JPH10123699A - 水なし平版印刷版原版 - Google Patents

水なし平版印刷版原版

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JPH10123699A
JPH10123699A JP8276039A JP27603996A JPH10123699A JP H10123699 A JPH10123699 A JP H10123699A JP 8276039 A JP8276039 A JP 8276039A JP 27603996 A JP27603996 A JP 27603996A JP H10123699 A JPH10123699 A JP H10123699A
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JP
Japan
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parts
group
poly
photosensitive layer
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Pending
Application number
JP8276039A
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English (en)
Inventor
Keiko Sugikawa
恵子 杉川
Masahiro Kokuni
昌宏 小國
Mitsuru Suezawa
満 末沢
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
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Publication of JPH10123699A publication Critical patent/JPH10123699A/ja
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  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】光増感効率に優れ、保存安定性も良好であり、
低温での画像再現性も優れた水なし平版印刷版原版を得
る。 【解決手段】支持体上に感光層、インキ反発層をこの順
に積層してなる水なし平版印刷版原版において、該感光
層が光塩基発生剤を含有する水なし平版印刷版原版。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水なし平版印刷版原
版に関するものであり、さらに詳しくは著しく光増感効
果が向上し、優れた画像再現性を有する水なし平版印刷
版原版に関するものであり、とりわけ長期保存した場合
でも光増感効果や画像再現性に優れ、低温で露光した場
合でも優れた画像再現性を有する水なし平版印刷版原版
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、シリコーンゴムやフッ素樹脂
をインキ反発層として使用し、湿し水を用いずに平版印
刷を行うための印刷版、とりわけ選択的に露光現像して
なる感光性平版印刷版原版が種々提案されている。
【0003】このような水なし平版印刷とは、画線部と
非画線部とを基本的にほぼ同一平面に存在させ、画線部
をインキ受容層、非画線部をインキ反発層としてインキ
の付着性の差異を利用して、画線部のみにインキを着肉
させた後、紙などの被印刷体にインキを転写して印刷を
する平版印刷方法において、非画線部がシリコーンゴ
ム、フッ素樹脂などのインキ反発性を有する物質からな
り、湿し水を用いずに印刷可能であるような印刷方法を
意味する。
【0004】例えば、ポジ型水なし平版印刷版原版とし
ては、特公昭54−26923号公報、特公昭56−2
3150号公報などに支持体上に光重合性感光層とイン
キ反発層であるシリコーンゴム層とが積層された水なし
平版印刷版原版、また特公平3−56622号公報、特
開昭61−153655号公報などに支持体上に光二量
化型感光層とインキ反発層であるシリコーンゴム層とが
積層された水なし平版印刷版原版が提案されている。ネ
ガ型水なし平版印刷版原版としては、特公昭61−54
222号公報などに、支持体上に1,2−ナフトキノン
−2−ジアジド−5−スルホン酸クロリドとフェノール
ホルムアルデヒドノボラック樹脂の部分エステル化物を
多官能イソシアネートで架橋した光剥離性感光層、およ
びその上にインキ反発層としてのシリコーンゴム層を積
層した水なし平版印刷版原版が提案されている。
【0005】これらの水なし平版印刷版原版は、通常ポ
ジフィルムもしくはネガフィルムを通して、活性光線に
より露光される。そして、その後、現像処理されること
により、画線部に対応したインキ反発層のみが剥ぎ取ら
れて感光層あるいは場合によってはその下層のプライマ
ー層や支持体が露出し、インキ着肉性の画線部となる。
フッ素樹脂をインキ反発層に用いる感光性平版印刷版
原版としては、特開平2−254449号公報、特開平
2−85855号公報などには、1H,1H,2H,2
H−ヘプタデカフルオロデシルメタクリレートを用いた
フッ素樹脂をインキ反発層とする水なし平版印刷版原版
が開示されている。
【0006】ところで、上記で説明した水なし平版印刷
版原版の内、ポジ型水なし平版印刷版原版の感光層に用
いられる光反応性化合物としては、光重合性化合物、光
二量化化合物、ジアゾ樹脂、アジド化合物など多くの提
案がなされている。これらの光反応性化合物を用いる場
合、光増感効果を向上させるため、通常光増感剤や光増
感助剤が添加される。しかしながら、これらの光増感剤
や光増感助剤を用いる場合でも、使用量が少なすぎると
明確な効果が得られず、使用量が多すぎると保存安定性
に悪影響を及ぼしていた。とりわけ光増感助剤としてア
ミン化合物などの塩基性化合物を使用した場合、製造直
後の水なし平版では優れた光増感効果を示すが、長期保
存した水なし平版印刷版原版では塩基性による劣化が激
しくなり、満足な光増感効果が得られず、画像再現性も
悪かった。
【0007】更に、従来の光重合性感光層の場合、露光
温度が画像再現性に大きく影響する欠点を有しており、
特に低温で露光した場合、光重合が不十分となる場合が
多かった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術の諸
欠点を改良するために創案されたもので、感光層に光塩
基発生剤を含有させることにより、製造直後はもちろ
ん、長期保存した場合や低温で露光した場合でも優れた
画像再現性を有する水なし平版印刷版原版を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる発明は以下により
達成される。すなわち、 (1)支持体上に少なくとも感光層、インキ反発層をこ
の順に積層してなる水なし平版印刷版原版において、該
感光層が光塩基発生剤を含有していることを特徴とする
水なし平版印刷版原版。
【0010】(2)光塩基発生剤が光アミン発生剤であ
ることを特徴とする(1)記載の水なし平版印刷版原
版。
【0011】(3)光塩基発生剤が、下記式(I)で示
される構造を有することを特徴とする(1)記載の水な
し平版印刷版原版。
【0012】
【化3】 (4)光塩基発生剤が、下記一般式(II)で示される
化合物であることを特徴とする(1)記載の水なし平版
印刷版原版。
【0013】
【化4】 (式中、L1は連結基である。R1〜R4はそれぞれ独
立に、水素原子、ハロゲン原子、水酸基、メルカプト
基、ニトロ基、アミノ基、炭素数1〜50の置換あるい
は非置換のアルキル基、アルキルオキシ基、炭素数2〜
50の置換あるいは非置換のアルケニル基、アルケニル
オキシ基、炭素数4〜50の置換あるいは非置換のアリ
ール基、アリールオキシ基の群から選ばれる少なくとも
一種である。)
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の構成についてさら
に具体的に説明する。
【0015】本発明で用いられる支持体としては、通常
の水なし平版印刷版原版で用いられているもの、あるい
は提案されているものであればいずれでもよい。すなわ
ち通常の平版印刷機にセットできるたわみ性と印刷時に
加わる荷重に耐えるものであれば十分である。
【0016】例えば、アルミニウム、銅、亜鉛、鋼など
の金属板、およびクロム、亜鉛、銅、ニッケル、アルミ
ニウム、鉄などがメッキあるいは蒸着された金属板、ポ
