JPH1012388A - 高圧ナトリウムランプ、高圧ナトリウムランプ点灯装置および照明装置 - Google Patents

高圧ナトリウムランプ、高圧ナトリウムランプ点灯装置および照明装置

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JPH1012388A
JPH1012388A JP4630997A JP4630997A JPH1012388A JP H1012388 A JPH1012388 A JP H1012388A JP 4630997 A JP4630997 A JP 4630997A JP 4630997 A JP4630997 A JP 4630997A JP H1012388 A JPH1012388 A JP H1012388A
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JP
Japan
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pressure sodium
sodium lamp
starter
high voltage
arc tube
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JP4630997A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Okamura
和好 岡村
Takayuki Aoki
貴之 青木
Kazuo Uchida
一生 内田
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
  • Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小形で安価な安定器を使用することが可能であ
るとともに、瞬時停電に対して瞬時再始動し得る高圧ナ
トリウムランプ、これを用いた高圧ナトリウムランプ点
灯装置および照明装置を提供する。 【解決手段】それぞれ少なくともキセノンガスおよびナ
トリウムが封入されている複数の発光管と、始動時に発
光管に対して第1の高電圧を印加させるが、点灯中は動
作停止状態に維持され、消灯後時間遅れの後に復帰する
第1の始動器と、再始動時に第1の高電圧より低い第2
の高電圧を発光管に印加させて待機中の発光管を始動さ
せる第2の始動器を高圧ナトリウムランプは具備してい
る。安定器は、始動器を備えた高圧ナトリウムランプで
あるから、小形で安価な高圧水銀ランプ用の安定器を使
用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧ナトリウムラ
ンプ、これを用いた1JP5高圧ナトリウムランプ点灯
装置および照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、第1の従来技術である始動器
内蔵形高圧ナトリウムランプの点灯回路図である。
【0003】図において、131は始動器内蔵形高圧ナ
トリウムランプ、132は高圧水銀ランプ用安定器、1
33は交流電源である。そして、上記ランプ131は、
外管131a、外管131a内に封入された発光管13
1bおよび始動器134を主な構成要素として構成され
ている。始動器134は常閉形の熱応動スイッチ134
aとこれと直列接続されたヒータ134bとから構成さ
れている。また、発光管131bには始動ガスとしてキ
セノンガスが、発光金属としてナトリウムおよび緩衝ガ
スとして水銀がそれぞれ封入されている。
【0004】この始動器内蔵形高圧ナトリウムランプ
は、その定格ランプ電圧および定格ランプ電流が高圧水
銀ランプのそれと同じに設計されているので、高圧水銀
ランプ用の安定器を使用できる。そして、この高圧水銀
ランプ用安定器は始動器を備えてないために安価である
とともに、しかも小形であるという特徴がある。
【0005】したがって、始動器内蔵形高圧ナトリウム
ランプは、このように経済的な安定器を使用できるため
に、現在広く普及している。
【0006】ところで、始動器134は、高圧ナトリウ
ムランプ131が冷却状態から点灯しようとする場合、
最初は熱応動スイッチ134aが閉じているから、電源
133を投入すると、交流電源133→安定器132→
熱応動スイッチ134a→ヒータ134b→交流電源1
33の閉回路が形成されて電流が回路中を通流する。こ
の電流によってヒータ134bが発熱し、熱応動スイッ
チ134aを加熱するために、熱応動スイッチ134a
が作動して開放される。そして、熱応動スイッチ134
aが開放して通流していた電流が遮断された瞬間に安定
器132から逆起電力として高電圧パルスが発生してナ
トリウムランプ131に印加され、ランプを始動する。
高圧ナトリウムランプ131が点灯すると、熱応動スイ
ッチ134aは今度は発光管131bの放射熱を受けて
温度上昇するので、開放状態に維持される。このため、
始動器134はランプ131の点灯中は動作を停止して
高電圧パルスを発生しないように作用する。熱応動スイ
ッチ134aが点灯中閉路していると、発光管131a
に流れる電流が小さくなり、ランプが立消えを起こすの
で、上記のように構成されているのである。
【0007】そうして、高圧ナトリウムランプ131が
消灯すると、ランプ131は徐々に冷却していき、これ
に伴って熱応動スイッチ134aはやがてその接点を閉
じて復帰する。そして、消灯から再度熱応動スイッチ1
34aが閉路するまでの時間は10数分である。すなわ
ち、始動器内蔵形高圧ナトリウムランプ131は消灯後
10数分間は再始動することができない。
【0008】高圧ナトリウムランプは、発光効率が高く
て省電力になるとともに、従来からトンネル照明などに
使用されている低圧ナトリウムランプに比較して演色性
が高いので、近時道路、トンネルを始め各種施設の照明
に多用されてきている。
【0009】しかし、始動器内蔵形高圧ナトリウムラン
プは、前述のように交流電源に瞬時停電が発生した場
合、すぐには再始動しないという問題がある。これは道
路、トンネル照明などのように安全上常に照明の必要な
施設においては極めて深刻な問題を提起する。
【0010】図14は、第2の従来技術である一対の発
光管を備えた高圧ナトリウムランプの点灯回路図であ
る。
【0011】このものはUSP No.4,287,4
54明細書に開示されている。図において、141は高
圧ナトリウムランプで、その外管バルブ142の中に互
いに並列接続された2本の発光管143a、143bを
収納した構造を有している。なお、144は安定器、1
45は始動器、146は交流電源である。始動器145
は高圧ナトリウムランプ141の外部にあり、ランプ1
41の放射熱の影響を受けない。
【0012】この高圧ナトリウムランプ141は、交流
電源146を投入すると、いずれか始動しやすい方の発
光管たとえば143aが始動して点灯するが、点灯中の
