JPH10123785A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10123785A
JPH10123785A JP8272587A JP27258796A JPH10123785A JP H10123785 A JPH10123785 A JP H10123785A JP 8272587 A JP8272587 A JP 8272587A JP 27258796 A JP27258796 A JP 27258796A JP H10123785 A JPH10123785 A JP H10123785A
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JP
Japan
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gear
transfer roller
transfer
image forming
image
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JP8272587A
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Ken Murooka
謙 室岡
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写ローラの摩耗による、転写ローラへのギ
アによる駆動伝達の速度むらを抑えて、転写ローラの回
転の速度むらを防止する。 【解決手段】 感光ドラム15のドラムギア32に連結
された駆動源からの回転駆動力は、転写ローラ駆動ギア
33、アイドラギア27、揺動ギア26を介して転写ロ
ーラ軸21に連結した転写ローラギア24に伝達され
て、転写ローラ19が回転駆動される。この時、転写ロ
ーラ19が摩耗すると、感光ドラム15と転写ローラ1
9の中心間距離が変化するが、それに応じて揺動ギア2
6が揺動することによって、揺動ギア26と転写ローラ
ギア24は常に基準ピッチ円で噛み合うことにより、ギ
ア列(転写ローラ駆動ギア33、アイドラギア27、揺
動ギア26、転写ローラギア24)を介して回転駆動力
が伝達される転写ローラ19の回転むらを防止すること
ができるので、転写材上に転写されるトナー像の濃度む
らを抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を応
用した複写機、レーザービームプリンタ、ファクシミリ
等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真を応用した画像形成装置とし
て、複写機、レーザービームプリンタ、ファクシミリ等
がある。これらの画像形成装置は、像担持体としての感
光ドラムの表面に形成したトナー像を、転写材に転写す
る工程を含んでいるが、この転写工程に転写ローラを用
いた方式が実用化されている。
【0003】図6は、従来の画像形成装置の転写部の斜
視図である。この図において、100は像担持体である
感光ドラムであり、この感光ドラム100は不図示の一
次帯電ローラによって帯電され、画像信号に対応して変
調された光ビームの照射によってその表面に静電潜像が
形成される。そして、この静電潜像は不図示の現像装置
による現像工程によってトナー像として顕像化される。
また、感光ドラム100は、ドラムギア101を介して
不図示の駆動源により矢印A方向に回転駆動される。そ
して、感光ドラム100と転写ローラ102の圧接ニッ
プ部に、前記トナー像とタイミングを合わせて不図示の
転写材を供給すると共に、トナーの帯電極性と逆極性の
バイアスを印加し、感光ドラム100上のトナー像を転
写材上に転写する。
【0004】転写ローラ102の転写ローラ軸103
は、その両端部付近を軸受け104a,104bにより
回転自在に支持されており、軸受け104a,104b
が加圧ばね105a,105bにより加圧されることに
よって、転写ローラ102が感光ドラム100に圧接さ
れている。また、転写ローラ軸103の一方の端部には
転写ローラギア106が連結されており、転写ローラギ
ア106は、感光ドラム100のドラムギア101と同
心上に配置した転写ローラ駆動ギア107と噛み合って
いる。
【0005】尚、回転駆動される転写ローラ102の外
周速度と感光ドラム100の外周速度を比較した場合、
意図的に転写ローラ102の外周速度の方が若干速くな
るように構成されている。このような構成により、転写
ローラ102周速が感光ドラム100の周速より速くな
ることで、物理的に感光ドラム100上のトナー像を転
写材に擦り取る効果を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の画像形成装置における転写ローラ102は、一般的
に比較的摩耗しやすいスポンジ質の材料で形成されてい
る。また、上述したように転写ローラ102の外周速度