リエチレンテレフタレートやポリエチレンナフタレート
などのポリエステル、ポリエチレン、ポリスチレン、ポ
リプロピレンなどのようなプラスチックフィルムないし
はシート、クロロプレンゴム、NBRのようなゴム弾性
を有する支持体、あるいはかかるゴム弾性を有する支持
体、もしくは紙、樹脂コート紙、アルミニウムなどの金
属箔が張られた紙などが挙げられる。
【0017】これらの内、好ましいのは金属板あるいは
プラスチックフィルムであり、とりわけアルミニウムを
主として用いた金属板が好ましい。このような金属板は
そのまま用いるか、アルカリ水溶液あるいは酸性水溶液
による脱脂処理などによりプレーン化して使用する。も
しくは機械的方法、電解エッチング法などにより砂目形
状を形成させてもよい。機械的方法としては、例えばポ
ール研磨法、ブラシ研磨法、液体ホーニングによる研磨
法バフ研磨法が挙げられる。電解エッチング法として
は、リン酸、硫酸、塩酸、硝酸などを含む溶液を用いて
エッチングする方法が挙げられる。上記の各種方法は、
単独あるいは二種以上組み合わせて用いることができ、
また上記以外の表面処理方法を単独あるいは二種以上組
み合わせて用いてもよい。
【0018】本発明の水なし平版印刷版原版において、
支持体と感光層との接着は、画像再現性耐刷性などの基
本的な版性能にとって非常に重要であるので、好ましく
は支持体に感光層を塗布する前に、感光層と支持体との
十分な接着性を得るためのプライマー層を設けるのがよ
い。また、ハレーション防止や染色性の点からもプライ
マー層を設けることが好ましい。
【0019】プライマー層としては、例えば特開昭60
−22903号公報に提案されている種々の感光性ポリ
マを露光して硬化したもの、特開平4−322181号
公報に提案されているメタクリル系含リンモノマーを露
光して硬化したもの、特開平2−7049号公報に提案
されているメタクリル系エポキシ化合物を露光して硬化
せしめたもの、特開昭62−50760号公報に提案さ
れているエポキシ樹脂を熱硬化したもの、特開昭63−
133151号公報に提案されているゼラチンを硬膜し
たもの、特開平1−282270号公報に提案されてい
るウレタン樹脂を用いたものなどを挙げることができ
る。この他にも、尿素樹脂類、フェノール樹脂類、メラ
ミン樹脂類、ベンゾグアナミン樹脂類、フェノキシ樹脂
類、ジアゾ樹脂類、セルロースおよびその誘導体類、キ
チン、キトサン、ミルクカゼイン、大豆タンパク質、ア
ルブミンなどを硬膜したものも有効である。また、これ
ら以外のものを用いてもよい。
【0020】更に、プライマー層を柔軟化させる目的
で、前述プライマー層にガラス転移温度(Tg)が20
℃以下、好ましくはTgが0℃以下であるポリマーおよ
びコポリマーを添加することも可能である。ガラス転移
温度Tgとは、無定型高分子材料の物性がガラス状態か
らゴム状態(またはその逆)に変化する転移点(温度)
のことをいう。慣用的にはデイラトメーターを用いて、
試料の体積を温度を上げながら測定し、体積(比容)−
温度曲線の勾配が急に変化する点として決定される。
【0021】このようなガラス転移温度(Tg)が20
℃以下であるポリマーおよびコポリマーとしては、後述
の感光層で述べる次のようなものが挙げられるが、これ
らに限定されない。
【0022】(1)ビニルポリマー類 (a)ポリオレフィン類 (b)ポリスチレン類 (c)(メタ)アクリル酸エステルポリマー類 (2)未加硫ゴム (3)ポリオキシド類(ポリエーテル類) (4)ポリエステル類 (5)ポリウレタン類 (6)ポリアミド類 これらのガラス転移温度(Tg)が室温以下であるポリ
マーおよびコポリマーの添加割合は任意であり、フィル
ム層を形成できる範囲であれば、添加剤だけでプライマ
ー層を形成してもよい。また、これらのプライマー層に
はポリマーのフィルム形成能を向上させるために適当な
架橋剤を適当量加えてもよい。更に必要に応じ、染料、
pH指示薬、露光焼き出し剤、フォトクロ化合物、光重
合開始剤、接着助剤、顔料、シリカ粒子、界面活性剤な
どの添加剤を適当量加えることも可能である。また、公
知の硬化触媒を適当量加えることは任意である。
【0023】プライマー層中の各成分の配合割合につい
ては特に限定されないが、好ましくは上記のポリマーあ
るいはコポリマー、または光重合や熱重合組成物の一種
もしくは二種以上を100重量部、必要に応じて適当な
架橋剤を0〜100重量部、染料や顔料、フォトクロ化
合物、接着助剤、界面活性剤などの添加剤を必要に応じ
てそれぞれ0〜100重量部、公知の触媒を0〜10重
量部加えることにより設けるのがよい。
【0024】プライマー層の膜厚としては、0.1〜1
00μm、好ましくは0.2〜50μm、より好ましく
は0.5〜20μmである。薄すぎると塗布時にピンホ
ールなどの欠点が生じやすくなり、厚すぎると経済的に
不利である。
【0025】次に、本発明に用いられる感光層について
説明する。
【0026】本発明においては、感光層中に光塩基発生
剤を含有していることを最大の特徴としている。とりわ
け、光によりアミノ基を発生する光アミン発生剤は光増
感効果を著しく向上させることができる。このような光
塩基発生剤としては、例えば下記式(I)で示される構
造を有する化合物が挙げられる。
【0027】
【化5】 これらの中でもとりわけ一般式(II)で示される化合
物が好んで用いられる。
【化6】 (式中、L1は連結基である。R1〜R4はそれぞれ独
立に、水素原子、ハロゲン原子、水酸基、メルカプト
基、ニトロ基、アミノ基、炭素数1〜50の置換あるい
は非置換のアルキル基、アルキルオキシ基、炭素数2〜
50の置換あるいは非置換のアルケニル基、アルケニル
オキシ基、炭素数4〜50の置換あるいは非置換のアリ
ール基、アリールオキシ基の群から選ばれる少なくとも
一種である。)一般式(II)における連結基の具体例
としては、炭素数1〜50の置換あるいは非置換のアル
キル基、炭素数2〜50の置換あるいは非置換のアルケ
ニル基、炭素数4〜50の置換あるいは非置換のアリー
ル基などが挙げられ、これらは鎖中にエーテル結合、チ
オエーテル結合、アミノ結合、エステル結合、アミド結
合、ウレア結合、カーボネート結合、カルボニル結合な
どの結合部位を適当に含んでいてもよい。
【0028】より具体的には、エチレン基、アセチレン
基、ブチレン基、ヘキシレン基、オクチレン基、デシレ
ン基、フェニレン基、ナフチレン基、エチレンオキシド
基、プロピレンオキシド基、フェニレンオキシド基およ
びこれらの組合せなどが挙げられるが、これら以外でも
よい。また、場合によってはL1の連結基は存在しなく
てもよい。
【0029】R1〜R4の具体例としては、メチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、デシル基、フェニル基、ベンジル基、ナフチル
基、ビニル基、アリル基、メトキシ基、エトキシ基、ブ
トキシ基、ヘキシロキシ基、フェノキシ基、ベンジルオ
キシ基、ナフチルオキシ基ビニルオキシ基、アリルオキ
シ基などが挙げられるが、これらに限定されず、これら
以外でもよい。
【0030】式(I)で示される構造を有する化合物と
しては、例えば以下のようなものが挙げられるが、これ
らに限定されない。
【0031】アセトフェノンオキシムと種々のカルボ
ン酸とのエステル化物。カルボン酸としては、ギ酸、酢
酸、プロピオン酸、酪酸、乳酸、アジピン酸、コハク
酸、アクリル酸、メタクリル酸、シュウ酸、マロン酸、
セバチン酸、マレイン酸、フタル酸、イソフタル酸、イ
タコン酸、テレフタル酸、などが挙げられるが、これら
に限定されず、カルボン酸であれば特に限定はない。
【0032】アセトフェノンオキシムと種々の酸無水
物。酸無水物としては、無水マレイン酸、無水フタル
酸、無水酢酸、無水プロピオン酸などが挙げられるが、
これらに限定されず、酸無水物であれば特に限定はな
い。
【0033】アセトフェノンオキシムと種々のイソシ
アネート化合物。イソシアネート化合物としては、4−
フェニレンジイソシアネート、1,6−ヘキサンジイソ
シアネート、1,4−ブタンジイソシアネート、トルイ
レンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、イソホロンジイソシアネートなどが挙げられる
が、これらに限定されず、イソシアネート化合物であれ
ば特に限定はない。
【0034】また上記のような低分子化合物ばかりでは
なく、例えばアクリル酸とアクリル酸誘導体の共重合体
にアセトフェノンオキシムを反応させたもの、メタクリ