発光管143aが何らかの原因で消灯すると、他方の発
光管143bが今度は始動点灯する。
【0013】そして、後者の従来技術は電源の瞬時停電
に対しては瞬時再始動するので、安全上の問題はほぼ解
消する。
【0014】また、第3の従来技術として、単一の両口
金形高圧ナトリウムランプに数十KHzの高圧パルス電
圧を印加することにより、上記ランプを瞬時再始動させ
ることが、平成3年照明学会全国大会講演No.46な
どにより紹介されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述の後二者の従来技
術によれば瞬時停電の問題はない。しかし、第2の従来
技術においては、安定器が専用安定器であるから、大形
で、しかも高価であるという問題がある。
【0016】さらに、第3の従来技術においては、極端
に高い始動電圧を印加するため、高圧ナトリウムランプ
および点灯装置ともに特別に耐圧グレードの高いものに
する必要がある。このため、高圧ナトリウムランプを従
来の照明器具にそのまま使用することができない。すな
わち、従来から使用されてきた照明器具においては、ラ
ンプの互換性がない。また、点灯装置が大形で、重量の
大きなものとなるとともに、極めてコストが高くなって
しまうという問題があり、したがって実用的でない。
【0017】本発明は、小形で安価な安定器を使用する
ことが可能であるとともに、瞬時停電に対して瞬時に再
始動し得る高圧ナトリウムランプ、これを用いた高圧ナ
トリウムランプ点灯装置および照明装置を提供すること
を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の高圧ナ
トリウムランプは、外管と;それぞれ少なくともキセノ
ンガスおよびナトリウムが封入されており、外管内に収
納された複数の発光管と;始動時に発光管に対して第1
の高電圧を印加させるが、点灯中は動作停止状態に維持
されており、消灯後時間遅れの後に復帰する第1の始動
器と;再始動時に第1の高電圧より低い第2の高電圧を
発光管に印加させて待機中の発光管を始動させる第2の
始動器と;を具備していることを特徴としている。
【0019】本請求項および以下の関係する各請求項に
おいて、特に指定しない限り、用語の定義および技術的
意味は次による。
【0020】高圧ナトリウムランプは、発光管を複数た
とえば一対備えており、かつ互いに並列接続されている
以外は通常使用されているものと同様であることを許容
する。発光管を同一平面内に配列してもよいが、それぞ
れの管軸に角度を付与して配置すれば、待機中の発光管
による配光の乱れを少なくすることができる。
【0021】また、各発光管に対して始動時に高電圧を
印加させるのに第1の始動器を備えている点においては
通常の始動器内蔵形高圧ナトリウムランプと同様の仕様
であることを許容する。
【0022】発光管は、ナトリウムに対して耐食性があ
って、しかも透光性の材料にて形成されている。具体的
にはたとえば透光性多結晶アルミナ、単結晶アルミナな
どの材料が使用される。
【0023】放電媒体として発光管に封入されるナトリ
ウムは、点灯中発光金属として作用するが、水銀とのア
マルガムの形で封入することができる。ナトリウムアマ
ルガムとしては、ナトリウムが重量比で12〜25%含
まれるものを20〜35mg使用することができる。ま
た、キセノンガスは始動ガスとして作用するが、約20
KPa以上の圧力で封入すれば、高圧ナトリウムランプ
の発光効率が著しく向上するとともに、立消電圧が低下
するので好ましい。
【0024】そして、各発光管は外管内において互いに
熱影響を受ける。すなわち、一方の発光管が点灯してい
るとき、待機中の他の発光管はその点灯による放射熱に
よって加熱される。その結果、キセノンガスとナトリウ
ム蒸気とがペニング効果を呈して待機中の発光管は始動
電圧が低下することを、本発明者ら見いだした。
【0025】図1は、一対の発光管を備えた高圧ナトリ
ウムランプにおける待機中の発光管の再始動時間と始動
電圧との関係を示すグラフである。
【0026】図において、横軸は再始動からの時間
(分)を、縦軸は始動電圧(V)を、それぞれ示す。こ
の図から理解できるように再始動直後から2〜3分間は
始動電圧が顕著に低下する。この期間中は低い始動電圧
でも再始動が可能である。本発明はこのような知見に基
づいてなされたものである。
【0027】次に、第1の始動器について説明する。
【0028】第1の始動器は、冷却状態でのランプ始動
時に発光管に対して第1の高電圧を印加させて、いずれ
か1つの発光管を始動し、点灯する。第1の高電圧とし
ては、冷却状態からのランプ始動を容易にするため、2
KV〜4KV好ましくは3KV〜4KV程度の電圧であ
ることが望ましい。
【0029】第1の始動器は、このように始動時に第1
の高電圧を発生させて、これを発光管に印加させ、しか
も点灯中は実質的に動作停止状態に維持され、さらに消
灯後時間遅れの後に復帰するのであれば、その構造は制
限されない。たとえば熱応動スイッチと、これと直列に
接続されて熱応動スイッチを加熱するように配設された
ヒーターとからなる通常この種の高圧ナトリウムランプ
に使用されているのと同様のものを使用することができ
る。この始動器は、発光管からの放射熱を受けて点灯後
は熱応動スイッチが開放状態に維持される。そして、消
灯後ランプの冷却に伴って熱応動スイッチも温度が低下
するので、時間遅れの後に接点が閉成されて復帰する。
【0030】また、第1の始動器を非直線コンデンサ、
半導体スイッチング素子などの固体素子またはこれらの
組合せ、さらには熱応動スイッチとの組合せなどからな
るもので構成してもよい。
【0031】第2の始動器について説明する。
【0032】第2の始動器は、高圧ナトリウムランプの
再始動時に待機中の発光管を始動させるために用いられ
る。図1において説明したように始動電圧の低い状態の
発光管を始動するのであるから、第1の高電圧より相対
的に低い第2の高電圧を発生すればよく、その構成は特
に限定されない。第2の高電圧としては0.8KV〜
1.5KV程度でよい。電圧が低くてよいから、第2の
始動器を非直線コンデンサや半導体スイッチ素子など固
体部品を使って小形化することが可能となる。
【0033】また、第2の始動器は、点灯中始動器への
印加電圧がランプ電圧まで降下するため、一般には不作
動となる。しかし、発生電圧が点灯にさしつかえない程
度であるなら、作動を継続するような構成であってもよ
い。
【0034】本発明において第2の始動器は、高圧ナト
リウムランプの一部をなすが、その配設位置は自由であ
る。すなわち、始動器のサイズ、耐熱温度などを考慮し
て適宜の位置に配設することができる。第2の始動器の
全部または一部が固体素子化に適しているので、このよ
うな場合は、たとえば口金の内部に収納することができ
る。しかし、要すれば、外管内に収納してもよい。上記
いずれの場合においても、第2の始動器の温度を下げた
いなら、発光管と第2の始動器との間にしゃ熱手段を配
