JP2001058430A - プリンタホスト、及びその動作プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

プリンタホスト、及びその動作プログラムを記憶した記憶媒体

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JP2001058430A
JP2001058430A JP11232693A JP23269399A JP2001058430A JP 2001058430 A JP2001058430 A JP 2001058430A JP 11232693 A JP11232693 A JP 11232693A JP 23269399 A JP23269399 A JP 23269399A JP 2001058430 A JP2001058430 A JP 2001058430A
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image
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Masahiro Someno
正博 染野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプールファイルから目的の描画コマンドを
呼び出す際に用いるリストで、使用するデータ数量を少
なくする。 【解決手段】 描画コマンド差分リスト53aの各バン
ド欄には、開始欄と終了欄と設ける。そして、1ページ
分の描画コマンドのそれぞれをイメージ展開した際にイ
メージの開始位置に対応するバンドの開始欄に、そのイ
メージを示す描画コマンドを関係付け、1ページ分の描
画コマンドのそれぞれをイメージ展開した際にイメージ
の終了位置に対応するバンドの終了欄に、そのイメージ
を示す描画コマンドを関係付ける。例えば、第0バンド
に関しては、描画コマンドAの示すイメージが開始位置
になり、すべての描画コマンドのいずれのイメージも終
了位置にはならない場合には、第0バンド欄の開始欄に
描画コマンドAを関係付け、第0バンド欄の終了欄には
いずれの描画コマンドも関係付けない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプールファイル
として記憶された1ページ分の描画コマンドの束を、バ
ンド毎にイメージデータとして展開するプリンタホス
ト、及びその動作プログラムが記憶されている記憶媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、1ページ分の描画コマンドの
束は、図9に示すように、スプールファイル39とし
て、プリンタホストのハードディスク装置26に記憶さ
れる。そして、ハードディスク装置26に記憶されたス
プールファイル39は、印刷時に、そのままプリンタホ
ストのRAM22上に一時的に記憶される。プリンタホ
ストは、描画コマンドをイメージデータとしてバンドメ
モリ55に展開するために、各バンドにいずれの描画コ
マンドが対応するかを示すバンド対応描画コマンド・フ
ルリスト53を作成する。このフルリスト53では、各
バンドに対応する描画コマンドのメモリアドレスが示さ
れる。次に、このフルリスト53のメモリアドレスを参
照して、RAM22内のスプールファイルメモリ54a
に記憶されたスプールファイルから、各バンドに対応す
る描画コマンドを呼び出して、これをイメージデータと
してバンドメモリ55上に展開する。バンドメモリ55
上に展開されたイメージデータは、RGB−CMYK色
変換処理やハーフトーン処理等を施された後、プリンタ
が解釈できるコマンドに変換されてから、プリンタへ送
られる。
【0003】ここで、図7に示すようなイメージを印刷
する場合を例にして、具体的に説明する。
【0004】このイメージは、座標(0,0)〜(577,9
92)の領域に描かれ、第0バンド〜第4バンドの5バン
ドに分けて処理されるものとする。座標(0,0)〜(57
7,992)の領域には、描画コマンドAで表される三角
形、描画コマンドBで表される四角形、描画コマンドC
で表される丸、描画コマンドDで表されるイメージが描
かれる。
【0005】スプールファイルには、図8に示すよう
に、1ページ分の描画コマンドA,B,C,Dに関する
データが記憶されている。例えば、描画コマンドAは、
「三角形を描け」というオペコードと、三角形の三つの
頂点座標とから成る。また、描画コマンドDは、イメー
ジ開始のオペコードと、イメージの矩形領域の対角点座
標と、イメージデータとから成る。
【0006】バンド対応描画コマンド・フルリストを作
成する際には、各描画コマンドが有しているイメージの
座標データから、このイメージがどのバンドに属するか
を把握する。例えば、三角形を示す描画コマンドAに関
しては、三角形の各頂点座標のデータから第0バンドと
第1バンドとに属することを把握する。そして、図9に
示すように、第0バンドには描画コマンドA、第1バン
ドには描画コマンドAと描画コマンドC、第2バンドに
