情報レコードに基づく出力頁の用紙
    領域を表示可能な表示手段と、 前記表示手段に表示された前記用紙領域内に所望サイズ
    の矩形領域を指定する第1の指定手段と、 前記第1の指定手段により指定された前記矩形領域に対
    して所定の図形種別および所定の色補正処理方法を指定
    する第2の指定手段と、 前記描画情報レコードに基づく各オブジェクトの頁描画
    処理時に、前記第1の指定手段に指定される前記矩形領
    域内に対して前記第2の指定手段により指定された所定
    の色補正処理方法による描画処理を行う制御手段と、を
    有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記描画情報レコードに基づく各オブジ
    ェクトの描画処理時に、各オブジェクトが前記第1の指
    定手段に指定される前記矩形領域内で、かつ指定された
    図形種別が一致するかどうかを判定する判定手段を設
    け、 前記制御手段は、前記判定手段が一致すると判定した場
    合に、前記第1の指定手段に指定される前記矩形領域内
    に対して前記第2の指定手段により指定された画像処理
    方法に基づく描画処理を行うことを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記描画情報レコードに基づく各オブジ
    ェクトの描画処理時に、各オブジェクトが前記第1の指
    定手段に指定される前記矩形領域内で、かつ指定された
    図形種別が一致するかどうかを判定する判定手段を設
    け、 前記制御手段は、前記判定手段が一致すると判定した場
    合に、前記第1の指定手段に指定される前記矩形領域内
    に対して前記第2の指定手段により指定された色補正方
    法に基づく描画処理を行うことを特徴とする請求項2記
    載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 頁単位に編集された描画情報レコードに
    基づいて描画処理を行う画像処理方法であって、 編集された描画情報レコードに基づく出力頁の用紙領域
    を表示部に表示する表示工程と、 該表示された前記用紙領域内に所望サイズの矩形領域を
    指定する第1の指定工程と、 該指定された前記矩形領域に対して所定の図形種別およ
    び所定の画像処理方法を指定する第2の指定工程と、 前記描画情報レコードに基づく各オブジェクトの頁描画
    処理時に、前記第1の指定工程に指定される前記矩形領
    域内に対して前記第2の指定工程により指定された所定
    の画像処理方法による描画処理を行う描画工程と、を有
    することを特徴とする画像処理方法。
  6. 【請求項6】 頁単位に編集された描画情報レコードに
    基づいて描画処理を行う画像処理方法であって、 編集された描画情報レコードに基づく出力頁の用紙領域
    を表示部に表示する表示工程と、 該表示された前記用紙領域内に所望サイズの矩形領域を
    指定する第1の指定工程と、 該指定された前記矩形領域に対して所定の図形種別およ
    び所定の色補正方法を指定する第2の指定工程と、 前記描画情報レコードに基づく各オブジェクトの頁描画
    処理時に、前記第1の指定工程に指定される前記矩形領
    域内に対して前記第2の指定工程により指定された所定
    の色補正方法による描画処理を行う描画工程と、を有す
    ることを特徴とする画像処理方法。
  7. 【請求項7】 前記描画情報レコードに基づく各オブジ
    ェクトの描画処理時に、各オブジェクトが前記第1の指
    定工程に指定される前記矩形領域内で、かつ指定された
    図形種別が一致するかどうかを判定する判定工程を有す
    ることを特徴とする請求項5または6記載の画像処理方
    法。
  8. 【請求項8】 頁単位に編集された描画情報レコードに
    基づいて描画処理を制御するコンピュータが読み出し可
    能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 編集された描画情報レコードに基づく出力頁の用紙領域
    を表示部に表示する表示工程と、 該表示された前記用紙領域内に所望サイズの矩形領域を
    指定する第1の指定工程と、 該指定された前記矩形領域に対して所定の図形種別およ
    び所定の画像処理方法を指定する第2の指定工程と、 前記描画情報レコードに基づく各オブジェクトの頁描画
    処理時に、前記第1の指定工程に指定される前記矩形領
    域内に対して前記第2の指定工程により指定された所定
    の画像処理方法による描画処理を行う描画工程と、を含
    む、コンピュータが読むことができるプログラムを格納
    したことを特徴とする記憶媒体。
  9. 【請求項9】 頁単位に編集された描画情報レコードに
    基づいて描画処理を制御するコンピュータが読み出し可
    能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 編集された描画情報レコードに基づく出力頁の用紙領域
    を表示部に表示する表示工程と、 該表示された前記用紙領域内に所望サイズの矩形領域を
    指定する第1の指定工程と、 該指定された前記矩形領域に対して所定の図形種別およ
    び所定の色補正方法を指定する第2の指定工程と、 前記描画情報レコードに基づく各オブジェクトの頁描画
    処理時に、前記第1の指定工程に指定される前記矩形領
    域内に対して前記第2の指定工程により指定された所定
    の色補正方法による描画処理を行う描画工程と、を含
    む、コンピュータが読むことができるプログラムを格納
    したことを特徴とする記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記描画情報レコードに基づく各オブ
    ジェクトの描画処理時に、各オブジェクトが前記第1の
    指定工程に指定される前記矩形領域内で、かつ指定され
    た図形種別が一致するかどうかを判定する判定工程を含
    むコンピュータが読むことができるプログラムを格納し
    たことを特徴とする請求項8または9記載の記憶媒体。
JP27584996A 1996-10-18 1996-10-18 画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 Pending JPH10124695A (ja)

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