JPH07134506A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07134506A
JPH07134506A JP5302309A JP30230993A JPH07134506A JP H07134506 A JPH07134506 A JP H07134506A JP 5302309 A JP5302309 A JP 5302309A JP 30230993 A JP30230993 A JP 30230993A JP H07134506 A JPH07134506 A JP H07134506A
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JP5302309A
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Toshiyuki Nagano
敏幸 長野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可転写画像を形成担持させた像担持体1に対
して転写材を転写部材2で圧接させて像担持体側の可転
写画像を転写材側へ転写させる画像形成装置に於いて、
像担持体1に対する転写部材2の加圧力が転写部材軸方
向に不均等であることによる画像転写ムラ等の発生を防
止して良好な画像形成を行うこと。 【構成】 転写部材2の両端の軸4・4を一部材で支持
する支持部材5を有し、該支持部材5の約中心部を転写
部材2が像担持体1に圧接される方向Pに加圧する加圧
部材6を有することを特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は転写方式の画像形成装置
に関する。
【0002】より詳しくは、電子写真プロセス・静電記
録プロセス・磁気記録プロセス等の適宜の画像形成プロ
セスにより、電子写真感光体・静電記録誘電体・磁気記
録磁性体等の像担持体に目的の画像情報に対応したトナ
ー画像等の可転写画像を形成担持させ、この像担持体に
対して転写材を転写ローラや転写ベルト等の転写部材で
圧接させて像担持体側の可転写画像を転写材側へ転写さ
せる接触転写方式の画像形成装置に関する。
【0003】
【従来の技術】図5に接触転写方式の画像形成装置の一
例の概略構成を示した。本例の画像形成装置は転写式電
子写真装置(複写機・プリンタ等)である。図6はドラ
ムギア−転写ローラギア部分の正面図、図7は感光ドラ
ムと転写ローラの両端部分を示した途中部省略の正面図
である。
【0004】1は像担持体としての回転ドラム型の電子
写真感光体(以下、感光ドラムと記す)であり、その両
端軸部3をそれぞれ不図示の軸受に回転自由に軸受支持
させて定置配設してある。そして軸部3に対して不図示
の駆動源側の回転駆動力が入力して該感光ドラム1が所
定の周速度(プロセススピード)をもって矢示Aの時計
方向に回転駆動される。
【0005】感光ドラム1はその回転過程で一次帯電装
置50により所定の極性・電位に一様に帯電処理され
る。帯電装置50は本例は接触帯電ローラである。50
aはこの帯電ローラ50に対する帯電バイアス印加電源
である。
【0006】次いで感光ドラム1の帯電処理面に対して
不図示の露光装置(原稿画像投影露光装置・レーザスキ
ャナ等)により目的の画像情報の露光(書き込み)Lが
なされることで、感光ドラム1面に目的の画像情報に対
応した静電潜像が形成されていく。
【0007】次いでその潜像が現像装置60により可転
写のトナー画像として顕画される。60aは現像スリー
ブに対する現像バイアス印加電源である。
【0008】次いでそのトナー画像が感光ドラム1と該
感光ドラムに圧接させた接触転写部材としての転写ロー
ラ2との圧接ニップ部である転写部Nに対して不図示の
給紙部から所定のタイミングにて給送された転写材(転
写シート)Sに転写されていく。
【0009】転写部Nでトナー画像の転写を受けた転写
材Sは感光ドラム1から分離されて不図示の定着装置へ
搬送導入されることでトナー画像の定着処理を受け、片
面プリントモードの場合は定着装置を出て機外の排紙ト
レイへ排出される。また両面プリントモード又は多重プ
リントモードの場合は定着装置を出た第1面又は第1回
目プリント済みの転写材が再循環シートパスを経て再び
転写部Nへ給送されて第2面に対するトナー画像の転写
もしくは第2回目のトナー画像の転写を受けて再度定着
装置へ搬送される。
【0010】転写部Nを通過した感光ドラム1面はクリ
ーニング装置70で転写残りトナー等の残留付着物の除
去を受けて繰り返して作像に供される。