は描画コマンドBと描画コマンドC、第3バンドには描
画コマンドB、第4バンドには描画コマンドBと描画コ
マンドD、をそれぞれ関係付けたバンド対応描画コマン
ド・フルリスト53を作成する。但し、このバンド対応
描画コマンド・フルリスト53は、前述したように、各
バンドと描画コマンドとを直接関係付けるものではな
く、各バンドと描画コマンドが記憶されているRAM2
2上のアドレスと関係付けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、バンド対応描画コマンドリストの全てのバンド
欄に、そのバンドで展開すべき全ての描画コマンドを関
係付けるいるため、例えば,図9に示すフルリスト53
においては,描画コマンドBが、第2バンド,第3バン
ド,第4バンドの3つのバンドに関係付けられ,リスト
に上げられる描画コマンド(実際には描画コマンドのア
ドレス)の数量が多くなり、メモリの記憶容量を大きく
しなければならないという問題点がある。特に、バンド
幅が狭く、1ページ分の総バンド数が多い場合には,多
数のバンドに一つの描画コマンドが関係することが多く
なり、リストに上げられる描画コマンドの数量が非常に
多くなる。
【0008】本発明は、このような従来の問題点につい
て着目してなされたもので、メモリに記憶されるデータ
数量を少なくすることができるプリンタホスト、及びそ
の動作プログラムが記憶されている記憶媒体を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の第一のプリンタホストは、スプールファイルとして記
憶された1ページ分の描画コマンドの束を、所定のバン
ド幅のバンド毎にイメージデータとして展開するプリン
タホストにおいて、前記スプールファイルを参照して、
複数の前記描画コマンドのそれぞれをイメージ展開した
際にイメージの開始位置に対応するバンドに、該イメー
ジを示す描画コマンドの開始を関係付け、複数の前記描
画コマンドのそれぞれをイメージ展開した際にイメージ
の終了位置に対応するバンドに、該イメージを示す描画
コマンドの終了を関係付けた描画コマンド差分リストを
作成するリスト作成手段と、1バンド分の前記イメージ
データが展開されるイメージデータ展開領域と、前記描
画コマンド差分リストに基づいて、前記スプールファイ
ルから各バンドに対応する描画コマンドを順次読み取
り、読み取った1バンド分の該描画コマンドをイメージ
データに変換して前記イメージデータ展開領域に展開す
る描画コマンド処理手段と、を備えていることを特徴と
するものである。
【0010】前記目的を達成するための第二のプリンタ
ホストは、前記第一のプリンタホストにおいて、前記リ
スト作成手段は、前記描画コマンド差分リストを参照し
て、これからイメージ展開される一つのバンドに、対応
する全ての描画コマンドを関係付けた1バンド分描画コ
マンドリストを作成し、前記描画コマンド処理手段は、
前記1バンド分描画コマンドリストを参照して、1バン
ド分の前記描画コマンドをイメージデータに変換して前
記イメージデータ展開領域に展開することを特徴とする
ものである。
【0011】前記目的を達成するための第三のプリンタ
ホストは、前記第一又は第二のプリンタホストにおい
て、前記スプールファイルが記憶される外部記憶装置
と、1バンド分の前記描画コマンドが記憶される描画コ
マンド記憶領域,及び前記イメージデータ展開領域が形
成される主記憶装置と、を備え,前記描画コマンド処理
手段は,前記描画コマンド差分リストに基づいて、前記
外部記憶装置に記憶されている前記スプールファイルか
ら各バンドに対応する描画コマンドを順次読み取り、読
み取った1バンド分の該描画コマンドを前記描画コマン
ド記憶領域に記憶する描画コマンド記憶制御手段と、前
記描画コマンド記憶領域に記憶された1バンド分の描画
コマンドをイメージデータに変換して前記イメージデー
タ展開領域に展開するイメージデータ展開手段と、を有
することを特徴とするものである。
【0012】前記目的を達成するための第四のプリンタ
ホストは、前記第一又は第二のプリンタホストにおい
て、前記スプールファイルが記憶されるスプールファイ
ル記憶領域,及び前記イメージデータ展開領域が形成さ
れる主記憶装置を備え,前記描画コマンド処理手段は,
前記描画コマンド差分リストに基づいて、前記主記憶装
置の前記スプールファイル記憶領域に記憶されている前
記スプールファイルから各バンドに対応する描画コマン
ドを順次読み取り、読み取った1バンド分の該描画コマ
ンドをイメージデータに変換して前記イメージデータ展
開領域に展開するイメージデータ展開手段を有すること
を特徴とするものである。
【0013】前記目的を達成するための第一の記憶媒体
は、スプールファイルとして記憶された1ページ分の描
画コマンドの束を、所定のバンド幅のバンド毎にイメー
ジデータとして展開するプログラムが記憶されている記
憶媒体において、前記スプールファイルを参照して、複
数の前記描画コマンドのそれぞれをイメージ展開した際