ル酸とメタクリル酸誘導体の共重合体にアセトフェノン
オキシムを反応させたもの、ポリビニルアルコールにジ
カルボン酸を反応させたポリマーにアセトフェノンオキ
シムを反応させたもののような高分子量の化合物でもよ
い。これらの化合物は光照射により分解し、塩基性基、
例えばアミノ基を発生する。この塩基性基が他の光増感
剤や光増感助剤と組み合わされて光重合や光二量化の開
始を誘発する。
【0035】また、ジアゾ樹脂やアジド化合物の分解反
応なども誘発する。これにより、光増感効率が向上し、
良好な画像再現性を得ることができうる。
【0036】本発明に用いられる感光層としては、通常
水なし平版印刷版原版に提案されているものであれば特
に限定はされないが、本発明の光増感効果を十分に引き
出すためにはポジ型の光重合性化合物、光二量化化合
物、ジアゾ樹脂、アジド化合物などを用いた感光層が好
ましく、とりわけ光重合性感光層や光二量化感光層が好
ましい。
【0037】光重合性感光層を用いる場合、光重合性化
合物としては通常多官能モノマーが使用される。このよ
うな多官能モノマーとしては、例えば以下のような化合
物が挙げられるがこれらに限定されない。
【0038】アミノ基含有モノマー アミノ基含有モノマーとしては、例えばモノアミン化合
物やジアミン化合物、ポリアミン化合物のようなアミン
化合物とグリシジルメタクリレート、メタクリル酸、メ
タクリル酸無水物などのエチレン性不飽和基を有する化
合物との反応生成物が挙げられる。この場合のアミン化
合物としては、例えば以下のものが挙げられる。
【0039】ブチルアミン、ヘキシルアミン、オクチル
アミン、1,3−プロパンジアミン、1,4−ブタンジ
アミン、1,6−ヘキサンジアミン、1,8−オクタン
ジアミン、モノオキシエチレンジアミン、ジオキシエチ
レンジアミン、トリオキシエチレンジアミン、ポリオキ
シエチレンジアミン、モノオキシプロピレンジアミン、
ジオキシプロピレンジアミン、トリコキシプロピレンジ
アミン、ポリオキシプロピレンジアミン、N−ヒドロキ
シエチルヘキサプロピレンジアミン、N−ヒドロキシイ
ソプロピルヘキサプロピレンジアミン、N,N’−ジヒ
ドロキシエチルヘキサプロピレンジアミン、トリメチレ
ンビス(4−アミノベンゾエート)、キシリレンジアミ
ン、N−ヒドロキシエチル−m−キシリレンジアミン、
N−ヒドロキシイソプロピル−m−キシリレンジアミン
など。
【0040】アミノ基含有モノマーの具体例としては以
下のものが挙げられるが、これらに限定されない。
【0041】N,N,N’,N’−テトラ(2−ヒドロ
キシ−3−メタクリロキシプロピル)モノオキシエチレ
ンジアミン、N,N,N’,N’−テトラ(2−ヒドロ
キシ−3−メタクリロキシプロピル)ジオキシエチレン
ジアミン、N,N,N’,N’−テトラ(2−ヒドロキ
シ−3−メタクリロキシプロピル)デカオキシエチレン
ジアミン、N,N,N’,N’−テトラ(2−ヒドロキ
シ−3−メタクリロキシプロピル)トリトリアコンタオ
キシエチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラ
(2−ヒドロキシ−3−アクリロキシプロピル)トリオ
キシエチレンジアミン、N,N,N’−トリ(2−ヒド
ロキシ−3−メタクリロキシプロピル)−N’−モノ
(2−ヒドロキシ−3−メトキシプロピル)モノオキシ
エチレンジアミン、N,N,N’−トリ(2−ヒドロキ
シ−3−メタクリロキシプロピル)−N’−モノ(2−
ヒドロキシ−3−メトキシプロピル)ジオキシエチレン
ジアミン、N,N’−ジ(2−ヒドロキシ−3−メタク
リロキシプロピル)−N,N’−ジ−(2−ヒドロキシ
−3−メトキシプロピル)モノオキシエチレンジアミ
ン、N,N’−ジ(2−ヒドロキシ−3−メタクリロキ
シプロピル)−N,N’−ジ(2−ヒドロキシ−3−メ
トキシプロピル)ジオキシエチレンジアミン、N,N,
N’−トリ(2−ヒドロキシ−3−メタクリロキシプロ
ピル)−N’−モノ(2−ヒドロキシ−3−ブトキシプ
ロピル)モノオキシエチレンジアミン、N,N,N’−
トリ(2−ヒドロキシ−3−メタクリロキシプロピル)
−N’−モノ(2−ヒドロキシ−3−ブトキシプロピ
ル)ジオキシエチレンジアミン、N,N’−ジ(2−ヒ
ドロキシ−3−メタクリロキシプロピル)−N,N’−
ジ(2−ヒドロキシ−3−ブトキシプロピル)モノオキ
シエチレンジアミン、N,N’−ジ(2−ヒドロキシ−
3−メタクリロキシプロピル)−N,N’−ジ(2−ヒ
ドロキシ−3−ブトキシプロピル)ジオキシエチレンジ
アミン、N,N,N’,N’−テトラ(2−ヒドロキシ
−3−メタクリロキシプロピル)モノオキシプロピレン
ジアミン、N,N,N’,N’−テトラ(2−ヒドロキ
シ−3−メタクリロキシプロピル)デカオキシプロピレ
ンジアミン、N,N,N’,N’−テトラ(2−ヒドロ
キシ−3−アクリロキシプロピル)トリオキシプロピレ
ンジアミン、N,N,N’,N’−テトラ(2−ヒドロ
キシ−3−アクリロキシプロピル)ヘキサオキシプロピ
レンジアミン、N,N,N’−トリ(2−ヒドロキシ−
3−メタクリロキシプロピル)−N’−モノ(2−ヒド
ロキシ−3−メトキシプロピル)モノオキシプロピレン
ジアミン、N,N,N’−トリ(2−ヒドロキシ−3−
メタクリロキシプロピル)−N’−モノ(2−ヒドロキ
シ−3−メトキシプロピル)ジオキシプロピレンジアミ
ン、N,N,N’−トリ(2−ヒドロキシ−3−メタク
リロキシプロピル)−N’−モノ(2−ヒドロキシ−3
−メトキシプロピル)デカオキシプロピレンジアミン、
N,N’−ジ(2−ヒロロキシ−3−メタクリロキシプ
ロピル)−N,N’−ジ(2−ヒドロキシ−3−メトキ
シプロピル)モノオキシプロピレンジアミン、N,N’
−ジ(2−ヒドロキシ−3−メタクリロキシプロピル)
−N,N’−ジ(2−ヒドロキシ−3−メトキシプロピ
ル)ジオキシプロピレンジアミン、N,N,N’−トリ
(2−ヒドロキシ−3−メタクリロキシプロピル)−
N’−モノ(2−ヒドロキシ−3−ブトキシプロピル)
モノオキシプロピレンジアミン、N,N,N’−トリ
(2−ヒドロキシ−3−メタクリロキシプロピル)−
N’−モノ(2−ヒドロキシ−3−ブトキシプロピル)
ジオキシプロピレンジアミン、N,N’−ジ(2−ヒド
ロキシ−3−メタクリロキシプロピル)−N,N’−ジ
(2−ヒドロキシ−3−ブトキシプロピル)モノオキシ
プロピレンジアミン、N,N’−ジ(2−ヒドロキシ−
3−ブトキシプロピル)ジオキシプロピレンジアミン、
N,N,N’−トリ(2−ヒドロキシ−3−メタクリロ
キシプロピル)−N’−モノ(2−ヒドロキシ−3−
(2−エチルヘキシロキシ)プロピル)トリオキシプロ
ピレンジアミン、N,N,N’−トリ(2−ヒドロキシ
−3−メタクリロキシプロピル)−N’−モノ(2−ヒ
ドロキシ−3−フェノキシプロピル)トリオキシプロピ
レンジアミン、N,N,N’,N’−テトラ(2−ヒド
ロキシ−3−メタクリロキシプロピル)m−キシリレン
ジアミン、N,N,N’,N’−テトラ(2−ヒドロキ
シ−3−メタクリロキシプロピル)p−キシリレンジア
ミン、N,N,N’,N’−テトラ(2−ヒドロキシ−
3−アクリロキシプロピル)m−キシリレンジアミン、
N,N,N’,N’−テトラ(2−ヒドロキシ−3−ア
クリロキシプロピル)p−キシリレンジアミン、N,
N,N’−トリ(2−ヒドロキシ−3−メタクリロキシ
プロピル)−N’−モノ(2−ヒドロキシ−3−メトキ
シプロピル)m−キシリレンジアミン、N,N,N’−
トリ(2−ヒドロキシ−3−メタクリロキシプロピル)
−N’−モノ(2−ヒドロキシ−3−メトキシプロピ
ル)p−キシリレンジアミン、N,N’−ジ(2−ヒド
ロキシ−3−メタクリロキシプロピル)−N,N’−ジ
(2−ヒドロキシ−3−メトキシプロピル)m−キシリ
レンジアミン、N,N’−ジ(2−ヒドロキシ−3−メ
タクリロキシプロピル)−N,N’−ジ(2−ヒドロキ
シ−3−メトキシプロピル)p−キシリレンジアミン、
N−モノ(2−ヒドロキシ−3−メタクリロキシプロピ
ル)−N,N’,N’−トリ(2−ヒドロキシ−3−メ
トキシプロピル)m−キシリレンジアミン、N−モノ
(2−ヒドロキシ−3−メタクリロキシプロピル)−
N,N’,N’−トリ(2−ヒドロキシ−3−メトキシ
プロピル)p−キシリレンジアミン、N,N,N’−ト
リ(2−ヒドロキシ−3−アクリロキシプロピル)−
N’−モノ(2−ヒドロキシ−3−メトキシプロピル)
m−キシリレンジアミン、N,N,N’−トリ(2−ヒ
ドロキシ−3−アクリロキシプロピル)−N’−モノ
(2−ヒドロキシ−3−メトキシプロピル)p−キシリ
レンジアミンなど。
