JPH10123658A - 写真乳剤及びそれを含んでなる写真要素 - Google Patents
写真乳剤及びそれを含んでなる写真要素Info
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Abstract
対する耐性を向上させる。 【解決手段】 ヨウ塩化銀粒子を含んでなる写真乳剤で
あって、前記粒子がさらにオスミウム及びルテニウムを
含んでなり、0.1〜120mg/Agモルの量の金と
0.1〜20mg/Agモルの量のイオウで化学増感さ
れているヨウ塩化銀粒子と、そして下式: 【化1】 (式中、Xは独立的に−O−、−NH−又は−NR−
(式中、Rは置換基である)であり、m及びrは独立的
に0、1又は2であり;Mは−H又はカチオン種であ
り;Arは芳香族基であり;そしてLは結合基(式中、
pは0又は1である)で表されるジスルフィド化合物を
含んでなる写真乳剤。
Description
に関する。本発明は、特にヨウ塩化銀乳剤及びジスルフ
ィド化合物を利用したカラー印画紙に関する。
際、プリントを、現像液で処理する必要がある。現像
中、ハロゲン化銀とカラーカプラーとを含有するゼラチ
ンが軟化され、水溶液透過性となる。カラー印画紙が現
像液中にあるとき及び現像液から取り出した直後、容易
に傷(スクラッチ)がつくことがある。カラー印画紙の
表面にこのような傷があると、印画紙上に許容できない
像が形成されることとなる。印画紙に傷がつくと、印画
紙において現像されているハロゲン化銀粒子のカブリが
生じる。このカブリは、非像様粒子現像を生じ、プリン
ト上にライン状欠陥が現れる。
生じる像の歪曲を最小限とするための努力がなされてき
た。これらの努力に関する記載のある代表的な特許に、
ヨーロッパ特許第244,184号及び米国特許第5,
543,281号がある。
けるウエット・アブレージョンに対する耐性を向上させ
ることがまだ必要とされている。本発明の目的は、向上
したカラー画像形成ができるカラー写真印画紙を提供す
ることである。
ト・アブレージョン欠陥に対する耐性が向上したカラー
印画紙を提供することである。
利点は、一般的に、ヨウ塩化銀粒子を含んでなる写真乳
剤であって、前記粒子がさらにオスミウム及びルテニウ
ムを含んでなり、0.1〜120mg/Agモルの量の
金と0.1〜20mg/Agモルの量のイオウで化学増
感され、そして下式:
しくは−NR−(ここで、Rは置換基である)であり、
m及びrは独立的に0、1もしくは2であり;Mは−H
もしくはカチオン種であり;Arは芳香族基であり;そ
してLは結合基(式中、pは0もしくは1である)で表
されるジスルフィド化合物を含んでなる、写真乳剤を提
供することにより達成される。
は、カラー写真印画紙に利用される。
料に対して非常に数多くの利点がある。本発明の印画紙
では、処理中にアブレージョンにより生じる欠陥に対し
て向上した耐性を有する。この印画紙は、より迅速な処
理を可能とし且つ印画紙取扱いにおける小さな機械の差
異及び欠陥に左右されない方法で処理中に取り扱うこと
ができる。また、本発明の印画紙では、像が印画紙上で
露光されたネガに忠実であり、且つ処理中に導入される
非画像アーチファクトに左右されないので、向上した画
像形成が得られる。また、これらの利点は、全て、従来
のカラープリント材料で得られる写真スピードを低下さ
せることなく得られる。また、本発明のカラー印画紙で
は、現像でプリントにカブリが導入されないので、背景
カブリレベルが一定に低いことから、カラープリントの
低濃度部で向上した画像形成が得られる。 用語の定義 ハロゲン化銀粒子及び乳剤に関する用語「高塩化物」
は、総銀基準で少なくとも90モル%の総塩化物濃度を
示すのに用いられる。
び乳剤に関して、ハロゲン化物は、それらの濃度上昇順
序で記載される。「臭塩化銀」又は「ヨウ塩化銀」と称
される粒子及び乳剤は、特記のない限りは、不純物又は
機能的に重要でないレベルの記載されていないハロゲン
化物(例えば、総銀基準で0.5M%未満)を含有す
る。
晶面により境界が定められている粒子を示すのに用いら
れる。典型的には、粒子のコーナーとエッジは、熟成の
ために多少の丸みを示すが、6つの{100}結晶面以
外には確認できる結晶面を示さない。6つの{100}
結晶面は、等距離間隔である3対の平行{100}結晶
面を形成する。
た。相対スピードは、相対対数単位で示され、したがっ
て「相対対数スピード」と称される。。例えば、相対感
度差30相対対数単位=0.30logE(式中、Eは
露光量(単位:ルクス・秒)である)。本発明の一態様
によれば、反射支持体を含んでなる写真プリント要素が
提供され、前記支持体上に塗布された少なくとも青色光
像記録乳剤層単位は、分散剤と、ヨウ塩化銀粒子であっ
て、3対の等距離間隔の平行{100}結晶面を含んで
なり、総銀の少なくとも50%を有するコア、厚さ5n
m(50オングストローム)超のヨウ化物非含有表面シ
ェル及び最大ヨウ化物濃度を有する亜表面シェルを形成
する制御された非均一ヨウ化物分布で総銀基準で0.0
5〜3モル%のヨウ化物を含有するヨウ塩化銀粒子とを
含んでなる感放射線性乳剤を含有している。
と、前記支持体上に塗布された、少なくとも一種の輻射
線感受性立方粒子高塩化物画像形成乳剤とを含んでな
る。本発明の乳剤は、記録要素を、ブラウン管(CR
T)、発光ダイオード(LED)又はレーザー等の適当
な源を用いて、一種以上の高エネルギービームで走査し
てピクセル・バイ・ピクセルモードで短時間露光する、
電子印刷に用いることができる。このような方法は、例
えば、米国特許第5,126,235号(Hiok
i);ヨーロッパ特許出願第479 167 A1号及
びヨーロッパ特許出願第502 508 A1号を含む
特許文献に記載されている。また、電子印刷の数多くの
基本原理は、Hunt,The Reproducti
on ofColour,第4版、第306頁〜第30
7頁(1987)に記載されている。
前述の目的で挙げ且つ下記の試料で示した特性等の有利
な特性が、ヨウ化物を粒子内に制御された非均一分布で
含有させることにより実現できることが初めてわかっ
た。具体的には、粒子を形成する総銀の少なくとも50
(好ましくは85)%を析出させて粒子のコア部を形成
した後、ホスト(コア)粒子上に形成されるシェル内に
最大ヨウ化物濃度を位置させ、次に最大ヨウ化物濃度を
有するシェルをさらにヨウ化物を添加することなく銀及
び塩化物イオンを析出させることにより亜表面に変換さ
せる。
3.0モル%の範囲のヨウ化物濃度での場合に性能が高
まる。好ましくは、総ヨウ化物濃度は、総銀基準で0.