にイメージの開始位置に対応するバンドに、該イメージ
を示す描画コマンドの開始を関係付け、複数の前記描画
コマンドのそれぞれをイメージ展開した際にイメージの
終了位置に対応するバンドに、該イメージを示す描画コ
マンドの終了を関係付けた描画コマンド差分リストを作
成するリスト作成手順と、前記描画コマンド差分リスト
に基づいて、前記スプールファイルから各バンドに対応
する描画コマンドを順次読み取り、読み取った1バンド
分の該描画コマンドをイメージデータに変換して、イメ
ージデータ展開領域に展開する描画コマンド処理手順
と、を有することを特徴とするプログラムが記憶されて
いるものである。
【0014】前記目的を達成するための第二の記憶媒体
は、前記第一の記憶媒体において、前記リスト作成手順
は、前記描画コマンド差分リストを参照して、これから
イメージ展開される一つのバンドに、対応する全ての描
画コマンドを関係付けた1バンド分描画コマンドリスト
を作成し、前記描画コマンド処理手順は、前記1バンド
分描画コマンドリストを参照して、1バンド分の前記描
画コマンドをイメージデータに変換して前記イメージデ
ータ展開領域に展開することを特徴とするプログラムが
記憶されているものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るプリンタホス
トの各種実施形態について、図面を用いて説明する。
【0016】まず、本発明に係るプリンタホストの第一
の実施形態について、図1〜図3を用いて説明する。本
実施形態のプリンタホスト10は、図1に示すように、
スキャナ1とプリンタ2とが組み合わされて、印刷シス
テムを構成している。
【0017】プリンタホスト10は、ホスト本体11と
ディスプレイ12とキーボード13とを有している。ホ
スト本体11は、ハードウエア的には、各種プログラム
等を実行するCPU20と、各種データや各種プログラ
ム等が記憶されているROM21と、各種データや各種
プログラムが一時的に記憶されるRAM22と、ディス
プレイ12を制御するディスプレイコントローラ23
と、キーボード13を制御するキーボードコントローラ
24と、フロッピーディスク装置25と、ハードディス
ク装置26と、CD装置27と、プリンタ等の接続され
るプリンタ・インタフェース28と、スキャナ等を接続
されるスキャナ・インタフェース29とを有している。
【0018】ホスト本体11は、ソフトウェア的には、
図2に示すように、アプリケーション31と、オペレー
ティングシステム32と、アプリケーション31から受
け取った描画コマンドをスプールファイル39として記
憶するジャーナルドライバ33と、スプールファイル3
9からの描画コマンドの呼び出しを管理するスプールマ
ネージャ34と、スプールファイル39中の描画コマン
ドの再生を管理するリプレイマネージャ35と、描画コ
マンドをRGBイメージデータとして展開するレンダラ
36と、RGBイメージデータをCMYK二値化イメー
ジデータに変換する二値化モジュール37と、CMYK
二値化イメージデータをプリンタ2が解釈できるコマン
ドに変換するコマンドジェネレータ38と、を有してい
る。
【0019】以上のソフトウェア構成要素は、いずれ
も、CD17(図1に示す)に記憶されているプログラ
ムをCD装置27で再生し、これをRAM22にロード
し、CPU20がこのプログラムを実行することで、機
能する。
【0020】また、ホスト本体11は、主要機能とし
て、図3に示すように、ハードディスク装置26に記憶
されているスプールファイル39を参照して各描画コマ
ンドがいずれのバンドに対応するかを示すバンド対応描
画コマンドリスト53a,53bを作成するリスト作成
部(リスト作成手段)41と、バンド対応描画コマンド
リスト53a,53bに従ってハードディスク装置26
に記憶されているスプールファイル39から各バンドに
対応する描画コマンドを順次読み取ってRAM22上に
記憶させる描画コマンド記憶制御部(描画コマンド記憶
制御手段)42と、RAM22上に記憶された描画コマ
ンドをイメージデータに展開するイメージデータ展開部
(イメージデータ展開手段)43と、描画コマンドがR
AM22上に一端記憶させたものであるか否かを判断す
るアクセス判断部44と、を有している。
【0021】外部記憶装置であるハードディスク装置2
6には、従来技術の欄で図7及び図8を用いて説明した
ものと同じスプールファイル39が記憶されている。な
お、スプールファイル内のデータ及び展開されるイメー
ジは、以下の第二の実施形態においても同じである。ま
た、主記憶装置であるRAM22には、バンド対応描画
コマンドリスト53a,53bが展開されるリストテー
ブル52と、ハードディスク装置26に記憶されている
スプールファイル39中の各描画コマンドのオフセット
値が展開されているオフセットテーブル51と、1バン
ド分の描画コマンドが展開される描画コマンドメモリ
(描画コマンド記憶領域)54と、1バンド分のイメー
ジデータが展開されるバンドメモリ(イメージデータ展
開領域)55と、アクセス判断部44の判断結果が記憶