を感光ドラム100の外周速度より若干速めに設定して
いるので、感光ドラム100と転写ローラ102、ある
いは転写ローラ102と転写材に速度差があることから
画像形成装置を使用するにつれて、転写ローラ102の
表面は摩耗してその径が細くなることによって、加圧さ
れている転写ローラ102は感光ドラム100側に移動
することにより、転写ローラ102と感光ドラム100
の中心間距離が狭まる。よって、転写ローラギア106
と転写ローラ駆動ギア107の中心間距離も狭まる。
【0007】このため、通常この種の画像形成装置に用
いられるギアはインボリュート歯車が一般的であるが、
転写ローラギア106と転写ローラ駆動ギア107の中
心間距離が変化すると、ギヤ同士の噛み合い点が基準ピ
ッチ円からずれることにより、ギヤによる駆動伝達に速
度むらが生じることとなり、転写ローラ102の回転に
速度むらが生じる。転写ローラ102の回転に速度むら
が生じると、この転写ローラ102の回転に同期して転
写材上に転写されるトナー像に濃度むらが生じるといっ
た問題が起こる。この濃度むらは特にハーフトーン画像
や、写真画像を印刷する際に特に目立ちやすい。
【0008】特に近年、ホストとなるコンピュータの高
性能化に伴い、プリンタも文字や線の出力のみにとどま
らず、より高度なグラフィックや写真の出力が頻繁に行
われるようになってきた。それに伴い、プリンタに要求
される性能、とりわけハーフトーンの濃度むらに対する
ユーザの要求が急速に高まっている。
【0009】そこで、本発明は、転写ローラの摩耗状態
にかかわらず、転写ローラの回転むらを抑えて濃度むら
ない高品位の画像を出力することができる画像形成装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、表面にトナー像が形成される
像担持体と、該像担持体に圧接走行する回転自在な転写
ローラと、該転写ローラに回転駆動力を伝達するギア列
とを備え、前記像担持体と前記転写ローラの圧接ニップ
部に転写材を通過させて、前記転写ローラにより前記ト
ナー像を前記転写材に転移させる画像形成装置におい
て、前記ギア列のうちの任意の第1のギアを揺動自在に
支持し、且つ前記第1のギアと噛み合う第2のギアが常
に基準ピッチ円で噛み合うようにしたことを特徴として
いる。
【0011】前記ギア列中の揺動自在な前記第1のギア
は、前記転写ローラと同心上に設けたギアから数えて2
段以内に設けるようにするとよい。
【0012】また、前記像担持体は円筒状に形成されて
おり、前記像担持体を回転駆動させる駆動源からの回転
駆動力が前記ギア列に伝達されるようにするとよい。
【0013】更に、前記第2のギアは、前記転写ローラ
と同心上に設けたギア、あるいは前記像担持体と同心上
に設けたギアであってもよい。
【0014】また、前記第1のギアには、該第1のギア
と同心で前記第1のギアの基準ピッチ円半径と同一径の
第1のギアストッパー部材が連結され、前記第2のギア
には、該第2のギアと同心で前記第2のギアの基準ピッ
チ円半径と同一径の第2のギアストッパー部材が連結さ
れ、前記第1のギアストッパー部材と前記第2のギアス
トッパー部材が回転自在に接するようにしてもよい。
【0015】(作用)本発明の構成によれば、転写ロー
ラが摩耗すると、像担持体と転写ローラの中心間距離が
変化してギア列による駆動伝達に速度むらが生じるが、
ギア列中の揺動自在な第1のギアが揺動することによ
り、この第1のギアと噛み合う第2のギア及びギア列の
全てのギアは常に基準ピッチ円で噛み合うことによっ
て、ギア列により回転駆動力が伝達される転写ローラの
回転速度を一定に保つことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について説明する。
【0017】(第1の実施の形態)図1は、第1の実施
の形態に係る画像形成装置を示す概略断面図、図2は、
この画像形成装置の転写部を示す斜視図、図3は、この
画像形成装置の転写ローラのギア列を示す斜視図であ
る。
【0018】図1に示す画像形成装置(本実施の形態で
はレーザービームプリンタ)1の装置本体2には、給紙
部3、画像形成部4、レーザースキャナ5、ミラー6、
搬送部7、定着ローラ8a,8b、排出ローラ9a,9
b等が配設されている。
【0019】給紙部3は、給紙カセット10内に転写材
(シート)Sを積載する後端が回転自在に支持された中
板11と、中板11の給紙方向上流側の先端近傍に配置
された転写材Sを1枚ずつ分離する分離爪12と、転写
材Sに圧接回転して給送する給紙ローラ13と、中板1
1に積載された転写材Sを給紙ローラ13に加圧するた
めの加圧ばね14等を有しており、給紙ローラ13で給
送される転写材Sは搬送部7の搬送ガイド7a,7bを
介して画像形成部4側に搬送される。
【0020】画像形成部4は、円筒状の像担持体である
感光ドラム15、現像器16、一次帯電ローラ17、ク