【0011】転写ローラ2は軸棒4の外周に同心にロー
ラ状に体積抵抗109 Ω・cm程度の発泡EPDM層を
形成したもの等である。
【0012】5は該転写ローラ2を収容支持させた横長
箱型の転写ローラホルダであり、装置の底板シャーシ8
0に固定配設される。
【0013】転写ローラ2はその両端側の軸部4・4に
それぞれ軸受4a・4aを外嵌し、その各軸受4a・4
aを上記ホルダ5の両端面板5a・5aにそれぞれ設け
た縦方向切り欠きガイド穴5b・5bに嵌入させてあ
り、各軸受4a・4aはそれぞれガイド穴5b・5b内
で上下方向への移動自由度を有する。そして各軸受4a
・4aとガイド穴5b・5bの底部との間に加圧部材と
してのコイルバネ8・8を介入させて各軸受4a・4a
を上方へ持ち上げ付勢させることで転写ローラ2を感光
ドラム1に対して所定の押圧力をもって当接状態にさせ
てある。
【0014】そして転写ローラ2の一端側の軸4に転写
ローラギア14を固着して設け、これを感光ドラム1の
軸部3に固着して設けたドラムギア11に噛合させてあ
り、感光ドラム1の回転駆動に連動してドラムギア11
から転写ローラギア14へ動力が伝達され、転写ローラ
2が感光ドラム1の回転周速と同速度で、或いは所定の
周速差をもって感光ドラム1の回転と順方向Dに回転駆
動される。
【0015】転写部Nへ給送された転写材Sは回転感光
ドラム1と回転転写ローラ2の圧接ニップNを挟持搬送
されることで、転写ローラ2による感光ドラム1に対す
る転写材押圧力と、転写ローラ2に対して転写バイアス
電源2aから印加した転写バイアスとにより、感光ドラ
ム1側からトナー画像の転写を受ける。転写バイアスを
印加せずに転写ローラ2による感光ドラム1に対する転
写材押圧力のみでトナー画像転写を行わせることもでき
る(圧力転写)。
【0016】
【発明が解決しようとしている課題】上述の従来例装置
においては次のような問題点がある。
【0017】.像担持体としての感光ドラム1に対す
る接触転写部材としての転写ローラ2の加圧力は画像転
写ムラ等を生じさせないためにローラ軸方向で均等であ
ることが望ましいが、上述の従来装置のように転写ロー
ラ2の両端軸部4・4にそれぞれ加圧部材としてのバネ
8・8を配設してローラ軸の両端でそれぞれ加圧する方
式では、転写ローラ2の感光ドラム1に対する加圧力が
上記両端側の加圧部材としてのバネ8・8間の加圧力の
誤差のためにローラ軸方向で異なり易い。
【0018】.また転写ローラ2の駆動を前述図6・
図7のようにドラムギア11に転写ローラギア14を噛
合させて行う方式では、ギアの噛み合い力が圧力角方向
(図6では矢印G方向)に生じて転写ローラ2の加圧力
Pを害する力H成分が発生し、感光ドラム1に対する転
写ローラ2の軸方向の加圧力差が大きくなる。転写ロー
ラ2の駆動を歯付ベルトで行う方式の場合も同様であ
る。
【0019】本発明は上述のやの問題を解消するこ
とを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする画像形成装置である。
【0021】(1)可転写画像を形成担持させた像担持
体に対して転写材を転写部材で圧接させて像担持体側の
可転写画像を転写材側へ転写させる画像形成装置に於い
て、転写部材の両端の軸を一部材で支持する支持部材を
有し、該支持部材の約中心部を転写部材が像担持体に圧
接される方向に加圧する加圧部材を有することを特徴と
する画像形成装置。
【0022】(2)可転写画像を形成担持させた像担持
体に対して転写材を転写部材で圧接させて像担持体側の
可転写画像を転写材側へ転写させる画像形成装置に於い
て、転写部材を駆動する手段がギアや歯付ベルト等の歯
の噛み合い駆動を伝達する方式であり、かつ歯の噛み合
いで生じる歯の圧力角方向の噛み合い力が転写部材の加
圧力方向即ち像担持体と該転写部材の中心を結ぶ方向の
加圧力と略90°となるように、転写部材の軸上の駆動
手段に入力する駆動手段(上流の駆動手段)の位置を設
定したことを特徴とする画像形成装置。
【0023】(3)転写部材の軸延長上の駆動手段と転
写部材の間で軸が分断され、かつその分断域を継ぐ結合
器(ユニバーサルジョイント)を設けたことを特徴とす
る(1)または(2)に記載の画像形成装置。
【0024】(4)可転写画像を形成担持させた像担持
体に対して転写材を転写部材で圧接させて像担持体側の
可転写画像を転写材側へ転写させる画像形成装置に於い
て、転写部材の軸の両端に加圧アームを有し、該加圧ア
ームは転写部材支持軸以外に回転中心と加圧軸の中心を
持ち、回転中心は固定で加圧軸は2つの加圧アーム両方
に動作自在して結合され、該加圧軸のおよそ中心付近を