【0042】上記に示したアミノ基含有モノマーは、上
層のインキ反発層との接着性を向上させる点から活性シ
リル基を含有していてもよい。とりわけ、上層がシリコ
ーンゴム層である場合、アセトキシシリル基や、アルコ
キシシリル基、ケトオキシムシリル基、ハイドロジェン
シリル基、ハロゲン化シリル基などの活性シリル基を有
するモノマーを用いることが好ましい。
【0043】アミノ基を含まないモノマー アミノ基を含まないモノマーとしては、例えばエチレン
性不飽和結合を有する化合物が挙げられる。これらの中
では、グリシジル基とカルボン酸を反応させるなどの方
法により、水酸基を含有させたようなモノマーを用いる
ことも好ましい。
【0044】このようなアミノ基を含有しないモノマー
の具体例としては以下のものが挙げられるがこれらに限
定されない。
【0045】(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸
メチルや(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル
酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アク
リル酸ヘキシル、グリシジル(メタ)アクリレート、
1,4−ブタンジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキ
サンジ(メタ)アクリレート、1,8−オクタンジ(メ
タ)アクリレート、1,9−ノナンジ(メタ)アクリレ
ート、1,10−デカンジ(メタ)アクリレート、エチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)
アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、グリセリン1モルに(メタ)アクリル酸を
1〜3モル反応させたもの、トリメチロールプロパン1
モルに(メタ)アクリル酸を1〜3モル反応させたも
の、ペンタエリスリトール1モルに(メタ)アクリル酸
1〜4モル反応させたもの、ポリビニルアルコールに
(メタ)アクリル酸を反応させたもの、多官能アルコー
ルに(メタ)アクリル酸を反応させたもの、モノカルボ
ン酸にグリシジル(メタ)アクリレートを反応させたも
の、マレイン酸やアジピン酸などの多官能カルボン酸に
グリシジル(メタ)アクリレートを反応させたもの、エ
ポキシ化合物に(メタ)アクリル酸を反応させたもの、
多官能エポキシ化合物に(メタ)アクリル酸を反応させ
たものなど。
【0046】上記に示したアミノ基を含まないモノマー
は、上層のインキ反発層との接着性を向上させる点から
活性シリル基を含有していてもよい。とりわけ、上層が
シリコーンゴム層である場合、アセトキシシリル基や、
アルコキシシリル基、ケトオキシムシリル基、ハイドロ
ジェンシリル基、ハロゲン化シリル基などの活性シリル
基を有するモノマーを用いることが好ましい。
【0047】光重合性感光層を用いる場合、感光層の膜
形成能を向上させる目的や耐刷性を向上させる目的など
から、通常バインダーポリマーが上記多官能モノマーと
併用される。バインダーポリマーとしては、通常水なし
平版印刷版原版に提案されているものであれば特に限定
されないが、例えば以下のようなものが挙げられる。こ
れらの中では、耐刷性を向上させる目的から、Tgが0
℃以下のバインダーポリマーが好ましい。
【0048】(1)ビニルポリマ類 耐刷性を向上させるTgが20℃以下のビニル系ポリマ
ーの具体例としては、例えば以下に示すものが挙げられ
るが、これらに限定されない。
【0049】(a)ポリオレフィン類 ポリ(1−ブテン)、ポリ(5−シクロヘキシル−1−
ペンテン)、ポリ(1−デセン)、ポリ(1,1−ジク
ロロエチレン)、ポリ(1,1−ジメチルブテン)、ポ
リ(1,1−ジメチルプロペン)、ポリ(1−ドデセ
ン)、ポリエチレン、ポリ(1−ヘプテン)、ポリ(1
−ヘキセン)、ポリメチレン、ポリ(6−メチル−1−
ヘプテン)、ポリ(5−メチル−1−ヘキセン)、ポリ
(2−メチルプロペン)、ポリ(1−ノネン)、ポリ
(1−オクテン)、ポリ(1−ペンテン)、ポリ(5−
フェニル−1−ペンテン)、ポリプロピレン、ポリイソ
ブチレン、ポリ(1−ブテン)、ポリ(ビニルブチルエ
ーテル)、ポリ(ビニルエチルエーテル)、ポリ(ビニ
ルイソブチルエーテル)、ポリ(ビニルメチルエーテ
ル)など。
【0050】(b)ポリスチレン類 ポリ(4−[(2−ブトキシエトキシ)メチル]スチレ
ン)、ポリ(4−デシルスチレン)、ポリ(4−ドデシ
ルスチレン)、ポリ[4−(2−エトキシエトキシメチ
ル)スチレン]、ポリ([4−(1−エチルヘキシロキ
シメチル)スチレン]、ポリ[4−(ヘキシロキシメチ
ル)スチレン]、ポリ(4−ヘキシルスチレン)、ポリ
(4−ノニルスチレン)、ポリ[4−(オクチロキシメ
チル)スチレン]、ポリ(4−オクチルスチレン)、ポ
リ(4−テトラデシルスチレン)など。
【0051】(c)(メタ)アクリル酸エステルポリマ
ー類 ポリ(ブチルアクリレート)、ポリ[2−(2−シアノ
エチルチオ)エチルアクリレート]、ポリ[3−(2−
シアノエチルチオ)プロピルアクリレート]、ポリ[6
−(シアノメチルチオ)ヘキシルアクリレート]、ポリ
(2−エトキシエチルアクリレート)、ポリ(エチルア
クリレート)、ポリ(2−エチルヘキシルアクリレー
ト)、ポリ(ヘキシルアクリレート)、ポリ(3−メト
キシプロピルアクリレート)、ポリ(オクチルアクリレ
ート)、ポリ(ヒドロキシエチルアクリレート)、ポリ
(ヒドロキシプロピルアクリレート)、ポリ(デシルメ
タクリレート)、ポリ(ドデシルメタクリレート)、ポ
リ(2−エチルヘキシルメタクリレート)、ポリ(オク
タデシルメタクリレート)、ポリ(テトラデシルメタク
リレート)、ポリ(n−ヘキシルメタクリレート)、ポ
リ(ラウリルメタクリレート)など。
【0052】(2)未加硫ゴム 耐刷性を向上させるTgが20℃以下の未加硫ゴムの具
体例としては、例えば以下に示すものが挙げられるが、
これらに限定されない。
【0053】ポリ(1,3−ブタジエン)、ポリ(2−
クロロ−1,3−ブタジエン)、ポリ(2−デシル−
1,3−ブタジエン)、ポリ(2,3−ジメチル−1,
3−ブタジエン)、ポリ(2−エチル−1,3−ブタジ
エン)、ポリ(2−ヘプチル−1,3−ブタジエン)、
ポリ(2−イソプロピル−1,3−ブタジエン)、ポリ
(2−メチル−1,3−ブタジエン)、クロロスルホン
化ポリエチレンなど。
【0054】(3)ポリオキシド類(ポリエーテル類) 耐刷性を向上させるTgが20℃以下のポリオキシド類
の具体例としては、例えば以下に示すものが挙げられる
が、これらに限定されない。
【0055】ポリアセトアルデヒド、ポリ(ブタジエン
オキシド)、ポリ(1−ブテンオキシド)、ポリ(ドデ
センオキシド)、ポリ(エチレンオキシド)、ポリ(イ
ソブテンオキシド)、ポリホルムアルデヒド、ポリ(プ
ロピレンオキシド)、ポリ(テトラメチレンオキシ
ド)、ポリ(トリメチレノキシド)など。
【0056】(4)ポリエステル類 耐刷性を向上させるTgが20℃以下のポリエステル類
の具体例としては、例えば以下に示すものが挙げられる
が、これらに限定されない。
【0057】ポリ[1,4−(2−ブテン)セバケー
ト]、ポリ[1,4−(2−ブテン)セバケート]、ポ
リ(デカメチレンアジペイト)、ポリ(エチレナジペイ
ト)、ポリ(オキシジエチレンアジペイト)、ポリ(オ
キシジエチレンアゼラエイト)、ポリ(オキシジエチレ
ンドデカンジエイト)、ポリ(オキシジエチレングルタ
レイト)、ポリ(オキシジエチレンヘプチルマロネイ
ト)、ポリ(オキシジエチレンマロネイト)、ポリ(オ
キシジエチレンメチルマロネイト)、ポリ(オキシジエ
チレンノニルマロネイト)、ポリ(オキシジエチレンオ
クタデカンジエイト)、ポリ(オキシジエチレンオキザ
レイト)、ポリ(オキシジエチレンピメレイト)、ポリ
(オキシジエチレンセバケート)、ポリ(ペンタメチレ
ンアジペイト)、ポリ(テトラメチレンアジペイト)、
ポリ(トリメチレンアジペイト)など。
【0058】(5)ポリウレタン類 ポリイソシアネート類と多価アルコールより得られるポ
リウレタンは一般的にはTgは20℃以下である。多価
アルコールとしては、エチレングリコール、プロピレン
グリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサ
ンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリ
コール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール、グリセリン、トリメチロールプロパンなどが挙
げられるがこれらに限定されない。ポリイソシアネート
類としては、パラフェニレンジイソシアネート、トルイ
レンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、トリジンジイソシアネート、キシリレンジイソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネートなどが挙げられるがこれらに限定さ
れない。
【0059】(6)ポリアミド類 耐刷性を向上させるTgが20℃以下のポリアミド類の
具体例としては、例えば以下に示すものが挙げられる
が、これらに限定されない。
【0060】分子量150〜1500のポリエーテルセ
グメントを含有する共重合ポリアミド、より具体的には
末端にアミノ基を有しポリエーテルセグメント部分の分
子量が150〜1500であるポリオキシエチレンと脂
肪族ジカルボン酸またはジアミンとからなる構成単位を
30〜70重量%含有するところの共重合ポリアミドな
ど。
【0061】上記(1)〜(6)に示したバインダポリ
マーは単独で用いてもよいし、また2種以上を混合して
用いてもよい。これらの中ではポリウレタン、ポリエス
テル、ビニル系ポリマ、未加硫ゴムが好ましい。とりわ
け水酸基を含んだバインダポリマーが好ましい。
【0062】また、光二量化型感光層としては、ケイ皮
酸エステル、β−フリルアクリル酸エステル、α−シア
ノケイ酸エステル、p−アジドケイ皮酸エステル、β−
スチリルアクリル酸エステル、α−シアノ−β−スチリ
ルアクリル酸エステル、p−フェニレンジアクリル酸エ
ステル、p−(2−ベンゾイルビニル)−ケイ皮酸エス
テル、β−ナフチルアクリル酸エステル、シンナミリデ
ンピルビン酸エステル、α−メチル−β−スチリルアク
リル酸エステル、α−フェニル−β−スチリルアクリル
酸エステル、α−シアノ−β−フリルアクリル酸エステ
ル、p−ジメチルアミノケイ皮酸エステルなどの構造を
有する化合物を用いたものが挙げられるが、これらに限
定されるものではない。光二量化化合物としては低分子
化合物でも高分子化合物でもよく、これらを適当に混合
して用いてもよい。このような光二量化感光層でも、上
記光重合性感光層で述べたようなバインダーポリマーを
併用することが好ましい。
【0063】ジアゾ樹脂を感光層に用いる場合、ジアゾ
樹脂としては例えば4−ジアゾジフェニルアミンとホル
ムアルデヒドとの縮合物が挙げられる。この場合、陰イ
オンとしては塩素イオンやテトラクロロ亜鉛酸、四フッ
化ホウ素、六フッ化リン酸、トリイソプロピルナフタレ
ンスルホン酸、4,4’−ビフェニルジスルホン酸、
2,5−ジメチルベンゼンスルホン酸、2−ニトロベン
ゼンスルホン酸、2−メトキシ−4−ヒドロキシ−5−
ベンゾイルベンゼンスルホン酸などが挙げられるがこれ
らに限定されない。また、4−ジアゾジフェニルアミン
に限らず、他のジアゾモノマーでもよい。縮合剤もホル
ムアルデヒドに限らず、アセトアルデヒドやプロピオン
アルデヒド、ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒ
ド、ベンズアルデヒドなどが挙げられる。
【0064】更に本発明の感光層では、必要に応じて染
料、顔料、pH指示薬、焼き出し剤、界面活性剤、重合
禁止剤、酸、塩基、光開始剤、光増感剤、光増感助剤な
どの各種添加剤を適当量加えることが好ましい。とりわ
け、本発明の光塩基発生剤の光増感効果を十分に引き出
すためには、例えば以下のような光増感剤を併用するこ
とが好ましい。
【0065】2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノ
ン、5−ニトロアセナフテン、p−ニトロジフェニル、
2−ニトロフルオレノン、1−ニトロピレン、ベンゾフ
ェノン、ミヘラー氏ケトン、4,4’−ジエチルアミノ
ベンゾフェノン、アクリドン、2−クロロアクリドン、
N−ブチルアクリドン、N−メチルアクリドン、5−ベ
ンゾイルアセナフテン、1,8−フタロイルナフタレ
ン、1,2−ベンズアントラセン、9,10−フェナン
トラキノン、クロルベンズアンスロン、N−フェニルチ
オアクリドン、チオキサントン、2−クロロチオキサン
トン、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジイ
ソプロピルチオキサントン、エリストシンなど。
【0066】これらの光増感剤の中では、ベンゾフェノ
ンおよびその誘導体、アクリドンおよびその誘導体、チ
オキサントンおよびその誘導体、フルオレノンおよびそ
の誘導体が好ましい。
【0067】本発明において、高耐刷性を有する水なし
平版印刷版原版にする場合には、感光層の露光後の初期
弾性率が5〜75kgf/mm2 、好ましくは10〜6
5kgf/mm2 、より好ましくは10〜60kgf/
mm2 、さらに好ましくは10〜50kgf/mm2 に
なるようにすればよい。露光後の初期弾性率が、5kg
f/mm2 未満の場合は、感光層がもろくなり、印刷時
に感光層が破壊してしまう。75kgf/mm2 を越え
る場合は、感光層が硬くなり、オフセット印刷を行った
場合に感光層とインキ反発層との間で繰り返し応力がか
かり、感光層とインキ反発層間との接着界面で破壊が起
こり高耐刷性が得られない。
【0068】さらに、感光層の露光後の破断伸度は10
%以上になるようにすればよい。より好ましくは50%
以上、さらに好ましくは100%以上である。破断伸度
が10%未満の場合には、感光層がもろくなり、オフセ
ット印刷を行った場合に感光層が破壊され、高耐刷性が
得られない。
【0069】ここで、感光層の露光後の初期弾性率、破
断伸度とは以下の方法により測定されるものをいう。
【0070】[感光層の初期弾性率、破断伸度]これら
の感光層の引張特性は、JIS K6301に従って測
定することができる。すなわち、未露光の水なし平版印
刷版原版を可溶性溶剤に浸漬し、インキ反発層および感
光層を支持体から脱落溶解させる。得られた溶液を濾過
し、可溶性溶剤に不溶のインキ反発層を分離する。さら
に該液を固形分30%に減圧濃縮し、感光液とする。該
感光液をガラス板に塗布し、乾燥した後ガラス板よりシ
ートを剥がし、得られた約300μmの厚さのシートか
ら4号ダンベルでテストピースを作製し、3kWの超高
圧水銀灯(オーク製作所製)を用いUVメーター(オー
ク製作所ライトメジャータイプUV365)で12mW
/cm2 の照度で10分間露光し、テンシロン RTM
−100(オリエンテック(株)製)を用い引張速度2
0cm/分で、JIS K6301に従って初期弾性
率、破断伸度を測定する。
【0071】感光層の各成分の配合割合については特に
限定されないが、光重合性感光層の場合には光重合性化
合物100重量部に対してバインダーポリマー0〜2,
0000重量部、好ましくは10〜8,000重量部、
より好ましくは100〜5,000重量部加え、本発明
の光塩基発生剤を1〜100重量部、好ましくは2〜8
0重量部、より好ましくは5〜50重量部加え、光開始
剤、光増感剤、光増感助剤のような光反応に寄与する化
合物をそれぞれ0〜100重量部、好ましくは0〜80
重量部、より好ましくは2〜50重量部加え、染料、顔
料、pH指示薬、焼き出し剤、界面活性剤、重合禁止
剤、酸、塩基、などの各種添加剤をそれぞれ0〜100
重量部、好ましくは0〜50重量部、より好ましくは
0.5〜40重量部加えるのがよい。光二量化型感光層
の場合には光二量化化合物100重量部に対してバイン
ダーポリマー0〜2,0000重量部、好ましくは10
〜8,000重量部、より好ましくは100〜5,00
0重量部加え、本発明の光塩基発生剤を1〜100重量
部、好ましくは2〜80重量部、より好ましくは5〜5
0重量部加え、光開始剤、光増感剤、光増感助剤のよう
な光反応に寄与する化合物をそれぞれ0〜100重量
部、好ましくは0〜80重量部、より好ましくは2〜5
0重量部加え、染料、顔料、pH指示薬、焼き出し剤、
界面活性剤、重合禁止剤、酸、塩基、などの各種添加剤
をそれぞれ0〜100重量部、好ましくは0〜50重量
部、より好ましくは0.5〜40重量部加えるのがよ
い。感光層がこのような配合割合を有すると、光増感効
果に優れ、画像再現性・保存安定性に優れ、低温露光で
の画像再現性にも優れたものとなる。
【0072】感光層の膜厚としては、0.1〜100μ
m、好ましくは0.5〜50μm、より好ましくは0.