リーニング装置18、転写ローラ19等を有している。
【0021】転写ローラ19の転写ローラ軸21は、図
2、図3に示すように、その両端部付近を軸受け22
a,22bにより回転自在に支持されており、軸受け2
2a,22bが加圧ばね23a,23bにより加圧され
ることによって、転写ローラ19が感光ドラム15に圧
接されている。転写ローラ19の表面部は、スポンジ質
の弾性を有する材料で形成されている。また、転写ロー
ラ軸21の一方の端部には転写ローラギア24が連結さ
れており、転写ローラギア24には、この転写ローラギ
ア24と同心で転写ローラギア24の基準ピッチ円の径
と同一径の転写ローラギアストッパー部材25が連結さ
れている。
【0022】転写ローラギア24の駆動源方向上流側に
は揺動ギア26が噛み合っており、また、揺動ギア26
の駆動源方向上流側にはアイドラギア27が噛み合って
いる。揺動ギア26には、この揺動ギア26と同心で揺
動ギア26の基準ピッチ円の径と同一径の揺動ギアスト
ッパー部材28が連結されており、揺動ギアストッパー
部材28と転写ローラギアストッパー部材25は回転自
在に接している。揺動ギア26とアイドラギア27はカ
プラー29によって連結されており、装置本体2に固着
された回転軸30を中心にして、揺動ギア26は揺動可
能である。
【0023】転写ローラギアストッパー部材25と揺動
ギアストッパー部材27は、揺動性の良いポリアセター
ル系の材料で形成されており、また、お互いの周速がほ
ぼ等しいことから、転写ローラギアストッパー部材25
と揺動ギアストッパー部材27はほとんど摩耗すること
はない。
【0024】また、揺動ギア26は、カプラー29と装
置本体2間に配置したばね31によって転写ローラギア
24と噛み合う方向に加圧されており、転写ローラギア
24と揺動ギア26の中心間距離は転写ローラギアスト
ッパー部材25と揺動ギアストッパー部材28によって
正規の距離に保たれている。
【0025】感光ドラム15は、一端側に連結したドラ
ムギア32を介して不図示の駆動源により矢印A方向に
回転駆動され、感光ドラム15、ドラムギア32と同心
にある転写ローラ駆動ギア33を介してアイドラギア2
7、揺動ギア26、転写ローラギア24に回転駆動が順
次伝達され、転写ローラ19が回転駆動される。このよ
うに、本実施の形態では、インボリュート歯車からなる
転写ローラ駆動ギア33、アイドラギア27、揺動ギア
26、転写ローラギア24でギア列が構成されている。
【0026】また、回転駆動される感光ドラム15と転
写ローラ19の外周速度は、意図的に転写ローラ19の
外周速度の方が若干速くなるように構成されている。こ
のような構成により、転写ローラ19の周速が感光ドラ
ム15の周速より速くなることで、物理的に感光ドラム
15上のトナー像を転写材S上に擦り取る効果を得るこ
とができる。これは、文字等の内側が完全に転写され
ず、エッジ部だけが転写される、いわゆる「中抜け」現
象の防止のために有効である。
【0027】次に、本実施の形態に係る画像形成装置1
の動作について説明する。
【0028】不図示のコントローラより画像形成の指令
が出されると、給紙ローラ13が最上部の転写材Sに圧
接回転し、分離爪12で1枚ずつ分離して搬送部7の搬
送ガイド7a,7bを介して画像形成部4に転写材Sが
搬送される。
【0029】転写材Sが転写部の感光ドラム15と転写
ローラ19の圧接ニップ部に搬送されると、不図示のコ
ントローラからの画像信号に対応して変調されたレーザ
ー光Lがレーザースキャナ5から照射され、このレーザ
ー光Lはミラー6を介して一次帯電ローラ17によって
一様に帯電された感光ドラム15面に照射され、感光ド
ラム15面に静電潜像が形成される。そして、感光ドラ
ム15上の静電潜像は現像器16による現像工程によっ
てトナー像として顕像化される。転写材Sは前記トナー
像とタイミングを合わせて搬送される。
【0030】そして、トナーの帯電極性と逆極性のバイ
アスを印加することにより、感光ドラム15上のトナー
像は転写材S上に転写される。更に、この転写材Sは搬
送部7の搬送ガイド7cを介して定着ローラ8a,8b
間に搬送され、転写材Sに転写画像が定着された後、搬
送部7の搬送ガイド7dを介して排出ローラ9a,9b
間に搬送され、搬送部7の搬送ガイド7eにより外部に
排出される。尚、感光ドラム15上に残留する転写され
なかった現像トナーはクリーニング装置18によって清
掃され、以下上述した画像形成プロセスを繰り返す。
【0031】ところで、感光ドラム15と転写ローラ1
9の回転による転写材Sへのトナー像の転写時におい
て、転写ローラ19は比較的摩耗しやすいスポンジ質の
材料からなり、また、転写ローラ19の外周速度が感光
ドラム15の外周速度より若干速めに設定されているこ
とにより、感光ドラム15と転写ローラ19の回転速
度、あるいは転写ローラ19の回転と転写材Sの搬送に
速度差があることから、転写ローラ19が摩耗してその