設することができる。しゃ熱手段としては、たとえばス
テンレススチール板が好適である。しかし、これに限定
されるものではない。しゃ熱手段を外管内に配設するに
は、発光管を支持する支枠を利用することができる。
【0035】次に、安定器について説明する。
【0036】本発明の高圧ナトリウムランプに用いられ
る安定器は、どのような構成のものでもよいが、高圧ナ
トリウムランプが第1の始動器を内蔵している関係で、
2次無負荷電圧が低くてよいため、高圧水銀ランプ用の
小形で安価な安定器を使用することができる。そして、
安定器は、交流電源電圧が200Vであれば、チョーク
コイル、100Vであれば昇圧トランスとチョークコイ
ルとの組合せまたは漏洩トランスをもって構成され、2
次無負荷電圧が200Vで、定格ランプ電圧130Vの
放電ランプに対して所定の定格ランプ電流を供給すれば
よい。
【0037】請求項2の発明の高圧ナトリウムランプ
は、外管と;それぞれ少なくとも始動ガスとしてのキセ
ノンガスおよび発光金属としてのナトリウムが封入され
ており、外管内に収納された一対の発光管と;始動時に
発光管に対して第1の高電圧を印加させるが、点灯中は
動作停止状態に維持されており、消灯後時間遅れの後に
復帰する第1の始動器と;再始動時に第1の高電圧より
低い第2の高電圧を発光管に印加させて待機中の発光管
を始動させる第2の始動器と;を具備していることを特
徴としている。
【0038】本発明では発光管の数が2である。発光管
を2つ有していれば、実際上十分である。
【0039】請求項3の発明の高圧ナトリウムランプ
は、請求項1または2記載の高圧ナトリウムランプにお
いて、外管の端部に装着された口金を有し;第2の始動
器は口金内に配設されている;ことを特徴としている。
【0040】本発明においては、第2の始動器を固体部
品により構成すれば、小形化が可能となるため、容易に
口金内に配設することができる。しかし、本発明はこれ
に限定されるものではなく、第2の始動器を収納するた
めに通常の口金より軸寸法をいくらか大きくした特別仕
様の口金を用いること、または通常の口金と外管との間
に介在するようにアダプタ形式のものを口金に付設する
ことも許容される。
【0041】本発明は第2の始動器を口金内に配設した
ことにより、発光管の放射熱の影響を受けにくくするこ
とができる。すなわち、第2の始動器をたとえば半導体
素子を主体とする構成にした場合、高温では所定の第2
の高電圧を発生させることが困難となり勝ちであるが、
口金内に配設することにより、この問題を解消ないし軽
減することができる。
【0042】請求項4の発明の高圧ナトリウムランプ
は、請求項1ないし3のいずれか一記載の高圧ナトリウ
ムランプにおいて、第1の始動器の少なくとも一部は口
金内に配設されていることを特徴としている。
【0043】本発明において、第1の始動器をたとえば
固体素子を使用するなどにより小形化すれば、始動器を
口金内に配設することが容易となる。また、口金の軸寸
法を通常のものより長くするか、前述のようにアダプタ
形式のものを口金に付設すれば、始動器の小形化にそれ
ほどこだわる必要はない。
【0044】また、始動器を口金内に配設することによ
り発光管の放射熱を利用して時間遅れの後に復帰させる
ことが困難になるときは、タイマーによって時間遅れを
付与することができる。さらに、熱応動スイッチを直列
に挿入して熱応動スイッチは外管内に配設すれば、図2
に示す第1の実施形態と同じ動作をさせることができ
る。
【0045】請求項5の発明の高圧ナトリウムランプ
は、請求項1ないし4のいずれか一記載の高圧ナトリウ
ムランプにおいて、第2の始動器は固体素子が主構成要
素であることを特徴としている。
【0046】本発明において、主構成要素とは基本機能
が当該構成要素により発揮されることを意味する。した
がって、機能強化または副次的機能のために他の望まし
くは半導体素子を付加することができる。
【0047】請求項6の発明の高圧ナトリウムランプ
は、請求項1ないし5のいずれか一記載の高圧ナトリウ
ムランプにおいて、第2の始動器は半導体スイッチング
素子およびこの素子と並列に接続されたダイオードとを
含んで構成されていることを特徴としている。
【0048】上記において、ダイオードはスイッチング
動作による電流変化量を大きくして誘起電圧を高めるこ
とができる。
【0049】請求項7の発明の高圧ナトリウムランプ
は、外管と;それぞれ少なくともキセノンガスおよびナ
トリウムが封入されており、外管内に収納された複数の
発光管と;始動時に発光管に対して第1の高電圧を発生
させるが、点灯中は実質的に動作停止状態に維持される
とともに発光管の発生熱を受けて昇温することにより瞬
時停電の際に第1の高電圧より低い第2の高電圧を発生
させる始動器と;を具備していることを特徴としてい
る。
【0050】本発明において、始動器は単一のものであ
るが、第1の高電圧として2KV以上の電圧を、また第
2の電圧として0.8〜1.8KVの電圧を、それぞれ
発生する。この始動器は、たとえば固体素子を主構成要
素にして構成することができる。そして、始動時には始
動器の温度は周囲温度であるから、第1の高電圧を発生
させる。点灯後は第1の始動器に対する印加電圧が2次
無負荷電圧からランプ電圧へ低下するのに連動して、始
動器は動作を停止するように構成することができる。
【0051】本発明においては、始動器を発光管からの
主として放射熱によって加熱されて昇温するように配置
される。すなわち、本発明は、始動器が昇温すると発生
電圧が非昇温時に比べて低くなる特性を積極的に利用す
るものである。
【0052】したがって、点灯中の瞬時停電時には、今
まで点灯していた発光管の熱を受けて昇温していた始動
器による発生電圧は第1の高電圧より低い第2の高電圧
を発生する。そして、待機中の発光管は点灯していた発
光管の熱を受けてキセノンガスとナトリウム蒸気とのペ
ニング効果により、その始動電圧が低下しているから、
第2の高電圧で始動することができる。
【0053】請求項8の発明の高圧ナトリウムランプ
は、請求項7記載の高圧ナトリウムランプにおいて、始
動器は固体素子を主体として構成されていることを特徴
としている。
【0054】固体素子としては、たとえば非直線コンデ
ンサ、半導体スイッチング素子などを用いることができ
る。そして、始動器を固体素子により構成することによ
り、始動器を小形化することができる。
【0055】請求項9の発明の高圧ナトリウムランプ
は、請求項7または8記載の高圧ナトリウムランプにお
いて、外管の端部に装着された口金を有し;始動器は口
金内に配設されている;ことを特徴としている。
【0056】本発明においては、始動器は単一であるか
ら、口金内に配設することが可能になる。したがって、
製造が簡単になる。
【0057】請求項10の発明の高圧ナトリウムランプ
は、請求項2記載の高圧ナトリウムランプにみおいて、
発光管は、互いに反対極性の電圧が印加されていて、か