5〜20μmである。薄すぎると塗布時にピンホールな
どの欠点が生じやすくなり、厚すぎると経済的に不利に
なる。
【0073】次に、本発明に用いられるインキ反発層に
ついて説明する。
【0074】インキ反発層としては、シリコーンゴムを
用いるもの、フッ素樹脂を用いるものが挙げられる。こ
れらの中では、材料供給の簡便さなどからシリコーンゴ
ムが好ましい。
【0075】シリコーンゴムを用いる場合、シリコーン
ゴムは大別して以下の2種に分類されるが、これらに限
定されない。
【0076】(1)縮合型シリコーンゴム 縮合型シリコーンゴムを形成する方法としては、下記一
般式(III)で示される繰り返し単位を有する分子量
数千〜数十万の線状有機ポリシロキサンを架橋剤により
架橋する方法が一般的である。
【0077】
【化7】 (式中、nは2以上の整数、R5、R6は炭素数1〜5
0の置換あるいは非置換のアルキル基、炭素数2〜50
の置換あるいは非置換のアルケニル基、炭素数4〜50
の置換あるいは非置換のアリール基の群から選ばれる少
なくとも一種であり、それぞれ同一でも異なっていても
よい。R5、R6の全体の40%以下がビニル、フェニ
ル、ハロゲン化ビニル、ハロゲン化フェニルであり、全
体の60%以上がメチル基であるものが好ましい。) このような線状有機ポリシロキサンは有機過酸化物を添
加して熱処理を施すことにより、さらに架橋したシリコ
ーンゴムとすることもできる。
【0078】このような線状ポリシロキサンには、通常
以下の一般式(IV)に示されるような架橋剤を添加す
ることにより架橋させる。
【0079】 R7q SiZ4-q (IV) (式中、qは0〜2の整数であり、R7はアルキル基、
アルケニル基、アリール基、またはこれらの組み合わさ
れた基を示し、それらはハロゲン原子、アミノ基、水酸
基、アルコキシ基、アリールオキシ基、(メタ)アクリ
ルオキシ基、チオール基などの官能基を置換基として有
していてもよい。Zは水素原子、水酸基、アルコキシ
基、アシルオキシ基、ケトオキシム基、アミド基、アミ
ノオキシ基、アミノ基、グリシジル基、メタクリル基、
アリル基、ビニル基などを有するアセトキシシラン、ケ
トオキシムシラン、アルコキシシラン、アミノシラン、
アミドシランなどが挙げられるが、これらに限定されな
い。) このような縮合型シリコーンゴムには、錫、亜鉛、鉛、
カルシウム、マンガンなどの金属を含んだ化合物などを
触媒として添加することは任意である。
【0080】(2)付加型シリコーンゴム 付加型シリコーンゴムを形成する方法としては、分子中
に2個以上のエチレン性不飽和結合を有するポリシロキ
サン化合物と多価ハイドロジェンポリシロキサン化合物
とを反応させる方法が一般的である。分子中に2個以上
のエチレン性不飽和結合を有するポリシロキサン化合物
としてはα,ω−ジビニルポリジメチルシロキサン、両
末端メチル基の(メチルシロキサン)(ジメチルシロキ
サン)共重合体などが挙げられる。多価ハイドロジェン
ポリシロキサン化合物としては、α,ω−ジメチルポリ
メチルハイドロジェンシロキサン、両末端メチル基の
(メチルポリメチルハイドロジェンシロキサン)(ジメ
チルシロキサン)共重合体などが挙げられる。
【0081】このような付加型シリコーンゴムには、白
金単体、塩化白金、オレフィン配位白金などを触媒とし
て添加する。
【0082】インキ反発層の膜厚としては、0.5〜1
00μm、好ましくは0.5〜10μm、より好ましく
は1.0〜5μmである。薄すぎる場合には耐刷性およ
びインキ反発性の点で問題を生じる。厚すぎると経済的
に不利であるばかりでなく、現像時にインキ反発層を除
去しにくくなり、画像再現性の低下をもたらす。
【0083】以上説明したようにして構成された水なし
平版印刷版原版においては、表面のインキ反発層保護の
目的および露光工程でのフィルムの真空密着性を改善す
るために、インキ反発層の表面にプレーンまたは凹凸処
理した薄い保護フィルムをラミネートまたは薄いプラス
チックシート状物を塗布または転写して保護層とするこ
ともできる。保護フィルム、保護層は露光工程において
有用であるが、現像工程においては、剥離または溶解に
よって除去され、印刷工程においては不必要なものであ
る。
【0084】有用な保護フィルムは紫外線透過性を有
し、100μm以下、好ましくは10μm以下の厚みを
有するもので、その代表例として、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレ
ート、セロファンなどを挙げることができる。これらの
保護フィルムの表面はフィルムとの密着性を改良するた
めに凹凸加工を施すことができる。また、曝光から原版
を保護する目的から、種々の光吸収剤や光退色性物質、
光発色性物質などを表面に塗布したフィルムを用いるこ
とも可能である。このような曝光対策を行う場合、露光
時に感光層の光重合反応を抑制しないような化合物を用
いることが好ましい。また、保護フィルムの代わりにコ
ーティングなどの方法で保護層を形成させておいてもよ
い。
【0085】本発明で用いられる水なし平版印刷版は、
例えば次のようにして製造される。まず必要に応じて各
種粗面化処理した支持体上に、リバースコーター、エア
ナイフコーター、メーヤバーコーターなどの通常のコー
ター、あるいはホエラのような回転塗布装置を用い感光
層を構成すべき組成物溶液を塗布、乾燥及び必要に応じ
て熱キュアを行う。なお、必要に応じて前述したように
支持体と感光層の間に同様の方法でプライマー層を設け
た後、インキ反発層を形成しうる溶液を感光層上に同様
の方法で塗布し、通常60〜180℃の温度で数分間熱
処理して、十分に硬化せしめてインキ反発層を形成す
る。必要ならば、保護層をさらに塗布するか保護フィル
ムを該インキ反発層上にラミネーターなどを用いてカバ
ーする。
【0086】このようにして製造された水なし平版印刷
版は、例えば光透過性フィルムの場合はそのまま、ある
いは剥いで、光透過性の劣るフィルムの場合は剥いでか
ら真空密着されたポジ型の場合はポジフィルム(ネガ型
の場合はネガフィルム)を通して活性光線で露光され
る。この露光工程で用いられる光源は、紫外線を豊富に
発生するものであり、水銀灯、カーボンアーク灯、キセ
ノンランプ、メタルハライドランプ、タングステンラン
プ、蛍光灯などを用いることができる。
【0087】次いで、保護フィルムがある時は剥いでか
ら、自動現像装置を用いるかあるいは手による現像を行
うことによって、ポジ型の場合は未露光部(ネガ型の場
合は露光部)のインキ反発層、あるいはその下の感光層
が除去され、感光層あるいはプライマー層あるいは支持
体表面が露出しインキ受容部となる。自動現像装置とし
ては、好ましくは前処理部と現像部、及び後処理部がこ
の順に設けられている現像装置を用いるのがよい。場合
によっては後処理部の後方にさらに水洗部が設けられて
いてもよい。このような現像装置の具体例としては、東
レ(株)製TWL−1160、TWL−650などの現
像装置、あるいは特開平4−2265号や特開平5−2
272号、特開平5−6000号などに開示されている
現像装置を挙げることができる。また、これらの現像装
置を組み合わせて用いることもできる。
【0088】前処理液ならびに後処理液としては、通常
水なし平版印刷版原版の現像に開示されているものが用
いられる。また現像液としては水が通常用いられるが、
これらに限定されず、水や親水系溶剤、疎水系溶剤、界
面活性剤を適当に組み合わせて前処理液や現像液として
用いてもよい。逆に、現像液と後処理液を組み合わせて
用いてもよい。後処理液には通常染料などを含有させる
ことにより、後処理と同時に染色を行うことも可能であ
る。
【0089】
【実施例】以下に実施例により本発明を更に詳しく説明
するが、本発明はこれらに限定されない。
【0090】参考例1 4−ジアゾジフェニルアミン硫酸塩14.5gを氷冷下
で41.0gの濃硫酸に溶解した。温度を10℃以下に
保ちながら、この反応液に1.4gのパラホルムアルデ
ヒドをゆっくり添加した。
【0091】この反応混合物を氷冷下、500mlのエ
タノールに滴下し、生じた沈殿を濾過した。エタノール
で洗浄後、この沈殿物を100mlの純水に溶解し、こ
の液に7.0gの塩化亜鉛を溶解した20gの冷水溶液
を加えた。
【0092】生じた沈殿を濾過した後、エタノールで洗
浄し、これを150mlの純水に溶解した。この液に
8.0gのヘキサフルオロリン酸アンモニウムを溶解し
た20gの冷水溶液を加えた。生じた沈殿を濾過し、水
洗した後、乾燥してジアゾ化合物1を得た。
【0093】合成例1 アセトフェノン25g、ヒドロキシルアミン塩酸塩14
g、エタノール100mlを混合し、90℃で2時間反
応させた。反応終了後、減圧乾燥によりエタノールを除
去し、得られた固体をヘキサンで2回洗浄した。(この
化合物を中間物1とする。) このようにして得られた中間物10g、アジピン酸ジク
ロリド7.3g、テトラヒドロフラン50mlを混合
し、容器全体を氷冷しながらトリエチルアミン/テトラ
ヒドロフラン=1/1(重量比)溶液20gを約1時間
かけて徐々に滴下した。滴下終了後、約1時間室温でか
くはんした。水とクロロホルムを加え、分液ロートを用
いて抽出を行い、有機層と水層を分離した。有機層を硫
酸ナトリウムで脱水し、ひだ折り濾紙で濾過して硫酸ナ
トリウムを除去し、その後減圧乾燥して溶媒を除去し
た。
【0094】このようにして、式(I)で示される構造
を有する光塩基発生剤を得た。この光塩基発生剤は光ア
ミン発生剤であり、一般式(II)で示される化合物で
もある。(この化合物を発生剤1とする。)