されるアクセス判断フラグ56と、が形成される。
【0022】なお、リスト作成部41、描画コマンド記
憶制御部42及びアクセス判断部44は、ソフトウェア
としてのリプレイマージャ35の実行で機能し、イメー
ジデータ展開部43は、ソフトウェアとしてのレンダラ
36の実行で機能する。
【0023】次に、各機能部位の動作について説明す
る。リスト作成部41は、まず、ハードディスク装置2
6に記憶されているスプールファイル39中の各描画コ
マンドA,B,C,Dのオフセット値a,b,c,dを
調べ、これをオフセットIDと対応させてRAM22中
のオフセットテーブル51に記憶する。アクセス判断部
44は、各描画コマンドA,B,C,DのオフセットI
,ID,ID,ID,IDと対応させて、
描画コマンドが描画コマンドメモリ54に一端記憶させ
たものであるか否かを示すアクセス判断フラグ56をR
AM22上に形成する。なお、このアクセス判断フラグ
56は、描画コマンドが描画コマンドメモリ54に一端
記憶させたものである場合に「1」が設定され、描画コ
マンドが描画コマンドメモリ54に未だ記憶させておら
ず、ハードディスク装置26中に記憶されている場合に
「0」が設定される。
【0024】次に、リスト作成部41は、描画コマンド
差分リスト53aを作成してから、この描画コマンド差
分リスト53aを参照して、第0バンドのみに関する1
バンド分描画コマンドリスト53bを作成する。
【0025】描画コマンド差分リスト53aは、複数の
描画コマンドのそれぞれをイメージ展開した際にイメー
ジの開始位置に対応するバンドに、このイメージを示す
描画コマンドの開始を関係付け、複数の描画コマンドの
それぞれをイメージ展開した際にイメージの終了位置に
対応するバンドに、このイメージを示す描画コマンドの
終了を関係付けたものである。
【0026】具体的には、差分リスト53aの各バンド
欄を、描画コマンドの開始が関係付けられる開始欄と、
描画コマンドの終了が関係付けられる終了欄とに分け
る。そして、各バンド欄の開始欄及び終了欄に対応する
描画コマンドを順次関係付けて行く。本実施形態の場
合、第0バンドに関しては、描画コマンドAの示すイメ
ージが開始位置になるので、第0バンド欄の開始欄に描
画コマンドAを関係付け、すべての描画コマンドのいず
れのイメージも終了位置にはならないので、第0バンド
欄の終了欄にはいずれの描画コマンドも関係付けずに、
終端を示す「e」を付ける。第1バンドに関しては、描
画コマンドCの示すイメージが開始位置になるので、第
1バンド欄の開始欄に描画コマンドCを関係付け、描画
コマンドAの示すイメージが終了位置になるので、第1
バンド欄の終了欄に描画コマンドAを関係付ける。第2
バンド欄以降も、以上と同様に各描画コマンドが関係付
けられる。
【0027】1バンド分描画コマンドリスト53bは、
これからイメージ展開される一つのバンドに、対応する
全ての描画コマンドを関係付けたもので、従来技術にお
けるバンド対応描画コマンド・フルリスト53の1バン
ド分のリストと基本的に同じである。
【0028】但し、描画コマンド差分リスト53a及び
1バンド分描画コマンドリスト53bは、各バンドと描
画コマンドを直接関係付けるものではなく、各バンドと
描画コマンドが記憶されているハードディスク装置26
のオフセットID(又はメモリアドレスID)と関係付
けられている。従って、この描画コマンド差分リスト5
3aでは、例えば、第0バンド欄の開始欄には、描画コ
マンドAのオフセット値のIDであるIDが関係付け
られ、第0バンド欄の終了欄には、いずれのIDも関係
付けられず、終端を示す「e」を付ける。第1バンド欄
の開始欄には、描画コマンドCのオフセット値であるI
が関係付けられ、第1バンド欄の終了欄には、描画
コマンドAのオフセット値のIDであるIDが関係付
けられている。また、1バンド分描画コマンドリスト5
3bでは、これからイメージ展開されるバンドが第1バ
ンドである場合には、第1バンドに対しては、描画コマ
ンドA,Cのオフセット値のIDであるID,ID
が関係付けられる。
【0029】第0バンドに関する1バンド分描画コマン
ドリスト53bが作成されると、描画コマンド記憶制御
部42は、このリスト53bを参照して、第0バンドに
は描画コマンドAを展開することを認識してから、リス
ト39bに示されている描画コマンドAのオフセットI
に対応するアクセス判断フラグ56を参照して、描
画コマンドAが描画コマンドメモリ54に一端記憶させ
たものであるか否かを認識する。この場合、描画コマン
ドAのオフセットIDに対応するアクセス判断フラグ
56が「0」なので、描画コマンドAが描画コマンドメ
モリ54に未だ記憶させておらず、ハードディスク装置
26中に記憶されていると認識する。すると、描画コマ
ンド記憶制御部42は、オフセットテーブル51に記憶
されているオフセットIDに対するオフセット値aを
抽出し、ハードディスク装置26のオフセット値aの箇
所から、描画コマンドAを呼び出し、この描画コマンド
AをRAM22上の描画コマンドメモリ54に記憶す