1〜1.0モル%の範囲である。ヨウ塩化銀粒子内の総
ヨウ化物濃度よりも重要なことに、ヨウ化物の配置状態
がある。粒子のコア部にヨウ化物を含有させても、光効
率を顕著に高めないヨウ化物が加わったこととなる。総
ヨウ化物レベルを不必要に上昇するのを避けるために、
全ての場合において粒子の中央(コア)部におけるヨウ
化物濃度が最大含有ヨウ化物濃度未満であることが意図
される。好ましくは、粒子のコア部におけるヨウ化物濃
度は、平均総ヨウ化物濃度の半分未満であり、最適に
は、コアは、ヨウ化物を実質的に含有しない、即ち、意
図的にヨウ化物を添加することなく形成される。ヨウ化
物を同一総レベルで含有する乳剤を比較すると、スピー
ド増強は、ヨウ化物を粒子の中央部から排除する度合い
と直接に関係がある。
スト(コア)粒子上にヨウ塩化銀シェルが形成される。
さらに変更を加えることなくこれらのシェル化粒子を写
真プリント要素に使用しようとすると、得られる性能が
著しく悪い。粒子の表面のヨウ化物濃度が高いと、本発
明の要件を満たす乳剤と比較して、両方の乳剤を同一最
小濃度まで増感したときにスピードが低下し、そうでな
い場合には、写真反射プリント要素の許容できる性能特
性と適合しない程度にまで最小濃度が増加する。
せるために、ヨウ化物非含有シェルをヨウ塩化銀シェル
上に析出させて、それを亜表面シェルに変換する。亜表
面シェルを埋め込む深さは、亜表面シェルにおけるヨウ
化物が潜像担持粒子の現像の最初に現像剤にアクセスで
きないようにし、且つ潜像を含まない粒子における現像
全体を通じてアクセスできないようにする深さを選ぶ。
意図する表面シェルの厚さは、反射プリント写真要素で
用いられる乳剤において5nm(50オングストロー
ム)超である。表面シェル厚さは、勿論、総銀の50
(好ましくは85)%の最小コア要件と適合するいずれ
のレベルまで上昇してもよい。亜表面シェルは、総銀基
準で0.05モル%のヨウ化物しか提供できないので、
表面シェルは、粒子のコア部により提供されない銀の全
てよりもわずかに小さい割合しか占めることができない
ことが明らかである。総銀の50%よりもわずかに小さ
い(好ましくは15%よりもわずかに小さい)割合を占
める表面シェルが、具体的に意図される。
れば、それ自体、写真スピードを増加させるのに十分で
ある。亜表面シェルにおけるヨウ化物の含有により写真
スピードをさらに高めることができれば、乳剤独特の刺
激蛍光放出スペクトルを示すことがさらに分かった。具
体的には、写真感度のさらなる増強は、明らかに10°
Kの390nm輻射線で刺激したときに、450〜47
0nmの波長範囲で、500nm(以下、「基準放出波
長」と称する)での刺激蛍光放出強度の少なくとも2倍
であるピーク刺激蛍光放出を生じる乳剤によることが分
かった。500nmでの放出は、粒子中の塩化物に起因
するものである。ヨウ化物が存在しない(及びしたがっ
てヨウ化物誘発結晶格子変動がない)と、450〜47
0nmの波長範囲における刺激蛍光放出のピーク強度は
比較的低く、典型的には基準放出波長での強度よりも小
さい。
放出の2倍を超えるピーク蛍光放出を刺激する結晶格子
欠陥を得るために必要とする総銀基準のヨウ化物レベル
は、極めて低い。蛍光放出分布又は乳剤感度を決定する
のは、ヨウ化物の総濃度ではなく、ヨウ化物が適切に導
入されたときに形成する結晶格子欠陥である。結晶格子
欠陥をアニーリングするスローヨウ化物イオン導入をす
ることにより、最高感度レベルの乳剤により示される刺
激放出分布を生じることなく上記した最小レベルを超え
るヨウ化物イオン濃度を組み込むことができる。下記に
おける試料の乳剤調製では、本発明の好ましい実施態様
である刺激放出分布及び感度レベルの増強が得られるヨ
ウ化物イオンの含有が示されている。感度の増強を促進
するパラメータは、(1)ヨウ化物の局在濃度の増加、
及び/又は(2)析出中にヨウ化物イオンの急激な導入
(以下、「ダンプヨウ化物」添加とも称する)である。
(1)及び/又は(2)と結合したときに、総ヨウ化物
濃度の増加によっても、光効率のレベルが高くなる。本
発明の配置状態に関する要件なしに総ヨウ化物濃度を増
加すると、写真スピードは増加できるが、これにより、
いままでに報告されており且つ写真反射プリント要素用
乳剤を選択に際して避けていたヨウ化物イオン含有量の
上昇の欠点が生じる。
は、単に光効率レベルを高めることと適合するだけでな
く、実際に、さらなる感度増強が得られることは驚くべ
きことである。最大ヨウ化物相を粒子の内部にシフトす
ると、潜像も内部にシフトすると考えられるが、詳細な
研究から、潜像は以前として粒子表面で形成されること
が分かった。本発明は、構造的特徴の導入と性能の増強
の観察との実験による相関によるものであり、得られる
性能特性を十分に説明できる理論は考えられていない。
の{100}結晶面からなる粒子)から出発した後、ヨ
ウ化物を導入することにより十四面体粒子(即ち、6つ
の{100}結晶面と8つの{111}結晶面からなる
十四面体粒子)が生じることがことが分かった。さらに
研究を行なったところ、一つの{111}結晶面しか完
成粒子に存在しないことがあることが判明した。さらに
まだ研究を行なったところ、本発明の乳剤は、立方粒子
乳剤となることができることが分かった。したがって、
少なくとも{111}結晶面(及び通常十四面体粒子)
が存在すると、粒子が本発明の教示により製造されたの
かもしれないという都合のよい目に見える糸口が得られ
るが、一つ以上の{111}結晶面は、上記した本発明
の予想外の性能上の利点を小さくしないで除去したり存
在しなくするようにできる粒子形成の副産物であるとい
う結論に達した。
態の立方粒子ヨウ塩化銀乳剤の製造は、最大ヨウ化物濃
度領域を析出する前に、いずれかの都合のよい通常の高
塩化物立方粒子析出法を用いることにより、即ち、銀析
出の少なくとも最初の50(好ましくは少なくとも最初
の85)%を導入することにより行なうことができる。
最初に形成される高塩化物立方粒子は、次にさらなる粒
子成長のホストとしての役割を果たす。一つの具体的に
意図される好ましい態様では、ホスト乳剤は、単分散塩
化銀立方粒子乳剤である。粒子の総組成要件に一致する
低レベルのヨウ化物及び/又は臭化物も、ホスト粒子内
に存在してもよい。ホスト粒子は、十四面体形態等の他
の立体形態を含むことができる。製造法のホスト粒子要
件を満たす乳剤を形成する方法は、当該技術分野におい
て公知である。例えば、粒子の最大ヨウ化物濃度領域の
成長の前に、米国特許第4,269,927号(Atw
ell)、EPO 0 080 905(田中)、米国
特許第4,865,962号(長谷部等)、EPO 0
295 439(Asami)、米国特許第5,25
2,454号(Suzumoto等)又は米国特許第
5,252,456号(大島等)(これらに記載の開示
は、引用することにより本明細書の開示の一部とされ
る)に記載の析出法を用いることができる。但し、この
場合、臭化物イオンを粒子表面又は表面付近に配置する
析出法(存在する場合には)を除く。別法を述べれば、
ホスト粒子は、上記で引用したものにより教示されてい
る析出法を用いて、調製する粒子の最高塩化物濃度領域
を調製することにより調製できる。
くとも85%)を占めるホスト粒子集団を調製したら、
増加した濃度のヨウ化物を乳剤に導入して最大ヨウ化物
濃度を有する粒子領域を形成する。ヨウ化物イオンは、
好ましくはアンモニウム又はアルカリ金属ヨウ化物塩等
の可溶性塩として導入される。ヨウ化物イオンは、銀及
び/又は塩化物イオンの添加と同時に導入できる。別法
として、ヨウ化物イオンを単独で導入した後、直ちに、
銀イオンの導入を、さらなる塩化物イオンの導入ととも
にか、さらなる塩化物イオン導入なしに行なう。最大ヨ
ウ化物濃度領域をもっぱらホスト粒子の表面に隣接する
塩化物イオンを置換することにより導入するよりは、最
大ヨウ化物濃度領域をホスト粒子上に成長させるのが好
ましい。
の局在化を最大とするために、ヨウ化物イオンをできる
だけ迅速に導入することが好ましい。即ち、粒子の最大
ヨウ化物濃度領域を形成しているヨウ化物イオンは、好
ましくは30秒未満、最適には10秒未満で導入する。
ヨウ化物をもっとゆっくりと導入するときには、より迅
速なヨウ化物導入により得られるのと同等の感度の増加
を達成するのに、多少もっと多い量のヨウ化物(但し、
上記した範囲内)が必要であり、最小濃度レベルは多少
高くなる。よりゆっくりとヨウ化物を添加するのは、特
により大きなバッチサイズ乳剤調製において達成するの
が操作的に簡単である。したがって、少なくとも1分間