加圧手段によって加圧することを特徴とする画像形成装
置。
【0025】(5)転写部材を駆動する手段が、ギアや
歯付ベルト等の歯の噛み合い駆動を伝達する方式であ
り、歯の圧力角により発生する歯のかみあい力の方向
と、転写部材軸中心と加圧アーム回転中心を結ぶ方向と
が等しいことを特徴とする(4)に記載の画像形成装
置。
【0026】(6)転写部材の軸上の駆動手段(ギア)
と転写部材の間で該転写部材軸が分断され、かつ分断域
を継ぐ結合器(ユニバーサルジョイント)を設けたこと
を特徴とする(4)に記載の画像形成装置。
【0027】(7)像担持体が回転体であり、転写部材
が転写ローラであることを特徴とする(1)乃至(6)
の何れかに記載の画像形成装置。
【0028】
【作用】即ち本発明は、転写部材の加圧手段に自動平衡
機構(イコライジング(イコライズ)機構、equalizer
)を設けて像担持体に対する転写部材の軸方向の加圧
力を均等化あるいは加圧力差を小さくしたものである。
また、転写部材を駆動する手段がギアや歯付ベルト等の
歯の噛み合い駆動を伝達する方式である場合における歯
の圧力角により発生する歯の噛み合い力をキャンセルす
る機構を付けることにより転写部材の加圧力に対する影
響を無くして像担持体に対する転写部材の加圧力が転写
部材軸方向に均等に保持されるようにしたものである。
【0029】これにより、像担持体に対する転写部材の
加圧力が転写部材軸方向に不均等であることによる画像
転写ムラ等の発生が防止されて、良好な画像形成を行う
ことが可能となる。
【0030】
【実施例】
〈実施例1〉(図1・図2) 図1は本実施例装置の転写ローラ加圧力イコライズ機構
部分の斜視図、図2は転写ローラ駆動系の正面図であ
る。前述の図5〜図7の装置と共通する部材・部分には
同一の符号を付して再度の説明を省略する。
【0031】本実施例において、転写ローラ2はその両
端軸部4・4を転写ローラホルダ5の両端面板5a・5
aに形成した切欠き軸受穴5c・5cにそれぞれ嵌係合
させて回転自由に軸受支持させてある。この軸受穴と軸
部との間には前述図5〜図7の装置のような軸を持ち上
げる加圧部材としてのバネ(8・8)は配設していな
い。
【0032】また上記のように転写ローラ2を軸受支持
させた転写ローラホルダ5は装置の底板シャーシ80に
対して固定せずに浮動とし、上記軸受部5c・5c間の
略中央部に対応するホルダ下面部分と底板シャーシ80
との間に加圧部材としてのコイルバネ6を縮設すること
でホルダ5を感光ドラム1方向に持ち上げ付勢させて転
写ローラ2を感光ドラム1に所定の加圧力P(総圧)を
もって圧接させている。この浮動の転写ローラホルダ5
と中央部の加圧部材6により転写ローラ加圧力イコライ
ズ機構が構成される。
【0033】上記の加圧力Pはホルダ両端側の軸受部5
c・5cに伝達され、転写ローラ2の両端軸部4・4に
対するそれぞれ上方への加圧力Q・Rとなり、転写ロー
ラ2が感光ドラム1面に圧接される。
【0034】転写ローラ2の両端軸部4・4にそれぞれ
作用する加圧力Q・Rは、軸両端部が同条件ならば、つ
まり抵抗等が等しいならばホルダ5の中央部を加圧Pす
れば該機構の均等化作用により等しくなる。従って、感
光ドラム1に対する転写ローラ2のローラ軸方向の加圧
力は一定となる。
【0035】図2の転写ローラ駆動系は感光ドラム1の
軸3からギア列を介して転写ローラ軸4へ駆動を入れる
系であり、感光ドラム1の軸4の回転力がドラムギア1
1→第1のアイドラギア12→第2のアイドラギア13
→転写ローラギア14を介して転写ローラ軸4にに伝達
されて、感光ドラム1の回転に連動して転写ローラ2が
回転駆動される。A・B・C・Dは各ギア11・12・
13・14の回転方向を示している。12a・13aは
第1及び2のアイドラギア12・13の固定軸である。
転写ローラギア14は転写ローラ2の上下の動きに従っ
て第2のアイドラギア13との噛み合いは保って多少上
下に動く自由度がある。
【0036】このような駆動系で転写ローラ2は駆動さ
れるが、第2のアイドラギア13と転写ローラギア14
が噛み合い転写ローラ2に駆動が伝達されることにより
ギアの歯の圧力方向(図中F方向)に噛み合い力Fが発
生する。この力Fが転写ローラ2の感光ドラム1に対す
る加圧力Pに影響をおよぼさぬ様にこの力Fの方向を転
写ローラ加圧力Pと90°にする為、転写ローラギア1
4に対する第2のアイドラギア13の噛み合い位置を図
の様に配置して固定して、感光ドラム1と転写ローラ2
の軸中心相互を結ぶ線Xと、第2のアイドラギア13と
転写ローラギア14の中心間線Yとがなす角がギアの圧