つ発光管の点灯中も発光管に接触している近接導体を備
えていることを特徴としている。
【0058】発光管に添設する近接導体は、始動を容易
にするためのもので、点灯中は不要であるから、バイメ
タルなどの熱応動手段により発光管から離間するように
構成することも行われているが、本発明においては、点
灯中も接触した状態にしておく。このため、電源の瞬時
停電の際に第2の始動器が第2の高電圧を発生させた時
に近接導体がいつでも作用することができるので、速や
かに再始動する。また、高圧ナトリウムランプの寿命中
の第1の始動器の劣化による発光管と近接導体との接点
部との間の浮きの発生により、始動電圧が上昇するとい
う問題もない。
【0059】請求項11の発明の高圧ナトリウムランプ
点灯装置は、請求項1ないし10のいずれか一記載の高
圧ナトリウムランプと;高圧ナトリウムランプおよび交
流電源の間に介在する安定器と;を具備していることを
特徴としている。
【0060】第1および第2の高電圧は始動器と安定器
が協働して発生し、同時に発光管に印加され、それぞれ
の段階に応じて発光管を始動または再始動する。
【0061】請求項12の発明の高圧ナトリウムランプ
点灯装置は、外管ならびにそれぞれ少なくとも発光金属
としてキセノンガスおよび始動ガスとしてナトリウムが
封入されており、外管内に収納された複数の発光管を含
んで構成された高圧ナトリウムランプと;発光管に対し
て始動時に第1の高電圧を発生させるが、点灯中は動作
停止状態に維持されており、消灯後時間遅れの後に復帰
する第1の始動器と;瞬時再始動時に第1の高電圧より
低い第2の高電圧を発光管に発生させて待機中の発光管
を始動させる第2の始動器と;高圧ナトリウムランプお
よび交流電源の間に介在する安定器と;を具備している
ことを特徴としている。
【0062】本発明においては、第1および第2の始動
器は高圧ナトリウムランプとは別体であるが、瞬時再始
動については先行する請求項と同様である。第1および
第2の始動器は、安定器ケースに内蔵または外付けして
もよいし、また安定器ケースとは分離してもよい。
【0063】したがって、本発明によれば、ランプの価
格を低くすることができ、ランプ交換の経費を軽減する
ことができる。
【0064】請求項13の発明の高圧ナトリウムランプ
点灯装置は、外管ならびにそれぞれ少なくともキセノン
ガスおよびナトリウムが封入されており、外管内に収納
された複数の発光管を含んで構成された高圧ナトリウム
ランプと;始動時に発光管に対して第1の高電圧を印加
させるが、点灯中は実質的に動作停止状態に維持されて
おり、かつ瞬時停電の際に第1の高電圧より低い第2の
高電圧を発光管に印加させる始動器と;高圧ナトリウム
ランプおよび交流電源の間に介在する安定器と;を具備
していることを特徴としている。
【0065】本発明においては、高圧ナトリウムランプ
とは別体の始動器が単一のものである。始動器は、安定
器ケースに内蔵または外付けしてもよいし、また安定器
ケースとは分離してもよい。
【0066】そうして、始動器はたとえば高圧ナトリウ
ムランプに印加される電圧および温度に応じて発生電圧
値が変化するものによって実現することができる。すな
わち、通常の始動前は安定器の2次無負荷電圧200V
が印加され、かつ冷却状態であるから、第1の高電圧を
発生する。高圧ナトリウムランプの点灯中はランプの温
度の影響を受けて、または始動器自体の発生熱によって
始動器は温度上昇している。このため、始動器が電源の
瞬時停電時に発生する電圧は第1の高電圧より低い第2
の高電圧となる。
【0067】請求項14の発明の高圧ナトリウムランプ
点灯装置は、互いに反対極性の電圧が印加されるように
構成された近接導体を各発光管に対して付設した請求項
1ないし10のいずれか一記載の高圧ナトリウムランプ
と;インダクタ要素が2分割されて交流電源と高圧ナト
リウムランプとの両極との間に分離して介在されるよう
に構成されている安定器と;を具備していることを特徴
としている。
【0068】本発明においては、第1の始動器による第
1の高電圧は交流電圧の正負の各反サイクルに応じて正
負の高電圧を発生することができるから、各発光管を交
互に点灯することが高い確率で実現できる。したがっ
て、高圧ナトリウムランプの寿命を実質的に2倍にする
ことができる。
【0069】請求項15の発明の高圧ナトリウムランプ
点灯装置は、外管、それぞれ少なくともキセノンガスお
よびナトリウムが封入されており外管内に収納された複
数の発光管ならびに始動時に発光管に対して第1の高電
圧を印加させるが点灯中は動作停止状態に維持されてお
り消灯後時間遅れの後に復帰する第1の始動器を備えた
高圧ナトリウムランプと;高圧ナトリウムランプおよび
交流電源の間に介在する安定器と;高圧ナトリウムラン
プの作動中の熱の影響を受けにくい位置に配設されて再
始動時に第1の高電圧より低い第2の高電圧を発光管に
印加させて待機中の発光管を始動させる第2の始動器
と;を具備していることを特徴としている。
【0070】本発明において、第2の始動器は高圧ナト
リウムランプの作動中の熱の影響を受けにくい位置であ
れば、どこでもよい。たとえば、安定器のケース内に収
納してもよいし、安定器のケースに外付けしてもよい。
また、安定器および高圧ナトリウムランプに対して別体
の独立した始動器にしてもよい。熱を受けにくいとは、
始動器が熱を受けたことによって、その発生する電圧が
必要以上に低減されないのであれば、多少は受けてもよ
いという意味である。
【0071】そうして、第2の始動器は固体素子を主体
として構成するのに好適であるが、その始動器の温度依
存性により、高圧ナトリウムランプに内蔵すると、所要
の高電圧を発生しにくい場合に、本発明は特に効果的で
ある。また、第2の始動器を高圧ナトリウムランプに内
蔵させる場合に比べてランプの構造が簡素化される。さ
らに、第2の始動器は第1の始動器に比べて発生電圧が
低くてよいので、たとえば蛍光ランプ用の始動器を利用
することもでき、従来の高圧ナトリウムランプ用の外部
始動形の始動器より安価にすることができる。
【0072】請求項16の発明の照明装置は、請求項1
ないし10のいずれか一記載の高圧ナトリウムランプ
と;高圧ナトリウムランプを収納する照明装置本体と;
を具備していることを特徴としている。
【0073】本発明の照明装置は、照明器具、表示装
置、信号灯装置など高圧ナトリウムランプの発光を利用
するあらゆる装置に適応する。
【0074】請求項17の発明の照明装置は、請求項1
1ないし15のいずれか一記載の高圧ナトリウムランプ
点灯装置と;高圧ナトリウムランプを収納する照明装置
本体と;を具備していることを特徴としている。
【0075】本発明の照明装置もまた前項と同様であ
る。
【0076】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図2
ないし図12を参照して説明する。
【0077】図2は、本発明の高圧ナトリウムランプお