【化8】 合成例2 合成例1で得られた中間物10g、アクリル酸5.5
g、テトラヒドロフラン50mlを混合し、容器全体を
氷冷しながらトリエチルアミン/テトラヒドロフラン=
1/1(重量比)溶液20gを約1時間かけて徐々に滴
下した。滴下終了後、約6時間室温でかくはんした。水
とクロロホルムを加え、分液ロートを用いて抽出を行
い、有機層と水層を分離した。有機層を硫酸ナトリウム
で脱水し、ひだ折り濾紙で濾過して硫酸ナトリウムを除
去し、その後減圧乾燥して溶媒を除去した。
【0095】このようにして、式(I)で示される構造
を有する光塩基発生剤を得た。この光塩基発生剤は光ア
ミン発生剤である。(この化合物を発生剤2とする。) 合成例3 合成例2において、アクリル酸5.5gをメタクリル酸
6.5gに変更する以外は全て合成例2と同様にして光
塩基発生剤を得た。この光塩基発生剤は光アミン発生剤
である。(この化合物を発生剤3とする。) 合成例4 合成例2で得られた発生剤2とメタクリル酸メチルとを
1/1(モル比)で共重合し、高分子量の光塩基発生剤
を得た。この光塩基発生剤は光アミン発生剤である。
(この化合物を発生剤4とする。) 合成例5 合成例3で得られた発生剤3とメタクリル酸メチルとを
1/1(モル比)で共重合し、高分子量の光塩基発生剤
を得た。この光塩基発生剤は光アミン発生剤である。
(この化合物を発生剤5とする。) 実施例1 厚さ0.24mmのアルミ板上に、下記の組成のプライ
マー層を、硬化後の膜厚が9μmになるように塗布して
150℃×2分間乾燥した後、3kWの超高圧水銀灯
(オーク製作所製)を用いUVメーター(オーク製作所
ライトメジャータイプUV365)で12mW/cm2
の照度で10分間露光し硬化させた。
【0096】 (1)2−ヒドロキシエチルメタクリレート/2−ヒドロキシ 100重量部 エチルアクリレート/ケタクリル酸メチル/アクリル酸 メチル=25/25/25/25の共重合体 (2)ジアゾ化合物1 65重量部 (3)黄色顔料(KET−YELLOW402、大日本インキ 12重量部 化学工業(株)製) (4)白色顔料(FINEX−25、堺化学社製) 23重量部 (5)N,N−ジメチルホルムアミド 250重量部 (6)テトラヒドロフラン 150重量部 プライマ層の上層に、下記の組成の感光層を、乾燥後の
膜厚が2μmになるように塗布して、120℃×1分間
乾燥した。
【0097】 (1)m−キシリレンジアミン1モルにグリシジルメタクリレ 25重量部 ート4モルを反応させたもの (2)”サンプレン”IB1700D(三洋化成工業(株)製 57重量部 ポリウレタン樹脂) (3)ペンタエリスリトールトリアクリレート 12重量部 (4)発生剤1 3.6重量部 (5)4,4’−(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン 7重量部 (6)2−クロロチオキサントン 5重量部 (7)ビクトリアピュアブルーBOHの4−トルエンスルホン 0.3重量部 酸塩 (8)MCF323(大日本インキ化学工業(株)製界面活性 0.1重量部 剤) (9)N,N−ジメチルホルムアミド 145重量部 (10)メチルエチルケトン 145重量部 感光層の上層に、下記の組成のシリコーンゴム層を、乾
燥後の膜厚が2μmになるように塗布して、120℃×
2分間乾燥硬化した。
【0098】 (1)両末端水酸基のポリジメチルシロキサン 100重量部 (平均分子量50,000) (2)メチルトリアセトキシシラン 9.9重量部 (3)ジブチル錫ジオクテート 0.1重量部 (4)ヘキサン 190重量部 (5)キシレン 50重量部 シリコーンゴム層の上層に、膜厚6μmのポリエチレン
テレフタレートフィルムをラミネートして保護層とし、
水なし平版印刷版原版を得た。
【0099】得られた水なし平版印刷版原版にポジフィ
ルムを30秒真空密着させ、25℃の温度で3kWの超
高圧水銀灯(オーク製作所製)を用いUVメーター(オ
ーク製作所ライトメジャータイプUV365)で24m
W/cm2 の照度で3分間露光した。露光後、保護層で
あるポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離し、東
レ(株)製自動現像装置TWL−650を用いて現像し
た。この際、前処理液としては東レ(株)製”PP−
F”、現像液としては水、後処理液としては東レ(株)
製”PA−F”を使用した。得られた水なし平版印刷版
は良好な画像再現性を示した。結果を表1に示す。
【0100】次に、上記と同様の方法にて作製した水な
し平版印刷版原版に、上記と同様のポジフィルムを30
秒真空密着させ、15℃の温度で3kWの超高圧水銀灯
(オーク製作所製)を用いUVメーター(オーク製作所
ライトメジャータイプUV365)で24mW/cm2
の照度で3分間露光した。露光後、保護層であるポリエ
チレンテレフタレートフィルムを剥離し、東レ(株)製
自動現像装置TWL−650を用いて現像した。この
際、前処理液としては東レ(株)製”PP−F”、現像
液としては水、後処理液としては東レ(株)製”PA−
F”を使用した。得られた水なし平版印刷版は良好な画
像再現性を示した。結果を表1に示す。
【0101】次に、上記と同様の方法にて作製した水な
し平版印刷版原版を50℃に温度調節した恒温容器内に
1月間保存した後、上記と同様の方法にて露光・現像を
行い、画像再現性を調べた。得られた水なし平版印刷版
は保存後も良好な画像再現性を示した。結果を表1に示
す。
【0102】実施例2 実施例1において、感光層を以下のように変更する以外
は全て実施例1と同様にして原版を作製し、実施例1と
同様の評価を行った。結果を表1に示す。
【0103】 (1)1,2,5−トリ(2−ヒドロキシ−3−アクリロキシ 13重量部 プロピルオキシ)−3−アクリロキシ−4,6−ジヒド ロキシヘキサン (2)p−キリリレンジアミン1モルにグリシジルメタクリレ 13重量部 ート3モル、ブチルグリシジルエーテル1モルを反応さ せたもの (3)”サンプレン”IB1700D(三洋化成工業(株)製 53重量部 ポリウレタン樹脂) (4)ペンタエリスリトールテトラメタクリレート 8重量部 (5)発生剤2 3重量部 (6)4,4’−(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン 5重量部 (7)2−クロロチオキサントン 4.6重量部 (8)ビクトリアピュアブルーBOHの4−トルエンスルホン 0.3重量部 酸塩 (9)MCF323(大日本インキ化学工業(株)製界面活性 0.1重量部 剤) (10)N,N−ジメチルホルムアミド 150重量部 (11)メチルイソブチルケトン 150重量部 実施例3 実施例1において、感光層を以下のように変更する以外
は全て実施例1と同様にして原版を作製し、実施例1と
同様の評価を行った。結果を表1に示す。
【0104】 (1)テトラオキシプロピレンジアミン1モルにグリシジルメ 20重量部 タクリレート3モル、ブチルグリシジルエーテル1モル を反応させたもの (2)m−キシリレンジアミン1モルにグリシジルメタクリレ 11重量部 ート3モル、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシ ラン1モルを反応させたもの (3)”ミラクトン”P22S(日本ポリウレタン(株)製ポ 60重量部 リウレタン樹脂) (4)1,8−オクタンジアクリレート 15重量部 (5)発生剤3 5重量部 (5)4,4’−(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン 3重量部 (6)2,4−ジエチルチオキサントン 5.5重量部 (7)ビクトリアピュアブルーBOHのベンゼンスルホン酸塩 0.4重量部 (8)MCF323(大日本インキ化学工業(株)製界面活性 0.1重量部 剤) (10)N,N−ジメチルホルムアミド 140重量部 (11)テトラヒドロフラン 140重量部 比較例1 実施例1において、感光層を以下のように変更する以外
は全て実施例1と同様にして原版を作製し、実施例1と
同様の評価を行った。結果を表1に示す通りであり、低
温露光の画像再現性が実施例1〜3より劣っていた。
【0105】 (1)m−キシリレンジアミン1モルにグリシジルメタクリレ 25重量部 ート4モルを反応させたもの (2)”サンプレン”IB1700D(三洋化成工業(株)製 57重量部 ポリウレタン樹脂) (3)ペンタエリスリトールトリアクリレート 12重量部 (4)4,4’−(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン 7重量部 (5)2−クロロチオキサントン 5重量部 (6)ビクトリアピュアブルーBOHの4−トルエンスルホン 0.3重量部 酸塩 (7)MCF323(大日本インキ化学工業(株)製界面活性 0.1重量部 剤) (8)N,N−ジメチルホルムアミド 145重量部 (9)メチルエチルケトン 145重量部 比較例2 実施例1において、感光層を以下のように変更する以外
は全て実施例1と同様にして原版を作製し、実施例1と
同様の評価を行った。結果を表1に示す通りであり、保
存後の画像再現性が実施例1〜3より劣っていた。