(好ましくは少なくとも2分間)、好ましくは銀の同時
導入中ヨウ化物を添加することが具体的に意図される。
少なくとも1分間(好ましくは、少なくとも2分間)か
け且つ、同時に添加される銀濃度基準で5モル%より大
きな濃度で添加すると、乳剤の粒子間変動を減少する利
点が実現できることが分かった。例えば、ヨウ化物をも
っとゆっくりと導入し、上記した濃度レベルより上に維
持すると、十分に明瞭な輪郭の十四面体粒子が調製され
た。5モル%を超える濃度では、ヨウ化物は、{11
1}結晶面の出現を促進するように作用すると思われ
る。塩化銀におけるヨウ化物の飽和レベル以下、典型的
には約13モル%以下の局部ヨウ化物濃度を用いること
ができる。米国特許第5,288,603号(Mask
asky)(引用することにより本明細書の開示の一部
とされる)は、塩化銀におけるヨウ化物飽和レベルにつ
いて述べている。
ウ化物濃度領域の析出に続いてさらなる粒子成長を行な
うことができる。可溶性銀及び塩化物塩を通常のダブル
ジェット導入することにより、表面シェルとして塩化銀
を析出できる。別法として、特に比較的薄い表面シェル
が意図される場合には、可溶性銀塩を単独で導入し、追
加の塩化物イオンを分散媒体により提供することができ
る。
(6つの{100}結晶面により完全に境界が定められ
ている)から、6つの{100}結晶面の他に場合によ
っては確認できる{111}面を有する粒子、及び両縁
での6つの{100}結晶面と8つの{111}結晶面
とを有する十四面体粒子にわたる種々の立体形態をとる
ことができる。
たところ、これらの乳剤の性能は、主にヨウ化物の含有
及び粒子サイズ分散の均一性によって決定されるとの結
論に達した。ヨウ塩化銀粒子は、比較的単分散である。
ヨウ塩化銀粒子は、好ましくは粒子サイズ変動係数35
%未満、最適には25%未満である。もっとはるかに低
い粒子サイズ変動係数が実現できるが、分散性が最小に
なるにつれて、実現される利点の度合いが次第に小さく
なる。
方結晶格子に、写真感度を増加できるルテニウム及びオ
スミウムドーパントを含有せしめることが具体的に意図
される。具体的態様において、ドーパントとして下式を
満足するヘキサ配位錯体を使用することが意図される: (I) 〔ML6 〕n (式中、MはRu+ 2 又はOs+ 2 の充満フロンティア
軌道多価金属イオンであり;L6 は独立して選択するこ
とができる6個の配位錯体リガンドを表すが、但し、リ
ガンドの少なくとも4個はアニオンリガンドであり、リ
ガンドの少なくとも1個(好ましくは少なくとも3個及
び最適には少なくとも4個)はいずれのハロゲン化物リ
ガンドよりも電気陰性が高く;そして nは−1、−2、−3又は−4である。
具体例を示す:: 〔Ru(CN)6 〕- 4 〔Os(CN)6 〕- 4 〔RuCl(CN)5 〕- 4 〔OsBr(CN)5 〕- 4 〔RuF2 (CN)4 〕- 4 〔OsCl2 (CN)4 〕- 4 〔Ru(CN)5 (OCN)〕- 4 〔Ru(CN)5 (N3 )〕- 4 〔Os(CN)5 (SCN)〕- 4 〔Ru(CO)2 (CN)4 〕- 1 〔Os(CN)Cl5 〕-4 〔IrBr2 (CN)4 〕- 3 〔Ir(CN)6 〕- 3 〔IrBr(CN)5 〕- 3 〔Ir(CN)5 (HOH)〕- 2 〔Ir(CN)4 (オキサレート)〕- 3
位置でも効果がある。一般的に、ドーパントを銀基準で
粒子の外面部50%に含有させると、よりよい結果が得
られる。ドーパントを、確実に実際に粒子構造に含有さ
せ且つ粒子表面と単に関連させないために、粒子の最大
ヨウ化物濃度領域を形成する前に、ドーパントを導入す
ることが好ましい。したがって、ドーパント導入の最適
粒子領域は、粒子を形成する総銀の50〜85%の範囲
の銀によって形成される領域である。即ち、ドーパント
の導入は、総銀の50%が導入された後に開始するのが
最適であり、且つ総銀の85%が析出したときまでに完
了するのが最適である。ドーパントは、全てを一度に導
入することもできるし、粒子析出が継続している間の期
間にわたって反応容器に流入することもできる。
0-10 〜1×10-7モル/銀モルの量で使用する。オス
ミウムの好ましい量は、最良の写真性能の面から、1×
10 -10 〜1×10-8モル/銀モルである。ルテニウム
ドーパントは、1×10-8〜1 ×10-3モル/銀モルの
量で適当に利用される。ルテニウムの好ましい量は、最
良の写真性能の面から、1×10-6〜1 ×10-3モル/
銀モルの量である。
素のコントラストは、ヨウ塩化銀粒子をニトロシル又は
チオニトロシルリガンドを含有する六配位錯体でドープ
することによりさらに増加できる。この種の好ましい配
位錯体は、下式により表される: (III) 〔TE4 (NZ)E’〕r (式中、TはOs又はRuであり;Eは架橋リガンドで
あり;E’はE又はNZであり;rはゼロ、−1、−2
又は−3であり;そしてZは酸素又はイオウである)。
れの形態をとることもできる。式IIIを満足する適当
な配位錯体の一覧が、米国特許第4,933,272号
(McDugle等)(ここに開示されている内容は、
引用することにより本明細書の開示の一部とされる)に
記載されている。析出後であって且つ化学増感前に、乳
剤をいずれか都合のよい常法により洗浄できる。通常の
洗浄法が、上記したResearch Disclos
ure、アイテム36544、セクションIII、Em
ulsion washingに開示されている。
とが知られているいずれかの平均粒子サイズで調製でき
る。0.15〜2.5μmの範囲の平均粒子サイズが典
型的であり、0.2〜2.0μmの範囲の平均粒子サイ
ズが一般的に好ましい。本発明の金及びイオウ化学増感
剤は、いずれかの適当な公知の種類でよい。適当な金及
びイオウ増感剤の典型例が、1996年9月発行Res
earch Disclosure、アイテム3895
7のセクションIVに記載されている。好ましいもの
は、良好な感度及び低カブリの面から、コロイド状硫化
第一金である。
ることができる。本発明では、イリジウムリガンドを仕
上げ中に添加して良好な相反則性能を有するプリント材
料を製造することが好ましい。イリジウムは、ドーパン
トについて上記したような化合物であり、1×10- 9
〜1×10- 5 mg/Agモルの量で添加する。好まし
い量は、最良の写真性能の面から、1×10- 8 〜1×
10- 6 mg/Agモルである。
増感できる。分光増感及び分光増感色素の選択について
は、例えば上記したResearch Disclos
ure、アイテム36544、セクションV、Spec
tral sensitization and de
sensitizationに開示されている。本発明
で使用される乳剤は、シアニン、メロシアニン、複合シ
アニン及びメロシアニン(即ち、トリ−、テトラ−及び
多核シアニン及びメロシアニン)、スチリル、メロスチ
リル、ストレプトシアニン、ヘミシアニン、アリーリデ
ン、アロポーラーシアニン及びエナミンシアニンなどの
ポリメチン色素類等の種々の種類から選択される色素で
分光増感できる。
ける分光増感が色素単独の一つの濃度から得られる分光
増感又は複数の色素の相加効果から生じる分光増感より
も大きい増感、を生じる分光増感色素を組み合わせて使
用できる。強色増感は、分光増感色素と、安定剤、カブ
リ防止剤、現像促進剤又は抑制剤、塗布助剤、蛍光増白
剤及び帯電防止剤等の他の添加剤との選択された組み合
わせを用いて達成できる。いくつかの機構のいずれか一
つだけでなく、強色増感が可能な化合物も、Gilma
n、Photographic Science an
d Engineeering、第18巻、1974
年、第418頁〜430頁に説明されている。
カブリの変化を防止する。好ましいカブリ防止剤は、以
下のグループから選択できる: A.メルカプト基を、複素環系における隣接窒素原子に
連結している炭素原子に結合して含有しているメルカプ
ト複素環窒素化合物、 B.カルコゲンがイオウ、セレン又はテルルである第四
芳香族カルコゲンアゾリウム塩、 C.イオン化性水素を複素環系における窒素原子に結合
して含有しているトリアゾール又はテトラゾール、 D.各Xが二価イオウ、セレン又はテルルであることを
特徴とする炭素間に−X−X−結合を含んでなるジカル
コゲニド化合物。
とができるのは勿論のことである。ブレンドした乳剤層
又は別個の乳剤層単位を含む写真要素のように、複数の
乳剤を用いる場合、乳剤の全ては、本発明で意図されて
いるヨウ塩化銀乳剤であることができる。また、一種以