よび同点灯装置の第1の実施形態を示す回路図である。
【0078】図において、1は高圧ナトリウムランプ、
2は安定器、3は交流電源である。
【0079】高圧ナトリウムランプ1は、外管4、一対
の発光管5a、5b、第1の始動器6、口金7および第
2の始動器8を含んで構成されている。そして、一対の
発光管5a、5bは外管4内において互いに並列接続さ
れている。なお、9a、9bそれぞれ対応する発光管5
a、5bに付設した近接導体である。
【0080】各発光管5a、5bは、内径6.8mmの
多結晶アルミナ製気密容器51の両端に一対の電極52
を封着して電極間距離95mmとし、内部に約15KP
aのキセノンガスとナトリウムが15重量%含まれてい
るナトリウムアマルガムを25mgを封入して形成され
ている。こうして、定格ランプ電圧360Wの高圧ナト
リウムランプを得た。
【0081】第1の始動器6は熱応動スイッチ6aと、
ヒータ6bとを備え、熱応動スイッチ6をヒータ6bに
対して受熱関係に配置している。また、両者は直列接続
されている。さらに、第1の始動器6は発光管5a、5
bに対しても受熱関係に配置されている。そして、第1
の始動器6は発光管5a、5bと並列接続されている。
【0082】第2の始動器8は、たとえばVboが16
0Vの半導体スイッチング素子にて構成され、口金7内
に配設されている。また、第2の始動器8も発光管5
a、5bと並列接続されている。
【0083】安定器2は、定格ランプ電力400Wの高
圧水銀ランプ用の安定器を用いた。また、安定器2は、
チョークコイルにより構成されている。なお、10は力
率改善用コンデンサ、11は放電抵抗である。
【0084】上記安定器に対して、交流電源3は200
V商用電源が用いられるが、100V電源の場合は昇圧
トランスを併用するか、漏洩トランスを用いればよい。
【0085】本実施形態の動作について説明する。
【0086】高圧ナトリウムランプ1が冷却状態にある
とき、交流電源3を投入すると、ランプ1は始動してな
いから、安定器2の2次無負荷電圧200Vがそのまま
ランプ1に印加される。そうして、第1の始動器6に通
電され、ヒータ6bが発熱するので、やがて熱応動スイ
ッチ6aが開放される。熱応動スイッチ6bが開放され
た瞬間にいままで通流していた電流が遮断されるため、
安定器2に第1の高電圧が逆起電力により発生する。そ
して、第1の高電圧は高圧ナトリウムランプ1に印加さ
れ、いずれか始動しやすい発光管たとえば5aが始動
し、点灯する。
【0087】一方の発光管5aが点灯中、他方すなわち
待機中の発光管5bは発光管5aの放射熱によって加熱
されて温度上昇している。なお、第2の始動器8も動作
して安定器2との協働により第2の高電圧を発生し、第
2の高電圧はランプ1に印加されるが、冷却状態の発光
管を始動するには至らない。。
【0088】次に、交流電源3が何らかの原因で瞬時停
電した場合について説明する。瞬時停電が発生すると、
いままで点灯していた発光管5aは消弧するので、高圧
ナトリウムランプ1は消灯する。瞬時停電が復帰したと
き、第1の始動器6はまだ熱応動スイッチ6aが昇温状
態で、したがって開放しているので、動作することがで
きない。
【0089】これに対して、第2の始動器8には停電復
帰と同時に200Vの交流電圧が印加されるため、電源
電圧の瞬時値が半導体スイッチング素子のVboである
160Vを越えた瞬間にスイッチング素子がオンして安
定器2に電流が流れ、その逆起電力として高電圧が発生
する。この電圧は0.8KV〜2.0KV程度にするこ
とは可能である。このようにして第2の高電圧を得るこ
とできる。
【0090】そして、第2の高電圧は発光管5a、5b
に印加される。待機中の発光管5bは既述のように適度
の温度上昇のために始動電圧が低くなっているから、待
機中の発光管5bは第1の高電圧より低い第2の高電圧
によって始動し、点灯する。本実施形態では第2の始動
器8は口金7内に配設されているので、点灯による温度
上昇を小さくすることができ、したがって瞬時停電復帰
時の第2の高電圧が所望値より低下するのを防止ないし
軽減できる。なお、今まで点灯していた発光管5aは高
温状態にあるから、反対に始動電圧が上昇しているた
め、第2の高電圧が印加されても始動することができな
い。
【0091】図3は、本発明の高圧ナトリウムランプの
一実施形態を示す正面図である。
【0092】図4は、同じく側面図である。
【0093】図3、4および以下の各図において、図2
と同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
【0094】9a、9bは近接導体で、発光管5a、5
bに常時近接しているように配設されている。
【0095】12はステムで、外管4の一端に封着され
ている。
【0096】13は一対の内導体で、図示しない外導体
と接続している。
【0097】14は一対の支枠で、各内導体13に電気
的かつ機械的に接続され、互いの間を電気的に絶縁して
固定されている。また、支枠14は発光管5a、5bお
よび第1の始動器6を所定の電気的接続を維持しながら
機械的に保持しているとともに、近接導体9a、9bを
常時発光管に近接した状態で支持し、それぞれに反対極
性の電圧を印加する。
【0098】本実施形態においては、各発光管5a、5
bの軸が互いに多少の角度を付与されている。これによ
って、一方の発光管が点灯するときに他方の発光管が邪
魔して配光が乱れるのをなるべく防止している。
【0099】そうして、近接導体9a、9bは、常時発
光管5a、5bに近接しているから、瞬時停電時にも作
用する。
【0100】図5は、本発明の高圧ナトリウムランプの
一実施形態を示す要部拡大一部断面正面図である。
【0101】図は口金7を断面して示しており、この口
金は通常のものと同様に金属製の口金シェル7aと、こ
のシェル7aの図において下端に溶着したアイレットガ
ラス7bと、このガラス7bの下面に溶着したセンター
コンタクト7cとからなる。
【0102】第2の始動器8は、一対の外導線15間に
接続された状態で口金シェル7a内の空間に配設されて
いる。図中16はベースセメントで、外管4に口金7を
固着している。
【0103】なお、要すれば第2の始動器8を口金シェ
ル7aに対して導熱関係に配置すれば、さらに温度上昇
を小さく抑えることが可能になる。
【0104】図6は、本発明の高圧ナトリウムランプお
よび同点灯装置の第2の実施形態を示す回路図である。
【0105】本実施形態の特徴的構成は、第1の始動器
6’を常閉形の熱応動スイッチ6aと、これと直列接続
した非直線コンデンサ17とで主要部を構成したことで
ある。要すれば、さらに半導体スイッチング素子18を
直列接続してもよい。
【0106】本実施形態によれば、非直線コンデンサ1
7が印加電圧の瞬時値に対してスイッチング動作をする
ので、図2の実施形態と同様に部位2の高電圧を発生さ
せることができる。半導体スイッチング素子18を直列