径が細くなっていく。このため、加圧ばね23a,23
bにより加圧され、感光ドラム15に圧接されている転
写ローラ19は、感光ドラム15との中心間距離が小さ
くなる方向に移動していく。
【0032】この際、本実施の形態では、転写ローラ1
9がその摩耗による移動に応じて、揺動ギア26が、揺
動ギアストッパー部材28と転写ローラギアストッパー
部材25により、転写ローラギア24と揺動ギア26の
正規の中心間距離を保ちながら揺動するため、転写ロー
ラ19が摩耗しても転写ローラギア24と揺動ギア26
は基準ピッチ円で噛み合った状態に保持される。
【0033】そのため、本実施の形態では、感光ドラム
15と転写ローラ19のギア列(転写ローラ駆動ギア3
3、アイドラギア27、揺動ギア26、転写ローラギア
24)による駆動伝達に速度むらが生じるのが防止され
ることにより、転写材Sに転写されるトナー像の濃度む
らを抑えることができるので、特にハーフトーン画像や
写真画像を印字する際にも、濃度むらの少ない画像を出
力することができる。また、本実施の形態では、転写ロ
ーラ19の摩耗による転写ローラギア24と転写ローラ
駆動ギア33の中心間距離の変化を考慮しなくても良い
ことから、ギア列(転写ローラ駆動ギア33、アイドラ
ギア27、揺動ギア26、転写ローラギア24)のモジ
ュールを細かくすることが可能となり、転写ローラ19
の回転むらを更に低減して、転写材S上に転写されるト
ナー像の濃度むらを更に抑えることが可能となる。
【0034】尚、本実施の形態では、ギア列のアイドラ
ギア27に、感光ドラム15と同心上に連結した転写ロ
ーラ駆動ギア33を介して不図示の感光ドラム15の駆
動源より回転駆動が伝達されているが、この構成に限定
されることはなく、アイドラギア27への回転駆動力を
感光ドラム15側のギア(転写ローラ駆動ギア33)を
経由することなく伝達する構成も可能である。
【0035】(第2の実施の形態)図4は、本発明の第
2の実施の形態に係る画像形成装置の転写部を示す斜視
図、図5は、この画像形成装置の転写ローラのギア列を
示す斜視図である。
【0036】本実施の形態では、転写ローラ19の転写
ローラ軸21の一端側に連結した転写ローラギア24の
駆動源上流側にアイドラギア40が噛み合わされ、ま
た、アイドラギア40の駆動源上流側に揺動ギア41が
噛み合わされており、揺動ギア41には、この揺動ギア
41と同心で揺動ギア41の基準ピッチ円の径と同一径
の揺動ギアストッパー部材42が連結されている。この
ように、本実施の形態では、インボリュート歯車からな
る転写ローラ駆動ギア33、揺動ギア41、アイドラギ
ア40、転写ローラギア24でギア列が構成されてい
る。
【0037】転写ローラギア24、アイドラギア40、
揺動ギア41はカプラー43によって連結されており、
転写ローラ軸21を中心に揺動可能である。また、カプ
ラー43には装置本体2との間にばね31が配置されて
おり、このばね31の付勢力によって揺動ギア41が転
写ローラ駆動ギア33と噛み合う方向に加圧されてい
る。また、感光ドラム15と同心上に転写ローラ駆動ギ
ア33の基準ピッチ円の径と同一径の転写ローラ駆動ギ
アストッパー部材44が取り付けられており、揺動ギア
ストッパー部材42と転写ローラ駆動ギアストッパー部
材44は等しい周速で接しながら回転し、揺動ギア41
と転写ローラ駆動ギア33の中心間距離は、揺動ギアス
トッパー部材42と転写ローラ駆動ギアストッパー部材
44によって正規の距離に保たれている。他の構成及び
動作は第1の実施の形態と同様である。
【0038】このように、本実施の形態では、転写ロー
ラ19がその摩耗により移動するにつれて、揺動ギア4
1が、揺動ギア41と転写ローラ駆動ギア33の正規の
中心間距離を保ちながら揺動するため、転写ローラ19
が摩耗しても転写ローラ駆動ギア33と揺動ギア41は
基準ピッチ円で噛み合った状態に保持される。
【0039】そのため、本実施の形態においても、感光
ドラム15と転写ローラ19のギアによる駆動伝達に速
度むらが生じるのが防止されることにより、転写材Sに
転写されるトナー像の濃度むらを抑えることができるの
で、特にハーフトーン画像や写真画像を印字する際に
も、濃度むらの少ない画像を出力することができる。
【0040】尚、本実施の形態では、ギア列の揺動ギア
41に、感光ドラム15と同心上に連結した転写ローラ
駆動ギア33を介して不図示の感光ドラム15の駆動源
より回転駆動が伝達されているが、この構成に限定され
ることはなく、揺動ギア41への回転駆動力を感光ドラ
ム15側のギア(転写ローラ駆動ギア33)を経由する
ことなく伝達する構成も可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写ローラが摩耗すると、像担持体と転写ローラの中心
間距離が変化することによって、ギア列による駆動伝達
に速度むらが生じるが、ギア列中の揺動自在な第1のギ