る。
【0030】描画コマンド記憶制御部42が描画コマン
ドAを描画コマンドメモリ54に記憶すると、アクセス
判断部44は、描画コマンドAのオフセットIDに対
応するアクセス判断フラグ56を「1」に変更する。こ
のとき、リスト作成部41は、オフセットテーブル51
のIDと関係付けられているオフセット値aを、描画
コマンドメモリ54中の描画コマンドAのメモリアドレ
スに変更する。なお、描画コマンドAのオフセット値a
は、描画コマンドAと対応付けられて描画コマンドメモ
リ54に記憶される。つまり、描画コマンドAのオフセ
ット値aは、描画コマンドメモリ54に退避させられ
る。
【0031】描画コマンドメモリ54に描画コマンドA
が記憶されると、イメージデータ展開部43が、オフセ
ットテーブル51のIDと関係付けられているメモリ
アドレスを参照して、描画コマンドメモリ54から描画
コマンドAを呼び出して、これをRGBイメージデータ
に変換し、バンドメモリ55上に展開する。
【0032】バンドメモリ55上に展開されたRGBイ
メージデータは、図2を用いて説明したように、二値化
モジュール37で、CMYK二値化イメージデータに変
換され、さらに、コマンドジェネレータ38で、このC
MYK二値化イメージデータがプリンタコマンドに変換
されて、プリンタ2へ出力される。
【0033】第0バンド分の描画コマンドがイメージ展
開されると、リスト作成部41が再び描画コマンド差分
リスト53aを参照して、次の第1バンドに関する1バ
ンド分描画コマンドリスト53bを作成し、第0バンド
に関する1バンド分描画リストに上書きする。つまり、
第1バンドに関する1バンド分描画コマンドリスト53
bを作成した時点で、第0バンドに関する1バンド分描
画リストは消去される。次に、描画コマンド記憶制御部
42が、第1バンドに関する1バンド分描画コマンドリ
スト53bを参照して、第1バンドに関する展開すべき
描画コマンドを調べ、この第1バンドには描画コマンド
Aと描画コマンドCを展開することを認識する。次に、
1バンド分描画コマンドリスト53bに示されている描
画コマンドA,CのID,IDに対応するアクセス
判断フラグ56を参照して、描画コマンドA,Cが描画
コマンドメモリ54aに一端記憶させたものであるか否
かを認識する。この場合、描画コマンドAのオフセット
IDに対応するアクセス判断フラグ56が「1」にな
っており、描画コマンドAが既に描画コマンドメモリ5
4に記憶されているので、描画コマンド記憶制御部42
は描画コマンドAに関してハードディスク装置26にア
クセスしない。
【0034】一方で、描画コマンドCのオフセットID
に対応するアクセス判断フラグ56が「0」なので、
描画コマンド記憶制御部42aは描画コマンドCに関し
てハードディスク装置26にアクセスして、描画コマン
ドCを描画コマンドメモリ54に記憶する。描画コマン
ド記憶制御部42が描画コマンドCを描画コマンドメモ
リ54aに記憶すると、アクセス判断部44は、描画コ
マンドCのオフセットIDに対応するアクセス判断フ
ラグ56を「1」に変更する。このとき、リスト作成部
41は、オフセットテーブル51のオフセットID
関係付けられているオフセット値cを、描画コマンドメ
モリ54a中の描画コマンドCのメモリアドレスに変更
する。
【0035】描画コマンドメモリ54に描画コマンドC
が記憶されると、イメージデータ展開部43が、オフセ
ットテーブル51のID,IDと関係付けられてい
るメモリアドレスを参照して、描画コマンドメモリ54
から描画コマンドA,Cを呼び出して、これらをバンド
メモリ55上にRGBイメージデータとして展開する。
描画コマンドA,Cがイメージ展開されると、描画コマ
ンド記憶制御部42が描画コマンドメモリ54から描画
コマンドAを消去する。
【0036】描画コマンドAの消去は、第1コマンドを
イメージ展開するために描画コマンド差分リスト53a
を参照した段階で、この描画コマンドAは、第1バンド
にイメージ展開すれば終了するということ、言い換える
と、以下のバンドで使用しないということを把握できる
ので、これを描画コマンド記憶制御部42が予め把握し
ておいて、第1バンドに関する描画コマンドA,Cがイ
メージ展開されると、描画コマンドAを描画コマンドメ
モリ42から消去する。以下、第2バンド以降も、以上
と同様に行われる。
【0037】以上のように、本実施形態では、バンド対
応描画コマンドリスト53a,53bを作成してから、
このリスト53bを参照して目的のバンドに関する描画
コマンドのみをハードディスク装置26から呼び出し
て、これをRAM22上に記憶させているので、RAM
22上に描画コマンドを記憶させる領域としては1バン
ド分で済み、従来技術のように、1ページ分の描画コマ
ンドを全てRAM上に記憶させるよりも、RAM22に
記憶されるデータ数量を遥かに少なくすることができ
る。
【0038】また、本実施形態では、描画コマンド差分
リスト53aを用いているので、従来技術のように、全
てのバンド欄に、そのバンドで展開すべき全ての描画コ