上の通常の乳剤を、本発明のヨウ塩化銀乳剤と組み合わ
せて用いることもできる。例えば、塩化銀又は臭塩化銀
等の別の乳剤を、本発明によるヨウ塩化銀乳剤とブレン
ドして、特定の像形成要件を満たすようにすることがで
きる。例えば、異なる感度の乳剤を、常法によりブレン
ドして、特定の目的とする写真特性を得ることができ
る。乳剤をブレンドする代わりに、ブレンドできる乳剤
を別個の層として塗布することによっても同じ効果を得
ることができる。高感度乳剤と低感度乳剤とを、別個の
層として、高感度乳剤層が露光輻射線に最初に当たるよ
うに位置させて塗布することは、当該技術分野において
周知である。低感度乳剤層が最初に露光輻射線に当たる
ように塗布する時、得られる像のコントラストが高くな
る。具体例が、上記したResearch Discl
osure、アイテム36544、セクションI、「乳
剤粒子及び調製(Emulsion grains a
nd their preparation)」、サブ
セクションE、「配合、層及び性能カテゴリー(Ble
nds,layers and performanc
e categories)」に記載されている。
間層等の任意に設けられる追加の層は、処理液浸透性ビ
ヒクル及びビヒクル変性添加剤を含有する。典型的に
は、これらの層(単一又は複数)は、硬膜剤を添加する
ことにより変性されるゼラチン又はゼラチン誘導体等の
親水性コロイドを含有している。これらの種類の物質の
例示が、上記したResearch Disclosu
re、アイテム36544、セクションII、「ビヒク
ル、ビヒクルエクステンダー、ビヒクル様添加剤及びビ
ヒクル関連添加剤(Vehicle,vehicle
extenders,vehicle−like ad
denda and vehicle related
addenda)」になされている。写真要素のオー
バーコート及び他の層は、Research Disc
losure、アイテム36544、セクションVI、
「UV色素/蛍光増白剤/蛍光色素(UV dyes/
optical brighteners/lumin
escent dyes)」、パラグラフ(1)に例示
されているような紫外線吸収剤を含むのが有用である。
オーバーコートが存在する時には、オーバーコートは、
表面接着性を減少させるために艶消剤を含有するのが有
効である。界面活性剤を一般的に塗布層に添加して、塗
布を容易にする。また、可塑剤及び滑剤を一般的に添加
して、写真要素の物理的取扱いを容易にする。帯電防止
剤を一般的に添加して、静電的放電を減少させる。界面
活性剤、可塑剤、滑剤及び艶消剤が、上記したRese
archDisclosure、アイテム36544、
セクションIX、「塗膜の物性変更添加剤(Coati
ng physical property modi
fying addenda)」に記載されている。
処理液脱色性ハレーション防止層を、乳剤層と支持体と
の間か、支持体の裏面に塗布して含む。このような層
は、上記したResearch Disclosur
e、アイテム36544、セクションVIII、「吸収
及び散乱物質(Absorbing and Scat
tering Materials)」、サブセクショ
ンB、「吸収物質(Absorbing materi
als)」及びサブセクションC「放電(Discha
rge)」に説明されている。
を形成することを意図したカラー写真要素、特にカラー
プリント(例えば、カラー印画紙)写真要素である。多
色像形成写真要素では、少なくとも3つの重畳乳剤層単
位を支持体に塗布して青色、緑色及び赤色露光輻射線を
別個に記録する。青色記録乳剤層単位は、典型的には処
理によりイエロー色素像を形成するように構成し、緑色
記録乳剤層単位は、典型的には処理によりマゼンタ色素
像を形成するように構成し、そして赤色記録乳剤層単位
は、典型的には処理によりシアン色素像を形成するよう
に構成する。各乳剤層単位は、スペクトルの青色、緑色
及び赤色領域の同じものに対して増感した1層、2層、
3層又はそれ以上の乳剤層を別個に含むことができる。
複数の乳剤層が同一の乳剤層単位に存在する時、これら
の乳剤層は典型的には感度が異なる。典型的には、バラ
ストしたヒドロキノン又はアミノフェノール等の酸化さ
れた現像剤スキャベンジャーを含有する中間層を、乳剤
層単位間に介在させて色汚染を回避する。また、紫外線
吸収剤も、一般的に乳剤層単位上又は中間層に塗布す
る。乳剤層単位のいずれの通常のシーケンスを用いても
よいが、以下のシーケンスが最も典型的である:
層配置は、上記したResearch Disclos
ure、アイテム36544、セクションXI、「層及
び層配置(Layers and layer arr
angements)」にさらに例示されている。多色
写真要素の各乳剤層単位は、色素像形成化合物を含有し
ている。色素像は、色素の選択的分解、形成又は物理的
除去により形成できる。予備成形した色素を物理的に除
去することにより像を形成する要素構成が、Resea
rch Disclosure、第308巻、1989
年12月、アイテム308119、セクションVII、
「色材」、パラグラフHに説明されている。色素又は色
素前駆体の分解により像を形成する要素構成が、上記し
たResearch Disclosure、アイテム
36544、セクションX、「色素像形成材及び調整
剤、サブセクションA、「銀色素漂白」に説明されてい
る。色素形成カプラーは、上記したResearch
Disclosure、アイテム36544、セクショ
ンX、サブセクションB、「像色素形成カプラー」に説
明されている。また、乳剤層単位に、上記したRese
arch Disclosure、アイテム3654
4、セクションX、サブセクションC、「像色素調整
剤」及びサブセクションD、「色相調整剤/安定化」に
例示されている色素像調整剤、色素色相調整剤及び像色
素安定剤を含有せしめることも意図される。色素、色素
前駆体、上記関連添加剤及び溶媒(例えば、カプラー溶
媒)を、上記したResearch Disclosu
re、アイテム36544、セクションX、サブセクシ
ョンE、「分散並びに色素及び色素前駆体」に例示され
ているように、分散体として乳剤層に含有させることが
できる。
された少なくとも一層の感光性ハロゲン化銀乳剤層とを
含んでなり、前記の少なくとも一層の感光性ハロゲン化
銀乳剤層が色素形成カプラーと水不溶性ポリマーの分散
体を含んでなり、前記ポリマーが約80℃以下のガラス
転移温度を有し、且つ水素結合ドナーである官能基を有
するポリマーを形成するモノマー単位少なくとも15重
量%から形成されている。
に現在商業的に使用されているもの、例えば、East
man Kodak Companyにより販売されて
いるEDGE(商標)、PORTRA(商標)又はSU
PRA(商標)カラー印画紙、富士写真フィルムにより
販売されているFUJI(商標)FA系カラー印画紙、
小西六工業により販売されているKONIKA(商標)
QA系カラー印画紙、Eastman Kodak C
ompanyにより販売されているDURATRANS
(商標)又はDURACLEAR(商標)ディスプレー
フィルム及び小西六工業により販売されているKONS
ENSUS−II(商標)ディスプレーフィルムにより
例示される。本発明の利点は、これらの処方のいずれか
を修正して本明細書に記載の要件に一致させることによ
り達成できる。達成される利点の正確な程度は、勿論、
処方の正確な詳細に依存するが、これらは、当業者には
容易に明らかであろう。
ましくは2当量カプラーとなることができる、置換ピラ
ゾロトリアゾール又は置換3−アミノピラゾロンマゼン
タ色素形成像カプラーを含んでいてもよい。用語「当
量」は、カプリング反応において形成される像色素の1
モル当りの還元される銀の間の形式的な化学量論的関係
を示す。米国特許第5,091,297号、第5,27
0,153号、第4,675,280号、第4,75
5,455号、第4,954,431号、第5,11
0,718号、第5,084,375号、第4,60
0,688号、第4,443,536号、及び第4,8
30,955号に記載されているカプラー及びカプラー
混合物は、本発明の実施にさらに有用である。
用できるカプラーは、色素1モルを形成するのに必要と
するAg+ の原子数に応じて、4当量又は2当量として
定義できる。銀レベルを減少させることを意図する場合
には、一般的に2当量カプラーを使用するのが好まし
い。4当量カプラーは、一般的にカプリング部位の水素
を異なるカプリング脱離基で置き換えることにより2当