【0106】 (1)m−キシリレンジアミン1モルにグリシジルメタクリレ 25重量部 ート4モルを反応させたもの (2)”サンプレン”IB1700D(三洋化成工業(株)製 57重量部 ポリウレタン樹脂) (3)ペンタエリスリトールトリアクリレート 12重量部 (4)ブチルジエタノールアミン 3.6重量部 (5)4,4’−(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン 7重量部 (6)2−クロロチオキサントン 5重量部 (7)ビクトリアピュアブルーBOHの4−トルエンスルホン 0.3重量部 酸塩 (8)MCF323(大日本インキ化学工業(株)製界面活性 0.1重量部 剤) (9)N,N−ジメチルホルムアミド 145重量部 (10)メチルエチルケトン 145重量部 比較例3 実施例2において、感光層を以下のように変更する以外
は全て実施例2と同様にして原版を作製し、実施例2と
同様の評価を行った。結果を表1に示す通りであり、低
温露光の画像再現性が実施例1〜3より劣っていた。
【0107】 (1)1,2,5−トリ(2−ヒドロキシ−3−アクリロキシ 13重量部 プロピルオキシ)−3−アクリロキシ−4,6−ジヒド ロキシヘキサン (2)p−キリリレンジアミン1モルにグリシジルメタクリレ 13重量部 ート3モル、ブチルグリシジルエーテル1モルを反応さ せたもの (3)”サンプレン”IB1700D(三洋化成工業(株)製 53重量部 ポリウレタン樹脂) (4)ペンタエリスリトールテトラメタクリレート 8重量部 (5)4,4’−(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン 5重量部 (6)2−クロロチオキサントン 4.6重量部 (7)ビクトリアピュアブルーBOHの4−トルエンスルホン 0.3重量部 酸塩 (8)MCF323(大日本インキ化学工業(株)製界面活性 0.1重量部 剤) (9)N,N−ジメチルホルムアミド 150重量部 (10)メチルイソブチルケトン 150重量部 比較例4 実施例3において、感光層を以下のように変更する以外
は全て実施例3と同様にして原版を作製し、実施例3と
同様の評価を行った。結果を表1に示す通りであり、保
存後の画像再現性が実施例1〜3より劣っていた。
【0108】 (1)テトラオキシプロピレンジアミン1モルにグリシジルメ 20重量部 タクリレート3モル、ブチルグリシジルエーテル1モル を反応させたもの (2)m−キシリレンジアミン1モルにグリシジルメタクリレ 11重量部 ート3モル、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシ ラン1モルを反応させたもの (3)”ミラクトン”P22S(日本ポリウレタン(株)製ポ 60重量部 リウレタン樹脂) (4)1,8−オクタンジアクリレート 15重量部 (5)ベンジルアミン 5重量部 (5)4,4’−(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン 3重量部 (6)2,4−ジエチルチオキサントン 5.5重量部 (7)ビクトリアピュアブルーBOHのベンゼンスルホン酸塩 0.4重量部 (8)MCF323(大日本インキ化学工業(株)製界面活性 0.1重量部 剤) (10)N,N−ジメチルホルムアミド 140重量部 (11)テトラヒドロフラン 140重量部 実施例4 実施例1において、プライマ層を以下に示す組成に変更
し、光硬化の代わりに200℃×2分間加熱硬化させる
以外は全て実施例1と同様にして原版を作製し、実施例
1と同様の評価を行った。結果を表1に示す。
【0109】 (1)ポリウレタン樹脂”ミラクトン”P22S 180重量部 (日本ポリウレタン(株)製) (2)ヘキサメチレンジイソシアネート 15重量部 (3)エポキシ・フェノール・尿素樹脂”SJ9372” 40重量部 (関西ペイント(株)製) (4)グリセリン1モルとエピクロロヒドリン3モルとを反応 25重量部 させたもの (5)白色顔料(FINEX−25、堺化学社製) 20重量部 (6)N,N−ジメチルホルムアミド 250重量部 (7)テトラヒドロフラン 20重量部 実施例5 実施例1において、シリコーンゴム層を下記に示す組成
に変更した以外は全て実施例1と同様にして原版を作製
し、実施例1と同様の評価を行った。結果を表1に示
す。
【0110】 (1)両末端ビニル基のポリジメチルシロキサン 100重量部 (平均分子量50,000) (2)(CH3)3 SiO(SiO(Si(CH3)2 O)30-(SiH(CH3)O)10 Si(CH3)3 9.7重量部 (3)塩化白金酸/メチルビニルサイクリック錯体 0.3重量部 (4)ヘキサン 180重量部 (5)キシレン 50重量部 実施例6 実施例1において、感光層を以下のように変更する以外
は全て実施例1と同様にして原版を作製し、実施例1と
同様の評価を行った。結果を表1に示す。
【0111】 (1)1,3,4,6−テトラ(2−ヒドロキシ−3−メタク 15重量部 リロキシプロピルオキシ)−2,5−ジヒドロキシヘキ サン (2)m−キシリレンジアミン1モルにグリシジルメタクリレ 8重量部 ート2モル、ブチルグリシジルエーテル2モルを反応さ せたもの (3)m−キシリレンジアミン1モルにグリシジルメタクリレ 4重量部 ート2モル、ブチルグリシジルエーテル1モル、3−グ リシドキシプロピルトリメトキシシラン1モルを反応さ せたもの (4)”サンプレン”IB1700D(三洋化成工業(株)製 55重量部 ポリウレタン樹脂) (5)ペンタエリスリトールトリアクリレート 10重量部 (6)発生剤4 3重量部 (7)4,4’−(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン 6重量部 (8)2−クロロチオキサントン 5.6重量部 (9)ビクトリアピュアブルーBOHの4−トルエンスルホン 0.3重量部 酸塩 (10)MCF323(大日本インキ化学工業(株)製界面活 0.1重量部 性剤) (11)N,N−ジメチルホルムアミド 145重量部 (12)メチルエチルケトン 145重量部 実施例7 実施例1において、感光層を以下のように変更する以外
は全て実施例1と同様にして原版を作製し、実施例1と
同様の評価を行った。結果を表1に示す。
【0112】 (1)1,3,5−トリ(2−ヒドロキシ−3−メタクリロキ 16重量部 シプロピルオキシ)−2,4,6−トリヒドロキシヘキ サン (2)テトラオキシプロピレンジアミン1モルにグリシジルメ 10重量部 タクリレート3モル、ブチルグリシジルエーテル1モル を反応させたもの (3)テトラオキシプロピレンジアミン1モルにグリシジルメ 4重量部 タクリレート2モル、ブチルグリシジルエーテル1モル 、3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン1モル を反応させたもの (4)”ミラクトン”P22S(日本ポリウレタン(株)製ポ 57重量部 リウレタン樹脂) (5)1,8−オクタンジアクリレート 12重量部 (6)発生剤5 4重量部 (7)4,4’−(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン 6重量部 (8)2,4−ジエチルチオキサントン 5.6重量部 (9)ビクトリアピュアブルーBOHのベンゼンスルホン酸塩 0.3重量部 (10)MCF323(大日本インキ化学工業(株)製界面活 0.1重量部 性剤) (11)N,N−ジメチルホルムアミド 140重量部 (12)テトラヒドロフラン 140重量部
【表1】
【0113】
【発明の効果】本発明の水なし平版印刷版原版は、感光
層中に光塩基発生剤を含有しているので、光増感効率に
優れ、長期保存における保存安定性も良く、低温での露
光でも良好な画像再現性を有している。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に少なくとも感光層、インキ反発
    層をこの順に積層してなる水なし平版印刷版原版におい
    て、該感光層が光塩基発生剤を含有していることを特徴
    とする水なし平版印刷版原版。
  2. 【請求項2】光塩基発生剤が光アミン発生剤であること
    を特徴とする請求項1記載の水なし平版印刷版原版。
  3. 【請求項3】光塩基発生剤が、下記式(I)で示される
    構造を有することを特徴とする請求項1記載の水なし平
    版印刷版原版。 【化1】
  4. 【請求項4】光塩基発生剤が、下記一般式(II)で示
    される化合物であることを特徴とする請求項1記載の水
    なし平版印刷版原版。 【化2】 (式中、L1は連結基である。R1〜R4はそれぞれ独
    立に、水素原子、ハロゲン原子、水酸基、メルカプト
    基、ニトロ基、アミノ基、炭素数1〜50の置換あるい
    は非置換のアルキル基、アルキルオキシ基、炭素数2〜
    50の置換あるいは非置換のアルケニル基、アルケニル
    オキシ基、炭素数4〜50の置換あるいは非置換のアリ
    ール基、アリールオキシ基の群から選ばれる少なくとも
    一種である。)
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012093395A (ja) * 2010-10-22 2012-05-17 Fujifilm Corp 光重合性組成物、カラーフィルタ、その製造方法、低屈折反率硬化膜、及び、固体撮像素子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012093395A (ja) * 2010-10-22 2012-05-17 Fujifilm Corp 光重合性組成物、カラーフィルタ、その製造方法、低屈折反率硬化膜、及び、固体撮像素子

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