力角α。となるように合わせた。
【0037】これによりギアの噛み合い力Fが転写ロー
ラ2の感光ドラム1に対する加圧力Pに影響して感光ド
ラム1に対する転写ローラ2の軸方向の加圧力差が大き
くなることが防止される。
【0038】〈実施例2〉(図3) 本実施例は、転写ローラ2を実施例1と同様の転写ロー
ラ加圧力イコライズ機構5・6で支持して感光ドラム1
に圧接させている。
【0039】転写ローラ2は前述図5〜図7のものと同
様にドラムギア11に直接に転写ローラギア14を噛み
合わせて駆動するようにしている。
【0040】ただし、本実施例では転写ローラ軸4と転
写ローラギア14の軸21とを別軸とし、転写ローラギ
ア軸21は不図示の軸受で回転自由に、ドラムギア11
との噛み合いを保持させて定置支持させ、この転写ロー
ラギア軸21と転写ローラ軸4とをユニバーサルジョイ
ント19で連結させてある。
【0041】また転写ローラホルダ5の下面中央部を支
持させる加圧部材としてのコイルバネ6の下端側は不図
示の切換え手段で上下位置移動切換え操作される可動座
20に受け止めさせてある。
【0042】可動座20が所定の上位位置に切換え保持
されることで、転写ローラホルダ5が図3の(a)のよ
うに持ち上げられて、転写ローラ2が感光ドラム1の下
面に当接し、かつコイルバネ6の圧縮反力で転写ローラ
2に対して感光ドラム1に対する加圧力Pが作用する。
またドラムギア11の駆動力が、転写ローラギア14→
該ギアの軸21→ユニバーサルジョイント19→転写ロ
ーラ軸4の経路で伝達されて、感光ドラム1の回転に連
動して転写ローラ2が回転駆動される。
【0043】この場合ドラムギア11と転写ローラギア
14の噛み合い力はジョイント19で吸収されて転写ロ
ーラ2には伝達されない。
【0044】よって感光ドラム1に対する転写ローラ2
の軸方向の加圧力はイコライズ機構5・6の作用で均等
状態が良好に保たれる。
【0045】可動座20を所定の下位位置に切換え保持
されると、コイルバネ6の圧縮が解除され、かつ転写ロ
ーラホルダ5が下降して図3の(b)のように転写ロー
ラ2が感光ドラム1面から離れて圧接が解除された状態
に保たれる。転写ローラギア14の軸21と転写ローラ
2の軸4はユニバーサルジョイント19で連結させてあ
るから転写ローラ2の下降動には支障を生じない。
【0046】〈実施例3〉(図4) 本実施例は他の構成の転写ローラ加圧力イコライズ機構
である。
【0047】31a・31bは転写ローラ2の一端側と
他端側とに配設され、それぞれ感光ドラム1に平行な線
上に設けられた軸33・33を中心に上下揺動自由な一
対の加圧アームである。各軸33・33は斜線部が装置
本体に固定されている。
【0048】この一対の加圧アーム31a・31b間に
転写ローラ2を回転自由に軸受け保持させてある。
【0049】またこの一対の加圧アーム31a・31b
は転写ローラ2と平行な加圧軸32で結合させてある。
この加圧軸32と各加圧アーム31a・31bの接合部
35の嵌合は比較的ゆるくしてあり、両加圧アーム31
a・31bは独立して軸33・33を中心に上下揺動動
作可能となっている。
【0050】そして加圧軸32の中央付近34から不図
示のバネで矢印S方向に力が加えられ、転写ローラ2の
両端部の加圧力Q・Rが等しく成る様に加圧アーム31
a・31bがそれぞれ独立して動きイコライズする。
【0051】次に、転写ローラ14と入力ギア13の配
置であるが、ギアの噛み合いにより発生する圧力角方向
の力Fの方向が転写ローラ軸4の中心と加圧アーム揺動
中心軸33とを結ぶ線Vと同方向に配置する。
【0052】このことにより、噛み合い力Fは加圧アー
ム揺動中心軸33で受けることになり、転写ローラ2の
加圧力Q・Rには影響が無くなる。
【0053】即ち、ギア13と同14の中心線TとVの
なす角を90°+ギア圧力角α°に設定すると、常にギ
アの噛み合い力Fはキャンセルされることになる。
【0054】
【発明の効果】以上説明した様に本発明は、転写部材の
加圧手段に自動平衡機構を設けて像担持体に対する転写
部材の軸方向の加圧力を均等化あるいは加圧力差を小さ
くしたことにより、また転写部材を駆動する手段がギア
や歯付ベルト等の歯の噛み合い駆動を伝達する方式であ
る場合における歯の圧力角により発生する歯の噛み合い
力をキャンセルする機構を付けることにより転写部材の
加圧力に対する影響を無くして像担持体に対する転写部
材の加圧力が転写部材軸方向に均等に保持されることに
より、像担持体に対する転写部材の加圧力が転写部材軸
方向に不均等であることによる画像転写ムラ等の発生が