量カプラーに転化できる。カプリング脱離基は、当該技
術分野において公知である。このような基は、カプラー
の反応性を変更できる。このような基は、カプラーが、
写真記録材料に塗布されているか、他の層である層に、
カプラーからの放出後、色素形成、色素の色相調整、現
像加速又は抑制、漂白加速又は抑制、電子移動の容易
化、色修正等の機能を果たすことにより、有利に影響す
ることができる。このようなカプリング脱離基の代表的
な種類には、例えば、クロロ、アルコキシ、アリールオ
キシ、ヘテロオキシ、スルホニルオキシ、アシルオキ
シ、アシル、ヘテロシクリル、スルホンアミド、メルカ
プトテトラゾール、ベンゾチアゾール、アルキルチオ
(メルカプトプロピオン酸等)、アリールチオ、ホスホ
ニルオキシ及びアリールアゾがある。これらのカプリン
グオフ基は、当該技術分野において、例えば、米国特許
第2,455,169号、第3,227,551号、第
3,432,521号、第3,476,563号、第
3,617,291号、第3,880,661号、第
4,052,212号及び第4,134,766号;並
びに英国特許及び公開公報第1,466,728号、第
1,531,927号、第1,533,039号、第
2,006,755A号及び第2,017,704A号
(これらに開示されている内容は、引用することにより
本明細書の開示の一部とされる)に記載されている。
423,730号、第2,474,293号、第2,7
72,162号、第2,895,826号、第3,00
2,836号、第3,034,892号、第3,04
1,236号、第4,883,746号並びに”Far
bkuppler − Eine Literatur
e Ubersicht”、Agfa Mitteil
ungen、第III巻、第156頁〜第175頁(1
961)等の代表的な特許及び刊行物に記載されている
酸化された発色現像主薬と反応してシアン色素を形成す
るカプラー等の像色素形成カプラーを、本発明の要素に
含めてもよい。
化された発色現像主薬と反応してマゼンタ色素を形成す
るカプラーは、米国特許第2,600,788号、第
2,369,489号、第2,343,703号、第
2,311,082号、第2,908,573号、第
3,062,653号、第3,152,896号、第
3,519,429号並びに”Farbkuppler
− Eine Literature Ubersi
cht”、Agfa Mitteilungen、第I
II巻、第126頁〜第156頁(1961)等の代表
的な特許及び刊行物に記載されている。好ましくは、こ
のようなカプラーは、酸化された発色現像主薬と反応し
てマゼンタ色素を形成するピラゾロン類、ピラゾロトリ
アゾール類、又はピラゾロベンゾイミダゾールである。
とりわけ好ましいカプラーは、1H−ピラゾロ〔5,1
−c〕−1,2,4−トリアゾール及び1H−ピラゾロ
〔1,5−b〕−1,2,4−トリアゾールである。1
H−ピラゾロ〔5,1−c〕−1,2,4−トリアゾー
ルカプラーの例が、英国特許第1,247,493号、
第1,252,418号、第1,398,979号;米
国特許第4,443,536号、第4,514,490
号、第4,540,654号、第4,590,153
号、第4,665,015号、第4,822,730
号、第4,945,034号、第5,017,465号
及び第5,023,170号に記載されている。1H−
ピラゾロ〔1,5−b〕−1,2,4−トリアゾールの
例が、ヨーロッパ特許出願第176,804号、第17
7,765号;米国特許第4,659,652号、第
5,066,575号及び第5,250,400号に見
出すことができる。
カプラーは、下式で表される:
換基であり;Rcは置換基(好ましくはアリール基)で
あり;Rdは置換基(好ましくはアニリノ、カルボンア
ミド、ウレイド、カルバモイル、アルコキシ、アリール
オキシカルボニル、アルコキシカルボニル、又はN−複
素環基)であり;Xは水素又はカプリングオフ基を表
し;そしてZa、Zb及びZcは独立的に置換されたメ
チン基、=N−、=C−、又は−NH−であり、但し、
Za−Zb結合又はZb−Zc結合が二重結合であり、
他のものが単結合であり、そしてZb−Zc結合が炭素
−炭素二重結合であるとき、芳香族環の一部分を形成し
てよく、Za、Zb及びZcの少なくとも一つが基Rb
に接続したメチン基を表す)。
ー色素を形成し且つ本発明の要素に有用であるカプラー
は、米国特許第2,875,057号、第2,407,
210号、第3,265,506号、第2,298,4
43号、第3,048,194号、第3,447,92
8号並びに”Farbkuppler − EineL
iterature Ubersicht”、Agfa
Mitteilungen、第III巻、第112頁
〜第126頁(1961)等の代表的な特許及び刊行物
に記載されている。このようなカプラーは、典型的には
開鎖ケトメチレン化合物である。また、例えば、ヨーロ
ッパ特許出願第482,552号、第510,535
号、第524,540号、第543,367号;並びに
米国特許第5,238,803号に記載されているもの
等のイエローカプラーも好ましい。
米国特許第3,619,195号及び第4,857,4
49号に記載されているような、前記ポリマーと前記色
素形成カプラーとを含んでなる混合油溶液を乳化するこ
とにより調製できる。好ましい実施態様によれば、色素
形成カプラーのポリマー含有分散体は、ローデッドラテ
ックス分散体として調製することもできる。これらは、
少なくとも3種類の方法によって調製できる。例えば、
米国特許第4,203,716号に記載されている第一
の方法では、ローディングされる疎水性の写真学的に有
用な化合物を揮発性又は水混和性補助溶媒に溶解し、こ
の溶液をポリマーラテックスを含有する水溶液と混合
し、そしてこの分散体を追加の水溶液で希釈するか、補
助溶媒を蒸発させてローディングを生じさせることが含
まれる。ローデッドラテックス配合物を調製するための
第二のより好ましい方法は、1995年2月17日出願
の同時出願、同時継続、普通譲渡の米国特許出願第08
/390,400号(ここに開示されている内容全体
は、引用することにより本明細書の開示の一部とされ
る)に記載されているようにして、写真学的に有用な化
合物を含んでなる油状溶液又は油状溶液の水性分散液
を、ポリマーラテックスの存在下で剪断又は乱流条件に
附し、十分な剪断によりローディングを生じさせること
である。ある種のローデッドラテックス配合物を調製す
るための第三の可能な方法は、1995年2月17日出
願の同時出願、同時継続、普通譲渡の米国特許出願第0
8/390,722号(ここに開示されている内容全体
は、引用することにより本明細書の開示の一部とされ
る)に記載されているようにして、単にポリマーラテッ
クスを、揮発性有機溶媒を含有しない分散油状溶液と、
界面活性剤の存在下、油状溶液とラテックスが混和する
ように十分な時間混合してから分散体を塗布してローデ
ィングを生じさせることである。
分散体の疎水性分散相の成分として含有させるのに十分
な程度に疎水性である。ポリマーは、塊状重合法や溶液
重合法により調製できる。可能な重合法のうちとりわけ
好ましい方法は、溶液中でビニルモノマーをラジカル重
合させる方法である。好ましいラテックスポリマーに
は、乳化重合により調製される付加ポリマーなどがあ
る。とりわけ好ましいものは、実質的に水混和性又は揮
発性溶媒をモノマーに添加してないラテックスとして調
製されたポリマーである。また、ポリマー溶液又は自己
分散ポリマーの乳化により調製された分散付加又は縮合
ポリマーも適当である。
は、水性エマルジョン中でビニルモノマーをラジカル重
合することにより調製されたものなどがある。水不溶性
ホモポリマーを形成するモノマーを含んでなるポリマー
が好ましく、もしポリマー全体の組成がラテックスを形
成するに十分に水不溶性であるならば、水溶性ホモポリ
マーを与えるモノマーを含んでなることもできるこのよ
うなモノマーのコポリマーでもよい(例えば、コポリマ
ーは、実質的に水不溶性のままである限りは、限定され
た量のイオン性モノマー(例えば、約1〜10重量%)
を含んでいてもよい)。
好ましいカラー印画紙、カラーネガ及びカラー反転写真
要素及び処理」、Research Disclosu
re、1995年2月、アイテム37038に記載の要
素に有利に含有させることができることも意図される。
種々の種類の硬膜剤が、本発明の要素との関連で有用で
ある。特に、ビス(ビニルスルホニル)メタン、ビス
(ビニルスルホニル)メチルエーテル、1,2−ビス