マンドを関係付けるバンド対応描画コマンド・フルリス
ト53を用いるよりも、リストに上げられる描画コマン
ド(実際には描画コマンドのID)の数量が少なくな
り、この面でもRAM22に記憶されるデータ数量を少
なくすることができる。
【0039】ここで、差分リスト53aを用いると、リ
ストに使用するデータ数量を少なくできるという効果に
関して、図4及び図5を用いて説明する。
【0040】ところで、図9中のコマンド対応描画コマ
ンド・フルリスト53と,図3中の描画コマンド差分リ
スト53aとを比較した場合、リストに使用するデータ
数量を少なくできるという差分リスト53aの効果を理
解できない。しかしながら、これは、1ページ分のイメ
ージを簡単のために、図7に示すように、5分割しかし
ていないからである。1ページ分のイメージは、実際に
は、非常に多くの数に分割される。
【0041】例えば、図4に示すように、以上で述べた
1バンドをさらに三分割して、1ページ分のイメージが
第0バンド〜第14バンドの15個のバンドからなるも
のとする。このように、15バンドある場合、図5
(a)に示すように、バンド対応描画コマンド・フルリ
ストでは、各バンド欄に関係付けられる描画コマンドの
オフセットIDの総数が20個であるのに対し、図5
(b)に示すように、描画コマンド差分リストでは、各
バンド欄に関係付けられる描画コマンドのオフセットI
Dの総数が8個で、図3中に示す描画コマンド差分リス
ト53aでのオフセットIDの総数と同じ数にしかなら
ない。これは、前述したように、描画コマンド差分リス
トが、全てのバンド欄に、そのバンドで展開すべき全て
の描画コマンドを関係付けるのではなく、描画コマンド
の開始と終了のみをバンド欄に関係付けているからであ
る。
【0042】なお、本実施形態では、差分リスト53a
の他に1バンド分リスト53bを設けたが、差分リスト
53aがあれば、本質的には1バンド分リスト53bは
不要である。しかしながら、例えば、描画コマンド記憶
制御部42が第3バンドに関する描画コマンドを呼び出
す場合、差分リスト53aのみでは第3バンド欄と第2
バンド欄を参照する必要が生じるため、処理を容易にす
るために1バンド分リスト53bを設けた方が好まし
い。
【0043】また、本実施形態では、アクセス判断部4
4及びアクセス判断フラグ56を設けたが、差分リスト
53aがあれば、描画コマンド記憶制御部42がこれか
ら呼び出す描画コマンドが最初に呼び出すものであるか
既に一度呼び出したものであるか、言い換えると、ハー
ドディスク装置26にアクセスする必要があるか否かが
分かるので、これらも本質的には不要である。すなわ
ち、差分リスト53aを作成すれば、1ページ分の描画
コマンドの全てを呼び出すまでに、複数回ハードディス
ク装置26にアクセスするが、アクセス判断部44及び
アクセス判断フラグ56を設けなくても、ハードディス
ク装置26へのこのアクセス回数を少なくすることがで
きる。
【0044】次に、本発明に係るプリンタホストの第二
の実施形態について、図6を用いて説明する。本実施形
態のプリンタホストは、従来技術と同様に、ハードディ
スク装置26に記憶されているスプールファイル39を
RAM22上にコピーし、このRAM22上にコピーさ
れたスプールファイルから目的の描画コマンドを呼び出
して、これをイメージ展開するものである。なお、本実
施形態のプリンタホストは、ハードウェア的には、図1
に示した第一の実施形態の構成と同じで、機能構成に関
してのみ第一の実施形態と異なっている。
【0045】ホスト本体は、RAM22上にコピーされ
たスプールファイルに基づいて描画コマンド差分リスト
53c及び1バンド分描画コマンドリスト53dを作成
するリスト作成部41aと、1バンド分描画コマンドリ
スト53dを参照してRAM22上にコピーされたスプ
ールファイルから目的のバンドの描画コマンドを呼び出
して、これをイメージデータに変換し、バンドメモリ5
5に展開するイメージデータ展開部43aと、を有して
いる。
【0046】次に、各機能部位の動作について説明す
る。ハードディスク装置26に記憶されていたスプール
ファイル39は、前述したように、RAM22上にスプ
ールファイルメモリ(スプールファイル記憶領域)54
aにコピーされる。リスト作成部41aは、RAM22
上にスプールファイルメモリ54aにコピーされたスプ
ールファイルに基づいて描画コマンド差分リスト53c
及び1バンド分描画コマンドリスト53dを作成する。
これら描画コマンド差分リスト53c及び1バンド分描
画コマンドリスト53dは、第一の実施形態における描
画コマンド差分リスト53a、1バンド分描画コマンド
リスト53bと基本的に同じであるが、各バンド欄に
は、描画コマンドのオフセットIDではなく、描画コマ
ンドのメモリアドレスが関係付けられている点で異なっ
ている。
【0047】1バンド分描画コマンドリスト53dが作
成されると、イメージデータ展開部43aは、この1バ
ンド分描画コマンドリスト53dを参照して、RAM2
2上にスプールファイルメモリ54aにコピーされたス