接続することにより、任意所望の瞬時値でスイッチング
動作いいかえれば電源電圧の任意の位相角において第2
の高電圧を発生させることができる。
【0107】図7は、本発明の高圧ナトリウムランプお
よび同点灯装置の第3の実施形態を示す回路図である。
【0108】本実施形態の特徴的構成は、第2の始動器
8’を半導体スイッチング素子と、半導体スッチング素
子に並列接続した互いに逆並列関係の一対のダイオード
19とから構成したことである。
【0109】このように構成することにより、スイッチ
ング動作による電流変化量を大きくして誘起電圧を高め
ることができる。
【0110】図8は、本発明の高圧ナトリウムランプお
よび同点灯装置の第4の実施形態を示す回路図である。
【0111】本実施形態の特徴的構成は、第1の始動器
6”にある。すなわち、第1の始動器6”を常閉形の熱
応動スイッチ6aおよび非直線コンデンサ17の直列回
路をもって構成するとともに、非直線コンデンサ17を
第2の始動器8と一緒に口金7内に配設してある。
【0112】非直線コンデンサ17はあまり高温に曝さ
れない方がよいので、必要に応じて本実施形態を採用す
ることができる。
【0113】図9は、本発明の高圧ナトリウムランプお
よび同点灯装置の第5の実施形態を示す回路図である。
【0114】本実施形態の特徴的構成は、既述の実施形
態における第1および第2の始動器の機能を単一の始動
器20によって実現するようにしたことである。すなわ
ち、始動器20は半導体スイッチング素子からなり、口
金7内に配設されている。
【0115】ランプ1が冷却状態から始動する場合に、
始動器20は同様に冷却状態にあるから、スイッチング
動作が鋭敏であり、したがってスイッチング動作時に安
定器2に発生する電圧を2.5〜4KVとすることがで
きる。したがって、所要の第1の高電圧を得て冷却状態
からランプ1を始動させることができる。
【0116】次に、ランプ1が点灯中には口金7内は適
当な温度に上昇しており、これに伴って始動器20も温
度上昇しているから、そのスイッチング特性がある程度
低下している。このため、交流電源3が瞬時停電したと
きは、始動器20は直ちに作動するが、その結果安定器
3に発生する電圧は冷却状態のそれより低下している。
しかし、瞬時停電時に発生する電圧を0.8〜2KV程
度にすることは可能である。
【0117】したがって、電源3の瞬時停電時に始動器
19から第2の高電圧を得ることができ、待機中の発光
管は第2の高電圧が印加されることにより、始動するも
のである。
【0118】図10は、本発明の高圧ナトリウムランプ
点灯装置の第6の実施形態を示す回路図である。
【0119】本実施形態の特徴的構成は、安定器2’お
よび高圧ナトリウムランプ1にある。すなわち、安定器
6’はそのインピーダンスを提供するインダクタを2
a、2aに2等分して両線路に挿入するようにしたこと
である。
【0120】高圧ナトリウムランプ1は、複数の発光管
5a、5bに対してそれぞれ近接導体9a、9bを付設
してあるが、そのうち半数は一方の線路に、残りの半数
が他方の線路に接続されるようにしてある。
【0121】これにより、少なくとも第1の始動器6
は、電源電圧の正負両極性の各半波に対して等しく高電
圧を発生させることができる。このことは統計的に一対
の発光管5a、5bをそれぞれ50%づつ等分に始動し
点灯させる。
【0122】したがって、発光管1個の場合の寿命に対
して2倍の寿命を実現する。そして、その間瞬時停電に
対しては、常に瞬時再始動を確実にするものである。
【0123】図11は、本発明の高圧ナトリウムランプ
点灯装置の第7の実施形態を示す回路図である。
【0124】本実施形態の特徴的構成は、始動器にあ
る。すなわち、第1および第2の始動器21、22をと
もに高圧ナトリウムランプ1’と分離させたことであ
る。
【0125】しかし、第1の始動器21は高圧ナトリウ
ムランプ1’が冷却状態で始動する際には第1の高電圧
を発生させ、また点灯中に電源が瞬時停電した際には第
2の始動器22が第2の高電圧を発生させて待機中の発
光管を始動させ、すなわち高圧ナトリウムランプ1’を
瞬時再始動させる。また、第1の始動器は高圧ナトリウ
ムランプ1’の点灯中作動を停止し、かつ消灯後は所定
時間経過しないと第1の高電圧を発生させることができ
ない。第1の始動器21のこのような構成を実現するに
は、たとえばランプ1’の放射熱を受けてロックさせた
り、温度上昇により電圧を発生させることができても、
第1の高電圧までは発生できないようにすればよい。
【0126】図12は、本発明の照明装置の一実施形態
を示す概念的断面図である。
【0127】図において、121は照明装置本体で、前
面に開口121aを形成した箱状をなしている。122
は反射体で、開口121aに対向して照明装置本体12
1内に収納されている。高圧ナトリウムランプ1は照明
装置本体内において反射体122の焦点位置近傍に配設
されている。123は前面ガラスで、パッキング124
を介して照明装置本体121の開口121aを液密に、
かつ投光可能にシールしている。なお、125は取付金
具である。安定器2は照明装置本体121内の隅部に配
設される。
【0128】本実施形態の照明装置はトンネル照明器具
であるが、本発明はこれに限定されるものでなく、道路
照明器具など種々の照明装置に適応する。
【0129】図15は、本発明の高圧ナトリウムランプ
の他の実施形態を示す要部拡大一部断面正面図である。
【0130】図において、図5と同一部分には同一符号
を付して説明は省略する。
【0131】本実施形態は、始動器8’に非直線コンデ
ンサを用いており、さらにしゃ熱板17を備えている。
【0132】しゃ熱板17は、円盤形状をなすステンレ
ススチール製のもので、支枠14に装着している。一方
の支枠に対しては絶縁チューブ18を介して機械的に支
持されている。
【0133】図16は、本発明の高圧ナトリウムランプ
および同点灯装置に用いる非直線コンデンサの拡大断面
図である。
【0134】図において、31は非直線誘電体、32
a、32bは一対の電極、33は絶縁被膜である。
【0135】非直線誘電体31は、円盤状のチタン酸バ
リウム系のセラミックスからなる。
【0136】電極32a、32bは、非直線誘電体31
の両面に導電性金属をスパッタ、蒸着、厚膜形成法など
によって被着してある。厚膜とは、導電性ペーストをス
クリーン印刷して乾燥後焼成して導電部を形成した膜を
いう。
【0137】絶縁被膜33は、電極間が沿面放電しない
ように形成するもので、たとえばアルミナセラミックス
を塗布、焼成して形成するか、またはシリコーングリー
スを塗布して形成することができる。
【0138】なお、34はリード線を接続するための電
極露出部である。
【0139】図17は、本発明の高圧ナトリウムランプ
および同点灯装置の第8の実施形態を示す回路図であ
る。
【0140】図において、図2と同一部分には同一符号
を付して説明は省略する。