アが揺動することにより、この第1のギアと噛み合う第
2のギア、及びギア列の全てのギアが常に基準ピッチ円
で噛み合うことにより、ギア列により回転駆動力が伝達
される転写ローラの回転むらを防止することができるの
で、転写材上に転写されるトナー像の濃度むらを抑える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
を示す概略断面図。
【図2】第1の実施の形態に係る画像形成装置の転写部
を示す斜視図。
【図3】第1の実施の形態に係る画像形成装置の転写ロ
ーラのギア列を示す斜視図。
【図4】第2の実施の形態に係る画像形成装置の転写部
を示す斜視図。
【図5】第2の実施の形態に係る画像形成装置の転写ロ
ーラのギア列を示す斜視図。
【図6】従来例に係る画像形成装置の転写部を示す斜視
図。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 装置本体 3 給紙部 4 画像形成部 15 感光ドラム(像担持体) 19 転写ローラ 21 転写ローラ軸 24 転写ローラギア(第2のギア) 25,44 転写ローラ駆動ギアストッパー部材
(第2のギアストッパー部材) 26,41 揺動ギア(第1のギア) 27,40 アイドラギア 28,42 揺動ギアストッパー部材(第1のギア
ストッパー部材) 29,43 カプラー 31 ばね 32 ドラムギア 33 転写ローラ駆動ギア(第2のギア)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にトナー像が形成される像担持体
    と、該像担持体に圧接走行する回転自在な転写ローラ
    と、該転写ローラに回転駆動力を伝達するギア列とを備
    え、前記像担持体と前記転写ローラの圧接ニップ部に転
    写材を通過させて、前記転写ローラにより前記トナー像
    を前記転写材に転移させる画像形成装置において、 前記ギア列のうちの任意の第1のギアを揺動自在に支持
    し、且つ前記第1のギアと噛み合う第2のギアが常に基
    準ピッチ円で噛み合うようにした、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記ギア列中の揺動自在な前記第1のギ
    アは、前記転写ローラと同心上に設けたギアから数えて
    2段以内に設けられている、 請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記像担持体は円筒状に形成されてお
    り、前記像担持体を回転駆動させる駆動源からの回転駆
    動力が前記ギア列に伝達される、 請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のギアは、前記転写ローラと同
    心上に設けた前記ギアである、 請求項1又は2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第2のギアは、前記像担持体と同心
    上に設けたギアである、 請求項1又は2記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のギアには、該第1のギアと同
    心で前記第1のギアの基準ピッチ円の径と同一径の第1
    のギアストッパー部材が連結され、前記第2のギアに
    は、該第2のギアと同心で前記第2のギアの基準ピッチ
    円の径と同一径の第2のギアストッパー部材が連結さ
    れ、前記第1のギアストッパー部材と前記第2のギアス
    トッパー部材が回転自在に接している、 請求項1乃至5のいずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記ギア列は複数のインボリュート歯車
    で構成されている、 請求項1記載の画像形成装置。
JP8272587A 1996-10-15 1996-10-15 画像形成装置 Pending JPH10123785A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7509075B2 (en) 2005-12-27 2009-03-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Gear unit and image forming device

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US7509075B2 (en) 2005-12-27 2009-03-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Gear unit and image forming device

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