プールファイルから目的のバンドの描画コマンドを呼び
出して、これをイメージデータに変換し、バンドメモリ
55に展開する。
【0048】以上のように、本実施形態でも、描画コマ
ンド差分リスト53cを用いているので、リストとして
のデータ数量を少なくすることができる。また、本実施
形態では、ハードディスク装置26に記憶されているス
プールファイルをそのまま一度にRAM22上にコピー
しているので、ハードディスク装置22へのアクセス回
数を極端に少なくできる上に、第一の実施形態におけ
る、描画コマンド記憶制御部42、アクセス判断部4
4、オフセットテーブル51、描画コマンドメモリ54
等が不要になる。
【0049】なお、第一の実施形態では、一つのRAM
22中に、オフセットテーブル51、リストテーブル5
2、描画コマンドメモリ54、バンドメモリ55等を形
成し、第二の実施形態では、一つのRAM22中に、リ
ストテーブル52、スプールファイルメモリ54a、バ
ンドメモリ55等を形成したが、これらはいくつかのR
AMに分けて形成してもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、本実施形態では、スプ
ールファイルから目的の描画コマンドを呼び出すため
に、その描画コマンドが示すイメージの開始バンド及び
終了バンドとを関係付けた描画コマンド差分リストを用
いているので、全てのバンド欄に、そのバンドで展開す
べき全ての描画コマンドを関係付ける従来のバンド対応
描画コマンド・フルリストよりも、リストに使用するデ
ータ数量を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第一の実施形態におけるプリンタ
ホストの回路ブロック図である。
【図2】本発明に係る第一の実施形態におけるプリンタ
ホストのソフトウェア構成図である。
【図3】本発明に係る第一の実施形態におけるプリンタ
ホストの機能ブロック図である。
【図4】1ページ分のイメージ(15分割)例を示す説
明図である。
【図5】図4に示すイメージに関する、バンド対応描画
コマンド・フルリストと描画コマンド差分リストを示す
説明図である。
【図6】本発明に係る第二の実施形態におけるプリンタ
ホストの機能ブロック図である。
【図7】1ページ分のイメージ(5分割)例を示す説明
図である。
【図8】1ページ分のイメージに関するスプールファイ
ルの構成を示す説明図である。
【図9】従来技術における、スプールファイルに記憶さ
れた1ページ分の描画コマンドをイメージ展開する手法
を説明する説明図である。
【符号の説明】
1…スキャナ 2…プリンタ 10…プリンタホスト 11…ホスト本体 17…CD 20…CPU 21…ROM 22…RAM 26…ハードディスク装置 27…CD装置 34…スプールマネージャ 35…リプレイマネージャ 36…レンダラ 37…二値化モジュール 38…コマンドジェネレータ 39…スプールファイル 41,41a…リスト作成部 42…描画コマンド記憶制御部 43,43a…イメージデータ展開部 44…アクセス判断部 51…オフセットテーブル 52…リストテーブル 53…バンド対応描画コマンド・フルリスト 53a,53c…描画コマンド差分リスト 53b,53d…1バンド分描画コマンドリスト 54…描画コマンドメモリ 54a…スプールファイルメモリ 55…バンドメモリ 56…アクセス判断フラグ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプールファイルとして記憶された1ペ
    ージ分の描画コマンドの束を、所定のバンド幅のバンド
    毎にイメージデータとして展開するプリンタホストにお
    いて、 前記スプールファイルを参照して、複数の前記描画コマ
    ンドのそれぞれをイメージ展開した際にイメージの開始
    位置に対応するバンドに、該イメージを示す描画コマン
    ドの開始を関係付け、複数の前記描画コマンドのそれぞ
    れをイメージ展開した際にイメージの終了位置に対応す
    るバンドに、該イメージを示す描画コマンドの終了を関
    係付けた描画コマンド差分リストを作成するリスト作成
    手段と、 1バンド分の前記イメージデータが展開されるイメージ
    データ展開領域と、 前記描画コマンド差分リストに基づいて、前記スプール
    ファイルから各バンドに対応する描画コマンドを順次読
    み取り、読み取った1バンド分の該描画コマンドをイメ
    ージデータに変換して前記イメージデータ展開領域に展
    開する描画コマンド処理手段と、 を備えていることを特徴とするプリンタホスト。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプリンタホストにおい
    て、 前記リスト作成手段は、前記描画コマンド差分リストを
    参照して、これからイメージ展開される一つのバンド
    に、対応する全ての描画コマンドを関係付けた1バンド