【0141】本実施形態は、第2の始動器8を安定器2
に内蔵したものである。
【0142】そうして、第2の始動器8は、高圧ナトリ
ウムランプ1の放射熱を受けないので、発生する電圧が
低下しない。
【0143】図18は、本発明の高圧ナトリウムランプ
点灯装置の第9の実施形態を示す回路図である。
【0144】本実施形態は、第2の始動器8を安定器2
および高圧ナトリウムランプ1に対して別体に構成した
点において、図17と異なる。
【0145】
【発明の効果】請求項1ないし10の各発明によれば、
小形で安価な安定器を使用することが可能であるととも
に、交流電源の瞬時停電に対して瞬時にに再始動するこ
とのできる高圧ナトリウムランプを提供することができ
る。
【0146】請求項2の発明によれば、加えて発光管が
一対であることにより、実用的な高圧ナトリウムランプ
を提供することができる。
【0147】請求項3の発明によれば、加えて第2の始
動器を口金内に配設することにより、第2の始動器の温
度上昇をなるべく低く抑えて第2の高電圧を高くするよ
うにした高圧ナトリウムランプを提供することができ
る。
【0148】請求項4の発明によれば、加えて第1の始
動器の一部を口金内に配設することにより、第1の始動
器の主構成要素を固体化する場合にその温度上昇をなる
べく低く抑えて第1の高電圧の低下を防止するようにし
た高圧ナトリウムランプを提供することができる。
【0149】請求項5の発明によれば、加えて第2の始
動器を固体素子を主構成要素として構成することによ
り、第2の始動器の小形化が可能な高圧ナトリウムラン
プを提供することができる。
【0150】請求項6の発明によれば、加えて第2の始
動器をスイッチング素子およびこれと並列接続されたダ
イオードを含んで構成したことにより、ダイオードによ
ってスイッチング動作による電流の変化量を大きくして
第2の高電圧を高めるようにした高圧ナトリウムランプ
を提供することができる。
【0151】請求項7の発明によれば、加えて単一の始
動器を発光管の発生熱を受けて昇温するようにして、互
いに波高値の異なる第1および第2の高電圧を発生させ
るので、安価で、しかも小形化に有利な高圧ナトリウム
ランプを提供することができる。
【0152】請求項8の発明によれば、加えて単一の始
動器を固体素子を主体として構成したことにより、始動
器の一層の小形化を図った高圧ナトリウムランプを提供
することができる。
【0153】請求項9の発明によれば、加えて単一の始
動器を口金内に配設したことにより、始動器の温度上昇
を所望範囲にして第1および第2の高電圧の所要範囲以
下への低下を防止した高圧ナトリウムランプを提供する
ことができる。
【0154】請求高10の発明によれば、加えて近接導
体が発光管に常時接触していることにより、瞬時停電時
においても近接導体として作用する高圧ナトリウムラン
プを提供することができる。
【0155】請求項11ないし15の発明によれば、請
求項1ないし10の効果を有する高圧ナトリウムランプ
点灯装置を提供することができる。
【0156】請求項12の発明によれば、加えて第1お
よび第2の始動器を高圧ナトリウムランプとは別体にし
たことにより、高圧ナトリウムランプが安価になる高圧
ナトリウムランプ点灯装置を提供することができる。
【0157】請求項13の発明によれば、加えて単一の
始動器を高圧ナトリウムランプとは別体にしたことによ
り、安価な高圧ナトリウムランプ点灯装置を提供するこ
とができる。
【0158】請求項14の発明によれば、加えて高圧ナ
トリウムランプの複数または一対の発光管に反対極性の
近接導体を付設するとともに、安定器のインダクタ要素
を2分割して高圧ナトリウムランプの電極管に介在させ
ることにより、複数の発光管が統計的に均等に点灯する
から、ランプ寿命を発光管の数を乗じた値に延ばす高圧
放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0159】請求高15の発明によれば、第1の始動器
を高圧ナトリウムランプに内蔵し、第2の始動器を高圧
ナトリウムランプとは別体にして、その熱を受けにくい
位置に配設したことにより、第2の始動器の第2の高電
圧が低減しない高圧ナトリウムランプ点灯装置を提供す
ることができる。
【0160】請求項16の発明によれば、請求項1ない
し10の効果を有する照明装置を提供することができ
る。
【0161】請求項17の発明によれば、請求項11な
いし15の効果を有する照明装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一対の発光管を備えた高圧ナトリウムランプの
待機中の発光管の再始動時間と始動電圧との関係を示す
グラフ
【図2】本発明の高圧ナトリウムランプおよび同点灯装
置の第1の実施形態を示す回路図
【図3】本発明の高圧ナトリウムランプの一実施形態を
示す正面図
【図4】同じく側面図
【図5】本発明の高圧ナトリウムランプの一実施形態を
示す要部拡大一部断面正面図
【図6】本発明の高圧ナトリウムランプおよび同点灯装
置の第2の実施形態を示す回路図
【図7】本発明の高圧ナトリウムランプおよび同点灯装
置の第3の実施形態を示す回路図
【図8】本発明の高圧ナトリウムランプおよび同点灯装
置の第4の実施形態を示す回路図
【図9】本発明の高圧ナトリウムランプおよび同点灯装
置の第5の実施形態を示す回路図
【図10】本発明の高圧ナトリウムランプおよび同点灯
装置の第6の実施形態を示す回路図
【図11】本発明の高圧ナトリウムランプ点灯装置の第
7の実施形態を示す回路図
【図12】本発明の照明装置の一実施形態を示す概念的
断面図
【図13】第1の従来技術である始動器内蔵形高圧ナト
リウムランプの点灯回路
【図14】第2の従来技術である一対の発光管を備えた
高圧ナトリウムランプの点灯回路図
【図15】本発明の高圧ナトリウムランプの他の実施形
態を示す要部拡大一部断面正面図
【図16】本発明の高圧ナトリウムランプおよび同点灯
装置に用いる非直線コンデンサの拡大断面図
【図17】本発明の高圧ナトリウムランプおよび同点灯
装置の第8の実施形態を示す回路図
【図18】本発明の高圧ナトリウムランプ点灯装置の第
9の実施形態を示す回路図
【符号の説明】
1…高圧ナトリウムランプ 4…外管 5a、5b…発光管 6…第1の始動器 7…口金 8…第2の始動器

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外管と;それぞれ少なくともキセノンガス
    およびナトリウムが封入されており、外管内に収納され
    た複数の発光管と;始動時に発光管に対して第1の高電
    圧を印加させるが、点灯中は動作停止状態に維持されて
    おり、消灯後時間遅れの後に復帰する第1の始動器と;
    再始動時に第1の高電圧より低い第2の高電圧を発光管
    に印加させて待機中の発光管を始動させる第2の始動器
    と;を具備していることを特徴とする高圧ナトリウムラ