(ビニルスルホニルアセトアミド)エタン、2,4−ジ
クロロ−6−ヒドロキシ−s−トリアジン、トリアクリ
ロイル−トリアジン、及びピリジニウム1−(4−モル
ホリニルカルボニル)−4−(2−スルホエチル)内部
塩が特に有用である。また、米国特許第4,418,1
42号、第4,618,573号、第4,673,63
2号、第4,863,841号、第4,877,724
号、第5,009,990号、第5,236,822号
に開示されているような、いわゆる高速作用硬膜剤も有
用である。
エロー、シアン及び/又はマゼンタフィルター色素を水
中油滴型分散体、ラテックス分散体又は固体粒子分散体
として含んでなる、フィルター色素層を含有する写真要
素と組み合わせて使用してもよい。さらに、「スミアリ
ング」カプラーを含有する要素(例えば、米国特許第
4,366,237号;ヨーロッパ特許第96,570
号;米国特許第4,420,556号及び第4,54
3,323号に記載のようなもの)とともに使用しても
よい。
Disclosure、1979年11月、アイテム
18716及びResearch Disclosur
e、アイテム37038、1995年2月(ここに開示
されている内容は、引用することにより本明細書の開示
の一部とされる)に記載のような、反射カラープリント
を得ることが具体的に意図される。本発明の材料は、米
国特許第4,917,994号に記載のようなpH調整
支持体上に塗布した写真要素;酸素透過性の減少した支
持体上に塗布した写真要素(ヨーロッパ特許第553,
339号);エポキシ溶媒(ヨーロッパ特許第164,
961号);ニッケル錯体安定剤(例えば、米国特許第
4,346,165号、第4,540,653号及び第
4,906,559号);カルシウム等の多価カチオン
に対する感受性を減少させるための米国特許第4,99
4,359号に記載されるいるようなもの等のバラステ
ッドキレート化剤;及び米国特許第5,068,171
号に記載のような汚染減少化合物、と組み合わせて使用
できる。
/m2 未満の総銀を含有している。カラー印画紙処理の
環境上の影響を減少させる必要があるので、要素に使用
する総銀の量をできるだけ減少させるのが好ましい。し
たがって、0.65g/m2未満の総銀レベルが好まし
く、0.55g/m2 未満のレベルがさらに好ましい。
含有させた銀を潜像形成にのみに使用し、一方、過酸化
水素等の別の酸化剤が主要酸化剤としての役割を果たし
て発色現像剤と反応する、いわゆる現像増幅プロセスを
使用することにより、カラー印画紙写真要素に使用する
総銀を0.10g/m2 未満までさらに減少することが
できる。このようなプロセスは当該技術分野において周
知であり、例えば、米国特許第4,791,048号、
第4,880,725号及び第4,954,425号;
ヨーロッパ特許第487,616号;国際公開特許出願
第WO90/013,059号、第WO90/013,
061号、第WO91/016,666号、第WO91
/017,479号、第WO92/001,972号、
第WO92/005,471号、第WO92/007,
299号、第WO93/001,524号、第WO93
/011,460号;並びにドイツ国公開特許出願第O
LS4,211,460号に記載されている。
120mg/Agモル及びイオウ0.1〜20mg/A
gモルで利用される。金及びイオウの好ましい量は、金
0.5〜50mg/Agモル及びイオウ0.5〜5mg
/Agモルである。最も好ましくは、2〜60mg/2
50m2 /ハロゲン化銀乳剤粒子表面積のコロイド状硫
化金である。
される:
は炭素数6〜10、より好ましくは炭素数6)の芳香族
基である)。適当な芳香族基としては、例えば、ナフチ
ル及びフェニルがある。Arは、さらに置換されていて
もよく、非置換であってもよく、より好ましくはArは
非置換のものである。適当な置換基としては、例えば、
アルキル基(例えば、メチル、エチル、ヘキシル)、フ
ルオロアルキル基(例えば、トリフルオロメチル)、ア
ルコキシ基(例えば、メトキシ、エトキシ、オクチルオ
キシ)、アリール基(例えば、フェニル、ナフチル、ト
リル)、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、アリールオキ
シ基(例えば、フェノキシル)、アルキルチオ基(例え
ば、メチルチオ、ブチルチオ)、アリールチオ基(例え
ば、フェニルチオ)、アシル基(例えば、アセチル、プ
ロピオニル、ブチリル、バレリル)、スルホニル基(例
えば、メチルスルホニル、フェニルスルホニル)、アシ
ルアミノ基、スルホニルアミノ基、アシルオキシ基(例
えば、アセトシキ、ベンゾオキシ)、カルボキシル基、
シアノ基、スルホ基及びアミノ基がある。単純なアルキ
ル基及びアシルアミノ基が好ましい。
R−である。最も好ましいXは、−NH−である。もし
Xが−NR−であるならば、Rは写真乳剤においてジス
ルフィド化合物の意図する機能を妨害せず且つ化合物の
水溶性を維持する置換基である。適当な置換基には、例
えば、アルキル基(例えば、メチル、エチル、ヘキシ
ル)、フルオロアルキル基(例えば、トリフルオロメチ
ル)、アリール基(例えば、フェニル、ナフチル、トリ
ル)、スルホニル基(例えば、メチルスルホニル、フェ
ニルスルホニル)がある。単純なアルキル基及び単純な
フルオロアルキル基が好ましい。
る。したがって、芳香族基の一つだけが置換されている
化合物が含まれる。好ましくは、m及びrは、両方とも
1である。Xは、独立的にイオウに対して芳香族核にお
けるいずれかの位置にある。より好ましくは、分子は、
対称であり、好ましくはXはパラ位又はオルト位にあ
る。
る。好ましくは、Lは、非置換アルキレン基であり、通
常−(CH2 )n −(式中、nは0〜11の範囲であ
り、好ましくは1〜3である)である。Lの他の例を、
以下に示す。
そのイオン化された形態にあるならばカチオン種であ
る。カチオン種は、金属イオン又は有機イオンでよい。
有機カチオンとしては、例えば、アンモニウムイオン
(例えば、アンモニウム、テトラメチルアンモニウム、
テトラブチルアンモニウム)、ホスホニウムイオン(例
えば、テトラフェニルホスホニウム)及びグアニジル基
がある。好ましくは、Mは、水素又はアルカリ金属カチ
オンであり、ナトリウム又はカリウムイオンが最も好ま
しい。
に示す。化合物I−A〜I−Hが好ましく、化合物I−
D及びI−Eが最も好ましい。
能な原料を用いて、容易に調製される。可溶性二硫化物
のほとんどは、二硫化アミノフェニル又は二硫化ヒドロ
キシフェニルと適当な環状無水物とを反応させた後、重
炭酸ナトリウム等の遊離二酸をそのアニオン形に添加す
ることにより得ることができる。他の可溶性二硫化物
は、二硫化アミノフェニル又は二硫化ヒドロキシフェニ
ルとジカルボン酸モノエステルのモノクロリドとを反応
させた後、エステルを加水分解してカルボン酸とするこ
とにより得ることができる。
の適当な量で使用できる。本発明に適当な典型的な量
は、0.1〜500mg/Agモルである。好ましい量
は、約1〜約100mg/Agモルである。低カブリを
維持して最良の写真感度を提供するには、2〜50mg
/Agモルが最も好ましい。以下、実施例により、本発
明の実施を説明する。これらの実施例は、本発明の全て
の可能な変更態様であることを意図しない。「部」及び
「%」は、特記のない限りは、重量基準である。
ラチンしゃく解剤とチオエーテル熟成剤とを入れて十分
に攪拌した反応器に添加することにより、イエロー乳剤
YE1を調製した。得られた乳剤は、エッジ長さが0.
6μmである立方状粒子を含有していた。硫化第一金の
コロイド状懸濁液を添加することによりこの乳剤を最適
増感し、昇温して60℃とした。この昇温中に、青色増
感色素、色素1、ヘキサクロロイリジウム酸カリウム、
リップマン臭化物及び1−(3−アセトアミドフェニ
ル)−5−メルカプトテトラゾールを添加し、続いて冷
却した。YE1を塗布フォーマット1に使用して、印画
紙試料1を作製した。試料1について、感度、色調濃度
及びウエット・アブレージョン感受性を、以下のように
して測定した。
グステンランプにより0.5秒間露光した後、ローラー
トランスポートプロセッサーにおいてKODAK EK
TACOLOR RA−4 処理薬剤で処理した。赤感性
層の濾過はラッテン70であり、緑感性層についてはラ
ッテン99+0.3中性濃度であり、青感性層について
はラッテン48+2B+0.8中性濃度であった。乳剤
塗膜性能は、(a)濃度0.8での写真スピード(相対
対数露光量単位)、(b)スピードポイントよりも0.