防止されて、良好な画像形成を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の装置の転写ローラ加圧力イコライ
ズ機構部分の斜視図
【図2】 転写ローラ駆動系の正面図
【図3】 実施例2の装置のイコライズ機構部分の正面
図であり、(a)は圧接状態時の図、(b)は圧接解除
状態時の図
【図4】 実施例3のイコライズ機構の斜視図
【図5】 接触転写方式の画像形成装置の一例の概略構
成図
【図6】 ドラムギア−転写ローラギア部分の正面図
【図7】 感光ドラムと転写ローラの両端部分を示した
途中部省略の正面図
【符号の説明】
1 像担持体としての感光ドラム 2 転写部材としての転写ローラ 5 転写部材支持部材としての転写ローラホルダ 8 加圧部材としてのバネ 11 ドラムギア 12・13 アイドラギア 14 転写ローラギア 19 ユニバーサルジョイント(結合器)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可転写画像を形成担持させた像担持体に
    対して転写材を転写部材で圧接させて像担持体側の可転
    写画像を転写材側へ転写させる画像形成装置に於いて、 転写部材の両端の軸を一部材で支持する支持部材を有
    し、該支持部材の約中心部を転写部材が像担持体に圧接
    される方向に加圧する加圧部材を有することを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 可転写画像を形成担持させた像担持体に
    対して転写材を転写部材で圧接させて像担持体側の可転
    写画像を転写材側へ転写させる画像形成装置に於いて、 転写部材を駆動する手段がギアや歯付ベルト等の歯の噛
    み合い駆動を伝達する方式であり、かつ歯の噛み合いで
    生じる歯の圧力角方向の噛み合い力が転写部材の加圧力
    方向即ち像担持体と該転写部材の中心を結ぶ方向の加圧
    力と略90°となるように、転写部材の軸上の駆動手段
    に入力する駆動手段(上流の駆動手段)の位置を設定し
    たことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 転写部材の軸延長上の駆動手段と転写部
    材の間で軸が分断され、かつその分断域を継ぐ結合器
    (ユニバーサルジョイント)を設けたことを特徴とする
    請求項1または同2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 可転写画像を形成担持させた像担持体に
    対して転写材を転写部材で圧接させて像担持体側の可転
    写画像を転写材側へ転写させる画像形成装置に於いて、 転写部材の軸の両端に加圧アームを有し、該加圧アーム
    は転写部材支持軸以外に回転中心と加圧軸の中心を持
    ち、回転中心は固定で加圧軸は2つの加圧アーム両方に
    動作自在して結合され、該加圧軸のおよそ中心付近を加
    圧手段によって加圧することを特徴とする画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 転写部材を駆動する手段が、ギアや歯付
    ベルト等の歯の噛み合い駆動を伝達する方式であり、歯
    の圧力角により発生する歯のかみあい力の方向と、転写
    部材軸中心と加圧アーム回転中心を結ぶ方向とが等しい
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 転写部材の軸上の駆動手段(ギア)と転
    写部材の間で該転写部材軸が分断され、かつ分断域を継
    ぐ結合器(ユニバーサルジョイント)を設けたことを特
    徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 像担持体が回転体であり、転写部材が転
    写ローラであることを特徴とする請求項1乃至同6の何
    れかに記載の画像形成装置。
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Cited By (6)

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US6028468A (en) * 1994-04-15 2000-02-22 Stmicroelectronics S.R. L. Voltage-level shifter
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