    ンプ。
  2. 【請求項2】外管と;それぞれ少なくとも始動ガスとし
    てのキセノンガスおよび発光金属としてのナトリウムが
    封入されており、外管内に収納された一対の発光管と;
    始動時に発光管に対して第1の高電圧を印加させるが、
    点灯中は動作停止状態に維持されており、消灯後時間遅
    れの後に復帰する第1の始動器と;再始動時に第1の高
    電圧より低い第2の高電圧を発光管に印加させて待機中
    の発光管を始動させる第2の始動器と;を具備している
    ことを特徴とする高圧ナトリウムランプ。
  3. 【請求項3】外管の端部に装着された口金を有し;第2
    の始動器は口金内に配設されている;ことを特徴とする
    請求項1または2記載の高圧ナトリウムランプ。
  4. 【請求項4】第1の始動器の少なくとも一部は口金内に
    配設されていることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれか一記載の高圧ナトリウムランプ。
  5. 【請求項5】第2の始動器は固体素子が主構成要素であ
    ることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載
    の高圧ナトリウムランプ。
  6. 【請求項6】第2の始動器は半導体スイッチング素子お
    よびこの素子と並列接続されたダイオードを含んで構成
    されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれ
    か一記載の高圧ナトリウムランプ。
  7. 【請求項7】外管と;それぞれ少なくともキセノンガス
    およびナトリウムが封入されており、外管内に収納され
    た複数の発光管と;始動時に発光管に対して第1の高電
    圧を印加させるが、点灯中は実質的に動作停止状態に維
    持されるとともに発光管の発生熱を受けて昇温すること
    により瞬時停電の際に第1の高電圧より低い第2の高電
    圧を印加させる始動器と;を具備していることを特徴と
    する高圧ナトリウムランプ。
  8. 【請求項8】始動器は固体素子を主体として構成されて
    いることを特徴とする請求項7記載の高圧ナトリウムラ
    ンプ。
  9. 【請求項9】外管の端部に装着された口金を有し;始動
    器は口金内に配設されている;ことを特徴とする請求項
    7または8記載の高圧ナトリウムランプ。
  10. 【請求項10】発光管は、互いに反対極性の電圧が印加
    されていて、かつ発光管の点灯中も発光管に接触してい
    る近接導体を備えていることを特徴とする請求項2記載
    の高圧ナトリウムランプ。
  11. 【請求項11】請求項1ないし10のいずれか一記載の
    高圧ナトリウムランプと;高圧ナトリウムランプおよび
    交流電源の間に介在する安定器と;とを具備しているこ
    とを特徴とする高圧ナトリウムランプ点灯装置。
  12. 【請求項12】外管ならびにそれぞれ少なくともキセノ
    ンガスおよびナトリウムが封入されており、外管内に収
    納された複数の発光管を含んで構成された高圧ナトリウ
    ムランプと;発光管に対して始動時に第1の高電圧を印
    加させるが、点灯中は動作停止状態に維持されており、
    消灯後時間遅れの後に復帰する第1の始動器と;瞬時再
    始動時に第1の高電圧より低い第2の高電圧を発光管に
    印加させて待機中の発光管を始動させる第2の始動器
    と;高圧ナトリウムランプおよび交流電源の間に介在す
    る安定器と;を具備していることを特徴とする高圧ナト
    リウムランプ点灯装置。
  13. 【請求項13】外管ならびにそれぞれ少なくともキセノ
    ンガスおよびナトリウムが封入されており、外管内に収
    納された複数の発光管を含んで構成された高圧ナトリウ
    ムランプと;始動時に発光管に対して第1の高電圧を印
    加させるが、点灯中は実質的に動作停止状態に維持され
    ており、かつ瞬時停電の際に第1の高電圧より低い第2
    の高電圧を発光管に印加させる始動器と;高圧ナトリウ
    ムランプおよび交流電源の間に介在する安定器と;を具
    備していることを特徴とする高圧ナトリウムランプ点灯
    装置。
  14. 【請求項14】 互いに反対極性の電圧が印加されるよ
    うに構成された近接導体を各発光管に対して付設した請
    求項1ないし10のいずれか一記載の高圧ナトリウムラ
    ンプと;インダクタ要素が2分割されて交流電源と高圧
    ナトリウムランプとの両極との間に分離して介在される
    ように構成されている安定器と;を具備していることを
    特徴とする高圧ナトリウムランプ点灯装置。
  15. 【請求項15】外管、それぞれ少なくともキセノンガス
    およびナトリウムが封入されており外管内に収納された
    複数の発光管ならびに始動時に発光管に対して第1の高
    電圧を印加させるが点灯中は動作停止状態に維持されて
    おり消灯後時間遅れの後に復帰する第1の始動器を備え
    た高圧ナトリウムランプと;高圧ナトリウムランプおよ
    び交流電源の間に介在する安定器と;高圧ナトリウムラ
    ンプの作動中の熱の影響を受けにくい位置に配設されて
    再始動時に第1の高電圧より低い第2の高電圧を発光管
    に印加させて待機中の発光管を始動させる第2の始動器
    と;を具備していることを特徴とする高圧ナトリウムラ
    ンプ点灯装置。
  16. 【請求項16】請求項1ないし10のいずれか一記載の
    高圧ナトリウムランプと;高圧ナトリウムランプを収納
    する照明装置本体と;を具備していることを特徴とする
    照明装置。
  17. 【請求項17】請求項11ないし15のいずれか一記載
    の高圧ナトリウムランプ点灯装置と;高圧ナトリウムラ
    ンプを収納する照明装置本体と;を具備していることを
    特徴とする照明装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008511113A (ja) * 2004-08-23 2008-04-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ランプ
KR100990881B1 (ko) 2009-12-31 2010-11-01 정풍기 제논램프 조명장치
JP2010251259A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Iwasaki Electric Co Ltd 低始動電圧形高圧金属蒸気放電灯

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