2LogE低い露光量での小スケール「足」濃度により
判断した。
COLOR RA−4処理薬剤により処理した。現像液
に約10秒間入れ、固まりを増加させて直径1.6mm
(0.063インチ)の針に適用し、試料の乳剤側に衝
突させた。使用重量は、6〜30gであった。印画紙に
目に見えるマークがないか検査した。印画紙に、全ての
重量でマークが見られたときには、その印画紙は、「不
良」とした。一方、マークが観察されなかった時には、
その印画紙は、「良好」とした。 試料2 ヨウ化カリウムを、製造プロセスの90%±3%で添加
して、粒子に、銀の0.2%±0.1%でヨウ化銀の帯
を形成した以外は、試料1と同様にしてイエロー乳剤Y
E2を調製した。硫化第一金のコロイド状懸濁液を添加
することによりこの乳剤を最適増感し、昇温して60℃
とした。この昇温中に、青色増感色素、色素1、ヘキサ
クロロイリジウム酸カリウム、リップマン臭化物及び1
−(3−アセトアミドフェニル)−5−メルカプトテト
ラゾールを試料1のようにして添加した。YE2を塗布
フォーマット1に使用して、印画紙試料2を作製した。
試料2について、感度、濃度及び感受性を、試料1のよ
うにして測定した。 試料3 ペンタクロロニトロシルオスミウム酸セシウムを製造プ
ロセスの1%〜70%添加し、ヘキサシアノルテニウム
酸カリウムを製造法の75〜80%添加した後、ヨウ化
カリウムを製造法の90%±3%で添加して粒子に銀の
0.2%±0.1%でヨウ化銀の帯を形成した以外は、
試料2と同様にしてイエロー乳剤YE3を調製した。得
られた乳剤は、エッジ長さが0.6μmの立方状粒子を
含有していた。硫化第一金のコロイド状懸濁液を添加す
ることによりこの乳剤を最適増感し、昇温して60℃と
した。この昇温中に、青色増感色素、色素1、ヘキサク
ロロイリジウム酸カリウム、リップマン臭化物及び1−
(3−アセトアミドフェニル)−5−メルカプトテトラ
ゾールを添加した。YE3を塗布フォーマット1に使用
して、印画紙試料3を作製した。試料3について、感
度、濃度及び感受性を、試料1のようにして測定した。 試料4 ペンタクロロニトロシルオスミウム酸セシウムを、試料
YE3で使用したよりも50%上である絶対レベルで、
製造プロセスの1%〜70%添加し、ヘキサシアノルテ
ニウム酸カリウムを製造プロセスの75〜80%添加
し、ヨウ化カリウムを製造プロセスの90%±3%で添
加して粒子に銀の0.2%±0.1%でヨウ化銀の帯を
形成した以外は、試料3と同様にしてイエロー乳剤YE
4を調製した。得られた乳剤は、エッジ長さが0.6μ
mの立方状粒子を含有していた。硫化第一金のコロイド
状懸濁液を添加することによりこの乳剤を最適増感し、
昇温して60℃とした。この昇温中に、青色増感色素、
色素1、ヘキサクロロイリジウム酸カリウム、リップマ
ン臭化物及び1−(3−アセトアミドフェニル)−5−
メルカプトテトラゾールを添加した。YE4を塗布フォ
ーマット1に使用して、印画紙試料4を作製した。試料
4について、感度、濃度及び感受性を、試料1のように
して測定した。 試料5 ペンタクロロニトロシルオスミウム酸セシウムを製造プ
ロセスの1%〜70%添加し、ヘキサシアノルテニウム
酸カリウムを製造プロセスの75〜80%添加し、ヨウ
化カリウムを製造法の90%±3%で添加して粒子に銀
の0.2%±0.1%でヨウ化銀の帯を形成した以外
は、試料4と同様にしてイエロー乳剤YE5を調製し
た。得られた乳剤は、エッジ長さが0.6μmの立方状
粒子を含有していた。添加物I−E及び硫化第一金のコ
ロイド懸濁液を添加することによりこの乳剤を最適増感
し、昇温して60℃とした。この昇温中に、青色増感色
素、色素1、ヘキサクロロイリジウム酸カリウム、リッ
プマン臭化物及び1−(3−アセトアミドフェニル)−
5−メルカプトテトラゾールを添加した。YE5を塗布
フォーマット1に使用して、印画紙試料5を作製した。
試料5について、感度、濃度及び感受性を、試料1のよ
うにして測定した。
1から、試料1の所望の感度及び足濃度位置が、試料5
によってのみ達成でき、試料5が試料1よりも、優れた
ウエット・アブレージョン感受性及び足濃度を示す点で
向上していることが明らかである。 表 1 塗膜番号 感度 濃度 ウエット・アブレージョン 備考 感受性 試料 1 100 100 不良 比較例 試料 2 108 118 不良 比較例 試料 3 103 108 不良 比較例 試料 4 96 102 不良 比較例 試料 5 100 90 良好 本発明例 塗布フォーマット1 レイダウン mg/m2 層:青感性層 ゼラチン 1300 青感性銀 640 Y−1 440 ST−1 440 S−1 190 層:中間層 ゼラチン 650 SC−1 55 S−1 160 層:緑感性層 ゼラチン 1100 緑感性銀 70 M−1 270 S−1 75 S−2 32 ST−2 20 ST−3 165 ST−4 530 層:UV中間層 ゼラチン 635 UV−1 30 UV−2 160 SC−1 50 S−3 30 S−1 30 層:赤感性層 ゼラチン 1200 赤感性銀 170 C−1 365 S−1 360 UV−2 235 S−4 30 SC−1 3 層:UVオーバーコート ゼラチン 440 UV−1 20 UV−2 110 SC−1 30 S−3 20 S−1 20 層:SOC ゼラチン 490 SC−1 17 SiO2 200 界面活性剤 2 付表
/n−ブチルアクリレートコポリマー(50:50) S−1=フタル酸ジブチル
ンビス(2−エチルヘキサノエート)
チルアセテート
ブレージョンに対する耐性が向上した写真カラー印画紙
が提供される。この印画紙は、処理中に湿潤状態にある
間、非像様現像が印画紙表面のアブレージョンに起因し
ないので、向上した像形成が得られる。
連において次に記載する。 (態様1)ヨウ塩化銀粒子を含んでなる写真乳剤であっ
て、前記粒子がさらにオスミウム及びルテニウムを含ん
でなり、0.1〜120mg/Agモルの量の金と0.