    分描画コマンドリストを作成し、 前記描画コマンド処理手段は、前記1バンド分描画コマ
    ンドリストを参照して、1バンド分の前記描画コマンド
    をイメージデータに変換して前記イメージデータ展開領
    域に展開する、 ことを特徴とするプリンタホスト。
  3. 【請求項3】 請求項1及び2に記載のプリンタホスト
    において、 前記スプールファイルが記憶される外部記憶装置と、 1バンド分の前記描画コマンドが記憶される描画コマン
    ド記憶領域,及び前記イメージデータ展開領域が形成さ
    れる主記憶装置と、 を備え,前記描画コマンド処理手段は,前記描画コマン
    ド差分リストに基づいて、前記外部記憶装置に記憶され
    ている前記スプールファイルから各バンドに対応する描
    画コマンドを順次読み取り、読み取った1バンド分の該
    描画コマンドを前記描画コマンド記憶領域に記憶する描
    画コマンド記憶制御手段と、 前記描画コマンド記憶領域に記憶された1バンド分の描
    画コマンドをイメージデータに変換して前記イメージデ
    ータ展開領域に展開するイメージデータ展開手段と、 を有することを特徴とするプリンタホスト。
  4. 【請求項4】 請求項1及び2のいずれか一項に記載の
    プリンタホストにおいて、 前記スプールファイルが記憶されるスプールファイル記
    憶領域,及び前記イメージデータ展開領域が形成される
    主記憶装置を備え,前記描画コマンド処理手段は,前記
    描画コマンド差分リストに基づいて、前記主記憶装置の
    前記スプールファイル記憶領域に記憶されている前記ス
    プールファイルから各バンドに対応する描画コマンドを
    順次読み取り、読み取った1バンド分の該描画コマンド
    をイメージデータに変換して前記イメージデータ展開領
    域に展開するイメージデータ展開手段を有する、 ことを特徴とするプリンタホスト。
  5. 【請求項5】 スプールファイルとして記憶された1ペ
    ージ分の描画コマンドの束を、所定のバンド幅のバンド
    毎にイメージデータとして展開するプログラムが記憶さ
    れている記憶媒体において、 前記スプールファイルを参照して、複数の前記描画コマ
    ンドのそれぞれをイメージ展開した際にイメージの開始
    位置に対応するバンドに、該イメージを示す描画コマン
    ドの開始を関係付け、複数の前記描画コマンドのそれぞ
    れをイメージ展開した際にイメージの終了位置に対応す
    るバンドに、該イメージを示す描画コマンドの終了を関
    係付けた描画コマンド差分リストを作成するリスト作成
    手順と、 前記描画コマンド差分リストに基づいて、前記スプール
    ファイルから各バンドに対応する描画コマンドを順次読
    み取り、読み取った1バンド分の該描画コマンドをイメ
    ージデータに変換して、イメージデータ展開領域に展開
    する描画コマンド処理手順と、 を有することを特徴とするプログラムが記憶されている
    記憶媒体。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の記憶媒体において、 前記リスト作成手順は、前記描画コマンド差分リストを
    参照して、これからイメージ展開される一つのバンド
    に、対応する全ての描画コマンドを関係付けた1バンド
    分描画コマンドリストを作成し、 前記描画コマンド処理手順は、前記1バンド分描画コマ
    ンドリストを参照して、1バンド分の前記描画コマンド
    をイメージデータに変換して前記イメージデータ展開領
    域に展開する、 ことを特徴とするプログラムが記憶されている記憶媒
    体。
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US09/639,886 US6778292B1 (en) 1999-08-19 2000-08-17 Printer host and storage medium storing the operation program therefor
EP00307114A EP1077402B1 (en) 1999-08-19 2000-08-18 Printer host and storage medium storing the operation program therefor
DE60042580T DE60042580D1 (de) 1999-08-19 2000-08-18 Drucker-Host und Speichermedium um das Betriebprogramm zu speichern
AT00307114T ATE437396T1 (de) 1999-08-19 2000-08-18 Drucker-host und speichermedium um das betriebprogramm zu speichern

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