1〜20mg/Agモルの量のイオウで化学増感され、
そして下式:
しくは−NR−(式中、Rは置換基である)であり、m
及びrは独立的に0、1もしくは2であり;Mは−Hも
しくはカチオン種であり;Arは芳香族基であり;そし
てLは結合基(ここで、pは0もしくは1である)で表
されるジスルフィド化合物を含んでなる、ことを特徴と
する写真乳剤。
錯体を含んでなる、態様1に記載の写真乳剤。 (態様3)前記ルテニウムが、シアン化物錯体を含んで
なる、態様1に記載の写真乳剤。 (態様4)前記金が、0.1〜120mg/Agモルの
量で存在する、態様1に記載の写真乳剤。
/Agモルの量で存在する、態様1に記載の写真乳剤。 (態様6)前記ヨウ塩化物乳剤のハロゲン化銀粒子が、
立方粒子の相対的配向及び間隔を満たす{100}結晶
面により部分的に境界が定められており、総銀基準で
0.05〜1モル%のヨウ化物を含有し、最大ヨウ化物
濃度が粒子の中心よりも表面に近く位置している、態様
1に記載の乳剤。
て、m及びrが1であり;Arが炭素数6〜10の芳香
族基であり;pが1であり;そしてLが−(CH2 )n
−(ここで、nは0〜11である)である、態様1に記
載の写真乳剤。 (態様8)前記ジスルフィド化合物において、Arが炭
素数6の芳香族環であり;Lが−(CH2 )n −(ここ
で、nは1〜3である)であり;そしてMが−H−又は
アルカリ金属カチオンである、態様1に記載の写真乳
剤。
て、Xは−NH−である、態様1に記載の写真乳剤。 (態様10)前記ハロゲン化銀乳剤が、50モル%超塩
化銀である、態様1に記載の写真乳剤。 (態様11)前記ハロゲン化銀乳剤が、95モル%超塩
化銀である、態様1に記載の写真乳剤。
らに含んでなる、態様1に記載の写真乳剤。 (態様13)前記イリジウムが、1×10- 9 〜1×1
0- 5 モル/銀モルの量で存在する、態様11に記載の
写真乳剤。 (態様14)前記乳剤の前記ヨウ塩化銀粒子が、3対の
等距離間隔の平行{100}結晶面を含んでなり、総銀
の少なくとも50%を有するコア、厚さ5nm超のヨウ
化物非含有表面シェル及び最大ヨウ化物濃度を有する亜
表面シェルを形成する制御された非均一ヨウ化物分布で
総銀基準で0.05〜3モル%のヨウ化物を含有する、
態様1に記載の写真乳剤。
イズの変動係数が、35%未満であり、態様14に記載
の乳剤。 (態様16)前記コアが、総銀の少なくとも85%を含
有する、態様14に記載の乳剤。 (態様17)粒子を形成するヨウ化物が、粒子のコアか
ら排除されている、態様14に記載の乳剤。
いる総銀の少なくとも85%を占める、態様14に記載
の乳剤。 (態様19)前記乳剤を、10°Kの390nmの電磁
輻射線に当てたときに、450〜470nmの波長範囲
及び500nmで刺激蛍光放出を示し、450〜470
nmの波長範囲での刺激蛍光放出のピーク強度が500
nmでの刺激蛍光放出強度の2倍を超える、態様14に
記載の写真乳剤。
剤を含んでなる写真要素であって、前記粒子がさらにオ
スミウム及びルテニウムを含んでなり、0.1〜120
mg/Agモルの量の金と0.1〜20mg/Agモル
の量のイオウで化学増感され、そして下式:
しくは−NR−(式中、Rは置換基である)であり、m
及びrは独立的に0、1もしくは2であり;Mは−Hも
しくはカチオン種であり;Arは芳香族基であり;そし
てLは結合基(ここで、pは0もしくは1である)で表
されるジスルフィド化合物を含んでなる写真要素。
んでなり、前記青感性層がイエローカプラーと水不溶性
ポリマーとを含んでなり、前記ポリマーが約80℃以下
のガラス転移温度を有し、且つ水素結合ドナーである官
能基を有するポリマーを形成するモノマー単位少なくと
も15重量%から形成されている、ことを特徴とする、
態様20に記載の写真要素。
んでなり、前記緑感性層がピラゾロアゾールカプラーを
含んでなる、態様20に記載の写真要素。(態様23)
前記ピラゾロアゾールカプラーが、
に記載の写真要素。 (態様24)前記乳剤の前記ヨウ塩化銀粒子が、3対の
等距離間隔の平行{100}結晶面を含んでなり、総銀
の少なくとも50%を有するコア、厚さ5nm超のヨウ
化物非含有表面シェル及び最大ヨウ化物濃度を有する亜
表面シェルを形成する制御された非均一ヨウ化物分布で
総銀基準で0.05〜3モル%のヨウ化物を含有する、
態様20に記載の写真要素。
イズの変動係数が、35%未満であり、態様24に記載
の写真要素。 (態様26)前記コアが、総銀の少なくとも85%を含
有する、態様24に記載の写真要素。 (態様27)粒子を形成するヨウ化物が、粒子のコアか
ら排除されている、態様24に記載の写真要素。
いる総銀の少なくとも85%を占める、態様24に記載
の写真要素。 (態様29)前記乳剤を、10°Kの390nmの電磁
輻射線に当てたときに、450〜470nmの波長範囲
及び500nmで刺激蛍光放出を示し、450〜470
nmの波長範囲での刺激蛍光放出のピーク強度が500
nmでの刺激蛍光放出強度の2倍を超える、態様24に
記載の写真要素。
満のTg を有する、態様21に記載の写真要素。 (態様31)前記ポリマーが、約45℃未満のTg を有
する、態様21に記載の写真要素。 (態様32)前記ポリマーが、約40℃以下のTg を有
する、態様21に記載の写真要素。
0℃を超えるホモポリマーを形成するH結合を供与でき
るモノマーと、Tg が約40℃未満のホモポリマーを形
成するエチレン性不飽和コモノマーとのコポリマーであ
る、態様21に記載の写真要素。 (態様34)前記ポリマーが、H結合を供与できるアル
キルアクリルアミドと、Tg が約40℃未満のホモポリ
マーを形成するエチレン性不飽和コモノマーとのコポリ
マーである、態様33に記載の写真要素。
クリルアミドとアクリレートエステルとのコポリマーで
ある、態様34に記載の写真要素。 (態様36)前記ポリマーが、乳化重合により調製され
たラテックスである、態様21に記載の写真要素。 (態様37)前記ラテックスが、アニオン性モノマー約
1〜10重量%含んでなる、態様36に記載の写真要
素。
散体の形態であり、前記色素形成カプラーを添加したラ
テックス分散体と前記ポリマーラテックスとを含んでな
る、態様37に記載の写真要素。 (態様39)前記イエロー色素形成カプラーが、アシル
アセトアニリド化合物である、態様21に記載の写真要
素。
ーが、ピバロイルアセトアニリド化合物である、態様2
1に記載の写真要素。 (態様41)前記ポリマーが、Tg が約80℃を超える
ホモポリマーを形成するH結合を供与できるモノマー
と、Tg が約40℃未満のホモポリマーを形成するエチ
レン性不飽和コモノマーとのコポリマーである、態様2
1に記載の写真要素。
与できるアルキルアクリルアミドと、Tg が約40℃未
満のホモポリマーを形成するエチレン性不飽和コモノマ
ーとのコポリマーである、態様21に記載の写真要素。 (態様43)前記ポリマーが、アルキルアクリルアミド
とアクリレートエステルとのコポリマーである、態様2
1に記載の写真要素。
感性ハロゲン化銀乳剤を含んでなり、前記ポリマーがエ
チレン性不飽和モノマーから得たコポリマーを含んでな
り、前記コポリマーが水素結合ドナーである官能基を有
するモノマー20〜80重量%と水素結合ドナーである
モノマーよりも水に対する溶解度が低いモノマー少なく
とも20重量%とを含んでなる、態様21に記載の写真
要素。
クリルアミドモノマー20〜80重量%と、前記アルキ
ルアクリルアミドモノマーよりも水への溶解度が低いモ
ノマー少なくとも20重量%とを含んでなる、態様44
に記載の写真要素。 (態様46)前記色素形成カプラーと水不溶性ポリマー
の分散体が、永久カプラー溶媒を実質的に含有しない、
態様21に記載の写真要素。
らに含んでなる、態様21に記載の写真要素。 (態様48)前記イリジウムが、1×10- 9 〜1×1
0- 5 モル/銀モルの量で存在する、態様21に記載の
写真要素。以上、本発明を、特に、好ましい実施態様に
より詳細に説明したが、本発明の精神及び範囲内におい
て修正及び変更を行なうことができることは、理解され
るところであろう。
Claims (2)
- 【請求項1】 ヨウ塩化銀粒子を含んでなる写真乳剤で
あって、前記粒子がさらにオスミウム及びルテニウムを
含んでなり、0.1〜120mg/Agモルの量の金と
0.1〜20mg/Agモルの量のイオウで化学増感さ
れ、そして下式: 【化1】 (式中、Xは独立的に−O−、−NH−もしくは−NR
−(式中、Rは置換基である)であり、m及びrは独立
的に0、1もしくは2であり;Mは−Hもしくはカチオ
ン種であり;Arは芳香族基であり;そしてLは結合基
(ここで、pは0もしくは1である)で表されるジスル
フィド化合物を含んでなる、ことを特徴とする写真乳
剤。 - 【請求項2】 ヨウ塩化銀粒子を含む写真乳剤を含んで
なる写真要素であって、前記粒子がさらにオスミウム及
びルテニウムを含んでなり、0.1〜120mg/Ag
モルの量の金と0.1〜20mg/Agモルの量のイオ
ウで化学増感され、そして下式: 【化2】 (式中、Xは独立的に−O−、−NH−もしくは−NR
−(式中、Rは置換基である)であり、m及びrは独立
的に0、1もしくは2であり;Mは−Hもしくはカチオ
ン種であり;Arは芳香族基であり;そしてLは結合基
(ここで、pは0もしくは1である)で表されるジスル
フィド化合物を含んでなる写真要素。
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